kagemiya@ふたば

【元ネタ】メソポタミア神話、ウガリット神話
【CLASS】アーチャー/アルターエゴ
【真名】シャマシュ〔サン・レイ〕
【異名・別名・表記揺れ】シャプシュ、シャパシュ、「太陽光線」
【性別】女(可変)
【身長・体重】168cm・---kg
【肌色】白め
【髪色】金
【瞳色】金
【スリーサイズ】86/58/84
【外見・容姿】輝く金の長髪をたなびかせ、後光が射している有翼のおねえさん女神系アバター
【属性】混沌・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・バーチャル
【ステータス】筋力：C 耐久：B+ 敏捷：EX 魔力：A++ 幸運：C 宝具：EX

分霊の一種。
陽光の権能の分離発露、「太陽光」を媒介とした神格の顕現。
その保有魔力量は並の英霊を大きく超えており、召喚儀式さえ他者に行ってもらえばマスター無しでの現界も年単位で可能。

魔術に対する耐性。A+以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師では魔術でシャマシュに傷をつけられない。

太陽神シャマシュ/シャプシュより分霊として分離、確立した権能の一つ、「陽光」。「照らす」「観測する」という力を持つ太陽の光そのもの。
これにより、サーヴァントとしてのシャマシュはその実体を、太陽神の感覚器たる「太陽光」そのものとして現界している。
効果としては、日中限定の千里眼。少しでも日の光が届く場所のことであれば自在に観測できる。

また、いわば自分の母体でもある太陽のコンディションの影響をダイレクトに受けて霊基の調子が変調する上、日没後は例え月を介して太陽光が届いていてもこのスキルは使用できない。
これはメソポタミアにおいて太陽より月の格が高かったことに由来する、伝承による封印である。

同じく陽光の権能より派生した、冥界を照らす神としてのシャマシュの神格の発露。深夜モード。
信仰規模の差から出力は下がるものの、こちらのモードで起動することで夜間であっても安定した現界をすることが可能。

…本来は「サン・レイ」状態のシャマシュではこの神格の起動は不可能…なのだが、ユーチューバーとしてバーチャル太陽の女神と化したことを利用、視聴者がある程度暗い部屋でPCやスマートフォンを起動することにより「暗闇を照らす」伝承の力を得て、無理くりに起動させている状態。

二つにして一つの神核が派生したスキル。
サーヴァントとしての特性をそのままキャラ付けとして転用している。

また、霊体そのものが「光」の特性を帯びているため、直接電子機器の内部に侵入してバーチャル存在として振る舞うことができる。
それこそが女神サン・レイの正体であり、リアルな中の人などいないのである。

魔力を放出することによるブースト、またこのランクともなると魔力そのものを発射することも可能。
また、神核の影響でシャマシュの実体はこの魔力そのものとなっているため、バーチャル空間においては変化、幻術などの類似スキルとしても作用する。

バーチャル空間での魔力放出は、光の演出として変異した。
小道具その他もろもろは全てこのスキルによるもの。
実際にプログラムを打ち込んで現出させているのではなく、このスキルによってバーチャル空間に光の実像を直接構築しているのである。

なお一応、それらに関する質問をされた時用に同じ状況を演出できる機材は頑張って調べて暗記している。

英雄を作り出すスキル。彼女の場合はいわゆる主人公補正を与える力。
英雄王ギルガメッシュ、英雄神バアルといった、中心となって物語を動かしうる存在への個人的加護。
シャマシュの性質として、万物を照らす太陽でありながらも英雄に対する個人神である、という側面があり、そのためこのスキルによる「主人公」の強化能力、及びそれに対する興味は神核分離をしても失われていない。

物語における中心的存在に一心に加護を与えるスキル……が、道を踏み外したもの。
英雄の個人神としての性質(と性癖)からこと主人公と称されるものには否応なく興味を惹かれるシャマシュは、現代世界においての物語の最大手ともいえるアニメ、漫画を神核を活用して読み漁った。
その結果として、ギルガメッシュとエルキドゥの件に発端を持つBL好きが覚醒したようである。

ランク：B+ 種別：対城〜対国宝具 レンジ：0〜50 最大捕捉：5000

シャマシュを祀る白い神殿、エバッバルが宝具と化したもの。
二つの街に神殿が置かれ、更に民間で広く信仰された逸話から、この宝具の真名を開放すると、一瞬でAランクの陣地作成スキルに匹敵する神殿クラスの陣地を作成できる。
陣地内では神核の出力が向上、神霊クラスサーヴァントとしての圧巻の性能を見せ付けるが、それでもサン・レイとしての現界では「陽光」以外の権能や神格を振るうことは不可能である。

ランク：EX 種別：対界宝具 レンジ：1〜500 最大捕捉：500

陽光の権能の具現。真名開放により両肩に現出する日輪型の魔力砲台。
最大出力では全方位かつ超広範囲を光の速度で焼き尽くす破壊的な宝具となるが、基本的には出力と照射方向を絞って平和的目的に使用される。
また、「照らす」ことによる存在の証明、及び観測の概念を帯びているため、この宝具はレンジ内に存在するもののみならず、「そこにいるが、存在しないもの」まで全てを対象として発動できる(次元のズレによる防御を無効化する)。

由来は、日の出ている間は地上全てを照らし、夜であっても冥界を照らす事で霊たちを鎮めるというシャマシュの光。
かつてはギルガメッシュの嘆願により、この宝具で冥界に縦穴をぶち開けたこともある。

ランク：D+(目指せEX) 種別：対インターネット宝具 レンジ：インターネット内 最大捕捉：画面の前、光が届く限り

第一宝具による陣地をバーチャル空間上に構築することで開設したYouTubeチャンネル。
座標的にはサーバー内部にデータ化した陣地が構築されている状態であり、高い配信能力・負荷耐性はそれに由来する。

なお、当然鯖落ちしたら陣地が壊れるため、その際には再度宝具を使うこととなる。
魔力量が絶大とはいえ流石に堪えるらしく、サーバーの復帰直後は昼でも何だか弱々しい。

いつもはバーチャルスポットライトとして使っている第二宝具。
もしバーチャル空間で最大出力での真名開放を行った場合、サーバーどころか視聴しているPC全ての画面が焼き付くだろう。

メソポタミア神話に登場し、主に英雄王ギルガメッシュ、そして人間たちの強い味方として振る舞う太陽神。
元来は女神であり、もともと別の太陽神であったウトゥとの習合によりいつしか男神になったと言われている……が、今回は、同じ名の由来を持ち、根源的には同一存在と言えるウガリット神話の太陽の女神シャパシュと自身を習合することによって女神の姿での現界を果たしている。

実際には、再び世界を照らし観測することを目的として、アルターエゴとしてシャマシュより切り離された「陽光」の権能がシャパシュと融合しサーヴァント化した、と言った方が正しい。
……現世の観測の方法が「光」である自身の特性を活用してネットワークに潜り込むことであった事まではともかく、よもやクラス：ユーチューバーになるとは本体は思っていなかったようであるが。

なお、現界の経緯上、彼女の真名は「太陽光線」…即ちサン・レイであると言っても誤りではなく、またエーテル体そのものがバーチャル空間に存在している都合上、サーヴァントとしてはもともと名前も姿も隠していない''・・・・・・・・・・・・・・・''という特異なユーチューバーサーヴァントでもある。
そのため、インターネットに明るい魔術師たちの中には、彼女に接触するためにYouTuberとして活動を始めた者がいるとかいないとか。

基本的にYouTube活動時とサーヴァントとしての活動時で性格の違いはない。攻撃にダメージ判定があるかないか程度である。
戦闘中でもカメラが気になってしまうのが最近の悩みらしい。

ちなみに、神格としてのシャマシュ本体に比べ、「陽光」のみの摘出であるサン・レイは人類全体に対する愛情が深い。
限られた英雄や祈りの言葉に対して加護を与える本体とは違い、「平等に降り注ぐ」という本能が働いているためである。

ギルガメッシュ：お気に。
その誕生を祝福する事から始まり、冒険の手伝い、嘆願の受理、神々に対する弁護など徹頭徹尾味方として振る舞った。
フンババ征伐の際にはついに直接攻撃での援護まで行っており、あまりの過保護ぶりと人間好きさ故に神々の一柱エンリルにガチギレされた結果としてエルキドゥが死ぬ羽目になった。

エルキドゥ：ギルガメッシュ共々助けた相手。間接的に彼が人間の味方となるように扇動したとも見て取れる。
彼が死する判決が下った際には最後まで反論し、覆せなかった後にもギルガメッシュと友になった事や人らしい心を手に入れた事を説き、彼の死への恐れを和らげようとした。

イシュタル、エレシュキガル：双子だったり妹だったりする女神達。
神話ではあまり絡まないが、少なくとも冥界に大穴を開けた時には確実にエレシュキガルには迷惑をかけているだろう。
なおバーチャル女神としては彼女たちでBLの妄想をしている。なんのこっちゃ。

フンババ：同一視されるウトゥのお気に。前述したエンリルが手塩にかけて恐怖の象徴に据えたりもしている。
だが、ギルガメッシュが彼を倒したいと言ったのでホイホイ手伝ってしまった。
神々の護り手である彼そのものにはさしたる恨みはないのだが、シャマシュにとっては自分たち神々よりも人間よりもギルガメッシュが大事だったのである。

ポッキアッピ：「だだだ誰なのだわー！？」



バアル：シャパシュとしてのお気に。他の神々との揉め事解決をよく手伝っており、アナトに細切れにされた後再度復活した死の神モートに半ば恫喝する形でバアルの事を認めさせた逸話などが有名。

ベルゼブブ：あまりのナイスBL具合に鼻血を吹いて倒れる。
しかも悪魔としての彼とは別に面識がないので、至極単純にカプ要因として認識するのみ。

アナト、アスタルテ、アシュレト：バアルの嫁s。神格として見るならば妹分か。
原典では、アナトの懇願を受け入れて魂の抜けたバアルの身体を持って来たりしている。
現世で妹萌えを理解したのはこちらの影響が大きい。

VTuberに本物のバーチャル生命体が混ざってるって凄くロマンじゃありません？