最終更新: nevadakagemiya 2020年06月06日(土) 00:10:00履歴
【元ネタ】マレー年代記 /ハン・トゥア物語
【CLASS】バーサーカー
【真名】ハン・トゥア
【性別】男性
【身長・体重】195cm・91kg
【容姿】簡素な造りの服を身に着けた鋭い目付きの男
【属性】秩序・狂
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
【CLASS】バーサーカー
【真名】ハン・トゥア
【性別】男性
【身長・体重】195cm・91kg
【容姿】簡素な造りの服を身に着けた鋭い目付きの男
【属性】秩序・狂
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
なお、ステータスは補正前の値。
身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
なお、ステータスは補正前の値。
東南アジア地方に伝わる伝統的な武術。プンチャック・シラットとも。
舞踊に似た動きを主体とし、呼吸法や瞑想による気の運用も重視される。
また、密林での戦いから始まったものであるために、地形を利用した戦闘も得意。
伝説的なシラットの達人であるハン・トゥアは、このスキルを最高ランクで修得している。
舞踊に似た動きを主体とし、呼吸法や瞑想による気の運用も重視される。
また、密林での戦いから始まったものであるために、地形を利用した戦闘も得意。
伝説的なシラットの達人であるハン・トゥアは、このスキルを最高ランクで修得している。
ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
『無双』とあるが、例外的にこの時代のこの国には、二人の『無双』が存在する。
一人はこのハン・トゥア、そしてもう一人は兄弟弟子であり親友のハン・ジェバットである。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
『無双』とあるが、例外的にこの時代のこの国には、二人の『無双』が存在する。
一人はこのハン・トゥア、そしてもう一人は兄弟弟子であり親友のハン・ジェバットである。
『花散る盾剣』
防御型の宝具ではあるが、その形態は剣であり当然武器としても使える。
シラットには剣を始めとした様々な武器術も含まれ、その戦闘能力は脅威。
『気』
主に東洋圏の武術に共通する技術。シラットにおいてはインパワーと呼ばれる。
西洋魔術的に解釈すれば、特殊な身体操作や精神制御による戦闘向けの魔力運用。
周囲の気配の感知や自身の気配の隠匿、単純な身体強化や打撃力・耐久力・機動力の向上に、物理的破壊力とは別種の内面破壊など、その技術の幅は広い。
狂戦士の咆哮と共に放たれる気当たりは、武の心得もなく魔術師でもない一般人にとってはそれだけで致命傷にさえ成り得る。
防御型の宝具ではあるが、その形態は剣であり当然武器としても使える。
シラットには剣を始めとした様々な武器術も含まれ、その戦闘能力は脅威。
『気』
主に東洋圏の武術に共通する技術。シラットにおいてはインパワーと呼ばれる。
西洋魔術的に解釈すれば、特殊な身体操作や精神制御による戦闘向けの魔力運用。
周囲の気配の感知や自身の気配の隠匿、単純な身体強化や打撃力・耐久力・機動力の向上に、物理的破壊力とは別種の内面破壊など、その技術の幅は広い。
狂戦士の咆哮と共に放たれる気当たりは、武の心得もなく魔術師でもない一般人にとってはそれだけで致命傷にさえ成り得る。
ハン・トゥア。マレーの伝説的な英雄、15世紀マラッカ王国の海軍提督。
幼馴染であるハン・ジェバットら四人の仲間たちと共に、アディプトラ師のもとでシラットを学び鍛錬に励む。
ある日、山を下りた彼らは当時国王を悩ませていた海賊をその技で退治することに成功し、この功績により王に仕え軍属の立場となるのだった。
その後ハン・トゥアは順調に出世していくのだが、それを妬んだものに無実の罪を着せられて王に死刑を言い渡されてしまう。
だが実際には死刑を執行されたと偽装して密かに逃亡することに成功し、ハン・トゥアは離れた地で隠遁生活を送ることになった。
……のだが、そのことを知らず、ただ親友が罪を着せられ処刑されたと思ったハン・ジェバットは、それを不服として王に逆らい反乱を起こした。
一騎当千の実力を持つハン・ジェバットとその部下たちを止められるものなどいるはずもなく、国は大混乱に陥ってしまう。
あわや国の崩壊の危機という時になって、王はハン・トゥアが実はまだ生きていたことを知り、ただ一人ハン・ジェバット止められるその男を呼び戻し刑を免除し――。
そして、ハン・トゥアとハン・ジェバットの七日間に渡る死闘が始まる。
――かつてのマラッカにおいては、王への忠誠は他の全てに優先するという価値観があった。
それに殉じて、どこまでも忠義を貫いたハン・トゥア。
それさえも捨て、友の名誉ために怒ったハン・ジェバット。
……争う理由など、どこにもないはずの二人であった。
果たして、最後に立っていたのはハン・トゥアだった。
ハン・ジェバットとの決闘の後もハン・トゥアはマラッカに仕え続け、最後は剣を手放して川に投げ込むと永遠の眠りについた。
幼馴染であるハン・ジェバットら四人の仲間たちと共に、アディプトラ師のもとでシラットを学び鍛錬に励む。
ある日、山を下りた彼らは当時国王を悩ませていた海賊をその技で退治することに成功し、この功績により王に仕え軍属の立場となるのだった。
その後ハン・トゥアは順調に出世していくのだが、それを妬んだものに無実の罪を着せられて王に死刑を言い渡されてしまう。
だが実際には死刑を執行されたと偽装して密かに逃亡することに成功し、ハン・トゥアは離れた地で隠遁生活を送ることになった。
……のだが、そのことを知らず、ただ親友が罪を着せられ処刑されたと思ったハン・ジェバットは、それを不服として王に逆らい反乱を起こした。
一騎当千の実力を持つハン・ジェバットとその部下たちを止められるものなどいるはずもなく、国は大混乱に陥ってしまう。
あわや国の崩壊の危機という時になって、王はハン・トゥアが実はまだ生きていたことを知り、ただ一人ハン・ジェバット止められるその男を呼び戻し刑を免除し――。
そして、ハン・トゥアとハン・ジェバットの七日間に渡る死闘が始まる。
――かつてのマラッカにおいては、王への忠誠は他の全てに優先するという価値観があった。
それに殉じて、どこまでも忠義を貫いたハン・トゥア。
それさえも捨て、友の名誉ために怒ったハン・ジェバット。
……争う理由など、どこにもないはずの二人であった。
果たして、最後に立っていたのはハン・トゥアだった。
ハン・ジェバットとの決闘の後もハン・トゥアはマラッカに仕え続け、最後は剣を手放して川に投げ込むと永遠の眠りについた。
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
二十一種の金属によって作られた、クリスと呼ばれる剣。タミン・サリとはかつての持ち主の名であり『花の盾』を意味する。
王の従者としてマジャパヒト王国を訪れた時、その地の最高の戦士であるタミン・サリとの決闘を行い、勝利して貰い受けたもの。
持ち主に不死身の肉体を与えるという伝説を持ち、所持者の耐久力を引き上げる他に全てのダメージを大きく削減する効果を持つ常時発動型の宝具。
ハン・トゥアの他、元々の持ち主であるタミン・サリや叛逆の際にこの剣を使ったハン・ジェバットなど、持ち主あるいは使い手と呼べる人間は他にもいる。
生前にこの剣を持ったタミン・サリやハン・ジェバットとの戦いにおいては、相手の剣を奪い取り不死身が解けた相手に剣を刺すという手段で勝利している。
さては新陰流だなテメー
更に余談だがとどめの一撃を受けたハン・ジェバットはその後三日間に渡って暴れ続けてからようやく死んでいる
実はこの人たちギリシャ人とかケルト人なのでは
このことからこの宝具の効果が続くのは『所持している間』に限られ、剣を手放させることで効果をキャンセルできる。
とはいえ、達人中の達人を相手にそれを狙うのは言うほど容易いことではないだろうが……。
またこの他に『剣が浮遊し自動的に戦う』『敵に致命傷を与える』などの力もあるのだが、バーサーカーのクラスではこれらの力は発揮できない。
二十一種の金属によって作られた、クリスと呼ばれる剣。タミン・サリとはかつての持ち主の名であり『花の盾』を意味する。
王の従者としてマジャパヒト王国を訪れた時、その地の最高の戦士であるタミン・サリとの決闘を行い、勝利して貰い受けたもの。
持ち主に不死身の肉体を与えるという伝説を持ち、所持者の耐久力を引き上げる他に全てのダメージを大きく削減する効果を持つ常時発動型の宝具。
ハン・トゥアの他、元々の持ち主であるタミン・サリや叛逆の際にこの剣を使ったハン・ジェバットなど、持ち主あるいは使い手と呼べる人間は他にもいる。
生前にこの剣を持ったタミン・サリやハン・ジェバットとの戦いにおいては、相手の剣を奪い取り不死身が解けた相手に剣を刺すという手段で勝利している。
このことからこの宝具の効果が続くのは『所持している間』に限られ、剣を手放させることで効果をキャンセルできる。
とはいえ、達人中の達人を相手にそれを狙うのは言うほど容易いことではないだろうが……。
またこの他に『剣が浮遊し自動的に戦う』『敵に致命傷を与える』などの力もあるのだが、バーサーカーのクラスではこれらの力は発揮できない。
生前から変わることなく、主への忠誠を何よりも尊ぶ鋼鉄の忠誠心を持つ男。
狂化の影響を受けてなおその気質は消えることなく、磨き抜いた武に曇りはなく。
主命に従いその拳で立ち塞がるもの全てを粉砕する。
ところで、本来ならば魔法の剣を持ちそれを使いこなすと言う点でセイバーのクラスこそが相応しいと思われる。
だが『いくら主命とは言え、親友との殺し合いの中で僅かの緩みもなく拳を振るうことが出来る人間など、狂っているのと変わりあるまい』というある種の自嘲もありバーサーカーのクラスであることに異を唱えることはない。
一体どちらが正しかったのか。
国のため、民のために戦った自分が間違っていたのだろうか。
友のため、不当なる裁きへの反逆のために戦った親友が間違っていたのだろうか。
身に着けたこの力は、一体何のためのものだったのか。
……どれだけ考えたところで答えなど出るはずもなく。
全てが終わってしまった今、取り返せるものは何もない。
それならば出来ることはただ一つ、かつての自分を貫き通すことのみ。
最後に手にしていたものは、それまでに取りこぼした全てのものと同じ重みがあるべきだ。
この在り方を忘れてしまえば、それはかつて失った友情にも背を向けることになる。
狂化の影響を受けてなおその気質は消えることなく、磨き抜いた武に曇りはなく。
主命に従いその拳で立ち塞がるもの全てを粉砕する。
ところで、本来ならば魔法の剣を持ちそれを使いこなすと言う点でセイバーのクラスこそが相応しいと思われる。
だが『いくら主命とは言え、親友との殺し合いの中で僅かの緩みもなく拳を振るうことが出来る人間など、狂っているのと変わりあるまい』というある種の自嘲もありバーサーカーのクラスであることに異を唱えることはない。
一体どちらが正しかったのか。
国のため、民のために戦った自分が間違っていたのだろうか。
友のため、不当なる裁きへの反逆のために戦った親友が間違っていたのだろうか。
身に着けたこの力は、一体何のためのものだったのか。
……どれだけ考えたところで答えなど出るはずもなく。
全てが終わってしまった今、取り返せるものは何もない。
それならば出来ることはただ一つ、かつての自分を貫き通すことのみ。
最後に手にしていたものは、それまでに取りこぼした全てのものと同じ重みがあるべきだ。
この在り方を忘れてしまえば、それはかつて失った友情にも背を向けることになる。
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