ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「ふふ。僕は冗談は嫌いだよ?嘘も、人を騙すための方便も……ね?」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】フェリックス・フェリクソヴィッチ・ユスポフ
【異名・別名・表記揺れ】ユスポフ公
【性別】男性
【身長・体重】150cm・42kg
【肌色】色白 【髪色】白金 【瞳色】済んだ青
【外見・容姿】裾をスカート状に改造し、女性風にアレンジされた軍服を身に纏う男の娘
【地域】ロシア帝国
【年代】19世紀末〜20世紀
【属性】中立・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:C+ 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:B+ 宝具:D

【クラス別スキル】

諜報:B


【保有スキル】

無辜の怪物:B+

 名前から生じたイメージにより過去の在り方をねじ曲げられ、能力・姿が変容してしまうスキル。
 ユスポフの場合は麗しの風貌、魅了、交渉術、女装に際してのテクニックなどを内包する。
 パラドフスキーの物と比べると、こちらは女装少年……即ち「男の娘」としての側面が強くなっている。
 これは史実に於いて、彼が実際に女装癖であったこと。それにより、嘗てのエドワード7世に求婚されたという事柄に由来。

鑑識眼:C

 人間観察を更に狭くした技術。対象となる人間が
 将来的にどのような形で有用性を獲得するかの目利きに極めて優れている。
 人の本質を見極める事が得意な一方、本質を覆い隠すような「仮面」の持ち主には通用しない。

感情凍結:C

 無感情。無垢に微笑む少年でありながら、時には冷酷な魔物のようにも振る舞える彼の思考、精神性が武器となったもの。
 北の地で育まれた兵士としての氷の心。決して人の言葉に靡く事はなく、また在り方が揺らぐ事もない。
 大魔術、神代の魔術レベルの精神干渉に対しては無力だが、人心掌握や煽動といった話術のたぐいは概ねシャットアウト可能。

【宝具】

甘き死とほろ苦き蜜ダヴェーリエ・プリェダーチェリストヴォ

ランク:D 種別:対信宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 他者からの尊敬、信頼、信仰、陶酔……多くの「感情」を向けられているほど、毒性を増していく液体状の劇薬。
 劇薬が主ではなく、対象が「どれだけの感情を集めているかによって効力が上下する」という特性自体が宝具となっている。
 例えば多くの信仰を集める教祖に与えれば致死性を備えた劇薬と成りうるし、そのへんの一般人に与えれば多少の吐き気をもよおす程度の微毒となる。
 その真価は、対象が内に秘めた「他者への罪悪感」―――表に出ないにせよ、多少なりとも抱く蟠りを持って精神を蝕み、死へと至らせるというもの。
 もしこの宝具から逃れられる者が入るのなら……その者は真に清廉潔白か、或いは“自分の人生に一切の後ろめたさを持たない狂人”であろう。

【Weapon】

美しき身体イャート・チェーロ

 その美しい身体そのものが彼の凶器。
 ……というのは冗談で、体中に様々な暗器を隠し持っている。
 鍔迫り合ったり正面から切り合うことは難しいが、ワンインチ距離まで近づければ他のアサシンにも勝るとも劣らない。
 刃物だけでなく毒針や毒薬の類も保有していて、直接的でない暗殺なども得意としている。

【解説】

フェリックス・フェリクソヴィッチ・ユスポフ公。
聖職者でありロマノフ王朝の守り手であった僧侶、グリゴリー・ラスプーチンを殺害した末期帝政ロシアの暗殺者。
皇帝の従兄、ドミトリー公と共に怪僧の暗殺を企み、青酸カリを用いての毒殺を試みるものの、彼は毒入りの紅茶を飲み干しても平然としていた。
痺れを切らしたユスポフは彼を酔い潰れさせ、別室にて心臓と肺を背後から撃ち抜く―――が、彼は尚も平然とし、己の危機を悟ったのみであった。
その後、中庭に逃れた彼を再び銃撃するも立ち上がったため、頭蓋骨が砕けるほどに殴打を加えた末、額に銃撃を加えることで暗殺を終える。
彼の遺体は簀巻きにされて川へと放り込まれ、荒事となった暗殺はようやく成されたのであった。
……引き上げられた彼の遺体からは大量の水が溢れ出し、その死因が“溺死”であったという事は知る由もなかったのだが。

暗殺後、ロマノフ王朝の崩壊に伴ってヨーロッパ各地を点々とし亡命を繰り返す。
行く先々で彼は、船の乗組員に……「ラスプーチンを殺したのはこの僕だ」と口走っていたという。
暗殺者でありながらその名を知られ、一人の英霊として成立しているのは、この口の軽さとラスプーチンという人物の著名さに依る所が大きいだろう。

また同性愛者であり女装家でもあった。
幼い頃、娘が欲しかったという母親にドレスを着せられ、窓に写った自分を見て「僕ってこんなにかわいいんだよ!」と叫ぶこともあったという。
女子の聖歌隊に混じって行進したり、女性になりすまして舞踏会へ参加し、後のエドワード7世に本気の求婚を受けたこともあったほど。
共謀者のドミトリー公とも愛人関係にあり、その美貌を以て満たされた人生を歩んでいた。

【人物・性格】

自分の美貌に絶対の自信を持ち、他人を誑かす事に愉しみを抱く男の娘系クソビッチ。
同時に怪僧を殺害した暗殺者としての冷酷さも兼ね備えた、複数の側面を持つ独特な振る舞いのアサシン。
こと他人に興味を示さず、自分の欲望の赴くままに動く。そして障害となるような人物は躊躇いなく殺害する。
サーヴァントとしては強い部類の英霊ではないが……厄介さ、及び“道具”としての性能は極めて高い。
正面切っての争いではなく裏からの暗殺、謀殺を何よりも得意とする、文字通りの“暗殺者”である。

聖杯にかける願いは持っておらず、召喚されればマスターの命令通りに動き、聖杯獲得のために働く。
そのためマスター次第では「命令に忠実に動く都合のいい駒」として扱える。

というのも、ユスポフの願いは「未来永劫老いず死なない身体と美貌を手に入れること」であり
英霊として昇華された際、その姿が幼少期の“全盛期”だったため、彼が抱いていた願いは自ずと叶ってしまっていたのである。
「召喚されて全盛期の姿で好き勝手する」事が出来るのであれば問題ない……こうして彼は、サーヴァント生活を満喫するエンジョイ勢と化してしまった。
また喚び出してくれたマスターには基本好意的であり、望むのならば肉体を差し出すこともやぶさかでない。


イメージカラー:腹黒な白
特技:筋力を上げて物理で殴る
好きなもの:可愛い子(男女問わず)、妻、サーヴァントとしての自分
嫌いなもの:怪僧、怪僧、怪僧
天敵:グリゴリー・ラスプーチン
願い:全盛期のピチピチな姿で呼び出されること自体が願い

【一人称】僕 【二人称】キミ、あなた 【三人称】あの子、あの人、彼/彼女


セリフ集


伯林聖杯戦争に於いて】




生前の本人。当時58歳という高齢ながら、培ってきた成長抑制の魔術によって20代前半頃の姿を保っている。
ラスプーチンの暗殺後、ロマノフ王朝の崩壊に伴い一度はパリ及びイギリスへと渡ったものの、内に眠る野心が潰えることはなく
第二次世界大戦中にはナチスドイツ占領下のパリを抜け出し、混乱に乗じてベルリン市内へと潜伏。一人のドイツ人として振る舞うことに。
この戦争で何か大きな手柄を上げれば本国――――即ちロシア、ソビエト連邦での地位は確約されるだろうと踏んでの行動であった。

ユスポフという人物の行動原則は、何よりも「盤石の地位を得たい」というもの。
生前の人物として、現代を生きる人間としての第一目標は揺るぎない立場そのものであり、言ってしまえば「箔付け」の為にベルリンへ突入。
刻一刻と戦果を挙げられるタイミングを伺っていた矢先に“聖杯戦争”が勃発し、これ幸いと参戦し水面下での行動を始めるのであった。
スタンスとしては第三者、ソビエト連邦寄りの人間ではあるが、現状では亡命し国を裏切った人物と認識されているため、現状での立場は「無所属」となるだろうか。
ここで“聖杯”という大きな要因を本国へ持ち帰れば、確固たる地位と名声が約束される。
貴族としてではなく――――一人のユスポフという軍人として、己の存在が認められる。その欲望のためだけにユスポフはこの戦争に身を投じた。

だがそれは愚かな行動とも言い換えられ、若きユスポフであればまず跳ね除けた作戦であっただろう。
だというのに、これほどまで向こう見ずな作戦を決行したのは……老い故の判断力の低下か、或いは言い知れぬ焦燥感に駆られてのものなのか。

武装

『ワルサーPPK』
 ドイツ国内で調達した自動拳銃。
 打ち合いではなくその振る舞いと策略で渡り歩くつもりであるためか、これ以外に目立った装備は持っていない。

因縁欄

オットー・スコルツェニー:敵
 同じく生前の人物。彼の活躍はパリの滞在中にもよく耳にしていた。
 彼がこのベルリンで、よもや聖杯戦争に深く関わっているとは思いもよらず、目下のところ最大の障害として認識している。
 軍人としてその能力を高く評価する一方で、年下故か侮ったような態度を見せることも。
 「……嘯いた?違うわ。僕は確かに彼を殺した……何なら顛末を一から語って差し上げましょうか?ふふふ……」

 後ほど追記

【因縁キャラ】

グリゴリー・ラスプーチン:帝政ロシアの聖職者。怪僧とも呼ばれた男。
 ユスポフを英霊足らしめている最大の要因であり、彼を殺害したことでユスポフの名は人類史に刻まれた。
 彼を殺害した動機に関しては諸説あり、彼自身も供述を二転三転させていたため、何を目的とした暗殺だったのかは今も尚不明。
 愛国心のためであったとも、漁色家振りを嫌っての殺害だったとも、皇帝に取り入った事自体を危ぶんだとも語られる。
 どのような理由にせよ、確かなことは唯一つ……ユスポフは、確固たる殺意を感情を以て、怪僧ラスプーチンを殺めたのである。

 疑似サーヴァントである彼に興味は無く、そもそも「ラスプーチン」であると認識していない。
 むしろその容れ物――――“外側”である男に関して興味を抱いていて、曰く「あの男以上に歪な男」だと評している。
 というより、自分と似た気配を感じている。背中に回って刃物でズブリって、中々良い性格してるねえキミ!まるで僕みたいだ!
 

グリゴリー・エフィモヴィチ・ラスプーチン:エロい方のラスプーチン。
 ラスプーチンの殺害動機その2「漁色家」を満たす方の怪僧。
 ユスポフの第三スキルは彼のような側面に対抗するために得られたといっても過言ではないが、それはそれとしてそのコピヨーを愉しむのもアリかもしれないと思っている。
 まあ……その場合でも一物に「ローションだ」と偽って毒薬を塗りたくる程度の事はやってのけるだろうが。
 もう一方のラスプーチンとは異なり、俗物的で卸しやすく理解もしやすいので、もし巡り合うならばこっちを所望する程度には気に入っている。
 「にしてもそのコピヨーを宝具にするって、懲りてないのキミ?またぶった切られてホルマリン漬けにされたいの?」

グレゴリー・エフィモビッチ・ラスプーチン(老):口達者な方のラスプーチン。
 ラスプーチンの殺害動機その3「巧みに皇帝へ取り入ったこと」を満たす方の怪僧。
 まさしく“ラスプーチン”といった存在であり、ユスポフが生前忌み嫌っていた彼そのもの。そのスキルも宝具も、全てが嫌悪の対象である。
 ユスポフという存在は、彼のような存在―――対象を虜とする者に仇する為に生まれた存在であり、言ってしまえば……“対洗脳の抑止力”。
 彼が“友達”を増やせば増やすほどに、その毒の効力は増していく。彼が信頼を、信仰を得るほどに……その毒は、霊格そのものを脅かす。
 「正義の味方は他のことで手一杯だってさ。だから僕が来た。悪いね……また、あの日のように殺されてくれないかな」

ニコライ2世、アレクサンドラ皇后:生前の親族。
 彼らからの評価は悪く、前線へ向かうことを拒んだユスポフを「本ばかり呼んで遊び呆けてる不快な男」と評している。
 ラスプーチンを殺害後に二月革命が勃発し、彼ら一家もまた殺害されることとなるのだが、ユスポフはボリシェヴィキの追手から逃げ延びていた。
 ユスポフに「愛国心」があったのかは定かではないが……もしサーヴァントとして昇華されていたとしても、会わせる顔はないだろう。


エミヤ・オルタ:似た境遇、似た経験を持つ抑止の守護者。
 ユスポフもまた抑止力に連なる一騎であり、史上「国の上層に取り入って存続を脅かしかねない存在」を殺害する機構として登録されていた。
 故に……彼の末路には思う所があり、その名を失いながらも執行者として在り続け……最後には役割を果たしたことを、心から尊敬している。
 「…………正義の味方っていうのは、あの人みたいなことを言うのさ。僕みたいな、何の信念も持たない亡霊は………………ただの、薄汚い悪党だ」

【コメント】

クソビッチだけどやる時はしっかりやる仕事人基質のクソビッチ
普段飄々としてる子が不意に見せるシリアスな雰囲気いいよね

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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