kagemiya@ふたば

対魔力：B

槍を弾丸として放つ能力。影の国での修行において、軽い投槍の扱いにおいて右に出るものなしと讃えられ、事実クー・フーリンとの決闘においても槍が同一の条件ならば投擲において優位に立ち回ったため、高ランクの適性を持つ。
単純な攻撃だけでは無く遠距離攻撃に対する防御においても、撃ち落とすという方法に使用することによって効果を発揮する。

角獣の鎧とすら評される肉体。シールダーとしての現界時と比べて大きくランクは下がっているが、並の武装ならば攻撃されても逆にへし折る程度の強度は持つ。

修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理

北欧の魔術刻印であるルーンの所持。特に硬化のような防御に使用するルーンの扱いに長ける。

ランク：B　種別：結界宝具　レンジ：0〜25　最大捕捉：30人
フェルディア最期の戦場であるクー・フーリンとの決闘の再現宝具。
この肉体では経験の無いことだが、槍使いとして最も優れた時期であることと、クー・フーリンとの決闘にて槍技において互角以上に戦ったという逸話から宝具化されることとなった。

陣を作成し、そこに敵を引き込むことによって浅瀬が出現。自身の撤退を防ぐと同時に結界の内側からの外側の攻撃。そして結界の外側からの内側への攻撃をシャットダウンする。
そこから更に引き込まれた存在が決闘に応じることによって宝具の効果は完成し、ランサーの周囲に無数の投槍と一本の青銅槍が出現し武装として使用することが可能となる。また、侵入者が望むのならば出現する槍は侵入者も使用することが可能。
通常の戦士である場合この陣に踏み入った後に逃走することも可能かつ、逃走する戦士を追うような真似はランサーはしないが、ケルト神話由来の英雄がこの陣に踏み入った場合、逃走が不可能になる効果も持つ。

言うなれば邪魔立てをされなくなり、条件付きで逃走を不可能にする。ただそれだけの効果を持つ宝具。侵入者は自由に宝具が使用でき、ランサーが持つメリットは邪魔をされないことと投槍の残弾を気にする必要がなくなるぐらいの物。
しかしそれこそがランサーが聖杯戦争に参加するまでに望む強敵との全力での立ち合いであり、ただそれだけの効果を持つが故にこの結界は外部からの妨害に対して強力な防御能力を持つ。

複数人が侵入することもランサーにとっては望むところであり、その場合は槍を同時に数十本投げることによって対応をする。

主に投擲に使用する。英雄が持つにしてはみすぼらしいものではあるが、使い捨ての弾丸に使用するため問題はない

【解説】
アルスターサイクルにおける登場人物。クー・フーリンの親友にして影の国での兄弟子。
神の血を引かないただの人間ではあるが、共に影の国での修行をこなし、ゲイ・ボルクの継承権を争った。その実力はクー・フーリンをして最強の戦士と言わしめるほど。
肉体の時期は影の国での修行完遂直後と言ったところ。速さが重視されるランサーにおいては耐久を徹底的に伸ばした時期の肉体には向かず、速度に優れた時期の方が向いているためである。
彼が槍以外の武装の技量を伸ばしたのは魔槍ゲイ・ボルクを持つクー・フーリンに対抗するための究極の一を作りだす必要があると感じたため。

影の国においてはクー・フーリンを含めた弟弟子の面倒を見ることを任されたことから、とても面倒見が良い性格。仮に足手纏いと言える素人マスターに召喚されようと全力で力を貸すだろう。
しかしシールダーとしての自身が経験した最期の戦いはこの肉体では実感がないため、戦いへの渇望がシールダーと比較して遥かに強くなっている。
聖杯への望みも強敵と存分に立ち会うことと変化しているため、召喚した場合は手綱を握ることが重要なサーヴァントと言える。

地元召喚ではないため宝具は一つだが、アイルランドにおいて召喚した場合、鎧と戦車の二つの宝具が追加され、クー・フーリンと並ぶ強力な戦士としての実力を発揮する…のだが、ゲイボルクの能力の関係上絶望的な相性なことには変わらない。

【人物・性格】
豪快で優しい兄貴肌。兄貴を更に面倒見良くしたような感じ。
元々が敵対者であろうと助けを求められればそれに応じ、友情を誓うような相手と闘う場合は悲しみを忘れない性格。
シールダーが戦場の残酷さや過酷さ、世の中の理不尽を理解する古兵であるのに対して、ランサーの彼は理不尽に怒り、外道をただし、弱者を可能な限り助けようとする、より英雄然とした性格となっている。
しかしそれは願いに対して切実なものを持つ参加者や、願望のためならば道理を捻じ曲げてでも行動しようとする真っ当な参加者が集う聖杯戦争において大きなデメリットとなってしまうだろう。

イメージカラー：薄めの青色
特技：子守り、後輩の面倒を見ること
好きなもの：狩り、歌、無茶
嫌いなもの：決闘の邪魔や水差し
天敵：メイヴ
願い：強敵との果し合い


【一人称】オレ　【二人称】アンタ、お前、マスター　【三人称】〇〇


【コメント】描いていただいた若フェルディアを想定したフェルディア。実力は槍使いとしての全盛期のため、若くは有るけどリリィではない。