最終更新:ID:g6VI1wG0lA 2024年03月14日(木) 09:35:10履歴
基本情報
【氏名】ラーラ=江良 ・アプフェル(Requiem)
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】「神戸」
【身長・体重】168cm・56kg
【肌色】色白【髪色】ピンク【瞳色】水色
【スリーサイズ】B74/W58/H79
【外見・容姿】気が強そうな少女
【令呪の位置】左鎖骨付近
【属性】中立・悪
【魔術系統】共感呪術(類感呪術と感染呪術)
【魔術属性】火・水
【魔術特性】同調、流動
【魔術回路】質:C 量:C編成:正常
【起源】純情
【所属】天王寺市民
【契約サーヴァント】緑炎のアーチャー
【性別】女性
【年齢】14歳
【出身】「神戸」
【身長・体重】168cm・56kg
【肌色】色白【髪色】ピンク【瞳色】水色
【スリーサイズ】B74/W58/H79
【外見・容姿】気が強そうな少女
【令呪の位置】左鎖骨付近
【属性】中立・悪
【魔術系統】共感呪術(類感呪術と感染呪術)
【魔術属性】火・水
【魔術特性】同調、流動
【魔術回路】質:C 量:C編成:正常
【起源】純情
【所属】天王寺市民
【契約サーヴァント】緑炎のアーチャー
魔術・特殊技能・特性など
呪術
中世魔女に連なる西洋呪術を得意とする。
自分を傷つけた相手への応報 、人間関係の不和など用途は多岐に渡る。
自分を傷つけた相手への
理性とは脆き楔、ゆえに汝は獣と化す
アプフェル家の秘伝呪術をアレンジしたもの。
相手の中に渦巻く「欲望」の断片を繋ぎ止めてまとめ上げ、理性という蓋を吹き飛ばす精神干渉魔術*1。欲望の方向性はある程度操作することも出来る。
何を自己が最も欲しているのかに気づかせるカウンセリングの用途や、食欲や性欲のタガを外すためにも使えるが、
基本的には欲を吊すことで口を割らせやすくしたり、その他の呪術を掛けるための心理的耐性のハードルを下げる用途が多いだろう。
類感呪術の一種であり、自身の身体の動き・心拍などの状態を相手と同調させ、逆に、自分の状態が相手に再現されていると見做される状態へと持ち込む。
この状態で発情期の獣の血、自らの体液、蜂蜜酒などを調合したものを自身が嚥下することにより準備は整う。
当然、自身だけでなく相手からの類感による精神的なフィードバックもあるので強烈・意味不明・悪辣な欲望に触れた場合には相応の苦痛や精神的外傷を負う可能性は大きい。
元々の原型は、男女を問わず誰かの愛人・恋人・不倫相手などを自分の元に引き寄せるまたは惚れさせ、無形の愛や有形の財産を貢がせる土着の魔女術…性愛呪術であったとされる。
相手の中に渦巻く「欲望」の断片を繋ぎ止めてまとめ上げ、理性という蓋を吹き飛ばす精神干渉魔術*1。欲望の方向性はある程度操作することも出来る。
何を自己が最も欲しているのかに気づかせるカウンセリングの用途や、食欲や性欲のタガを外すためにも使えるが、
基本的には欲を吊すことで口を割らせやすくしたり、その他の呪術を掛けるための心理的耐性のハードルを下げる用途が多いだろう。
類感呪術の一種であり、自身の身体の動き・心拍などの状態を相手と同調させ、逆に、自分の状態が相手に再現されていると見做される状態へと持ち込む。
この状態で発情期の獣の血、自らの体液、蜂蜜酒などを調合したものを自身が嚥下することにより準備は整う。
当然、自身だけでなく相手からの類感による精神的なフィードバックもあるので強烈・意味不明・悪辣な欲望に触れた場合には相応の苦痛や精神的外傷を負う可能性は大きい。
元々の原型は、男女を問わず誰かの愛人・恋人・不倫相手などを自分の元に引き寄せるまたは惚れさせ、無形の愛や有形の財産を貢がせる土着の魔女術…性愛呪術であったとされる。
魔女術
家系の専門である精神に作用する媚薬や精油、軟膏の調薬調合の知識に特に秀でている。
礼装・装備など
仕込み杖
貧血で倒れそうな時の補助用&護身用の礼装。仕掛けにより硬質の刃を持つ鞭のように振るうことが出来る。
彼女の体毛や爪を使った感染呪術が施されており、「一度接触したもの、あるいは一つであったものは遠隔地においても相互に作用する」ことを規定とするその性質を自身に利用して、杖自体を自らの拡張した身体の一部として扱う。なので己を害する物があれば、条件反射で杖(鞭)が出てしまう。
強い作用を起こすには杖それ自体を使い慣らしている必要性があるので、普段は十数本はある予備をローテーションで使い回している。
仕込みのギミックに剣でなく鞭を採用したのは、身体の延長線上として考えた際に、しなやかな後者の方が自身の身体と認識に齟齬なく馴染むと思ったから。
彼女の体毛や爪を使った感染呪術が施されており、「一度接触したもの、あるいは一つであったものは遠隔地においても相互に作用する」ことを規定とするその性質を自身に利用して、杖自体を自らの拡張した身体の一部として扱う。なので己を害する物があれば、条件反射で杖(鞭)が出てしまう。
強い作用を起こすには杖それ自体を使い慣らしている必要性があるので、普段は十数本はある予備をローテーションで使い回している。
仕込みのギミックに剣でなく鞭を採用したのは、身体の延長線上として考えた際に、しなやかな後者の方が自身の身体と認識に齟齬なく馴染むと思ったから。
ナイフ
自傷用。
人物像
イメージカラー:赤とピンク
特技:モツ抜き
好きなもの:レバー、月光浴
苦手なもの:日光
天敵:貧血
願い:元のパートナーとの再会
【一人称】わたし 【二人称】あんた 【三人称】
特技:モツ抜き
好きなもの:レバー、月光浴
苦手なもの:日光
天敵:貧血
願い:元のパートナーとの再会
【一人称】わたし 【二人称】あんた 【三人称】
台詞例
後で追加
来歴
ドイツと日本のハーフ。
西洋呪術を扱うアプフェル家の魔術回路は数代前から衰退しており、ラーラより二代後までには完全になくなるとされている。
没落することが決まっていることもあったのか、両親は人間の父母として愛情を持って彼女を育てたため感性は一般人に近い。
元々は神戸に住んでいたが、7歳頃に起きた自動開発プラント暴走事故の影響で県外避難。
この逃避行の際に彼女自身が召喚していたサーヴァントが何者かにより殺害・消滅させられ、共に過ごした姉のような、もう一人の母のような存在の消滅に深く心を傷つけられる。
時は下り13歳、両親により適々斎塾に突っ込まれ教育を受けさせられる日々にも慣れた頃。
一人暮らしを半ば強引に断行していた彼女の身に再召喚の機会が訪れる。が、召喚に応じたのは、元のパートナーとは美貌以外が全くの正反対の女性。
雰囲気からして名状しえぬ忌避感を抱くその女性は、ラーラに向けて愉悦の笑みを浮かべて囁く。「欲しいものがあれば奪えばいい。自分にはその力がある」と。
自分の願いを叶えるため、今のパートナーの力を使うには情報がいる。膨大な情報を持つものと接触するためにはツテがいる。
そしてラーラは決意する。天王寺にある数多の噂。怪しい占い師。繋ぎ屋。裏社会。
そのためにはまずは名前を売り認知してもらう必要性がある。そのために都市間対抗擬似聖杯戦争に連なる興行に参加することに。
西洋呪術を扱うアプフェル家の魔術回路は数代前から衰退しており、ラーラより二代後までには完全になくなるとされている。
没落することが決まっていることもあったのか、両親は人間の父母として愛情を持って彼女を育てたため感性は一般人に近い。
元々は神戸に住んでいたが、7歳頃に起きた自動開発プラント暴走事故の影響で県外避難。
この逃避行の際に彼女自身が召喚していたサーヴァントが何者かにより殺害・消滅させられ、共に過ごした姉のような、もう一人の母のような存在の消滅に深く心を傷つけられる。
時は下り13歳、両親により適々斎塾に突っ込まれ教育を受けさせられる日々にも慣れた頃。
一人暮らしを半ば強引に断行していた彼女の身に再召喚の機会が訪れる。が、召喚に応じたのは、元のパートナーとは美貌以外が全くの正反対の女性。
雰囲気からして名状しえぬ忌避感を抱くその女性は、ラーラに向けて愉悦の笑みを浮かべて囁く。「欲しいものがあれば奪えばいい。自分にはその力がある」と。
自分の願いを叶えるため、今のパートナーの力を使うには情報がいる。膨大な情報を持つものと接触するためにはツテがいる。
そしてラーラは決意する。天王寺にある数多の噂。怪しい占い師。繋ぎ屋。裏社会。
そのためにはまずは名前を売り認知してもらう必要性がある。そのために都市間対抗擬似聖杯戦争に連なる興行に参加することに。
性格
少し刺々しい。が、アーチャーを呼ぶ以前は傷心のため、アーチャーを呼んで以降は、親しい人間を作ってしまうと危害が加わる可能性を危惧してそうしているという理由がある。
行動規範・行動方針
とりあえずは大阪圏の興行で名を売り、自分の元のパートナーが再召喚されていないかの情報源を得ること…が大まかな目的となる。
サーヴァントへの態度
あくまで事務的な態度で接する。見るたびにムカムカするが自身の作る薬剤などで無理やり精神を抑え込んでいる。
役どころ・コンセプトなど
CV.内田秀のところどころルー語っぽい感じでドイツ語が入りそうな子
因縁キャラ
両親:多発した聖杯戦争にも参加するつもりだったが、幾つもの要因が重なり頓挫。
その頃産まれた娘の存在や止められぬ衰退などから、同業者からは奇異の目で見られながらも、通常の親と同じとまではいかずとも、人としての愛情を持って娘を育てた。
緑炎のアーチャー:面白い見せ物と思っている。
先天的に持ったものが自分と近いが故に、自分自身の手で短絡的な苦痛を与えるのではなく、ラーラ自身の選択によって破滅を迎えるのが面白かろうと彼女自身の願いのために手を貸す。
手は貸すが、無駄に負担のある呪術を使わせたりと一筋縄ではいかない。
その頃産まれた娘の存在や止められぬ衰退などから、同業者からは奇異の目で見られながらも、通常の親と同じとまではいかずとも、人としての愛情を持って娘を育てた。
緑炎のアーチャー:面白い見せ物と思っている。
先天的に持ったものが自分と近いが故に、自分自身の手で短絡的な苦痛を与えるのではなく、ラーラ自身の選択によって破滅を迎えるのが面白かろうと彼女自身の願いのために手を貸す。
手は貸すが、無駄に負担のある呪術を使わせたりと一筋縄ではいかない。
基本情報
【氏名】ラーラ=E・アプフェル(I racconti delle/Fate)
【性別】女性
【年齢】19歳
【出身】ドイツ
【身長・体重】168cm・56kg
【肌色】色白【髪色】ピンク【瞳色】水色
【スリーサイズ】B78/W59/H80
【外見・容姿】儚げな女性
【令呪の位置】左鎖骨付近
【属性】中立・悪
【魔術系統】共感呪術、性愛魔術、獣性魔術
【魔術属性】火・水
【魔術特性】同調、流動
【魔術回路】質:C 量:C 編成:正常
【起源】純情
【契約サーヴァント】アヴェンジャー
【性別】女性
【年齢】19歳
【出身】ドイツ
【身長・体重】168cm・56kg
【肌色】色白【髪色】ピンク【瞳色】水色
【スリーサイズ】B78/W59/H80
【外見・容姿】儚げな女性
【令呪の位置】左鎖骨付近
【属性】中立・悪
【魔術系統】共感呪術、性愛魔術、獣性魔術
【魔術属性】火・水
【魔術特性】同調、流動
【魔術回路】質:C 量:C 編成:正常
【起源】純情
【契約サーヴァント】アヴェンジャー
魔術・特殊技能・特性など
呪術
中世魔女に連なる西洋呪術を得意とする。
自分を傷つけた相手への応報 、人間関係の不和など用途は多岐に渡る。
自分を傷つけた相手への
理性とは脆き楔、ゆえに汝は獣と化す
アプフェル家の秘伝呪術。
相手の中に渦巻く「欲望」の断片を繋ぎ止めてまとめ上げ、理性という蓋を吹き飛ばす精神干渉魔術。欲望の方向性はある程度操作することも出来る。
何を自己が最も欲しているのかに気づかせるカウンセリングの用途や、食欲や性欲のタガを外すためにも使えるが、
基本的には欲を吊すことで口を割らせやすくしたり、その他の呪術を掛けるための心理的耐性のハードルを下げる用途が多いだろう。
類感呪術の一種であり、自身の身体の動き・心拍などの状態を相手と同調させ、逆に、自分の状態が相手に再現されていると見做される状態へと持ち込む。
この状態で発情期の獣の血、自らの体液、蜂蜜酒などを調合したものを自身が嚥下することにより準備は整う。
当然、自身だけでなく相手からの類感による精神的なフィードバックもあるので強烈・意味不明・悪辣な欲望に触れた場合には相応の苦痛や精神的外傷を負う可能性は大きいが、
現在の彼女は過去のトラウマを伴う魔術の修練から、精神的に不感症でありおそらく問題がない。
元々の原型は、男女を問わず誰かの愛人・恋人・不倫相手などを自分の元に引き寄せるまたは惚れさせ、無形の愛や有形の財産を貢がせる土着の魔女術…性愛呪術であったとされる。
相手の中に渦巻く「欲望」の断片を繋ぎ止めてまとめ上げ、理性という蓋を吹き飛ばす精神干渉魔術。欲望の方向性はある程度操作することも出来る。
何を自己が最も欲しているのかに気づかせるカウンセリングの用途や、食欲や性欲のタガを外すためにも使えるが、
基本的には欲を吊すことで口を割らせやすくしたり、その他の呪術を掛けるための心理的耐性のハードルを下げる用途が多いだろう。
類感呪術の一種であり、自身の身体の動き・心拍などの状態を相手と同調させ、逆に、自分の状態が相手に再現されていると見做される状態へと持ち込む。
この状態で発情期の獣の血、自らの体液、蜂蜜酒などを調合したものを自身が嚥下することにより準備は整う。
当然、自身だけでなく相手からの類感による精神的なフィードバックもあるので強烈・意味不明・悪辣な欲望に触れた場合には相応の苦痛や精神的外傷を負う可能性は大きいが、
現在の彼女は過去のトラウマを伴う魔術の修練から、精神的に不感症でありおそらく問題がない。
元々の原型は、男女を問わず誰かの愛人・恋人・不倫相手などを自分の元に引き寄せるまたは惚れさせ、無形の愛や有形の財産を貢がせる土着の魔女術…性愛呪術であったとされる。
魔女術
家系の専門である精神に作用する媚薬や精油、軟膏の調薬調合の知識に特に秀でている。
礼装・装備など
仕込み杖
貧血で倒れそうな時の補助用&護身用の礼装。仕掛けにより硬質の刃を持つ鞭のように振るうことが出来る。
彼女の体毛や爪を使った感染呪術が施されており、「一度接触したもの、あるいは一つであったものは遠隔地においても相互に作用する」ことを規定とするその性質を自身に利用して、杖自体を自らの拡張した身体の一部として扱う。なので己を害する物があれば、条件反射で杖(鞭)が出てしまう。
強い作用を起こすには杖それ自体を使い慣らしている必要性があるので、普段は十数本はある予備をローテーションで使い回している。
仕込みのギミックに剣でなく鞭を採用したのは、身体の延長線上として考えた際に、しなやかな後者の方が自身の身体と認識に齟齬なく馴染むと思ったから。
彼女の体毛や爪を使った感染呪術が施されており、「一度接触したもの、あるいは一つであったものは遠隔地においても相互に作用する」ことを規定とするその性質を自身に利用して、杖自体を自らの拡張した身体の一部として扱う。なので己を害する物があれば、条件反射で杖(鞭)が出てしまう。
強い作用を起こすには杖それ自体を使い慣らしている必要性があるので、普段は十数本はある予備をローテーションで使い回している。
仕込みのギミックに剣でなく鞭を採用したのは、身体の延長線上として考えた際に、しなやかな後者の方が自身の身体と認識に齟齬なく馴染むと思ったから。
ナイフ
自傷用。
人物像
イメージカラー:ピンク
特技:モツ抜き
好きなもの:月光浴
苦手なもの:性交渉
天敵:貧血
願い:世界の破滅
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】
特技:モツ抜き
好きなもの:月光浴
苦手なもの:性交渉
天敵:貧血
願い:世界の破滅
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】
台詞例
来歴・性格
時計塔植物科に所属する魔術師。ドイツと日本のハーフ。
アプフェル家はドイツを拠点とする魔女術・黒魔術・呪術よりの性愛魔術の家系であり、彼女は現当主。
ラーラの両親はアプフェルの悲願"二者合一の絶え間ない絶頂のさなかにある凪"という目指す果てが、極東に存在する密教の教義にある性的交感そこに答えの一端があると確信。
1990年代、両親は彼女を連れて日本の人里離れた山奥にあった"宗教団体"と接触する。
その後、ラーラはそこで引き続き魔術師としての心構えと実技を仕込まれていたが、暴走していく信徒たちを抑えきれず神秘の秘匿に抵触したことにより協会と教会により粛清が行われる。
カルト化しつつある団体に属する構成員、信徒たちも例外ではなかったが、その中で未成年である二人の少女*2が生き残る。その中のひとりがラーラであった。
彼女は魔術師としての教育を受けていたが精神性・人間性においてアプフェル家の魔術師として"成っていた"とはいえなかった。
黒魔術で自らの手で生贄を解体する感触・殺すときに見たあの目、そして家門の性愛魔術も苦痛しか伴わなかったが、両親がそうあれと望んだから必死に取り組んだ。それこそが救われる道であると。なのに。
それが一瞬で崩れ落ち、彼女に残ったのは魔術と辛い修練と研鑽による苦痛とトラウマだけであった。今までの苦痛の意味も耐えた苦しみも両親亡き今無に帰した。
解放された彼女は自失茫然となる。これから何をすればいいのか。それ以上になぜ"それ"が起こるならもっと早くに解放してくれなかったのか、と。
当主の死体から回収された刻印を受け継ぎ、ラーラはアプフェル家の現当主となったものの、惰性と諦観の内で過ごしていた。
そのさなか、イタリアの小島を所在とする願いを叶える願望機とそれを争奪する争奪戦の話を聞き足を向ける。ただ自死を選ぶ勇気も持てず、世界を壊せば自分の存在理由ごと生命を搔き消せるのでは、と幼稚な破滅願望を描きながら。
アプフェル家はドイツを拠点とする魔女術・黒魔術・呪術よりの性愛魔術の家系であり、彼女は現当主。
ラーラの両親はアプフェルの悲願"二者合一の絶え間ない絶頂のさなかにある凪"という目指す果てが、極東に存在する密教の教義にある性的交感そこに答えの一端があると確信。
1990年代、両親は彼女を連れて日本の人里離れた山奥にあった"宗教団体"と接触する。
その後、ラーラはそこで引き続き魔術師としての心構えと実技を仕込まれていたが、暴走していく信徒たちを抑えきれず神秘の秘匿に抵触したことにより協会と教会により粛清が行われる。
カルト化しつつある団体に属する構成員、信徒たちも例外ではなかったが、その中で未成年である二人の少女*2が生き残る。その中のひとりがラーラであった。
彼女は魔術師としての教育を受けていたが精神性・人間性においてアプフェル家の魔術師として"成っていた"とはいえなかった。
黒魔術で自らの手で生贄を解体する感触・殺すときに見たあの目、そして家門の性愛魔術も苦痛しか伴わなかったが、両親がそうあれと望んだから必死に取り組んだ。それこそが救われる道であると。なのに。
それが一瞬で崩れ落ち、彼女に残ったのは魔術と辛い修練と研鑽による苦痛とトラウマだけであった。今までの苦痛の意味も耐えた苦しみも両親亡き今無に帰した。
解放された彼女は自失茫然となる。これから何をすればいいのか。それ以上になぜ"それ"が起こるならもっと早くに解放してくれなかったのか、と。
当主の死体から回収された刻印を受け継ぎ、ラーラはアプフェル家の現当主となったものの、惰性と諦観の内で過ごしていた。
そのさなか、イタリアの小島を所在とする願いを叶える願望機とそれを争奪する争奪戦の話を聞き足を向ける。ただ自死を選ぶ勇気も持てず、世界を壊せば自分の存在理由ごと生命を搔き消せるのでは、と幼稚な破滅願望を描きながら。
行動規範・行動方針
サーヴァントへの態度
役どころ・コンセプトなど
被害者が加害者になっていくタイプの人。子兎聖杯戦争では、一度の現界につき一度は惚れる女を見つけるアーチャーの"その対象"。
コメントをかく