最終更新: nevadakagemiya 2017年10月12日(木) 09:30:09履歴
「どんな魔術師だろうと、俺の"目"からは逃れられねぇ」
【マスター名】ライラック=ワーカインド・メイディーン
【性別】男性
【年齢】28歳
【出身】イタリア・ヴェネツィア
【身長】179cm
【体重】62kg
【肌】ラテン系
【髪】黒
【瞳】青
【外見・容姿】艶やかな長髪に髭を伸ばした片眼鏡の男。右頬に傷跡がある。
【イメージカラー】
【好きなもの】戦闘、決闘、エスプレッソコーヒー
【苦手なもの】継承順位、父
【特技】不意打ち
【天敵】砂漠、荒れ地
【起源】蒸発
【属性】混沌・中庸
【魔術属性】水
【魔術回路】質:C 量:A
【魔術特性】遠見
【礼呪】胸中央
【サーヴァント】ライダー
【性別】男性
【年齢】28歳
【出身】イタリア・ヴェネツィア
【身長】179cm
【体重】62kg
【肌】ラテン系
【髪】黒
【瞳】青
【外見・容姿】艶やかな長髪に髭を伸ばした片眼鏡の男。右頬に傷跡がある。
【イメージカラー】
【好きなもの】戦闘、決闘、エスプレッソコーヒー
【苦手なもの】継承順位、父
【特技】不意打ち
【天敵】砂漠、荒れ地
【起源】蒸発
【属性】混沌・中庸
【魔術属性】水
【魔術回路】質:C 量:A
【魔術特性】遠見
【礼呪】胸中央
【サーヴァント】ライダー
無数の修羅場をくぐり抜けきたライラックは、他者の"敵意"や"殺意"といった感情に敏感であり、油断をするということがほとんどない。
また、戦闘経験の豊富さにより単純な能力だけでなく相手を殺害するための技術や人の感情の機微の読み取りにも長けており、魔術師同士の殺し合いでは大きなアドバンテージを持つ。
また、戦闘経験の豊富さにより単純な能力だけでなく相手を殺害するための技術や人の感情の機微の読み取りにも長けており、魔術師同士の殺し合いでは大きなアドバンテージを持つ。
ライラックが得意とする独自の水属性魔術。
水中にて一部の温度をコントロールし、針のように細い三本の氷柱を作り出すことができる。これは彼の意志に従って音速にも等しい速度で水面から飛び出し、狙った敵の両肺と心臓を正確に貫く。
氷柱を作り出せる水は彼から半径20m以内にあれば距離は選ばず、また下準備を行う必要もない。ただし勿論彼がそこに水があるのだと認識していなければならず、また一定以上の透明度を持つ水でなければ生み出せず、ジュースや血液などを氷柱にすることはできない。
水中にて一部の温度をコントロールし、針のように細い三本の氷柱を作り出すことができる。これは彼の意志に従って音速にも等しい速度で水面から飛び出し、狙った敵の両肺と心臓を正確に貫く。
氷柱を作り出せる水は彼から半径20m以内にあれば距離は選ばず、また下準備を行う必要もない。ただし勿論彼がそこに水があるのだと認識していなければならず、また一定以上の透明度を持つ水でなければ生み出せず、ジュースや血液などを氷柱にすることはできない。
自身の用いる魔術に一定以上の純度が必要とされることから、ライラックが癒やしの魔術を独自に発展させた魔術。効果範囲内に存在する水分子だけを選択的に抽出し、一点に集中させた後に残された汚れを浄化する。
これにより、最大で同時に50lの生活排水をライラックが使用可能な範囲にまで浄化することが可能となる。
また「水分子の抽出」という魔術特性を応用することで、空気中に存在する水蒸気を一点にかき集め、水の形で選出することが可能となる。
これにより、最大で同時に50lの生活排水をライラックが使用可能な範囲にまで浄化することが可能となる。
また「水分子の抽出」という魔術特性を応用することで、空気中に存在する水蒸気を一点にかき集め、水の形で選出することが可能となる。
ライラックの奥の手である大魔術。半径50m以内にある水分子に働きかけ、その全てを制御下に置く。これらの水滴は最小で直径5mm程度の水球として凝集し、彼の意志のままにコントロールすることが可能である。制御可能な水は最大で100l。水球は数が増えれば増えるほど細かい制御はおざなりになるが、最大で100000粒まで生成することが可能である。これら水球を個々で別々に操作し空間を制圧、、攻守一体の陣形を形成する。
ライラックが着用している片眼鏡型の礼装。彼の自作品。
遠見の魔術を用いるための外部装着デバイスであり、自身の周辺にある水面をレンズと化し、そこに映った光景を彼の網膜に投影することが可能。これにより水上戦闘においては彼の死角はゼロに等しくなる。またこの片眼鏡から映し出された景色はそのまま「海神の鋤矛 」のターゲッティングにも使用できるため、その利便性は非常に高い。
水面をレンズにして見るという形になるため、濁った水だと視界までも濁ってしまうのが欠点。
遠見の魔術を用いるための外部装着デバイスであり、自身の周辺にある水面をレンズと化し、そこに映った光景を彼の網膜に投影することが可能。これにより水上戦闘においては彼の死角はゼロに等しくなる。またこの片眼鏡から映し出された景色はそのまま「
水面をレンズにして見るという形になるため、濁った水だと視界までも濁ってしまうのが欠点。
魔術協会に所属していないアウトローの魔術師。魔術に関わる争いごとに首をつっこみ、片側から依頼を受けると、その卓越した魔術で瞬く間にその争いごとを解決。高額の報酬を受け取り生計を立てているバウンティ・ハンター。特に戦闘能力に優れており、百をゆうに超える決闘を経験しつつも(生きているので当然ではあるが)無敗を誇る。
近代発展しつつある科学技術にも理解があり、その構造やシステムを理解した上でそれに対抗するための魔術もいくつも保有している。
出身がヴェネツィアであること、またそれ以降も豊かな水に恵まれた土地を主として活動してきたため、自信の水属性魔術を鍛え上げてきた。水上戦闘においてはほぼ無敵と言っても過言ではない強さを誇る。
協会には所属していないものの彼らの依頼を受けることは非常に多く、協会とは懇意な関係にある。その立ち位置ゆえ他者からは魔術使い扱いをされることが多いが、彼はあくまでも魔術師を自称している。
自身の得た情報をノートに纏める癖があり、彼の遺したノートは後に聖櫃探索に重要な役割を果たす。ただし字が尋常ではなく汚いため、まともに読める者は少ない。
【一人称】俺 【二人称】オタク 【三人称】ヤツ
近代発展しつつある科学技術にも理解があり、その構造やシステムを理解した上でそれに対抗するための魔術もいくつも保有している。
出身がヴェネツィアであること、またそれ以降も豊かな水に恵まれた土地を主として活動してきたため、自信の水属性魔術を鍛え上げてきた。水上戦闘においてはほぼ無敵と言っても過言ではない強さを誇る。
協会には所属していないものの彼らの依頼を受けることは非常に多く、協会とは懇意な関係にある。その立ち位置ゆえ他者からは魔術使い扱いをされることが多いが、彼はあくまでも魔術師を自称している。
自身の得た情報をノートに纏める癖があり、彼の遺したノートは後に聖櫃探索に重要な役割を果たす。ただし字が尋常ではなく汚いため、まともに読める者は少ない。
【一人称】俺 【二人称】オタク 【三人称】ヤツ
艶やかな黒髪を肩甲骨あたりまで、髭もまた胸元に届くほどまで伸ばしており、その両方を三つ編みにしている。顔立ちは彫りの深い美形であるが、目つきがあまりにも鋭い上に片頬に傷跡が残っているため、一目で堅気とは無縁の男だと分かる。
攻撃的で怒りっぽいが、激怒していても冷静に思考を働かせられる狡猾な性格。戦闘や殺害行為を楽しんでいるふしがあるが、不必要な殺しはしない分別も持つ。逆に言えば、必要とならば魂喰らいであろうと人払いの殺戮であろうと躊躇なく、むしろ楽しんで実行する。
敵と認めた相手には一切の容赦がなく、むしろいたぶるようにして殺害するが、有用と判断した依頼主には義理堅く、頼まれれば断れない性格でもある。案外動物好きな一面も。
その来歴ゆえ父には愛憎渦巻く感情を抱いており、そこにふれられると冷静さを失う。
聖杯(聖櫃)を求めているその理由ゆえ、通常時よりメンタル的に余裕に欠ける。
敵と認めた相手には一切の容赦がなく、むしろいたぶるようにして殺害するが、有用と判断した依頼主には義理堅く、頼まれれば断れない性格でもある。案外動物好きな一面も。
その来歴ゆえ父には愛憎渦巻く感情を抱いており、そこにふれられると冷静さを失う。
聖杯(聖櫃)を求めているその理由ゆえ、通常時よりメンタル的に余裕に欠ける。
七代を数える魔術師一族の旧家であるメイディーン家の次男として生まれる。幼い頃から魔術において優秀な才能を示し、またメイディーン家に伝統的に伝わってきた遠見の魔術にも深い親和性を見せる。その結果、凡庸な兄との比較もあり神童と称えられ、家内では実質的にメイディーン家の後継者として扱われることとなる。だが、父だけは後継者については固く口を閉ざしたままだった。
兄が努力を重ねているのは知っていたが、それでも彼の魔術の技術はライラックに遠く及ばなかった。ちょうどイタリアではマフィアが発展しつつある時期にあたり、中には魔術師を用心棒として雇う者も少なくなかった。そんな抗争に思春期であったライラックは楽しみを覚え、自分からそれに首を突っ込むようになる。やがてその性格は粗暴かつ攻撃的になっていった。そして、家にすら帰らず魔術師を用いたマフィア同士の代理戦争に明け暮れるようになる。
そんなある日、父はライラックと兄を呼び出す。そこでで告げられたのは、メイディーン家の継承権を正式に兄に与えることと、ライラックを事実上の勘当状態にすることだった。自分の方が遥かに優れていることを必死に父に主張するライラックだったが、父は耳を傾ける素振りすら見せない。結局父は彼に一切の真意を告げることなく、ライラックをメイディーン家から放逐した。マフィアと関わり続け親戚の心も粗暴な性格へと変わっていた彼からはとうの昔に離れており、誰も彼の味方をする者はいなくなっていた。
衣食を失った彼は、拠り所を求めてイタリア国内を放浪することとなる。何の実績もない彼だったが、唯一ライラックにはマフィアの抗争の中で得た勝負強さと魔術の技能があった。これ以降、彼はアウトローのバウンティ・ハンターとしての生活を送ってゆくこととなる。無数の依頼をこなし、数多の修羅場を潜り抜け、その道では名の通る存在にまでのぼりつめた。
しかし、ライラックはそれでもメイディーン家を自分のものとすることを諦めていなかった。いかに全身傷だらけのタフガイになろうと、その精神は父に反抗しつつ認められたい、反抗期の子供から成長することはなかった。たとえ返答が一切返って来なくとも、彼はメイディーン家に自分の受けた依頼とその実績を送りつけ続けた。しかしどれほどの名声を彼が得ても、勘当状態が解かれることはなかった。
そして1980年代。ライラックは既に二十代も後半となっていた。アメリカ大陸へ渡るイタリア人が急増した中、アメリカから戻ってきた情報屋からの伝で、米国にて聖杯戦争が行われるとの情報を手に入れる。米国がどんな国かすら詳しく知らない彼であったが、その聖杯を手にし父へ見せつけてやれば、今度こそあの凡庸な兄よりも自分が優れているのだと、自分こそがメイディーン家の後継者に相応しいのだと思い知らせることができると、そう思えた。
いつも以上に非合法な方法で英霊の触媒を入手すると、ライラックは米国へと渡る。今度こそ、父に認めてもらうために。
そして、ライラック=ワーカインド・メイディーンは凶弾に倒れる。
魔術家系の後継者でもなければ、魔術刻印も一切継承していない。
配偶者もいなければ、ビジネスライク以上に親しい関係の存在もいない。
彼の死を悲しむ者も、彼の死を悼む者も、彼の死を喜ぶ者すらいない。
そんな彼の射殺死体は、米国西部の荒野の端くれで、驚きに目を見開いた表情のまま朽ちていくのだった。
兄が努力を重ねているのは知っていたが、それでも彼の魔術の技術はライラックに遠く及ばなかった。ちょうどイタリアではマフィアが発展しつつある時期にあたり、中には魔術師を用心棒として雇う者も少なくなかった。そんな抗争に思春期であったライラックは楽しみを覚え、自分からそれに首を突っ込むようになる。やがてその性格は粗暴かつ攻撃的になっていった。そして、家にすら帰らず魔術師を用いたマフィア同士の代理戦争に明け暮れるようになる。
そんなある日、父はライラックと兄を呼び出す。そこでで告げられたのは、メイディーン家の継承権を正式に兄に与えることと、ライラックを事実上の勘当状態にすることだった。自分の方が遥かに優れていることを必死に父に主張するライラックだったが、父は耳を傾ける素振りすら見せない。結局父は彼に一切の真意を告げることなく、ライラックをメイディーン家から放逐した。マフィアと関わり続け親戚の心も粗暴な性格へと変わっていた彼からはとうの昔に離れており、誰も彼の味方をする者はいなくなっていた。
衣食を失った彼は、拠り所を求めてイタリア国内を放浪することとなる。何の実績もない彼だったが、唯一ライラックにはマフィアの抗争の中で得た勝負強さと魔術の技能があった。これ以降、彼はアウトローのバウンティ・ハンターとしての生活を送ってゆくこととなる。無数の依頼をこなし、数多の修羅場を潜り抜け、その道では名の通る存在にまでのぼりつめた。
しかし、ライラックはそれでもメイディーン家を自分のものとすることを諦めていなかった。いかに全身傷だらけのタフガイになろうと、その精神は父に反抗しつつ認められたい、反抗期の子供から成長することはなかった。たとえ返答が一切返って来なくとも、彼はメイディーン家に自分の受けた依頼とその実績を送りつけ続けた。しかしどれほどの名声を彼が得ても、勘当状態が解かれることはなかった。
そして1980年代。ライラックは既に二十代も後半となっていた。アメリカ大陸へ渡るイタリア人が急増した中、アメリカから戻ってきた情報屋からの伝で、米国にて聖杯戦争が行われるとの情報を手に入れる。米国がどんな国かすら詳しく知らない彼であったが、その聖杯を手にし父へ見せつけてやれば、今度こそあの凡庸な兄よりも自分が優れているのだと、自分こそがメイディーン家の後継者に相応しいのだと思い知らせることができると、そう思えた。
いつも以上に非合法な方法で英霊の触媒を入手すると、ライラックは米国へと渡る。今度こそ、父に認めてもらうために。
そして、ライラック=ワーカインド・メイディーンは凶弾に倒れる。
魔術家系の後継者でもなければ、魔術刻印も一切継承していない。
配偶者もいなければ、ビジネスライク以上に親しい関係の存在もいない。
彼の死を悲しむ者も、彼の死を悼む者も、彼の死を喜ぶ者すらいない。
そんな彼の射殺死体は、米国西部の荒野の端くれで、驚きに目を見開いた表情のまま朽ちていくのだった。
「俺はライラック=ワーカインド・メイディーンだ。メイディーンと呼んでくれ」
「そいつはちっとばかり値段の張る依頼になるが……いいよな?」
「ハハ! なに、ちっとばかしお前さんの心臓と肺を貫いてやっただけさ。恨み言なら地獄で言ってろ」
「銃? ああ、最近増えてんな使う奴。でもよ、所詮は狙ってから撃たなきゃならねぇ欠陥武器だろ? 「イリス」さえ使えりゃ普通に防げるんだわアレ」
「知ってる情報を洗いざらい吐け、アマ。今なら指一本で勘弁してやる」
「何故だ父さん! 何故俺を認めねぇ! 俺はこんなに強い! バカで愚図な兄貴なんかよりも俺の方がメイディーン家にゃ相応しいだろうが!」
「いいぞライダー! そのまま全員纏めてぶち殺しちまえ!」
「嘘だろ……? 無ぇ! 水が、水が一滴も無ぇ! 拙い、調子に乗って出しゃばり過ぎたか───っ!?」
「そいつはちっとばかり値段の張る依頼になるが……いいよな?」
「ハハ! なに、ちっとばかしお前さんの心臓と肺を貫いてやっただけさ。恨み言なら地獄で言ってろ」
「銃? ああ、最近増えてんな使う奴。でもよ、所詮は狙ってから撃たなきゃならねぇ欠陥武器だろ? 「イリス」さえ使えりゃ普通に防げるんだわアレ」
「知ってる情報を洗いざらい吐け、アマ。今なら指一本で勘弁してやる」
「何故だ父さん! 何故俺を認めねぇ! 俺はこんなに強い! バカで愚図な兄貴なんかよりも俺の方がメイディーン家にゃ相応しいだろうが!」
「いいぞライダー! そのまま全員纏めてぶち殺しちまえ!」
「嘘だろ……? 無ぇ! 水が、水が一滴も無ぇ! 拙い、調子に乗って出しゃばり過ぎたか───っ!?」
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