最終更新: nevadakagemiya 2018年10月25日(木) 01:03:17履歴
『鬼と呼んだな。
俺たちを、
鬼と――呼んだな!!』
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】阿弖流為
【異名・別名・表記揺れ】大墓公阿弖利爲
【性別】男性
【身長・体重】210cm・135kg
【容姿】赤灰色の長い髪を纏め上げ、魔獣の毛皮で出来た服を羽織った巨漢
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:E 宝具:A
俺たちを、
鬼と――呼んだな!!』
【元ネタ】史実
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】
【異名・別名・表記揺れ】大墓公阿弖利爲
【性別】男性
【身長・体重】210cm・135kg
【容姿】赤灰色の長い髪を纏め上げ、魔獣の毛皮で出来た服を羽織った巨漢
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:A+ 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:D 幸運:E 宝具:A
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
阿弖流為は多数の民族を纏め上げ朝廷と戦った。
国家の運営には一歩及ばないが、軍の指揮を執るには破格の性能。
阿弖流為は多数の民族を纏め上げ朝廷と戦った。
国家の運営には一歩及ばないが、軍の指揮を執るには破格の性能。
日本の歴史において二度名を表す人物。
日高見国 と呼ばれた地域で暮らす、蝦夷 と呼ばれた民を率いて朝廷の軍と戦いこれを退ける。
しかしその後、坂上田村麻呂との戦いに敗れて処刑された。
東北地方の鬼、大嶽丸や悪路王などと同一視されることもある。
あるのだが――その見方は正しくない。
確かに日高見国やその周辺を始めとした日本の各地には、大嶽丸、悪路王にその他諸々の鬼種――人外の生き物が住んでいた。
そのことは間違いない。
しかし――阿弖流為とその仲間たちは、それらの鬼種とは関係のないただの人間である。
つまり、大和国と日高見国の戦いは、人と鬼との戦いなどではなく、人と人との戦いであった。
だが、朝廷としては『人を殺した』とするよりも『鬼を討った』と記録しておく方が都合がよかったのだ。
御誂え向きに、実際に鬼を討伐し平和をもたらした記録は古今東西に数多くある。
阿弖流為との戦いもその中に纏めて放り込み、相手は悪事を成す鬼であり朝廷はそれを征したのである――と、そんな歴史を作り上げた。
その歴史への叛逆こそがサーヴァント・阿弖流為の復讐であり、彼がアヴェンジャーたる所以である。
しかしその後、坂上田村麻呂との戦いに敗れて処刑された。
東北地方の鬼、大嶽丸や悪路王などと同一視されることもある。
あるのだが――その見方は正しくない。
確かに日高見国やその周辺を始めとした日本の各地には、大嶽丸、悪路王にその他諸々の鬼種――人外の生き物が住んでいた。
そのことは間違いない。
しかし――阿弖流為とその仲間たちは、それらの鬼種とは関係のないただの人間である。
つまり、大和国と日高見国の戦いは、人と鬼との戦いなどではなく、人と人との戦いであった。
だが、朝廷としては『人を殺した』とするよりも『鬼を討った』と記録しておく方が都合がよかったのだ。
御誂え向きに、実際に鬼を討伐し平和をもたらした記録は古今東西に数多くある。
阿弖流為との戦いもその中に纏めて放り込み、相手は悪事を成す鬼であり朝廷はそれを征したのである――と、そんな歴史を作り上げた。
その歴史への叛逆こそがサーヴァント・阿弖流為の復讐であり、彼がアヴェンジャーたる所以である。
ランク:C+++ 種別:対軍/結界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000
『――これなるは。
大和の最果て、日高見の口――天地が創りし大結界。
ここより先は我らの領域。
ただの一人も、通さぬと知れ。
ただでは帰さぬと、思い知れ』
阿弖流為が日高見軍を率いて朝廷軍を打ち破った巣伏の戦い、その主戦場となった北上川――そもそも川とは世界を、此岸と彼岸を隔てる境界線であり天然の防壁である。
その日高見の大自然、川と山と森と大地による対軍結界を作り出す決戦宝具。
固有結界に似たものであるが、阿弖流為個人の心象ではなく、日高見国に生きた人間全てが共有する過去の大地の姿であるために、世界から受ける修正力は小さく済んでいる。
結界内に誘い込んだ相手の数が多いほどに力を増すと言う、多勢に対抗するための性質を持つ。
『――これなるは。
大和の最果て、日高見の口――天地が創りし大結界。
ここより先は我らの領域。
ただの一人も、通さぬと知れ。
ただでは帰さぬと、思い知れ』
阿弖流為が日高見軍を率いて朝廷軍を打ち破った巣伏の戦い、その主戦場となった北上川――そもそも川とは世界を、此岸と彼岸を隔てる境界線であり天然の防壁である。
その日高見の大自然、川と山と森と大地による対軍結界を作り出す決戦宝具。
固有結界に似たものであるが、阿弖流為個人の心象ではなく、日高見国に生きた人間全てが共有する過去の大地の姿であるために、世界から受ける修正力は小さく済んでいる。
結界内に誘い込んだ相手の数が多いほどに力を増すと言う、多勢に対抗するための性質を持つ。
ランク:A 種別:対人奥義 レンジ: 1〜5 最大捕捉:1
『山に登ること飛ぶ禽 の如く、草を行 ること走 ぐる獣の如し』
――日本書紀
阿弖流為を始めとする日高見の士に伝わる、剣術、槍術、弓術、馬術、素手の格闘術等々の多岐に渡る体術及び戦闘技術。
この技を使うものはただ一人で百人、あるいは千人の兵に匹敵すると言われる。
その戦う姿はまるで鬼のようですらあるが――しかし、これはあくまで技術と鍛錬によって成り立つ人の技である。
類似した技術は後の時代にも密かに伝わっており、才ある人間がこの技を極めれば素手で千年級の幻獣を屠ることすら可能とする。
客観的、中立的に見るならば――並の人間どころか、鍛え抜かれた朝廷の精鋭たちを相手取ってなお一騎当千の実力を持つ日高見の人間たちが鬼と伝えられたのも、ある意味では納得の行く話であるかも知れない。
『山に登ること飛ぶ
――日本書紀
阿弖流為を始めとする日高見の士に伝わる、剣術、槍術、弓術、馬術、素手の格闘術等々の多岐に渡る体術及び戦闘技術。
この技を使うものはただ一人で百人、あるいは千人の兵に匹敵すると言われる。
その戦う姿はまるで鬼のようですらあるが――しかし、これはあくまで技術と鍛錬によって成り立つ人の技である。
類似した技術は後の時代にも密かに伝わっており、才ある人間がこの技を極めれば素手で千年級の幻獣を屠ることすら可能とする。
客観的、中立的に見るならば――並の人間どころか、鍛え抜かれた朝廷の精鋭たちを相手取ってなお一騎当千の実力を持つ日高見の人間たちが鬼と伝えられたのも、ある意味では納得の行く話であるかも知れない。
【一人称】俺 【二人称】お前/貴様 【三人称】あいつ
基本的には大抵のことは笑い飛ばす豪放な気質の男。
ただし、敵味方を問わず人を人でないものと扱うような言動については激しい叛意を見せる。
阿弖流為は、朝廷やそこに属する人間たちを恨み復讐者となった――わけではない。
己の敗北そのものには納得しており、それを捻じ曲げるような真似をするつもりはない。
だが――日高見の人々を、鬼と呼び歴史の陰に葬ることだけは決して許さない。
あれは人ではないと伝えられてきたその歴史にこそ阿弖流為は叛逆する。
弱きもののために立ち上がり、力なきものに代わって剣を振るい、奮戦虚しく敗れ去ったものたちの最後の名誉を守る。
俺は、俺たちは人間だと叫び続けること――それが、阿弖流為の戦いである。
『負けを覆そうとは思わない。
戦いの結末を捻じ曲げようとは思わない。
俺は敗軍の将だ。
捕らえられ、刑に処され、首を刎ねられ晒されたとて――戦とはそう言うもので、敗北とはそういうことだ。
だから――悔いはあれど、それはそれで構わない。
しかし。
《あれは悪鬼だ》《妖魔だ》《化物だ》《あれは人ではない》
その言葉だけは――決して許せぬ。
俺たちは人間だ。
俺の敵とは――お前たちが作り上げ、書き記し、語り継いできた言葉だ。
俺の復讐とは――歴史と言う物語への叛逆だ』
基本的には大抵のことは笑い飛ばす豪放な気質の男。
ただし、敵味方を問わず人を人でないものと扱うような言動については激しい叛意を見せる。
阿弖流為は、朝廷やそこに属する人間たちを恨み復讐者となった――わけではない。
己の敗北そのものには納得しており、それを捻じ曲げるような真似をするつもりはない。
だが――日高見の人々を、鬼と呼び歴史の陰に葬ることだけは決して許さない。
あれは人ではないと伝えられてきたその歴史にこそ阿弖流為は叛逆する。
弱きもののために立ち上がり、力なきものに代わって剣を振るい、奮戦虚しく敗れ去ったものたちの最後の名誉を守る。
俺は、俺たちは人間だと叫び続けること――それが、阿弖流為の戦いである。
『負けを覆そうとは思わない。
戦いの結末を捻じ曲げようとは思わない。
俺は敗軍の将だ。
捕らえられ、刑に処され、首を刎ねられ晒されたとて――戦とはそう言うもので、敗北とはそういうことだ。
だから――悔いはあれど、それはそれで構わない。
しかし。
《あれは悪鬼だ》《妖魔だ》《化物だ》《あれは人ではない》
その言葉だけは――決して許せぬ。
俺たちは人間だ。
俺の敵とは――お前たちが作り上げ、書き記し、語り継いできた言葉だ。
俺の復讐とは――歴史と言う物語への叛逆だ』
坂上田村麻呂
かつて自分を討ち果たした相手。
敵ではあったが高く評価し、好ましい相手だと思ってはいる。
彼個人への恨みは持っておらず、面倒なしがらみのない戦いであれば望むところ。
――ではあるが、その夢が叶う日は、阿弖流為がアヴェンジャーである限りあまり近くはなさそうである。
鬼種
一口に『鬼』と言っても大きくは二種。
最初からそういう生き物である天然の鬼種と、何かしらの理由で人が鬼へと変じたもの。
前者は阿弖流為にとっても敵である。(無論無害であればその限りではないが、そう言ったものが人に害をなさないと言うことは少ない)
後者に対してはそれが敵か味方か、正邪善悪有害無害、そのいずれかはまた別として、あくまでも人として扱いその最後の一線だけは必ず守ろうとする。
なお、混血に対してはギリギリ人間判定。
土蜘蛛
後者に属する鬼種の代表のような存在。
抱えた背景が自分と似たようなものであることもあって同情的に見ている。
が、あちらは既に人食いの妖怪であることを受け入れており、その叛逆の姿勢も肝心の所でずれているため致命的に反りが合わないことを哀しんでいる。
かつて自分を討ち果たした相手。
敵ではあったが高く評価し、好ましい相手だと思ってはいる。
彼個人への恨みは持っておらず、面倒なしがらみのない戦いであれば望むところ。
――ではあるが、その夢が叶う日は、阿弖流為がアヴェンジャーである限りあまり近くはなさそうである。
鬼種
一口に『鬼』と言っても大きくは二種。
最初からそういう生き物である天然の鬼種と、何かしらの理由で人が鬼へと変じたもの。
前者は阿弖流為にとっても敵である。(無論無害であればその限りではないが、そう言ったものが人に害をなさないと言うことは少ない)
後者に対してはそれが敵か味方か、正邪善悪有害無害、そのいずれかはまた別として、あくまでも人として扱いその最後の一線だけは必ず守ろうとする。
なお、混血に対してはギリギリ人間判定。
土蜘蛛
後者に属する鬼種の代表のような存在。
抱えた背景が自分と似たようなものであることもあって同情的に見ている。
が、あちらは既に人食いの妖怪であることを受け入れており、その叛逆の姿勢も肝心の所でずれているため致命的に反りが合わないことを哀しんでいる。
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