kagemiya@ふたば

【氏名】歌島栄（うたじま・さかえ）
【性別】男性？
【年齢】17歳
【出身】夜観市
【身長】165cm【体重】51kg
【肌色】やや色白【髪色】黒【瞳色】茶
【外見・容姿】暑い時は白、寒い時は黒の服を着たやや長髪の青年。
【属性】混沌・中庸
【魔術系統】-
【魔術属性】-
【魔術特性】-
【魔術回路】質：- 量：- 編成：-
【起源】惚ける

【所属】私立星修高等学校

これといって特別な能力などは持たないが、栄にとっての武器を強いて挙げるなら、それは知識であろう。
本の虫ゆえに様々なことを知るが、知っているだけで特にそれが活かされることはない。

ごく普通の学生である栄に、特別な持ち物はない。

夜観市内の私立高校に通う普通の学生。高校2年生。
読書をライフワークとする本の虫で、歩いている最中にも本を読む悪癖持ち。
もし夜観市でその辺りの電柱に顔面をぶつけて悶絶しているモノクロ服の青年がいたら、それはおそらく栄であろう。
本屋通いが趣味で、夜遅くまで市内の本屋を歩き回るのが日課だったが、近頃は物騒なので家に引っ込んでいるようだ。

特技：いつでもどこでも読書ができる
好きなもの：本、知識、知識をもとにした駄弁り
苦手なもの：行動
天敵：行動させたがる人間

【一人称】私【二人称】君、あなた、苗字（+敬称）
【三人称】あの人、あの子など

ちょっとばかり裕福なサラリーマン家庭の出身。家族構成は両親と弟2人。
父母は子育てへの協力云々で決して仲が良い訳ではないが、家族それぞれとはそこそこに仲が良い。
どこにでもありがちな家庭で育った栄の人生に、これといって特筆すべき出来事はない。
何かの大会に出るとか、人に褒められることを積極的にしたとか、そういうこともない。
読書のおかげで多少優秀な学業成績を修めつつ、箸にも棒にもかからない一般的な少年時代を過ごしてきた。
スクールカーストで低めの位置にいること以外に特段問題を抱えることもなく、至極平和な17年の人生を満喫。
高校2年生の現在は、取り敢えず大学進学してやりたいこと探しをしようという緩々な考えのもとで日常生活を送っている。

とにかく緩い。人生を舐めきっているレベルの楽観論者であり、今をのほほんと過ごせればそれで良いという享楽主義者。
人生設計などどこ吹く風、ひとまず死なない程度の稼ぎで楽に生きて、もし縁があれば結婚とかすればいいかなー、くらいに考えている。
あまりの緩さに進路指導の先生から咎められることもあるようだが、短期的な目標に対処する能力はあるので、その度にのらくらとうまくかわしている。
また、自分が得られる快楽にも正直で、趣味としている読書の優先度が非常に高く、ろくすっぽ友達付き合いもしない所謂ボッチ。
行動の優先度の付け方もどこかおかしく、読書のためならなんでもするが、そうではないならやるべきことすら放置するのもザラ。
こうしてみると比較的破綻気味の人格をしているようにも思われるが、なんだかんだと人の目と人倫を無視できるほどの肝も気概もない。
社会道徳とルールは遵守できる範囲で守り、自分がやるべきことをできていないのを恥じて修正しようとはする程度には真人間。
というところも踏まえてみると、結局のところ、歌島栄はどこにでもいるような個人である、という結論になるのだ。

そんな栄に突出した性質を何か見出すとするなら、それは蓄えた知識をもとにした頭でっかちな諦観であろう。
人生はなるようにしかならない。頑張る気概があるならそれが結末を変えることもあろうが、それにしても限度はある。
最終的に、その人間が置かれた環境と生まれ持った性質が、行き着く先を自然に決めていくのだろう。
決定論、運命論などにも近い、いわば自発的行動に積極的意味を見出さない価値観が、比較的幼い頃から栄には根付いている。
楽観的な人生への向き合い方も、結局のところはこれが要因。
先人の知恵に本を通じて触れ続け、自分の人生経験もないうちからそんな諦めを身につけてしまった。
そのためか、栄は何につけても「大きな変質のない継続」に重きを置き、積極的行動による変革をあまり好まない。
他人がそうしていることをとやかく言うほど人間に関心もなく、また厚かましくもないが、自分に変革を押し付けられるのは大嫌い。
なるようになるのだから、何もしないで放っておいてほしい。それが栄の、無責任かつ幼稚な社会への向き合い方である。

とりあえずモブ。もしかしたら行間で話とかあるかも。被害者役とかで。
今のところこれといって酷い目に遭う予定はありません。

愛輪支

：顔は知っている

空座に纏わる事件が起きる以前から、街角でたまに見かける顔。
彼が友人と話している時に奇妙な発言をしていたのを通りがかりに聞いたことが印象的で、その存在を覚えている。
しかし、普段は高校も違うため、特に出くわしたり話をするような機会もないだろう。
ましてや、事件の進行に伴って人気が大きく消えるであろう夜の街で会うことなど、とてもではないが望めない。
「あー、いたねあの子。また変なこと言ってるのかな」

絡むかどうかはわからないけどとりあえずモブを。