最終更新:ID:9n9acgxS7Q 2023年12月24日(日) 13:14:45履歴
「これが本当の私。人に捧げる限りない愛」
「そして彼が我がマスター。私が救い、私が救われた存在」
「さあ行きましょう、マスター。最後の仕上げの時は来ました」
「これより達成されるのは! そう! 人理停滞なり!」
母性愛
婚姻のグレートマザー、ユノ≒ジューン・ブライド。
母の物語ナーサリー・ライムを名乗り、子供の物語メアリー・スーを名乗り、神々の母ヘラを名乗り、人類の母ミトコンドリアイヴを名乗った。
しかしてその正体は、物語も持たず、母となることも能わず──すなわち、神話なき女神。
ローマ神話の女神、ユノである。
ガイアに根差した土着の女神であるが、神霊としては特殊な状態であり、本来なら相応の霊基を用意してもサーヴァントとなることは叶わない。
まず機神たるオリュンポスの神々との同一視により、その本来の信仰は失われ、人格らしい人格というものを保っていない。人々に愛されたという記録のみが連綿と続くだけで、そこには物語はない。彼女が名乗ったメアリー・スーのように、取るに足らないキャラクターしか存在していないのだ。
サーヴァントとして映しとるための原型が、そもそも存在していない。ただ漠然と世界に溶け込んで、しかして人類を見守っていた。
なぜなら人々は、私を愛していてくれたから。
神話はなくとも信仰はあり、故にユノは女神であった。そしてその名は進みゆく人代の中でも──未だ婚姻の象徴として残るのである。
人類の愛による、契約の象徴として。
……そして。
そして彼女は、運命と出会う。
人の身のまま神に届いた男が、彼女の前でこう言った。
すべての未来を、知り続けたいと。
だから彼女は、こう返したのだ。
すべての未来を、永遠にしようと。
──契約は成立した。
以上の相愛を以て、彼女のクラスは決定された。神話なき女神は、こうしてカタチというものを持つ。
其は人類が原罪とした、もっとも原始的でもっとも矛盾した感情。
生まれ落ちたのに、死にたくない。
出会ったのに、別れたくない。
進んでほしいのに、終わってほしくない。
故に彼女の神話はここから紡がれ、故に彼女のクラスは「新しき」クラスである。漠然と求められ、漠然と愛し、人代に至って姿を取るその存在は──。
永遠を愛する。
未来を愛する。
憐憫によっての焼却ではなく、母性によっての成長を願う。
人の営みが永遠無限に続く、すなわち人理停滞を。
なぜなら人類史というものは、いつだって愛と勇気の物語だから。
新しき太母、グレートマザーν。
原初の契約たる婚姻の概念と一体化し、英霊の座に依る契約の儀さえも支配する母性愛。
この世すべての物語から発現した、ユノ≒ジューン・ブライドである。
「そして彼が我がマスター。私が救い、私が救われた存在」
「さあ行きましょう、マスター。最後の仕上げの時は来ました」
「これより達成されるのは! そう! 人理停滞なり!」
母性愛
────発現
【元ネタ】ローマ神話
【CLASS】グレートマザーν
【マスター】ソルド・シャスフィア
【真名】ユノ≒ジューン・ブライド
【性別】女
【身長・体重】172cm・53kg
【容姿】ウェーブがかった長髪の女性。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:A 宝具:EX
【CLASS】グレートマザーν
【マスター】ソルド・シャスフィア
【真名】ユノ≒ジューン・ブライド
【性別】女
【身長・体重】172cm・53kg
【容姿】ウェーブがかった長髪の女性。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:A 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:A 宝具:EX
母が持つ、母から産まれた存在に対する絶対的優越権。
母から産まれた者であれば、敵意や戦意を強制的に奪い、絶対的な安心感を無条件で与える。
そして、母から産まれた者による攻撃や状態異常に対して極めて強い耐性を持つ。
婚姻のグレートマザー。その構成要素の殆どは『あなたのための、あなたに書いた物語』、ナーサリー・メアリーが無限に組み合わさった存在である。
母から産まれた者であれば、敵意や戦意を強制的に奪い、絶対的な安心感を無条件で与える。
そして、母から産まれた者による攻撃や状態異常に対して極めて強い耐性を持つ。
婚姻のグレートマザー。その構成要素の殆どは『あなたのための、あなたに書いた物語』、ナーサリー・メアリーが無限に組み合わさった存在である。
自身が産んだ者を、サーヴァントとして生み出すことができる。
また、範囲内に存在するサーヴァントの霊基情報を読み取ることによって、そのサーヴァントのコピーを生み出すことができる。
仮に母から生まれていない存在であっても、このスキルによって生み出すことで「母から産まれた」と再定義し、スキル「母性」の効果の対象となる。
婚姻のグレートマザーの根幹存在は、ローマ神話の土着神ユノである。
もはやその本来の信仰は消え失せ、ギリシャ神話に組み込まれ、それすらも今は歴史として残るのみ。
しかし、彼女は。人に肉を与えることだけは、かろうじて可能だった。
そして彼女は運命と出会い。老いた男は再び生を受け、計画が始まった。
また、範囲内に存在するサーヴァントの霊基情報を読み取ることによって、そのサーヴァントのコピーを生み出すことができる。
仮に母から生まれていない存在であっても、このスキルによって生み出すことで「母から産まれた」と再定義し、スキル「母性」の効果の対象となる。
婚姻のグレートマザーの根幹存在は、ローマ神話の土着神ユノである。
もはやその本来の信仰は消え失せ、ギリシャ神話に組み込まれ、それすらも今は歴史として残るのみ。
しかし、彼女は。人に肉を与えることだけは、かろうじて可能だった。
そして彼女は運命と出会い。老いた男は再び生を受け、計画が始まった。
生まれながらにして完成した女神であることを現す、神性スキルを含む複合スキル。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
ローマ神話の神々の女王たるユノは当然所持しているスキルだが、数多の願望『ナーサリー・メアリー』を取り込んだことでランクダウンしている。
神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。
ローマ神話の神々の女王たるユノは当然所持しているスキルだが、数多の願望『ナーサリー・メアリー』を取り込んだことでランクダウンしている。
単独行動の亜種スキル。
絶望的な状況に決して陥らない、場を"支配"するスキル。
特異点という閉じた"場"においては特に力を発揮し、どれほど遠距離であっても自身への攻撃や敵意全てを認識できる。
絶望的な状況に決して陥らない、場を"支配"するスキル。
特異点という閉じた"場"においては特に力を発揮し、どれほど遠距離であっても自身への攻撃や敵意全てを認識できる。
女神ユノの固有スキル。
自身が生み出した存在に特別性を与えるスキル。
老人の場合は特異点を移動する力を、少女の場合は英霊と適合する力を、少年の場合は霊基に干渉する力を与えた。
自身が生み出した存在に特別性を与えるスキル。
老人の場合は特異点を移動する力を、少女の場合は英霊と適合する力を、少年の場合は霊基に干渉する力を与えた。
神の眼。牝牛の眼の異名をとるヘラの固有スキル。
文字通り全てを識る。神の裁きからは絶対に逃れられないことを表すスキル。自身が今存在する空間全ての情報を知覚し、彼女の意に背く行為を為す者がいた場合、レンジを無視して対象へ攻撃宣言できる。
文字通り全てを識る。神の裁きからは絶対に逃れられないことを表すスキル。自身が今存在する空間全ての情報を知覚し、彼女の意に背く行為を為す者がいた場合、レンジを無視して対象へ攻撃宣言できる。
人類悪でも人類善でもない、しかし何か『新しき』大きな変化をもたらす存在に与えられるスキル。
何かに『結び』を付けることができるスキル。
偽装真名ヘラ≠ミトコンドリア・イヴの持っていた『人類全祖』の正体。
望めば令呪の契約に結びをつけ、人類、ホモ・サピエンス・サピエンスからの攻撃も至る前に消滅させる。
正確に言えば、無限に集う『ナーサリー・メアリー』を肉壁とした無限残機の戦法。
攻撃を受けた部分を切り落とすことで、ダメージを実質的に無効化する。
また、特異点という存在を消滅前に"完結"させることで、"起こった出来事"として歴史に刻み込むことができる。
この効果は基本的に不可逆性だが、同ランク以上のスキル・宝具によって"なかったこと"にされた場合は無効化される。
何かに『結び』を付けることができるスキル。
偽装真名ヘラ≠ミトコンドリア・イヴの持っていた『人類全祖』の正体。
望めば令呪の契約に結びをつけ、人類、ホモ・サピエンス・サピエンスからの攻撃も至る前に消滅させる。
正確に言えば、無限に集う『ナーサリー・メアリー』を肉壁とした無限残機の戦法。
攻撃を受けた部分を切り落とすことで、ダメージを実質的に無効化する。
また、特異点という存在を消滅前に"完結"させることで、"起こった出来事"として歴史に刻み込むことができる。
この効果は基本的に不可逆性だが、同ランク以上のスキル・宝具によって"なかったこと"にされた場合は無効化される。
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
婚姻のグレートマザーν、ユノ≒ジューン・ブライドの宝具であり、愛で包む最小火力の必殺技。
対象となる存在に口付けを行うことで、自己と契約しあらゆる世界と時間に現れ人々を救う『人理の花婿』を生み出す。
『人理の花婿』となった存在は完全に自我を喪いアラヤのシステムに組み込まれる。人理の守護者よりも独善的で究極的な、人理の代弁者たるユノ≒ジューン・ブライドとの婚約。
それは人類全てを助けうる。破滅の道さえ回避させる。地球を超えて、他の星さえも喰らい尽くして人類を生きながらえさせる。
そのために、無垢な状態から生み出し"英雄的行為のみ"を積み上げさせた純粋善たる存在。
それが少年の正体。
……傍に居る老いたる男は、英雄たれとされ、そうなった少年を見て何を思うか。
婚姻のグレートマザーν、ユノ≒ジューン・ブライドの宝具であり、愛で包む最小火力の必殺技。
対象となる存在に口付けを行うことで、自己と契約しあらゆる世界と時間に現れ人々を救う『人理の花婿』を生み出す。
『人理の花婿』となった存在は完全に自我を喪いアラヤのシステムに組み込まれる。人理の守護者よりも独善的で究極的な、人理の代弁者たるユノ≒ジューン・ブライドとの婚約。
それは人類全てを助けうる。破滅の道さえ回避させる。地球を超えて、他の星さえも喰らい尽くして人類を生きながらえさせる。
そのために、無垢な状態から生み出し"英雄的行為のみ"を積み上げさせた純粋善たる存在。
それが少年の正体。
……傍に居る老いたる男は、英雄たれとされ、そうなった少年を見て何を思うか。
婚姻のグレートマザー、ユノ≒ジューン・ブライド。
母の物語ナーサリー・ライムを名乗り、子供の物語メアリー・スーを名乗り、神々の母ヘラを名乗り、人類の母ミトコンドリアイヴを名乗った。
しかしてその正体は、物語も持たず、母となることも能わず──すなわち、神話なき女神。
ローマ神話の女神、ユノである。
ガイアに根差した土着の女神であるが、神霊としては特殊な状態であり、本来なら相応の霊基を用意してもサーヴァントとなることは叶わない。
まず機神たるオリュンポスの神々との同一視により、その本来の信仰は失われ、人格らしい人格というものを保っていない。人々に愛されたという記録のみが連綿と続くだけで、そこには物語はない。彼女が名乗ったメアリー・スーのように、取るに足らないキャラクターしか存在していないのだ。
サーヴァントとして映しとるための原型が、そもそも存在していない。ただ漠然と世界に溶け込んで、しかして人類を見守っていた。
なぜなら人々は、私を愛していてくれたから。
神話はなくとも信仰はあり、故にユノは女神であった。そしてその名は進みゆく人代の中でも──未だ婚姻の象徴として残るのである。
人類の愛による、契約の象徴として。
……そして。
そして彼女は、運命と出会う。
人の身のまま神に届いた男が、彼女の前でこう言った。
すべての未来を、知り続けたいと。
だから彼女は、こう返したのだ。
すべての未来を、永遠にしようと。
──契約は成立した。
以上の相愛を以て、彼女のクラスは決定された。神話なき女神は、こうしてカタチというものを持つ。
其は人類が原罪とした、もっとも原始的でもっとも矛盾した感情。
生まれ落ちたのに、死にたくない。
出会ったのに、別れたくない。
進んでほしいのに、終わってほしくない。
故に彼女の神話はここから紡がれ、故に彼女のクラスは「新しき」クラスである。漠然と求められ、漠然と愛し、人代に至って姿を取るその存在は──。
永遠を愛する。
未来を愛する。
憐憫によっての焼却ではなく、母性によっての成長を願う。
人の営みが永遠無限に続く、すなわち人理停滞を。
なぜなら人類史というものは、いつだって愛と勇気の物語だから。
新しき太母、グレートマザーν。
原初の契約たる婚姻の概念と一体化し、英霊の座に依る契約の儀さえも支配する母性愛。
この世すべての物語から発現した、ユノ≒ジューン・ブライドである。
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