kagemiya@ふたば

【氏名】鉄砲塚湊（てっぽうづか みなと）
【性別】男性？
【年齢】16歳
【出身】黄原町
【身長・体重】166cm・kg
【スリーサイズ】78/59/86

【肌色】色白【髪色】ブラウン【瞳色】黒

【所属】黄原高校二年生

一応は男性ということになっているが、くりっとした眼球にふんわりとした髪はかなり女性的。
線の細い外観に萌え袖という守りたさも相まって男子のみならず女子も熱を上げているという。
髪質は柔らかめではあるが、男性らしさを出すためにヘアワックスで軽く固めている。

ん、魔法かぁ。使えるとお伽噺みたいなことができて楽しそうだよね、灰被りシンデレラの魔女って少し憧れなんだ。
魔術とは無縁な一般人である。

一人暮らしなので結構得意。得意料理は和食。
お菓子作りも得意であり部活のお茶請けも毎回作る。
ただ揚げものは作らない。ドーナツは買う専。

　こゝろざし深き人にはいくたびも　あはれみ深く奥ぞ教ふる
　その道に入らむと思ふ心こそ　我が身ながらの師匠なりけれ　──千利休
健全なる心身を養うための裏千家流茶道を学んでいる。
男の児とは思えぬ嫋やかな所作・礼儀作法は見る者の目を引く。

実は女の子だったんだよ！（早すぎるネタバレ）

名家の子女。実家の定めで高校を卒業するまでは男性として振る舞う事となっているため、
高校に通う際は普段は性別を偽った上で学ラン姿で登校している。
ただし現在は窮屈な家の方針に反発し家を出て、アパートを借りて一人暮らししている。
そのため家事全般はそれなりにできるが、他所様に見せれるレベルではないと思っている。

自戒的かつ規範的な性格。几帳面であろうとする。
けれど内面では破戒的な部分もあり、「楽しそう」と感じる出来事には割りと流されることも多い。
また、他人の目を過剰に意識するところもあり、注目を浴びることは割りと苦手とする。
その割には時折自由な居振る舞いを見せ、中性的な美貌も相まって注目を集めるものなのでわからないものである。

茶道部のお茶請けも彼女の自作。
きっちり分量を定めることの多い和食も得意な部類。

高校を卒業すると実家に戻り家業を継ぐか、実家を更に盛り立てるための道具お嫁さんになるかの二択であり、
それまでの僅かな期間である学生生活を彼女は友人と共に充実しつつ楽しんでいる。
自らの将来については自由がないことに嫌だなぁと思う部分もあるが、
その反面、レールが定まっている事についても楽だなと考えている部分もあり、気持ちとしてはどっちつかずの位置についている。
諦念からあまり考えないようにしていたが、りせからはそんな惰弱なのはよくないと発破を掛けられており、現在は少しずつ真剣に考えるようになった。

胸はサラシで抑えており、実際は5カップほど上がる。
結構苦しいから成長しないで欲しいと思ってるのに年当たりセンチ単位で成長してるのが悩み。

特技：和食、お菓子作り
好きなもの：ちゃお！、りぼん、なかよし
苦手なもの：揚げ物料理(食べるのは好き)、名探偵

【一人称】僕　【二人称】きみ、〇〇くん　【三人称】あいつ

「や、おはよう。一日の計は朝にありとは言うけれどちゃんと朝は食べたのかい？　や、それはいけない。
　僕の朝ご飯のクロックムッシュを少しラップに包んできたけど食べるよね。ん、きみならそう言うと思っていたよ。
　あ、もう口元にお弁当なんてこしらえて。週番に見つかったら怒られちゃうじゃないか。ま、その時は僕も一緒に怒られてあげるけどね」

「茶の湯とはただ湯をわかし茶をたてて飲むばかりなる本を知るべし。と、茶聖の言葉」

「と、結構なお服加減でございます。ん、きみも僕と同じように茶碗をしっかり持って。
　あ、飲む前に茶碗を回し……あ、あっ……くち、つけちゃった……。
　………何、顔を赤らめてるのかって。べ、別に何でも。ん、別に恥ずかしがる事でもないよね！」

「fn〜♪　ん、何の歌を聴いているのかって。Mr.Childrenをヘビロテだね。
　tomorrow never knowsも、innocent worldもいい。ね、ヘッドホン貸してあげるからきみも聴く？」

「ぬ、学校をフケようだなんてきみもかなりの不良だね。ま、いいさ。信頼できるきみと一緒ならいつだって付き合うよ、僕は。
　さ、どこ行くんだい。ゲーセン？　や、それともサ店でゆっくりダベっていこうか？」

現茨城県の常陸の国は北関東の雄・佐竹義重の支配する地として知られているが、
佐竹氏は南郷金山を保有し冶金技術に力を入れ、その資金力を背景に鉄砲隊を構築するなどして多大な軍事力を得たという。
鉄砲塚氏はその金山の管理を佐竹氏より任じられ、
豊臣・徳川政権下においても武家にして豪商という独特な立場を以て存在力を発揮し続け、
日本政府の経済の一翼を担う一大コンツェルンとして裏の政界を支配する三百人委員会の一柱として君臨しているとされる。
湊はその本家の当主の娘ではあるが、しきたりで女児は男の児として育てるべしという決まりが伝えられており、
それに従って湊も男性的に育てられた、という経緯を持っているのだ。

茶道部に所属しているが、様々な理由が積み重なってのこと。
運動部は自身の境遇もあって忌避気味であり、文化部は料理部を検討したが、
自身の料理の腕前は人様に見せる程でもない、また洋食は余り得意ではない、ということで入部は断念した。
そんな中で誘われた茶道部は自身の精神性とも合致し、また雰囲気も気に入ったということで所属するに至っている。

そのうち追記。
野々緒りせ：りせくん
学友。転校生である彼女を気に掛けて声掛けして以来、茶道部室で個人的に茶を点てたりしている。
その際のりせの佇まいは和敬清寂の理念を体現するが如く、門外漢とは思えぬその振る舞いを湊は率直に評価する。
嗚呼、この所作からしてきっと為すべくして為す人なのだ。きっとこの静謐たる茶室は、りせのために用意されたのだと錯覚するほどに。
梓同様に自身の悩み事を相談できる数少ない相手ではあるのだが、りせが指摘する自身の境遇、克己すべき将来においては、
「う、それを言われると苦しいな」「ん、でも嫌なことばかりではないんだ。りせくんと縁を持てたしね」と苦笑いで誤魔化している。

小夜峰昴：昴くん
学友。互いに必要以上に干渉することはなく、互いに心地よい距離感での友人付き合いを続けている関係。

山城亜雪：亜雪くん
学友。その仮面の存在を理解しているが、その上であまり干渉すること無く付き合う関係。
パフェとか食べに行かない？

鎧塚梓：梓会長、梓
学友。おそらく学園で湊が最も信頼を寄せる相手ではあるし、良き相談相手にもなる関係である。
湊の正体を知る数少ない人物の一人であり、服装を着替える際の空き教室の鍵も会長特権で用意してもらっているんだとか。
実家の関係でよくプロムナードにおいても顔を合わせたりする。かも。

九纏儀結衣：
学友。

八百代凛音?：

五味緑郎：ゴミくん
学友。……や、女子って気付かれてないとは思うんだけど、視線がたまに怖いんだよね、うん。
ま、人となりは嫌いではなく、むしろ好きなんだけどね。元気出るしね。

嵐川出里：嵐川先生、いずちゃん
古文教師。身近な大人であり、またその自由な気風に尊敬も寄せる。
でも梓と昴くんの仕事が彼女のせいで雪だるま式に増えているのはちょっと苦笑い。

貧乳にしようか迷ったけど男装女子は巨乳であるべしとハンムラビ法典でも決まっているので許して欲しい