最終更新: nevadakagemiya 2020年11月01日(日) 00:17:56履歴
「王には全うすべき義務がある」
「そして」
「男には、貫くべき意地があるのだ」
【元ネタ】古英詩『ベーオウルフ』
【CLASS】セイバー
【真名】ベオウルフ
【異名・別名・表記揺れ】ベーオウルフ
【性別】男
【身長・体重】185cm・73kg
【肌色】褐色 【髪色】白髪 【瞳色】翡翠
【外見・容姿】赤錆びた鎧を纏い五本の剣を携えた老王
【地域】北欧・デンマーク
【年代】不明(登場人物の1人、ヒイェラーク王のフリジア遠征(デイフレヴンとの戦い)はトゥールのグレゴリウスによると520年代とされるらしい)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・王・愛するもの
【ステータス】筋力:A- 耐久:A- 敏捷:B- 魔力:E 幸運:B 宝具:A+
作成:Picrew「拝式目付きの悪い男メーカー」
【CLASS】セイバー
【真名】ベオウルフ
【異名・別名・表記揺れ】ベーオウルフ
【性別】男
【身長・体重】185cm・73kg
【肌色】褐色 【髪色】白髪 【瞳色】翡翠
【外見・容姿】赤錆びた鎧を纏い五本の剣を携えた老王
【地域】北欧・デンマーク
【年代】不明(登場人物の1人、ヒイェラーク王のフリジア遠征(デイフレヴンとの戦い)はトゥールのグレゴリウスによると520年代とされるらしい)
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・王・愛するもの
【ステータス】筋力:A- 耐久:A- 敏捷:B- 魔力:E 幸運:B 宝具:A+
作成:Picrew「拝式目付きの悪い男メーカー」
軍団の指揮能力、団体戦闘において自軍の能力を向上させる稀有な才能。
叙事詩においてベオウルフが王位の継承を断る場面があるが、これは自身よりも血統上優れた後継者であるヘアルドレードがいたため。
彼の死後イェーアトの王位を継いだベオウルフはそのカリスマ性を遺憾なく発揮し、賢王として五十年間に渡って統治を行ったという。
叙事詩においてベオウルフが王位の継承を断る場面があるが、これは自身よりも血統上優れた後継者であるヘアルドレードがいたため。
彼の死後イェーアトの王位を継いだベオウルフはそのカリスマ性を遺憾なく発揮し、賢王として五十年間に渡って統治を行ったという。
アーグレーカ。英雄/怪物の中でも傑出した存在であることを示す称号。
古英詩『ベーオウルフ』においてはベオウルフ、シイェムンド(シグムンド)、グレンデルとその母、名もなき火竜がこれに該当する。
保有者によって効果が変わり、ベオウルフの場合は同ランクの怪力、天性の肉体、戦闘続行を含む複合スキルとなっている。
十人力ならぬ三十人力、グレンデルに匹敵する強さを誇ったベオウルフだが、老年期の姿で召喚されたために少々衰えてしまっている。
古英詩『ベーオウルフ』においてはベオウルフ、シイェムンド(シグムンド)、グレンデルとその母、名もなき火竜がこれに該当する。
保有者によって効果が変わり、ベオウルフの場合は同ランクの怪力、天性の肉体、戦闘続行を含む複合スキルとなっている。
十人力ならぬ三十人力、グレンデルに匹敵する強さを誇ったベオウルフだが、老年期の姿で召喚されたために少々衰えてしまっている。
竜種を仕留めた者に備わる特殊スキル。竜種に対する攻撃力、防御力の大幅向上。
これは天から授かった才能ではなく、竜を殺したという逸話そのものがスキル化したといえる。
魔性グレンデルやその母も倒しているが、今回の召喚では「命を賭して火竜を倒した老王」として現界しているため本スキルのみを有する。
これは天から授かった才能ではなく、竜を殺したという逸話そのものがスキル化したといえる。
魔性グレンデルやその母も倒しているが、今回の召喚では「命を賭して火竜を倒した老王」として現界しているため本スキルのみを有する。
ベオウルフという男の本質。守るべきもののため、その命を振り絞って奮い立つ者。
己の欲望のためでなく、誰かのためにこそ戦う。それこそが、同じ凄まじき者 である筈の怪物 と勇者 を別った決定的な違いに他ならない。
その背に仲間の幸福と民の平穏を背負うからこそ、彼らはいつだって立ち上がり、限界を超え、窮地を覆してきたのだから。
スキルとしては、危機的な状況において幸運を「呼び込む」でも「感じ取る」でもなく「掴み取る」能力として発揮される。
難行を踏破するという点で星の開拓者と類似するも、こちらは人間力ではなく運命力、その者だからこそ持つ『誇り』を燃やし尽くす力である。
己の欲望のためでなく、誰かのためにこそ戦う。それこそが、同じ
その背に仲間の幸福と民の平穏を背負うからこそ、彼らはいつだって立ち上がり、限界を超え、窮地を覆してきたのだから。
スキルとしては、危機的な状況において幸運を「呼び込む」でも「感じ取る」でもなく「掴み取る」能力として発揮される。
難行を踏破するという点で星の開拓者と類似するも、こちらは人間力ではなく運命力、その者だからこそ持つ『誇り』を燃やし尽くす力である。
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
グレンデルを撃退した報酬としてフロースガール王から譲渡された武具。
剣、鎖帷子と兜、軍旗の3つからなる常時発動型宝具。所持することでそれぞれ幸運、耐久、カリスマを1ランク上昇させる。
装備する必要は無く、他の剣を使っている時や非武装状態でも効果が適用されるという、地味ながら使い勝手の良い宝具。
また、追い詰められた際に敵ごと鎧を『壊れた幻想 』で弾き飛ばすことで強制的に仕切り直すといった荒業も可能。
グレンデルを撃退した報酬としてフロースガール王から譲渡された武具。
剣、鎖帷子と兜、軍旗の3つからなる常時発動型宝具。所持することでそれぞれ幸運、耐久、カリスマを1ランク上昇させる。
装備する必要は無く、他の剣を使っている時や非武装状態でも効果が適用されるという、地味ながら使い勝手の良い宝具。
また、追い詰められた際に敵ごと鎧を『
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
逃走したグレンデルとその母を討伐する際にウンフェルスから借り受けた魔剣。
猟犬の名の通り「血の匂いを嗅ぎつける」特性を持ち、振れば最適な斬撃を打ち込み、投げれば自動で敵を追尾し攻撃する。
またその特性を活かし、敵の血を吸わせることで相手の位置を索敵・追跡させることもできる。
一方で肝心のグレンデルらとの戦いで役に立たなかった逸話から、窮地に陥った際に自壊するデメリットを抱えている。
逃走したグレンデルとその母を討伐する際にウンフェルスから借り受けた魔剣。
猟犬の名の通り「血の匂いを嗅ぎつける」特性を持ち、振れば最適な斬撃を打ち込み、投げれば自動で敵を追尾し攻撃する。
またその特性を活かし、敵の血を吸わせることで相手の位置を索敵・追跡させることもできる。
一方で肝心のグレンデルらとの戦いで役に立たなかった逸話から、窮地に陥った際に自壊するデメリットを抱えている。
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
主君ヒイェラーク王を討ったフリジア国の勇士デイフレヴンを倒して得た魔剣。
細長く突き刺す形状をしているフルンティングとは正反対に、剣というよりは鋼鉄でできた棍棒に近く、切れ味は無いに等しい。
斬るのではなく叩き潰すことを目的とした剣で、ベオウルフの膂力と合わさり極めて重い一撃を相手に打ち込む。
ベオウルフの全力には耐えられず、ある程度使い続けると壊れてしまうが、その瞬間は大ダメージを与えることができる。
主君ヒイェラーク王を討ったフリジア国の勇士デイフレヴンを倒して得た魔剣。
細長く突き刺す形状をしているフルンティングとは正反対に、剣というよりは鋼鉄でできた棍棒に近く、切れ味は無いに等しい。
斬るのではなく叩き潰すことを目的とした剣で、ベオウルフの膂力と合わさり極めて重い一撃を相手に打ち込む。
ベオウルフの全力には耐えられず、ある程度使い続けると壊れてしまうが、その瞬間は大ダメージを与えることができる。
ランク:A 種別:対人〜対軍/対魔宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
グレンデルとその母との決戦の地である水底の宮殿で見つけた、鉄塊の如き魔剣。
古英詩『ベーオウルフ』に登場する剣の中では最も古い代物。ヨトゥンと呼ばれる古き時代の巨人よって鍛えられたる神造兵装。
巨人の揮う武器であるために、人が使うには余りにも大きく、常識外れに分厚く、何よりも重すぎる。
だが万年級の神秘を内包したその切れ味は凄まじく、如何なる武器をも通さぬ強靭性を誇るグレンデルの首を斬り落とせるほど。
ベオウルフの持つ剣の中で、人の域を超えた膂力を持つ彼の全力に唯一耐え切ることができる、彼が二番目に信頼する武器である。
平常時はどういう訳か、グレンデルらを倒した後の、柄だけの状態で腰の後ろのホルダーに納められている。
しかし柄から魔力を流し込むことで、その鍔から先に伝承通りの規格外に巨大な刀身が形成される。
神造兵装の「人の望みによって作られたもの」という性質が強く反映してか、この剣は担い手の意思を汲み取り自在に刀身を変形させる特性を有する。
刀身の質量は与えた魔力の量に比例し、懐に隠し持てるぐらいのダガーから伝承以上の大きさの斬山剣まで、変形できる範囲に際限は無い。
あくまで使用者のイメージを再現するものであるため、使いこなすには相当の経験が求められるが、そこは百戦錬磨のベオウルフ。
幾多の戦場を越えて磨き上げられた慧眼は、戦場の環境や敵の特性などを即座に把握し、状況に適した剣を作り上げることを可能とする。
例え相手がどのような防御手段を用いようとも、守り諸共敵を一刀両断してしまう。凄まじき力を誇るベオウルフが振るうに相応しき剣と言えるだろう。
ベオウルフが全力で戦う際には、かつて水底の宮殿において巨躯の姿となったグレンデルの首を一刀両断した斬竜剣となる。
身長を遥かに超える巨大さと誇る上、それが圧倒的な力で振るわれることで絶大な破壊力を生み出し、斬撃の余波だけで山をも斬り落とす。
他にも魔性特攻などの効果を備えているが、明確な弱点もあり、刀身を変形させる際に姿形を変える魔性の血を取り込んでしまうと壊れてしまう。
これは形状を固定する「剣」の定義が曖昧になってしまうため。伝承に於いてもグレンデルの血を浴びたために自己を見失い、刀身が溶け落ちてしまった。
グレンデルとその母との決戦の地である水底の宮殿で見つけた、鉄塊の如き魔剣。
古英詩『ベーオウルフ』に登場する剣の中では最も古い代物。ヨトゥンと呼ばれる古き時代の巨人よって鍛えられたる神造兵装。
巨人の揮う武器であるために、人が使うには余りにも大きく、常識外れに分厚く、何よりも重すぎる。
だが万年級の神秘を内包したその切れ味は凄まじく、如何なる武器をも通さぬ強靭性を誇るグレンデルの首を斬り落とせるほど。
ベオウルフの持つ剣の中で、人の域を超えた膂力を持つ彼の全力に唯一耐え切ることができる、彼が二番目に信頼する武器である。
平常時はどういう訳か、グレンデルらを倒した後の、柄だけの状態で腰の後ろのホルダーに納められている。
しかし柄から魔力を流し込むことで、その鍔から先に伝承通りの規格外に巨大な刀身が形成される。
神造兵装の「人の望みによって作られたもの」という性質が強く反映してか、この剣は担い手の意思を汲み取り自在に刀身を変形させる特性を有する。
刀身の質量は与えた魔力の量に比例し、懐に隠し持てるぐらいのダガーから伝承以上の大きさの斬山剣まで、変形できる範囲に際限は無い。
あくまで使用者のイメージを再現するものであるため、使いこなすには相当の経験が求められるが、そこは百戦錬磨のベオウルフ。
幾多の戦場を越えて磨き上げられた慧眼は、戦場の環境や敵の特性などを即座に把握し、状況に適した剣を作り上げることを可能とする。
例え相手がどのような防御手段を用いようとも、守り諸共敵を一刀両断してしまう。凄まじき力を誇るベオウルフが振るうに相応しき剣と言えるだろう。
ベオウルフが全力で戦う際には、かつて水底の宮殿において巨躯の姿となったグレンデルの首を一刀両断した斬竜剣となる。
身長を遥かに超える巨大さと誇る上、それが圧倒的な力で振るわれることで絶大な破壊力を生み出し、斬撃の余波だけで山をも斬り落とす。
他にも魔性特攻などの効果を備えているが、明確な弱点もあり、刀身を変形させる際に姿形を変える魔性の血を取り込んでしまうと壊れてしまう。
これは形状を固定する「剣」の定義が曖昧になってしまうため。伝承に於いてもグレンデルの血を浴びたために自己を見失い、刀身が溶け落ちてしまった。
ランク:B/A+ 種別:結界/対人(対陣)宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:300人/2人
ヒイェラーク王の父にしてベオウルフの祖父である、先王フレーゼルの黄金作りの剣。
それにデネの王フロースガールの城館にしてベオウルフとグレンデルの決闘場の舞台となった牡鹿館(ヘオロット)が複合した宝具。
フレーゼルの剣はヒイェラーク王がベオウルフと共同統治を行おうと領土の半分と共に渡したものであり、
ヘオロットは本来フロースガール王の物だが、詩中においてベオウルフとグレンデルを指して「館の主(守人)」と称された。
即ちベオウルフが領土を持つことの証がフレーゼルの剣であり、ベオウルフの領土とはヘオロットであるとして結び付けられたもの。
この宝具の起点となる黄金の剣『宴へと招く剣 』は、他の四つの剣と異なり普段は装備されていない。
必要になった際にのみ霊体化して仕舞われた状態から取り出されるが、この剣の用途とは武器ではなく、扉を開けるための鍵である。
この剣を地面に突き立てることで周囲の空間を切り取り、かつて勇士たちの酒宴の場となったヘオロットを魔力によって再現する。
ヘオロットは一種の陣地として機能し、マスターからの魔力供給だけでなく地脈から魔力を汲み上げることで回復力を促進する効果がある。
単純に休憩地点として使用しても良いが、食事や音楽と共に他者と語らう、つまり宴の場として使うことで効果が上昇する。
またヘオロットはグレンデルと戦った際に(椅子や扉こそ壊れたが)崩壊はしなかった闘技場であり、内外問わず攻撃による破壊に耐性がある。
一方で毎夜毎晩グレンデルが襲撃し惨劇の舞台ともなったこともあって、侵入や乱入自体は極めて容易いという陣地としての欠陥もある。
この宝具にはもう一つの使い方があり、それは魔力を敢えて限界以上に流し込み暴走・自壊させることで発揮される。
炸裂した剣から放出された、本来館を構築する筈の莫大な魔力は、しかし剣という起点を失ったことで形が定まらずに周囲に浸透していく。
これによって一帯の領域を『ヘオロット』として再定義され、通常よりも広く形が無いがために決して壊れることのない闘技場を形成する。
同時にフレーゼルの剣という宝具を構成する要素の片割れが消えたことで、剣に圧迫され失われていたヘオロットの更なる効果も解禁される。
一つは「拳闘の強化」。領域内における戦闘時、武器や魔術による攻撃の効き目は弱く、肉弾攻撃の威力や肉体の強度は上昇する。
もう一つが「一対一の強制」。自身は指定した相手以外からはダメージを受けず、また指定した相手以外にダメージを与えられない。
逆もまた同じであり、発動中は互いに他者からの援護を一切受けられなくなる。そしてこの効果はどちらかが死ぬまで消失しない。
一方で乱戦中に発動して自身と厄介な敵を対象とすることで誤射などを無効化し、間接的に自陣を守るというメリットもある。
何よりも状況を整えながら「剣を自発的に壊せる」という、最後の宝具にとって最大の利点を含んでいる。正に決戦宝具と呼ぶべき代物である。
ヒイェラーク王の父にしてベオウルフの祖父である、先王フレーゼルの黄金作りの剣。
それにデネの王フロースガールの城館にしてベオウルフとグレンデルの決闘場の舞台となった牡鹿館(ヘオロット)が複合した宝具。
フレーゼルの剣はヒイェラーク王がベオウルフと共同統治を行おうと領土の半分と共に渡したものであり、
ヘオロットは本来フロースガール王の物だが、詩中においてベオウルフとグレンデルを指して「館の主(守人)」と称された。
即ちベオウルフが領土を持つことの証がフレーゼルの剣であり、ベオウルフの領土とはヘオロットであるとして結び付けられたもの。
この宝具の起点となる黄金の剣『
必要になった際にのみ霊体化して仕舞われた状態から取り出されるが、この剣の用途とは武器ではなく、扉を開けるための鍵である。
この剣を地面に突き立てることで周囲の空間を切り取り、かつて勇士たちの酒宴の場となったヘオロットを魔力によって再現する。
ヘオロットは一種の陣地として機能し、マスターからの魔力供給だけでなく地脈から魔力を汲み上げることで回復力を促進する効果がある。
単純に休憩地点として使用しても良いが、食事や音楽と共に他者と語らう、つまり宴の場として使うことで効果が上昇する。
またヘオロットはグレンデルと戦った際に(椅子や扉こそ壊れたが)崩壊はしなかった闘技場であり、内外問わず攻撃による破壊に耐性がある。
一方で毎夜毎晩グレンデルが襲撃し惨劇の舞台ともなったこともあって、侵入や乱入自体は極めて容易いという陣地としての欠陥もある。
この宝具にはもう一つの使い方があり、それは魔力を敢えて限界以上に流し込み暴走・自壊させることで発揮される。
炸裂した剣から放出された、本来館を構築する筈の莫大な魔力は、しかし剣という起点を失ったことで形が定まらずに周囲に浸透していく。
これによって一帯の領域を『ヘオロット』として再定義され、通常よりも広く形が無いがために決して壊れることのない闘技場を形成する。
同時にフレーゼルの剣という宝具を構成する要素の片割れが消えたことで、剣に圧迫され失われていたヘオロットの更なる効果も解禁される。
一つは「拳闘の強化」。領域内における戦闘時、武器や魔術による攻撃の効き目は弱く、肉弾攻撃の威力や肉体の強度は上昇する。
もう一つが「一対一の強制」。自身は指定した相手以外からはダメージを受けず、また指定した相手以外にダメージを与えられない。
逆もまた同じであり、発動中は互いに他者からの援護を一切受けられなくなる。そしてこの効果はどちらかが死ぬまで消失しない。
一方で乱戦中に発動して自身と厄介な敵を対象とすることで誤射などを無効化し、間接的に自陣を守るというメリットもある。
何よりも状況を整えながら「剣を自発的に壊せる」という、最後の宝具にとって最大の利点を含んでいる。正に決戦宝具と呼ぶべき代物である。
英文学最古の叙事詩と言われる古英詩「ベーオウルフ」の主人公。
シルディング族の長となったフロースガール王が牡鹿館を建てた記念に毎夜毎晩宴を開いたが、喧騒に苛立った沼地の怪物グレンデルが館を襲う。
グレンデルが夜毎に牡鹿館の戦士たちを惨殺し続けて12年後、この巨人を倒すために15人の部下を連れて王の下を訪れるのがベオウルフである。
彼らの来訪を歓迎し牡鹿館で宴が開かれると、何時ものようにグレンデルが襲いに来るが、ベオウルフは武器を持たぬ相手に対し素手で挑む。
他の戦士たちも応戦しようとするが歯が立たず。一方でベオウルフはその凄まじい膂力をもってグレンデルの片腕を引き千切りこれを撃退した。
しかし今度はグレンデルの母が復讐のため修復された牡鹿館を襲い、王の心の友であったアシュヘレとグレンデルの腕を奪い去ったという。
あの水魔を倒して欲しいという王の願いを聞いて、ベオウルフは彼らの住処である沼地へ向かうが、怪物たちによって水底へ引きずり込まれてしまう。
水底にある宮殿で待っていたグレンデルの母に戦いを挑んだベオウルフは一度は窮地に陥るも、巨人作りの剣を見つけてこれを打ち倒す。
そして宮殿の奥で臥せていたグレンデルの首も斬り落とし、平和を齎したベオウルフは、フロースガール王から様々な宝を貰い受け、故郷へと帰った。
時代は流れて50年後、ヒイェラーク王とその血を継ぐ彼以外の者たちが死んだためにベオウルフはイェーアトの王位に就いて国を統治していた。
しかしある時、主君に罰せられた若者が罪を許してもらうために洞窟から宝を盗む。しかしそれは洞窟に住まう火竜が守っていたものだった。
宝を盗まれたことに怒り狂った竜は国を襲う。ベオウルフは国を守るため、竜の吐く炎に耐えられる盾を作らせ、老いた体に鞭を打ち討伐に向かう。
火竜退治にはベオウルフの他に11人の部下が付いてきていたが、火竜に恐れをなして洞窟に入らず、若騎士ウィーラーフ以外は皆逃げ果せてしまった。
彼と共に火竜に挑んだベオウルフは、その頭に名剣ネイリングを叩き込む。しかし剣は折れてしまい、逆に反撃を受けて首に致命傷を負ってしまう。
絶体絶命のベオウルフを救うべく、ウィーラーフが炎に腕を焼かれながらも竜の首に剣を突き立てる。そしてベオウルフも竜の腹に短剣でトドメを刺した。
火竜が倒され、隠れていた部下たちが宝を漁りに行く中、ウィーラーフはベオウルフの下に向かう。しかしベオウルフは竜の毒で命尽きようとしていた。
民が宝を得たことに安堵したベオウルフは、ウィーラーフに自身の遺体は岬で火葬して欲しいと遺言を告げ、自らの武具と後のことを彼に託して息絶えた。
目の前で王を亡くしたことに悲しむウィーラーフ。王を見捨てて逃げ出し、王の死に際にも宝を優先した他の部下たちに怒りの言葉をぶつける。
斯くしてベオウルフは遺言通り鯨岬で火葬された。王の死によって近々周辺諸国との戦争が起こることを仄めかされながら、ベオウルフの物語は幕を閉じる。
シルディング族の長となったフロースガール王が牡鹿館を建てた記念に毎夜毎晩宴を開いたが、喧騒に苛立った沼地の怪物グレンデルが館を襲う。
グレンデルが夜毎に牡鹿館の戦士たちを惨殺し続けて12年後、この巨人を倒すために15人の部下を連れて王の下を訪れるのがベオウルフである。
彼らの来訪を歓迎し牡鹿館で宴が開かれると、何時ものようにグレンデルが襲いに来るが、ベオウルフは武器を持たぬ相手に対し素手で挑む。
他の戦士たちも応戦しようとするが歯が立たず。一方でベオウルフはその凄まじい膂力をもってグレンデルの片腕を引き千切りこれを撃退した。
しかし今度はグレンデルの母が復讐のため修復された牡鹿館を襲い、王の心の友であったアシュヘレとグレンデルの腕を奪い去ったという。
あの水魔を倒して欲しいという王の願いを聞いて、ベオウルフは彼らの住処である沼地へ向かうが、怪物たちによって水底へ引きずり込まれてしまう。
水底にある宮殿で待っていたグレンデルの母に戦いを挑んだベオウルフは一度は窮地に陥るも、巨人作りの剣を見つけてこれを打ち倒す。
そして宮殿の奥で臥せていたグレンデルの首も斬り落とし、平和を齎したベオウルフは、フロースガール王から様々な宝を貰い受け、故郷へと帰った。
時代は流れて50年後、ヒイェラーク王とその血を継ぐ彼以外の者たちが死んだためにベオウルフはイェーアトの王位に就いて国を統治していた。
しかしある時、主君に罰せられた若者が罪を許してもらうために洞窟から宝を盗む。しかしそれは洞窟に住まう火竜が守っていたものだった。
宝を盗まれたことに怒り狂った竜は国を襲う。ベオウルフは国を守るため、竜の吐く炎に耐えられる盾を作らせ、老いた体に鞭を打ち討伐に向かう。
火竜退治にはベオウルフの他に11人の部下が付いてきていたが、火竜に恐れをなして洞窟に入らず、若騎士ウィーラーフ以外は皆逃げ果せてしまった。
彼と共に火竜に挑んだベオウルフは、その頭に名剣ネイリングを叩き込む。しかし剣は折れてしまい、逆に反撃を受けて首に致命傷を負ってしまう。
絶体絶命のベオウルフを救うべく、ウィーラーフが炎に腕を焼かれながらも竜の首に剣を突き立てる。そしてベオウルフも竜の腹に短剣でトドメを刺した。
火竜が倒され、隠れていた部下たちが宝を漁りに行く中、ウィーラーフはベオウルフの下に向かう。しかしベオウルフは竜の毒で命尽きようとしていた。
民が宝を得たことに安堵したベオウルフは、ウィーラーフに自身の遺体は岬で火葬して欲しいと遺言を告げ、自らの武具と後のことを彼に託して息絶えた。
目の前で王を亡くしたことに悲しむウィーラーフ。王を見捨てて逃げ出し、王の死に際にも宝を優先した他の部下たちに怒りの言葉をぶつける。
斯くしてベオウルフは遺言通り鯨岬で火葬された。王の死によって近々周辺諸国との戦争が起こることを仄めかされながら、ベオウルフの物語は幕を閉じる。
炎を浴びたように焦げた肌、老いて色の落ちた髪に無精髭、獣のように鋭い目つき。
年寄りを自称しながらもその体つきは筋骨隆々かつ傷だらけと逞しく、その表情も頬の傷跡も相まって精悍で若々しさを感じさせる偉丈夫。
力強く俊敏な動きは歳を感じさせず、若い頃の獰猛さを残しつつも幾多の場数を踏んで磨かれた心身が老練な雰囲気を醸し出している。
酸いも甘いも嚙み分けた老王。その性格は質実剛健にして豪放磊落と言ったところで、落ち着きながらも心に若い頃の獰猛さを秘めている。
ざっくばらんな人柄で誰に対しても基本自然体で振る舞う。肩肘張った関係を好まず、マスターとも対等であろうとする。
人には皆生涯において為すべきこと、為すと決めたことがあり、それを己の手で為し遂げることが獣ではない人として最も大事なことだと考えている。
そのため割と面倒見は良いがスパルタで、力のない者は自立するまでは庇護する、力があるのに動かない者は背を蹴ってでも進ませるというスタンス。
自分にもまた厳しく、向いていないことでもやると決めたらやり通す。そういった性格もあって割と何でも卒なくこなす。
実は料理好きで、頼まれれば嬉々として作ってくれる。老年の衰えへに対し思うところがあったのか、作る料理は肉も多いが野菜も多く健康的。
平時は胸元を開けたシャツにジーンズといった簡素な服を好んで着ているが、王の威厳の重要性も理解しており、必要な時にはしっかり礼服を着こむ。
戦闘時には状況を冷静に観察し、戦略を立て、堅実に戦況を進める。しかし時には己の直感を信じ、力業を押し通して場の流れを掴む大胆な面もある。
言葉も尽くすが大事なことは背で語る。時に厳しくもそこには確かな優しさがある。大人の男、後を託す者としての理想を体現した雄々しき大成者である。
イメージカラー:赤銅
特技:荒事・力仕事全般、拳闘、料理
好きなもの:シンプルなこと、肉、誠実な者
嫌いなもの:虚飾、諦めによる無謀な行為
天敵:人の恐怖や心の迷いを食い物にする者
願い:特になし。過去に未練はなく、未来は今を生きる人々が変えるべきと考える。
【一人称】ワシ、俺 【二人称】お前、アンタ、貴様など 【三人称】○○(呼び捨て)/少年/少女
年寄りを自称しながらもその体つきは筋骨隆々かつ傷だらけと逞しく、その表情も頬の傷跡も相まって精悍で若々しさを感じさせる偉丈夫。
力強く俊敏な動きは歳を感じさせず、若い頃の獰猛さを残しつつも幾多の場数を踏んで磨かれた心身が老練な雰囲気を醸し出している。
酸いも甘いも嚙み分けた老王。その性格は質実剛健にして豪放磊落と言ったところで、落ち着きながらも心に若い頃の獰猛さを秘めている。
ざっくばらんな人柄で誰に対しても基本自然体で振る舞う。肩肘張った関係を好まず、マスターとも対等であろうとする。
人には皆生涯において為すべきこと、為すと決めたことがあり、それを己の手で為し遂げることが獣ではない人として最も大事なことだと考えている。
そのため割と面倒見は良いがスパルタで、力のない者は自立するまでは庇護する、力があるのに動かない者は背を蹴ってでも進ませるというスタンス。
自分にもまた厳しく、向いていないことでもやると決めたらやり通す。そういった性格もあって割と何でも卒なくこなす。
実は料理好きで、頼まれれば嬉々として作ってくれる。老年の衰えへに対し思うところがあったのか、作る料理は肉も多いが野菜も多く健康的。
平時は胸元を開けたシャツにジーンズといった簡素な服を好んで着ているが、王の威厳の重要性も理解しており、必要な時にはしっかり礼服を着こむ。
戦闘時には状況を冷静に観察し、戦略を立て、堅実に戦況を進める。しかし時には己の直感を信じ、力業を押し通して場の流れを掴む大胆な面もある。
言葉も尽くすが大事なことは背で語る。時に厳しくもそこには確かな優しさがある。大人の男、後を託す者としての理想を体現した雄々しき大成者である。
イメージカラー:赤銅
特技:荒事・力仕事全般、拳闘、料理
好きなもの:シンプルなこと、肉、誠実な者
嫌いなもの:虚飾、諦めによる無謀な行為
天敵:人の恐怖や心の迷いを食い物にする者
願い:特になし。過去に未練はなく、未来は今を生きる人々が変えるべきと考える。
【一人称】ワシ、俺 【二人称】お前、アンタ、貴様など 【三人称】○○(呼び捨て)/少年/少女
「サーヴァント、セイバー……ベオウルフ。これよりは、お前の運命を切り拓く剣となろう。
……と、堅苦しい挨拶はこれくらいでいいか。王であったのは過去の話、今のワシはただのベオウルフだ。遠慮なく頼むぞ」
「我が真名 はベオウルフ!グレンデルを打ち倒せし者、イェーアトの王たる竜殺しなり!」
「そら、育ち盛りは肉を食え肉を。歳を取った時に衰えてると色々と不便だからな。満足に拳を振るうこともできやしない」
「人はいずれ死ぬ。後悔は必ず生まれる。それを引きずるなとは言わん。だが過去を無かったことはできん。
もし過去を変えたとしても、そいつ自身には変わる前の過去の記憶が残り続ける。……その後悔に対する思いが強いほどにな。
それが嫌なら、過去と後悔に真摯に向き合い続けろ。そして決めたことは死んでもやり通せ。そうすれば、恥のない生き方はできるからな」
「王として、そして戦士として経緯を表す。故に俺 も全身全霊を以て応えよう。__________魔剣、装填」
「轟け、吼えろ、打ち砕け……!我が斬魔剣に断てぬもの無しッ!オオオオオッッッ!!!『万古不撓と _____打ち鳴る鋼 』アアアアアッッッ!!!」
「敵をぶん殴れる拳がある。前へと進める足がある。この目はまだ敵を見据えている。この胸には貫くべき想いがある。
だったらまだ、戦える。さあ行くぜ、最終ラウンドだ。どっちが最後まで意地を通せるか__________根競べと行こうじゃねえか、なァッ!!!」
……と、堅苦しい挨拶はこれくらいでいいか。王であったのは過去の話、今のワシはただのベオウルフだ。遠慮なく頼むぞ」
「我が
「そら、育ち盛りは肉を食え肉を。歳を取った時に衰えてると色々と不便だからな。満足に拳を振るうこともできやしない」
「人はいずれ死ぬ。後悔は必ず生まれる。それを引きずるなとは言わん。だが過去を無かったことはできん。
もし過去を変えたとしても、そいつ自身には変わる前の過去の記憶が残り続ける。……その後悔に対する思いが強いほどにな。
それが嫌なら、過去と後悔に真摯に向き合い続けろ。そして決めたことは死んでもやり通せ。そうすれば、恥のない生き方はできるからな」
「王として、そして戦士として経緯を表す。故に
「轟け、吼えろ、打ち砕け……!我が斬魔剣に断てぬもの無しッ!オオオオオッッッ!!!『
「敵をぶん殴れる拳がある。前へと進める足がある。この目はまだ敵を見据えている。この胸には貫くべき想いがある。
だったらまだ、戦える。さあ行くぜ、最終ラウンドだ。どっちが最後まで意地を通せるか__________根競べと行こうじゃねえか、なァッ!!!」
【ストゥーラ聖杯戦争において】
後日追記
タグ
コメントをかく