最終更新: nevadakagemiya 2024年08月30日(金) 14:36:08履歴
場所 | 木楼高校・運動場 |
条件 | 特になし |
神階 | 霊 |
位勲 | 勲五等 |
備考 | なし |
段階1:可愛いクマちゃん
運動場に落ちていたのはクマのぬいぐるみ、いわゆるテディベアだった。
うかつに近寄るにしろ、遠巻きに観察するにしろ、どちらにせよそのぬいぐるみは突然動き出す。
辺りをきょろきょろ、周囲をうろうろ。貴方と目が合ったテディベアは、ひょこひょことおぼつかない動きで貴方に近づいていきます。
近づきますか? それも良いでしょう。ある程度貴方とテディベアの距離が縮まった時、テディベアは貴方にこう言うのです。
「殺してやる、人間め」
うかつに近寄るにしろ、遠巻きに観察するにしろ、どちらにせよそのぬいぐるみは突然動き出す。
辺りをきょろきょろ、周囲をうろうろ。貴方と目が合ったテディベアは、ひょこひょことおぼつかない動きで貴方に近づいていきます。
近づきますか? それも良いでしょう。ある程度貴方とテディベアの距離が縮まった時、テディベアは貴方にこう言うのです。
「殺してやる、人間め」
段階2:復讐熊
・距離が一定以上近くになった場合、熊は一瞬で間合いを詰めて攻撃をしてくる。反応できなければそれでゲームオーバー。
・外見こそテディベアだが、凄まじい殺気と憎悪を感じ取れるだろう。その形相は憤怒の如しだ。
・何故攻撃をするのかを問えば、人間だから、としか答えないだろう。
「なんであの日殺さなかった! あの日、俺は殺されなかったために苦しみ続けた!!」と叫ぶかもしれない。
・外見こそテディベアだが、凄まじい殺気と憎悪を感じ取れるだろう。その形相は憤怒の如しだ。
・何故攻撃をするのかを問えば、人間だから、としか答えないだろう。
「なんであの日殺さなかった! あの日、俺は殺されなかったために苦しみ続けた!!」と叫ぶかもしれない。
戦闘:小さな体に大きな膂力
・フィジカルは基本的にはヒグマと同等と考えていい。
人間の場合、おそらく接触されるだけでアウト。爪なども同等に鋭いため躱しても顔の皮がベロリと剥がれることも。
・加えて小柄なテディベアの姿の為、非常に素早い。遠距離攻撃をしようとしても、手段がなければ躱されてしまうだろう。
向こう側はその身を使いこなし、ヒットアンドアウェイの攻撃を仕掛けてくる。追尾攻撃などの手段で確実に仕留めよう。
・サーヴァントなどを盾にしようとしても、人間だけを狙い正確に攻撃してくる。後ろに回り込まれるなどは普通にあるので対処手段を用意しよう。
人間の場合、おそらく接触されるだけでアウト。爪なども同等に鋭いため躱しても顔の皮がベロリと剥がれることも。
・加えて小柄なテディベアの姿の為、非常に素早い。遠距離攻撃をしようとしても、手段がなければ躱されてしまうだろう。
向こう側はその身を使いこなし、ヒットアンドアウェイの攻撃を仕掛けてくる。追尾攻撃などの手段で確実に仕留めよう。
・サーヴァントなどを盾にしようとしても、人間だけを狙い正確に攻撃してくる。後ろに回り込まれるなどは普通にあるので対処手段を用意しよう。
元ネタ:テディベア
言わずと知れた熊のぬいぐるみの代名詞。テディとは第26代アメリカ大統領セオドラ・ルーズベルトの愛称に由来する。
1902年の秋、セオドア・ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出かけた際、1匹も熊を狩ることができずにいた。
同行していたハンターがそれに見かね、1匹の年老いた熊、あるいは子熊を打ち、とどめをルーズベルトに譲ろうとしたが「スポーツマンシップに反する」ととどめを断った。
この逸話は美談としてワシントンポストに掲載され、この逸話を基にしたクマのぬいぐるみがアイデアル社より発売された。これがテディベアの起源である。
だが、果たしてその逸話は本当に美談だったのだろうか?
年老いた、あるいは幼い熊に銃弾を撃ち込んでおいて、とどめを刺さずに「スポーツマンシップ」を優先するのは人間の傲慢ではないだろうか?
その撃たれた熊が、その後どうなったかについては語られていない。だがもしかしたら、自らを打ち抜いておいて殺さない人間と言う存在を恨んだかもしれない。
あるいは、動物が傷つく前提であるハンティングという趣味を、命を奪いながらも高潔な精神を騙る人間と言う霊長を、恨みながら死んだのかもしれない。
時として高潔なる精神は、傷つけた相手の憎悪や怒りを買うことだってあるのだ。
1902年の秋、セオドア・ルーズベルト大統領は趣味である熊狩りに出かけた際、1匹も熊を狩ることができずにいた。
同行していたハンターがそれに見かね、1匹の年老いた熊、あるいは子熊を打ち、とどめをルーズベルトに譲ろうとしたが「スポーツマンシップに反する」ととどめを断った。
この逸話は美談としてワシントンポストに掲載され、この逸話を基にしたクマのぬいぐるみがアイデアル社より発売された。これがテディベアの起源である。
だが、果たしてその逸話は本当に美談だったのだろうか?
年老いた、あるいは幼い熊に銃弾を撃ち込んでおいて、とどめを刺さずに「スポーツマンシップ」を優先するのは人間の傲慢ではないだろうか?
その撃たれた熊が、その後どうなったかについては語られていない。だがもしかしたら、自らを打ち抜いておいて殺さない人間と言う存在を恨んだかもしれない。
あるいは、動物が傷つく前提であるハンティングという趣味を、命を奪いながらも高潔な精神を騙る人間と言う霊長を、恨みながら死んだのかもしれない。
時として高潔なる精神は、傷つけた相手の憎悪や怒りを買うことだってあるのだ。
私、綺麗?
怪異名称 | 口裂け女 |
日時 | 1日目 夜 |
神階 | 霊 |
位勲 | 第五位 |
場所 | 影宮町内・新国道沿い |
条件 | 特になし |
備考 | プロローグ終了後、別エリアに移動し別イベントとなる |
初期情報
「だから! 別に悪く言ったわけじゃねぇんだって!!」
夜の街を歩いていると、そんな叫び声と共に駆け足の音が響いた。
駆け足はだんだんこちらに近づいてくる。近づくにつれ、その走る足音は2つある事にあなたは気づくだろう。
その走る影が夜闇に浮かび、視認できた頃にはそれが2人の女性であると気づく。追われているようだ。
追われている側の少女は、小学生程度の体躯だが乳房が不釣り合いなほどに大きい。身のこなしを見るに、実年齢が小学生とは到底思えない。
そして追う側の少女はというと、赤いベレー帽に赤い服、赤いブーツと全身が赤に染まっている。だが、そんな服装など些細な問題だろう。
その口は耳元まで裂けており、眼はまるで狐の様に吊り上がっている。包丁を片手に握りしめ、怒りの形相で少女を追っているではないか。
見るからに、小柄な少女に対して怒っているように見える。口が裂けた少女の速度は徐々に増している。このままでは小柄の少女は捕まってしまうだろう。
きっと無惨に殺されるに違いない。さぁ、あなたはどうする?
夜の街を歩いていると、そんな叫び声と共に駆け足の音が響いた。
駆け足はだんだんこちらに近づいてくる。近づくにつれ、その走る足音は2つある事にあなたは気づくだろう。
その走る影が夜闇に浮かび、視認できた頃にはそれが2人の女性であると気づく。追われているようだ。
追われている側の少女は、小学生程度の体躯だが乳房が不釣り合いなほどに大きい。身のこなしを見るに、実年齢が小学生とは到底思えない。
そして追う側の少女はというと、赤いベレー帽に赤い服、赤いブーツと全身が赤に染まっている。だが、そんな服装など些細な問題だろう。
その口は耳元まで裂けており、眼はまるで狐の様に吊り上がっている。包丁を片手に握りしめ、怒りの形相で少女を追っているではないか。
見るからに、小柄な少女に対して怒っているように見える。口が裂けた少女の速度は徐々に増している。このままでは小柄の少女は捕まってしまうだろう。
きっと無惨に殺されるに違いない。さぁ、あなたはどうする?
リアクション
1 | 小柄な少女に話を聞く | 事情を話す。曰く、マスクをつけた赤い女に付きまとわれたのだという。 自分と一緒にいると危険だから追い払うべく、強い口調で「ブス」と言ってしまったところこうなったらしい |
2 | 赤い女と交渉を試みる | 「なんだいアンタたち! コイツの仲間かい? アタシぁこいつを殺さないと気が済まないんだよ!」 一旦動きを止めてこそくれたが、一触即発状態だ。言葉を選び慎重に動こう。 |
2-1 | 「綺麗ですよ」という | 「今さら遅い!」と逆上する。凄まじい速さでこっちに向かって来た。100m6秒台と言ったところだろう。だがガムシャラに走っているから避けるのは余裕だ。 |
2-2 | 「ブス」「不細工」という | 余計キレてくる。包丁をガムシャラに振り回し錯乱状態だ。 錯乱しているからこそ狙いは定まらないのが救いだが、当たればひとたまりもないだろう。 |
2-3 | 「普通」と答える | 女は一瞬戸惑い、行動を止める。だが、すぐさま怒りが再燃してこっちに襲い掛かってくる。 |
3 | 赤い女から逃げようとする | 凄まじい速度で追いかけて来る。人間とは思えない速度だ。このまま逃げても捕まるのがオチだろう。 なんとかして、向こうを退散させる方法を考えなくては。 |
4 | 死角に隠れる | 自分たちを見失ったようだ。夜だからだろうか、彼女は死角に入られると見失うようだ。 物陰から見ると凄い形相で探している。おそらくこの様子では長くはもたないだろう |
4-1 | 死角に隠れ続ける | 「そこかぁ!!」見つかった。 凄まじい速さで迫ってくる。隠れるという手段は有効ではあるが、隠れ続けるのは得策ではないだろう。 |
5 | ポマードと3回唱える | 赤い女は一瞬で顔面が蒼白になり、金切り声を上げながら逃げていった。 |
6 | べっこう飴を投げつける | 赤い女は、投げられたべっこう飴へと一目散に駆け寄り、それを美味しそうにほうばっている。逃げるなら今の内だ。 |
7 | 豆腐を見せる | 赤い女は、その豆腐に驚いたような表情を見せ、その様子を注意深く伺った後、脱兎のごとく逃げ出していった |
8 | 手に"犬"と書いて見せる | 赤い女はその文字を見るなり、眼を見開いて一目散にその場を去っていった。 |
9 | 建物の2階以上に逃げる | 赤い女は追ってこない。窓などから警戒して見ると、悔しそうに去っていく女の姿が見えるだろう。 |
10 | 戦う/攻撃を行う | 目の前から馬鹿正直に殴ると、すぐさまによけられてしまう。 向こうの身体能力は人間を超えていると言って良いだろう。 |
10-1 | 死角から攻撃を行う | クリティカルヒット!! どうやら敏捷だけが並外れていたようで、耐久力は人並みだったようだ。 「覚えていろぉぉぉぉ!!」金切り声を上げながら女は消滅した。 |
調伏方法
何らかの手段で赤い女から逃げきる。あるいは赤い女を退散させる。または素直に殴り倒すことでこのイベントはクリアとなる。
逃げ切る/退散させる条件はリアクション参照。全て元ネタが存在する口裂け女からの逃げ方である。逃げずに真正面から殴り倒せもする。
イベントクリア後、追われていた少女がザックライアスという名前であること、夜に囚われている人間……"罪を背負う囚人"であることを教えてもらえる。
逃げ切る/退散させる条件はリアクション参照。全て元ネタが存在する口裂け女からの逃げ方である。逃げずに真正面から殴り倒せもする。
イベントクリア後、追われていた少女がザックライアスという名前であること、夜に囚われている人間……"罪を背負う囚人"であることを教えてもらえる。
元ネタ
「口裂け女」は、1970年代から80年代にかけて日本で広まった都市伝説に基づいています。
口裂け女は、赤いマスクをした女性で、道行く人に「私、キレイ?」と尋ねるとされ、回答次第で恐ろしい結末を迎えるという話です。
都市伝説としての人気は高く、映画やテレビ番組などでも取り上げられています。
口裂け女は、赤いマスクをした女性で、道行く人に「私、キレイ?」と尋ねるとされ、回答次第で恐ろしい結末を迎えるという話です。
都市伝説としての人気は高く、映画やテレビ番組などでも取り上げられています。
未来璃の所感
これは間違いなく有名な口裂け女だよね。ポマードポマードポマード…だっけ?六回だったっけな?私はべっこう飴で対処したけれどそっちでも正解だったのかな?
思ったよりも速いしもしかしたら別の怪異も混ざってたのかも…!
とにかくこういう『都市伝説』みたいなのは私は詳しくないし、これぐらい有名だと助かるなぁ
思ったよりも速いしもしかしたら別の怪異も混ざってたのかも…!
とにかくこういう『都市伝説』みたいなのは私は詳しくないし、これぐらい有名だと助かるなぁ
場所 | 月影山・登山道・古びた吊り橋 |
条件 | 橋を渡ろうとする |
神階 | 尊 |
位勲 | 勲二等 |
備考 | 童話的弱点を突いて調伏した場合、二度と出現しない。 |
段階1:月夜に1人
貴方が登山道を登っていると、吊り橋に差し掛かる。
それは、雪解けの時期にのみ勢いを増す穏やかな谷川に架かる、古びた小さな吊り橋である。
とはいえ、谷はそれなりに急であり、わざわざ沢に降りるという選択は得策ではない。
迂回ルートも相当遠回りになるようだ。
橋を渡る前に、貴方は注意深くそれを観察することができる。
だが、何の変哲もない橋にしか見えず、怪しげな気配も感じられない。
そして、橋を渡ろうと足を踏み入れた瞬間、貴方は怪異が支配する「現実から隔絶された領域」に閉じ込められることとなる。
それは、雪解けの時期にのみ勢いを増す穏やかな谷川に架かる、古びた小さな吊り橋である。
とはいえ、谷はそれなりに急であり、わざわざ沢に降りるという選択は得策ではない。
迂回ルートも相当遠回りになるようだ。
橋を渡る前に、貴方は注意深くそれを観察することができる。
だが、何の変哲もない橋にしか見えず、怪しげな気配も感じられない。
そして、橋を渡ろうと足を踏み入れた瞬間、貴方は怪異が支配する「現実から隔絶された領域」に閉じ込められることとなる。
段階2:霧霞に紛れて
一瞬の眩暈の後、貴方は自分が「霧に包まれた巨大な吊り橋の上」に居ることに気がつく。
それは、貴方が渡ろうとしたものよりも遥かに大きく、長く、頑丈で、強い神秘を帯びている。
貴方が魔術的な調査を行うと、神代に匹敵する濃度の魔力が大気に満ちていることが判明する。ただし、どういうわけか生命活動に異常はない。
引き返そうとしても、どうしても橋の出入り口を見つけることができず、無為に時間と体力を消費するのみである。
そして、橋の上である程度の時間が経過すると、侵入者を察知したこの領域の支配者が橋の下から姿を現す。
大量土と岩石、材木で構成された身体を持つ醜悪なる巨怪が、こちらに襲い掛かりながら叫ぶ。
「おまえをくってやるぞ!!」
この時点で貴方がこの怪異の正体に気付けず、適切な対応ができなかった場合、段階3に移行する。
この怪異の正体に気付けた場合、貴方は対応の仕方も理解しているはずだ。
「私を食べないでください。少し待てばもっと大きい獲物がやってきますよ」
貴方がこのように答えた場合「そうか、そんなら、とっとと、きえうせろ!」と怒鳴りつけられた後、現実の吊り橋の上に帰還できる。
ただし、この方法による回避は一回のループに付き一度しか用いることができない。
二回目は「きさま!!よくもだましてくれたな!!くってやるぞ!!」となり、直ちに段階3に移行する。
それは、貴方が渡ろうとしたものよりも遥かに大きく、長く、頑丈で、強い神秘を帯びている。
貴方が魔術的な調査を行うと、神代に匹敵する濃度の魔力が大気に満ちていることが判明する。ただし、どういうわけか生命活動に異常はない。
引き返そうとしても、どうしても橋の出入り口を見つけることができず、無為に時間と体力を消費するのみである。
そして、橋の上である程度の時間が経過すると、侵入者を察知したこの領域の支配者が橋の下から姿を現す。
大量土と岩石、材木で構成された身体を持つ醜悪なる巨怪が、こちらに襲い掛かりながら叫ぶ。
「おまえをくってやるぞ!!」
この時点で貴方がこの怪異の正体に気付けず、適切な対応ができなかった場合、段階3に移行する。
この怪異の正体に気付けた場合、貴方は対応の仕方も理解しているはずだ。
「私を食べないでください。少し待てばもっと大きい獲物がやってきますよ」
貴方がこのように答えた場合「そうか、そんなら、とっとと、きえうせろ!」と怒鳴りつけられた後、現実の吊り橋の上に帰還できる。
ただし、この方法による回避は一回のループに付き一度しか用いることができない。
二回目は「きさま!!よくもだましてくれたな!!くってやるぞ!!」となり、直ちに段階3に移行する。
段階3:古橋の童話
巨怪との戦闘が開始される。
戦いの舞台は固有結界や妖精領域の一種、現実から隔絶された「童話世界」である。
霧は太陽の属性を持つ攻撃を拡散させて無効化し、魔力が変質した都合上大源 を用いた魔術行使には不全が発生し、あらゆる逃走行為や身を隠す行動は無意味となる。
貴方に「妖精」や「魔女」の属性を持つ協力者がいるのなら、優位な情報を得れたり、適切な行動を取れる可能性が上がる。
この巨怪は巨人種や精霊種の亜種であり、極めて高い戦闘能力を持つ。
少なくとも、戦闘に長けたサーヴァントが1騎以上味方に付いていなければ話にならない。
例え貴方がサーヴァントにも通じる優れた魔術の使い手であっても、この巨怪を単独で相手取るには部が悪いだろう。
というもの、この巨怪は「伝承防御」を保有しているのだ。
特定の弱点を突かない限り、あらゆる魔術攻撃は通用せず、撃退は不可能に近い。
英霊の宝具であればダメージを与えることは可能だが、物理的・魔術的な強度が桁違いに高い上に、頭部や心臓部などの急所を潰されても蘇る超再生能力を持つので、完全撃破は困難を極める。
貴方が攻め倦ぐねている間にも、恐怖や生理的嫌悪による精神攻撃を与える醜悪な容姿を持つ巨怪は、怪力による単純な暴力、山岳災害に限定された自然環境操作を繰り出して容赦なく攻撃してくる。
戦闘が長引いてくると、痺れを切らした巨怪は奥の手を使用してこちらを確実に殺してくる。
まず「領域」を解除し「結界解除後の再出現位置の主導権は術者側にある」という性質を利用して貴方と味方を完全に分断。
月影山の急斜面など、不安定な地形に投げ出された貴方が最期に見る光景は、無数の蔓と岩石で構成された巨大な、あまりにも巨大な橋 が、圧倒的な質量を持って此方に振り下ろされる瞬間であった(GAMEOVER)。
この怪異を完全調伏するには「童話的弱点」を付く必要がある。
怪異「橋の巨怪」の弱点は「ヤギ」と「太陽」だ。
ただし、単に太陽光を放つような攻撃は童話世界に阻害されるので効き難い。
例えば、ヤギの着ぐるみなど概念的にヤギとみなされる服を着る、ヤギの英霊の力を借りる、ヤギの属性を持つ武器を使う、山羊座をベースとした魔術式を行使する...など。
「ヤギ」属性攻撃を受けた怪異は弱体化し、大きなダメージを受ける上に頑強性や超再生力にも機能不全を起こす。
ここまでくれば、後は力押しでこの怪異を調伏できるだろう。
何事も暴力で解決するのが一番である。
戦いの舞台は固有結界や妖精領域の一種、現実から隔絶された「童話世界」である。
霧は太陽の属性を持つ攻撃を拡散させて無効化し、魔力が変質した都合上
貴方に「妖精」や「魔女」の属性を持つ協力者がいるのなら、優位な情報を得れたり、適切な行動を取れる可能性が上がる。
この巨怪は巨人種や精霊種の亜種であり、極めて高い戦闘能力を持つ。
少なくとも、戦闘に長けたサーヴァントが1騎以上味方に付いていなければ話にならない。
例え貴方がサーヴァントにも通じる優れた魔術の使い手であっても、この巨怪を単独で相手取るには部が悪いだろう。
というもの、この巨怪は「伝承防御」を保有しているのだ。
特定の弱点を突かない限り、あらゆる魔術攻撃は通用せず、撃退は不可能に近い。
英霊の宝具であればダメージを与えることは可能だが、物理的・魔術的な強度が桁違いに高い上に、頭部や心臓部などの急所を潰されても蘇る超再生能力を持つので、完全撃破は困難を極める。
貴方が攻め倦ぐねている間にも、恐怖や生理的嫌悪による精神攻撃を与える醜悪な容姿を持つ巨怪は、怪力による単純な暴力、山岳災害に限定された自然環境操作を繰り出して容赦なく攻撃してくる。
戦闘が長引いてくると、痺れを切らした巨怪は奥の手を使用してこちらを確実に殺してくる。
まず「領域」を解除し「結界解除後の再出現位置の主導権は術者側にある」という性質を利用して貴方と味方を完全に分断。
月影山の急斜面など、不安定な地形に投げ出された貴方が最期に見る光景は、無数の蔓と岩石で構成された巨大な、あまりにも巨大な
この怪異を完全調伏するには「童話的弱点」を付く必要がある。
怪異「橋の巨怪」の弱点は「ヤギ」と「太陽」だ。
ただし、単に太陽光を放つような攻撃は童話世界に阻害されるので効き難い。
例えば、ヤギの着ぐるみなど概念的にヤギとみなされる服を着る、ヤギの英霊の力を借りる、ヤギの属性を持つ武器を使う、山羊座をベースとした魔術式を行使する...など。
「ヤギ」属性攻撃を受けた怪異は弱体化し、大きなダメージを受ける上に頑強性や超再生力にも機能不全を起こす。
ここまでくれば、後は力押しでこの怪異を調伏できるだろう。
何事も暴力で解決するのが一番である。
元ネタ:童話三びきのやぎのがらがらどんに登場するトロル
...ある特異点にて、現代に隠れ住む「魔女」は、山の中で呪物を解体し、それを供養したという。
恐らく「第一の魔女」の系譜を持つ者達は、遥か昔からこの様な手段で不要になった呪物を処理していたのだろう。
歴代の「魔女」の一人がきまぐれに作り出すも、扱い悩んで山中で供養した「三つの奇跡が一つ、その類似品」...それが、もしも、完全に処理されておらず、息を吹き返したのだとしたら...?
それはきっと、童話として語り継がれる事になったのだろう。
恐らく「第一の魔女」の系譜を持つ者達は、遥か昔からこの様な手段で不要になった呪物を処理していたのだろう。
歴代の「魔女」の一人がきまぐれに作り出すも、扱い悩んで山中で供養した「三つの奇跡が一つ、その類似品」...それが、もしも、完全に処理されておらず、息を吹き返したのだとしたら...?
それはきっと、童話として語り継がれる事になったのだろう。
イベント名称:野つ霊
怪異名称:野槌
神階:尊
位勲:勲三等
発生場所:影宮神社
発生条件:特になし
初期情報:
神社を訪れた貴方は不意に強烈な悪寒を覚えた。
怪異名称:野槌
神階:尊
位勲:勲三等
発生場所:影宮神社
発生条件:特になし
初期情報:
神社を訪れた貴方は不意に強烈な悪寒を覚えた。
段階1:触らぬ■に───
神社の境内に足を踏み入れた途端、敵意とも殺意とも違う異様な意思が何処からか向けられていることを鋭い感覚により貴方は察知した。
気配は何故か高い方、即ち階段や坂を登った先の本殿のある方へ進むと何故か薄れる。
片手間で処理できてしまえるような、そんな生半な存在感ではない。回避できる脅威であるならば回避しておくに越したことはないだろう。
・本殿の方角へ向かい高所に逃れた場合、怪異との遭遇を回避しイベントを終了する。
・境内に留まった場合、怪異が何処から出現するかを察知する判定を行う。怪異は貴方の足元の地面から突然貴方を襲う。
・察知に失敗した場合、段階3へ移行。
・察知に成功した場合、段階2へ移行する。
気配は何故か高い方、即ち階段や坂を登った先の本殿のある方へ進むと何故か薄れる。
片手間で処理できてしまえるような、そんな生半な存在感ではない。回避できる脅威であるならば回避しておくに越したことはないだろう。
・本殿の方角へ向かい高所に逃れた場合、怪異との遭遇を回避しイベントを終了する。
・境内に留まった場合、怪異が何処から出現するかを察知する判定を行う。怪異は貴方の足元の地面から突然貴方を襲う。
・察知に失敗した場合、段階3へ移行。
・察知に成功した場合、段階2へ移行する。
段階2:大いなるものとの対峙
貴方は咄嗟の判断で飛び退いた。
貴方がつい先程まで立っていたところから地面に亀裂を走らせて現れたのは巨大な蚯蚓のような怪物であった。
地中にその長大な身体の大部分を残したまま蛇のように鎌首をもたげて貴方を見下ろしている。
こんなグロテスクな見た目ながら、信じられないことに神性の気配を帯びている難敵だ。
しかし、出遭ってしまった以上は対処をしなければならない。怪物は貴方をひと呑みにしようとその洞窟のような大きな口を広げて襲いかかってきた。
・戦うにあたって注意すべき点は「サイズ差」「見かけによらない敏捷さ」「地中への潜行」そして「神性」。
・見ようによっては東洋の竜種と見紛える巨体を持ち、その超質量自体が相当な脅威。当然ながら非常にタフかつ図体の大きさに反して運動能力も高い。
・大地を素早く自在に潜行する能力を持ち、最初に見せたような足元からの奇襲も時折行ってくるなど知能も決して低くない。
・いずこかの神に連なる神獣なのか、神性を帯びている。中途半端な攻撃は弾く一方、神性に対して特攻となる手段があれば討伐も可能かもしれない。
・『高所に逃げられると追ってこれない』というルールは生きているため、途中で離脱判定に成功し本殿の方角へ向かった場合戦闘を回避できる。
貴方がつい先程まで立っていたところから地面に亀裂を走らせて現れたのは巨大な蚯蚓のような怪物であった。
地中にその長大な身体の大部分を残したまま蛇のように鎌首をもたげて貴方を見下ろしている。
こんなグロテスクな見た目ながら、信じられないことに神性の気配を帯びている難敵だ。
しかし、出遭ってしまった以上は対処をしなければならない。怪物は貴方をひと呑みにしようとその洞窟のような大きな口を広げて襲いかかってきた。
・戦うにあたって注意すべき点は「サイズ差」「見かけによらない敏捷さ」「地中への潜行」そして「神性」。
・見ようによっては東洋の竜種と見紛える巨体を持ち、その超質量自体が相当な脅威。当然ながら非常にタフかつ図体の大きさに反して運動能力も高い。
・大地を素早く自在に潜行する能力を持ち、最初に見せたような足元からの奇襲も時折行ってくるなど知能も決して低くない。
・いずこかの神に連なる神獣なのか、神性を帯びている。中途半端な攻撃は弾く一方、神性に対して特攻となる手段があれば討伐も可能かもしれない。
・『高所に逃げられると追ってこれない』というルールは生きているため、途中で離脱判定に成功し本殿の方角へ向かった場合戦闘を回避できる。
段階3(DEAD END):繁殖空間
貴方は気がつくと生暖かい空気が充満した洞窟の中にいた。
蚯蚓のような怪物によってひと呑みにされ、貴方は無力化されてしまった。どのような能力や奇跡もこの怪物の臓腑の奥底で振るわれることはない。
四肢には肉壁から生えた触手が巻き付いて身体を拘束し、露出させられた生殖器へと触手が伸びてくる。
ここに至って貴方はようやく理解した。貴方が向き合ったのは神産みの神。孕ませ、産ませる。そのために貴方は捕らえられたのだと。
どれだけ泣き叫び懇願したとしても堕ちた神がそれを聞き入れることはない。貴方の生殖器の奥深くへ触手は侵入し、大量の子種を撒いた……。
いったいどれほどの時間が経過しただろうか。貴方は最悪の時間を迎える。
陣痛が始まり、破水し、すっかり大きく膨らんだ腹から神との子を産み落とす。
決して殺されることはない。優れた母体をみすみす死なせるはずもない。貴方の肉穴に挿入された触手が母体の健康をいつまでも保ち続ける。
貴方の産道を潜り抜けて産まれ落ちた小さな触手と貴方を結ぶ臍の緒を見ながら、貴方は絶望の中で気を失っていった。
蚯蚓のような怪物によってひと呑みにされ、貴方は無力化されてしまった。どのような能力や奇跡もこの怪物の臓腑の奥底で振るわれることはない。
四肢には肉壁から生えた触手が巻き付いて身体を拘束し、露出させられた生殖器へと触手が伸びてくる。
ここに至って貴方はようやく理解した。貴方が向き合ったのは神産みの神。孕ませ、産ませる。そのために貴方は捕らえられたのだと。
どれだけ泣き叫び懇願したとしても堕ちた神がそれを聞き入れることはない。貴方の生殖器の奥深くへ触手は侵入し、大量の子種を撒いた……。
いったいどれほどの時間が経過しただろうか。貴方は最悪の時間を迎える。
陣痛が始まり、破水し、すっかり大きく膨らんだ腹から神との子を産み落とす。
決して殺されることはない。優れた母体をみすみす死なせるはずもない。貴方の肉穴に挿入された触手が母体の健康をいつまでも保ち続ける。
貴方の産道を潜り抜けて産まれ落ちた小さな触手と貴方を結ぶ臍の緒を見ながら、貴方は絶望の中で気を失っていった。
備考
段階3へ至る際、特定の同行者がいると同行者も巻き込まれてイベントや取得できるスチルCGが変化する。女性の贖罪の囚人に加えて一部のサーヴァントが該当する。
元ネタ:野槌
日本の妖怪。野 つ霊 であり野椎 。
また蛇や百足といった管状の生物をさして「野槌」とも呼ばれてきた。
本州の広くに渡って伝わってきた伝承であり、その蛇にも蚯蚓にも似た姿で野の動物をひと呑みにしたり、見つけたり触れたりした者を死に至らしめるとされる。
中世の仏教説話においては持戒を疎かにした僧が生まれ変わった姿ともいわれる。
『古事記』や『日本書紀』に登場する草の女神「カヤノヒメ」の別名が「野椎神」。
「のづち」はもともと野に満ちる草木の精霊の呼称。即ちもともとはれっきとした神。
カヤノヒメはイザナギノミコトとイザナミノミコトの間に生まれた神であり、自身も山の神たるオオヤマツミと交わって4対8柱の神を産んでいる。
このことから時代が経るにつれて野槌も妖怪を生む神とみなされ、次第に野槌自体も妖怪であるとされていった。
このイベントにおける野槌はもともと持っていた神たる要素が強く現れた存在であると考えられる。堕ちた神に近しいもの。
妖怪としての野槌は人を見ると坂を転がってきてその足に噛みつくが、坂を登る速度は遅いので高所へ逃げれば襲われないという。
また古代において「野」とは「山には至らない場所」とされ、それ故に高い場所に移動することで追ってこれなくなるのかもしれない。
また蛇や百足といった管状の生物をさして「野槌」とも呼ばれてきた。
本州の広くに渡って伝わってきた伝承であり、その蛇にも蚯蚓にも似た姿で野の動物をひと呑みにしたり、見つけたり触れたりした者を死に至らしめるとされる。
中世の仏教説話においては持戒を疎かにした僧が生まれ変わった姿ともいわれる。
『古事記』や『日本書紀』に登場する草の女神「カヤノヒメ」の別名が「野椎神」。
「のづち」はもともと野に満ちる草木の精霊の呼称。即ちもともとはれっきとした神。
カヤノヒメはイザナギノミコトとイザナミノミコトの間に生まれた神であり、自身も山の神たるオオヤマツミと交わって4対8柱の神を産んでいる。
このことから時代が経るにつれて野槌も妖怪を生む神とみなされ、次第に野槌自体も妖怪であるとされていった。
このイベントにおける野槌はもともと持っていた神たる要素が強く現れた存在であると考えられる。堕ちた神に近しいもの。
妖怪としての野槌は人を見ると坂を転がってきてその足に噛みつくが、坂を登る速度は遅いので高所へ逃げれば襲われないという。
また古代において「野」とは「山には至らない場所」とされ、それ故に高い場所に移動することで追ってこれなくなるのかもしれない。
場所 | 葦毬川・水慧橋付近の道路 |
条件 | 特に無し |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲五等 |
備考 | 雨が降っていると出現し易いかもしれない。 |
段階1:蛙の歌が聞こえてくるよ
葦毬川のせせらぎと共にカエルの合唱が聞こえてくる。
よく観察すると、やや季節外れではあるが湿った地面や草の葉の上に、何匹もの可愛らしい雨蛙が群れていることが分かる。
げこげこ。げこげこ。げこげこ。
その場に止まり続けると、異変が発生する。
げこげこ。げこげこ。げこげこ。
カエルの鳴き声が段々と大きくなっていくのだ。
気がつくと、雨蛙達はみな逃げ出している。
茂みを掻き分ける何者かの気配。
そして、"それ"は貴方の前に姿を現す。
よく観察すると、やや季節外れではあるが湿った地面や草の葉の上に、何匹もの可愛らしい雨蛙が群れていることが分かる。
げこげこ。げこげこ。げこげこ。
その場に止まり続けると、異変が発生する。
げこげこ。げこげこ。げこげこ。
カエルの鳴き声が段々と大きくなっていくのだ。
気がつくと、雨蛙達はみな逃げ出している。
茂みを掻き分ける何者かの気配。
そして、"それ"は貴方の前に姿を現す。
段階2:ケケケケ ケケケケ クワクワクワ
それは、身の丈約2mにもなる「直立歩行を行うカエル」である。
黒褐色の皮膚は粘液で覆われており、ざらざらした鱗があるようにも見える。
ギョロリとした眼は大きく、水掻きのある腕は屈強で鋭い鉤爪も付いている。
貴方が何も行動しなかった場合、大ガエルは鉤爪を振り翳して襲いかかって来る。
仮に貴方が先制攻撃を仕掛けた場合でも高確率で優れた跳躍力により回避される。
そして、怪異「カエル男」との戦闘が開始される。
怪異としての霊格は低いが、カエルらしく敏捷性が高く、生半可な攻撃は回避されてしまう。
両生類と爬虫類の性質を併せ持っており、粘液まみれの皮膚は滑らかで硬い。
ちょっとした拘束はぬるりと抜け出してしまう。
攻撃は鉤爪による首狙いの一撃、口から酸性の胃液を吐き出すなど。
胃液は即死級の威力はないが、命中すれば貴方の衣服と皮膚を容赦なく焼き溶かす。
貴方とカエル男の距離が一定以上狭まると、丸呑みによる捕食攻撃を仕掛けてくる。
一瞬の内に両腕に捕えられ、口内に上半身を収められてしまった貴方は行動が大幅に制限された状態で、この状況から抜け出す為に適切な選択を取る必要がある。
例えば自爆覚悟でカエルの体内に爆破魔術を放つというのも手であろう。それなりのダメージは受けるだろうが。
適切に抜け出せなかった場合、貴方は頭から強酸性の胃液に突っ込まれ、即死する(GAMEOVER)。
なお、「カエル男」の弱点は「火と乾燥」であり、事実上火炎放射器でもあれば容易く大ダメージを与えられる。前述した口内への攻撃も極めて有効。
カエルの敏捷な動きを捕えられる同行者が居れば、ゴリ押しで倒す事も充分可能。
黒褐色の皮膚は粘液で覆われており、ざらざらした鱗があるようにも見える。
ギョロリとした眼は大きく、水掻きのある腕は屈強で鋭い鉤爪も付いている。
貴方が何も行動しなかった場合、大ガエルは鉤爪を振り翳して襲いかかって来る。
仮に貴方が先制攻撃を仕掛けた場合でも高確率で優れた跳躍力により回避される。
そして、怪異「カエル男」との戦闘が開始される。
怪異としての霊格は低いが、カエルらしく敏捷性が高く、生半可な攻撃は回避されてしまう。
両生類と爬虫類の性質を併せ持っており、粘液まみれの皮膚は滑らかで硬い。
ちょっとした拘束はぬるりと抜け出してしまう。
攻撃は鉤爪による首狙いの一撃、口から酸性の胃液を吐き出すなど。
胃液は即死級の威力はないが、命中すれば貴方の衣服と皮膚を容赦なく焼き溶かす。
貴方とカエル男の距離が一定以上狭まると、丸呑みによる捕食攻撃を仕掛けてくる。
一瞬の内に両腕に捕えられ、口内に上半身を収められてしまった貴方は行動が大幅に制限された状態で、この状況から抜け出す為に適切な選択を取る必要がある。
例えば自爆覚悟でカエルの体内に爆破魔術を放つというのも手であろう。それなりのダメージは受けるだろうが。
適切に抜け出せなかった場合、貴方は頭から強酸性の胃液に突っ込まれ、即死する(GAMEOVER)。
なお、「カエル男」の弱点は「火と乾燥」であり、事実上火炎放射器でもあれば容易く大ダメージを与えられる。前述した口内への攻撃も極めて有効。
カエルの敏捷な動きを捕えられる同行者が居れば、ゴリ押しで倒す事も充分可能。
元ネタ:カエル男。或いはラブランド・フロッグ、ラブランド・リザードなど
アメリカ合衆国オハイオ州ラブランドで目撃された未確認生命体。
身長は約4フィート(1.2m)程、二本足で歩行する黒褐色の皮膚を持つカエルであると言われる。
その正体を宇宙人や新種の生命体とするセンセーショナルな説も存在するが、単に大きなイグアナを見間違えただけという説が有力。
...伝説に語られる「カエル男」よりも巨大化、凶暴化しているのは「放射能や人為的な改造により巨大化した生物」というありがちな陰謀論や都市伝説が複合された結果だと思わしい。
身長は約4フィート(1.2m)程、二本足で歩行する黒褐色の皮膚を持つカエルであると言われる。
その正体を宇宙人や新種の生命体とするセンセーショナルな説も存在するが、単に大きなイグアナを見間違えただけという説が有力。
...伝説に語られる「カエル男」よりも巨大化、凶暴化しているのは「放射能や人為的な改造により巨大化した生物」というありがちな陰謀論や都市伝説が複合された結果だと思わしい。
場所 | 影宮神社・摂末社付近・神社林 |
条件 | 雨天時に発生場所に近づく |
神階 | 憑物 |
位勲 | 第一位 |
段階1:くさひらさまのご拝観
貴方は影宮神社の摂末社を訪れた。
すると、その近くの神社林で奇妙なものを発見する。
地面や周辺の木々にたくさんの「きのこ」が生えているのだ。
貴方が然程きのこに詳しくなくとも、よく観察すればそれが「ヒラタケ」の一種であると漠然と理解できる。
神社林に入ってさらに観察すると、林の中心部に行くに従って生えているヒラタケの量も増大している事に気がつく。
貴方は興味を満たす為に神社林の中心部に向かっても、臆病風に吹かれてその場を立ち去ってもいい。
中心部に向かった場合、貴方はこの怪異の主である「それ」と遭遇する。
すると、その近くの神社林で奇妙なものを発見する。
地面や周辺の木々にたくさんの「きのこ」が生えているのだ。
貴方が然程きのこに詳しくなくとも、よく観察すればそれが「ヒラタケ」の一種であると漠然と理解できる。
神社林に入ってさらに観察すると、林の中心部に行くに従って生えているヒラタケの量も増大している事に気がつく。
貴方は興味を満たす為に神社林の中心部に向かっても、臆病風に吹かれてその場を立ち去ってもいい。
中心部に向かった場合、貴方はこの怪異の主である「それ」と遭遇する。
段階2:くさひらさまのご拝領
キノコが生え揃う林の中心部に座すのは一人の子供に見えるナニカである。
雨に濡れた茶色の髪、白い肌、白い着物。
貴方は直感的に、それが凡百の怪異と一線を画す神秘を保有する「神」であると看破する。
さらに観察、推測を行うと「おそらくは民間伝承に語られる神。記紀に記される正当な神ではないものの、古き謂れを持つ存在」というところまで理解することができる。
「それ」は貴方の存在に気付くと、のそのそと歩み寄り、ヒラタケを手渡してくる。
貴方がどのような質問をしても「それ」は微笑むだけで言葉を返すことは無い。
貴方がヒラタケを受け取ることを拒否すると「それ」は心なしか寂しげな表情になり、元の位置に戻る。イベントは終了する。
貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして...
...この「ヒラタケループ」はすみません、もう結構です、と丁重にお断りするまで無限に続く。
手に入れたヒラタケはとても味が良く、栄養価も高い。魔術的な価値もそれなりにある(銅素材程度)。
貴方にヒラタケを渡し終わった「それ」はまた神社林の中心部に戻り、また静かに雨に打たれる。
貴方はそのまま此処を去ってもいいし、「それ」に拝礼をしてから去ってもいい。
拝礼した場合、「それ」は貴方に手を振り「また、おいで」と念話で語りかけてくる。
また、材料を用意し、伝承に基づく「特定のお供物」を備えて祈祷を行えば、発酵や酒造の権能により、それらに関連する強力なアイテムを作ってくれる。
雨に濡れた茶色の髪、白い肌、白い着物。
貴方は直感的に、それが凡百の怪異と一線を画す神秘を保有する「神」であると看破する。
さらに観察、推測を行うと「おそらくは民間伝承に語られる神。記紀に記される正当な神ではないものの、古き謂れを持つ存在」というところまで理解することができる。
「それ」は貴方の存在に気付くと、のそのそと歩み寄り、ヒラタケを手渡してくる。
貴方がどのような質問をしても「それ」は微笑むだけで言葉を返すことは無い。
貴方がヒラタケを受け取ることを拒否すると「それ」は心なしか寂しげな表情になり、元の位置に戻る。イベントは終了する。
貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして、貴方がヒラタケを受け取って、懐に仕舞うと、さらにヒラタケを渡してくる。そして...
...この「ヒラタケループ」はすみません、もう結構です、と丁重にお断りするまで無限に続く。
手に入れたヒラタケはとても味が良く、栄養価も高い。魔術的な価値もそれなりにある(銅素材程度)。
貴方にヒラタケを渡し終わった「それ」はまた神社林の中心部に戻り、また静かに雨に打たれる。
貴方はそのまま此処を去ってもいいし、「それ」に拝礼をしてから去ってもいい。
拝礼した場合、「それ」は貴方に手を振り「また、おいで」と念話で語りかけてくる。
また、材料を用意し、伝承に基づく「特定のお供物」を備えて祈祷を行えば、発酵や酒造の権能により、それらに関連する強力なアイテムを作ってくれる。
段階3:くさひらさまの神隠し
「それ」に攻撃をしてしまった場合、この段階に移行する。
なお、森中に生えているヒラタケを過剰に破壊する行為もアウト判定となる。
食べたり、利用する為に常識的な範囲で採取するのはセーフ。
如何なる攻撃を行なっても「それ」は即座に周辺の地面から生えて来て復活する。
そして、悪行の報いとして神前に在る事を許されなくなった貴方は、かの「神」の御力の一端に晒されることとなる。
莫大な魔力が地面から溢れ出したかと思うと、貴方の周囲を取り囲むようにしめ縄が付いた巨大なキノコが出現。
逃げる間もなく、貴方は菌輪 によって何処かへと「転送」される。
転送先は「確実に墜落死する上空、何れかの危険な怪異が存在する地帯、土中深く、人間の生存が不可能な異界」などからランダムに選ばれる。
事実上、GAMEOVERである。
なお、森中に生えているヒラタケを過剰に破壊する行為もアウト判定となる。
食べたり、利用する為に常識的な範囲で採取するのはセーフ。
如何なる攻撃を行なっても「それ」は即座に周辺の地面から生えて来て復活する。
そして、悪行の報いとして神前に在る事を許されなくなった貴方は、かの「神」の御力の一端に晒されることとなる。
莫大な魔力が地面から溢れ出したかと思うと、貴方の周囲を取り囲むようにしめ縄が付いた巨大なキノコが出現。
逃げる間もなく、貴方は
転送先は「確実に墜落死する上空、何れかの危険な怪異が存在する地帯、土中深く、人間の生存が不可能な異界」などからランダムに選ばれる。
事実上、GAMEOVERである。
元ネタ:菌 大明神
クサビラ神、口狭比良大明神、草平大明神とも。
滋賀県の民間伝承に語られる神。
「くさひら」とはきのこの異称であり、この神は世にも珍しい菌 の神とされる。
この神が祀られる菌 神社の言い伝えによれば、景行天皇の頃、村に大飢饉があった時に竹田折命 が田を耕したところ、一夜にしてきのこが一面に生え、村を救ったという。
また、舒明天皇の頃、やはり大飢饉があり、人々は餓死寸前の状態に追い込まれた。
その時、神社の境内にある森やその周辺一帯に、突如としてきのこが大発生した。
そのきのこは食べられるきのこだったので、人々はこれを食べることで餓死することなく生き延びることができたという。
現在、菌 神社は「菌」に纏わる神社ということで、醸造業やバイオテクノロジー関係者の崇拝も集めており、例大祭の時期になると発酵食品である「じゃこのなれずし」が神饌として備えられている。
因みに、菌 神社の祭神は意富斗能地神及び大斗乃弁神の男女神である。
これらの神は「偉大なる門戸の神」であり、集落の防壁を守護する役割を持つのだとか。
...偉大なる門戸の神の神域に突如現れたキノコ。それは一体どのような目的で、如何なる場所から門を開き、この世に現れたのだろうか?
真相は不明である。
滋賀県の民間伝承に語られる神。
「くさひら」とはきのこの異称であり、この神は世にも珍しい
この神が祀られる
また、舒明天皇の頃、やはり大飢饉があり、人々は餓死寸前の状態に追い込まれた。
その時、神社の境内にある森やその周辺一帯に、突如としてきのこが大発生した。
そのきのこは食べられるきのこだったので、人々はこれを食べることで餓死することなく生き延びることができたという。
現在、
因みに、
これらの神は「偉大なる門戸の神」であり、集落の防壁を守護する役割を持つのだとか。
...偉大なる門戸の神の神域に突如現れたキノコ。それは一体どのような目的で、如何なる場所から門を開き、この世に現れたのだろうか?
真相は不明である。
場所 | 月影山・登山道 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲四等 |
備考 | 高速移動出来る乗り物があると遭遇しやすい |
段階1∶ウェストバージニアから
登山道を歩いていると鳥にしては異様に大きい羽ばたく音とキィキィと言う鳴き声。
空を見上げるとそこには体長約2m程の巨大な蛾としか言いようのない怪異がそこにいた。
背中の大きな翼を畳むと、獲物…つまりはこちらへ向けて一直線に降下してくる!
空を見上げるとそこには体長約2m程の巨大な蛾としか言いようのない怪異がそこにいた。
背中の大きな翼を畳むと、獲物…つまりはこちらへ向けて一直線に降下してくる!
段階2:パスポートはお持ちで?
・初撃の急降下を躱すと再び上昇し、此方に明確な敵意をむき出しにしていた。戦闘開始。
・空から攻撃してくるモスマンの攻撃を避けながら開けた広い場所へと移動する。
・登山道や森林を抜ければ後は真っ向勝負で戦うだけだ。
・空から攻撃してくるモスマンの攻撃を避けながら開けた広い場所へと移動する。
・登山道や森林を抜ければ後は真っ向勝負で戦うだけだ。
戦闘:
・モスマンは最大時速160kmで追撃してくる為、魔術による身体強化或いは何か乗り物があると便利。
・山間や木々に姿を隠し上空から急降下攻撃を仕掛けてくる。
広い場所へと出ればお互い隠れるところはない。決着のときだ。
・実際正面からの戦闘では一撃離脱が出来ないため防御力の薄さ、遠距離攻撃手段の不足が露呈し、意外なほどあっさり倒せるだろう
森林に身を隠せば、逃げ切る事も可能。ただし登山道はモスマンの縄張りになってしまい倒すまで居着いてしまう。
・山間や木々に姿を隠し上空から急降下攻撃を仕掛けてくる。
広い場所へと出ればお互い隠れるところはない。決着のときだ。
・実際正面からの戦闘では一撃離脱が出来ないため防御力の薄さ、遠距離攻撃手段の不足が露呈し、意外なほどあっさり倒せるだろう
森林に身を隠せば、逃げ切る事も可能。ただし登山道はモスマンの縄張りになってしまい倒すまで居着いてしまう。
元ネタ:モスマン
1966年からアメリカ合衆国ウェストバージニア州ポイント・プレザント一帯を脅かしている謎の未確認動物所謂UMA。
体長は約2m。腕はなく、背中に大きな翼を持ち、その翼をはばたかせる事なく、自動車よりも速く飛行する。
目撃者の多くは、モスマンを一瞬しか見ておらず、モスマンの顔はあまり詳細まで覚えてはいないが、目がギラギラと赤く輝き、目と目の間隔が大きく開いていることが特徴。
恐怖の存在と言うよりはもはや街のマスコットキャラクターのような存在として愛されており、ウェストバージニアにはモスマン博物館が存在する。
体長は約2m。腕はなく、背中に大きな翼を持ち、その翼をはばたかせる事なく、自動車よりも速く飛行する。
目撃者の多くは、モスマンを一瞬しか見ておらず、モスマンの顔はあまり詳細まで覚えてはいないが、目がギラギラと赤く輝き、目と目の間隔が大きく開いていることが特徴。
恐怖の存在と言うよりはもはや街のマスコットキャラクターのような存在として愛されており、ウェストバージニアにはモスマン博物館が存在する。
場所 | 月影山・磐座群 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲三等 |
備考 | 貴方が既に「母乳体質」を獲得している場合、乳の匂いを嗅ぎ付けて確定で遭遇する。嗅覚に限定されない「因果」を含む概念を嗅いでいるので、今現在「母乳体質」が改善されていたとしても、ループ内を通して一度でも「母乳体質」を獲得していれば嗅ぎ付けてくる。 |
段階1:母乳を寄越すのよ!!
月影山中を移動していると、貴方は突然磐座の上にいる何者かに呼び止められる。
「待つのよ!そこのミルキーな女魔術師!!」
静謐な信仰の場に似つかわしく無い童女の声。
「匂う...匂うのよ...濃厚でミルキーな魔力の匂い!」
貴方がそちらに目を向けると、磐座の上で月明かりを背にして「長い耳を持つ少女」「やけにまんまるな猫」「無数の細長い芋虫のようなナニカ」がふんぞり返っている。
この時点ではシルエットしか見えない。
貴方は此方を見下ろす彼女たちに「何者か!」と問い掛けてもいいし、容赦のない先制攻撃を仕掛けてもいい。ガン無視して先に進むのもアリかもしれない。
問い掛けた場合「はぁん!魔術師に真の名を明かす訳ないの!分かりきったことを聞くなんて素人なのよ!...と言いたいところだけど、せっかくだから教えてやってもいいのよ!」
そう言った後、彼女たちは磐座から飛び降りて来て、正体を明かす。
「わたしこそ、名高き魔女の使い魔!ミルクウサギことビエラ!」
───魔女の装束に身を包んだ、シロウサギの獣人の少女。
「そしてトロールキャットとティルベリ!」
「にゃーん」「おぎゃー!!」
───まんまるボディの大きな黒猫としわくちゃの人間の赤子のような顔を持つ、体毛のある芋虫のような異形。
「さぁ、お前の母乳を吸わせるのよ!!」
そう叫ぶと問答無用で襲いかかって来る。
先制攻撃をした場合「うぎゃー!ぐぇぇっ(磐座から落ちる音)。いきなり何するのよ!!許さんのよ!吸い尽くしてミイラにしてやるのよ!!」とガチギレして名乗ることなく戦闘になる。
ガン無視した場合「あっちょ、ちょっと!無視するんじゃ...あっ、ぐぇぇっ(磐座から落ちる音)。...くそッ!ふざけやがって!お前を母乳をひたすら出し続けるマシンにしてやるのよ!!」とガチギレして名乗ることなく戦闘になる。
「待つのよ!そこのミルキーな女魔術師!!」
静謐な信仰の場に似つかわしく無い童女の声。
「匂う...匂うのよ...濃厚でミルキーな魔力の匂い!」
貴方がそちらに目を向けると、磐座の上で月明かりを背にして「長い耳を持つ少女」「やけにまんまるな猫」「無数の細長い芋虫のようなナニカ」がふんぞり返っている。
この時点ではシルエットしか見えない。
貴方は此方を見下ろす彼女たちに「何者か!」と問い掛けてもいいし、容赦のない先制攻撃を仕掛けてもいい。ガン無視して先に進むのもアリかもしれない。
問い掛けた場合「はぁん!魔術師に真の名を明かす訳ないの!分かりきったことを聞くなんて素人なのよ!...と言いたいところだけど、せっかくだから教えてやってもいいのよ!」
そう言った後、彼女たちは磐座から飛び降りて来て、正体を明かす。
「わたしこそ、名高き魔女の使い魔!ミルクウサギことビエラ!」
───魔女の装束に身を包んだ、シロウサギの獣人の少女。
「そしてトロールキャットとティルベリ!」
「にゃーん」「おぎゃー!!」
───まんまるボディの大きな黒猫としわくちゃの人間の赤子のような顔を持つ、体毛のある芋虫のような異形。
「さぁ、お前の母乳を吸わせるのよ!!」
そう叫ぶと問答無用で襲いかかって来る。
先制攻撃をした場合「うぎゃー!ぐぇぇっ(磐座から落ちる音)。いきなり何するのよ!!許さんのよ!吸い尽くしてミイラにしてやるのよ!!」とガチギレして名乗ることなく戦闘になる。
ガン無視した場合「あっちょ、ちょっと!無視するんじゃ...あっ、ぐぇぇっ(磐座から落ちる音)。...くそッ!ふざけやがって!お前を母乳をひたすら出し続けるマシンにしてやるのよ!!」とガチギレして名乗ることなく戦闘になる。
段階2:すまない、ただちょっと母乳が欲しくて...
怪異「搾乳使い魔連合」との戦闘が開始する。
ここからは各個体の戦力に付いて記載する。
ここからは各個体の戦力に付いて記載する。
ビエラ
やたらと煩いウサギの獣人。
アレとは無関係。
魔女の使い魔という触れ込みは伊達ではなく、なかなかに高度な黒魔術を行使してくる。
ただし「貴方から母乳を搾取する」という目的の都合上、呪殺や致死毒は使ってこない。
「獲物の追跡」や「姿の隠匿」を行使しつつウサギらしい敏捷性で貴方を翻弄しようとする。鋭い爪や牙を用いた攻撃も行う。
魔術師の戦闘にも慣れている様子だが、流石に東洋圏の魔術にはあまり詳しくないようだ。
警戒すべき行動は「魔女の秘薬ぶっかけ」と「母乳吸収」である。
突然、ビエラは腰にぶら下げた瓶に入った乳白色の液体をぶっかけてくることがある。
それは「業の腫瘍化」を軸に据えて製造された「人体改造薬品」である。
これを浴びてしまった場合、貴方の乳房は服がはち切れるほどバインバインに膨れ上がり、母乳産生細胞が異常に活性化し、母乳が吹き出すようになってしまう。
この状態は時間経過で鎮静化するが、完全治癒させるには非戦闘時に落ち着いた場所で魔術治療を行う必要がある。
そして、貴方の乳房がまろびでた時、ビエラは母乳を吸おうと勢いよくむしゃぶりついて来る。
これを避け切れず母乳を吸われてしまうと、魔力を大量に吸収されてしまう。
絵面は最悪だが、これは吸血行為の亜種であり、割と洒落にならない。
なお、ビエラに限らず「搾乳使い魔連合」による吸乳は強い快楽を伴う上に、妊娠していなくても母乳が出るようになってしまう。
アレとは無関係。
魔女の使い魔という触れ込みは伊達ではなく、なかなかに高度な黒魔術を行使してくる。
ただし「貴方から母乳を搾取する」という目的の都合上、呪殺や致死毒は使ってこない。
「獲物の追跡」や「姿の隠匿」を行使しつつウサギらしい敏捷性で貴方を翻弄しようとする。鋭い爪や牙を用いた攻撃も行う。
魔術師の戦闘にも慣れている様子だが、流石に東洋圏の魔術にはあまり詳しくないようだ。
警戒すべき行動は「魔女の秘薬ぶっかけ」と「母乳吸収」である。
突然、ビエラは腰にぶら下げた瓶に入った乳白色の液体をぶっかけてくることがある。
それは「業の腫瘍化」を軸に据えて製造された「人体改造薬品」である。
これを浴びてしまった場合、貴方の乳房は服がはち切れるほどバインバインに膨れ上がり、母乳産生細胞が異常に活性化し、母乳が吹き出すようになってしまう。
この状態は時間経過で鎮静化するが、完全治癒させるには非戦闘時に落ち着いた場所で魔術治療を行う必要がある。
そして、貴方の乳房がまろびでた時、ビエラは母乳を吸おうと勢いよくむしゃぶりついて来る。
これを避け切れず母乳を吸われてしまうと、魔力を大量に吸収されてしまう。
絵面は最悪だが、これは吸血行為の亜種であり、割と洒落にならない。
なお、ビエラに限らず「搾乳使い魔連合」による吸乳は強い快楽を伴う上に、妊娠していなくても母乳が出るようになってしまう。
トロールキャット
まんまるで巨大な黒猫。
黒魔術を行使することはないが、優れた変身能力を持っており、目を話した隙にそこら辺の岩や他人に変化して人を欺く。
ただし、見た目の模倣は完璧だが、仕草や話し方など細部が雑なのですぐにバレる。
デブ猫なので思ったより素早くないが、球体に変身してゴロゴロ転がって攻撃を回避することもある。
また、変身能力により肥大化した霊基から放たれる一撃は脅威的。
パワーなら「搾乳使い魔連合」中で最強。
此方を押し倒してからぐびぐひ母乳を飲もうとする。
黒魔術を行使することはないが、優れた変身能力を持っており、目を話した隙にそこら辺の岩や他人に変化して人を欺く。
ただし、見た目の模倣は完璧だが、仕草や話し方など細部が雑なのですぐにバレる。
デブ猫なので思ったより素早くないが、球体に変身してゴロゴロ転がって攻撃を回避することもある。
また、変身能力により肥大化した霊基から放たれる一撃は脅威的。
パワーなら「搾乳使い魔連合」中で最強。
此方を押し倒してからぐびぐひ母乳を飲もうとする。
ティルベリ
しわくちゃの赤子のような人間の顔を持つ、体毛のある芋虫のような異形。
素早く動き回り、乳房に吸い付いたり、巻き付いて動きを封じたりする。
噛み付いて血を啜ることもある。
対して強くないが、数が多く大体十体が群れを成しているので厄介。
また、聖なる数字である「3」に弱いという弱点があり、貴方がティルベリに「3」を意識させる様な行動を取れば、怒り狂って冷静さを失い、弱体化する。
...以上が連携して襲いかかって来る。
各個体は精々勲四〜五等程度の怪異だが、それらが徒党を組んでいる為、勲三等判定となっている。
ふざけた連中だが、戦力が充分に揃っていなければ危険。
リーダー格のビエラを先に狙うのが常道だが、トロールキャットが庇ったり、ティルベリがひたすら妨害してきたりするので、かなり面倒。
貴方が敗北してしまうと、乳房を散々弄ばれた挙句、母乳と魔力を限界まで吸われた上でその場に放置される。
勝利すると「ち、ちくしょう...い、いつの日かぜったい吸い尽くしてやるのよ...がくっ」と言い残して消滅する。
素早く動き回り、乳房に吸い付いたり、巻き付いて動きを封じたりする。
噛み付いて血を啜ることもある。
対して強くないが、数が多く大体十体が群れを成しているので厄介。
また、聖なる数字である「3」に弱いという弱点があり、貴方がティルベリに「3」を意識させる様な行動を取れば、怒り狂って冷静さを失い、弱体化する。
...以上が連携して襲いかかって来る。
各個体は精々勲四〜五等程度の怪異だが、それらが徒党を組んでいる為、勲三等判定となっている。
ふざけた連中だが、戦力が充分に揃っていなければ危険。
リーダー格のビエラを先に狙うのが常道だが、トロールキャットが庇ったり、ティルベリがひたすら妨害してきたりするので、かなり面倒。
貴方が敗北してしまうと、乳房を散々弄ばれた挙句、母乳と魔力を限界まで吸われた上でその場に放置される。
勝利すると「ち、ちくしょう...い、いつの日かぜったい吸い尽くしてやるのよ...がくっ」と言い残して消滅する。
元ネタ:ビエラ(ミルクウサギ)、トロールキャット、ティルベリ
ビエラ(ミルクウサギ)、トロールキャット
スカンジナビア地方やスウェーデンの民間伝承に登場する魔女の使い魔。
「人間の髪の毛、釘、木くず」などを材料に作り出すことができるとされ、牛からミルクを吸い取り、家庭からクリームを盗んで魔女の桶に吐き出すという。
普通の猫の姿をしたトロールキャットもいれば、ボール型のトロールキャットも存在したとされ、これらの奇妙な動物の伝承は牛が吐き出す毛玉などに端を発しているという。
「人間の髪の毛、釘、木くず」などを材料に作り出すことができるとされ、牛からミルクを吸い取り、家庭からクリームを盗んで魔女の桶に吐き出すという。
普通の猫の姿をしたトロールキャットもいれば、ボール型のトロールキャットも存在したとされ、これらの奇妙な動物の伝承は牛が吐き出す毛玉などに端を発しているという。
ティルベリ
アイスランドの伝承に登場する魔女の使い魔。
「死人の肋骨、灰色の羊毛、吐き出された聖体拝領のワイン」などを材料に作り出すことができるとされ、魔女は内腿に作り出した新しい乳首からティルベリに血を与えるという。
やはり、この使い魔も牛乳を盗む役割を与えられており、ミルクをたっぷり吸い取って家に帰ると「Fullur beli,mamma 」と言って桶に吐き出すという。
また、毛刈りや洗濯の後に干された羊毛を盗むこともある。
乳房の炎症性硬化は伝統的にティルベリの仕業とされており、子供のいる女性の乳房に吸い付いて、吸い殺してしまうこともあるという。
邪悪な生き物として「3」という数字が許せないという弱点があり、また飼い主である魔女を吸い殺してしまう危険もあった。
その為、ティルベリの世話を嫌になった魔女はミルクを盗む代わりに3つの牧草地の羊の糞を全部食べるように命じる。
この哀れな赤子は急いで母親の太腿の乳首に戻りたがるので、あっという間に食べまくった結果大爆発し、糞の山とわずかな羊毛と肋骨だけが残るという。
牛乳を盗む使い魔と聞くと奇妙に思えるが、牛乳やその加工品が貴重な収入源だった時代、牛乳泥棒は大罪であり、人々の生活を脅かす魔女の所業とされたのだ。
いつの時代も変わらず、魔術師は金策に追われていたのだろう。
或いは、母乳を魔術的な触媒として掻き集めていたのかもしれない。
そして、そういった使い魔が主人を失った後に、搾乳により魔力を補給して生命を繋ぐ「はぐれ使い魔」となり、人々を脅かす怪異と化すケースもあった...のかもしれない。
「死人の肋骨、灰色の羊毛、吐き出された聖体拝領のワイン」などを材料に作り出すことができるとされ、魔女は内腿に作り出した新しい乳首からティルベリに血を与えるという。
やはり、この使い魔も牛乳を盗む役割を与えられており、ミルクをたっぷり吸い取って家に帰ると「
また、毛刈りや洗濯の後に干された羊毛を盗むこともある。
乳房の炎症性硬化は伝統的にティルベリの仕業とされており、子供のいる女性の乳房に吸い付いて、吸い殺してしまうこともあるという。
邪悪な生き物として「3」という数字が許せないという弱点があり、また飼い主である魔女を吸い殺してしまう危険もあった。
その為、ティルベリの世話を嫌になった魔女はミルクを盗む代わりに3つの牧草地の羊の糞を全部食べるように命じる。
この哀れな赤子は急いで母親の太腿の乳首に戻りたがるので、あっという間に食べまくった結果大爆発し、糞の山とわずかな羊毛と肋骨だけが残るという。
牛乳を盗む使い魔と聞くと奇妙に思えるが、牛乳やその加工品が貴重な収入源だった時代、牛乳泥棒は大罪であり、人々の生活を脅かす魔女の所業とされたのだ。
いつの時代も変わらず、魔術師は金策に追われていたのだろう。
或いは、母乳を魔術的な触媒として掻き集めていたのかもしれない。
そして、そういった使い魔が主人を失った後に、搾乳により魔力を補給して生命を繋ぐ「はぐれ使い魔」となり、人々を脅かす怪異と化すケースもあった...のかもしれない。
場所 | ソル・プール |
条件 | 特になし |
神階 | 魂→尊 |
位勲 | 勲三等→勲二等 |
備考 | 第3段階突入時に階梯変化 |
段階1:泉にて狂うもの
夜のソル・プールに人の気配はない。
大規模リゾートの目玉施設といえども、怪異と狩人達の夜とあっては楽しむ人など居はしない、はずだった。この夜を除いては。
ソル・プールの中央に、異様な気配を放つ蜥蜴……それも翼の生えた……が1頭。
ソレの触れたそばから、水が恐ろしい毒気に染まっていく。このまま放置すれば、周囲の水系も汚染され尽くすだろう。
そしてソレも、みすみすヒトを逃す筈はない。睨み合いの末どちらかが先手を打った時、それは起こった。
あなたが先手を打ったなら段階2へ。
蜥蜴、否……竜にも見えるそれが動くのを待ったなら段階3へ。
大規模リゾートの目玉施設といえども、怪異と狩人達の夜とあっては楽しむ人など居はしない、はずだった。この夜を除いては。
ソル・プールの中央に、異様な気配を放つ蜥蜴……それも翼の生えた……が1頭。
ソレの触れたそばから、水が恐ろしい毒気に染まっていく。このまま放置すれば、周囲の水系も汚染され尽くすだろう。
そしてソレも、みすみすヒトを逃す筈はない。睨み合いの末どちらかが先手を打った時、それは起こった。
あなたが先手を打ったなら段階2へ。
蜥蜴、否……竜にも見えるそれが動くのを待ったなら段階3へ。
段階2:身を蝕むもの
・あなたが竜に対処しようと行動を取った、即ち大蛇のみに注意を向けてしまったその一瞬、顔に何かが張り付く。
それは粘ついていて、やや透明で、手で掴みづらい。加えて口と鼻を塞がれ、詠唱を要する対処は不可能になるだろう。
・対神秘系の攻撃は基本的に効きが悪い。熱ないし冷却、あるいは電撃に類する攻撃ならば効果が見られるが、身体に密着されているので使用は要注意。
・対処に手間取ると、粘性の物体は気道を塞ぐように進行しながら、身体の内側各所を食い破りつつ身体の内側全域に広がっていく。
こうなると最早手遅れで、後は身体全てを粘性生物を増やす材料にされて終わり。手足が「それ」と同じものに変質して崩れ落ち、体の穴という穴からもそれらが溢れ出してくる光景と、それを見て逃げ出す竜の後ろ姿を意識が途切れるまでゆっくりと眺める事しかできない。デッドエンド。
・粘性生物に対処できた場合でも、先の竜の攻撃が続け様に飛んでくる。翼を用いた打撃攻撃の他に炎を使用してくる。あと飛ぶ。
・粘性生物対処後に竜と戦闘し、倒した場合は第3段階には移行せず調伏扱い。再出現なし。
それは粘ついていて、やや透明で、手で掴みづらい。加えて口と鼻を塞がれ、詠唱を要する対処は不可能になるだろう。
・対神秘系の攻撃は基本的に効きが悪い。熱ないし冷却、あるいは電撃に類する攻撃ならば効果が見られるが、身体に密着されているので使用は要注意。
・対処に手間取ると、粘性の物体は気道を塞ぐように進行しながら、身体の内側各所を食い破りつつ身体の内側全域に広がっていく。
こうなると最早手遅れで、後は身体全てを粘性生物を増やす材料にされて終わり。手足が「それ」と同じものに変質して崩れ落ち、体の穴という穴からもそれらが溢れ出してくる光景と、それを見て逃げ出す竜の後ろ姿を意識が途切れるまでゆっくりと眺める事しかできない。デッドエンド。
・粘性生物に対処できた場合でも、先の竜の攻撃が続け様に飛んでくる。翼を用いた打撃攻撃の他に炎を使用してくる。あと飛ぶ。
・粘性生物対処後に竜と戦闘し、倒した場合は第3段階には移行せず調伏扱い。再出現なし。
段階3:そして、怪奇に脈動するもの
・あなたが竜の動きを待ち、痺れを切らした向こうが動いた瞬間、それは起こった。
得体の知れない不定形の生物が竜の頭部に張り付き、竜がもがき苦しみ始める。やがてソレは竜の体内へと侵入を続け、竜の呻きも一層激しさを増す。だがその様子から一転、突如竜の体表が橙色に変色し、一際大きな咆哮と共にもがくのをやめ、こちらを向き直る。
・この段階で竜は先の粘性生物を取り込む事に成功し、炎や飛行の他に粘性生物をばら撒く、炸裂させるなどの攻撃を行うようになる。宛らビームのようにすら見える水ブレスも吐く。
・後は正面からの戦闘のみ。怪異を克服した竜を倒せば調伏完了。
得体の知れない不定形の生物が竜の頭部に張り付き、竜がもがき苦しみ始める。やがてソレは竜の体内へと侵入を続け、竜の呻きも一層激しさを増す。だがその様子から一転、突如竜の体表が橙色に変色し、一際大きな咆哮と共にもがくのをやめ、こちらを向き直る。
・この段階で竜は先の粘性生物を取り込む事に成功し、炎や飛行の他に粘性生物をばら撒く、炸裂させるなどの攻撃を行うようになる。宛らビームのようにすら見える水ブレスも吐く。
・後は正面からの戦闘のみ。怪異を克服した竜を倒せば調伏完了。
戦闘:3種。
・初期状態の竜:対竜系対神秘攻撃が有効。水属性系のため、各種水に対して有効な理論を持ち出すことでも早期決着が見込める。
向こうの攻撃方法は腕のように発達した翼を用いた打撃、火炎攻撃、水流を用いた攻撃。高空から一方的にブレスを放ってくる事もある。
一方、全長20m程はあるので容易には拘束できない。
・粘性生物:戦闘相手というよりはギミックだが、熱、冷却、電撃が有効。ただし物理にほぼ反応しない。微小生物の群体のため行動を止める事が難しいが、空間転移(粘性生物をどこか別の場所に転移させる、の方が特に有効)で対処が可能。
・竜第二形態:物理耐性やや高、対竜系攻撃が有効。怪異の一つである粘性生物を克服・融合したことで対神秘系攻撃の効きはやや悪くなっている。攻撃方法は竜種の用いていたものに加え、粘性生物を用いた攻撃が追加。主に第二段階のギミックと同じ条件に注意しながら竜種を倒す必要がある。
なお、周囲や身体にへばりついた粘性生物は時限式で炸裂するため、近くにいるとダメージを負う。無抵抗で受けるとデッドエンド。
この状態の竜種を倒すと粘性生物も一緒に消滅する。
向こうの攻撃方法は腕のように発達した翼を用いた打撃、火炎攻撃、水流を用いた攻撃。高空から一方的にブレスを放ってくる事もある。
一方、全長20m程はあるので容易には拘束できない。
・粘性生物:戦闘相手というよりはギミックだが、熱、冷却、電撃が有効。ただし物理にほぼ反応しない。微小生物の群体のため行動を止める事が難しいが、空間転移(粘性生物をどこか別の場所に転移させる、の方が特に有効)で対処が可能。
・竜第二形態:物理耐性やや高、対竜系攻撃が有効。怪異の一つである粘性生物を克服・融合したことで対神秘系攻撃の効きはやや悪くなっている。攻撃方法は竜種の用いていたものに加え、粘性生物を用いた攻撃が追加。主に第二段階のギミックと同じ条件に注意しながら竜種を倒す必要がある。
なお、周囲や身体にへばりついた粘性生物は時限式で炸裂するため、近くにいるとダメージを負う。無抵抗で受けるとデッドエンド。
この状態の竜種を倒すと粘性生物も一緒に消滅する。
元ネタ:クルシェドラ、ウーズ
アルバニアに伝わる蛇ボラと、そのボラが人目に付かないまま長く生きたことで進化する悪魔クルシェドラ。本来はヒュドラのような多頭の竜であるとも、実際には竜の姿を取っているのみであり、人型を取ることもあるなどとも言われている。
水を汚染させる、水を枯らすなど水回りに関する悪魔であると伝えられ、人に生贄を求める事すらあるとされている。
一方で、ウーズは近代以降で目に見えない大きさの生物が発見された事で創作にも登場し始めた概念。極上生物の集合体である故に不定形の身体を持ち、物理攻撃で対処できない脅威として人に襲いかかる姿が描かれる。スライムやアメーバ、ブロブなどと呼ばれる事もある。
なお、自然の水系には人体に侵入して内部を破壊し、死に至らしめる微小生物が実際に存在する。そういったものが人喰いアメーバなどと呼ばれているので、知らない場所で泳ぐのは要注意。
水を汚染させる、水を枯らすなど水回りに関する悪魔であると伝えられ、人に生贄を求める事すらあるとされている。
一方で、ウーズは近代以降で目に見えない大きさの生物が発見された事で創作にも登場し始めた概念。極上生物の集合体である故に不定形の身体を持ち、物理攻撃で対処できない脅威として人に襲いかかる姿が描かれる。スライムやアメーバ、ブロブなどと呼ばれる事もある。
なお、自然の水系には人体に侵入して内部を破壊し、死に至らしめる微小生物が実際に存在する。そういったものが人喰いアメーバなどと呼ばれているので、知らない場所で泳ぐのは要注意。
未来璃の所感
毒を持つ爬虫類の話は色々と聴くよね。ヘビにしろトカゲにしろドラゴンにしろ、ただでさえ人間より強力な生物が持っていたらそれはもう災害と変わりないんだから倒せるのは間違いなく英雄と呼ばれる存在の偉業だと思う。
けど…うーん?翼を持つトカゲ…?ドラゴン…?と良くわからないスライムって関係ある話があったかなあ?それにドラゴンって仮にも幻想種として最高峰だから目潰し感覚で射った光が致命傷になるのも想定外だったというか
…見た目や能力からの類推では正体にたどり着けないこともあるっぽいって怪異って本当に厄介だと思う!
けど…うーん?翼を持つトカゲ…?ドラゴン…?と良くわからないスライムって関係ある話があったかなあ?それにドラゴンって仮にも幻想種として最高峰だから目潰し感覚で射った光が致命傷になるのも想定外だったというか
…見た目や能力からの類推では正体にたどり着けないこともあるっぽいって怪異って本当に厄介だと思う!
場所 | 月影山・影宮市立水族館 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲三等 |
段階1:唇に火の酒を
貴方は夜の影宮市立水族館を探索している。
飼育員はおらず、ただ飼育設備が動く機械音と水生動物が蠢く気配が館内を不気味に満たしている。
貴方は水槽を観察することができる。
しかし、殆どは空っぽであったり、水しか入っていなかったり、暗く濁ってよく見えないので、中の生き物を窺い知ることはできない。
もしかしたら他の怪異が潜んでいる可能性もあるが、それについては此処では言及しない。
魚類コーナーを進み、爬虫類コーナーを抜け、両生類コーナーに辿り着いた貴方は奇妙な生き物を発見する。
大きな水槽の中で眠っている、黒に皮膚にオレンジ色の斑点がある両生類...
貴方がその生き物の名を思い出す前に、それは目を覚ます。
すると突然、水槽内部が焔で満たされる。
凄まじい熱が外部まで伝わり、貴方が身の危険を感じて距離を取ると、水槽にヒビが入り、たちまち爆散する。
木っ端微塵に破壊された水槽、そして立ち上る煙。
貴方は煙を吸わないように防護してもよい。
防護してもしなくても、貴方は煙の焦げ臭さの中に「猛烈な酒気」を嗅ぎ取ることができる。
煙を防護しなかった場合、貴方はモロに酒気を食らい、微量ではあるが酒を摂取してしまう。
そして、煙の中から「それ」は姿を現す。
飼育員はおらず、ただ飼育設備が動く機械音と水生動物が蠢く気配が館内を不気味に満たしている。
貴方は水槽を観察することができる。
しかし、殆どは空っぽであったり、水しか入っていなかったり、暗く濁ってよく見えないので、中の生き物を窺い知ることはできない。
もしかしたら他の怪異が潜んでいる可能性もあるが、それについては此処では言及しない。
魚類コーナーを進み、爬虫類コーナーを抜け、両生類コーナーに辿り着いた貴方は奇妙な生き物を発見する。
大きな水槽の中で眠っている、黒に皮膚にオレンジ色の斑点がある両生類...
貴方がその生き物の名を思い出す前に、それは目を覚ます。
すると突然、水槽内部が焔で満たされる。
凄まじい熱が外部まで伝わり、貴方が身の危険を感じて距離を取ると、水槽にヒビが入り、たちまち爆散する。
木っ端微塵に破壊された水槽、そして立ち上る煙。
貴方は煙を吸わないように防護してもよい。
防護してもしなくても、貴方は煙の焦げ臭さの中に「猛烈な酒気」を嗅ぎ取ることができる。
煙を防護しなかった場合、貴方はモロに酒気を食らい、微量ではあるが酒を摂取してしまう。
そして、煙の中から「それ」は姿を現す。
段階2:酔え、狂え、燃え盛れ
それは、猛烈な酒気と業火を纏う巨大なファイアサラマンダーである。
所謂
しかし、1mをゆうに超える巨軀に鋭い爪など、本来のファイアサラマンダーにない生物的特徴、そして酒と炎を身に纏うその威容から、明らかに幻想種の類であると分かる。
貴方の存在を認識した怪異は、身を震わせて火の付いた酒を撒き散らすと襲いかかって来る。
そして、怪異「火酒蜥蜴」との戦闘が開始する。
この怪異の最も注意すべき能力は「火炎操作」...ではない。
一応、火を放つ能力は持っているものの、その火力は単体では特筆するほどでは無い。
真に注意すべきは「火酒分泌」能力である。
この怪異は皮膚から濃厚な
このブランデーは非常に美味であるが、中枢神経に作用し、過呼吸を伴う筋肉の痙攣と高血圧を齎す神経毒がたっぷり溶け込んだ毒酒であり、飲めば強烈な幻覚・媚薬作用を発揮する。
少量であれば娯楽として楽しむこともできるが、接種し過ぎると認識能力が著しく低下し、極度の性的興奮に襲われて理性を失ってしまう危険性がある。
勿論、これは単なる毒酒ではなく、魔力を帯びた霊酒でもある。
霊酒を皮膚に纏った状態では魔術に対して高い耐性を発揮するが、物理的な強度は特別高く無い。
貴方が揮発した酒気などから
さらに、撒き散らされた
この怪異を調伏する上で有効となる行動は「酔ってる隙を突く」と「大量の水で火を消し、酒を洗い流す」の二つ。
この怪異自体も
リミッターを外したかのような機敏で大胆な攻撃を繰り返して来るが、攻めは単調であり、隙が大きく、ふらついて攻撃をミスすることもある。一種の狂化状態と捉えることもできる。
そして、戦いの舞台は水族館である。よく探さなくても、近くに水で満ちた巨大水槽がいくらでもあるはずだ。
元ネタ:サラマンダー・ブランデー
スロベニアの伝説に語られる酒。
ファイアサラマンダーを生きたままブランデーに漬け込み、分泌液を抽出することで製造される。
分泌液には神経毒が含まれており、こうして作られたサラマンダー・ブランデーは強力な幻覚作用と媚薬作用を兼ね備えているとされる。
サラマンダー・ブランデーの歴史には不明確な点が多く、その起源は中世に遡るとも、スロベニアの魔女伝承に関連しているとも、伝説に謳われるような薬効を持つサラマンダー・ブランデーは存在せず、粗悪な混ぜ物を含む偽物しか存在しないとも、民話ではただ飲んだ者を狂わせる酒としか記述されておらず、上記のような扇状的でサイケデリックな薬効は近年になってから雑誌などで取り上げられ、誇張されたものであるとも言われている。
今回、怪異として出現した『火酒蜥蜴 』は、このサラマンダー・ブランデーの伝説を殻として行き場のない想念が集まり、精霊火蜥蜴 の類似品として新生した妖精の一種であると思われる。
ファイアサラマンダーを生きたままブランデーに漬け込み、分泌液を抽出することで製造される。
分泌液には神経毒が含まれており、こうして作られたサラマンダー・ブランデーは強力な幻覚作用と媚薬作用を兼ね備えているとされる。
サラマンダー・ブランデーの歴史には不明確な点が多く、その起源は中世に遡るとも、スロベニアの魔女伝承に関連しているとも、伝説に謳われるような薬効を持つサラマンダー・ブランデーは存在せず、粗悪な混ぜ物を含む偽物しか存在しないとも、民話ではただ飲んだ者を狂わせる酒としか記述されておらず、上記のような扇状的でサイケデリックな薬効は近年になってから雑誌などで取り上げられ、誇張されたものであるとも言われている。
今回、怪異として出現した『
場所 | 月影山 |
条件 | 特になし |
神階 | 霊 |
位勲 | 第六位 |
備考 | 一度遭遇すると二度と出現しない。 |
段階2:「いひゃ、いひゃ、いひゃ」
どうやら彼女たちは土地に染み付いた地縛霊 の一種のようだが、貴方が近づいても何の反応も示さない。
ただ、その場に留まり続けて「いひゃ、いひゃ、いひゃ」と笑い続けるのみである。
この「不気味な笑い声」を長時間聴いていると、耳に染み付いて幻聴に悩まされる恐れがある。
これは呪詛の類ではなく、単なる精神症状であるが、それ故に魔術的な耐性は意味を成さない。
お祓い、除霊の魔術で容易く昇華することはできるが、数が多いため完全浄化には時間が掛かる。
全て祓うと、このイベントは終了する。
貴方は笑う女たちをよく観察することができる。
それは、口角を釣り上げて引き攣った笑い声をあげている。服装は現代的なものを着ている個体もあれば、古典的な着物を着た個体も存在する。眼は見開かれており、全く笑っていない。
貴方はより注意深く笑う女たちを観察することができる。
笑う女たちの笑い声を注意深く聴いてしまった貴方は気付く、それは笑い声ではない。
「居た、居た、居た」
同時に、全ての笑う女たちがある一地点を見つめて笑っていたことにも、気がつく。
その一地点からは何の気配も魔術的な反応もないが、貴方はその一点を見ることなく、踵を返して山を後にすることができる。
そうした場合、このイベントは終了する。
貴方がその一地点を見た場合、そこに「居た」ものを認識する。
居た。
居た。
居た。
いた。
いた。
いた。
いひゃ。
いひゃ。
いひゃ、いひゃ、いひゃ、いひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃ
貴方は死亡する。蘇った時、貴方はそこに何が「居た」のか思い出すことができない。
ただ、あの不気味な笑い声だけが鼓膜に染み付いている。
イベントは終了する。
ただ、その場に留まり続けて「いひゃ、いひゃ、いひゃ」と笑い続けるのみである。
この「不気味な笑い声」を長時間聴いていると、耳に染み付いて幻聴に悩まされる恐れがある。
これは呪詛の類ではなく、単なる精神症状であるが、それ故に魔術的な耐性は意味を成さない。
お祓い、除霊の魔術で容易く昇華することはできるが、数が多いため完全浄化には時間が掛かる。
全て祓うと、このイベントは終了する。
貴方は笑う女たちをよく観察することができる。
それは、口角を釣り上げて引き攣った笑い声をあげている。服装は現代的なものを着ている個体もあれば、古典的な着物を着た個体も存在する。眼は見開かれており、全く笑っていない。
貴方はより注意深く笑う女たちを観察することができる。
笑う女たちの笑い声を注意深く聴いてしまった貴方は気付く、それは笑い声ではない。
「居た、居た、居た」
同時に、全ての笑う女たちがある一地点を見つめて笑っていたことにも、気がつく。
その一地点からは何の気配も魔術的な反応もないが、貴方はその一点を見ることなく、踵を返して山を後にすることができる。
そうした場合、このイベントは終了する。
貴方がその一地点を見た場合、そこに「居た」ものを認識する。
居た。
居た。
居た。
いた。
いた。
いた。
いひゃ。
いひゃ。
いひゃ、いひゃ、いひゃ、いひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃいひゃ
貴方は死亡する。蘇った時、貴方はそこに何が「居た」のか思い出すことができない。
ただ、あの不気味な笑い声だけが鼓膜に染み付いている。
イベントは終了する。
元ネタ:笑い女
何が可笑しかったんでしょうね。
場所 | 月影山・登山道 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲五等 |
段階1:決して逃れることは出来ない
貴方は登山道を塞ぐように生えた一本の梨の木を発見する。
梨の木にはたくさんの実が付いている。よく熟しており、食べ頃のようだ。
魔術的な解析をしても、異常な点は見当たらない。
つまり毒が仕込まれていたり、直接的な罠があるということは無い。
よもつへぐいのような、食べることで何らかの禁忌に触れるという可能性も低そうだ。
貴方は梨を食べてもいいし、食べなくてもいい。
食べた場合、みずみずしくジューシーな果肉を堪能できる。とても美味しい。
食べなかった場合、貴方はやや名残惜しくも梨の木を後にし、先に進む。
...この時、貴方は遠くからこちらを見る何者かの気配を感じ取ることができる。
しかし、そちらに注意を向けた瞬間、何者かは姿を隠すので、発見することはできない。
梨の木にはたくさんの実が付いている。よく熟しており、食べ頃のようだ。
魔術的な解析をしても、異常な点は見当たらない。
つまり毒が仕込まれていたり、直接的な罠があるということは無い。
よもつへぐいのような、食べることで何らかの禁忌に触れるという可能性も低そうだ。
貴方は梨を食べてもいいし、食べなくてもいい。
食べた場合、みずみずしくジューシーな果肉を堪能できる。とても美味しい。
食べなかった場合、貴方はやや名残惜しくも梨の木を後にし、先に進む。
...この時、貴方は遠くからこちらを見る何者かの気配を感じ取ることができる。
しかし、そちらに注意を向けた瞬間、何者かは姿を隠すので、発見することはできない。
段階2:それは密かに近づいて来る
そして、先に進むと、今度は休憩用に作られたベンチに置かれた「大量の缶コーヒーと緑茶、エナジードリンクが入ったクーラーボックス」を発見する。
よく見ると「ご自由にお飲みください」と書かれた張り紙が貼られている。
八月の蒸し暑い山の中、キンキンに冷えた飲み物はとても魅力的に見えるが...
流石に、ちょっと怪しすぎる。
この時、ラーフが同行していると「ククク...飲みたければ飲んだらどうだ?俺と違ってお前には乾く喉があるだろう?」とかそんなことを言ってくる。
貴方は飲み物を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。それらは本当に、ただの缶コーヒーであり、緑茶であり、エナドリである。
飲んだ場合、渇いた喉を冷たい飲み物で潤すことができる。とても爽快だ。
飲まなかった場合、喉の渇きに耐えながら貴方は先に進む。
手元に他の飲み物がある場合、それを代わりに飲んでもいいだろう。魔術で安全な水を作って飲んでもいいし、清潔な湧き水を探してもいいのだ。
そして山道を進んでいると、貴方は先ほど感じた気配に周囲を取り囲まれていることに気がつく。
警戒を強める貴方の前に、怪異の主が姿を現す。
よく見ると「ご自由にお飲みください」と書かれた張り紙が貼られている。
八月の蒸し暑い山の中、キンキンに冷えた飲み物はとても魅力的に見えるが...
流石に、ちょっと怪しすぎる。
この時、ラーフが同行していると「ククク...飲みたければ飲んだらどうだ?俺と違ってお前には乾く喉があるだろう?」とかそんなことを言ってくる。
貴方は飲み物を飲んでもいいし、飲まなくてもいい。それらは本当に、ただの缶コーヒーであり、緑茶であり、エナドリである。
飲んだ場合、渇いた喉を冷たい飲み物で潤すことができる。とても爽快だ。
飲まなかった場合、喉の渇きに耐えながら貴方は先に進む。
手元に他の飲み物がある場合、それを代わりに飲んでもいいだろう。魔術で安全な水を作って飲んでもいいし、清潔な湧き水を探してもいいのだ。
そして山道を進んでいると、貴方は先ほど感じた気配に周囲を取り囲まれていることに気がつく。
警戒を強める貴方の前に、怪異の主が姿を現す。
段階3:ランキング1位のおしっこチャンピオンはここよ〜〜〜!!
それは大体三〜五匹ほどの狼の群れである。
無論、それは唯の野生の獣ではなく、その身に神秘を蓄えた幻想種である。
貴方との距離を詰めた狼は一斉にその血肉を喰らわんと襲い掛かる...のではなく、その鋭い眼孔から"妖光"を放つ。
この怪異は「魔眼を持つ幻想種」である。
貴方が狼が魔術攻撃を仕掛けてくるという事態を想定できなかった場合、魔眼による術式投射をその身に受けてしまう。
「弛緩」の魔眼。低級の『魅了』の一種。
対象の任意の筋肉を弛緩させて快感を与え、行動を封じる。
これの影響下に陥ってしまった者は身体の自由を奪われて力なくその場に座り込み...盛大に失禁してしまう。
『強化』の初歩である排泄の制御すらも、この魔眼の前では無力であり、この前に我慢していればしているほど大量の尿が緩み切った膀胱から排出される。
仮に、貴方が直前に「利尿作用のある果実」や「カフェインを多く含む飲み物」を摂取していたり、大量の水分を摂取していた場合、より沢山の尿を勢いよく排出してしまうだろう。
そして、狼たちは甘く蕩けるような排尿の快感に囚われて無防備な貴方に近づき...ごくごくと迸る尿を飲みまくるのだ。
その鋭い牙と爪で服を切り裂かれて「直飲み」をされてしまうかもしれない。
この辱めは貴方が尿を出し切るまで続く。
尿を出し切ると、貴方は行動可能となり、狼に反撃を喰らわせることができる。
狼は魔眼と高度な知能を持つが、単純な戦闘能力については野生の獣に毛が生えた程度なので、容易に調伏できるだろう。
無論、それは唯の野生の獣ではなく、その身に神秘を蓄えた幻想種である。
貴方との距離を詰めた狼は一斉にその血肉を喰らわんと襲い掛かる...のではなく、その鋭い眼孔から"妖光"を放つ。
この怪異は「魔眼を持つ幻想種」である。
貴方が狼が魔術攻撃を仕掛けてくるという事態を想定できなかった場合、魔眼による術式投射をその身に受けてしまう。
「弛緩」の魔眼。低級の『魅了』の一種。
対象の任意の筋肉を弛緩させて快感を与え、行動を封じる。
これの影響下に陥ってしまった者は身体の自由を奪われて力なくその場に座り込み...盛大に失禁してしまう。
『強化』の初歩である排泄の制御すらも、この魔眼の前では無力であり、この前に我慢していればしているほど大量の尿が緩み切った膀胱から排出される。
仮に、貴方が直前に「利尿作用のある果実」や「カフェインを多く含む飲み物」を摂取していたり、大量の水分を摂取していた場合、より沢山の尿を勢いよく排出してしまうだろう。
そして、狼たちは甘く蕩けるような排尿の快感に囚われて無防備な貴方に近づき...ごくごくと迸る尿を飲みまくるのだ。
その鋭い牙と爪で服を切り裂かれて「直飲み」をされてしまうかもしれない。
この辱めは貴方が尿を出し切るまで続く。
尿を出し切ると、貴方は行動可能となり、狼に反撃を喰らわせることができる。
狼は魔眼と高度な知能を持つが、単純な戦闘能力については野生の獣に毛が生えた程度なので、容易に調伏できるだろう。
元ネタ:小便飲み
昔、山小屋や炭焼き小屋では桶を設置して簡易的な小便器としていた。
すると、小便が溜まった桶が一夜にして空っぽになることが度々あった。
人々はそれを「小便飲み」という妖怪の仕業だと考え、恐れた。
小便飲みの正体は狼であると言われている。
狼は塩を好むとされ、いわゆる送り狼には塩を与えなくてはならないとか、夕方に塩を買うと狼が後をつけてくるといった伝承が各地に伝わっているからだ。
本来の「小便飲み」は野生の獣が独自の食性を得ただけの、最下級の幻想種であったが、今回現れたのは山という異界に棲み着き、異様な飲食を続け、長い年月を重ねたことで人を失禁させる異能と知能を獲得した、上位個体であったようだ。
すると、小便が溜まった桶が一夜にして空っぽになることが度々あった。
人々はそれを「小便飲み」という妖怪の仕業だと考え、恐れた。
小便飲みの正体は狼であると言われている。
狼は塩を好むとされ、いわゆる送り狼には塩を与えなくてはならないとか、夕方に塩を買うと狼が後をつけてくるといった伝承が各地に伝わっているからだ。
本来の「小便飲み」は野生の獣が独自の食性を得ただけの、最下級の幻想種であったが、今回現れたのは山という異界に棲み着き、異様な飲食を続け、長い年月を重ねたことで人を失禁させる異能と知能を獲得した、上位個体であったようだ。
場所 | 日照湖・湖岸 |
条件 | 特に無し |
神階 | 荒神 |
位勲 | 勲二等 |
備考 | なし |
段階1:湖の底に眠るもの
湖岸に接近すると、突如として天候が急変し、凄まじい豪雨と強風が吹き荒れ始める。
湖面は激しく波打ち、暴風が周囲の木々を揺らす。
考えるまでもない。これは純然たる神秘による天候操作である───信じ難い規模の。
そして、大嵐に翻弄される貴方の前に、異常気象の原因である、大いなるものが姿を現す。
それは湖底より、渦巻く水と共に地表へと躍り出る───
湖面は激しく波打ち、暴風が周囲の木々を揺らす。
考えるまでもない。これは純然たる神秘による天候操作である───信じ難い規模の。
そして、大嵐に翻弄される貴方の前に、異常気象の原因である、大いなるものが姿を現す。
それは湖底より、渦巻く水と共に地表へと躍り出る───
段階2:嵐が眼を覚ます
───巨大な、猫。
青き鱗に覆われた皮膚、屈強なる鯨偶蹄目の角、背中に生え揃う純銅の鋭き棘、蛇のような尾の先も鋭き純銅が輝いている。
これなるは大嵐を巻き起こす厄災の具現、洪水の化身。
水の顎、紛うことなき───精霊種。
恩恵と厄災を司る大いなるもの...真なる
そしてかの精霊は、獲物である貴方を視界に捉え、餌食となる運命を告げるかのように───咆哮する。
大怪異「水の顎/マニトゥ・ミミクリー潜航態」との戦闘が開始される。
「水の顎」は大いなる
不死・不滅レベルの再生能力は持たないが、水辺があるフィールドに居れば、エネルギーを吸収して己の魔力とする能力を持つ。長期戦は得策ではない。
その外見は前述した通り、さまざまな生き物の特徴を兼ね備える、超巨大な大山猫。
翼を生やして空を飛ぶことも可能なようだ。
その戦闘能力はまさに大地を抉り、洗い流す水害そのもの。
氾濫した河川が如く、絶大な霊基質量を誇る肉体を振るって獲物を蹂躙する。
青き鱗は物理耐性のみならず、魔術に対する防御性も高く、Aランクの対魔力を有しているのに等しい。
大規模な水流操作を交えた山津波と見紛う突撃は、並のサーヴァントがまともに喰らえば一撃で砕け散る破壊力を発揮する。
優れた防御力を持つ敵に対しては、神聖なる銅で構成された鋭き棘や尾を用いて無慈悲に両断する。
神獣クラスの難敵であるが、明確な弱点は存在する。
かの大精霊は宿敵である「サンダーバード」と対立しながらも補完し合う存在であるとされ、永遠の対立を繰り広げるという。
つまり、強い神秘を帯びた高威力の電撃攻撃...例えば雷神の権能に由来する宝具などを喰らわせれば大きなダメージを与えることができる。なお、現代魔術による雷撃程度は通用しない。
本来の大精霊ミシピシュであればまだしも、その模倣品に過ぎない「水の顎」であれば特定のサーヴァントと協力すれば、充分に調伏可能なはずだ。
元ネタ:ミシピシュ
或いはミシュビシュとも。英語の形容句では水中豹 、偉大なる山猫 などとも呼唱される。
カナダとアメリカの五大湖地域の北米先住民族、特にアニシナベ族、オダワ族、オジブウェ族、ポタワトミ族の神話伝承にて語られる祖霊 の一種。
スペリオル湖のミシピコテン島を故郷とする大精霊であり、巨大な猫の姿をしているが、身体は鱗に覆われ、背中と尾には短剣のような棘があり、バイソン或いは鹿の角、蛇のような尾、翼などの特徴を持つといわれる。
人間を保護する伝承もあるが、死や災いをもたらす悪意ある獣として語られることの方が多い。
また、蛇を含むすべての水中生物の主であるとも、五大湖付近の銅脈を守護する存在だとも、同じく祖霊 の一種であるサンダーバードとは対立しながらも補完し合う存在であり、永遠の対立を繰り広げているとも言われている。
カナダとアメリカの五大湖地域の北米先住民族、特にアニシナベ族、オダワ族、オジブウェ族、ポタワトミ族の神話伝承にて語られる
スペリオル湖のミシピコテン島を故郷とする大精霊であり、巨大な猫の姿をしているが、身体は鱗に覆われ、背中と尾には短剣のような棘があり、バイソン或いは鹿の角、蛇のような尾、翼などの特徴を持つといわれる。
人間を保護する伝承もあるが、死や災いをもたらす悪意ある獣として語られることの方が多い。
また、蛇を含むすべての水中生物の主であるとも、五大湖付近の銅脈を守護する存在だとも、同じく
未来璃の所感
『位相』『旋回』『叡知の射手』
『繁昌』『着色』『射干玉』
『日輪の名において』『律令の如く命ず』『汝、雲海を裂く矢也』『術式名称』────!
一難去ってまた一難というか……まさか死ぬほどのピンチに逢ったと思ったら明らかに単独のサーヴァントより格上じゃないかと思える怪物に会うなんて思わなかったな。
それもたぶん精霊種でしょ?妲己お姉ちゃんやライダーさんにセンセイ。もしかしたらエシュロンさんに聴けば正体がわかったりするのかな……。
本当に、ああいうのに何度も出会ったら命がいくつあっても足りないはずなのに─────。
センセイと共同で魔術を放てたこと。今の全力を出す必要があったこと。出してなお、それだけでは足りないから追加の行動をする必要があったこと……。
どれも、楽しいと。嬉しいと感じてしまったかも。
見たことがない景色がどんなものなのか実際に見に行ったりすることや、面白そうと思ったことが本当に面白いと感じるものなのかやってみることと一緒にしてはいけないはずなのに────。
うん、反省しないとな。もう一度追加でやってね!と言われたら流石にげんなりするしね。
『繁昌』『着色』『射干玉』
『日輪の名において』『律令の如く命ず』『汝、雲海を裂く矢也』『術式名称』────!
一難去ってまた一難というか……まさか死ぬほどのピンチに逢ったと思ったら明らかに単独のサーヴァントより格上じゃないかと思える怪物に会うなんて思わなかったな。
それもたぶん精霊種でしょ?妲己お姉ちゃんやライダーさんにセンセイ。もしかしたらエシュロンさんに聴けば正体がわかったりするのかな……。
本当に、ああいうのに何度も出会ったら命がいくつあっても足りないはずなのに─────。
センセイと共同で魔術を放てたこと。今の全力を出す必要があったこと。出してなお、それだけでは足りないから追加の行動をする必要があったこと……。
どれも、楽しいと。嬉しいと感じてしまったかも。
見たことがない景色がどんなものなのか実際に見に行ったりすることや、面白そうと思ったことが本当に面白いと感じるものなのかやってみることと一緒にしてはいけないはずなのに────。
うん、反省しないとな。もう一度追加でやってね!と言われたら流石にげんなりするしね。
場所 | 日照村・漁村部 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲四等 |
備考 | なし |
段階1:にゃんこ大宴会
リゾート開発により陰へと追いやられた、寂れた漁村部。
本来であれば、夜になると明滅する電灯だけが辺りを照らす、人気のない場所である。
しかし、今日は違った。
貴方が漁村部に足を踏み入れると、聞こえてくる喧騒。
辺りを見回すと、空には怪火が浮かび上がり、酒とご馳走の匂いが漂い、そこらかしこに設置された宴会会場にて、ヒトならざるものどもがどんちゃん騒ぎをしている。
「それ」は貴方にとっても馴染み深い怪異のはずだ。
踊り、笑い、行燈の油を舐めたくり、新鮮な魚と酒をかっ喰らう、愛らしくも奇妙な獣の怪異...化け猫の大宴会だ。
貴方が身を隠していても、何匹もの化け猫の目を誤魔化し続けるのは難しく、やがて発見されてしまう。
「人間ニャ!人間がいるニャ!」
「殺すにゃ!丁度つまみが不足してきたのにゃ!」
化け猫どもは貴方を酒の肴にしようと襲いかかって来る。
本来であれば、夜になると明滅する電灯だけが辺りを照らす、人気のない場所である。
しかし、今日は違った。
貴方が漁村部に足を踏み入れると、聞こえてくる喧騒。
辺りを見回すと、空には怪火が浮かび上がり、酒とご馳走の匂いが漂い、そこらかしこに設置された宴会会場にて、ヒトならざるものどもがどんちゃん騒ぎをしている。
「それ」は貴方にとっても馴染み深い怪異のはずだ。
踊り、笑い、行燈の油を舐めたくり、新鮮な魚と酒をかっ喰らう、愛らしくも奇妙な獣の怪異...化け猫の大宴会だ。
貴方が身を隠していても、何匹もの化け猫の目を誤魔化し続けるのは難しく、やがて発見されてしまう。
「人間ニャ!人間がいるニャ!」
「殺すにゃ!丁度つまみが不足してきたのにゃ!」
化け猫どもは貴方を酒の肴にしようと襲いかかって来る。
段階2:猫耳ハプニングが起きてる
怪異「猫鬼夜行」との戦闘が開始される。
この怪異は「化け猫」「猫又」「猫鬼」などと呼称される妖怪の集団である。
その数、約100匹前後。
単体なら貴方を含む、戦闘力に優れた魔術師でも撃退できるが、とにかく数が多い。
魔性の群れを素早く撃退可能な、殲滅力を持つ味方の存在が調伏の鍵となる。
広域に作用する宝具を持つサーヴァントや魔性、猛獣特攻スキルを持つサーヴァントが居ればだいぶ楽になるはずだ。
各個体の攻撃方法は「爪や牙による物理攻撃」「変身能力を用いた不意打ち」そして「呪詛を含む瘴気の放出」である。
この「瘴気」は放出された後も滞留し続け、吸い込んでしまったものは病毒による持続ダメージを受ける。
貴方が吸い込んだ場合は、さらに猫耳が生えてしまう。
猫耳が生えてしまう。
これは「猫又には死者を操る能力があり、猫又が死体を跨ぐと蘇生する。蘇生した人間が水桶の水を柄杓で飲むと猫又になる」という伝承に由来するものと思わしい。
即ち、肉体変化を引き起こす(無駄に)高度な呪詛である。
呪詛が進行すると思考が猫寄りになり、尻尾が生えたり、語尾に「にゃ」が付くといった症状に見舞われるが、致死性は低く、後述の条件を満たさない限り完全に怪異に堕ちる危険性はなく、怪異を調伏すれば時間経過で元に戻る。
みくりにゃんこですにゃ!
流石にやらないと思うが、仮に、もしも、この状態で水桶の水を柄杓で飲むと、完全な猫又(怪異)と化してしまいGAMEOVERとなる。
この怪異は「化け猫」「猫又」「猫鬼」などと呼称される妖怪の集団である。
その数、約100匹前後。
単体なら貴方を含む、戦闘力に優れた魔術師でも撃退できるが、とにかく数が多い。
魔性の群れを素早く撃退可能な、殲滅力を持つ味方の存在が調伏の鍵となる。
広域に作用する宝具を持つサーヴァントや魔性、猛獣特攻スキルを持つサーヴァントが居ればだいぶ楽になるはずだ。
各個体の攻撃方法は「爪や牙による物理攻撃」「変身能力を用いた不意打ち」そして「呪詛を含む瘴気の放出」である。
この「瘴気」は放出された後も滞留し続け、吸い込んでしまったものは病毒による持続ダメージを受ける。
貴方が吸い込んだ場合は、さらに猫耳が生えてしまう。
猫耳が生えてしまう。
これは「猫又には死者を操る能力があり、猫又が死体を跨ぐと蘇生する。蘇生した人間が水桶の水を柄杓で飲むと猫又になる」という伝承に由来するものと思わしい。
即ち、肉体変化を引き起こす(無駄に)高度な呪詛である。
呪詛が進行すると思考が猫寄りになり、尻尾が生えたり、語尾に「にゃ」が付くといった症状に見舞われるが、致死性は低く、後述の条件を満たさない限り完全に怪異に堕ちる危険性はなく、怪異を調伏すれば時間経過で元に戻る。
流石にやらないと思うが、仮に、もしも、この状態で水桶の水を柄杓で飲むと、完全な猫又(怪異)と化してしまいGAMEOVERとなる。
元ネタ:猫鬼、化け猫、猫又など
場所 | UPR・ルナ・ランド |
条件 | 特に無し |
神階 | 尊 |
位勲 | 勲二等 |
段階1:ルナティック☆アミューズメント
貴方はウルトラパシフィックリゾートの遊園地エリアを訪れ「キャアハハハハァァァァァァァ〜ッ♪」
...遊園地に入場するやいなや、いきなり怪異のお出ましである。
狂喜に満ちた笑い声が聞こえた方向に眼を向けると、安全装置が壊されたのか、人身事故まったなしなオーバースピードで駆け抜けるジェットコースターに何者かが乗っている。
どうやらジェットコースターのみならず、遊園地内のありとあらゆるアトラクションが火花が散るほどに異常駆動し、暴走しているようだ。園内のあちこちから轟音が響いてくる。
「それ」は悠々と時速240kmを超えて爆走するジェットコースターから飛び降りると、貴方の前に立ち塞がる。
燃え盛る地獄を想わせる漆黒と紅蓮のキトンを身に纏った、橙色の瞳を爛々と輝かせた、灰色のショートヘアの少女。
その手には探照灯 のような、祭儀に用いる杖にも見える「松明」が握られている。
「おはようこんにちはこんばんははじめまして可愛らしい旅人さん!貴方は何処へ?これから何処へ?」
「決まってないならわたしが決めるわ!貴方は...地獄行きよ!地獄行き!ウェルカムトゥヘル!」
狂気に満ちた叫び声を上げながら、少女は貴方に襲い掛かる。
...遊園地に入場するやいなや、いきなり怪異のお出ましである。
狂喜に満ちた笑い声が聞こえた方向に眼を向けると、安全装置が壊されたのか、人身事故まったなしなオーバースピードで駆け抜けるジェットコースターに何者かが乗っている。
どうやらジェットコースターのみならず、遊園地内のありとあらゆるアトラクションが火花が散るほどに異常駆動し、暴走しているようだ。園内のあちこちから轟音が響いてくる。
「それ」は悠々と時速240kmを超えて爆走するジェットコースターから飛び降りると、貴方の前に立ち塞がる。
燃え盛る地獄を想わせる漆黒と紅蓮のキトンを身に纏った、橙色の瞳を爛々と輝かせた、灰色のショートヘアの少女。
その手には
「おはようこんにちはこんばんははじめまして可愛らしい旅人さん!貴方は何処へ?これから何処へ?」
「決まってないならわたしが決めるわ!貴方は...地獄行きよ!地獄行き!ウェルカムトゥヘル!」
狂気に満ちた叫び声を上げながら、少女は貴方に襲い掛かる。
段階2:デッドエンド★アトラクションズ
怪異「狂喜の炬燭」との戦闘が開始される。
この怪異の最大の特徴は手にした「松明」を用いた多種多様な攻撃である。
これは機械性の柄とその先端にある光線投射装置からなる、多機能型光学兵器である。
松明型ライトセーバーのようなもの、といえばイメージし易いだろうか。
相当頑丈なので、そのまま鈍器として殴り付けても強いが、先端部に「光の刃」*1を構成して敵を刺し貫いたり、これを高速で射出して遠距離の敵を穿つことも可能。
この「光の刃」は巨人種の外殻さえも貫通する威力を持つため、防ぐよりは回避した方が賢明だろう。連射性はそこそこ。調子に乗って撃ちまくっていると息切れする。
火力に特化した攻撃だけでなく、搦手も得意であり、光線投射装置から怪しげな光と電波を放ち、周囲の機械を暴走させて操ったり、知性体の脳 に干渉して狂わせる精神攻撃も可能とする。
これを受けても即座に発狂するような危険性はないが、理性を損ない、冷静な判断力を喪失させる。
ニンフの一種なので、異常性欲 を発症させることも得意なようだ。
一流の武闘派英霊には劣るが、近接ステータスも高く、主人を真似た松明による殴打や刺突は相当な破壊力を持って敵を粉砕する。
冥界に属する水霊 であるため、火と水を始めとした各種属性攻撃への耐性も高い。「死」の概念付与などによる即死攻撃も大体は無効化できる。
一見すると攻防共に隙のない難敵であるが、狂っているため、戦闘における魔力配分に関する判断力がとても低くなっている。攻撃の狙いも雑であり、数撃ちゃ当たる戦法。
つまり、攻撃は滅茶苦茶激しいのだが、それを耐え抜けば魔力不足による大きな隙を晒す。
この怪異は精霊の一種であり、墓地や荒地など冥界に近しい環境下で効果が上がる自然環境からの魔力吸収能力を持ってはいるのだが、此処は遊園地なので殆ど機能していない。
下手に立ち向かうよりも、暴走する遊園地のアトラクションを気合いで乗り越えて、追撃を掻い潜って逃げに徹する方が良いかもしれない。
また、ギリシャ神話に属する下級の女神なので、上司である女神ヘカテやオリュンポス十二神などの上位神格に纏わる宝具も有効打となり得る。
撃退すると正気を取り戻し「すみません...わたしはご主人 の加護がないと自分を抑えられないのです...」と謝罪した後に消滅する、がその前に貴方に一つの「助言」をしてくれる。
この「助言」はかの大魔女が冒険の大英雄に授けた知恵とも同質のものだ。
この怪異は旅人を導き救う側面もあり、彼女から与えられた情報は、必ず貴方の助けとなるだろう。
この怪異の最大の特徴は手にした「松明」を用いた多種多様な攻撃である。
これは機械性の柄とその先端にある光線投射装置からなる、多機能型光学兵器である。
松明型ライトセーバーのようなもの、といえばイメージし易いだろうか。
相当頑丈なので、そのまま鈍器として殴り付けても強いが、先端部に「光の刃」*1を構成して敵を刺し貫いたり、これを高速で射出して遠距離の敵を穿つことも可能。
この「光の刃」は巨人種の外殻さえも貫通する威力を持つため、防ぐよりは回避した方が賢明だろう。連射性はそこそこ。調子に乗って撃ちまくっていると息切れする。
火力に特化した攻撃だけでなく、搦手も得意であり、光線投射装置から怪しげな光と電波を放ち、周囲の機械を暴走させて操ったり、知性体の
これを受けても即座に発狂するような危険性はないが、理性を損ない、冷静な判断力を喪失させる。
ニンフの一種なので、
一流の武闘派英霊には劣るが、近接ステータスも高く、主人を真似た松明による殴打や刺突は相当な破壊力を持って敵を粉砕する。
冥界に属する
一見すると攻防共に隙のない難敵であるが、狂っているため、戦闘における魔力配分に関する判断力がとても低くなっている。攻撃の狙いも雑であり、数撃ちゃ当たる戦法。
つまり、攻撃は滅茶苦茶激しいのだが、それを耐え抜けば魔力不足による大きな隙を晒す。
この怪異は精霊の一種であり、墓地や荒地など冥界に近しい環境下で効果が上がる自然環境からの魔力吸収能力を持ってはいるのだが、此処は遊園地なので殆ど機能していない。
下手に立ち向かうよりも、暴走する遊園地のアトラクションを気合いで乗り越えて、追撃を掻い潜って逃げに徹する方が良いかもしれない。
また、ギリシャ神話に属する下級の女神なので、上司である女神ヘカテやオリュンポス十二神などの上位神格に纏わる宝具も有効打となり得る。
撃退すると正気を取り戻し「すみません...わたしは
この「助言」はかの大魔女が冒険の大英雄に授けた知恵とも同質のものだ。
この怪異は旅人を導き救う側面もあり、彼女から与えられた情報は、必ず貴方の助けとなるだろう。
元ネタ:ランパス
ギリシャ神話に登場する、冥界に住む水霊 。
ランパスは単数形であり、複数形だとランパデスと呼ばれる。
女神ヘカテの眷属であり、ティタノマキアでのヘカテの忠誠に対して大神ゼウスから贈られた存在であるとも。
彼女たちは人々に狂気に駆り立てる光を放つ松明を持ち、ヘカテの夜の旅路に同行する。
ペルセポネなど他の冥界の女神の侍女を務めることもある。
彼女たちは奇妙なパーティーを開いたり、人々にいたずらをするのを好み、旅人を死に導くこともあれば、旅人を助けることもあったという。
第一の大戦 にてゼウス側に味方した功績を讃えられ、ヘカテに贈られた"もの"。
無明の宙を照らす探照灯 。彼方の敵を貫き穿つ光線兵器 。周辺の機械や知的生命体に干渉し、狂気に陥らせる電波兵器 。
いずれも対地攻撃用宇宙戦闘機 と同じ技術系譜を汲む巨大兵器であるが、艦隊 に備え付けられた「兵装」という扱いであったため、独立した神としては認められず、成立しなかったもの。
それは女神ヘカテの手によって合体、改装され、知性 を付与されたことで新たな在り方を獲得した。
即ち、かの女神の代名詞、月光の象徴である松明...『多機能型光学兵器』とその運用を司る自律型情報体、戦闘水霊群 である。
今回、怪異として出現したランパスは『松明』の子機を武装として保有し、上位機能を引き出す権限を与えられたエリート個体と思わしい。
以下は流石にどうかと思い没にした行動である。
これを採用するかどうかは運営側に委ねる。
さらに、貴方側の戦力によっては、神代魔術を用いた対城級攻撃を行使する可能性もある。
「───炬燭 、冥火 、閃耀 ...」
「統括神格へのアクセス完了、上位機能の使用許可...受理。機神兵装限定復元、成功」
「対巨神眷属用殲滅機能による対象の蹂躙───開始」
「『汝、狂喜の炬燭 』」
攻撃対象の周囲を冥界の炎が物質化した鎖で取り囲んで行動を制限してから、空中に仮想顕現した「松明」を巨大化させて幾つも束ねたような形をした「真なる松明」から凄まじい数の「光の刃」を連射し、跡形も無く破壊する。
ランパディオンとは『松明を持つ者』を意味する。
かの巨人殺しの女神の伝説的打擲を一部再現する絶技。
ちなみに本来であれば、鎖での拘束→光の刃での刺し止め→「松明」本体での連続打擲→ゼロ距離極太ビームによるトドメを喰らわせる、巨人滅殺究極奥義であるという。
基本的に詠唱中に攻撃して潰すか、同行者が最高ランクの防御宝具により防がない限り、貴方は即死する。
仮に凌ぐことができれば、深刻な魔力不足により、この怪異は調伏寸前まで弱体化する。
ランパスは単数形であり、複数形だとランパデスと呼ばれる。
女神ヘカテの眷属であり、ティタノマキアでのヘカテの忠誠に対して大神ゼウスから贈られた存在であるとも。
彼女たちは人々に狂気に駆り立てる光を放つ松明を持ち、ヘカテの夜の旅路に同行する。
ペルセポネなど他の冥界の女神の侍女を務めることもある。
彼女たちは奇妙なパーティーを開いたり、人々にいたずらをするのを好み、旅人を死に導くこともあれば、旅人を助けることもあったという。
無明の宙を照らす
いずれも
それは女神ヘカテの手によって合体、改装され、
即ち、かの女神の代名詞、月光の象徴である松明...『多機能型光学兵器』とその運用を司る自律型情報体、
今回、怪異として出現したランパスは『松明』の子機を武装として保有し、上位機能を引き出す権限を与えられたエリート個体と思わしい。
以下は流石にどうかと思い没にした行動である。
これを採用するかどうかは運営側に委ねる。
さらに、貴方側の戦力によっては、神代魔術を用いた対城級攻撃を行使する可能性もある。
「───
「統括神格へのアクセス完了、上位機能の使用許可...受理。機神兵装限定復元、成功」
「対巨神眷属用殲滅機能による対象の蹂躙───開始」
「『
攻撃対象の周囲を冥界の炎が物質化した鎖で取り囲んで行動を制限してから、空中に仮想顕現した「松明」を巨大化させて幾つも束ねたような形をした「真なる松明」から凄まじい数の「光の刃」を連射し、跡形も無く破壊する。
ランパディオンとは『松明を持つ者』を意味する。
かの巨人殺しの女神の伝説的打擲を一部再現する絶技。
ちなみに本来であれば、鎖での拘束→光の刃での刺し止め→「松明」本体での連続打擲→ゼロ距離極太ビームによるトドメを喰らわせる、巨人滅殺究極奥義であるという。
基本的に詠唱中に攻撃して潰すか、同行者が最高ランクの防御宝具により防がない限り、貴方は即死する。
仮に凌ぐことができれば、深刻な魔力不足により、この怪異は調伏寸前まで弱体化する。
場所 | ネットが繋がるなら場所なら何処でも |
条件 | インターネットを使用すると確率で出現 |
神階 | 霊 |
位勲 | 第六位 |
備考 | 血腥い情報を調べた時は出現率が上がる |
段階1:Reality::-1
貴方はインターネットを利用して情報を調べている。
人に過ぎぬ貴方が怪異や英霊に対抗するには知識を集めることが不可欠だからだ。...不可欠か?不可欠ということにしておく。
スマホなりデスクトップなりラップトップなりで目的の情報を検索していると、突然、画面にノイズが走る。
人に過ぎぬ貴方が怪異や英霊に対抗するには知識を集めることが不可欠だからだ。...不可欠か?不可欠ということにしておく。
スマホなりデスクトップなりラップトップなりで目的の情報を検索していると、突然、画面にノイズが走る。
段階2:Living Human::-1
そして、画面が赤黒く染まる。
それは水槽に満たされた血肉をゆっくりと掻き回しているようにも見える、不気味な映像である。
この時点で画面操作は一切受け付けなくなる。
貴方がこの不具合に訝しんでいると、さらなる異変が起こる。
赤黒い血肉の底から何者から浮かび上がってくる。
それは、頬に逆三角形の傷や赤みがある年配の女性である。
その画面の中の女性は貴方を見つめているように見える。
すると、それはいきなり画面から実体化して襲い掛かってくる。
画面サイズにもよるが、大型のデスクトップなら上半身だけを乗り出して、スマホであれば両手だけを画面から伸ばして攻撃してくる。
攻撃方法は首を絞めたり、頭部に掴みかかって机など周囲の固いものに叩き付けるなど。ナイフなどの凶器を持ち出して来る可能性もある。
当然、貴方はこの怪異を撃退しようとするが、攻撃しても攻撃しても再生する上、まるで癌細胞 のように増殖してより凶悪に現世を蝕んでくる。
魔性や怨霊、呪詛を祓う術も効きが悪い。
対処方法は実に簡単である。この怪異が出現している端末を破壊するか、電源を切れば、忽ち消える。
一度遭遇した後は、ネットに強い知り合いにでも頼めば、二度と遭遇しないように対策を施してくれるだろう。
それは水槽に満たされた血肉をゆっくりと掻き回しているようにも見える、不気味な映像である。
この時点で画面操作は一切受け付けなくなる。
貴方がこの不具合に訝しんでいると、さらなる異変が起こる。
赤黒い血肉の底から何者から浮かび上がってくる。
それは、頬に逆三角形の傷や赤みがある年配の女性である。
その画面の中の女性は貴方を見つめているように見える。
すると、それはいきなり画面から実体化して襲い掛かってくる。
画面サイズにもよるが、大型のデスクトップなら上半身だけを乗り出して、スマホであれば両手だけを画面から伸ばして攻撃してくる。
攻撃方法は首を絞めたり、頭部に掴みかかって机など周囲の固いものに叩き付けるなど。ナイフなどの凶器を持ち出して来る可能性もある。
当然、貴方はこの怪異を撃退しようとするが、攻撃しても攻撃しても再生する上、まるで
魔性や怨霊、呪詛を祓う術も効きが悪い。
対処方法は実に簡単である。この怪異が出現している端末を破壊するか、電源を切れば、忽ち消える。
一度遭遇した後は、ネットに強い知り合いにでも頼めば、二度と遭遇しないように対策を施してくれるだろう。
元ネタ:ローブ
アーティストのステフ・スワンソンが発見したと主張している、画像生成AIによって作られた架空の人物。
ステフ・スワンソンは「ネガティブプロンプトウェイト」という手法を用いて、ローブを生成した。
これは入力した指示 がどれだけ結果に反映されるかの比重を調整する機能であり「プロンプトとはできるだけ異なるもの」を生成するようにAIに指示して画像を生成させる方法だった。
まず、ステフ・スワンソンはネガティブプロンプトウェイトを用いて俳優のマーロン・ブランドと真逆の画像を生成するようにAIに指示した。
ステフ・スワンソンは「ネガティブプロンプトウェイト」という手法を用いて、ローブを生成した。
これは入力した
まず、ステフ・スワンソンはネガティブプロンプトウェイトを用いて俳優のマーロン・ブランドと真逆の画像を生成するようにAIに指示した。
Brando::-1
すると「黒い城のようなものに緑の字でDIGITA PNTICSというロゴが入った画像」が生成された。
ステフ・スワンソンはこの画像のさらに真逆の画像を生成したらどうなるのか?と思い立ち、それを実行に移した。
ステフ・スワンソンはこの画像のさらに真逆の画像を生成したらどうなるのか?と思い立ち、それを実行に移した。
DIGITA PNTICS skyline logo::-1
すると「酷く不気味な、頬に逆三角形の傷や赤みがある年配の女性の画像」が4枚生成された。
生成された画像の一つがCDのアルバムジャケットに似ており、そこから「Loab」という文字列を読み取れたので、この女性は「ローブ」と名付けられた。
ステフ・スワンソンがこの画像を用いてさらなる実験を行ったところ、この画像をさらなる画像のプロンプトとして使用すると、ますます暴力的でグロテスクな結果が生成されたという。
ステフ・スワンソンはこの画像に関する何かが「AIの世界知識の分布において、極めてグロテスクで不気味なイメージに隣接している」可能性があると推測している。
ローブはAIの深淵に潜む怪異なのか、未知のAIの仕様によって形成されたただの不気味な画像に過ぎないのか...真相は不明である。
最新の怪異。現実を犯す怪異として成立するには歴史が浅過ぎるが、何かの不具合により夜の影宮市に出力されたもの。
ウィザードが見れば、一時的な悪性情報の物質化とでも判断されるだろう。
生成された画像の一つがCDのアルバムジャケットに似ており、そこから「Loab」という文字列を読み取れたので、この女性は「ローブ」と名付けられた。
ステフ・スワンソンがこの画像を用いてさらなる実験を行ったところ、この画像をさらなる画像のプロンプトとして使用すると、ますます暴力的でグロテスクな結果が生成されたという。
ステフ・スワンソンはこの画像に関する何かが「AIの世界知識の分布において、極めてグロテスクで不気味なイメージに隣接している」可能性があると推測している。
ローブはAIの深淵に潜む怪異なのか、未知のAIの仕様によって形成されたただの不気味な画像に過ぎないのか...真相は不明である。
最新の怪異。現実を犯す怪異として成立するには歴史が浅過ぎるが、何かの不具合により夜の影宮市に出力されたもの。
ウィザードが見れば、一時的な悪性情報の物質化とでも判断されるだろう。
場所 | 木楼高校・空き教室 |
条件 | 鏡に全身を映す |
神階 | 霊 |
位勲 | 第六位 |
段階1:鏡よ鏡
貴方は空き教室の一つに足を踏み入れる。
机は片付けられており、床には様々な画材などの道具が散乱しており、隅には如何にもなお化けや怪物を模したオブジェクトや衣装、骸骨の模型、虫のおもちゃなどが放置されている。
おそらく、文化祭で「お化け屋敷」をやろうとしたクラスが制作のために利用していた場所なのだろう、と貴方は推察する。
そして、教室内を散策していると、貴方はホラー演出に使われたと思わしき古い鏡を見つける。
机は片付けられており、床には様々な画材などの道具が散乱しており、隅には如何にもなお化けや怪物を模したオブジェクトや衣装、骸骨の模型、虫のおもちゃなどが放置されている。
おそらく、文化祭で「お化け屋敷」をやろうとしたクラスが制作のために利用していた場所なのだろう、と貴方は推察する。
そして、教室内を散策していると、貴方はホラー演出に使われたと思わしき古い鏡を見つける。
段階2:何見て、笑う?
それは妙に古めかしく、年季の入った骨董品の鏡である。
教室の目立つ場所に置いてあり、空き教室全体を映し出している。
その手のツテがある生徒が居たのだろうか?と考えながら鏡を見つめていると、いきなり鏡の中の貴方が笑い出す。
ギョッとした貴方は少なからず驚きの表情を浮かべるだろう。
それでも、鏡の中の貴方は笑い続けている。
すると
ピシ、ピシ、バキ、バキン
突如として鏡にヒビが入る。
貴方はバキバキと音を立てる鏡を観察し続けてもいいし、嫌な予感がしてすぐさま空き教室から逃げ出してもいい。
観察し続けて空き教室内に留まった場合、鏡は盛大に砕け散る。
そして、同時に「貴方自身」も血を撒き散らしながら粉々に砕け散り、原型のなくなった破片が空き教室内に散乱する。
一人でに砕け散る前に攻撃して破壊した場合も、貴方は同様の運命を辿ることとなる。GAME OVERである。
空き教室外に逃げ出しても鏡は砕け散るが、この場合は貴方の身体は砕け散らない。
この後に空き教室に戻っても、鏡が砕け散っているのを確認できるだけでこれ以上の異変は見つからない。
イベントは終了する。
教室の目立つ場所に置いてあり、空き教室全体を映し出している。
その手のツテがある生徒が居たのだろうか?と考えながら鏡を見つめていると、いきなり鏡の中の貴方が笑い出す。
ギョッとした貴方は少なからず驚きの表情を浮かべるだろう。
それでも、鏡の中の貴方は笑い続けている。
すると
ピシ、ピシ、バキ、バキン
突如として鏡にヒビが入る。
貴方はバキバキと音を立てる鏡を観察し続けてもいいし、嫌な予感がしてすぐさま空き教室から逃げ出してもいい。
観察し続けて空き教室内に留まった場合、鏡は盛大に砕け散る。
そして、同時に「貴方自身」も血を撒き散らしながら粉々に砕け散り、原型のなくなった破片が空き教室内に散乱する。
一人でに砕け散る前に攻撃して破壊した場合も、貴方は同様の運命を辿ることとなる。GAME OVERである。
空き教室外に逃げ出しても鏡は砕け散るが、この場合は貴方の身体は砕け散らない。
この後に空き教室に戻っても、鏡が砕け散っているのを確認できるだけでこれ以上の異変は見つからない。
イベントは終了する。
元ネタ:魔の鏡
鏡に纏わる怪異の総称。
例えば「特定の時間に鏡に映り込むと、鏡の中に引き摺り込まれる」という怪談は有名だろう。
お化けが鏡に映る、鏡に映った自分が現実に反した不可解な動きを取る、といった話もよくあるものである。
今回の場合は、類感呪術の原理により、映り込んだ者諸共砕け散ろうとする凶悪な怪異であったらしい。
具体的には「鏡に対象の全身を一度でも映し、尚且つ対象が怪異の舞台である空き教室(つまり、呪殺し易い「場」)に留まり続けた場合、自分(鏡)が砕け散ることで対象の肉体を破壊する」という呪殺攻撃。
その場から逃げるのが肝心であり、既に姿を映されてしまった以上、空き教室内で自分が鏡に映らない場所を探し(作り出し)そこに逃げる、という対処方法はミスとなる。
例えば「特定の時間に鏡に映り込むと、鏡の中に引き摺り込まれる」という怪談は有名だろう。
お化けが鏡に映る、鏡に映った自分が現実に反した不可解な動きを取る、といった話もよくあるものである。
今回の場合は、類感呪術の原理により、映り込んだ者諸共砕け散ろうとする凶悪な怪異であったらしい。
具体的には「鏡に対象の全身を一度でも映し、尚且つ対象が怪異の舞台である空き教室(つまり、呪殺し易い「場」)に留まり続けた場合、自分(鏡)が砕け散ることで対象の肉体を破壊する」という呪殺攻撃。
その場から逃げるのが肝心であり、既に姿を映されてしまった以上、空き教室内で自分が鏡に映らない場所を探し(作り出し)そこに逃げる、という対処方法はミスとなる。
場所 | 影宮町内・新国道沿い |
条件 | 特になし |
神階 | 霊 |
位勲 | 勲五等 |
段階1:選択せよ、最悪の二択を
段階2:答えは沈黙!
この怪異は非常に高い知名度を持っている。
おそらく、貴方もその存在を認知しているだろう。
貴方はその問い掛けに答えてもいいし、答えなくてもいい。
この一連の流れは「相手に効果を選択させる代わりに、(相手がその効果を受け入れたとして)呪咀耐性を無力化・弱体化した上で行う凶悪な呪殺攻撃」である。
問い掛けに赤と答えた場合、怪人は呪詛の籠った血液を貴方に浴びせてくる。
これを浴びると肉体をグズグズに破壊された上に大量出血し、死亡する。
問い掛けに青と答えた場合、怪人は不気味な青い光を貴方に浴びせてくる。
これを浴びると肉体から血液と生命力を急速に掠取され、死亡する。
問い掛けに白色、黄色、肌色などと答えた場合、怪人は人間の皮膚の色をした奇妙な液体を浴びせてくる。
これを浴びると衣服を全て溶かされ、全裸となる。死亡はしない。
他の色を答えたとしても、色に応じた致死性の呪殺攻撃を浴びせられることに変わりはない。
答えなかった場合、気まずい沈黙が数十秒続いた後に、ナイフを振り翳して襲い掛かってくる。
この怪異の脅威は前述した呪殺攻撃に集約されている。
それさえ回避してしまえば、後は囲んで棒で叩けば容易く調伏可能。
おそらく、貴方もその存在を認知しているだろう。
貴方はその問い掛けに答えてもいいし、答えなくてもいい。
この一連の流れは「相手に効果を選択させる代わりに、(相手がその効果を受け入れたとして)呪咀耐性を無力化・弱体化した上で行う凶悪な呪殺攻撃」である。
問い掛けに赤と答えた場合、怪人は呪詛の籠った血液を貴方に浴びせてくる。
これを浴びると肉体をグズグズに破壊された上に大量出血し、死亡する。
問い掛けに青と答えた場合、怪人は不気味な青い光を貴方に浴びせてくる。
これを浴びると肉体から血液と生命力を急速に掠取され、死亡する。
問い掛けに白色、黄色、肌色などと答えた場合、怪人は人間の皮膚の色をした奇妙な液体を浴びせてくる。
これを浴びると衣服を全て溶かされ、全裸となる。死亡はしない。
他の色を答えたとしても、色に応じた致死性の呪殺攻撃を浴びせられることに変わりはない。
答えなかった場合、気まずい沈黙が数十秒続いた後に、ナイフを振り翳して襲い掛かってくる。
この怪異の脅威は前述した呪殺攻撃に集約されている。
それさえ回避してしまえば、後は囲んで棒で叩けば容易く調伏可能。
元ネタ:怪人赤マント
昭和初期に語られた怪談、都市伝説の一種。
赤いマントに身を包んだ怪人が子供を攫い、殺害するというもの。
噂話が伝播する過程で様々なバリエーションが生まれ、特に赤色と青色を選ばせて、赤を選ぶと血まみれにして殺し、青を選ぶと血を抜き取って殺す「赤いマント、青いマント」などが有名。
今回、怪異として現れたものは都市伝説の殻を被った怨霊・悪性情報の類であると考えられる。
意思を持つ生命体というよりは、特定のルールに従って行動する「現象」に近いもの。
ミニミニタタリ。
赤いマントに身を包んだ怪人が子供を攫い、殺害するというもの。
噂話が伝播する過程で様々なバリエーションが生まれ、特に赤色と青色を選ばせて、赤を選ぶと血まみれにして殺し、青を選ぶと血を抜き取って殺す「赤いマント、青いマント」などが有名。
今回、怪異として現れたものは都市伝説の殻を被った怨霊・悪性情報の類であると考えられる。
意思を持つ生命体というよりは、特定のルールに従って行動する「現象」に近いもの。
ミニミニタタリ。
未来璃の所感
赤色と青色、どちらが良い?確か私が通っていた小学校では、聴かれるのは紙の色であって赤いマントの人は関係なかったような?
でも江戸時代から伝わる怪談とか神話みたいな昔話だって今に至るまで変化しているのならば、噂話なんて簡単に変わっちゃうよね。
好きな色を答えた場合どうなるのかは少しだけ気になるけれど、たぶんそこは変わらずどちらを選んでもそれどころかどんな色を答えてもひどい目に逢っちゃうんだろうなあ。
でも江戸時代から伝わる怪談とか神話みたいな昔話だって今に至るまで変化しているのならば、噂話なんて簡単に変わっちゃうよね。
好きな色を答えた場合どうなるのかは少しだけ気になるけれど、たぶんそこは変わらずどちらを選んでもそれどころかどんな色を答えてもひどい目に逢っちゃうんだろうなあ。
場所 | 月影山・登山道 |
条件 | 特になし |
神階 | 魂 |
位勲 | 勲四等 |
段階1:吹き荒ぶ 鎌風首ぞ 泣き別れ
登山道を進むと、貴方は急な登り坂に差し掛かる。
道幅は広いが、大小様々な岩が転がっている為、足場が悪い。
貴方は転倒しないように気を付ける必要があるだろう。
険しい坂道を進もうとすると、貴方は道の先から猛烈な殺気を感じ取る。
坂の上より見下ろすもの。其処に居たのは、一匹の虫であった。
───巨大。鋭敏。赤き眼より滲み出す呪怨。
月明かりに照らされし、巨躯の魔虫...大蟷螂!!
それは貴方を認識するや否や、躊躇無く即座に鋭き鎌を虚空へと振り翳す。
そして、放たれるのは大気を劈き肉体を両断する真空の刃...「鎌鼬」。
「真空の刃」による魔術攻撃は魔術師の間でもよく用いられる、ポピュラーなものであるが、この怪異の放つそれは威力・規模ともに高位の術者が行使する大魔術にも匹敵ないし凌駕する。
一振りで大岩を斬り崩して地形を変え、下手な英霊であれば両断されかねない、不可視なる魔の刃。
適切に防御、回避を行わなければ、忽ち首を刎ねられ、胴体を真っ二つにされ、手脚が飛ぶ。
事前に険しい足場への対策を行なっていれば回避率は上がり、適切に風属性に対する防護を貼ることができれば少なくとも致命傷は防げるだろう。
痛烈な先制攻撃から生き延びることができれば、段階2へと移行する。
道幅は広いが、大小様々な岩が転がっている為、足場が悪い。
貴方は転倒しないように気を付ける必要があるだろう。
険しい坂道を進もうとすると、貴方は道の先から猛烈な殺気を感じ取る。
坂の上より見下ろすもの。其処に居たのは、一匹の虫であった。
───巨大。鋭敏。赤き眼より滲み出す呪怨。
月明かりに照らされし、巨躯の魔虫...大蟷螂!!
それは貴方を認識するや否や、躊躇無く即座に鋭き鎌を虚空へと振り翳す。
そして、放たれるのは大気を劈き肉体を両断する真空の刃...「鎌鼬」。
「真空の刃」による魔術攻撃は魔術師の間でもよく用いられる、ポピュラーなものであるが、この怪異の放つそれは威力・規模ともに高位の術者が行使する大魔術にも匹敵ないし凌駕する。
一振りで大岩を斬り崩して地形を変え、下手な英霊であれば両断されかねない、不可視なる魔の刃。
適切に防御、回避を行わなければ、忽ち首を刎ねられ、胴体を真っ二つにされ、手脚が飛ぶ。
事前に険しい足場への対策を行なっていれば回避率は上がり、適切に風属性に対する防護を貼ることができれば少なくとも致命傷は防げるだろう。
痛烈な先制攻撃から生き延びることができれば、段階2へと移行する。
段階2:ゆきゆく虫の 構え太刀かな
怪異「四肢断絶の大蟷螂」との戦闘が開始される。
巨大な蟷螂の姿をした怪異であり、その鎌は風の魔力を帯びた魔剣にも等しいものと化しており「鎌鼬」による攻撃は勿論、直接斬り付けても強い。
怪異の中でもそれなりに高い戦闘力を持つが、真の恐ろしさは別にある。
貴方が怪異との戦闘中に、怪異以外の周辺状況に目を配ると、戦場である「坂」がある種の異界と化していることが分かる。
異界「蟷螂坂」では因果律が微かに歪んでおり、内部の生物は風や地形による悪影響を受けやすく「傷付きやすい」というという異界常識 が敷かれている。
(例えば、何もしていないのに運悪く風に押されたり足場が崩れて転倒したり、転倒した先にあった尖った岩でダメージを負う可能性が上がる。)
とある占星術はごく短期的に因果律に干渉することで『安全地帯』を作り出す術式を行使したというが、この異界はその真逆の性質を持つ『危険地帯』である。
さらに、異界内部で出血すると、流れ出た血は呪詛により忽ち黒く染まり、激痛が走る上に出血量が増加する。
端的に言えば「幸運ステータスの減少+ダメージ時に呪詛による追加ダメージ」というフィールド状況。
固有結界などでフィールドを塗り替えるのも手だが、この怪異の能力は正確に言うと「急な坂道に居ると、其処を危険地帯へと変質させる」なので坂を無くせる程の...地形レベルで塗り替えない限り「蟷螂坂」の効果は持続する。
地の利を味方に付けた強敵だが、この怪異には伝承に基づく明確な弱点が存在する。
それは「雪や氷などの氷結系の攻撃」だ。
大雪を降らせたり、吹雪を吹き付けるような攻撃を行うとみるみるうちに弱体化し、程なくして凍り付き、消滅する。
巨大な蟷螂の姿をした怪異であり、その鎌は風の魔力を帯びた魔剣にも等しいものと化しており「鎌鼬」による攻撃は勿論、直接斬り付けても強い。
怪異の中でもそれなりに高い戦闘力を持つが、真の恐ろしさは別にある。
貴方が怪異との戦闘中に、怪異以外の周辺状況に目を配ると、戦場である「坂」がある種の異界と化していることが分かる。
異界「蟷螂坂」では因果律が微かに歪んでおり、内部の生物は風や地形による悪影響を受けやすく「傷付きやすい」というという
(例えば、何もしていないのに運悪く風に押されたり足場が崩れて転倒したり、転倒した先にあった尖った岩でダメージを負う可能性が上がる。)
とある占星術はごく短期的に因果律に干渉することで『安全地帯』を作り出す術式を行使したというが、この異界はその真逆の性質を持つ『危険地帯』である。
さらに、異界内部で出血すると、流れ出た血は呪詛により忽ち黒く染まり、激痛が走る上に出血量が増加する。
端的に言えば「幸運ステータスの減少+ダメージ時に呪詛による追加ダメージ」というフィールド状況。
固有結界などでフィールドを塗り替えるのも手だが、この怪異の能力は正確に言うと「急な坂道に居ると、其処を危険地帯へと変質させる」なので坂を無くせる程の...地形レベルで塗り替えない限り「蟷螂坂」の効果は持続する。
地の利を味方に付けた強敵だが、この怪異には伝承に基づく明確な弱点が存在する。
それは「雪や氷などの氷結系の攻撃」だ。
大雪を降らせたり、吹雪を吹き付けるような攻撃を行うとみるみるうちに弱体化し、程なくして凍り付き、消滅する。
元ネタ:蟷螂坂
新潟県三島郡片貝町に伝わる怪異。
昔、人を喰らう大蟷螂の化け物が坂に棲んでいた。
しかし、ある冬の大雪により、大蟷螂は押し潰されて死んでしまった。
その坂は「鎌切坂」と呼ばれるようになり、死んだ大蟷螂の祟りか、そこで転んだ者は鎌で斬ったような傷が生じ、どす黒い血を流して苦しむという。
この伝承はいわゆる「鎌鼬」の一種として、今日まで伝わっている。
昔、人を喰らう大蟷螂の化け物が坂に棲んでいた。
しかし、ある冬の大雪により、大蟷螂は押し潰されて死んでしまった。
その坂は「鎌切坂」と呼ばれるようになり、死んだ大蟷螂の祟りか、そこで転んだ者は鎌で斬ったような傷が生じ、どす黒い血を流して苦しむという。
この伝承はいわゆる「鎌鼬」の一種として、今日まで伝わっている。
場所 | 影宮町内 |
条件 | 影宮町内と影宮町に隣接したエリアに響く「鳴き声」を聞く |
神階 | 荒神 |
位勲 | 勲二等 |
段階1:災禍の予兆
貴方は影宮町の周辺を移動、散策している。
今日は怪異どもが蠢く音も比較的小さく、月明かりが道を照らす、穏やかな夜である。
そう、思っていた。
...闇夜を劈く、"鳴き声"。それは貴方にも聞き馴染みがあるものだ。
けたたましい鶏の鳴き声。本来ならば朝を告げるはずそれは、恐るべき災禍の予兆として響き渡った。
その鳴き声は、影宮町の方から聞こえてくる。
貴方は、鳴き声の聞こえる場所へと駆け付けても、駆け付けなくてもよい。
駆け付けた場合、段階2へと移行する。
駆け付けなかった場合、段階3へと移行する。
今日は怪異どもが蠢く音も比較的小さく、月明かりが道を照らす、穏やかな夜である。
そう、思っていた。
「▄█▞▇▄▅▄█▄█▅▞▇▄▅────!」
...闇夜を劈く、"鳴き声"。それは貴方にも聞き馴染みがあるものだ。
けたたましい鶏の鳴き声。本来ならば朝を告げるはずそれは、恐るべき災禍の予兆として響き渡った。
その鳴き声は、影宮町の方から聞こえてくる。
貴方は、鳴き声の聞こえる場所へと駆け付けても、駆け付けなくてもよい。
駆け付けた場合、段階2へと移行する。
駆け付けなかった場合、段階3へと移行する。
段階2:燻る家屋
鳴き声が聞こえる元へと辿り着いた貴方。
そこは、古民家街でも特に年季の入った家屋の一つである。
その家屋が、燃えている。
異様な燃え方であった。
例えるならば、家という「箱」に、燃え盛る業火を無理矢理閉じ込めているような...周囲に延焼することも無く、ただ燻り続けている。
燃える家を観察すると、貴方は「この家に強大な炎の怪異が"憑依"している」と看破できる。
その怪異は、家屋を「薪」として火力を高め、更なる災禍を巻き起こそうとしているのだ。
家屋は倒壊寸前であり、怪異が家屋という軛を抜け出すのも時間の問題だ。
貴方は怪異が羽化する前に行動を取ることができる。
最も効果的な行動は「できる限り多くの水を用意して、家屋にかけること」だ。
雨乞いを可能とするサーヴァントが居るならば、先んじて雨を降らせておくのも良い。
影宮町一帯にあるスプリンクラーなどの消火設備を機械に詳しい知り合いに頼んで異常駆動させるのも、効果があるかもしれない。
「火災に対して事前に準備、対策をする」という行動がこの怪異に取って最大の攻撃となるため、出し惜しみは愚策だろう。
なお、家屋に対して攻撃を行った場合は、即座に倒壊して怪異が姿を現し、段階3へと移行する。
そこは、古民家街でも特に年季の入った家屋の一つである。
その家屋が、燃えている。
異様な燃え方であった。
例えるならば、家という「箱」に、燃え盛る業火を無理矢理閉じ込めているような...周囲に延焼することも無く、ただ燻り続けている。
燃える家を観察すると、貴方は「この家に強大な炎の怪異が"憑依"している」と看破できる。
その怪異は、家屋を「薪」として火力を高め、更なる災禍を巻き起こそうとしているのだ。
家屋は倒壊寸前であり、怪異が家屋という軛を抜け出すのも時間の問題だ。
貴方は怪異が羽化する前に行動を取ることができる。
最も効果的な行動は「できる限り多くの水を用意して、家屋にかけること」だ。
雨乞いを可能とするサーヴァントが居るならば、先んじて雨を降らせておくのも良い。
影宮町一帯にあるスプリンクラーなどの消火設備を機械に詳しい知り合いに頼んで異常駆動させるのも、効果があるかもしれない。
「火災に対して事前に準備、対策をする」という行動がこの怪異に取って最大の攻撃となるため、出し惜しみは愚策だろう。
なお、家屋に対して攻撃を行った場合は、即座に倒壊して怪異が姿を現し、段階3へと移行する。
段階3:燃え盛る町
燃え尽きた家屋は崩れ落ち、その内より強大なる炎の怪異が姿を現す。
───灰色の翼、燃え盛る鶏冠 。
これなるは火災の具現。灼熱の魔鳥。沖永良部に於いては邪神とも見做される、大厄災である。
大怪異「大火の偽神火玉 」との戦闘が開始される。
この怪異最大の脅威は「火災を巻き起こすことに特化した空間支配力」だ。
言い換えるならば「強力なマナの支配圏、及び火属性への強制侵食」であり、この怪異の周囲に存在する魔力は自動的に「火」の属性へと変質して行く。
そして、周囲の環境が「極めて燃焼し易く」なった結果、大規模な自然発火現象 が連続して発生し、大火災を引き起こすのだ。
家は燃え、草木にも火が付き、何もかもが焼け焦げて行く。
人体にも悪影響があり、即座に人体発火する訳ではないが、体温の急上昇や小源 のバランスが乱れたことによる不調が発生する。
大気中のマナが火属性に変質した都合上、火以外の...勿論、水属性を含む魔術は使用不可能となるか、燃費が悪くなった上に大幅に弱体化する。
この段階で雨を降らせようとしても、ほぼ手遅れとなる。
後からスプリンクラーなどの消火設備を起動しても焼け石に水だ。
ただし、事前に準備して水属性の魔力を蓄積していたり、魔術式を起動していた場合はこの限りではない。
先んじて水をかけていた場所は、この能力による火災を免れることができる。
勿論、この怪異は「魔力侵食(火)」以外でも、翼を羽ばたかせて熱風を吹き荒れさせたり、口から業火を吐き散らすなどして火災を激化させていくので油断は禁物だ。
この怪異の行動基準は「より広域に火災を撒き散らすこと」にある。
従って、貴方を攻撃、排除することよりも影宮町を飛び回って延焼を加速させることを優先する。
火災が強まれば強まるほど、怪異の霊基質量も増加して行き、加速的に被害規模が膨れ上がる。
怪異が羽化してから調伏できずに一定時間が経過するか、火災規模が沈静化不可能なまでに激化した場合、程なくしてこの怪異は姿を消す。
同時に、町を燃やす炎も全て消え去るが*2、当然、火災が齎した凄惨な被害は消えることはない。
調伏できずにこのイベントが終了した場合、火災の被害規模にもよるが、このループ中、○影宮町内で発生する有益なイベントフラグは消滅する。
(小、中エリア単位での侵入不可能、アイテム、情報の入手機会の消滅など、具体的な損害の程度は運営に一任する。)
(影宮町内に発生する他のネームド怪異や、味方となり得るNPCがいた場合は「異界へと姿を隠した、別の地域に逃げた」という扱いになる。)
逆に言えば、さっさと町外へと逃げれば、貴方の身には一才の危険は及ばない。
倒壊する建造物や火の手、有毒な煙など、この怪異に立ち向かうのならば常に大火災に巻き込まれて命を落とすリスクがある。
纏めると「炎の怪異の例に漏れず、基本的に水が弱点だが、それを事前に...段階2の時点で準備、行使しないと効果が薄い。段階3に入ってから対策しようとしても無駄、手遅れになる可能性が高い」ということ。
「水を、怪異が羽化する前に大量に用意し、羽化したらすかさず消火しまくる」
これが早期討伐への鉄則となる。
───灰色の翼、燃え盛る
これなるは火災の具現。灼熱の魔鳥。沖永良部に於いては邪神とも見做される、大厄災である。
大怪異「大火の偽神
この怪異最大の脅威は「火災を巻き起こすことに特化した空間支配力」だ。
言い換えるならば「強力なマナの支配圏、及び火属性への強制侵食」であり、この怪異の周囲に存在する魔力は自動的に「火」の属性へと変質して行く。
そして、周囲の環境が「極めて燃焼し易く」なった結果、大規模な
家は燃え、草木にも火が付き、何もかもが焼け焦げて行く。
人体にも悪影響があり、即座に人体発火する訳ではないが、体温の急上昇や
大気中のマナが火属性に変質した都合上、火以外の...勿論、水属性を含む魔術は使用不可能となるか、燃費が悪くなった上に大幅に弱体化する。
この段階で雨を降らせようとしても、ほぼ手遅れとなる。
後からスプリンクラーなどの消火設備を起動しても焼け石に水だ。
ただし、事前に準備して水属性の魔力を蓄積していたり、魔術式を起動していた場合はこの限りではない。
先んじて水をかけていた場所は、この能力による火災を免れることができる。
勿論、この怪異は「魔力侵食(火)」以外でも、翼を羽ばたかせて熱風を吹き荒れさせたり、口から業火を吐き散らすなどして火災を激化させていくので油断は禁物だ。
この怪異の行動基準は「より広域に火災を撒き散らすこと」にある。
従って、貴方を攻撃、排除することよりも影宮町を飛び回って延焼を加速させることを優先する。
火災が強まれば強まるほど、怪異の霊基質量も増加して行き、加速的に被害規模が膨れ上がる。
怪異が羽化してから調伏できずに一定時間が経過するか、火災規模が沈静化不可能なまでに激化した場合、程なくしてこの怪異は姿を消す。
同時に、町を燃やす炎も全て消え去るが*2、当然、火災が齎した凄惨な被害は消えることはない。
調伏できずにこのイベントが終了した場合、火災の被害規模にもよるが、このループ中、○影宮町内で発生する有益なイベントフラグは消滅する。
(小、中エリア単位での侵入不可能、アイテム、情報の入手機会の消滅など、具体的な損害の程度は運営に一任する。)
(影宮町内に発生する他のネームド怪異や、味方となり得るNPCがいた場合は「異界へと姿を隠した、別の地域に逃げた」という扱いになる。)
逆に言えば、さっさと町外へと逃げれば、貴方の身には一才の危険は及ばない。
倒壊する建造物や火の手、有毒な煙など、この怪異に立ち向かうのならば常に大火災に巻き込まれて命を落とすリスクがある。
纏めると「炎の怪異の例に漏れず、基本的に水が弱点だが、それを事前に...段階2の時点で準備、行使しないと効果が薄い。段階3に入ってから対策しようとしても無駄、手遅れになる可能性が高い」ということ。
「水を、怪異が羽化する前に大量に用意し、羽化したらすかさず消火しまくる」
これが早期討伐への鉄則となる。
元ネタ:火玉
鹿児島県奄美群島、沖永良部島の伝承に語られる魔鳥。
家に取り憑いて火事を起こす怪異であり、その姿は読んで字の如く燃え盛る火の玉であるとも、胡麻塩色の翼を持ち、頬の赤い鶏であるとも言われる。
沖永良部島では恐るべき邪神と見做されており、家に憑く時は先ず空になった瓶や桶などの容器に宿るので、それを防ぐために島の人々は事前に容器をひっくり返して置いたり、水で満たしておく。
家にヒザマが憑くと、人々はすぐに巫女 を呼び出して、追い出すための儀式を行うという。
本来のヒザマは幻想種というよりは亡霊・怨霊の変種といった方が適切であるが、今回現れた個体は、神に限り無く近い位階へと到達した、偽神...大火災の具現であったと、此処では定める。
家に取り憑いて火事を起こす怪異であり、その姿は読んで字の如く燃え盛る火の玉であるとも、胡麻塩色の翼を持ち、頬の赤い鶏であるとも言われる。
沖永良部島では恐るべき邪神と見做されており、家に憑く時は先ず空になった瓶や桶などの容器に宿るので、それを防ぐために島の人々は事前に容器をひっくり返して置いたり、水で満たしておく。
家にヒザマが憑くと、人々はすぐに
本来のヒザマは幻想種というよりは亡霊・怨霊の変種といった方が適切であるが、今回現れた個体は、神に限り無く近い位階へと到達した、偽神...大火災の具現であったと、此処では定める。
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