貴方が考えた独自の架空国家を作ろう

ハンス島条約
ここに条例のシンボル的なものを貼るとなお良い。
署名2020年2月12日
署名場所ヌナブト連邦共和国ヌナブト州ハンス島
効力発生2020年2月12日
締結国二カ国
主な内容グリーンランド領有問題の解決

締結までの経緯

元々グリーンランドはどの国にも属さぬ地域であったが、やがて中東諸国社会主義連邦共和国が進出し中東連邦領グリーンランド自治領が設置された。
東西を社会主義国に挟まれることを恐れたヌナブト連邦共和国は、グリーンランドの先住民族がイヌイットであることを根拠に、民族自決の観点からグリーンランドがイヌイット国家である自国に合流することを求めた。
ヌナブト連邦共和国は常備軍を保有しておらず、また中東諸国社会主義連邦共和国はヌナブト連邦共和国の総人口を上回る兵力をグリーンランドに駐屯させていた。ヌナブト連邦共和国は軍事的不利を覆すためマルセイユ条約機構に加盟し、中東諸国社会主義連邦共和国は対抗措置としてグリーンランドの自治権を剥奪した。
奇しくもその前日に第二ソビエト社会主義国共和国連邦がマルセイユ条約機構を非難しており、この状況下で社会主義国の中東諸国社会主義共和国連邦とマルセイユ条約機構加盟国のヌナブト連邦共和国が対立することは両陣営の亀裂を決定的にする恐れがあった。
やがて中東諸国社会主義共和国連邦はヌナブト連邦共和国へ最後通牒を発した。ヌナブト連邦共和国は最後通牒に対して明確な回答を行わず交渉継続を求め、受け入れられた。

締締結国

中東諸国社会主義共和国連邦
ヌナブト連邦共和国

内容

序文
両国は、互いを尊重し平和的かつ友好的な関係を構築するべきである。両国国民は、両国間にこれまで存在していた不正常な状態に終止符を打つことを切望している。この条約の発効は、先日両国間に国交が樹立されたこととあわせて両国関係の歴史に新たな1ページを開くこととなろう。
ヌナブト連邦共和国側は、グリーンランド領有権主張によって国際社会を大きく混乱させたことについての責任を痛感し、深く反省する。中東諸国社会主義連邦共和国側は、これを歓迎するものである。
両国間には社会制度の相違があるにもかかわらず、両国は、平和友好関係を樹立すべきであり、また、樹立することが可能である。グリーンランド領有問題を解決し、相互に善隣友好関係を発展させることは、両国国民の利益に合致するところであり、また、北米における緊張緩和と世界の平和に貢献するものである。
条約文は、アラビア語、イヌクティトゥット語、ロシア語にて作成し、その内容は同一であるが、ロシア語を原文とみなす。

第一条
中東諸国社会主義連邦共和国とヌナブト連邦共和国との間のこれまでの不正常な状態は、この条約が発効される日に終了する。

第二条
両国は、グリーンランドを共同統治することで合意する。

第三条
ヌナブト連邦共和国は、同国がマルセイユ条約機構に加盟することの必要性を重ねて表明する。中東諸国社会主義連邦共和国は、ヌナブト連邦共和国の立場を十分理解し、マルセイユ条約機構脱退の要求を撤回する。

第四条
両国は、ホットライン回線を結ぶ。また両国は、国際法及び国際慣行に従い、それぞれの首都における他方の大使館の設置及びその任務遂行のために必要なすべての措置をとり、できるだけすみやかに大使を交換する。

第五条
両国は、主権及び領土保全の相互尊重、相互不可侵、内政に対する相互不干渉、平等及び互恵並びに平和共存の諸原則の基礎の上に両国間の恒久的な平和友好関係を確立することに合意する。両国は、相互の関係において今後おこりうる紛争の全てを平和的手段により解決し、武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認する。

第六条
両国は、グリーンランドに2000人以上の武装した人員及び100台以上の戦闘車両を上陸させない。またグリーンランド周辺海域に3隻以上の武装された艦艇を航海させない。

第七条
両国は、かつてグリーンランドがどちらの領土でもなく、ただ先住民族イヌイットの暮らす土地であった歴史を確認する。両国は、先住民族イヌイットの権利を尊重する。

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