貴方が考えた独自の架空国家を作ろう

モスクワ継承社会主義宣言(モスクワけいしょうしゃかいしゅぎせんげん、ロシア語: Москва Наследственный социализм декларация)は、第二ソビエト社会主義共和国連邦レニングラード条約の締結と同時に公表した、継承社会主義の定義に関する宣言である。単にモスクワ宣言と呼ばれることもある。

以下に、市民向けに公表された要約文*1の日本語訳を記す。

要約文全文


第二ソビエト社会主義共和国連邦が憲法前文に掲げる継承社会主義とは、第一ソビエトにおいて成功した政治手法に、現代社会の潮流を考慮した権利や、経済運営方針を加えた総合的な政治思想である。これは従来の、洗脳的愛国心や搾取、抑圧によって成り立つ社会主義、共産主義と一線を画すものである。
 
先ず前提として、人民の希望、欲求と、公開された科学的社会主義は決して両立し得ない。人民の持つ希望は常に虚構、想像である。それに根拠を付けるとするならば、それもまた虚構でなければ希望が虚構にはなりえない。そして希望なくして人民は向上しない。従って虚構を弾圧するのは人民を弾圧し、国家の向上を妨げる大罪であり、何に代えても避けるべき愚策である。無論国家の中枢は現実的視点で物事を捉え、希望的観測によらず自らの手で成長を掴まなければならないが、それは如何なる主義の国家に於いても同じことである。
 
我々が重視すべきは、虚構の弾圧ではなく、虚構が実力を持ち、また組織化することの阻止である。我々は国家という只唯一の組織に属することを自覚しなければならない。
 
希望を生むには様々な道があるが、我々はその内の一つ、即ち権威による希望を理解しなければならない。強い指導者とその権威による政治も、人民の希望を増進し、また能動的判断によって効率よく国家を運営する手法としては理にかなっている。従って我々は団結の象徴としての伝統的君主を尊重し、君主制各国との協力の下国際政治の融和を見出さなければならない。
 
一方、この君主制の利点は、高度なソビエトによって再現が可能である。ソビエトによる国家運営の利点は、人民の真意が国家運営に反映される点にあるが、加えて全てのソビエトが人民の意思と国家の情報を共有したとき、その判断速度及び精度は君主制のそれと同じかそれ以上に向上する。我々はこの高度に発展したソビエトの建設を目標として、既存のソビエトによる国家運営の研究と向上を行うべきである。
 
人民は国家に所属した時点で、この研究に協力する義務を負い、そしてその対価として行政及び国家の保護を受けるのである。第二ソビエトの人民は世界人民の模範としてこれらのことを理解し、各々の求む生活の個人的研究によって各地域のソビエトに貢献するべきである。
 
 
以上の内容を、第二ソビエトの人民及び国家中枢のための道標として、正式に承認し宣する。
世界人民の自由と繁栄を目的とする継承社会主義の最高指導部たる評議会
2020年 3月8日

宣言の経緯

主に、これまで明確でなかった継承社会主義の何たるかを明確にし、今後の政策に説得力を付けること、また、君主国との同盟に正当性を持たせ、国内の思想的分裂を低減する狙いがあったとみられる。

しかし、やはり明確にこれまでの社会主義を否定した弊害は大きく、共産党内では一定規模の反発があったようである。

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