基本情報

厳罰を与える法の通暁者・シュヴルーズ
CV下地紫野
誕生日1月10日
所属特巡隊
神の目
命ノ星座刀銃座
心の中にある「正義」を常に遵守する特巡隊隊長。その手にある銃は罪人だけに向けられる。

命ノ星座

第1重:戦線維持の胆力
第2重:誘導殉爆の狙撃
第3重:熟練装弾の技術
第4重:多重速射の秘訣
第5重:火力増幅の毀傷
第6重:罪過終止の追捕

天賦

戦闘天賦
 通常攻撃・戦列槍術・改
 近迫阻止射撃・速 − 「実は、訓練マニュアルには『阻止射撃』という用語しかなかった。だが、ある小説の主人公が、専門用語を用いた技名は味方の士気を上げ、その気迫で敵の先手を取れると言っていた…とても理にかなっていたから、マニュアルを変更したのだ。」
 円形爆撃戦術・轟 − 「理論上、正方形に並べた爆撃をすれば、陣形を構える敵を効果的に攻撃することができる。だが、残念ながら轟榴弾の爆発範囲はホールケーキのようにほぼ円形だ。そのため、飛び散る榴弾もケーキの上にある果物のように、円形にしか並べられないのだ。」
固有天賦
 尖兵協同戦術
 縦陣戦力統括
 迅速行軍戦略

オリジナル料理「罪・対処不必要型」(ポンコロ・ワッカリング)

シュヴルーズのオリジナル料理。健康の観点から言えば、これは疑う余地もないほど「罪」である。特巡隊の隊長であるシュヴルーズは、職業倫理と個人的なモラルから、罪を消し去る重責を簡単に人に渡しはしない…が、時には信じている人と重責を分かち合うことも、ストレスを解消する良い方法ではないだろうか。

好感度名刺「シュヴルーズ・弐型」

名刺の飾り紋。
特巡隊が装備する銃の正式名称は「特巡隊弐型制式銃」だが、シュヴルーズは自分の銃を「弐型」と呼んでいる。世の中に存在する無数の花であっても、あなたが最も大切にする花なら、飾り気のない「花」という名でも特別な意味を持つのだ。

ストーリー

キャラクター詳細

法律が完備されている――というよりも、いっそ複雑なほどの――フォンテーヌ廷には、よそから来た観光客が訝しがるような法律や条例が数多くある。
例を挙げれば、クリームフルーツタルトをまだ温まっていない皿の上に直接置いてはいけない、飲み終わっていないフォンタを道の真ん中にわざと置いてはいけない、ペットの猫の爪を切り忘れてはいけない、といったものである…
このような状況では、法律に違反してしまうことは避けられない。一方、フォンテーヌ人はこれらを熟知しており、彼らは法律違反の取り締まりに来た者の身分から事態の深刻さを判断し、次に何をすべきか決めるのだという。
やってきたのがただの店員ならば、簡単な議論だけで済むはずなので、野次馬になるのも悪くない。ただし、やってきたのが制服姿の共律官ならば、周囲の人々まで煩わしい小言を浴びせられるハメになるため、急いでその場を離れるのが得策だ。そしてやってきたのが執律庭の警察隊員ならば、その問題に関わった者は苦しむことになり、違反金などの支払い義務が発生する可能性もあるため、ただちに自身が違反行為とは無関係であることをはっきりさせるべきだろう。
だが、もしもやってきたのが帽子をかぶり、銃を背負った特巡隊隊長のシュヴルーズと隊員たちであったならば…
それは、悪人が暴力行為をもって逮捕に抵抗したか、あるいは凶悪犯が人質を取ったか…とにかく、そのように悪質な事件が発生している事を意味する。そんなときに取るべき唯一の行動は、特巡隊隊員の誘導に従って速やかにその場を離れ、「強行犯処理係」の行動を邪魔しないよう、十分な空間を作ることだ。また、好奇心は心の奥にしまっておくべきである。どこかに隠れて、近くから特巡隊の公務執行を見物しようなどと思ってはいけない。たとえ取材がしたくても、事件の処理が完了するまでは待ったほうがよい。
何よりも覚えておいてほしいのは、不安や恐れを感じる必要はないということだ。
なぜなら、シュヴルーズ隊長が現れた時点で、凶悪犯が法の網から逃げおおせることなど不可能――これは、フォンテーヌ人ならば誰もが知っていることだからだ。

キャラクターストーリー1

(好感度2で解放)
「これ以上いたずらしたら、特巡隊に連れて行かれるぞ!」
フォンテーヌの親たちは、悪さをした子供を叱る時、よくこのような文句から始める。
そんな風に両親から「脅されて」育った子供たちも、長じると、歯磨きをサボったり、寝坊したり、窓を割ったり、ケーキを盗み食いしたりした子のために特巡隊が出動することはないと気づく。それでも彼らは、現特巡隊隊長のシュヴルーズを見ると、思わず姿勢を正し、視線をそらしてしまう。そして本能的に両手を握りしめながら、自分が捕まるようなことをしたのではないかと恐れるのだ…たとえ、罪を犯した記憶がなかったとしても。優秀な警察隊員たちが犯罪撲滅を担う尊敬すべき善良な者たちであることを知っていてもなお、彼らは身をすくめてしまう…
こうした「轟く不吉な名」については、特巡隊内部からも溜め息が漏れる。かつてある者は、こうした「不吉な名」が広まれば、特巡隊のイメージが悪くなると考え、シュヴルーズに次のように進言した――執律庭所属の厳然たる法執行機関である我が隊が過激な行動も辞さず、法的な強硬手段を取るのは、相対する罪人がいずれ劣らぬ極悪人ぞろいだからであり、特巡隊の名前を使って子供を脅すなど、もってのほか…
いっそ、『スチームバード新聞』に隊長のインタビュー記事を載せてもらうよう、依頼してみてはどうか…「特巡隊は凶悪犯罪に対処するための単なる法執行機関であり、そのすべての行動はフォンテーヌ廷の平和と安全を維持するためのものであって、正当な理由もなく市民を困らせることなどない」…そう、隊長自ら強調すべきである――
しかしシュヴルーズはこの提案を却下した。
「その名声が人心に深く刻まれ、一生忘れられないものになれば、人々は道を踏み外しかけた時に特巡隊の『不吉な名』に怯え、尻込みするだろう。」
「…そうすれば、彼らを捕まえる日が訪れずに済むだろうからな。」

キャラクターストーリー2

(好感度3で解放)
フォンテーヌにおける法の拘束力を担保する重要部門、「フォンテーヌ廷大執律庭」は厳粛な組織である。この組織に関わる法の執行者たちはみな、厳しい審査と教育を受けることとなる。彼らの発する一言一句が執律庭、ひいてはフォンテーヌ廷の法律を代表することになるからだ。決して間違いは許されない。
しかし、「フォンテーヌ廷特巡隊」のやり方は、他の法執行機関とはまったく異なったものだ。特巡隊は隊員に制式武器の使用を強制せず、非公式の場で制服着用を求めることもない…さらに、シュヴルーズが特巡隊を引き継いでからは、隊の全員が銃を法執行の武器の一つとしてみなすようになり、ついには警備ロボとの共同任務を拒否する者まで現れた。微動だにしないロボは銃使用の妨げとなるうえ、凶悪犯に支配権を奪われ、反撃の材料にされてしまうリスクもあるからだ。また、人材選抜においても、特巡隊は誇りを奪われた罪人の子孫を受け入れ始めた…
一刻も早い凶悪事件解決のために、執律庭はこの状況を容認し、特巡隊やシュヴルーズに対しても忍耐強く接している。だが、そんな執律庭にもどうしても許せないことがある。それはシュヴルーズが凶悪事件の処理を取り仕切るとき、重罪人を「特別顧問」として捜査に当たらせることだ。
シュヴルーズがそのやり方に固執するのは、いち早く犯人を逮捕したいという一念があるからだ。しかし同僚の中には、「犯罪者に犯罪者逮捕への協力を求めるのはフォンテーヌの法律や法の執行者全員を侮辱する行為であり、このままでは執律庭や法の尊厳が失われてしまう」と考える者もいた。
そうした疑問に対して、シュヴルーズは平生通り簡潔に答えた。
「凶悪犯を野放しにしておくことこそ、法への最大の侮辱。」
「執律庭の『尊厳』など、フォンテーヌ廷の安寧に比べれば取るに足らないものだ。」
それは彼女の父親の教えでもある。

キャラクターストーリー3

(好感度4で解放)
「ドナテッロ氏は誠実な法の執行者だ。」
――シュヴルーズは自身の父親を、いつもそう端的に評価する。それは、幼少期の彼女が父親に対して抱いた、たった二つの印象のうちの一つでもある。
ドナテッロは常に多忙だった。毎日朝早く出かけて、夜に疲れた様子で帰ってくると、母親とシュヴルーズにハグをして、帰宅を待ちわびていた二人に優しく謝った。帰りが特に遅くなったときには、シュヴルーズにちょっとしたスイーツを持って帰ってきてくれたものだ。しかし、残念ながらシュヴルーズはとっくに歯磨きを済ませていて、もう甘いものを食べてはいけないのだった。
母親は毎回、貴重なプレゼントが夜の間に悪くなってしまうのを気にして、小さなシュヴルーズにスイーツの生クリームを少しだけ舐めるのを許すと、それをコーヒーと一緒に父親の寝室に運んだ。
そんな時、父親は決まって写真と画鋲で埋め尽くされた壁の前で、ぼんやりしたり、歩き回ったり、タバコを吸ったり、髪をかき乱したりしていた。時には拳を振り上げることもあった。しかし、やがてそれをそっと下ろし、力なく机を叩くのだった…シュヴルーズはそれをドアの外からそっと盗み見ていた…
街中で父親の姿を見かけることがあれば、シュヴルーズは興奮して手を振った。多くの場合、彼は微笑みを返すと、すぐにまた忙しい仕事に戻っていってしまった。
「誠実で良い人。」
母や隣人、同僚、さらには近所の子供たちまでもが、父をそう評した。
しかし常日頃から父を誠実だと褒めていた同僚たちが、ある日突然シュヴルーズの家を訪ねてきた。
母親はなす術もなく、家中を歩き回る彼らを見つめるばかりであった。シュヴルーズは自分の部屋にいたが、外から聞こえてくる口論の内容からおぼろげに事情を察した。どうやら父は、それまで彼自身が捕えてきたはずの「罪人」となり、今まさに審判の時を待っているらしい…メロピデ要塞に送られる可能性も、大いにあるようだ。
「パパは…悪いことをしたの?」
彼女は近くにいた見知らぬ大人たちに尋ねた。相手は少しの間すすり泣くと、こう答えた――
「…それでも彼は誠実な法の執行者だよ。」
誠実な罪人。
それが幼いシュヴルーズが父に対して抱いた、二つ目の印象だった。

キャラクターストーリー4

(魔神四章二幕クリア/好感度5で解放)
たとえフォンテーヌ廷きっての小説家に頼んだとしても、子供に説明するのは難しいだろう、ということは存在する。例えば、なぜあらゆる証拠が罪をはっきりと指し示しているにもかかわらず、容疑者になかなか判決が下りないのか。なぜ罪なき法の執行者が濡れ衣を着せられた時、誰もが沈黙を貫いたのか。なぜ犯行を目撃しているはずの人々は、真相を明かそうとしないのか。そして、なぜ無実の罪を着せられた者が正義を実現するために、自身の前途や名誉を犠牲にせねばならなかったのか…ということだ。
さらに名状しがたいのが、なぜ正義を貫くために、犯罪をその拠り所にせねばならなかったのかということである。
しかし、より切実なものとしてシュヴルーズに迫ったのは、母親と共に「サーンドル河」に転居した後、暮らしが激変したことだった。
狭い家、さして美味しくはない食事、二度と連絡の取れない友人たち、日に日に疲労の色を濃くしていく母親…父親の同僚たちは、しょっちゅう私服で色々なものを届けに来てくれた。彼らは母に、皆こぞってドナテッロ氏のために陳情しているのだと話した。ドナテッロ氏が法を犯したのは明らかで、法的な減刑は望めない。それでも、せめて彼を厳しい尋問から守りたい…その一心で、警察隊や特巡隊の隊員だけでなく、彼らと顔見知りの共律官までが幾人か加わって、共に嘆願してくれているようだった。しかし、それでも母の表情が晴れることはなかった。
母の面倒を見なければならない。そう思ったシュヴルーズは、幼い子供には不似合いな責任を迷わず背負うことにした。そして「サーンドル河」のほの暗い流れの中に、自ら身を投じたのだ。
噂を聞きつけたのか、あるいは過去に誠実だったという彼女の父親の世話になったことがあったのか――「サーンドル河」では多くの住民がシュヴルーズに救いの手を差し伸べた。親切な店主は彼女に仕事を与えてくれ、隣人夫婦は体の弱い母親の面倒を見ると申し出てくれた。
子供たちは、警察隊員の子が「サーンドル河」に来たと聞いて、まるで裁判官を見つけた原告や被告のように、未解決のもめ事の処理を彼女に丸投げした。
「シュヴルーズ、絶対に正義を貫けよ!」
子供たちは声を合わせてそう叫ぶと、一斉に大笑いした。皆、本気でシュヴルーズに善悪の判断をさせたいわけではなく、子供同士の単なる遊びのつもりだった。
しかし翌日、シュヴルーズは分厚い法律の資料を抱えて子供たちの前にふたたび現れた。そして、けらけら笑う子供たちを前に、まっさらなノートの一ページ目を開き、まじめな口調でこう告げた。
「それではまず、双方の証拠を提出してください。」
こうして「サーンドル河」の一員に、小さな法の執行者が加わった。しかし地上の法の執行者と異なっていたのは、シュヴルーズが自身の下した裁決の監督や執行までを、己一人で担当していた点だ。
彼女は「サーンドル河」で様々な手段を学びつつ、「正義」を徹底的に貫く術を身につけたのだった。

キャラクターストーリー5

(魔神四章二幕クリア/好感度6で解放)
「…さて、シュヴルーズさん。本廷の調査によれば、あなたの父親は警察隊の規則を破り、重大事件の情報を漏えいした罪で、メロピデ要塞に送られました。」
「その後、あなたは母親と共に『サーンドル河』に転居した…父親の罪名と『サーンドル河』在住時の経歴を、本廷に対して補足説明してください」
「『サーンドル河』居住中の経歴について、次の通りご説明します…」
法を犯して牢獄行きとなった父親のドナテッロのこと、困窮してやむを得ず「サーンドル河」に転居したこと、「罪人の子」であるが故に執律庭で働けず、特巡隊で犯罪撲滅を続ける選択をしたこと…
特巡隊隊長になるための審査で、シュヴルーズは毎回同じ原稿を読み上げた。刑期を終えて特巡隊に職を得たドナテッロ氏も、原稿に誤りや見落としがないか、何度も確かめた。
職を追われてからかなりの月日が経っていたが、彼は今でも執律庭の考え方というものをよく理解していた。シュヴルーズがスムーズに特巡隊隊長に就任するためには、執律庭のお偉方に「聞こえのいい」説明を用意し、はっきりとした確信を――かつ「一定の余地」を――与えたうえで、任命について公表させるのが一番だ。
シュヴルーズはもはや子供ではないため、当然理解していた。父親が重大事件の情報を漏えいしたのは、記者たちの好奇心を利用して容疑者に関する捜査を進めたかったからだ。「サーンドル河」に移り住んでからも、執律庭の隊員たち、そしてさらには長官までもが密かに援助してくれたお陰で、実のところ、さほど生活に困ることはなかった。しかも特巡隊の長官や同僚たちは下準備をしたうえで、隊にシュヴルーズを招いて実習を受けさせてくれ、早く仕事になじめるようにしてくれた…
しかし、それを口にしたところで、シュヴルーズの特巡隊隊長就任には役立たない。
ドナテッロ氏は娘が自分の背中を追うことに、依然として不安があるようだったが、シュヴルーズはすでに彼が用意した訓練をすべて終えていた。わざと難しく設定していたテストも、彼女は全力で乗り越えた。
シュヴルーズが冬の凍てつく海を必死に泳いでいる間、ドナテッロ氏は一生分ともいえる忍耐力でその場に留まり、幼い娘を抱きしめたい衝動に耐えた。そして、シュヴルーズが震えながら自分の元へと泳ぎ着いた時、ドナテッロ氏はついに気がついた――娘は自分よりも強く、「正義」を貫くのに向いている…と。
だが、そんなことはもう、「サーンドル河」の流れに残していくのがいい。
彼ら父娘は冬の冷たい海を泳ぎ切り、今まさに前進の時を迎えているのだから。
「…父が警察隊の規則に反し、罪を犯したのは確かです。審理に誤りはありません。」
最後に罪状を陳述し、シュヴルーズは原稿を閉じた。
正義は必ずや、予定通りその座につくことだろう。

特巡隊弐型制式銃

(好感度4で解放)
初期型と比べて改良された特巡隊の制式銃は、人の肩周りの構造に基づいて銃床のデザインが調整されており、銃身も長くなっている。一部の特殊な弐型制式銃にはさらに、銃本体と銃身の下に多機能ガイドレールが備えられている。このレール上にはスコープ、グレネードランチャー、発煙弾発射器、ソニックブーム発生器、近接武器を含めた各種戦闘装備などが取り付け可能で、あらゆるケースの戦闘任務に対応できるのだ。
しかし、銃の改良によって隊員の戦闘力を高めると同時に、シュヴルーズは銃器使用スキルに関する審査基準をさらに厳しくし、素手での格闘といった銃とは無関係の審査項目を多く加えた。
「特巡隊の目的は凶悪犯を捕まえることだ!銃を持ち歩き、見せびらかすことではない!」
「銃が無かったら、まさかお前たちは任務遂行を拒否するつもりなのか?」
そうして、弐型制式銃のおかげで全隊の訓練量は再び大幅に増えた。
もちろん、シュヴルーズはすべての訓練プログラムを完璧にクリアしている。
鉄人然として訓練場の中央に佇む隊長を見て、隊員たちは口を揃えてこう言った。
「隊長、もう勘弁してください――」

神の目

(魔神四章二幕クリア/好感度6で解放)
特巡隊隊長のシュヴルーズが、「神の目」を手に入れた経緯を進んで人々に話すことはあまりない。対外的には、「特巡隊の権限は法律と正義に基づくものであり、神の目の強調は誤解を招くことにもなりかねず…また法律の威厳を保つためにも、あまり多くは語らないほうがいい」というのがその理由だとされている。
しかし、シュヴルーズ隊長のことをよく知る隊員たちは、彼女にとって「神の目」とはむしろ重荷に近いものだということを知っている。
特巡隊に入ってからというもの、彼女は生まれつきの才能と超人的な根性で一連の訓練をすべてクリアし、特巡隊の行動規範や法執行に関連する条例をすべて暗記した。そうして彼女は、その代の紛うことなき最優秀隊員となった。その「正義」を追求する姿勢も相まって、彼女は多くの隊員たちからますます尊敬された。
しかし、当時の指導役であった副隊長グリゼッティはそうではなかった。任務で出動するとき、彼は決してシュヴルーズを抜擢しなかった。隊員たちは、それを「シュヴルーズを守るための決断」であると推測した。彼は以前からシュヴルーズの父ドナテッロ氏と親交が深く、よくシュヴルーズの面倒を見ていたという。それに、シュヴルーズのほうも彼を「おじさん」と呼んでいたというではないか。あるいは、シュヴルーズを育成して、彼女をより重要な仕事に就かせる心算かとも思われた。
一方、シュヴルーズはそのようには考えていなかった。任務執行メンバーの選に漏れること六回、ついに我慢の限界が来たシュヴルーズは、グリゼッティおじさんに、なぜ自分を任務に行かせないのかと尋ねた。
「お前はまだ準備ができていない。」
平生はとても話しやすいグリゼッティは、そう答えた。
「理念を見つめ直しなさい、シュヴルーズ。君の理解する正義が『目には目を、歯には歯を』に過ぎないならば、ここを出たほうがいい。ここは私刑の場ではなく正義の声を上げる場なのだから。」
その時のシュヴルーズには彼の言葉が理解できず、一体いつ自分の準備が整うのかも見当がつかなかった。それを理解するには一生かかるのかもしれない。しかし…次の瞬間にすぐ準備を整えなければならないということもある…
ある緊急の追跡作戦において、人員不足のために、グリゼッティはやむを得ずシュヴルーズを隊に参加させた。彼はシュヴルーズに何度も言い聞かせた――自分のそばから絶対に離れないこと、行動するときは必ず指揮に従うこと、その場の衝動で勝手に動かないこと…その後、隊員たちは激しい雨風の中を分かれて行動し、凶悪犯たちの行く手を阻んだ。
シュヴルーズとグリゼッティは共に低木の陰に身を潜めていたが、凶悪犯たちはいっこうに現れなかった。だが…二人が情報に誤りがあると判断してその場をそっと離れようとした、その瞬間――奇襲があり、グリゼッティは撃たれてしまった。もちろん、シュヴルーズはすぐさま直前の銃撃で光が見えた位置から相手の居場所を特定し、正確な狙撃によって凶悪犯を制圧した。しかし、「グリゼッティおじさん」は二度と起き上がらなかった。
残されたのはシュヴルーズと凶悪犯の二人だけ。風雨は、銃声を覆い隠してくれるだろう。特巡隊は…もしかすると、隊員を殺害した凶悪犯が撃ち殺された理由を、詳しく調査しないかもしれない。
さらに重要なのは、彼を殺した犯人が目の前にいるということだ。正義を貫きたいと思うのなら、今しかないのだ。彼女は銃口を上げて凶悪犯の眉間を狙い…それから銃を下ろした。
特巡隊は正義のために声を上げる存在に過ぎず、真の「正義」を下すことができるのは法廷だけなのだ。もしかすると、これこそがシュヴルーズが特巡隊の隊員となるために整えるべき「準備」だったのかもしれない。
「…私はフォンテーヌ廷の特巡隊だ。お前を逮捕する。」
シュヴルーズはそう宣告しただけであったが、凶悪犯はためらうことなく体を跳ね上げ、よろめきながら逃げ去ろうとした。銃声が響いた。凶悪犯の右足に弾が命中する。彼は大声で口汚く喚き散らしながらのたうち回り…駆けつけた他の隊員たちの前に転び出た。
法における「正義」は法廷のみが決められることだが、シュヴルーズにとっての「正義」は、彼女自身によって完遂された。
シュヴルーズは銃を完全に下ろした。その時の彼女はまだ、銃床に「神の目」が宿ったことに、まだ気づいていなかった。
それは風雨の中で青白い輝きを放ち、未だ明かされぬ正義のように、仄暗い光をたたえていた。

メール

誕生日(2024年)

休暇…
送信者:シュヴルーズ
時間:2024-01-10
先日、大きな事件を一気に数件解決したおかげか、ここ数日のフォンテーヌ廷は特に平和で、特巡隊の出動を要する重大事件もほとんど起きていない。そこで、隊員たちに少し休暇を与えることにした。
勤務のシフト表を作っていると、隊員がどこからともなくムースケーキを持ってきた…それで今日は私の誕生日だと思い出したんだ。特巡隊に長くいたせいか、この日をすっかり忘れてしまっていた。
このケーキは実に美味い。お前も食べてみるといい。
だがこのケーキはカロリーが高く、食べ過ぎれば体に毒だ。そこでよかったら、お前も一緒に訓練をしないか?料はさほど多くない――まずは十キロ走って、それから数十セットの体力トレーニングをするだけだ。そうすれば、ケーキのカロリーもすべて消費できる。
添付アイテム:千霊ムース×2、罪・対処不必要型(オリジナル料理)

ボイス

対話

初めまして…フォンテーヌ特巡隊隊長、シュヴルーズだ。雑談は結構。何か手を焼いている事件はあるか?
世間話・銃銃は私が最も好む武器だ。強力な殺傷力と抑止力を有している。そして時折、前者よりも後者のほうが有用なことがある。
世間話・巡回我々特巡隊は、フォンテーヌ廷の日常的な巡回には参加していない。我々が追うような人物は、ノコノコと街中を歩くはずないからな。
世間話・食べ物「ポンコロ・ワッカリング」のような軽食は携帯性に優れ、ソースと組み合わせることで様々な味を楽しめる…ここで待っていてくれ、いくつか買ってきてやろう。
雨の日…安心しろ。たとえ雨の中でも、私の銃はいつも通り撃てる。
雷の日…発砲音を雷で紛らわす犯罪者もいるが、私のこの耳を誤魔化せはしない。
雪の日……待て、銃のメンテナンスが必要だ。マシナリーの部分が凍らないようにしなければならない。
晴れの日…悪くない天気だな、視界も良好だ。
暴風の日…この風速では…撃った銃弾も逸れてしまうだろう。
砂漠にいる時…広大な砂漠は、何かを埋めるのに適している。
おはよう…おはよう。これから体力トレーニングを何セットかやるところなんだが、お前も一緒にどうだ?
こんにちは…ああ、お前か。一緒に特巡隊の食堂に行かないか?あそこは腹を満たすのにもってこいの食事ばかりだ。
こんばんは…やっと今日の仕事も終わったか。大したトラブルはなかったな。さあ、夜食でも食べに行こう、私が案内する。
おやすみ…ゆっくり寝るといい。私もあとから休もう。夜に…緊急出動を要する事件があまり起こらないことを祈ろう。
シュヴルーズ自身について・特巡隊特巡隊は、あらゆる危険をはらむ凶悪な事件やタチの悪い犯罪者の対処を専門としてる。ゆえに法を執行する際は…些か強腰の態度をとるんだ。
シュヴルーズ自身について・帽子
(好感度4で解放)
特巡隊には、とある暗黙のルールがある。もし隊員が犠牲になった場合、その者の帽子を私たちで保管し、その子孫が特巡隊隊員になったらそいつに渡すというものだ…これも一種の「伝承」と言えるだろう。
興味について…
(魔神四章二幕クリアで解放)
空き時間があったら「犯罪小説」を読んでいる。推理小説と違って、この手の小説は複雑な犯罪トリックこそないものの、事件をめぐる様々な葛藤や感情の衝突が重点的に描写されている。なかなか興味深い内容だ。
法律について…
(魔神四章二幕クリア/好感度6で解放)
法律で不明な点があれば、いつでも私に聞いてくれ。いや、むしろ…「これくらいは違法じゃないだろう」という考えが頭をよぎったら、真っ先に相談しろ。
毎年、僅かな幸運に期待して一線を越える愚か者が大勢いる。お前がそういったやつらと同類になるのは見たくないからな。
「神の目」について…
(好感度4で解放)
私の仕事において、「神の目」は戦闘面で実に無視できない補助を担ってる。これを手にしてから、銃が深刻なトラブルを起こしたことは一度もない。「神の目と銃を同時に持つ特巡隊隊長」――この名があれば、臆病な容疑者たちを震え上がらせることだってできるだろう。
シェアしたいこと…まさか、ハンコットが本当にミリスを逮捕するとはな…たとえ最愛の者であってもその手で捕らえられるのか…感服した。しかし、ミリスの罪には疑問が残る。彼女は拾った装飾品を売ったに過ぎない。それだけで貴族が言うところの罪人になってしまうとは…まったく、正義とは実に捉えがたいものだ。お前はどう思う?
興味のあること・警備ロボ我々は執律庭に所属してはいるが、特巡隊が任務を遂行するときに警備ロボを大量に導入することはない。なぜなら…ふん、あのノロマで重たいマシナリーどもは、我々の撃った弾を遮るだけだからな。
ナヴィアについて…
(魔神四章二幕クリア/好感度4で解放)
ナヴィアさんの父上に関する殺人事件は聞いたことがある。当時、執律庭でも騒がれ、多くの者がその件で議論していた。
幸い、今は冤罪であったことが明らかになり、真犯人も裁かれた…「正義」がようやく訪れたというわけだ。
リネについて…
(好感度4で解放)
ああ、その大魔術師なら知ってる。以前、傷害·誘拐·殺人の疑いのあるマジシャンを捕らえたのだが、その犯行方法がまったく不明でな。結局、リネさんを顧問に迎えて初めて、重要な物的証拠が見つかり、その容疑者を有罪にできたのだ。その後、ある小説家がこの事件に興味を持ち、マジックによる犯罪を題材にした推理小説を書いたという。
しかし…小説の描写があまりに細かすぎて、今もまだ審査中だそうだ。しばらく出版できそうにないだろう。
フレミネについて…
(好感度4で解放)
ある日、パーツを買いに出かけた際にその潜水士と会ったことがある――彼も、店に残っていた唯一の汎用パーツが目当てだったようだ。パーツを譲ろうとしたんだが、彼はすぐさま手を引っ込め、うつむいたまま店を飛び出してしまった。悪く言えば、まるで犯罪者のようだったな…
クロリンデについて…
(好感度4で解放)
その決闘代理人はフォンテーヌ廷で名の知れた人物だ。私と彼女では職務が違うため、その仕事ぶりを勝手に評価することはしないが…しかし、彼女が決闘を引き受ける理由は、どれも彼女の心の中にある「正義」からだと、私は信じてる。
リオセスリについて…
(好感度4で解放)
リオセスリさんの手腕は「実に効果的」だ。少なくとも犯罪者どもは、「メロピデ要塞」が老後を過ごせる生ぬるい場所ではないとはっきりと理解してる。これは、我々が尋問をする上で大いに役立ってくれてるんだ。
エミリエについて…
(好感度4で解放)
彼女とは個人的な付き合いがあって、仲がいいんだ。彼女が持つ化学の知識で物的証拠を分析してもらい、何度か犯人を突き止めるのを手伝ってもらったことがある。たとえば、犯人がどんな香水を使っているのか、どんな花を贈ったのか、さらにはどこに行き、どこの土を踏んだのかなど…こういった目に見えない情報を数多く見つけてくれるんだ。外れたことは、これまでに一度もない。
千織?について…
(好感度4で解放)
千織が揉め事を処理する方法は、些か過激だ。だが、彼女は独自の手段とコネで何度も特巡隊に情報を提供してきた。「お返し」として、彼女が誰かを店から追い出したり、悪質なライバル店を懲らしめたりしても、私は目をつぶっている。あとになって調べると分かるのだが、理にかなっているのはいつも千織のほうだ。彼女はただ、無駄口を叩くのを億劫がっているだけなんだろう。
シャルロットについて…
(好感度4で解放)
なんとも困った記者だ。重大事件が起きるたびに、いくら現場を封鎖しようと真っ先にその近くに現れる…以前、部下が彼女を第一容疑者だと考え、半月も拘留したことがあったが、それでも留置場内で記事を仕上げたという…どうやら時間を見つけて、彼女の編集長としっかり話をしなければならないな。
シグウィンについて…
(獄守犬の章一幕クリア/好感度4で解放)
特巡隊とメリュジーヌは昔から友好関係にある。我々はよく、マレショーセ·ファントムのメリュジーヌと連携を取っているのだ。あの子たちは善良で、誠実で信頼でき、いくつかの重大事件を処理するときには、貴重な役割を果たす…私も個人的に、何人かのメリュジーヌといい関係を築かせてもらってる。そのうちの一人が、シグウィン看護師長だ。
過去から現在に至るまで、メリュジーヌはなくてはならない仲間だ。今後…あの者たちを傷つける不届き者が再び現れたら、特巡隊の銃口は決して情けをかけはしないだろう。
ヌヴィレットについて…
(好感度4で解放)
最高審判官様が審判で私情を挟まないことは、誰もが知っていることだ。人情味に欠けてると言う者もいるが、正義は人情に阻まれるべきではないと私は思う。法律に反した者は有罪となる、それだけだ。
フリーナについて…
(好感度4で解放)
フリーナ様か…ある日突然、あの方が私たちに「ライフルドリル」をするよう指示したことがある。全員に特製の「儀仗銃」を装備させただけでなく、「ライフルドリル」の特殊な訓練も受けさせた…幸い、あの方のお気に召す儀礼曲がなかなか見つからず、お蔵入りとなったがな。
シュヴルーズを知る・1悪いが人付き合いは…いや、正確に言えば…まともな人との付き合い方は心得ていなくてな。聞きたいことがあったら、雑談を挟まずに直接聞いてくれ。
シュヴルーズを知る・2
(好感度3で解放)
特巡隊は、執律庭に所属する複数の法執行部門のひとつだ。その大胆ともいえる行動様式とメンバー構成から、一部の執律庭の者は「規則を最も守らない」部門と言ってる。
だが私は、特巡隊の行動規範は外部の影響を受けるべきではないと考える。我々が対処しなければならない悪党は、パレ・メルモニアに座ってるジェントルマンなんかではないからな。もし法に背き、規律を乱すような悪行が暴雨となって突如降り注いだなら、我々はやつらに半拍も遅れることなく動かなければならない。
シュヴルーズを知る・3
(好感度4で解放)
これまで私が接してきた犯罪者は、誰もが悪逆非道な無法者や凶悪犯だったわけではない。
多くの場合、やつらは小さな過ちにつまづき、その責任を取ることを恐れ、密かに解決しようとした結果――知らず知らずのうちに虚偽の渦に呑まれ、やがて…無数の嘘の中で犯罪の道を歩むことを余儀なくされてしまったのだ。
私の一番好きな劇作家はかつて、ある劇の中でこう書いていた――「嘘は罪を生み、育む、悪しき土地である」と。
だがその人は、数年後に盗作で逮捕された…その劇にとんだ「ドラマ性」を添えたと言わざるを得ない。
シュヴルーズを知る・4
(好感度5で解放)
父が投獄されたことで、私はかつて「罪人の娘」と呼ばれていた。サーンドル河で育った私は、太陽の光が届かない一角をこの目でいくつも見てきた。そういった生い立ちから私を嫌う人も少なくないが、それ以上に私は多くを学んできた。
法を執行する者は、己の心の中の「正義」を信じ、それを行動に移さなければならない…これは父が私に教えてくれた言葉だ。
そして、私はそれを心の底から信じている。
シュヴルーズを知る・5
(好感度6で解放)
実際のところ…特巡隊隊長である私は、道徳をことごとく捨てた悪人が、好き勝手に法を破る姿を散々見てきた。そして、何の罪もない心優しい人々が事件に巻き込まれ怪我をし、あまつさえ命を奪われる姿もだ…私はよく憤りと己の無力さを感じてしまう。
「罪人」は罰せられるべきだと固く信じているが、それは無限に続く復讐の連鎖を意味するわけではない。
目を覆ったまま感情に身を任せれば、いずれ冬の海に溺れてしまう。
だからこそ、権力を握れば握るほど、警戒を怠ってはならないのだ。己が心にある「正義」を追い求めると同時に、その道中で自我を失わないようにしないとな。
シュヴルーズの趣味…トレーニング?射撃?いや、強いて言えば…犯罪小説を読むことだ。そうだ、『ミステリー・トレーサー』の最新刊を受け取りに行かなければ。
シュヴルーズの悩み…私に面倒な礼儀作法をこれ以上学ばせないでくれ。そんなことに時間を割くくらいなら、凶悪犯を見張ってたほうがマシだ。
好きな食べ物…脂質と糖質の多い食べ物は、勤務中のエネルギーを十分まかなうことができ、気分まで良くしてくれる――休みの日の場合?そういった食べ物は私の体重を増やす「罪悪感の塊」となる。そして、それら「罪悪」を消滅させることで、同じく一日中いい気分になれるのだ。
嫌いな食べ物…私は…冷たい生ものは少し苦手なんだ。口に入れるものは、せめて中まで火を通すべきだと思うんだが…
贈り物を受け取る・1素晴らしい。ただ…いつの間にか食べすぎてしまったようだ。トレーニングメニューを増やさなければな。
贈り物を受け取る・2ほう、特巡隊の食堂が出すものよりずっと美味しい。
贈り物を受け取る・3腹を満たすには十分で、余計な食欲もそそらない…この料理、私にとっては「絶品」だ。
誕生日…誕生日、おめでとう。よし…気をつけ!もっと背筋を伸ばせ、膝を曲げるな。お前の体のサイズを測って、携帯式小銃をオーダーメイドしてやろう。クイックドローホルスターもだ…
よし、リラックスしていいぞ。銃が完成するまで、訓練銃で標的を狙うトレーニングをしてやる。さあ、今からだ、ついて来い。
突破した感想・起悪くない。銃を持つ手がより安定した。
突破した感想・承これなら、もっと遠くの敵を狙い撃ちできるはずだ…
突破した感想・転感謝する。これほどの力があれば、より効率的に悪党どもを追い詰められる。
突破した感想・結お前から受けたすべての助力に礼を言おう…特巡隊を常に自由に動かせる保証はないが…私だけなら、頼まれれば同行するつもりだ。

アクション

元素スキル・1動くなッ!
元素スキル・2武器を捨てろ!
元素スキル・3最後の警告だ!
元素爆発・1これは必要な武力だ。
元素爆発・2法の裁きを受けて来い。
元素爆発・3投降しろ!
宝箱を開ける・1悪くない。
宝箱を開ける・2盗品がないといいが。
宝箱を開ける・3違法所得ではない、安心しろ。
HP低下・1この、悪党め…!
HP低下・2無法者が。
HP低下・3貴様に、弁明する権利はもうない。
仲間HP低下・1隊列を乱すな!
仲間HP低下・2陣形を維持しろ!
戦闘不能・1正義は…どこに…
戦闘不能・2罪人は…今なお…
戦闘不能・3これが…結末か…
重ダメージを受ける・1無駄な抵抗を…!
チーム加入・1出動だ。
チーム加入・2追加のトレーニングといこう。
チーム加入・3準備はいつでも整ってる。

壺洞天

対話

対面中ご招待に感謝する…
珍しいものを見た。
遠方「正義」…
そろそろ見回りに行かなければ。
トレーニングの時間だ。
銃の手入れ…
小説…

対話

壺の中にこれほど大きな空間があるとは、とても信じられないな…
いいものを見せてもらった。ご招待、感謝する。
日中限定夜間限定
💬おはよう、シュヴルーズ。💬おやすみ、シュヴルーズ。
おはよう。この辺りは安全だ。今さっき、巡回してきたところだからな。ああ、ゆっくり休むと良い。私は先ほど飲み込んだ「罪悪」を消化するために、もう何周か巡回してくる。
ただ、ここにはトレーニング用の機器がないようだな。今朝のウエイトトレーニングは、中止するしかなさそうだ…

💬もうここには慣れた?(初期開放)
💬もうここには慣れた?
私にとって、ここの環境は天国のようなものだ。
一年の中で、これほど居心地の良い場所で働ける期間は二ヶ月にも満たないだろう…
💬どれだけ過酷な職場環境なの!?
そうだな、例を挙げれば…密輸船に近づくために、武装したまま冬の凍てつくような水に潜ったり…
逃亡者を捕まえるため、連日徹夜でしらみ潰しに捜査をしたり…あの時は、我々の履物の靴底が、厚く耐久性に優れたものであったことが幸いした。
さらには、真夏に川沿いの茂みで待ち伏せし、ターゲットが姿を見せるのをひたすら待ち続けたこともあった。
夏の川べりには毒虫が多くてな、刺されると病気になる可能性もあるが、防虫剤の匂いというのは大抵がかなり刺激的で、我々の潜伏が露呈する可能性もある…
だから、ターゲットが盗品と現金を持ち出して取引を始めるまで、皆には肌を隠してひたすら我慢してもらうほかなかった。
結果、悪人どもを現行犯逮捕することには成功したが…何人かの隊員は熱中症で倒れ、回復までに長い時間がかかった。
💬想像しただけで苦しくなってきた…💬シュヴルーズは平気だったの?
辛いのは確かだ。だが、私も隊員たちも、もう慣れた。何せ…これもフォンテーヌ廷の市民の安寧を守るためだからな。私は隊長だぞ。この道のプロなのだ。
だが…はぁ、任務を果たすために負傷する特巡隊隊員は増え続けるばかりだ…
そろそろ執律庭に報告書を提出し、傷病手当の引き上げを要求しないとな。

💬一緒にお話ししない?(好感度4で開放)
💬一緒にお話ししない?
ああ。守秘義務があるから、具体的な事件の詳細を話すことはできないが…
ひとつ、特巡隊に関する物語を語ってやろう。
当時、我々特巡隊は一人の戦友を失ったばかりだった…彼は重要な任務を遂行した際、殉職したのだ。
私たちは彼のために葬儀を行い、すべての遺品を彼の家族に引き渡した。
ただし伝統に従って、彼の帽子だけは私たちが保管した。将来、彼の子孫が特巡隊に入ることになったとき、その帽子を授けられるように。
すべてが整い落ち着いた頃、ある日突然、勤め先の入り口に大勢の人が集まっているのを見た。私は誰かが騒ぎを起こしたのかと思い、ただちに状況を確認しに行ったんだ。
💬もしかして、殉職した隊員の子供が来たの?
その通りだ。子供はある隊員の袖を掴み、こう言った――「ごめんください。ぼくのパパを見ませんでしたか?」と。
その子は父親がどんな顔なのか説明できなかった…知っていたのは「背が高くて大きい」ということのみ。何度も父親の名前を繰り返す子供に、隊員たちはただただ、俯いて沈黙するばかりだった。
皆、知ってた…その子の父親は長期的な極秘任務にあたっていて、子供が生まれたばかりの時期は家に帰ることすらできなかったのだ。
しかし私たちは、戦友が秘密を守るため、家に一枚の写真すらも残していなかったとは露も知らなかった。
その子は自分の父親が「名誉特巡隊隊員」であることを母親から聞いたらしかった。
しかし、彼は「名誉」の意味も、ましてや「二度と帰らない」という言葉の意味も、まだ理解できなかった。
💬……
結局、私たちは子供を家まで送り、隊員たちはそれぞれ、彼にプレゼントを残した。
ある者は懐中時計を、ある者はペンを、そしてある者はバッジを。
💬君は?
あの子には、その本の主人公のように、いつか自分の意志で自分の人生を選択してほしい。
帽子を引き継ぐもよし、特巡隊から遠ざかってもよし…
ただ、願わくば…その時、彼が父親を誇りに思っていてくれればいいと思う。

💬何かやりたいことはある?(好感度7で開放)
💬何かやりたいことはある?
ここでのたまの息抜きは、私にとって得がたい時間だ。
やりたいこととは違うのだが…最近考えていたことがある。いくつか任務の手伝いを頼めないだろうか?お前の助けがあれば、悪党どももきっと大人しく縄につくだろう。
💬どこで戦えばいい?💬報酬はいくら?
確かに衝突も起きるかもしれないが――ずいぶんあっさりと返してきたな。暴力を振るうことに慣れてるのか?私は報酬を出し惜しみしたりしない。友人であるお前に、損はさせないぞ。
ああ、そう固くなるな。何も責めているわけではない。ちなみに、もし祝賀会の料理が口に合わなければ、一部の罪深き食べ物を喜んでお前に分け与えよう。
場合によっては、それは相手にも理解できる唯一の「言葉」となる…そう、私はつくづく思っている。
では、決まりだな?
💬具体的にどうすればいい?
潜入や監視が必要な任務を遂行するときは、この壷に潜伏しようと思ったのだが…
よくよく考えてみると、この壷を出入りするのは些か不便そうだ。いっそのこと、視点を変えて…私が壺を持って任務にあたり、お前には援軍として助太刀してもらうというのはどうだ?
💬…はい?
私が壺を叩いたら、お前はすぐに壺から飛び出して、武装した容疑者を制圧するんだ。
「不思議な壺を持った特巡隊隊長」――まるで童話にでも出てきそうな称号だな。これに決まりだ。
💬でも、この壷は渡せないから…
…そうか。それなら仕方ない。
では、お前に追加のトレーニングプランを組んでやろう。辛いとか、疲れたとか、弱音を吐くんじゃないぞ。

ギフトセット

ギフトセット「」
(準備中)

ギフトセット「」
(準備中)

服装

正義を貫く銃

シュヴルーズの衣装。デザイナーは伝統的な黒·白·赤の制服の配色をそのままに、アクセサリーを大量に取り付けた。しかし、あまりに重すぎたため、シュヴルーズ隊長による抗議がなされた。そして、最終的に皆に披露されたのが、金属の装飾を大量に取り除いたこのバージョンである。

登場ストーリー・エピソード

任務

(準備中)

他キャラクターからのコメント

フレミネからシュヴルーズさんはよくボーモント工房に行って、銃に使う高価な精密パーツを買ってるみたい。ぼくがもっとモラを稼げれば、ペールスに今より性能のいいパーツを買ってあげられるのに。
リオセスリから特巡隊に「世話」になった囚人は、基本大人しい。あの隊長さんのおかげだな。

メディア

(追記予定)

ギャラリー

(追記予定)

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