基本情報

熾鬣の獅子・ディシア
CV福原綾香
誕生日4月7日
所属エルマイト旅団
神の目
命ノ星座マンティコア座
スメールの砂漠を気の赴くままに渡り歩く傭兵集団「エルマイト旅団」のメンバー。屈強で勇敢な戦士。「エルマイト旅団」ではかなり名が通っている。

命ノ星座

第1重:煌めく皎潔の炎
第2重:燿く清砂の利刃
第3重:掠める熾炎の怒り
第4重:誓いし永遠の銘心
第5重:不縛なる至高の獅子
第6重:黄金を裂く焔爪

天賦

戦闘天賦
 通常攻撃・剣闘術・金砂塵
 熔鉄流獄 − この赤焔の試練を共に乗り越え、不浄を焼却しよう。燃え盛りし光の獣は、必ずや焚灼より降臨せん。
 炎哮獅子咬 − 変遷の炎も彼女の怒りに従い、鋭い牙や爪の形へと化する。
固有天賦
 惜しみなき扶翼
 至誠の尊崇
 陽の指す正道

オリジナル料理「熾金の鍋」(エルマイト鍋)

ディシアのオリジナル料理。見たところ代わり映えしない鍋の蓋を開ければ、中にはふわとろな肉塊が入っている。そして、そんな肉を口に入れると、酔いしれてしまいそうな香りに満たされる…どうやらディシアの料理の腕は、彼女の戦いの腕と同じで、百パーセント信頼できるものらしい。

好感度名刺「ディシア・浄焔」

名刺の飾り紋。
燃やされるべきものは灰燼に帰し、残されるべき大切なものがやがて姿を見せる。

ストーリー

キャラクター詳細

「エルマイト旅団」という言葉は特定の集団を指すものではなく、砂漠に生まれ、成人後は武力で生計を立てるすべての傭兵を指している。
この荒れ果てた世界において、人類はみな等しく、ちっぽけな存在だ。生きていくために人々は自ずとゆるく寄り集まって、まとまりがないながらも傭兵組織を形作る。
「エルマイト旅団」に属する者は数多くいるが、そのほとんどは黄砂に忘れ去られてしまう。人々の記憶に爪痕を残せるのは、ディシアのようなごく一部の逸材たちだけだ。
勇猛でたけだけしい「熾鬣の獅子」、ディシア――獅子は彼女の力を象徴し、熾鬣は彼女の熱き性格を代弁する。
もし護衛として傭兵を雇いたいのであれば、ディシアを検討してみるといいだろう。けっして値段は安くないが、彼女の能力はその価値に見合うものだ。
キャラバン宿駅の路上で自画自賛に溺れるズル賢い傭兵や、力ばかりが取り柄の新人と比べれば、ディシアは遥かに思慮深く、頼りにできる存在だ。
さて、話はここまでにしよう。彼女の雇い主になりたければ、できるだけ早く決断することだ。ディシアを雇いたい者の数と言えば、長蛇の列ができるほどなのだ。出遅れれば、機会はないと思ったほうがいいだろう。

キャラクターストーリー1

(好感度2で解放)
ディシアを含むすべての砂漠の民は、生まれた時から砂漠を理解することを学ぶ。
空の青は果てしなく続き、どこまでも終わらない。金色の砂丘は天と地の境まで、止め処なく延び広がる――そのような環境の中を生きる人間は常に、己がいかに小さいか、実感せざるを得ないだろう。
砂原の風景を見慣れている者でさえ、折につけ自然の雄大さに震慄し、足元の砂に口づけしたくなってしまうのだ。
軟弱な心はこの地に恐れをなす。ゆえに、この広大な砂海を思うがままに駆け巡ることができるのは、屈強な魂のみである。
そして砂漠の民の中で最も勇敢であり、過酷な環境をも厭わず風砂の中を疾駆し続ける者たちこそ、「エルマイト旅団」の傭兵だ。
だが、そのような暮らしは決して楽なものではない。そのため傭兵たちにとって、互いに助け合いができる関係というのはとても貴重であり、その重みは血縁に勝るとも劣らないのだ。
ディシアが幼かった頃、彼女の「家族」は父親と、彼の傭兵団の成員たちであった。
ディシアが一人前に成長した頃、彼女の家は自らが所属する「熾光の猟獣」になり、傭兵団の成員たちが彼女の新たな「家族」になった。
共に長く戦えば、互いに絆が生まれる。すると、視線を交わしたり頷いたりするだけで、互いの考えを即座に理解できるようになる。
だからこそ、雇い主からの依頼をこなすために、砂漠を離れて雨林へと遠出した一時、皆と夜に営火を囲んで歌った歌をディシアは懐かしんだ。
どこにいようと、彼女は砂漠の娘なのである。

キャラクターストーリー2

(好感度3で解放)
個体差を考慮しないという前提で言えば、一般的に女性の身体的能力は男性にやや劣ると言われている。
ディシアは、生まれつき力がとても強いというわけではない。それでも傭兵たちが彼女を深く認めているのには、当然ながら理由があるのだ。
まず、彼女の力は傭兵集団の中で一番とはいかないものの、充分に強い。
この点に疑問を抱くのであれば、彼女の大剣を持ち上げてみるといい。あれほど重い武器を振り回すには、ある程度の膂力が不可欠だ。
次に、彼女は豊富な戦闘ノウハウの持ち主だということである。大剣のように鈍重な武器を扱うとき、必然的に敏捷性の一部が犠牲になってしまうのは万人の知る所だろう。機動性に優れた相手と戦闘する際、一撃で仕留められなければ、重い武器は戦士の不利な要素になってしまう。そんなとき、彼女は並外れた観察力と戦闘テクニックを用いて相手に対処しなければならない。
時には武器を置いて拳で戦い、時には武器を投げつけて今にも消えそうなチャンスを掴み取る。具体的にどう対処するかは、すべて戦況次第だ。
そんな彼女は戦闘以外についても、砂漠におけるサバイバル術を数多く心得ている。
砂漠の傭兵たちが受ける主な依頼には、略奪を防ぐための護衛や、砂漠の危険生物の駆逐、気象災害から逃れる雇い主のサポートなどがある。
時にはガイドとなって、キャラバンや冒険者、学者たちのために道を探すこともある。
驚いたサソリの群れに対する処置も、敏捷な鷲たちに付きまとわれないよう避けるコツも、盗賊に遭遇した際に衝突を最小限に抑える交渉法も――ディシアはすべて知っている。
実際の需要に応じて問題を速やかに解決することこそ、雇い主にとっては最も重要なこと。雇い主の間でよい評判を得たいのであれば、戦闘以外にも色々とスキルを身につける必要があるのだ。
たとえ何百人、何千人という敵を倒すことができたとしても、黄砂においては、その意味に限界がある。ひとたび天地を覆う大砂嵐が吹き荒れれば、戦士たちはみな砂礫の下に埋もれてしまうからだ。
真に聡明な傭兵は、戦うべき時と退くべき時を把握している。戦闘の中で目的を達成すると同時に、己も守る――これぞ、上策と言えよう。

キャラクターストーリー3

(好感度4で解放)
ディシアが自らの実力で「エルマイト旅団」における評判を高めていった頃、旅団の成員たちも皆、それを誇らしく思っていた。そんなある日のこと。偶然にも全員が揃った場で、普段から騒がしくヤジを飛ばすのが好きだった何人かの仲間たちが、「世に響き渡るようなあだ名」をディシアに付けたいと言い出した。
今後、ディシアが相手を打ち負かす度に、そのあだ名を掲げよう。だから、カッコいいだけじゃなく、口にするだけで鳥肌が立つようなものにしないといけない。
通りすがりの商人が聞いただけで逃げ出すような、凶暴で恐ろしい、血腥さに満ちた名前にするべきだ。一番年若いメンバーたちが、乗りに乗った様子でそうはしゃぐ。
その頃ディシアはすでに、右も左も分からぬ新人傭兵ではなかったので、他人が自分に抱く恐れや尊敬が、一つの名前に収まることはないことも知っていた。ただ、皆が楽しそうにその事で暇をつぶしていたから、ディシアも意見しなかったのだ。
皆が出していく、くだらない、おかしなアイデアの数々に、ディシアも思わず大笑いしてしまう。その雰囲気はまるで、幼い頃に父親から物語を聞いていたときのようだった。当時、父はいつもメンバーたちを集めて、英雄譚や乱闘の芝居で皆を楽しませていた。これといった目的もなく、ただ、寂しい砂漠の夜を盛り上げるために。
せっかく楽しい雰囲気だったのに、あのだらしないクソオヤジのことを思い出しちまうなんて…ディシアは興ざめに思って、誰にも気づかれないようにそっと口をゆがめた。
その夜、ディシアは「砂漠第一」や「血腥大剣」といった、面白いだけで何の迫力もない名前を立て続けに断った。――そろそろお開きにしよう…所詮、あだ名なんてある意味、別称に過ぎないんだ。砂漠のやり手っていうのは、何も虚名なんかで生計を立ててるわけじゃない――ディシアはそう思った。
その時、とある年配の傭兵が話に加わった。彼はまず皆の趣味の悪さを鼻で笑ってから、こう問いかけた――「獅子の伝説を、聞いたことはあるか?」
もちろんディシアはそれを耳にしたことがあった。古臭い物語ならば、幼い頃、父から耳にたこができるほど聞かされてきたのだ。一度は父に関するすべてを忘れようともしたが、脳裏に深く刻まれた記憶をかき消すことは困難だった。
そうしてディシアが少しばかり気を散らしていた間に、なんと仲間たちは、すでに「世に響き渡るようなあだ名」を思いついていた――「熾鬣の獅子」。
ディシアは獅子の伝説から連想してしまうあの人物のことが嫌いだった。そのため、その称号を受け入れるつもりもなく、断りの返事が今にも喉まで出かかった。しかし同時に、そんな些細なことで善意を無下にするのは、些か度量に欠けるとも思った。
もう自分とは関係のない人間を思い出したくないというだけで、その人物と関わりのあるすべてを避けなければならないものだろうか?いや、そんな必要はない。まして、あれらの物語がディシアにもたらした温もりは、紛れもなく本物だ。そのおかげでディシアは、世界へ向けて足を踏み出し、自らの目で見て、感じることができているのだから。彼女の体感したすべてに、偽りはない。
ならば、こうしよう――「熾鬣の獅子」か。なかなか悪くない名じゃないか。

キャラクターストーリー4

(好感度5で解放)
ディシアは美しい。彼女を知る者ならば、誰もがそれを認めるだろう。
息を呑むようなアイスブルーの瞳、日の光を反射して煌めく飴色の肌、そして彼女の軽快な歩調に合わせて颯爽と揺れる、黒と金色の髪――すべて、彼女が持つものだ。
砂漠の民にとって、綺麗でたくましい女性は生命力の象徴であり、賞賛されるべき存在だ。
ディシアも、自らの美しさをとても大切にしている。周囲の環境が許す限り、機を見つけては風呂に入り、汗の匂いがしないよう心掛けている。そして、暇さえあれば市場まで身の回りのものを買いに行くのだが、そんなときには必ず、パウダーアイライナーやフェイスパウダーをはじめとした化粧品を買って備えておく。彼女は毎日化粧をする習慣があるため、そういった消耗品はすぐになくなってしまうのだ。
傭兵は比較的荒っぽい集団だ。暴力に慣れ切っており、自らを着飾ることに気を遣うことはあまりない。そんな集団の中で、ディシアのそういった習慣は些か目立ってしまう。中には仲間から理解を得られず、なぜそれらにこだわるのかと聞かれることもあった。
なぜかって…他に何がある?砂漠の男どもは往々にしてひどい臭いなのだ。靴を脱いだときの匂いなど、意識が飛んでしまうほどだ。
十日から半月も洗っていない足、むせ返るような酒臭さを漂わせる口、それらを併せ持つ汗まみれの男。部屋の空気を濁すには十分だ。
そんな者たちが山ほどいる光景を想像できるだろうか…ディシアのような強者でさえも、彼らに近づこうとは思わないだろう。
見た目に気を遣わない仲間たちと自分を区別するため、雇い主に良い印象を与えるため、そして自らが常に美しくあるために、ディシアは多くの習慣を頑なに続けているのだ。
精一杯たくさん稼いだモラの一部を使って、自分へのご褒美に装飾品や化粧品を購うのは、至極当然のことである。
武器、敵、ビジネスといった、疲弊するものに囲まれた毎日の中で、それらのちょっとした繊細さとやさしさのみが、張り詰めた弦を緩めさせてくれるからこそ、彼女は柔らかな気持ちで未来の生活に期待できる。
ディシアは確かにとても強い傭兵だ。だが傭兵である前に、彼女はとても美しく、何ものにも縛られない一人の女性でもあるのだ。

キャラクターストーリー5

(好感度6で解放)
一度砂漠を離れれば二度と帰らない者たちとは違い、ディシアは常に自分が砂漠の出身であることを誇りに思っている。しかし、この生まれが彼女に多くの不便をもたらしたことも事実だ。
彼女は多くの「エルマイト旅団」の傭兵と同じように、系統立てられた教育を受けたことがなく、武力と砂漠で生き残るための知識を除けば、複雑な技術を何一つ持たない。
それが砂漠の民の限界であることを、ディシアはよく理解している。彼らの精神力と求知心は、とっくの昔に強風と熱砂に蝕まれてしまったのだ。もしもディシアが、知恵によって作られた教令院の創造物を見ていなかったら、モンド産の美酒を味わったことがなかったら、璃月で造られた精巧な器やフォンテーヌ人の機械技術に出会ったことがなかったら…おそらく彼女もこのような生活における限界というものを、深く認識することはできなかっただろう。
こと勇敢さにおいて、荒々しく勇ましい砂漠の民に、雨林の民は敵わない。忍耐においても、風蝕地をボロボロに傷つけるほどの強風が吹き荒れる中で、一代また一代と生活を営んできた砂漠の民の頑強さは、山や石にも勝ると言えよう。
しかし、視界の先にあるものを見据えることができなければ、砂漠の民は永遠に砂の中を手探りで歩むしかない。
稼いだモラを美酒や美食に使えば、僅かな財も簡単に食いつぶされて、乾いた砂に落ちるように消えてゆく。変化を追い求めることの重要さを知る、ごく一部の聡明な者でさえ、より良い生活を手に入れた途端、古く老いた砂漠のことは忘れて、己のことしか考えなくなる。
「どうしてもっと優れた、賢い人間になろうとしない?どうしてあたしたちは、命懸けで力を尽くすことでしか、マシな生活を手に入れられないんだ?」――
砂原は彼らを育むと同時に、彼らを制限してきた。砂漠の民がこの制限から解放されることこそ、ディシアの願いなのである。今も彼女は、この先どうすべきかについて考え続けている。
どこまでやれるかは、個人の意志だけでどうにかできるものではなく、ディシアもそれをよく理解している。だがそれでも、彼女は機会を見つけては砂の中へと希望を送り、そこに生きる人々のために尽くそうとする。
彼女は、己の帰るべき場所が黄砂であることをけっして忘れない。

獅子の物語

(マンティコアの章第一幕クリア/好感度4で解放)
クセラによれば、ひとたび獅子が吠えれば、烈日さえも震えるらしい。
幼いディシアは本物の獅子を見たことがなく、彼の話にはすべて耳を傾けた。
烈日が如何にして大地を焼き、泥を粉末と化したか、クセラは生き生きと幼いディシアに話して聞かせた。地表の空気は灼熱の太陽によって歪み、獅子は燃えるように熱い地を駆ける。雄叫びをあげながら追いかけて来る獅子に、太陽ですら為す術はなく、やがて姿を消してしまう。
獅子とは、それほどまでに強大な動物なのだ。
幼いディシアはそれを聞いて、夜のキャンプに灯された焚き火よりも明るく瞳を輝かせた。
「そうだな…」、クセラは辺りを見渡し、やせ細ったメンバーを捕まえて例をあげる。「こいつみたいな体格のやつなら、獅子一頭だけで、十人は相手にできるだろう。」
「じゃあクセラは?クセラは獅子に勝てる?」
「どうだろうな…だがおれにはテクニックがある。たぶん勝てるかもな。」そう言った彼はとても真面目ぶった表情で、ホラを吹いている気配はまったくなかった。
「獅子が突っ込んできたら、こうして…一瞬でしゃがみ込んで、そいつの体の下に潜り込むんだ。そして…ナイフで腹を掻っ捌く、それでおしまいさ。」
話だけでは飽き足らず、クセラは成員の一人に獅子を演じさせ、獅子を仕留めるところをディシアに見せた。しかし、皆演技が下手すぎて、獅子の咆哮にも勢いがないどころか、まるで犬の鳴き声のようだった。
しかし幼いディシアは驚かなかった。クセラとはそういう人なのだから、彼の話をすべて真に受ける必要はない。もしそんなことをすれば、損をするのはこちらなのだから。こんな時は、彼と一緒に笑えばいい。
ただ、獅子の物語は確かに、彼女の心に爪跡を残したのであった。
そして、長い年月が過ぎた。仲間たちと「世に響き渡るあだ名」を決めていたとき、ディシアは獅子と聞いて、その古い物語とそれを演じたクセラのことを思い出した。
しかし当時のディシアは既に父と縁を切っており、和やかな気持ちでその記憶を振り返ることはできなかった。
今になって、ようやくクセラの思いを理解したディシアであったが、故人はすでに、永遠の夢の世界へと逝ってしまった。
これは、彼女の人生における取り返しのつかない後悔だ。だが、良いほうに考えよう…砂漠で暮らしていくには、何事も良いほうに考えなくてはならないのだから。――今、彼女は父から聞いた物語を素直に、そして満足げに話すことができるようになった。
幼い頃の記憶を思い返すたび、ディシアはふいに目を輝かせる…まるで夜のキャンプに燃えていた、あの焚き火のように。
彼女は真の獅子となり、クセラの語った物語は、彼女の中で生き続けるのだ。

神の目

(マンティコアの章第一幕クリア/好感度6で解放)
実は、ディシアはこの「神の目」をいつ手に入れたのか、よく覚えていない。おそらくは、独立して間もない頃のことだろう。
当時、彼女が毎日考えていたことはただ一つ――強くなることだ。
彼女は傭兵である。実力が足りなければ、十分な数の依頼を受けることはできない。そうなればモラは稼げず、食事にもありつけないのだ。
そんな節目の時期に、「神の目」は降臨した。当時のディシアは金に困っており、それを売り飛ばすことさえ考えた。
この光り輝く装飾品は、神の恩恵を受けている証明なのだと人々は言う。しかしディシアはこう思った――どうせくれるなら、目先の報酬を得るのにも役立たないこんなガラクタよりも、毎日モラをくれたほうがマシだった、と。
確かに神の目は元素力を操るのに役立つが、真に戦闘の勝敗を決めるのは、戦闘テクニック、判断力、策略、そして身体能力といったことなのである。
傭兵の歴史には、神の目を持たずして、努力のみで強者になった有名な戦士が山ほどいる。
ディシアには分かっているのだ。もし神の目を持っているというだけで、己が神の眼差しをも受けられる存在なのだと勘違いし、思考を止めて目の前のものを大切にしなくなれば…敵にやられるよりも先に、過酷な砂漠がその代価を支払わせるのだ、と。
後に彼女が経験した出来事は、神の力にも限界があるということをさらに証明するものであった。偉大な力と偉大な知恵を持っていたとしても、神は束縛を受けることがあるのだ。
ディシアは自身の神の目を気に入っているが、その眼差しだけで神の狂信的な信徒になることはあり得ない。
彼女は武器を振るって生き残る傭兵であり、そういう者が最も信頼するのは、今までにくぐり抜けてきた無数の戦いで流した、汗水のみなのである。

メール

誕生日(2023年)

よっ!当ててみようか…
送信者:ディシア
時間:2023-04-07
よう、最近はどうしてたんだ?あんたのことだから、まだ旅をしてるんだろ?
今日はあたしの誕生日だからさ、アアル村で祝ってもらうことになってるんだ。あんたもそこに招待したいなって思ってるんだけど、どうだ?
去年は、誕生日を砂漠で過ごしてたんだ。駄獣の背中で目覚めたあたしは太陽を見ながらこう考えた――また一つ年を取ったからには、もっと強い自分にならなくっちゃってさ。
でもその後、そんなに自分に要求しなくてもいいんじゃないかって思うようになったんだ。誕生日ってのは記念のためにあるものなんだから、楽しく過ごすのが一番だろ?
そんで、友達に意見を聞いてみたら、ドニアザードとキャンディスが美味いものを食って、枕投げをやりたいって言うもんだから、そうすることにしたんだ。
そうだ、それと…セタレのことはまだ覚えてるか?あの女学者のことさ!あいつも最近よくあたしたちと集まったりしてるから、誕生日にも参加してくれるんじゃないかな。
とにかく、アアル村であんたを待ってるからな、約束だぜ!

追伸。誰かは知らないが、「枕投げ用の枕の中には米を入れないと思う存分楽しめない」ってキャンディスに入れ知恵したやつがいたみたいだ…だけどあいつの米は全部没収しておいたから、安心していいぞ。
添付アイテム:米×2、赤念の実×10、熾金の鍋(オリジナル料理)

ボイス

対話

初めまして…あたしはディシア、あんたの雇いたがってた傭兵だ。さて、どんな依頼があるんだ?ケンカか?それとも護送か?言ってくれればどんなことでもやるぜ。
世間話・傭兵傭兵としてのモットー?ハハッ、簡単な話さ…より多く金を出したやつのために仕事をするんだ。
世間話・砂漠砂漠ってのは付き合いにくい相手だが、少なくとも公明正大だ。危険や挑戦はすべて目に見えるようにしてくれてる。
世間話・あたしらあたしらは砂漠に慣れちゃいるが…それでもいつかは風砂とおさらばして、どこかのオアシスで楽しく暮らせる日が来ることを願ってるよ。
雨の日…傭兵団のご老人から聞いたんだが…砂漠にもたまには雨が降るんだってな。しかも、ここより遥かに激しいらしいぜ。
雷の日…雷の音、結構大きいな…色んな音をかき消してくれそうだ。
雪の日…うぅ…ここは夜の砂漠よりも寒いぜ…
晴れの日…いい天気だ。今ある仕事がもう少し楽だったらもっとよかったんだが。
暴風の日…風が出てきたな…野営地は風下に作った方が安全だろう。
砂漠にいる時…しっかりあたしについて来いよ。砂漠は誰が相手でも手加減してくれないからな。
おはよう…元気そうじゃないか。だったら、さっさと拠点を発とうぜ。
こんにちは…もう昼か…いい場所があったら、すぐにかまどを設けて料理をするとしようか。
こんばんは…こんな遅くまで仕事か?あたしら傭兵よりも大変そうだな。
おやすみ…もう夜も遅い。今晩の見回りはあたしに任せて、あんたは早く休みな。
ディシア自身について・エルマイト旅団エルマイト旅団なんてのはただの「肩書き」さ。スメールの傭兵なら誰だって「エルマイト旅団」の一員を自称できる。中にはそれを利用して外から来たやつを騙す傭兵だっているんだ…ふん、おかげで、今や「エルマイト旅団」の名はますます嫌われちまってる。
ディシア自身について・オヤジ
(マンティコアの章第一幕クリア/好感度4で解放)
…クセラか…だらしなくて、そのくせ気取るのが好きな傭兵だったよ。砂漠の中から救ってくれて、持てる全てをあたしにくれたんだ。…あいつのおかげで、あたしは今のあたしにまで成長できた。
偉大なる実績について…
(マンティコアの章第一幕クリアで解放)
最近、存分に腕を振るってるみたいじゃないか。うちの傭兵団でも、あんたの実績について話してるやつが結構いるんだぜ。中には、あんたを紹介してくれないかって聞いてくるやつらまでいるほどさ。
戦友について…
(魔神三章五幕クリア/好感度6で解放)
友達?うーん…あたしたちは色んなことを一緒に経験して、色んな戦いを一緒に駆け抜けてきた。この関係を「友達」なんて言葉で表すのは、なんだか軽い気がしないか。そうだな…「戦友」ってのはどうだ?こういうのは、共に肩を並べて戦った中でしか生まれない、最も揺るがない関係なんだ。
「神の目」について…
(マンティコアの章第一幕クリア/好感度4で解放)
「神の目」があたしに何をもたらしたか…って?あー…正直、戦闘が便利になるっていうのよりも、より多くの傭兵が評判を聞いて「熾光の猟獣」に加入しに来てくれるって点で役立ってるかな…
シェアしたいこと…
(マンティコアの章第一幕クリアで解放)
デーツって知ってるか?小さい頃、あれが大好きだったんだ。ただ、オヤジはデーツの剥き方をまったく知らなくてさ、ナイフで適当に刺しまくったりしてたよ。おかげで中の果肉はめちゃくちゃになって、とても食えたもんじゃなかった。最後には果肉をはぎ取って牛乳に入れて、やっとのことでお粥にして食ってたんだ。でも、たまに――そのお粥の味と…デーツ一つ剥くのにすらあたふたしてたオヤジのことが、恋しくなるよ…
興味のあること…一部の人の目には、残骸を食らう赤鷲が死と災厄をもたらす生き物のように映るらしい。でもあたしからすれば、こういう砂海の上を飛ぶ鷲たちは、限りなく凄まじい生命力を持ってる存在だ。…鷲たちが空から見下ろすとき、大赤砂海は一体どんな風に見えてるんだろうな。
ティナリについて…
(好感度4で解放)
ハハハッ、実は昔、もうちょっとでそのレンジャー長と一緒に仕事をするところだったんだぜ。他のやつからの紹介だったんだが、砂漠に入るためのガイドをすることになってな。でもその後、なぜかその仕事は取り止めになったんだ。確か…そのレンジャー長がどうしても暑さに耐えられなかったとかで…ん?それとも他の原因だったか…
クラクサナリデビについて…
(魔神三章五幕クリア/好感度4で解放)
ふん、あたしはこないだまで、教令院ではせいぜい私利私欲にまみれたハイエナ共がこそこそ動いてる程度だと思ってた。だがまさかそれ以外にも…恩を仇で返す欲にまみれたクズどもまでいたとはな。あたしからすりゃ、クラクサナリデビは…慈悲深すぎる。あんな獣以下の存在、骨まで粉々にしてやったってまだ足りないくらいだ!それをあのまま森で生かしておくなんて、いくら何でもやつらにとって都合が良すぎる。
キャンディスについて…
(魔神三章五幕クリア/好感度4で解放)
キャンディスか?あいつは他に欠点なんかないが、唯一…性格が駄獣と同じくらい強情なんだ。何回も言ったんだぜ?そんなに張り詰めてないで、たまには休みをとってスメールシティを回ってみたり、綺麗な服や装飾品でも買ったりしたほうがいいんじゃないかってな…でも、その度に村が心配だからって断られるんだ。はぁ、これ以上言ってもダメなら、今度あたしが代わりに村を守って、旅団の娘たちにキャンディスをシティへ連れ出してもらうか…
アルハイゼンについて…
(魔神三章五幕クリア/好感度4で解放)
昔、教令院に勤めないかってあいつに誘われたことがある。けどあたしは断ったんだ…あんな淀んだたまり水みたいな生活、ごめんだからな。だがまあ、あの書記官の遠回しで皮肉っぽい喋り方は…あたしの教令院の学者に対する印象にドンピシャだったよ…コホンッ…
セノについて…
(好感度4で解放)
あの「大マハマトラ」のことか?いつも厳格で素早い、腕の立つやつさ。一部の物事に対する処理の仕方は、あたしの好みにもかなり合ってる。
ニィロウについて…
(魔神三章五幕クリア/好感度4で解放)
あの件が解決してから、ニィロウはより自由に踊れるようになったはずだ。そういやこの間ニィロウが、使ってるフェイスパウダーをあたしにも一つくれるって言ってくれたんだが、あたしはしょっちゅう外出してるから、とりあえずキャンディスのところに届けてもらったんだ。うん…そろそろ時間を見つけて取りに行かないとだな…
ドリーについて…
(好感度4で解放)
あの商人か…何でも売ってるって聞くぜ。ただ、値段はちょっと高いみたいだけどな?ハハハッ、あたしも会ってみたいよ。何しろ…傭兵稼業に必要なものの中には、市場で金をはたいても買えないものがあるからな。
レイラについて…
(好感度4で解放)
あのいつもウトウトしてる女の子だろ、印象あるぜ。前に、砂漠の辺境にあるオアシスで会ったことがある。たしか教令院の何かの隊と一緒に天体観測に来てたみたいだったけど、あたしもあの時はあまり気に留めてなくてな…ん、何?キャンディス…星空の使者…?なんだそのデタラメな話は?そいつ、寝ぼけてたんじゃないのか…?
ディシアを知る・1あたしは小さい頃から傭兵団で暮らしてた。おもちゃは木でできたナイフや剣、知り合いは傭兵か傭兵を目指すやつばかり。食事をするのに使う木製のお椀でさえ、団員がナイフで削って作った代物だった…そんな環境で育って、傭兵にならないほうがおかしいだろ。そう思わないか?
ディシアを知る・2
(好感度3で解放)
あたしがどこの人間かだって?さあ、あたしも知らないな。そんなこと、考えたこともなかったよ。強いて言うなら…ずっと砂漠で生活してるから、「砂漠側」の人間って言えるかもな。
ディシアを知る・3
(好感度4で解放)
傭兵の仕事は決して簡単じゃない。依頼の難易度は言うまでもないが、それ以上に難しいことがある――依頼を完了した後、如何にして迅速に雇い主に金を払ってもらうかってことだ。その点で言えば、一番速いのは教令院で、次に来るのは冒険者協会だな。一番遅いのは、貨物貿易をやる商人だ。あいつらはいつも、資金がまだ回ってるから今はあまり現金が出せない、なんて言ってあたしを待たせるんだ。チッ、金が出せないって…じゃあ、荷車にある貨物はどこから来たんだっつの。
ディシアを知る・4
(魔神三章五幕クリア/好感度5で解放)
あの件の後、教令院のあたしたちに対する態度にも変化があったんだ。聞くところによると、砂漠の民を支援するって条項がたくさん導入されたらしい。コホンッ、あの書類の山はあたしには理解できないが…ただ、「防砂壁」がこれからは風砂だけを遮り、希望を阻まない存在になることを祈るよ。
ディシアを知る・5
(好感度6で解放)
傭兵の多くは、名を上げることを目標にしてる。そういうやつらはいつも難しい依頼を引き受けて、富と名声を得ようとしてるんだ。運良く生き残って伝説となるやつもいれば、無名のまま砂漠に消えてくやつもいる。でも、あたしはそんな「大それた」野望は持ってない。周りの人たちが安心して暮らせるよう守ることができたら、それだけで十分なんだ。その上で金も稼げたらもっといいってだけの話さ。ハハハッ。
ディシアの趣味…時間があるときは、「メイクボックス」の手入れをするのが一番好きなんだ。フェイスパウダーもメイクブラシも、あたしが高値で買ったやつばっかりなんだぜ。見てくれよ、この粉の質感、すっごく繊細だろ!汗をかいても、雨に濡れても、全然化粧が崩れないんだ…ふふん、やっぱ高いだけあって質も良いってもんだぜ。
ディシアの悩み…
(マンティコアの章第一幕クリアで解放)
まだいくつか決済の終わってない依頼があることと…それから、何人かの仲間が任務の時にヘマをやっちまったこと…はぁ、あたしは旅団のボスってわけじゃないのに、なんでこんなことに心を煩わせなきゃいけねぇんだ…
好きな食べ物…もちろん「ナツメヤシキャンディ」だ。持ち歩きに便利だし、味もいい。
嫌いな食べ物…苦いものは絶対に食わせないでくれ。あたしには耐えられない…
贈り物を受け取る・1本当にいい味だぜ!これ以上食ったら、もう携行食なんか食えなくなっちまうかもしれないな。
贈り物を受け取る・2うーん…携行食だと思って食えば…悪くない味だ。
贈り物を受け取る・3少なくとも…腹は満たせる。安全に腹を満たせるなら、それだけでいい食べ物ってもんさ!ハハハ…
誕生日…誕生日おめでとう!ポケットを探ってみろよ、プレゼントが入ってるからさ。どうやったのかって?傭兵のちょっとした持ち芸さ。そんなことより、ランバド酒場にいい席を予約したんだ、早く行こうぜ…ん?安心しろ、旅団の他のやつらは呼んでないから。あいつらが来たって、騒がしく野次を飛ばしてくるだけだろうしな。せっかくの誕生日なんだ、付き合うのはあたしだけでいいだろ?…コホンッ、ほら、さっさと行くぞ。
突破した感想・起へえ?本当に力が成長してる…
突破した感想・承悪くない感じだ。前よりも力強く剣を振れるぜ。
突破した感想・転この力…今すぐにでも試してみたい。いっそ、あたしたちで勝負してみないか?
突破した感想・結あたしもまだこんな成長を遂げられるなんてな…あんたのおかげだ。何か依頼はないか?どんな依頼でも、あんたの口から言ってくれれば、付き合うぜ。

アクション

元素スキル・1やるか!
元素スキル・2手加減ナシだぜ。
元素スキル・3行くぞ!
元素爆発・1耐えられるかな?
元素爆発・2ここであんたを潰す!
元素爆発・3歯ぁ食いしばれよ!
宝箱を開ける・1おぉ〜予想外の収穫だな…
宝箱を開ける・2ハハッ、悪くない。
宝箱を開ける・3いい値段で売れそうだ。
HP低下・1ふん…やるじゃねぇか。
HP低下・2そろそろ本気を出すか。
HP低下・3上等だ。
仲間HP低下・1落ち着け。慌てるな!
仲間HP低下・2下がれ、あたしが行く!
戦闘不能・1こいつは…まずいな…
戦闘不能・2油断…しちまった…
戦闘不能・3傭兵の…宿命か…
ダメージを受ける・1ちょこまかと…!
重ダメージを受ける・1なかなかだな…
チーム加入・1あんたに従おう。
チーム加入・2何か依頼があるのか?
チーム加入・3さて、仕事を始めるか。

壺洞天

対面中よさげな依頼か?
退屈だぜ…
遠方砂漠…
武器の手入れを…
メイクボックス…
酒場で息抜き…
傭兵…

対話

この場所は快適だけど、やることがあんまり無いな。ちょっとばかし退屈だぜ…
おや?ようやくお出ましか。何かいい依頼はあったか?
日中限定夜間限定
💬おはよう、ディシア。💬おやすみ、ディシア。
見た感じ、あんたも元気そうだな。ここの環境は確かにいい。昨夜はよく眠れたよ。休むのか?あぁ、安心して寝るといい。あたしは周囲の様子を見に行ってこよう。
それどころか、何かの物音で起こされることもなく、自然に目が覚めた…実を言うと、まだちょっと慣れてないんだ。あんたの見解では、この壺は絶対に安全だって話だったが…それでも見張りも立たせずに寝るってのは、あたしにとっては少し不安だ。

💬もうここには慣れた?(初期開放)
💬もうここには慣れた?
ハハハ、ここは砂漠よりよっぽどマシだからな。急に暑くなったり寒くなったりしないし、砂嵐や強風もない…
地面から突然魔物が飛び出してくることもなければ、いつも空から食べ物を狙ってくる赤鷲がいるわけでもない。
💬砂漠で生きるって大変だね…!
もし砂漠で生き残りたいのなら、こういった問題は解決しなきゃいけないもんだ。
それだけじゃない、悪意のある人間にも注意しなきゃいけないしな…
おっと、なんで眉をひそめてるんだ?もしかして怖がらせちまったか?
安心しな、あんたにはあたしっていう助っ人がいる。今後砂漠に用事があるなら、あたしを呼んでくれ。全部あたしに任せてくれればいい。

💬一緒にお話ししない?(好感度4で開放)
💬一緒にお話ししない?
あぁ、ちょうど退屈してたところだ。
砂漠に、ある種の「湧泉」みたいなものがあるのを知っているか?
💬ソベクオアシスみたいな泉のこと?
うーん、ちょっと違うんだ。
こういった「湧泉」は一般的に砂漠の奥に出現し、いくつかの怪しい伝説によれば、それはアフマルの恩恵だとか言われてる。
かの民が砂漠に取り残された時、アフマルは地下の水源を地表に溢れさせ、喉の渇きを癒やすためにこうした泉を形成するよう命じた…
だけど、こういった見解はあくまで伝説にすぎない。
「湧泉」の水源はたしかに砂漠の底にある地下水だが、そういうところの水は渋くて苦い。喉の渇きを癒すどころか、口に入れることすらできやしないんだ。
そして、こうした「湧泉」は通常、時間が経つと風で砂に埋もれてしまって、目印としての役割すら果たせない。
💬なら、その泉に使い道はないの?💬ただ眺めることしかできないんじゃ…
そういうことだな。あたしは以前、冒険者協会が実際に「湧泉」に関する依頼を一回だけ受けたと聞いたことがある。
依頼の具体的な内容は…スメールを訪れた外国人たちが、砂漠のそうした「湧泉」を見に行きたがったというものだった。
そこで冒険者協会は、比較的経験豊富な冒険者たちを選んで、砂漠を進むうえでの護衛とした。
それ以降…冒険者協会は同じような依頼を二度と受けなくなったらしい。

💬何かやりたいことはある?(好感度7で開放)
💬何かやりたいことはある?
ここでか?うーん、しばらくは特にやりたいことも思いつかないな…
強いて言えば、まずはこの場所を回ってみたいかな。
壺なんてものに入ったのはこれが初めてだが、そのことを他の人に言っても、誰も信じてくれないだろう。
💬普段休みの時は何をしているの?
それはもちろん武器の手入れをして、次に解決すべき依頼を確認することだ。それから、時間を見つけて睡眠を取ることもな。
そうでなければ…せいぜいシティの酒場で何杯か飲んで、息抜きするくらいかな。自分で言うのもなんだが、そもそもあたしは長いこと暇になったためしがなくてな。
💬本当にお疲れ様…💬本当に大変だ…
生きていくためにはそうしなきゃならないし、人がそれぞれ違う重荷を背負ってるのはしょうがない。
特に傭兵の仕事ってのは、往々にして依頼がまだ終わっていないうちから、次の依頼を探しに行く。
この稼業で飯を食ってる人間は大勢いるわけだからな、仕事を疎かにすれば、次が最後の食事になるってわけだ。
ハハハ、まあいいんだ、こんな話はやめようぜ。せっかくあんたのおかげで暇ができたんだから、くつろげる時間を無駄にしたくない。
じゃあ、あたしを連れて辺りを案内してくれないか?この壺に住んでる他のやつを紹介してくれよ。
特にあの…マルって呼ばれてる鳥、見たところあいつも壺を持ってるよな…?

ギフトセット

ギフトセット「最高の芳醇」
(準備中)

ギフトセット「旅団陣形の雄姿」
(準備中)

服装

獅子と赤陽

ディシアの衣装。獅子が吼えれば、烈日でさえ震えるという。ディシアはもうそのような話を信じる歳を過ぎたが、それでも彼女は砂原に沈んでいく夕日を見つめ、幼い頃の物語とそれを語ってくれた人を思い出すのだ。

登場ストーリー・エピソード

任務

(準備中)

他キャラクターからのコメント

アルハイゼンから
(魔神三章五幕クリア後)
極めて有能で、エルマイト旅団に置いておくには惜しい人物だ。彼女が俺の申し出を受け入れてくれたらよかったんだが。教令院に彼女のような助っ人がいれば、俺たちの仕事はもっと楽になる。だが、彼女は安穏とした生活には興味がないらしい。それは俺も理解できる、とはいえ残念だ。
キャンディスからディシアは、エルマイト旅団の人を連れてアアル村に宿泊する時、いつも下の者たちの行動を抑えてくれます、まあ…手間を省かせてくれるということですね。ディシアは…ふふっ、大雑把で勢い任せのように思えますが、ああ見えてとっても可愛いんですよ。
ティナリから
(魔神三章五幕クリア後)
以前は危機的状況だっただけに、彼女に礼を言う時間がなかったんだ。こんなに強くて頼もしい仲間を持てるのはとても幸運なことだよ。彼女を仲間にしたい人もきっと少なくないと思う。だけど、ディシアは教令院やレンジャー隊に入るつもりはなさそうだね。断られるのは目に見えてるし、聞きに行くのはやめておこう。
ドリーから時折、キャラバンを守るために彼女を雇いますの。彼女の実力は申し分なく、価格も高くありません。コストパフォーマンスが最高なんですの。
ニィロウから
(魔神三章二幕クリア後)
最近は色々なことがあって、なんだか不思議な感じがするの…ディシアとドニアザードにプレゼントを贈りたいんだけど…何がいいか自分一人じゃ決められなくって。グランドバザールのみんながおすすめしてくれたものを全部贈ったら、さすがに多いよね。どうしたらいいんだろう…

メディア

エピソード ディシア「砂境の晨光」

https://www.youtube.com/watch?v=mn4GqsKs9U0
「壁の目的は阻止じゃなく、守ることなんだ。」
黄金を熔かす烈日が天高く昇り、漠々たる砂原と重なる絶壁を穿たんと、希望の晨光が照らしている。

キャラクター実戦紹介 ディシア(CV:福原綾香)「灼爍たる炎獅」

https://www.youtube.com/watch?v=lquXVrgPT4E
獅子の鬣尾、炎光は灼灼たり。
赤金に赤砂、烈日は爍爍たり。

チュートリアル動画 ディシア「熱砂の純真」

https://www.youtube.com/watch?v=2xZkIfz2V9M
傭兵たちの仕事は、常に死と隣り合わせだ。欺き、媚びへつらうことと無縁ではいられない。
だからこそ、ディシアのようにまっすぐで堂々とした傭兵が、最も雇い主に歓迎されるのだろう。
動画内字幕※スキル解説などフレーバーではない部分は畳んでいます
世を常に旅する者にとって
頼もしい仲間との出会いは多くのことをより安全にする
スメール出身のディシアは、まさにそれに当てはまる人物だ
傭兵ではあるものの
彼女はただの戦士ではない
聡明、勇敢、誠実…
それらの優れた気質がその身には満ちている
「何か依頼があるのか?」
幼い頃から傭兵団と共に過ごしてきたディシアは
豊富な実務経験と優れた戦闘力を併せ持つ
彼女は剣術と体術を炎元素の力と組み合わせることで
雇い主を守ると同時に様々な依頼をこなしている
最適な行動時間を掴むことで
リスクは回避でき、任務を速やかに完遂できる
ディシアがチームにいる時
日中(6時から18時まで)、自身キャラクターの移動速度が上がる
この効果は秘境や征討領域、深境螺旋では発動しない

「熾鬣の獅子」という威名を持ちながらも
ディシアは名を上げようという野心がない
つつがなく依頼をこなし
仲間を守ることこそ、彼女が最も大切にしていることだ

金を貰い、依頼をこなすことは、傭兵の最も基本的な義務だ
それは冒険者の依頼よりも
商売に近く、内容も幅広い
故に犯罪者や英雄、そして過度に自負する者がその中から生まれてしまう
彼らは力と成功から自己陶酔に溺れるが
ディシアは違う
なぜなら己が本分を忘れぬことが、傭兵が生きる上で重要だと理解しているからだ
砂漠の民として
ディシアもかつて信仰にまつわる議論や選択を迫られたことがあった
必要な時に鋭さを増す彼女の目は
他人を平等に優しく見ることもできる
この傭兵は真に世を生きる者――
その身で世界を感じ、歩み続ける存在と言えよう

ギャラリー

ディシア・熾鬣の獅子
https://www.hoyolab.com/article/15058360
鷲の目、獅子の魂、砂漠の自由な娘
「共に歌おう、その琴を手に高らかに、
我がシャムシールを、我がクロスボウを、我が破れたバンダナを歌にするのさ。
誰の怒りも恐れはしない、ディシアの心火を燃やさぬ限り。
嗚呼、ディシア――嗚呼、ディシア――その美しさと強さは、我らの宝。」
――「熾光の猟獣」のメンバーたちが、焚き火を囲みながら口にした歌。
◆ ディシア
◆ 熾鬣の獅子
◆ 自由な砂漠の傭兵
◆ 炎
◆ マンティコア座
統率されていない傭兵集団「エルマイト旅団」は、スメールでもっとも強大な武装組織だ。その内部には、依頼を単独で受ける傭兵や傭兵団が数多く存在する。
「熾光の猟獣」もその一つである。そして、この傭兵団の中でもっとも世に名を馳せているのが、「熾鬣の獅子」と呼ばれるディシアだ。
勇敢だが無謀ではなく、屈強だが傲慢ではない。ディシアは傭兵界隈で有名な戦士だ。過酷な砂漠での生活から戦闘のノウハウを数多と積んだ彼女は、粗野で浅はかな一介の武人とは一線を画す。
報酬が十分で、依頼の内容に筋が通っていれば、その剣は雇い主のために振るわれる。
だが、同時に雇い主たちは肝に銘じなければならない――あくまで、ディシアはモラで一時的な契約を結んだだけであり、獅子を制御する手綱はその手中にないことを。
確かに、傭兵はその武力を売って生計を立てる者たちだ。しかし、その人格や命は本人たちだけのものである。
砂漠の獅子は誰の下僕でもない。彼女の剣は、自分の心に従って振るわれるのだ。
Webイベント「赤砂遊記」イラスト
ミニイラスト
https://twitter.com/paimon_genshin7/status/1630779...
【ディシアミニイラスト】
「よっ。依頼が終わったから、残りの報酬を清算してくれ。」
「さすがディシアだぜ。こんなにすんなり依頼をこなせるなんてな。」
Ver.3.5スタンプ配布

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