ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

Nobody knows our future.


基本情報

【出典】宇宙開拓史
【CLASS】ターミネーター
【マスター】
【真名】アポロ〔イマジナリ〕
【異名・別名・表記揺れ】アポロ計画、アポロ11号
【性別】無性
【身長・体重】132cm・33kg
【肌色】コーカソイド系 【髪色】白 【瞳色】白銀
【スリーサイズ】外見年齢に対し細め
【外見・容姿】虚ろな目をした少年
【地域】アメリカ合衆国
【年代】1969年7月16日〜1969年7月24日
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・機械・反英雄
【ステータス】筋力:E 耐久:EX 敏捷:A 魔力:E 幸運:E 宝具:-



【クラス別スキル】

人文の澆季:A

 文明を破壊し、培われてきた概念を終わらせた所業を持つ者に与えられるスキル。
 信仰、文化、それらに準ずる価値観を無へと帰し、塗り替える……或いは完全に“破壊”する。
 そこに対象への理解など無く、慈悲などもありはしない。純粋な破壊の意思、全てを終わらせるという決断だけが存在する。
 名誉や功績とは真逆のスキル。このスキルを所有する者は、多くの亡骸と文明の残骸の上に立つ“反英霊”である。
 個人としての夢、目的、願いが失われ、代わりに目的遂行のための“補正”を獲得。また、単独で存在を維持するというスキルも得られる。
 言ってしまえば『英霊を破壊のための機構』へと貶めるスキルであり、通常の聖杯戦争、英霊召喚では使用されないし当て嵌められない。

 月という未知の開闢を以て、人類はその版図を押し広げた。この偉業を成し遂げたターミネーターは、故に、最高等の『神秘』の破壊者として世界に見做された。
 彼に託された筈の輝かしき希望は消え失せ、機械としての形質を極度に強調された状態に改変されている。
 

破壊性:C+

 対象に及ぼす影響力。ステータスやスキル、宝具などを参照し、形として算出される「破壊の規模」。
 高ければ高いほど迅速に、かつ大規模な破壊を行うことが出来るが、代わりに人間としての理性や判断力は失われていく。
 ターミネーターという機構のスペックを評するスキルであり、狂化と似て「理性を失わせることでパラメータをアップさせる」類のスキルである。
 Eランクであれば通常の英霊と変わらず意思疎通を図れるが、Bランクともなれば言葉すらも理解しない。Aランク以上は完全な“機械”と化し、目的を達成する為だけに力を振るう。

 月が含む神秘を破却する機構であるターミネーターは、それらに対して、強力な破壊性を発露させる。
 通常時の彼は、言葉を交わし、相手の言葉を理解する事は出来るが、その言葉や行動の意図を慮ることは出来ない、という状態にある。
 しかし、月にまつわるものが近辺に存在する場合は、意思疎通が不可能なレベルでの衝動的な破壊性に意識を塗り潰される。

【保有スキル】

月の偽証殺し:EX

 アンチ・フェイク・アポロ。アポロ11号の月面着陸を捏造とする陰謀論を利用した「釣り餌」。『道具作成』や『陣地作成』の効果を併せ持つ複合スキル。
 人類が月を解き明かしたという事実を否定する証拠を、内包するスキルを活用することでそれらしく仕立て上げ、任意の対象に信じ込ませる。
 対象がその証拠を明確な理論と根拠によって反証・否定できなかった場合は、対象は月面着陸陰謀論を全面的に信仰する狂信者となり、Cランク相当の『精神汚染(月)』を獲得する。
 しかし、このスキルは『精神汚染(月)』を有する対象――月は解明されておらず、まだ神秘を宿していると強く考えるものへの特効効果を兼ね備えている。
 つまり、陰謀論者(という名の特効対象)を自分で増やして自分で殺す、とんでもないマッチポンプである。
 自身の痕跡が最新の研究及び月面探査で証明されていることから逆説的に獲得し得るスキルであり、ターミネーターとしての現界時にはこのスキルを利用して目的外の障害を排除する。

 「アポロは偽りだった?
  いいや、違うね。
  月は既に解き明かされた。
  最早神秘は其処にはない。
  『こんなもの』に騙される方が悪いんだ」

群体:-

 本来の霊基であれば、ターミネーターは同じ計画にまつろう複数の宇宙機を複合している。
 しかし、ターミネーターとして召喚されるにあたり、彼らの存在は不要なものとしてオミットされた。

 「月の証明者は、アポロ11号だけで十分だ」

魔力放出(炎):-

 武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。
 自身の名の由来となった光明神アポロンに由来するスキル。しかし、霊基を構成するのが1機だけであり、名の縁起が薄れた為に、このスキルは失われている。

 「太陽の輝きは、僕には必要ないものだ」

自己進化:A-

 自己改造を上回る、自身への改良スキル。
 目的遂行の如何なる障害も乗り越えられるように、自身を秒単位で進化し続ける。
 試行錯誤を繰り返し目的へ向けて一歩ずつ進む、個人・個体ではなく『計画』というものが持つ性質が表出したもの。
 しかし、その漸進性が行き着く先は、無限の宇宙ではなく、幻想の廃棄孔。
 本来の目的とは全く異なる形で召喚され、破壊に最適化された影響から、スキルの効力が不安定になっている。

 「僕の目的は破壊だ。それ以外に何がある?」

深淵の航海者:-

 このスキルは失われている。

 「深淵だって? とんでもない。そんなものは、存在しない」

最果ての加護:E

 星の錨である聖槍の所持者へと自動的に付与されるスキル。
 戦闘時においてのみ、魔力と幸運のパラメータが一時的にランクアップする。
 ……彼の偉業、そして破壊の証である「旗」。それによって得た筈のこのスキルは、ほとんど機能していない状態である。

 「今更こんな神秘が何だと言うんだろう」
 「こんなものがなくたって、僕は仕事ができる」

【宝具】

人理定礎・月面踏破アポロ・メモリアル

ランク:EX 種別:対果宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:3〜100人
 同じ事象の別側面を抽出して構成された、ターミネーターとしてのアポロが持つ因果干渉宝具。
 目的地への到達を因果逆転によって確定・保護するハービンジャーのそれとは異なり、目的地への到達によって発生する影響を事象として固定化する。
 つまり、目的地への到達自体は保証しないが、到達に成功さえすれば、其処で行われるべきことは確実に達成される。それがどれほど困難な事柄であろうと、或いは因果律に背く有り得ない事象であろうと。
 但し、確定させた事象に応じて、宝具発動後にバックラッシュが発生。関連する事象に発生した因果の偏りを、破壊という過程を通してフラットな状態にまで引き戻す。
 ターミネーターは、この宝具によって自身の召喚要因を破壊することを目的とし、対象の目前を目的地とすることで、確実に排除すべきものを排除する。
 全てが終わった後、如何なる被害が生じようとも、バックラッシュによってねじ曲げられた因果の痕跡は残らない。
 成し遂げた過程ではなく、その先に生み出された輝かしい結果と、其処で止まってしまった未来を映し出す。
 歪に作り上げられた栄光の反動を体現した奇跡。既に存在する幻想の速やかな破壊を目的として調整された、「結果」だけを引き出す宝具である。

【Weapon】

なし

 ターミネーターに武器はない。どんな目に遭おうとも、目的地に到達するだけで良い。
 因果は捻じ曲がり、それだけで、彼の目的は果たされる。

【解説】

 言わずと知れた、「人類初の有人月面着陸を成し遂げた宇宙船」。
 本来のハービンジャーの霊基であれば、アポロ計画に含まれる全ての宇宙船が一つの霊基を構成するが、ターミネーターの場合は話が異なる。
 具体的には、最も偉大な功績を有するアポロ11号のみが単独で霊基を構成し、他の宇宙船はサーヴァントとして喚び出されない。
 ……しかし、何故、その偉大な先駆者であるはずのアポロ11号は、その在り方を反転させ、破壊者へと転じたのか。
 その理由は、彼が「月を解き明かした」というただその一点にある。

 人類が月に到達したという事実。それは確かに、人類史を大きく先へ進めるきっかけとなった。
 そして、それ故にこそ・・・・・・、それは人類史に対する一つの破局をも齎した。

 そもそも、月面への有人着陸という偉業を達成した原動力とは、アメリカとソ連という超大国間の覇権争いに他ならない。
 無数の核とミサイルを配備し、互いの喉笛に突きつけあった冷たい戦争は、武力以外の部分での対立を激化させた。
 経済、文化、技術、そして地球外探査計画を含む宇宙開発すらも、その手段の一つであった。
 人類未踏の領域を、誰よりも早く制覇する。それが齎す国際的名声と国力の示威効果は圧倒的であり、宇宙を手中に収めることで、敵国の全てを其処から見通す目をも獲得できる。
 陸、空、海、星の多くを人類が支配した時代にあっては、新世代の船であるロケットの技術進歩と、星の外に残されたフロンティア、宇宙の開発競争の激化は、当然の帰結であったと言えよう。

 中でもアポロ計画は、アメリカにとって、宇宙開発の極北とも言える一大プロジェクトであった。
 ソ連が先んじて打ち上げたスプートニクによる衝撃以降、アメリカは、是が非でもソ連に追いつき、そして追い抜かすことに固執した。
 そんなアメリカが、幾つもの偉業を達成していくソ連に伍し、そして上回れる可能性のある唯一の実績が、有人月面着陸だったからだ。
 斯くして、人類史上最大の開発競争は激化の一途を辿り、無数の犠牲と、それ以上の成果を積み上げた先に、アメリカの月面着陸成功という形で結実した。
 ……そして、宇宙の彼方へ向かう意思は断絶された。

 月面着陸は、間違いなく大偉業であった。エポックメイキングであった。
 そして、これを以って、宇宙開発は一つの結論を得ることにもなった——————「割りに合わない」、という、極めて合理的な結論を。
 莫大な資産を投じ、人命を失いながらも繰り返されたプロジェクトの見返りは、確かに大きかった。だが、大きいだけで、それっきりだ。
 アメリカはソ連に対する優越を示した。宇宙開発競争に勝利した。しかし、それがアメリカに、如何なる経済的利益を齎しただろう。
 計画を強力に推進したジョン・F・ケネディ大統領は、当時のNASAの国防長官に、このような言葉を漏らしたという。

 「われわれが行う全ては、ロシア人より先に月に降り立つ事業にきちんと結びつける必要がある…そうでなければわれわれはこんな金を使うべきではない、私は宇宙には興味がないからだ」
 「(このような出費が)正当化されるのはただ、神に懸けてきっと数年以内に彼らを追い越し、アメリカの方が遅れていると思っている世界に成果を見せ付けて、ソ連を打ちのめすという希望があるからだ

 つまるところ。
 再三繰り返したように、月面着陸は、政治的なショーの一環であるという側面から逃れることは出来ていなかった。
 それが如何なる未来を人類に齎すかは関係ない。合衆国の聡明なる市民の愛国心と、其処から来る熱狂を満たすことさえできれば、何でも良かったのだ。
 そして、目的を達成したことで、輝かしい偉業は瞬く間に用済みとなり、過去の栄光として、トロフィーのようにただ飾られるものに成り下がった。

 その証拠に、人類の月面着陸は、アポロ計画以後成し遂げられていないではないか。
 1960年代と比べ、世界の技術は格段に進歩した。あの時出来たことが、今出来ないはずはない。
 例えノウハウの蓄積が絶えたとしても、それを補って余りあるほど、人類は宇宙へ探査機や衛星を打ち上げ続けてきた。それでも、未だに月を二度制覇するものは出ていないのは、何故か。

 ——————神秘は、それを手にしてしまえば、美しさを失う。
 異天体への着陸という偉業は、達成された時点で既知へと変ずる。それが人々に訴えかける輝きアウラは減じ、再度の達成による利益が薄れる。
 二度目の達成によって獲得されるものは、一度目より減る。「現実的に」考えて、それでは、執心する必要がない。
 何より、ソ連に対しアメリカが先んじるという当初の目的は既に達成された。ならば、これ以上を競うことに、最早意味はない。
 だからこそ、宇宙への意思は絶えた。そこにあった夢は政治的価値と共に失われ、人は宇宙から遠ざかった。

 故にこそ、アポロ計画はターミネーター足り得る。
 その偉業は、夢を殺した。その栄光は、未来を翳した。彼方へと至らんとする人類の道行きを途絶えさせ、星の内側へ限定した。
 未知を暴くことで達成された価値の破壊。人類史の先駆けでありながら、彼は人類史の未来を破壊したのだ。

【人物・性格】

 「ターミネーターに人格は不要。僕もそのつもりだったけど、それらしいものはまだ残っているらしい」
 「まあ、目的以外のことはどうでもいいよ。誰が死のうが朽ちようが消えようが、目的さえ達成できれば、僕の存在意義は果たされる」

イメージカラー:深い宇宙の闇
特技:なし
好きなもの:なし
嫌いなもの:なし
天敵:なし
願い:なし

【一人称】僕 【二人称】君 【三人称】彼/彼女

因縁キャラ

アポロ:己自身
 ───。

【コメント】

 アポロ計画のもう一側面。







































































なにもない。


































空っぽだ。


































本当に?


































怖いよ。


































イキタクナイ。

































Does that one small step for man really become a giant leap for mankind ?

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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