ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「運命なんてものがもしあるのなら、この私は存在していないでしょう?」



基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ターミネーター
【真名】エルナン・コルテス〔オルタ〕
【異名・別名・表記揺れ】白き神、平和の神
【性別】女性
【身長・体重】181cm・64kg
【肌色】色白 【髪色】薄い黄金 【瞳色】翡翠色(真名看破後は真紅)
【スリーサイズ】
【外見・容姿】鈍く輝く鎧に無骨な銃を握りしめた長身の女性
【地域】スペイン
【年代】16世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:C 幸運:A 宝具:B*1

◆完全フリー素材◆

この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!

【クラス別スキル】

人文の澆季:B

 文明を破壊し、培われてきた概念を終わらせた所業を持つ者に与えられるスキル。
 信仰、文化、それらに準ずる価値観を無へと帰し、塗り替える……或いは完全に“破壊”する。
 そこに対象への理解など無く、慈悲などもありはしない。純粋な破壊の意思、全てを終わらせるという決断だけが存在する。
 名誉や功績とは真逆のスキル。このスキルを所有する者は、多くの亡骸と文明の残骸の上に立つ“反英霊”である。
 個人としての夢、目的、願いが失われ、代わりに目的遂行のための“補正”を獲得。また、単独で存在を維持するというスキルも得られる。
 言ってしまえば『英霊を破壊のための機構』へと貶めるスキルであり、通常の聖杯戦争、英霊召喚では使用されないし当て嵌められない。

 文明として成熟し、神話への信仰を元に築かれた“アステカ帝国”を滅ぼしたコンキスタドール。
 現在で言えばメキシコ近辺を支配し、周辺国を従えるほどの影響力を誇っていた……そんな国を完膚なきまでに『終わらせた』。
 コンキスタドールという概念を生み出すたコロンブス、インカ帝国を滅亡に追いやったピサロに並び著名な“文明の破壊者”である。

破壊性:C

 対象に及ぼす影響力。ステータスやスキル、宝具などを参照し、形として算出される「破壊の規模」。
 高ければ高いほど迅速に、かつ大規模な破壊を行うことが出来るが、代わりに人間としての理性や判断力は失われていく。
 ターミネーターという機構のスペックを評するスキルであり、狂化と似て「理性を失わせることでパラメータをアップさせる」類のスキルである。
 
 アステカ帝国のみならず周辺国にも破壊の手を伸ばし、文明を尽く駆逐したコルテスは、他コンキスタドールよりも一段上のスペックを誇る。
 言葉を交わし、相手の言葉を理解する事は出来るが、その言葉や行動の意図を慮ることは出来ない。彼女はあらゆる言動を額面通りに受け取ってしまう。

【保有スキル】

コンキスタドール:A

 大航海時代、航海の果てに未開地を征服した者のスキル。未開の地への侵攻、支配、略奪、奴隷化などの手際を示す
 クリストファー・コロンブス、フランシスコ・ピサロに並ぶコンキスタドールであるコルテスは、スキルとして最高ランクのものを所有する。
 また黄金で彩られたアステカ帝国からその全てを奪い取った者として、同ランクの黄金率も獲得している。

精神同調:B

 煽動や話術と同質の、目的を同じくする者たちに対して働きかける団結力及び統率力の現れ。
 対抗すべき相手が同じであれば、例え敵同士であったとしても同盟締結まで漕ぎ着けられる。端的に言えば「敵の敵は味方」理論。
 目的達成によって得られる利益は異なろうと、指針さえ一致していれば問題無い……見ように依っては、前述二つのスキルよりも悪質である。

神性(偽):A

 神霊、それらに準ずるものと同一視され、人々からの信仰を向けられたものへと与えられる特殊なスキル。
 人の身でありながら神霊としての適正を獲得し、そのように振る舞える。また正体が露見しない限りは「神性:A」として表記される。
 アステカ神話の主神たるケツァル・コアトルとして崇められ、迎え入れられた事による無辜の怪物に近いスキルである。

【宝具】

火、国をも灼き尽くせシア・コルテス

ランク:B 種別:対国宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
 アステカ帝国、ひいてはアステカ神話という一つの“文明”を滅亡に追いやり、一帯を征服したコルテスの所業。
 それは数多の信仰を、人々の祈りを、培われた国を滅ぼす終末の炎。神話という形なき文化を破壊せしめた侵掠の火。
 発動と同時に周囲を炎で燃やし尽くし、“銃”を以て殺戮の限りを尽くす。彼女の前には、文字の一つすらも残らない。
 単純な「炎」によるダメージに留まらず、その炎は対象の神話、信仰にも影響を及ぼし、受けたダメージの分だけ知名度補正が低下する。
 加えて物語自体から得られる加護も減少してしまうため、この炎が持続している間は宝具の真名解放を行うことが出来ず、発動が制限される。
 「神秘を燃やす」という極めて特殊な性質を持ち、神性や神核に留まらず『国』『文明』に根ざす英雄、信仰の類にも効果を発揮する。
 神秘や信仰の耐えた近代以降では効果を発揮しないだろうが……それでも、一つの文明を滅ぼした者としては類を見ない性質を持ち合わせる。

悲嘆の夜、太陽簒奪ノーチェ・トリステ

ランク:C 種別:対逆宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
 インディオ―――アステカの住人―――からの反撃を受けるも、それらを退け“撃滅”した事に因む宝具。
 叛逆に対する打倒であり、逆境となればなるほどにそれを打開するためのパラメータが上昇していく。
 困難に立ち向かう意志、絶望的な状況を打破するための精神的なバフとも言い換えられ、性質としては【不屈の闘志】スキルに似る。
 自軍の被害が増加するほどに効力を増していくため、対多戦での運用に向く。

【Weapon】

『銃』

 同時代の武器としては一般的なものだが……新大陸の人々からすれば、未知なる脅威として映ったことだろう。
 それらの恐怖、踏み躙られる側から得られた『文明破壊の象徴』という側面により、大きく性質が変化している。
 サーヴァントとして召喚された際、常に「その次代を滅ぼしうる武装」へと変化し、滅ぼすべき文明の一歩上を行くものとなる。
 相手がマスケット銃ならばリボルバー拳銃に。リボルバー拳銃であればオートマチックに。オートマチックであれば自動小銃に……。
 但しこれ一本で破壊が成り立つわけではなく、あくまでも「武装面」で優位に立つことが出来る、というだけに過ぎない。
 なお現代(2019年時点)を基準とした場合、武装は「種類を問わず一撃で相手を殺傷しうる」という視点からショットガンへと変化する。

【解説】

スペインのコンキスタドール。
クリストファー・コロンブスの新大陸発見に伴い、アメリカ大陸へと渡り現在のメキシコ周辺へ到着。
帝国の支配に悩まされていた周辺諸国の住民を味方に付け、アステカ帝国へと攻め込み征服。同文明を破壊し、莫大な領土を得た。

彼は到着した後に自身らが乗ってきた船を焼き払い、後戻りの出来ない状況を作り出し背水の陣を敷いた。
400人余りという人数で新天地へと乗り込んだ彼らは、まずアステカ人の宿敵であるトラスカラ人と戦い彼らを味方に付け、地盤を固める。
進軍を進める最中、コルテスらは訪れたチョルーラという街で、饗しと歓迎と共に出迎えてくれた住人に対し―――騙し討ちに近い形で殺戮を行う。
逃げ惑う人々を眺めながら、コルテスは己をローマ大火を眺めるネロの姿に擬えて
「暴君はタルピアの丘から逃げ惑う人々を眺めた。人々は助けを請い泣き喚いたが、彼に憐れみも憂いも無かった」と呟いたとされる。

その後アステカ帝国へと辿り着いた一行は、その白い肌や長身、全く異なる身なりや武装から、彼らの信仰するケツァル・コアトルと同一視され
迫害を受けることもなく饗され、王であるモクテスマ2世より「国を返上致します」との言葉も受けたほどであった。
この信仰を利用してコルテスは王を確保。宴の最中に潜ませていた部下に向けて「突撃」の合図を行い、丸腰のアステカ人を血の海へと沈めた。
王を捉えたことで絶対的な地位を得たコルテスは部下に金銀細工を奪うよう指示。王宮内から余すこと無く財宝が奪い取られたという。

しかしこの暴虐に怒ったアステカ人達は、王が捕らえられているにも関わらず武装しコルテスらへ叛逆。
追われる立場となった一行は逃げ延びるも多くの犠牲を生み、痛手を負ったことから後に『悲しき夜』と呼ばれるようになった。
だがいつまでも追われる立場では居られない。好機を導き出したコルテスらは一転して反撃を開始、みるみるうちにアステカ人達を押し返していく。
最中で通った街には火を放ち、人々を殺し、領主を殺めた。こうしてメキシコ――――アステカ帝国は壊滅し、後の再侵攻により滅亡の運命を迎えたのだった。

この征服により巨万の富と名誉を得たコルテスは62歳で死去。
新天地を得た英雄、黄金とともに汚れた地を清めた者と称賛されたが…………その果てに得たものは、『破壊者ターミネーター』という一つの忌み名のみであった。

【クラス解説】

ターミネーター。終わらせる者、破壊者のクラス。
培われた文明、時代、概念を崩壊させ、完膚なきまでに“終わらせた”者へと与えられるクラス。
それは征服による帝国の破壊であったり、革命による文化の上書きであったり、発明による旧文明の一新であったり―――――。
形は問わず、既存のモノを凋落の運命へ導いた者へ与えられるクラスであり、性質としては反英霊に属する。

真っ当な召喚で呼び出されることはまず無く、聖杯のような媒体由来ではまず当てはめられない。
彼らが呼び出されるのは戦争や守護、人類の救済といった華々しい目的の為ではなく……『破壊』、ただその一点を目的として存在する。
意義の無い戦争。世界を破滅に導く組織。均衡を揺るがしうる装置。人の理に背く文明。それらを秘密裏に『終わらせる』為に遣わされる。
抑止力が定めた破壊機構。手に負えぬ事態、或いは手を下す価値もない物事の対処を担う、誉れなき『掃除屋』達。
名も無い抑止の守護者達と異なる部分は、対応する規模の大きさ――――ターミネーターはその枠組自体、関わった者全てを滅ぼすということ。
形は問わない。物理的な侵掠でも、成長による破綻でも、文化の一新でも構わない。彼らはただ偏に、あらゆるものを『終わらせる』。

人類の先達者。未知を切り開き文明を築き上げた『ハービンジャー』とは真逆のクラス。
人類の破壊者。未知を閉ざし文明を終わらせる―――――それが彼ら『ターミネーター』である。

【人物・性格】

彼女に“個人”としての目的はなく、望む願いもない。
新天地に抱いていた浪漫は消えた。黄金を前に抱いた野望も消えた。開拓への夢も潰えた。
最早深める欲も無い。ターミネーターとして存在する彼女はただ、目の前に存在する文明を滅ぼし、終わらせる機構である。
その精神性は……チョルーラでの虐殺を眺めていた際の、流れる血を何とも思わない状態に由来するもの。
正しい自分が財宝を求める策略家であるのに対し、此方は純粋に文明破壊のためだけに知略を巡らせ、武力を扱う。

女性の姿になっているのは、彼女が同一視された神性―――ケツァル・コアトルが女性となっている事に由来する。
自我が希薄となり、霊基の形が薄まっていた事で女神の神核が流入。その風貌、身体構造はかの太陽神と同率のものとなってしまった。
この点もまた、彼女―――いや彼が〔オルタ〕状態であることの裏付けであり、この姿であることに彼女は何の感慨も抱いていない。


およそ人間味と呼べるものを失ってしまってはいるが
ただ唯一、捨てずに居るものと言えば―――――――――――――




イメージカラー:穢れきった黄金
特技:破壊、征服
好きなもの:なし
嫌いなもの:なし
天敵:ケツァル・コアトル、及び正しい自分
願い:目的の遂行

セリフ


【一人称】私 【二人称】貴方、君 【三人称】彼/彼女

【因縁キャラ】

ケツァル・コアトル:天敵。
 彼女の姿を借りてはいるが、その性質は全くの逆。
 アステカ文明を滅ぼした者として、彼女からは猛烈な殺意と敵意を向けられていることだろう。
 一方で此方が覚えていることはなく、その怒りに対しては乾いた笑いを返すことしか出来ない。

 「……これは貴方の望んだ結末かしら?ミセス。今の仕事が終わったら、この忌々しい姿を捨てて、骨だけになって働くのも悪くはないかもね」


クリストファー・コロンブス:先輩。
 本来の自分と重なる、野望と欲望を以て未知を開拓するコンキスタドール。
 尊敬も信頼もしないが忌むこともない。ただ単純に「征服者の魁」として、彼のことを意識の片隅に置いている。

フランシスコ・ピサロ:後輩。
 自分と同じく、インカ帝国という文明と神話を破壊せしめたコンキスタドール。
 彼の所業にはコルテスが関わっている部分も多く、その所業にはコルテスのアドバイスによるものも存在した。

鋼星のターミネーター:同僚。
 星喰の端末。人が生み出した破壊者にして厄災。ターミネーターの名を与えられた終末機構。
 無垢に振る舞う姿に僅かな負い目を感じるものの、その役割遂行を促すことも、真名を明かすこともなく、ただ歩み寄ってきた彼女の頭を撫でる。
 「…………そう。お腹が空いたのね、グゥ。お菓子が良い?それともパンが良いかしら。好きなだけ食べていいのよ……私には、このくらいしかしてあげられないから」

ガイセリック:性質を同じくする破壊者。
 彼の成した「文明の破壊」。国という一つのカタチを崩壊せしめ、征服した彼の在り方は、少なからずコルテスに影響を及ぼしている。
 差し伸べられた手が“破壊”の具現であることを知ってか知らずか、彼に“歩み寄る”事はない。踊りの誘いを躱す淑女のように、眉を顰めて微笑を漏らす。
 「手を差し伸べてくれてありがとう、破壊王。でももう、私の手は銃以外の握り方を覚えてないの。いつかまた、文明の絶えた世界で会いましょう」

エルナン・コルテス:本来の自分。
 彼から浪漫と、欲望と、開拓への意志と、自我を抜き取り効率性を加えたものがこのターミネーター。
 見ていると胸が締め付けられるように痛い。しかし痛みを「苦痛」と感じるほど、彼女に人間性は残されていない。
 夢のために邁進し、欲のために知略を巡らせ、時には躓く彼を見ながら、彼女はただ引き金を引く。

 「行きましょう、私santiago。銃弾は一人に付き一発ね」

【コメント】

親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいったりはしない

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