ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】キャスター
【マスター】
【真名】フィンセント・ファン・ゴッホ
【性別】男
【身長・体重】179cm・56kg
【容姿】酷く不健康そうなやつれた男。その顔貌は洋とせず、眼だけがギラギラと光る
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:D 宝具:A++

【クラス別スキル】

陣地作成:E

自らに有利な陣地を作り上げる。が、その技術は未熟かつ粗雑。
何より術者本人が自分の陣地に留まるのを嫌う。

道具作成:E

魔術的な道具を作成できる。
…が本人は密造酒しか造らない

【保有スキル】

狂気:B

狂化と違い、本人が生まれながらに持つ精神スキル。
酷い躁鬱と凶暴性をもたらし、意思の疎通は困難。ステータスも減少する。

精神汚染:A

精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。
ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。

芸術審美:C

芸術作品、美術品への執着心。芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、
高い確率で真名を看破することができる。

高速表現:-(A++)

類い稀な観察眼と経験から成る独自の魔術式。
狂気と精神汚染の為に普段は使用不可能。

彷徨える者:D

孤独の星の下に生まれた者の証。
幸運のステータスを低下させ、協調性を失わせる。人と解り合えず、己自身すらも解らず、故に真理を求め続ける。
精神汚染によりランクは低下している。

【宝具】

『友よアブサンを飲もうじゃないか(フリンツ・ヘット・ドリンキン・ヴァン・アブサント)』

ランク:D+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1〜5人
ニガヨモギを原料にキャスターが召喚された土地の薬草を独自にブレンドして造る密造酒。高い中毒性のある常時発動型宝具。
かなりキツい匂いを発し、瓶のフタを開けただけでも周囲に効果を及ぼす。
匂いを嗅いだ者は酩酊、気分の高揚、幻覚、思考力の低下を招き、一口その酒を飲みたいという強い衝動を覚える。抵抗には何らかの精神攻撃に対するスキルが必要。
この酒を飲んだ者はキャスターに対する敵意や警戒心が薄れ、共に量を飲むごとに強い友情の様なものを感じるようになる。
思考力の低下も加わり、最後には己の真名や弱点につながる悩みをも打ち明けてしまう。
……ただしキャスター自身も中毒者。酒に慣れているとはいえ相手の酒豪具合や本人の精神状態によっては先に己の真名を明かしかねない。

一度でもこの酒を飲んだ者は中毒状態となり、スキル『精神汚染』が付与される。日を追う毎にランクは上昇し、惨めな駄目人間に成り果てる。
これはキャスターの酒を飲む事で一時的には抑えられるが、むしろ進行は早まる。

 

『遠い、遠いポプラ並木(グラン・プティ・ブールヴァール)』

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
キャスター、ゴッホが生前目指した、世界を自身の絵画に落とし込む究極的な表現技法。
自身とマスターの魔力を惜しみなく勝手に消費し練り上げる、ゴッホにとっての完成作であるこの風景画は存在するだけで描かれた景色そのものを捻じ曲げ、絵画と同一化させる。
自身の夢の一つを果たしたゴッホは何やら満足死し、後には風景画一枚と時間と共に崩れ落ちる絵の具の海だけが残る。
神秘の隠匿なんぞこれっぽっちも考えない、ゴッホのエゴの集大成とも言える宝具。
しかしキャスターとして現界したゴッホは筆を折っており、この宝具も存在そのものを忘れている。
マスターや協力者と友好な関係を築け、自身の罪と業と向き合う事が出来た時、ゴッホは晴れやかな絶望と共にこの宝具を開放、スキル『高速表現A++』をもって描き上げる。


【Weapon】

『汚れた筆』

宝具『遠い、遠いポプラ並木(グラン・プティ・ブールヴァール)』行使時のみに使用。
普段はかつてゴーギャンに教わったステゴロ酒場喧嘩術。

【解説】

ポスト印象派を代表する、現代でも有数の知名度を誇る大画家にして有名な駄目人間。
その生涯は多くの苦悩と挫折と狂気に塗れ、今でも大衆の画家に対する奇人変人が多いというイメージの一端を担う。
愛を求めては手酷く振られ、安寧を求めては家族に絶縁され、仕事をすればクビになる。
ついには精神病院に入り、師匠も友も失い、最後は弟のテオだけを支えに画業に打ち込むが、1890年7月、自身の胸を拳銃で撃ち自殺したとされる。

………ファン・ゴッホは自殺を図ったとするのが定説だが、現場を目撃した者がいない事、自らを撃ったにしては銃創や弾の入射角が不自然な位置にあるとも言えることなどから、異説もある。
真実は最も残酷であり、罪深い。凶弾に倒れたのは穀潰しの兄であり、罪人は弟である。
誰からも見捨てられ、一人死ぬこと。何より愛すべき弟に兄弟殺しの大罪を負わせるほど、どうしようもなかった己自身。
その事実に耐え切れず心を壊した狂人こそ、キャスター・ゴッホである。 

【人物・性格】

このクラスで現界したゴッホは自身の死の真相を忘れ、筆を取ることも無く、まさに奴隷の様にマスターに付き従う。
自分から動くことはないものの、生贄や一般人を巻き込んだ魔術の行使にも躊躇せず、むしろどこか積極的に行う。ゴッホはその内容を問わず、罪を犯す事そのものを目的として行動する。
それは無意識に、地獄にいるであろう弟テオに会いたいという欲望から来るものである。
故に品行方正な正義の味方側のマスターとは相性が悪い。しかしそういうマスターに当たった時ほどゴッホは喜び、友になろうとする。
それは自分が憧れた日の当たる存在であり、自分を理解し救ってくれる存在かもしれない。
そんなエゴの下、ゴッホは主の杯にアブサンを注ぐ。
…まあ、そうでなくとも常にイライラと歩き回り、ロクな霊装も工房も造らず、飲んだくれては支離滅裂なことを喚き酔いが覚めては泣いて謝るゴッホと友好的に接せる人物はほぼいないだろう。


イメージカラー:黄土
特技:自己嫌悪、自己満足
好きなもの:酒、女、悪行、善人
嫌いなもの:自分の行い全て
天敵:医者
願い:自身の完全消滅。己の過去・業績・罪・存在、それら全ての否定

【一人称】私 【二人称】君、お前、あいつ 【三人称】アイツ

【因縁キャラ】

ゴーギャン:かつての友。決して善人ではなかったが、輝く物を持っていた。私のせいだ。
テオ:最愛の弟。多くの苦労を掛けた。できることなら会って話がしたい。そのためにも悪行を……なぜあいつが地獄にいるなんてそんなわけがないだろう優しい子なんだ私の為に自分を犠牲に新婚だったのに仕送りをだが私は貧しく絵を描くことしかできずなのにそれもすべて私のせいだ

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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