ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


「この世は善と悪に分かれている―――。あなたの不変の願いを教えてください」


【基本情報】

【元ネタ】ゾロアスター教/黒白のアヴェスター
【CLASS】ゲートキーパー
【真名】スラオシャ
【性別】肉体・精神は女性
【身長・体重】162cm・50kg
【肌色】白【髪色】金【瞳色】赤
【外見・容姿】感情を表に出さない、道具のような性質を持つ少女
【地域】古代ペルシャ
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:C++ 耐久:C++ 敏捷:C++ 魔力:C++ 幸運:C++ 宝具:A

【クラス別スキル】

境界守護:A

ゲートキーパーとしてのクラススキル。
スラオシャは死者が冥界へと渡る際に通る「判決の橋」を守護する3柱の守護者の内の1柱とされている。
死者に対して善と悪を聞き届け、そして裁きを下すスラオシャは、善と悪の境界を守護する者としての性質を持ち、此度はゲートキーパーの霊基を得た。

【保有スキル】

ヤザタ:B

ゾロアスター教における神性の種類。古い多神教の自然神に由来する善神であり、他宗教で云う天使などに相当する。詳細は概要欄2行目に記す。
またゾロアスター教において善は悪に絶対的に打ち克つものであるため、スキルとしては同ランクの神性と「悪」に対する優位補正を得ている。

変化:A

文字通り「変身」する。スラオシャの場合、宝具に付随するスキルとなっている。
スラオシャはゾロアスター教がイスラム教によって支配された後の時代でも、アッラーフの使者スルシュとしてその名を残した。
このように、どのような時代・文化となろうとその姿を残す事が、この変化スキル、ひいては宝具の能力の一部へと昇華された。

最善の聴聞:EX

スラオシャは、ゾロアスター教における最高神アフラ・マズダのための耳としての役割を持つ。
悪なるアンリ・マユに連なる存在たちによって苦しみを受ける人々の助けを求める声を聴き、怒りと暴力の悪魔アエーシュマと戦うとされる。
その為彼女は、こと"聴く"という行為に関しては右に出るものはいない。

【宝具】

輝ける従順アクワルタ・スラオシャ

ランク:A 種別:対人 レンジ:1〜100 最大捕捉:1人(自身)
人々の叫びを聞き、そしてそれを助けるアフラ・マズダの耳としての権能の一端。
誰かを助けると心に決めた時、その"助けるという行為"を満たすに足るスペックに自身の肉体を再構築する。
戦う事が救いならばより強く、護る事が救いならばより堅く、そして駆け付ける事が救いならばより早く。彼女の霊基は、救いを求める声に呼応して出力を上げる。
言うならばそれは、極小規模の聖杯と言ってもいいだろう。誰かが救いを冀う時、その言葉を聞き届け、そして救いを行使する事こそが、アフラ・マズダの耳である彼女の在り方である。

だが万能であるわけではなく、いくつかのルールが存在する。

【解説】

ゾロアスター教に語られしヤザタの一員。
ヤザタとは「崇拝に相応しいもの」の意であったとされ、善神たちは崇拝に相応しい概念や自然物が神格化されたものが多い。
その名は「聞くこと」を表しており、「聴取」と「従順」の神格化であるとされている。最高神アフラ・マズダに従う七柱の善神、アムシャ・スプンタの一員でもある。
名の通り、アンリ・マユによって苦しめられる人々の叫びを聞くアフラ・マズダの耳という性質を持っているヤザタであると見做されている。

また、ゾロアスター教の伝承によると、スラオシャは全ての死者の魂が死後に渡る「判決の橋」を守護するの3柱の守護者の内の1柱とされる。
加えてスラオシャは、ミスラ、ラシュヌと言ったゾロアスター教における著名な神々と並び、死者に対して裁きを下す3柱の神性のうちの1柱とされていた。
これらは彼女が善と悪を見極めるヤザタである事を意味すると考えられる。彼女が「聴取」の神格化である事からもそれは伺い知れるだろう。
誰かを助けや願いを聞き届け、それが善であるか、手を差し伸べるべきかを考慮し、助けるべきなら全力で手を差し伸べる。
それが、善と悪の境界の守護者として立つ彼女の在り方である。

(上述の解説は、参考にしたWikipediaの記事が神智学系の論をベースに書かれている原典と異なるものと指摘がありました。
 現在下取りの上正規の原典の解説を書いていますので訂正は暫しお待ちください)

サーヴァントとしては、善と悪の境界に立つ守護者という側面が強調されゲートキーパーで顕現。
だが、聖杯戦争においてサーヴァントとしてマスターの願いの為に戦うというよりは、どちらかというと特異点などでマスター無く召喚されるというケースが多い。
これは基本的に、彼女がその手を差し伸べる事を優先するのは、悪によって自由や尊厳を脅かされる弱者に限るからである。彼女はそう言ったマスターの呼びかけにしか応じない。
聖杯戦争に参加する魔術師は基本これらに当て嵌まる者は少ないので、彼女が聖杯戦争に呼ばれることは少ないだろう。
無論、聖杯戦争のマスターがそれに当て嵌まるのならば当然召喚に応じる。

サーヴァントとして召喚された彼女が何よりも重視するのは、善と悪の境界である。
これは彼女が多くの召喚に応じて善悪を見てきた事で、善悪とは多くの種類と価値観が存在すると彼女が知ったからである。(彼女は神霊の為、以前の召喚の記憶を引き継げる)
人が、時代が、地域が変われば、善と悪の価値観は当然変化する。故に善悪とは絶対的な物ではない。相対的な物であると彼女は学んだ。
だからこそ彼女は、召喚された時に第一に、その場に存在する人々の持つ"不変"な祈り──────即ち、願いを聞く。
善悪は移り変わるが、それぞれの個人が胸に抱く強い願いだけは、どの時代にあっても決して変わらない物である。
彼女はそれを聞き届け、その時代・地域の善悪を把握する。それが「聴取」の神格に生まれた定めと考えるからだ。

彼女は今日も、何処かの聖杯戦争、あるいは特異点や異聞帯、喪失帯に召喚されているだろう。
人々の持つ不変な祈りを収集するために。人々の救いを求める声に手を差し伸べる善であるために。
いつの日かその在り方が、何かをもたらせると信じながら────。

[END]

「私はスラオシャ。あなたの奇跡と、共に在る者です」

ある可能性の一端において、彼女が召喚された喪失帯。
善と悪が永劫に対立し合うこの喪失帯にて、彼女はそれぞれの人々が胸に抱く不変の願いを蒐集する。
そんな中、彼女は1人の黒き騎士と出会う。名を、ゴドフロワ・ド・ブイヨン【オルタ】。ただ己の信仰の下に殺戮の荒野を歩む凶戦士。
善のヤザタである……言うならば天の御使いである彼女、しかし異なる信仰の使いであるスラオシャに対し、ゴドフロワは初めは殺意を向ける。
だがしかし、その真摯な善への願いと「人を救いたい」という想いを感じ取り、ひとまずは矛を収め、そして共に征くことを許す。
ゴドフロワと行動を共にするようになり、スラオシャもまたゴドフロワの持つ強烈なまでの信仰に対して心惹かれていく。
何が彼をそこまでそうさせるのか、何が彼を突き動かすのか────彼の行動原理もまた"不変の願い"と信じ、それを知るために彼女はゴドフロワと共にエーヴィヒカイトを歩む。

────そして、月日が経ち、喪失帯の幻想基盤に亀裂が走る。
悪は悪として立つ事をやめ始め、善は善とは何かに疑問を持ち始める。それは、喪失帯の消滅を意味していた。
善でも悪でもあることを辞めた背信徒たちは、これが正しい世界の在り方だったのか、それとも間違っているのか、わからないままに次々と死んでいった。
喪失帯の2人の王。オリゲネスフリードリヒ・ニーチェが対峙せし戦場に、ゴドフロワとスラオシャは降り立つ。

スラオシャは、この場に立つ3つの"不変の願い"を感じ取る。
己の思想に殉じたオリゲネス、己の意志を貫いたニーチェ、そして────己の在り方に全てを捧げた、ゴドフロワ。
誰もが己よりも先に他者を優先して救いを成そうとした。その手段が善か、悪か、あるいは1つの殺戮だったのか。それだけの話。
この場にある全ての願いに、善もなければ悪も無い。ましてや順序も存在しない。────そう悟った上で、スラオシャはゴドフロワの願いを"聞き届ける"。

「俺の剣になれ」と。

数多の祈りを受け止め続けたスラオシャは、ゴドフロワと共に新たな地平を築く為に剣となる。
悪を隔離するのではなく、善を否定するのではなく、ましてやその両者が争う事も無い、新たなる地平をその手で生み出すために。その目で見届けるために。
────────もう2度と、誰かの苦痛の叫びを、その耳に聞く事のないように。


これは、そんな冥府魔道の物語の、1つの終着点。
善悪の果てに無慙へ至る────────殺戮の荒野を歩んだ男の結末。

【人物・性格】

普段は基本的に感情を見せない、表情の薄い人物。
口数も少なく、口調も平坦で冷静沈着。その様は機械か何かを思わせる。
非常に丁寧な言葉使いであるが、彼女が悪であると断じた者に対してはその限りではない。
ヤザタであるだけあり非常に秩序立った性格をしている。そのため悪辣な行為に対しては激情を覗かせ語気が強くなることもしばしば。
普段こそ物静かではあるが、いざとなるとかなり人間らしい側面を覗かせるという、どこか人間らしい性格。

その内面では結構色々な物事に思いを巡らせている。
誰かを助ける際にも、実は「これが正しいのか」と考えながら行動している。
元々がアフラ・マズダの一部であったため何かを考える事は得意ではないのだが、様々な場で善悪について考える事で変化が生じた。
クールな性格に見えるが、実のところは考える事の多い苦労人気質。そのせいで空回りをしたりしてしまう事もしばしばある。

【因縁キャラ】

ゴドフロワ・ド・ブイヨン【オルタ】
何処か心を惹かれるように感じる、ある可能性において出会った凶戦士。
その男の胸に宿る"不変の願い"の根幹にあるものを知るために、彼女は彼と行動を共にする……。

クワルナフ
いずれ対峙する運命にある絶対なる悪。
その時を待ちながらも、彼女は"みんな"の祈りを束ね、そして蒐集する使命に生きる。

アンリ・マユ
悪なるものであれ、という運命を背負わされた者。
その在り方には一種のシンパシーを感じる。

カイ・ホスロー
非常に尊大な態度を持つ者と見ている。
ああいった人を"王"と呼ぶのだろう、と感じているが、荒っぽさが玉にきずだと思う。

ワルフラーン
絶対なる善の体現者と見ている。まさしくヤザタの見本だったのだろう、とも。
だがその善の行く末に何が待っているのか、それだけは理解できなかった。

ザリチェ&タルウィ
直接的な面識はないが、悪なるもの達という知識はある。その引き起こした悪辣なる行為には怒りがこみ上げる。
2人同時に責め立ててくる上に、両者で異なる戦い方をする点が非常に厄介と認識している。

ブーシュヤンスター
直接的な面識はないが、悪なるもの達という知識はある。警戒は常に怠っていない。
既に無力化されているようなものであり害はないと思っているが、それでもダエーワである事に変わりはない。

アフラ・マズダー
「私は貴方の一部ですが、私は私として立ちますよ」
自分たちの上に立つ善なる神。その存在には敬意を払っているが、基本的には自分とは異なる存在であると見ている。
どうやら多くの善悪と触れる事で、何か変化が生じたようだ。

アフラ・マズダ【疑似】
「────。貴方は……」
いずれ、何処かの可能性にて、対峙するべき運命。
そこに待つは共闘か、あるいは…。


【その他情報】

イメージカラー:白銀
特技:命令遵守、お手伝い
好きなもの:誰かの感謝の言葉
嫌いなもの:他者の自由・尊厳を踏みにじる事
天敵:ゴドフロワ・ド・ブイヨン【オルタ】
願い:全ての人に、輝かしき救いの手を

【一人称】私【二人称】貴方【三人称】○○様

【台詞】

自己紹介:「初めまして。私の名はスラオシャ。
      ゾロアスター教における、アムシャ・スプンタと呼ばれる7柱の善神……そのうちの1柱、ヤザタです。
      たいていのことはできるかもしれませんが、非力に分類されるかもしれません。それでも、よろしくお願いいたします。
      もしよろしければ、貴方の願いをお聞かせ願いますか? 私を召喚した貴方が、どの様な願いを胸に抱くのか、知りたいのです」
戦闘開始:「オーダー、承りました。戦闘、開始します」
スキル:「さぁ、貴方の願いを聞かせてください」
宝具:「命令受諾。霊基変換。これより、救済シークエンスへと移ります。
    宝具『輝ける従順アクワルタ・スラオシャ』発動。この戒律は、あなたの不変の願いと共に────」
ダメージ:「あうっ」
大ダメージ:「損傷……甚大、このままでは……!」
消滅:「嘆かないでください。私が消えたとて、何かが喪われるわけではないのですから」
勝利:「……お待たせしました。健在で何よりです」
好きなこと:「誰もが、助けを乞わずに済む世界。泣かないで良い世界。
       そんな世界を目指したいと、私は心より願っています」
嫌いなこと:「悪が、我が物顔でのさばっている様は、あまり好みません。
       彼らが好きに蔓延る事は……誰かが泣いているという事を意味しますから」

【コメント】

パロ要素が薄くなったのでムーブで要素を足す。
エーヴィヒカイト云々の話はあくまでIFであり正史ではありません。あらかじめご了承ください。
多分この結末だとゴドオルタさんが今まで殺した人々の祈りを背負って新たな喪失帯の王に座すのでしょう。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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