ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

『俺の名はホスロー。
 スィヤーウシュとファランギースの子にしてカイ・カーウスの孫。
 クバード、カーウスに次ぐカヤーニーの三代目。
 カイ・ホスローだ』

【基本情報】

【元ネタ】王書シャー・ナーメ
【CLASS】キャスター
【真名】カイ・ホスロー
【異名・表記揺れ】ケイ・コスロー カイ・クスラウ
【性別】男性
【身長・体重】171cm・64kg
【容姿】豪華な王冠を被った青年。目の下のクマが特徴的。
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:A 幸運:A++ 宝具:A

【クラス別スキル】

道具作成:C

陣地作成:C

【保有スキル】

千里眼:×(EX)

千里眼を持つが、自主的に封印中であり機能していない。
本来のランクはEX相当……すなわち、グランドキャスターの資格を有する。
が、本人曰く
「ソロモンを知っているか? マーリンは? ギルガメッシュでもいいぞ、役小角もいたな!
 ッハ、冗談じゃない! いいかよく聞け、見なくてもいいものまで視えすぎるとああなってしまうんだ!
 そんなもの、俺はごめんだ!」
とのこと。

黄金律:A

身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。
王書の中ではたびたび饗宴を催しており、金に困ることはない。

山中の王:B

キング・イン・ザ・マウンテン。
やがて還る王。未来において復活を約束された伝説。
ホスローの場合は『シャーザンド』と称し、この言葉は『シャー』『生存ザンド』を意味する。
戦闘続行と単独行動を複合したような効果を持つ。

カリスマ:B

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。
六十年の治世の中で十を軽く超える会戦を行い、長く続いたトゥーラーンとの戦いに勝利を収めており、後世に復活を願われるほどの王の資質を持つ。

情報隠蔽:C

対戦相手及びマスターの透視から、自身のスキルやステータスの正確な把握を妨害する。
ホスローの場合、幼少期に王族であることを隠して羊飼いとして育ったこと、アフラースィヤーブを相手に狂人を演じて王の器ではないと思わせた演技力によるもの。

【Weapon】

『シャムシール』
中近東地域に伝わる剣の一種。
並程度の腕はあるが、並みいる英雄たちと張り合えるほどのものではない。

『勇者の鎚矛』
フェリドゥーンロスタムが使う鎚矛と同じもの。
使い手と言うには心許ないが、まあ……軽く振り回す程度なら。

『カーヴェの旗』
フェリドゥーンが持つ旗と同じもの。
武器よりもむしろ呪術のための礼装として使う。

『呪術』
中東式の呪術を一通り。
特にワルフラーンの火を扱う術と占術を得意とする。

『神の御名は輝きを示す』
宝具化した道具。
元となる道具が武器であれば当然武器として使用できる。

【解説】

王書シャー・ナーメ』に登場するカヤーニー王朝の第三代。
敵国であるトゥーラーンの王アフラースィヤーブとその息子ガルスィーワズに父スィヤーウシュを殺され、羊飼いに育てられる。
成人してからは警戒するアフラースィヤーブを騙し切り、国元に帰って祖父カイ・カーウスから王位を継ぎ次代の王となる。
勇者ギーヴ、雄獅子のロスタムなどの部下たち抱えて国を治め、宿敵トゥーラーンと長きに渡る戦いを繰り広げ、ついには父の仇を討った。
晩年には、老いた自分はもはや世界への毒となるとして、後継者を指名した後に山へと向かいそのまま消息を絶つ。
未来において復活し世界を救う、という伝説が残されている。

【宝具】

神の御名は輝きを示すフシャスラ・ワルヤ

ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人

アフラよ、消えることなき炎よ、我らを護り給え。
 我らの征く道よりダエーワを祓い、アンリの囁きに負けぬ、揺れることのない心を我らに与え給え。
 ……『神の御名は輝きを示すフシャスラ・ワルヤ』》

ホスローが王位を継承することに異を唱える者がいた。
彼の名はファリーブルズ。ホスローよりも自分こそが王に相応しいのだと言う。
当時の王、カイ・カーウスはしばらく考え込んでいたが、二人を呼び出してこう告げた。
『火を吐く悪魔の城がある。二人の内これを攻め落とした方を次の王とする』と。
先に向かったのはファリーブルズ。しかし彼は燃え盛る城を前に兵を失い引き返すことになる。
次いで、勇者ギーヴを供に兵を率いて向かったホスローは一計を案ずる。
布に神の名を書き、それを槍に結び付けて祈りを捧げる……。
するとそれまで燃え盛っていた業火は消え失せ、その機にホスローたちは城へと攻め入ってその勢いのままに勝利した。
……こうして、ホスローは新たな王となったのである。



この逸話が元となった宝具。
神の名と祈りの言葉を対象となるものに刻み込むことによって発動し、その物品を最大でCランク相当の擬似宝具の域にまで昇華させることができる。
本人的には『いや結構疲れるんで気軽に量産できると思わないで欲しいんだが!?』だそうである。

幻魔の残滓アクヴァーン

ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:200人

《遠い恐怖を呼び起こす。
 かの勇士の一刀にて切り落とされし悪魔ダエーワの首。
 呪いを放て! 『幻魔の残滓アクヴァーン』!》

ホスローが国を治めていた頃、そのある日。
奇妙な馬が暴れている、との話がホスローの耳に届いた。
詳しく聞いてみたところ、どうやらそれはアクヴァーンと呼ばれる魔獣であるようだ。
直ちに部下のロスタムに退治するよう命じ、そして流石の勇士ロスタムは見事その馬のような姿をした魔獣を仕留めてみせた。
その証としてロスタムは魔獣の首を切り落として持ち帰り、それを見たホスローは大いに驚いたと言う。
――大英雄ロスタムの、その英雄譚の一つであった。

……さて。一方、ホスローの方であるが……。

(……それで、この魔獣の首はどうすればいいんだ……?)

とりあえず、厳重に封印を施して蔵に仕舞っておいた。



魔獣アクヴァーンの首を召喚し、内部に蓄えられた魔力を暴走させることで暴風を巻き起こす広域破壊宝具。
一発限りの強力な爆弾のようなものであり、『壊れた幻想』の特性も付与されるためそこそこに高い威力と効果範囲を持つ。

遍く映し示す玉杯ジャム・ジャハンナマ

ランク:E〜EX 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人

《今一度我が眼に宿れ、七つの聖性。
 空の彼方、地の果て、海の先までも――七天ハフト・キシュヴァルの全ては我が眼、我が杯の内に。
 『遍く映し示す玉杯ジャム・ジャハンナマ』》

カイ・ホスローが持つ宝の一つ、エリクシールで満たされた杯。
善神ホルムズド(=アフラ・マズダ)に祈りを捧げることで、七つの天と森羅万象の全てを映し出すと言われる。
願望機でもなく聖者の血が注がれた器でもないが、聖杯の一つに数えられる宝器。
生前、アフラースィヤーブに捕らえられたビージャンを探すために一度だけ使われた。

以下泥設定

その実態は、カイ・ホスローの千里眼を封じ込めた杯。
この千里眼は『《現在》の全てを視る』性質を持っており、冠位の魔術師としての資格たり得る眼であった。
しかし――世界の全てを見通す目など、人の領域に収まるものではない。
なるほど、確かに強大な能力ではあるのだろう。
だがしかし、これは些か強大に過ぎる。
有り体に言ってしまえば、こんな目はただの頭痛の種でしかないのだ。
王として一国を治めるのにこのような大袈裟な力は不要として、千里眼を封印。
以降、その封印が解かれたのは生涯を通して一度のみであった。

真名開放によって千里眼を一時的に取り戻し、七つの天の全てを眼下に収める。
更にそこから派生する形で過去視や未来視も行えるため、事実上ほぼあらゆるものを知覚できる万能の目。

ただしこれは本来冠位の霊基で扱うべき力。
通常の霊基の内に収まる現在のカイ・ホスローでは、使い続ければ遠からず歪みが生じいずれ破綻する。

段階的な開放により千里眼を任意のランクに抑えることも可能。
Aランク程度までに抑えれば問題なく運用できる。

全くの余談ではあるが、封印していても目が疲れる。
そんなわけで健康体であるのに目付きだけが不健康的という奇妙な面相が出来上がったのであった。

【人物・性格】

常に余裕と自信を持ち、堂々とした態度で事に当たる王気(オーラ)に満ちた男。

……というのは決して偽りではないのだが、長く付き合っていくうちにカイ・ホスローが持つもう一つの顔に気が付くことだろう。
信頼できる人間の前では昔の……羊飼いの下で育てられていた頃の、荒っぽい言葉遣いが顔を覗かせる。
本人曰く、子供の頃に身に付いたものはなかなか直らないものだとか。
別にどちらが本当というわけでもなく、両方合わせてカイ・ホスローなのである。
【一人称】俺 【二人称】お前 【三人称】彼、彼女、あいつ、〇〇(呼び捨て)

【関連キャラ】

フェリドゥーン
偉大な先祖。
宿敵に父を殺され村で育てられ、後に父の敵を討つ……という、どうにも聞き覚えのある出自。
あれか、王たるもの子供の頃は村で育たねばならないとか、そういう決まりでもあるのかこの国には。

ロスタム
生前の配下の一人。
ただし自分が知っている頃よりも随分と若く(ホスローに仕えていた頃のロスタムはおよそ四百歳前後)顔を見ただけでは分からないかもしれない。
とは言えその立ち居振る舞い、力と技、彼の相棒たる竜馬ラクシュを見間違えることもないだろうが。

それはそうと少しは縮め、隣に立たれると背の低さがバレる。



『サンウッド偽典戦争』において

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