ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

[フリー素材]


「僕の信じた道は正しかった。それは信じて疑わないし、別に間違っているならそれでいい」


「後世の屑どもが、僕を異端と放り投げておいて、甘い汁を啜っている……それが許せないだけなんだ」



【基本情報】

【元ネタ】古代キリスト教
【CLASS】アヴェンジャー
【マスター】
【真名】オリゲネス
【異名・別名・表記揺れ】アレクサンドリアのオリゲネス、オリジン
【性別】男性(のはずであるが、霊基は女性)
【身長・体重】160cm/50kg
【スリーサイズ】B88/W60/H89
【肌色】白【髪色】金【瞳色】碧
【外見・容姿】フリルのついた美しい純白ドレスのような衣装をまとった、
       腰に届くほどの、ウェーブがかった金髪の美しい女性      
【地域】古代ギリシャ
【年代】西暦185年頃 - 254年頃
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・神学者
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A

【クラス別スキル】

復讐者:C

復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
彼は死後異端として一方的に認定された。そのために、彼はキリスト教徒からはより大きく敵意を向けられる。

忘却補正:B

人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの呪詛は対象の対魔力を低下させダメージを増加させる。

自己回復(魔力):D+

復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。
微量ながらも魔力が毎ターン回復する。

【保有スキル】

千里眼:C++

視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。遠方の標的捕捉に効果を発揮。
ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能になるが、Cランクではその域には達しない。
ただし、個々人や万物に宿る"起源"に関しては別。対象の辿った道、そして行き着く先を、限定的ではあれど見通すことが出来る。

鋼鉄の決意:B

彼がアレクサンドリアにて聖書の研究を始めようとした際に、一つの大きな壁があった。
知識の宗教、グノーシス主義である。当時、この世界に悪がある理由を説明できるキリスト教徒は一人もいなかった。
彼はそれに真っ向から対立し、必ずやこの世界に悪がある理由を説明して見せると決意した。この善の説明の為に、
純潔を貫くために全てを捨て去ったと言われている。故に彼は、男性であった肉体を捨て去っている。

根源接続(偽):A

「 」から生じ、「 」を辿るもの。世界に満ち、万物に宿り、そしてやがて根源へと帰依する"起源"。
それを彼は見出した。故に彼は言う。万物は等しく根源に満ちていると。そのため彼は、思い込みの力で根源に疑似的に接続する。
ただし真実の根源ではないため、運命に介入するまではいかないものの、自身に有利な選択を見つけやすくなる。

【宝具】

穢れを濯げ、天堕の徒エラトマフィリア・カタストロフィリア

ランク:A 種別:対善悪 レンジ:1〜10 最大捕捉:1人
彼が既存の神話体系、並びに偽典とされていた『イザヤ書』を基に、
堕天使という体系をキリスト教の正しき思想に組み込んだことに由来する宝具。善と悪の分離。
この世に悪がある理由を『堕落』という一言で説明付けた故に、彼は対象から悪しき物を分離させる力を持つ。

分離された"悪"は、堕天使としての属性を持ち、彼の命令通りに動く一種の使い魔となる。
漆黒の翼をもつ人型の炎のような姿を取り、悪特効や霊体特効など様々な特効対象となる。
英霊から取り出せばそのステータスの平均分のステータスを持ち、人間から取り出せば基本全てステEの存在となる。
高位の英霊から抽出すればその分協力になるが、その場合はその対象の"魂"の濃さゆえに、取り出すのは困難を極める。
人間ならばほぼ9割成功。並みの英霊なら6,7割。強力な英霊なら3割で成功すれば非常に運がいいレベルと、割と確率は低い。
加えて、分離された"悪"は分離前の対象と表裏一体のため、この分離体が消滅したとき対象も大きくダメージを受ける。
分離された"悪"は、消滅さえしていなければ時間が経てば対象の内へと帰依する。



「さようなら、愛しき始まりよ。せめて母に抱かれ、始原へと至れ」

黄昏に帰依せ、万物が起源アルケー・エンテレケイア

ランク:A+ 種別:対起源 レンジ:∞ 最大捕捉:1人
起源を発見したことに由来する彼の宝具。万物を根源へと回帰させる究極の奥義。
『穢れを濯げ、天堕の徒』により分離させた霊体を、その刻まれた起源をたどり根源へと強制的に帰依させる宝具。
霊体以外には効きがイマイチではあるが、森羅万象全てに起源が宿っているという理論からこの世の全てを対象に発動可能。
ただし物体がある存在に対しては発動に対して時間がかかるうえ、幸運ステータスを用いた対抗も可能としてしまう。
これは彼がグノーシス主義を取り入れたため、グノーシス主義の『肉体とは魂の牢獄』という思想に由来する。


つまり?


【解説】

古代キリスト教最大の神学者。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群の一人。
当時のキリスト教と同程度の勢力であったグノーシス主義の思想を取り込み、キリスト教の思想をさらに強固とした。
当時隆盛であった2種の思想の断片的な取り入れと融合はは現代のキリスト教に大きく影響を与え、「ヨーロッパ2000年の思想はすべてオリゲネスが用意した」
とまで謡われるほどである。著書に『諸原理について』などがあるが、死後に異端として扱われ、その膨大なる著書の多くは焚書となった。

彼が主に研究し、まとめ上げ、現代にも脈々と受け継がれている思想には2つがある。
まず第一に『この世界の創造について』。彼は主にプラトンの著作であるティマイオスと旧約聖書に影響を受け、それらを併せて解釈した。
結果彼は、「創造とは、神が無に自らの存在を分かち与えたことである」と唱えた。此れこそが後に魔術世界において語られる『起源』である。
ここからさらに彼は、いずれ世界の終幕の際には、人々は全てこの内に秘めた起源より世界の根源、アルケーへと帰依すると唱えた。
聖書を記述通りに捉えるのではなく、あくまで"比喩"と捉え、既存体系と併合して往くこの手法は彼以降にも多く用いられる。

第二に彼は、『この世界に悪がある理由』を試考した。
神が全知全能ならば、この世界に悪など本来存在し得ない。何故この世界に悪が存在するのか?
その疑問に答えるべく、彼はタティアノスと協力し、既存の後期ユダヤ教諸派の偽典の1つ『イザヤ書』を参考とした。
ここにある堕天使という概念を取り入れ、「神に従順でなかった者たちが穢れた魂となり、それが悪となった」と解釈した。
此れにより、神の絶対性を保ったままにこの世界に悪がある理由を説明付け、この説はテルトゥリアヌス教父に支持され以降のキリスト教観念に根付いた。
加えて注釈をするならば、グノーシス神話の代表であるソピアー型神話の無いようにも沿うように取り込みがあり、世界が不完全であることの理由付けにもなっている。
これらの観念は、後年のキリスト教文学である「失楽園」や「神曲」を見ても分かるだろう。いうなれば彼は、堕天使という概念を決定づけた人間ともいえる。

だが彼は、死後に異端として処分された。
理由としては、上記2つの『万物に宿る起源(かみのはへん)』と『悪の存在の理由』を併合し昇華させ、
『この世界の全ては、例え悪であろうと遍く神に救済される』と説いたためである。堕天使が悪というなれば何故今なお生かされているのか?
それは罪を償い続けるためか? 違う。それはいずれ罪が清算され、例え悪だったものであろうといずれは救済されるからだ。と彼は説いたのだ。
だが、それは人間の自由意志の問題と矛盾する。故に彼は死後300年経った6世紀半ばに異端として認定。『諸原理について』など多くの書を焼かれた。

しかし、この『万物救済論』に近い『信ずるものは救われる論』は、
後にキリスト教が信徒の数を増やす際に重宝する形となったのは、ある種の皮肉と言えるだろう。
信ずるものだけが救われる、という事は、かつて彼が敵視したグノーシス主義の善悪二元論への敗北に等しい。
それだけでなく、その選民思想的理論はやがて教皇の腐敗や選民思想の過激化を招く結果となった。
彼はこれに激しく憤り、彼はアヴェンジャーとして霊基を得て顕現した。

サーヴァントとしての願いは『自身の異端認定の取り消し』。
彼にとって、自分の求めた真実が間違っているのならばそれもまたヨシと考えている。
しかし、上記にあるように、彼が信じて進み続けてきたキリスト教が結果としてグノーシス主義の思想に敗北し、
堕落しきった結末に憎悪にも等しい怒りを抱いている。故に彼はその歴史を一切なかったことに覆したいと願っている。
故にその第一段階として、自身への異端認定を取り消すことを切に願っている。

【人物・性格】

捉えどころのない、静かな性格。常に優しく、慈愛の女神のように微笑んで全てを包み込む。
だがその口調の端々には、現代のキリスト教の思想に対する果てしない憎悪の感情が見え隠れしている。
既存のアヴェンジャー、エドモン・ダンテスやジャンヌ・ダルク[オルタ]が"動"の怒りだとするならば、彼は"静"の怒りの極致に立つ。
まるで全てに諦観しきっているかのように感情が凪いでいるが、そのうちに蠢く憎悪は他アヴェンジャーに勝るとも劣らない。

だがそれ以外に対しては非常に優しい。
アレクサンドリア校長であったこともあるため面倒見がよく、また頭もいい。
そのため地雷さえ踏み抜かなければ非常に仲良く過ごせることであろう。

【因縁キャラ】

カラカラ
「二度とその薄汚い面を見せないようになるべく苦しみぬいて死んでくれないかな」
彼がカッパドキアを訪れている際にアレクサンドリアに訪問し、虐待を行ったと聞き及んでいる。
また妹を連れ去られたという逸話も残されており、その内に秘める怒りはまさしく憎悪と呼ぶにふさわしいものとなっている。

エウクレイデス
「ああ、実在したんだ、彼女。いや…ひょっとして"彼ら"と言うべきかな?まぁいいや
僕は思想の、彼らは学問の祖となった。そこは間違いない。だから、彼だろうと彼女だろうと彼らだろうと、その業績に変わりはないよ」
アレクサンドリアにて研究をしていた一人にして、偉大なる幾何学の祖。口ではドライな事を言ってはいるけど、結構尊敬の対象だったりする。

テオフィロス
「奴の名前を二度と僕の前で出すな」
彼に対する話題すら話したくないほどに嫌っている吐き気を催す邪悪。
多分出会ったら…いや、半径数十mに近づけただけで全力で殺しに向かう。
犬猿の仲を超えて天敵。

ヒュパティア
「彼女については、同情を感じるよ、僕にしては珍しくね。
生きる道は違えど、同じ被害者みたいなものだし…仲良くしたいなぁと思うんだけど…無理だろうなぁ」
自身と同じく異端とされたアレクサンドリアの後輩のような人物。数学者と神学者、生きる道は違えど憐憫に近い感情を抱く。
なんとか仲良くしたい、と試みてはいるが神学者であるが故に何かと避けられてしまう。

カタリナ
「彼女の在り方は、僕には眩しすぎる。
先輩としては嬉しいんだけど……辛いところもあるなぁ」
聖人とされた女性。キリスト教の弁証者、教育者、を守護すると謡われているが、
自分はその中に入れない、とオリゲネスは自嘲気味に言う。

キュベレータイプ・アース
「それが果てだというのならば、ああ…実に良い。僕の信じた万物救済は、確かに在り得たんだ」
彼女の行おうとした"人理渾然"は、オリゲネスの謡う『万物救済論』、並びに『万物の根源への帰依』に合致する。
そのため、もし彼が人理渾然の場に召喚されていれば迷うことなく彼女らの為に身を扮して動いていた事であろう。
何故なら彼にとって、この世界など何の未練もないのだから。

沙条愛歌
「…………なんか、あれ? 知り合い? あったことある? ない? そっかぁ…」
何処か似ている物を感じる相手。それ以上でもそれ以下でもない。

【その他情報】

イメージカラー:稀薄された黄金
特技:整合性を取る事、考察
好きなもの:愛、知識
嫌いなもの:腐敗、堕落、異端認定
天敵:テオフィロス、カラカラ
願い:自身の異端認定の取り消し

【一人称】私/僕(感情を偽るときは前者、本音は後者)【二人称】君【三人称】○○君、ちゃん

【台詞】

イメージCV:榊原ゆい
自己紹介:「初めまして。私はオリゲネス。アレクサンドリアのオリゲネス。
      起源をたどり、いずれ根源へと至る物。どうぞオリゲネスでも、オリジンでも、
      お好きなようにおよびくださいませ。私の、愛しいマスター」
戦闘開始:「始めましょう。そして手早く済ませましょう(スカートをややたくし上げて一礼)」
アタック:「どうでしょう」「こうでしょうか」「いかがですか?」
スキル:「繰り返し紡がれる起源の糸…」「さぁ、あなたの起源はどんな色でしょう?」
宝具:「君の内なる悪を見定めよう。そして帰依せよ。全て、総て。あの優しき始まりへ。『黄昏に帰依せ、万物が起源(アルケー・エンテレケイア)』」
ダメージ:「痛い」
大ダメージ:「………………僕の、この身体に、傷をつけたな」
消滅:「ああ、帰るのか。あの、優しき、始まりに──────」
勝利:「お疲れ様、マスター。帰ったら、抱きしめてあげるよ」
敗北:「ああ、ダメなのか。僕じゃやはり、ダメなのか。……教えてくれ、タティアノス」
好きなこと:「考えることとか、好きかな。一人でもいいし、皆と集まって話し合うのもいい」
嫌いなこと:「利益に目が眩んだ存在は嫌いだ。ああ、苦しんで死ねばいいと思っている。できるだけ、苦しく」
マイルーム:「この身体? ああ、妹に似せているんだ。それに、母にもね。美しいだろう?
       妹は喜びを知るよりも早くに死んでしまった。ならば、僕が彼女らに変わり悦びを享受しよう。
       僕にとって最も美しい母を、万物の根源(はは)として、全てを抱きしめよう。そう決めたんだ」
放置:「どうしたの? 考え事? なら、僕が一緒に考えてあげようか? 時には意見し、時には同意して、
    そして時には、その疲れを癒してあげる。抱きしめて、手を握って……。君が望むなら、それ以上の事も……」
会話:「ん、僕が気になる? 良いよ。なんでも教えてあげる。僕の過去、僕の思想、僕の道程……。
    それだけじゃない。僕のこの身体。どこまで女の子なのか、知りたいでしょ? ほら、遠慮しないで」
関連鯖へ:「やぁ、ヒュパティア。君の時代のアレクサンドリア、いったいどんな……ん…行っちゃったか。
     彼女はやっぱり、簡単には心を開いてくれないのだろうか。まぁ…彼女のされたことを考えれば、
     こうして召喚に応じてくれているだけ、奇跡と言えるのかもしれないけど、ね?」

【コメント】

真名:オリジン! 即ち『起源』! かっこいい!!
とか調べたら割とそんな感じの事を提唱していたのでパカった。
去勢しているので女の子になっています。困っていたら割と簡単に抱かせたりしてくれます。

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