最終更新:ID:IED0k4G7lw 2022年03月26日(土) 19:26:13履歴
[フリー素材]
「ひひひ――きひ、ひ。
ああ、うむ、うん。世界は私が微睡んでいる間に随分と発展したようですね。
素晴らしい。私の前には纏めるべき数式と、証明と、そして解を出すべき命題がいくつもある!」
「ひひひ――きひ、ひ。
ああ、うむ、うん。世界は私が微睡んでいる間に随分と発展したようですね。
素晴らしい。私の前には纏めるべき数式と、証明と、そして解を出すべき命題がいくつもある!」
【元ネタ】
【CLASS】キャスター
【真名】エウクレイデス
【性別】女?
【身長・体重】164cm・41kg
【髪色】緑 【瞳色】薄緑
【容姿】不気味な笑みを浮かべる、学士装束の女。
【地域】ギリシャ・エジプト
【年代】紀元前330年頃
【属性】中立・中庸
【天地人】人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D++ 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
【CLASS】キャスター
【真名】エウクレイデス
【性別】女?
【身長・体重】164cm・41kg
【髪色】緑 【瞳色】薄緑
【容姿】不気味な笑みを浮かべる、学士装束の女。
【地域】ギリシャ・エジプト
【年代】紀元前330年頃
【属性】中立・中庸
【天地人】人
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:D++ 魔力:EX 幸運:A 宝具:EX
魔力を帯びた器具を作成できる。
本質的には魔術師ではないが、その時代の素材からさまざまな道具を作り上げる。
現界中に研究を重ねることでランクが上昇し、最終的には低級宝具に匹敵する利器さえ作成が可能となる。
本質的には魔術師ではないが、その時代の素材からさまざまな道具を作り上げる。
現界中に研究を重ねることでランクが上昇し、最終的には低級宝具に匹敵する利器さえ作成が可能となる。
サーヴァントとしての構成要素となった疑似的な多重人格、および分割思考の影響で獲得したスキル。
過去に遭遇した知識や情報を、たとえ知覚していなかった場合でも明確に記憶に再現でき、適切に引き出せる。
このスキルにより無量無辺に湧き出す知識を脳髄に収めるキャスターは、天地無窮のすべてを看破し、
あらゆる問に対する解を考察の末に導き出すことができる。
過去に遭遇した知識や情報を、たとえ知覚していなかった場合でも明確に記憶に再現でき、適切に引き出せる。
このスキルにより無量無辺に湧き出す知識を脳髄に収めるキャスターは、天地無窮のすべてを看破し、
あらゆる問に対する解を考察の末に導き出すことができる。
ランク:EX 種別:対理宝具 レンジ:1-50 最大捕捉:-
幾何学論の原典。
「図形」と「空間」を解き明かす学問、その根本が宝具として本の形を取ったもの。
幾何学には異なる証明を扱う複数の理論が存在するが、それらは並列するものであり否定しあう関係にはない。
むしろ互いが互いの理論の正当性を保証するものであり、包括するもの。
幾何学という概念の基盤となる原論を完成させたエウクレイデスは、幾何学のすべてを活用することができる。
理論を世界に対して押し付け、それ以外の論理を排他する対理宝具。
効果範囲の空間と法則をエウクレイデスの演算どおりに運営・改変し、それに反しようとする作用は矯正する。
空間の歪曲や運動ベクトルの改竄など多岐に渡る強力な効果を発揮するが、この宝具の本来の強みと本質は別にある。
それは「現実を超越する存在に対して、現世の物理法則を強制できる」ということ。
物理法則に基づかない非現実の概念――すなわち魔術を理外の存在として拒絶し、
現世のテクスチャを超越する存在であるサーヴァントが現世法則に頭を垂れる。
物理的な手段によって神秘存在にダメージを与えることができる反則宝具。
付随として。召喚されたエウクレイデスの『原論』には、現界した時代におけるあらゆる数学理論が納められる。
これは『原論』が西洋数学に与えた影響の大きさ、世界で最も手に取られた数学書としての業績が形になったもの。
あくまで記されているのはその時代の数学までだが、そこからエウクレイデス自身が研究と考察を重ねることで
「未来の数式」の定義と命題、そしてその証明を自らの知識として修得できる。
習得した数式は自身の道具作成スキルにも応用でき、作成した道具に組み込むことでより高ランクのアイテムに改良可能。
数式の修得、および道具作成の改善が最終段階まで終了した場合、操る機工のすべてが低級宝具に匹敵する驚異となる。
幾何学論の原典。
「図形」と「空間」を解き明かす学問、その根本が宝具として本の形を取ったもの。
幾何学には異なる証明を扱う複数の理論が存在するが、それらは並列するものであり否定しあう関係にはない。
むしろ互いが互いの理論の正当性を保証するものであり、包括するもの。
幾何学という概念の基盤となる原論を完成させたエウクレイデスは、幾何学のすべてを活用することができる。
理論を世界に対して押し付け、それ以外の論理を排他する対理宝具。
効果範囲の空間と法則をエウクレイデスの演算どおりに運営・改変し、それに反しようとする作用は矯正する。
空間の歪曲や運動ベクトルの改竄など多岐に渡る強力な効果を発揮するが、この宝具の本来の強みと本質は別にある。
それは「現実を超越する存在に対して、現世の物理法則を強制できる」ということ。
物理法則に基づかない非現実の概念――すなわち魔術を理外の存在として拒絶し、
現世のテクスチャを超越する存在であるサーヴァントが現世法則に頭を垂れる。
物理的な手段によって神秘存在にダメージを与えることができる反則宝具。
付随として。召喚されたエウクレイデスの『原論』には、現界した時代におけるあらゆる数学理論が納められる。
これは『原論』が西洋数学に与えた影響の大きさ、世界で最も手に取られた数学書としての業績が形になったもの。
あくまで記されているのはその時代の数学までだが、そこからエウクレイデス自身が研究と考察を重ねることで
「未来の数式」の定義と命題、そしてその証明を自らの知識として修得できる。
習得した数式は自身の道具作成スキルにも応用でき、作成した道具に組み込むことでより高ランクのアイテムに改良可能。
数式の修得、および道具作成の改善が最終段階まで終了した場合、操る機工のすべてが低級宝具に匹敵する驚異となる。
どちらも時間をかけて研究するほど強力化する。事前の準備が重要、という意味ではキャスターらしいと言えなくはない。
「蔵知の司書」「天賦の叡智」などのスキルによって敵の弱点を看破し、それを合わせて道具作成で対応する戦闘スタイル。
というより戦闘型のサーヴァントではないため、それ以外には物量戦しか敵に対抗する手段がない。
(大前提としての『原論 』があるため、これでもキャスターとしては厄介な部類に入るが)
「蔵知の司書」「天賦の叡智」などのスキルによって敵の弱点を看破し、それを合わせて道具作成で対応する戦闘スタイル。
というより戦闘型のサーヴァントではないため、それ以外には物量戦しか敵に対抗する手段がない。
(大前提としての『
紀元前三世紀ごろの古代ギリシアの数学者、天文学者とされる人物。
「数学史上もっとも重要な書物のひとつ」と呼ばれる『原論』の著者であり、
それまでの幾何学論をユークリッド幾何学として纏め上げた幾何学の父とも称される。
元はエジプトの出身だったが、プトレマイオス一世にその才能を見出されアレクサンドリアへと招聘された。
アレクサンドリアでは数学塾を開いていたとされ、プトレマイオス一世はエウクレイデスに幾何学の手解きを受けたという。
かのアレクサンドリアの大図書館の創立に関わっていたかは定かでないが、
大図書館にはエウクレイデスの『原論』の原本が収められていたといわれる。
(この原本は大図書館の焼失と共に焼け落ち、ラテン語やアラビア語に翻訳された訳書によって後世に遺された)
エウクレイデスという名はギリシア語で「よき栄光」を意味し、その実在を疑う説もある。
その説によれば『原論』は複数人の共著であり、エウクレイデスは共同筆名であるという。
(実際、エウクレイデスの著書には他者の作ではないかという説のある書物も存在する)
はたして、その実態が如何なるものであったかは定かではない。
が、サーヴァントとしてのエウクレイデスは、その名に相応しい知識を持つ複数人を一つの霊基に詰め込んだ存在であるようだ。
女性の姿も、霊基に詰め込まれた人格の一つのものに過ぎない。
常人ならば数秒と保たず発狂する状態でありながら、分割思考スキルによって各々の意識を各々のものとして確立。
必要に応じて引き出し管理し、利用している。
そういった事情とは関係なく、人格破綻者。
知識欲と探究心のみが行動原理であり、人心や現世の事情に一切興味を持たない。
「金貨には興味がないのですよ。私が求めるのは命題と、その解だけです」
一見すると無欲、無害に見えるが、これは「自身の事情に対して他者や周囲を一切顧みない」という人間性の欠如に他ならない。
求める解のためならば式を選ばず、被害が出るとしても研究上必要な犠牲と断言して憚らない。
「だいたい、あの大図書館を焼くとかふざけてるでしょう」
「知識と学問よりも優先されるモノがあるとか、世界の方が間違ってるんですよ」
「そんな世界を転覆させたところで、心が痛む人格は“私”の中にはひとりもいません」
マスターに対しても関心は薄く、一応は上役として扱うがその対応はぞんざい。
ただし自分と同じ性質を持つ相手だとみなした場合、教え子として扱い知識を与えようとする。
その『蔵知の司書』に詰まった冒涜的な知識量はあらゆるサーヴァントの中でも最高峰に位置するが、
他人の智慧を認めないわけではない。
もしも想定外や、自分を上回るような智慧を認識した場合は素直に感動する。
場合によってはその危険な思想を引っ込めて真面目に協力することすらある。
――逆に言うと、そういった感銘を受けない場合は自分勝手に行動する。
「素晴らしい! 痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!
世界は私の想定よりも遥かに進歩していました!
ええ、今までの計画は実態からかけ離れた理論値を使っていたと認めなければなりません!
世界をひっくり返すのではなく、世界を持ち上げる方向性に修正しましょう!」
「数学史上もっとも重要な書物のひとつ」と呼ばれる『原論』の著者であり、
それまでの幾何学論をユークリッド幾何学として纏め上げた幾何学の父とも称される。
元はエジプトの出身だったが、プトレマイオス一世にその才能を見出されアレクサンドリアへと招聘された。
アレクサンドリアでは数学塾を開いていたとされ、プトレマイオス一世はエウクレイデスに幾何学の手解きを受けたという。
かのアレクサンドリアの大図書館の創立に関わっていたかは定かでないが、
大図書館にはエウクレイデスの『原論』の原本が収められていたといわれる。
(この原本は大図書館の焼失と共に焼け落ち、ラテン語やアラビア語に翻訳された訳書によって後世に遺された)
エウクレイデスという名はギリシア語で「よき栄光」を意味し、その実在を疑う説もある。
その説によれば『原論』は複数人の共著であり、エウクレイデスは共同筆名であるという。
(実際、エウクレイデスの著書には他者の作ではないかという説のある書物も存在する)
はたして、その実態が如何なるものであったかは定かではない。
が、サーヴァントとしてのエウクレイデスは、その名に相応しい知識を持つ複数人を一つの霊基に詰め込んだ存在であるようだ。
女性の姿も、霊基に詰め込まれた人格の一つのものに過ぎない。
常人ならば数秒と保たず発狂する状態でありながら、分割思考スキルによって各々の意識を各々のものとして確立。
必要に応じて引き出し管理し、利用している。
そういった事情とは関係なく、人格破綻者。
知識欲と探究心のみが行動原理であり、人心や現世の事情に一切興味を持たない。
「金貨には興味がないのですよ。私が求めるのは命題と、その解だけです」
一見すると無欲、無害に見えるが、これは「自身の事情に対して他者や周囲を一切顧みない」という人間性の欠如に他ならない。
求める解のためならば式を選ばず、被害が出るとしても研究上必要な犠牲と断言して憚らない。
「だいたい、あの大図書館を焼くとかふざけてるでしょう」
「知識と学問よりも優先されるモノがあるとか、世界の方が間違ってるんですよ」
「そんな世界を転覆させたところで、心が痛む人格は“私”の中にはひとりもいません」
マスターに対しても関心は薄く、一応は上役として扱うがその対応はぞんざい。
ただし自分と同じ性質を持つ相手だとみなした場合、教え子として扱い知識を与えようとする。
その『蔵知の司書』に詰まった冒涜的な知識量はあらゆるサーヴァントの中でも最高峰に位置するが、
他人の智慧を認めないわけではない。
もしも想定外や、自分を上回るような智慧を認識した場合は素直に感動する。
場合によってはその危険な思想を引っ込めて真面目に協力することすらある。
――逆に言うと、そういった感銘を受けない場合は自分勝手に行動する。
「素晴らしい! 痛みに耐えてよく頑張った! 感動した!
世界は私の想定よりも遥かに進歩していました!
ええ、今までの計画は実態からかけ離れた理論値を使っていたと認めなければなりません!
世界をひっくり返すのではなく、世界を持ち上げる方向性に修正しましょう!」
ピタゴラスやアイザック・ニュートンなど数学者系サーヴァント:
先人であれど、エウクレイデスの後を行ったものであれど、等しく一定の敬意を払う。
「数学に限らず、学問とは積み重ねによって発展と考察を繰り返されるもの。
その一部となった者たちには経緯を払うべきでしょう。学問に対しては誠実でありたいと考えていますよ、私は」
エヴァリスト・ガロワ:
「ほう、あなたも数学者……あ? なんでいきなりキレて?
いや逆鱗に触れたとか言われても意味がわからな……おいやめろ! やめ――」
めちゃくちゃ苦手な相手。詳細は省くがエウクレイデスは死ぬ。
エラトステネス、オリゲネスなど古代アレクサンドリア関係者:アレクサンドリア大図書館トークを始める。
「私がいなくなった後の大図書館はどうでした? 蔵書自体は頭の中に入っていますが、生の空気は当人に聞くのが一番ですからね」
ぶっちゃけはた迷惑な上に最終的に図書館を破壊した連中への恨み話になるので途中で止めるべき。
ヒュパティア:「あなたはよくやりましたよ」
ブランキュラータ:自分を構成要素にしたアルターエゴ。
ブランキュラータのそれが内向きであるのに対してエウクレイデスが外向きであるという違いこそあるが、
その“自己完結”という特性は同一。
当然ではあるが、自己ですべてを完結させた存在同士が噛み合うわけがない。
エウクレイデスは、彼女に興味を持たない。
「その檻と、永遠と計算を続けられる環境は興味深いですが、貴女個人は退屈ですね。
自己を完成と意味付けて進歩をしない存在など、虫と変わらない――」
アルキメデス〔アークエネミー〕:
このアークエネミーが現れた擬似特異点に居合わせた場合、エウクレイデスは
『私に支点を与えよ(イクリブリアム・オブ・プレインズ)』を物理破壊しようとしはじめる。
なんでだ。
「その棒が完成し、あなたが世界を破壊するのが先か。私がその棒を破壊できる兵器を開発するのが先か」
「どちらが早く終わるか、“計算の早さ比べ”という奴ですね……?」
断じて違う。
███████(Requiem):
「きひ、ひ、ひ、ひっ! ふは、ははは、はははははははははははははははははははは!」
「これが笑わずにいられますか! 外なる神は、『非幾何的』を冒涜的なる表現だとおっしゃりましたか!」
「私の『名前』を! 私の幾何を、そこまで高く買いますか!? ひひひ、滑稽かつとても愉快な気分です!」
「もっと胸を張るべきですよ、“私”! 我々の功績は外なる神にすら認められたのだから!」
「――ああ、でも。やっぱりあなたは、“ユークリッド的じゃない”ですね」
「少なくとも、私とあなたは別物です。それは自明だし、他人が見ても明らかでしょ?」
先人であれど、エウクレイデスの後を行ったものであれど、等しく一定の敬意を払う。
「数学に限らず、学問とは積み重ねによって発展と考察を繰り返されるもの。
その一部となった者たちには経緯を払うべきでしょう。学問に対しては誠実でありたいと考えていますよ、私は」
エヴァリスト・ガロワ:
「ほう、あなたも数学者……あ? なんでいきなりキレて?
いや逆鱗に触れたとか言われても意味がわからな……おいやめろ! やめ――」
めちゃくちゃ苦手な相手。詳細は省くがエウクレイデスは死ぬ。
エラトステネス、オリゲネスなど古代アレクサンドリア関係者:アレクサンドリア大図書館トークを始める。
「私がいなくなった後の大図書館はどうでした? 蔵書自体は頭の中に入っていますが、生の空気は当人に聞くのが一番ですからね」
ぶっちゃけはた迷惑な上に最終的に図書館を破壊した連中への恨み話になるので途中で止めるべき。
ヒュパティア:「あなたはよくやりましたよ」
ブランキュラータ:自分を構成要素にしたアルターエゴ。
ブランキュラータのそれが内向きであるのに対してエウクレイデスが外向きであるという違いこそあるが、
その“自己完結”という特性は同一。
当然ではあるが、自己ですべてを完結させた存在同士が噛み合うわけがない。
エウクレイデスは、彼女に興味を持たない。
「その檻と、永遠と計算を続けられる環境は興味深いですが、貴女個人は退屈ですね。
自己を完成と意味付けて進歩をしない存在など、虫と変わらない――」
アルキメデス〔アークエネミー〕:
このアークエネミーが現れた擬似特異点に居合わせた場合、エウクレイデスは
『私に支点を与えよ(イクリブリアム・オブ・プレインズ)』を物理破壊しようとしはじめる。
なんでだ。
「その棒が完成し、あなたが世界を破壊するのが先か。私がその棒を破壊できる兵器を開発するのが先か」
「どちらが早く終わるか、“計算の早さ比べ”という奴ですね……?」
断じて違う。
███████(Requiem):
「きひ、ひ、ひ、ひっ! ふは、ははは、はははははははははははははははははははは!」
「これが笑わずにいられますか! 外なる神は、『非幾何的』を冒涜的なる表現だとおっしゃりましたか!」
「私の『名前』を! 私の幾何を、そこまで高く買いますか!? ひひひ、滑稽かつとても愉快な気分です!」
「もっと胸を張るべきですよ、“私”! 我々の功績は外なる神にすら認められたのだから!」
「――ああ、でも。やっぱりあなたは、“ユークリッド的じゃない”ですね」
「少なくとも、私とあなたは別物です。それは自明だし、他人が見ても明らかでしょ?」
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