テルース
最終更新：ID:obtZ59QIlg 2019年09月07日(土) 19:54:12履歴
「貴方は、私を識っていますか？」
基本情報 
【出典】ローマ神話
【CLASS】ロスト
【真名】テルース
【異名・別名・表記揺れ】テルス、テラ、テラ・マーテル
【性別】女性
【身長・体重】170cm・56kg
【肌色】大地のように暖かな肌色 【髪色】血のように鮮やかな朱 【瞳色】川面のように澄んだ青
【スリーサイズ】74・63・79
【外見・容姿】どこか寂しそうな瞳をして、それでも優しく微笑む、慈母の如き少女。
【地域】ローマ
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・地母神
【ステータス】筋力：C 耐久：A+++ 敏捷：E 魔力：EX 幸運：C 宝具：A++
【CLASS】ロスト
【真名】テルース
【異名・別名・表記揺れ】テルス、テラ、テラ・マーテル
【性別】女性
【身長・体重】170cm・56kg
【肌色】大地のように暖かな肌色 【髪色】血のように鮮やかな朱 【瞳色】川面のように澄んだ青
【スリーサイズ】74・63・79
【外見・容姿】どこか寂しそうな瞳をして、それでも優しく微笑む、慈母の如き少女。
【地域】ローマ
【年代】神代
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・地母神
【ステータス】筋力：C 耐久：A+++ 敏捷：E 魔力：EX 幸運：C 宝具：A++
【クラス別スキル】
喪失証明：-
スキルを失っていることを示すだけのスキル。
ロストは本来有するはずのクラススキルを持たず、また取り戻すこともない。
固有の神話・逸話を持たず、その名と他の神格との共通性のみが伝承される。
それ故にこの神格は、“何物 にも、何者 にもなれない”。
ロストは本来有するはずのクラススキルを持たず、また取り戻すこともない。
固有の神話・逸話を持たず、その名と他の神格との共通性のみが伝承される。
それ故にこの神格は、“
【保有スキル】
神性：A-
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
ローマ神話に連なる正当な神だが、“自己証明を失った”ものとして召喚された影響か、劣化が見られる。
ローマ神話に連なる正当な神だが、“自己証明を失った”ものとして召喚された影響か、劣化が見られる。
母なる大地：A++
テラ・マーテル。地母神としての権能の断片的発露。
嘗てビースト�兇箸靴童恩修靴親閏錣僚�神のように、全く新しい生態系を創造することまではできない。
しかし、環境に自然発生・生育するおよそ全ての生命種に対し、強力な加護を授けることができる。
サーヴァントとしての霊基で召喚されている為、劣化に劣化を重ねているが、それでもなお通常の魔術師では及びもつかないほどの効力を有する。
ただし、その効果は、彼女の領域である“大地”の上でしか発揮されない。
川や湖などではともかく、完全に海に入ったり跳躍して大地から大きく離れたりすると、加護は一時的に消える。
嘗てビースト�兇箸靴童恩修靴親閏錣僚�神のように、全く新しい生態系を創造することまではできない。
しかし、環境に自然発生・生育するおよそ全ての生命種に対し、強力な加護を授けることができる。
サーヴァントとしての霊基で召喚されている為、劣化に劣化を重ねているが、それでもなお通常の魔術師では及びもつかないほどの効力を有する。
ただし、その効果は、彼女の領域である“大地”の上でしか発揮されない。
川や湖などではともかく、完全に海に入ったり跳躍して大地から大きく離れたりすると、加護は一時的に消える。
原初の一：-
アルテミット・ワン。星からのバックアップを受けることで、敵対する相手より一段階上のスペックになるスキル。
ギリシャ神話におけるガイア───即ち、“星”そのものである神格と同一視されるロストは、全生命のはじまりなるが故に、己から分節した一切に対する絶対権限を有する。
しかし、本来の信仰を失い、他の神話大系との比定によってのみそれを擬似復元しているロストとしての彼女は、この能力を行使できない。
一つの神話 に、地母神 は二柱 もないのである。
ギリシャ神話におけるガイア───即ち、“星”そのものである神格と同一視されるロストは、全生命のはじまりなるが故に、己から分節した一切に対する絶対権限を有する。
しかし、本来の信仰を失い、他の神話大系との比定によってのみそれを擬似復元しているロストとしての彼女は、この能力を行使できない。
一つの
【宝具】
『大地亡失く紅涙の瞳 』
ランク：EX（-） 種別：対生命宝具 レンジ：- 最大捕捉：-
「逸話・神話を持たない」という逸話を典拠とする宝具。
英霊としての自身を構成するはずの幻想の不在・遺失を、自身の司る“大地”の失陥と同一視。一時的に、周囲一帯の大地を“消去する”。
これにより、命は況や、地球上の存在が根付くべき領域を失わせ、あらゆる存在を消去・もしくは希薄化する。
これには物質的存在だけではなく、不可視の観念や魔術的作用も含まれており、対粛清防御かそれに類する効果を持たない限り、無効化や防御は不可能。
唯一の例外は、地母神としての神性を持つ存在。
自身の存在を傍証するそれらを否定することは、そのまま自身の否定につながる為、効果を及ばせることができない。
───逆に言えば。
そういった相手ともろともに、ロスト自身が消え去ることを覚悟するのであれば、この宝具は効果を発揮できる。
そんな状況に直面するようなことは、まずないであろうが。
しかし、通常のロストは、この宝具を使用できない。余りにも、霊基数値が不足しているからだ。
たとえ神霊であれ、否、神霊であればこそ、霊体として召喚された際の出力は、自身が集める信仰に比例する。
信仰を証明する神話を失ったローマの神格は、その点で、軒並み“弱い”のである。
無論、神としての霊基の“高さ”はあるが、それは例えば、蛇口ばかりが大きいのにそこに供給される水の量が少ないようなもので、宝の持ち腐れといっても良い。
「逸話・神話を持たない」という逸話を典拠とする宝具。
英霊としての自身を構成するはずの幻想の不在・遺失を、自身の司る“大地”の失陥と同一視。一時的に、周囲一帯の大地を“消去する”。
これにより、命は況や、地球上の存在が根付くべき領域を失わせ、あらゆる存在を消去・もしくは希薄化する。
これには物質的存在だけではなく、不可視の観念や魔術的作用も含まれており、対粛清防御かそれに類する効果を持たない限り、無効化や防御は不可能。
唯一の例外は、地母神としての神性を持つ存在。
自身の存在を傍証するそれらを否定することは、そのまま自身の否定につながる為、効果を及ばせることができない。
───逆に言えば。
そういった相手ともろともに、ロスト自身が消え去ることを覚悟するのであれば、この宝具は効果を発揮できる。
そんな状況に直面するようなことは、まずないであろうが。
しかし、通常のロストは、この宝具を使用できない。余りにも、霊基数値が不足しているからだ。
たとえ神霊であれ、否、神霊であればこそ、霊体として召喚された際の出力は、自身が集める信仰に比例する。
信仰を証明する神話を失ったローマの神格は、その点で、軒並み“弱い”のである。
無論、神としての霊基の“高さ”はあるが、それは例えば、蛇口ばかりが大きいのにそこに供給される水の量が少ないようなもので、宝の持ち腐れといっても良い。
【Weapon】
『大地』
大地を司る神性であるロストは、大地そのものに干渉することで攻防を行う。
本来は自身の権能でこれを制御するのだが、サーヴァントとしての召喚時には、世界からの排斥を回避する為、大量の魔力を消費して擬似的に権能を再現している。
また、神霊としての性質が強く発露するにつれて、大地に対する権能に加え、チャタル・ヒュユクの女神に連なる“生命に対する権能”を行使可能となる。
使えるようになったとしても、世界からの排斥を跳ね除けてこれを行使する為に莫大な魔力を消費する為、使用はあまり現実的ではないが。
本来は自身の権能でこれを制御するのだが、サーヴァントとしての召喚時には、世界からの排斥を回避する為、大量の魔力を消費して擬似的に権能を再現している。
また、神霊としての性質が強く発露するにつれて、大地に対する権能に加え、チャタル・ヒュユクの女神に連なる“生命に対する権能”を行使可能となる。
使えるようになったとしても、世界からの排斥を跳ね除けてこれを行使する為に莫大な魔力を消費する為、使用はあまり現実的ではないが。
【解説】
ローマ神話における、大地を司る神格。
配偶神として男神テルーモーがいる。
ギリシャ神話における原初の地母神、ガイアと同一視される。
同じくギリシャのデーメーテールや、ローマ神話のケレースといった豊穣神とも同一視されることがある。
───以上が、テルースについて語るべき情報の全てである。
ローマの神格にはよくあることではあるが、彼女本来の逸話と呼べるものは、現代に殆ど残されていない。
ギリシャ神話の同一視される神格からローマの神格が逸話を取り込んだ事例は多数あるが、彼女に固有の逸話は、少なくとも人類が認識する範囲では、存在していない。
唯一、彼女について確かなことは、「大地」を意味するその名から、その権能が大地にまつわるもの───恐らくは地母神としての性格を持つものであるということ程度。
忘却の彼方に消えた神格。存在証明を失陥した幻想。確かな実相を“失った”神格。
故にこそ、テルースはロストのクラスによって現界する。
切り出されるべき側面を持たない空虚は、空虚として現れるしかないが故に。
しかし、現実に、神霊テルースという概念は存在する。
他の神話大系との相関においてではあるが、その存在について語られ、名前だけとはいえ伝承も続いている。
であるならば、実相の証明が不可能であったとしても、この神霊は実在したのだ。
それでは。この女神は、果たして一体如何なる存在であったのか。
その正体は、多くの神話において共通して登場する、創造を為すもの……チャタル・ヒュユクの女神の系譜に連なる地母神である。
先述のガイアやデーメーテール、更には地中海文化圏におけるキュベレー、メソポタミア文明圏のティアマト、イシュタル、アスタルテ。
多くの文明圏に共通して見られるそのエッセンスを、テルースも受け継いでいのたである。
ただし───他の神格と比して、非常に色濃く。
それは言わば、大地に対する信仰そのものとの同化。
育むものとして定義された大地、星を己自身と見なし、極限まで融合したもの。
古典ラテン語における一般名詞としての「大地 」が自身の名となったのは、その事実を表象するものでもあった。
無論、他のローマの神格とてもそれは同じことであったのだが、最も普遍的で、最も原始的な信仰であるテルースは、その影響を強く受けた。受けすぎた。
故に、彼女は証明されなかった。
余りに普遍的であるが故に、“どこにでもある”が故に、それを証明しようとするものはいない。
時が未来へ進み、昨日が去って明日が来るのを、誰も疑わないように。
自明の事実を、敢えて語り継ごうとする者はいなかった。
「大地」のあるが故に、生命があり、世界があるなどという、当然のことを。
そして、彼女は“どこにもいない”ものとなった。
他の神話大系における同様の神格のどれよりも“大地”であったが故に、“大地”自体に溶け込み、神という個体としての証明を失陥した。
されど。
彼女は、それを受け入れた。
己が当然であるのならば。己の意思が必要ではないのならば。
それは、きっと生命にとって、善いことなのだ。
全ての生命は、最初から成体ではなく。故に庇護を必要とする。
しかし、その庇護を永遠に与え続けることはない。
幼かった生命も、やがて成長する。母たる大地が、いつまでも揺り籠となることはない。
それならば……嗚呼、それならば、それで善いのだ、と。
母なるが故に、彼女は生命を送り出した。
忘却の痛みが、いつか子らの未来の糧となると、そう信じて。
そんなテルースが、ロストという例外を持ち出してでも召喚に応じる事例は殆どない。
最早彼女は、生命を世界の裏側から見守ることに決めている。
これ以上の手出しは、生命に対して却って害であるとまで思っているのだから、単なる聖杯戦争などに顕れることは絶対にない。
だから、彼女がもしその姿を顕すことがあるとしたら。
それはきっと、生命が“乗り越えられない”ほどの大災害が起こる、その前触れなのかもしれない。
配偶神として男神テルーモーがいる。
ギリシャ神話における原初の地母神、ガイアと同一視される。
同じくギリシャのデーメーテールや、ローマ神話のケレースといった豊穣神とも同一視されることがある。
───以上が、テルースについて語るべき情報の全てである。
ローマの神格にはよくあることではあるが、彼女本来の逸話と呼べるものは、現代に殆ど残されていない。
ギリシャ神話の同一視される神格からローマの神格が逸話を取り込んだ事例は多数あるが、彼女に固有の逸話は、少なくとも人類が認識する範囲では、存在していない。
唯一、彼女について確かなことは、「大地」を意味するその名から、その権能が大地にまつわるもの───恐らくは地母神としての性格を持つものであるということ程度。
忘却の彼方に消えた神格。存在証明を失陥した幻想。確かな実相を“失った”神格。
故にこそ、テルースはロストのクラスによって現界する。
切り出されるべき側面を持たない空虚は、空虚として現れるしかないが故に。
しかし、現実に、神霊テルースという概念は存在する。
他の神話大系との相関においてではあるが、その存在について語られ、名前だけとはいえ伝承も続いている。
であるならば、実相の証明が不可能であったとしても、この神霊は実在したのだ。
それでは。この女神は、果たして一体如何なる存在であったのか。
その正体は、多くの神話において共通して登場する、創造を為すもの……チャタル・ヒュユクの女神の系譜に連なる地母神である。
先述のガイアやデーメーテール、更には地中海文化圏におけるキュベレー、メソポタミア文明圏のティアマト、イシュタル、アスタルテ。
多くの文明圏に共通して見られるそのエッセンスを、テルースも受け継いでいのたである。
ただし───他の神格と比して、非常に色濃く。
それは言わば、大地に対する信仰そのものとの同化。
育むものとして定義された大地、星を己自身と見なし、極限まで融合したもの。
古典ラテン語における一般名詞としての「
無論、他のローマの神格とてもそれは同じことであったのだが、最も普遍的で、最も原始的な信仰であるテルースは、その影響を強く受けた。受けすぎた。
故に、彼女は証明されなかった。
余りに普遍的であるが故に、“どこにでもある”が故に、それを証明しようとするものはいない。
時が未来へ進み、昨日が去って明日が来るのを、誰も疑わないように。
自明の事実を、敢えて語り継ごうとする者はいなかった。
「大地」のあるが故に、生命があり、世界があるなどという、当然のことを。
そして、彼女は“どこにもいない”ものとなった。
他の神話大系における同様の神格のどれよりも“大地”であったが故に、“大地”自体に溶け込み、神という個体としての証明を失陥した。
されど。
彼女は、それを受け入れた。
己が当然であるのならば。己の意思が必要ではないのならば。
それは、きっと生命にとって、善いことなのだ。
全ての生命は、最初から成体ではなく。故に庇護を必要とする。
しかし、その庇護を永遠に与え続けることはない。
幼かった生命も、やがて成長する。母たる大地が、いつまでも揺り籠となることはない。
それならば……嗚呼、それならば、それで善いのだ、と。
母なるが故に、彼女は生命を送り出した。
忘却の痛みが、いつか子らの未来の糧となると、そう信じて。
そんなテルースが、ロストという例外を持ち出してでも召喚に応じる事例は殆どない。
最早彼女は、生命を世界の裏側から見守ることに決めている。
これ以上の手出しは、生命に対して却って害であるとまで思っているのだから、単なる聖杯戦争などに顕れることは絶対にない。
だから、彼女がもしその姿を顕すことがあるとしたら。
それはきっと、生命が“乗り越えられない”ほどの大災害が起こる、その前触れなのかもしれない。
【人物・性格】
生命を育む土壌、即ち母として普段は振る舞う、物静かな女性。
とは言っても、前述の生命に対するスタンスから、あまり積極的に他者に働きかけることはなく、基本的には影からその行いを見守る。
たとえ何があっても、子を受け止め、その安らぎとなる。それがテルースという地母神の在り方である。
だからこそ、神代にその正体を忘れ去られ、名前だけが語り継がれていることを、彼女は寂しく思っている。
それは、自分という人格化された現象が、最早庇護していた生命にとって不要であることの宣言でもあったから。
少しずつ巣立ちに近づいていく、その事実を嬉しくも思う一方で、やはり、自分の手を離れていってしまったことに、寂寞を覚えずにはいられない。
今や無きに等しい存在となってしまったとしても、彼女は、間違いなく母であったから。
イメージカラー：土の色
特技：子供たちの見守り
好きなもの：地球という生命の全て
嫌いなもの：あるべき世界を壊す者
天敵：忘却
願い：どうか、生命に未来がありますように。
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】名前を呼び捨て
とは言っても、前述の生命に対するスタンスから、あまり積極的に他者に働きかけることはなく、基本的には影からその行いを見守る。
たとえ何があっても、子を受け止め、その安らぎとなる。それがテルースという地母神の在り方である。
だからこそ、神代にその正体を忘れ去られ、名前だけが語り継がれていることを、彼女は寂しく思っている。
それは、自分という人格化された現象が、最早庇護していた生命にとって不要であることの宣言でもあったから。
少しずつ巣立ちに近づいていく、その事実を嬉しくも思う一方で、やはり、自分の手を離れていってしまったことに、寂寞を覚えずにはいられない。
今や無きに等しい存在となってしまったとしても、彼女は、間違いなく母であったから。
イメージカラー：土の色
特技：子供たちの見守り
好きなもの：地球という生命の全て
嫌いなもの：あるべき世界を壊す者
天敵：忘却
願い：どうか、生命に未来がありますように。
【一人称】私 【二人称】貴方 【三人称】名前を呼び捨て
【コメント】
合同の時に練った泥。半分Mayちゃん家産だけど堪忍してつかぁさい……。
nevadakagemiya
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