ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【真名】ヨハン・ヴァイヤー
【性別】男
【容姿】表紙に髑髏の描かれた本を携えている医者風の男性
【属性】中立/善
【ステータス】筋力:D 耐久:C 敏捷:C 魔力:A- 幸運:C 宝具:EX

【クラス別スキル】

騎乗:D

 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。

対魔力:C

 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

【保有スキル】

悪魔使役:A+

 魔と呼ばれるもの全般を使役するための知識。
 悪魔に属するものからの影響を受けにくくなり、それらとの交渉などにおいても常に有利となる。

心理解析:C

 人間心理に対する深い造詣を持つ。
 単純な相手の行動の先読みが出来、また自身の精神も解析できるので精神汚染などに耐性がある。

魔術:C

 師アグリッパの下で身に着けた「カバラ」と「召喚術」の知識をひっくるめたもの。

【宝具】

『偽国天覆の書(シュードモナキア・ダエモーナム)』
ランク:EX 種別:対国宝具 レンジ:1-100 最大捕捉:1-69
 加熱する魔女狩りに対抗するためにライダーによって著述された、『悪魔の幻惑、及び呪法と毒殺者について』に付された補遺(書き足し)。魔神を召喚するために必要な日時と召喚方法、その容姿や特性などについて細かく記載されている。その数は69であり、一体を除きほとんどがソロモンの著述したとされるレメゲトンと重複する。ぶっちゃけゴエティア(ゲーティア)の元ネタ。ライダーがこの書を記した時は魔神を一体一体召喚しては聴取した情報を記録していった。悪魔などの魔全般に対するきわめて強力な実在の証明であるものの、この書に記されたが故に広く大衆に魔の存在を認識されてしまい、魔神は書によって著された権能以上の働きをすることが出来なくなってしまった。
 効果は、対象となる存在が保有する神秘などの特質を魔であるとみなし、書に著すことによりその能力を封印することが出来るというもの。記した日時などの再現によって封印した特質を再演(リピート)することも可能だが、よほど長期の戦闘でなければそうそう叶わないだろう。

【Weapon】

『プルフラス』
 ライダーといいながら特に何かに騎乗しているわけではないライダーにとって唯一の乗りモノっぽいもの。頭がフクロウの形をした地獄の大君主。レメゲトンに記載されていない唯一の魔神。コラン・ド・プランシーによってプルソンと見た目を取り違えられた。ちなみにライダーは騎乗していない。

【解説】

 迷信を含んだ信仰という偉大な庇護の中にあって育まれてきた西洋的理性が信仰その物に依存しながらもそこから抜け出さんとする、いうなれば二次反抗期こそがルネサンス期に起こった魔女狩りと呼ばれる社会的ヒステリーの正体とも言えるだろう。人はプロテスタントとカトリックの諍いを経て信仰にすら合理性の烈光を浴びせんとし、今まで迷信といった非合理性という暖かい泥の中にいたのだと自覚し、恥じ、悔い、そして発狂し弾劾した。ためにまさしく思春期の苛立ちにも似た非合理的な判断によって非合理を詰っては、それを弱者である老人や嫌われ者たちに仮託し、スケープゴートに仕立て上げた。
 ヨハン・ヴァイヤーは医者であり魔術師である立場から、これら弱者を擁護していった人物である。
 まず彼は魔女狩りをする者たちによって一緒くたにされていた魔女、魔術師、毒殺者の三種を自身の臨床的経験から分別し、魔女(とされたもの)をメランコリー(憂鬱)から無気力となり自ら反論することが出来ず自白を強要された者達、魔術師を(自らのような)魔に対する正確な知識と技術で以て事を成す者達、毒殺者を明白に害意を持ち明らかに何らかの手段(この場合は毒)で以て害さんとする者達であると見做した。それゆえ、魔女狩りを是と為すもの達が批難するところの悪魔と契約して不埒な行いを成し社会全般に害をなす魔女というものは存在せず、彼女らに必要なのは精神に対する治療、即ち医術であると主張した。また魔術師に対しても全部が全部悪いわけじゃなし、(自分の様に)悪いことしていない者は良く言って聞かせて許せばいいじゃないか、と主張した。その主張は魔女を頑なに魔術師であり毒殺者であると見做す肯定派によって反論される。

 ヨハン・ヴァイヤーは1515年ネーデルランドに生まれた医者。若いころ少しだけコーネリウス・アグリッパに弟子に入った。ある時赴任先で医者(つまり学のある者)として魔女裁判に臨席を求められたことから後に『悪魔と幻惑、及び呪法と毒殺者について』を著述。魔女裁判の批判者となる。当然のように肯定派によってさまざまな反論にあうものの、(魔術師だから)悪魔なんていねーよという立場を取れず、また精神医学における知識の蓄積が不十分であるためにいまいち通じず、魔女裁判批判における嚆矢とされるものの決め手とはなっていない。

 ここまでだとなんかいい人っぽいけど宝具でもある著作は「無知で無教養で無気力な魔女(と見做された女性)なんかに魔術が行使できるわけない(その点私は知識があるので使える)」という主張のために書かれたところもあるので何とも言えない。そもそも設定的に後世のグリモアに大いに参考にされてしまったがために召喚術その物の衰退を招いたところもある。彼がライダーである理由はキャスターにメタ貼れるから、ではなく魔神にのっているからでもなく、国家経営を操船と見做して、地獄の君主国という大きな船を使役することが可能であるというところから。今更魔術師なんて大きな顔して名乗れない、という一面もある。


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