ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「俺はやるぜ俺はやるぜ俺はやるぜェーッ!」


基本情報

【出典】生物史・絶滅種
【CLASS】シールダー
【真名】ロンサム・ジョージ〔ガラパゴスゾウガメ〕
【異名・別名・表記揺れ】孤独なジョージ、El Solitario Jorge(スペイン語表記)
【性別】オス
【身長・体重】100cm*1・88kg
【皮膚色】暗灰色 【甲羅色】黒灰色 【瞳色】黒
【スリーサイズ】ゾウガメとしては小さい種。
【外見・容姿】それなりに大きいゾウガメ。時々喋って二足歩行して何処からともなくモヒカンのカツラをつけ出す。
【地域】ガラパゴス諸島・ピンタ島
【年代】1900年前後〜2012年6月24日
【属性】中立・悪
【天地人属性】地
【その他属性】獣・絶滅種
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:E 魔力:B 幸運:D 宝具:C

【クラス別スキル】

対魔力:D

 シールダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。
 一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
 なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。
 Dランクでは、一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

騎乗:E

 乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
 また、英霊の生前には存在しなかった未知の乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって自在に乗りこなせる。
 どちらかといえば自分自身が乗られる側であり、ゾウガメであるという肉体的な制約もあって、ランクは高くない。

【保有スキル】

魔力防御:C+

 『魔力放出』と対になるスキルで、あちらが魔力を攻撃力に変換するのに対し、こちらは防御力に変換する。
 あちらが魔力のジェット噴射ならば、こちらは差し詰め「魔力のバリアフィールド」といったところ。
 保有する魔力量が多いほど性能は向上し、膨大な魔力を保有するならばその守りは国一つをも守護する聖なる壁と化す。
 シールダーとしてのクラスを得るにあたり、生き延び続けて種を存続させたことから、彼は守護の能力を得た。

生息続行:A

 人間によって絶滅が確認された種族の内、最後の一体(乃至はそうだと思われる個体)のみが保有する特殊なスキル。
 「自分がサーヴァントとしてここにいるということは、見せかけ上ではあるが、自分の種族はこの世から滅びていないと言える」。
 この見立てから飛躍し、「滅びていないのだから滅びない」という循環論法じみた強弁を世界に押し付けることで、『存在続行』と同等の現界維持能力を発揮する。
 但し、生命体としての活動を継続できる状態ならば幾らでもしぶとく生き残るが、頭部や心臓の破壊といった「その種が絶対に生存できない」類のダメージを受けると、このスキルは無力化される。
 明確にその死亡が確認された個体として、シールダーは高ランクでこのスキルを有する。

滅びの挽歌:A+

 絶滅した生物種のみが持つことを許された、滅びゆくもの達の叫び。『恐慌の声』の亜種スキル。
 彼らの叫声は生命活動を維持するあらゆる存在の魂を抉り、「滅びる」という恐怖を擬似体験させることで、精神ダメージを与える。
 近縁種との交配も殆ど行うことなく、最期まで孤独なままに死んでいったシールダーは、絶滅という事実から目を逸らすことなく生き抜いた。
 この為、彼の叫びは、通常のそれに輪をかけて「強く」心に響き渡る。

【宝具】

孤独な巨亀ロンサム・ジョージ

ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
 最後のピンタゾウガメとして記録された、ロンサム・ジョージの巨大な甲羅そのもの。
 サーヴァント化したことで、「既に滅びた存在」という概念を強化された彼の甲羅は、絶滅や滅亡といった概念を寄せ付けない。
 因果逆転の呪いなどによる「確実な死」を与える攻撃も、滅んだものとしての特性を強調することで、一定ランクまでダメージを削減することが可能。
 一方、洗礼詠唱など、あるべき場所へ魂を引き戻すような攻撃には滅法弱い他、物理的強度はあくまでもゾウガメの甲羅のそれと同じでしかない。

大笑すべき巨亀の魂歌シャウティング・ジョージ

ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1〜3 最大捕捉:10人
 絶滅すらも笑い飛ばす、孤独なジョージのソウルシャウト。
 同胞が死に絶えようと、人間が何をしようと、種として終わってしまうことを受け入れながら死んだシールダーは、全ての終わりを笑い飛ばす。
 何故ならば、死したその後、彼は遂に孤独から解放されるからだ。先に逝った者達が其処に待っていると、確信しているからだ。
 そんな自信に満ち溢れた彼の笑い声は、終わりを嘆く人々の心を晴らす効果を持つ。
 「どうせくたばるなら、笑ってくたばろうや。そんで、生きてる奴ァそれを笑って見送ってやりゃあいい」
 「そっちの方が、気楽に逝けるってもんだぜ?」

【Weapon】

甲羅

 自分の甲羅。背中を向けて勢いよくぶち当たればそれなりに痛いが、例えば神代の武器なんかで思いっきり殴られると普通に砕けて死ぬ。
 シールダーの盾は、飽くまでも絶滅を回避する為に存在するもの。であるからして、それ以上の役割を求めてはいけないのだ。

【解説】

 独りぼっちのジョージ。エクアドル領はガラパゴス諸島・ピンタ島にのみ生息していたピンタゾウガメ(或いはガラパゴスゾウガメの亜種)の、最後の個体として知られる。
 1876年に、ドイツ人動物学者アルベルト・ギュンターによって発見されたこの種であるが、1906年に発見・捕獲された個体の死亡後は、野生個体が確認されず、絶滅したものと見なされていた。
 しかし、最後の発見から60年以上経った1971年12月1日、同島に上陸したハンガリーの動物学者によって、1頭のゾウガメが発見された。
 この個体こそが、後にジョージと名付けられたピンタゾウガメである。

 19世紀半ば頃より、食肉目的での乱獲、或いは希少な標本とする為の捕獲によって、ガラパゴス諸島に生息するゾウガメの頭数は激減した。
 各島固有の特徴を持つ個体群をそれぞれ別の種として見なす、現在の学会で主流の説に従う場合、最大で15種程存在したゾウガメの内、19世紀時点で既に2種が絶滅していた。
 こうした中、絶滅したと思われていた1種が生存していた、という報告は、学術的観点からも、また島の生態系保持という観点からも、福音と呼ぶべき慶事だった。
 特にピンタゾウガメについては、乱獲以外にも、食料となる植物を島に放ったヤギが一度は食い尽くしてしまった為に、それを乗り越えて生存していたことは、喜ばしい出来事であった。

 生きた個体発見の報告を受け、ジョージを保護したチャールズ・ダーウィン研究所やガラパゴス国立公園管理局は、早速、一つの計画を立案し、実行に移した。
 即ち、ピンタゾウガメという種、より正確にはそのDNAの完全絶滅を避ける為に、近縁種との交配によって雑種を残すことを試みたのである。
 だが、この試みは失敗した。近縁種のメス2頭が、ジョージとの交配を期待されて他の島から連れてこられたが、彼は結局子孫を残すことができなかったのだ。
 20年近くこの試みは続行され、より遺伝子的に近縁である別種がいると判明した時には、そのメスがすぐに2頭連れてこられるなどしたが、それも失敗した。
 2回だけメスが卵を生みこそしたが、それらは何れも無精卵であり、孵化することはなかった。後は奇形卵の産卵があったばかりで、それすらも極僅かな回数であったという。
 彼の死後に行われた解剖では、彼の生殖器官は問題を抱えており、生物学的に生殖することが不可能であったことが判明した。
 或いは、それを承知していたからこそ、彼は繁殖行為に対して消極的であったのかもしれない。

 そして、その日は突然訪れた。2012年6月24日、現地時間午前8時。ガラパゴス国立公園は、SNSなどを通じて、ジョージを長年世話し続けてきた職員が、彼が死んでいるのを発見したと発表した。
 水飲み場へ向かおうとしている最中に死んだと想定されており、彼の身体は、水飲み場の方へ向けて伸びた状態で倒れ伏していたという。
 彼の死後、その遺体は即座に、分解を防ぐ為に冷蔵室へ運ばれた。現地の獣医の解剖結果からは、彼の直接の死因が、老衰による心停止であることが推定された。
 しかし、ゾウガメが種によっては200年をも生きることがあるという事実、そしてジョージの年齢が100歳前後であると思われることを踏まえれば、彼の死が天命であるとは、必ずしも言えないであろう。
 彼の遺体は、そのまま0度以下の極低温で凍結保管された上で、米国ニューヨークにある自然史博物館へと送られ、其処で剥製としての保存処置を受けた。
 同博物館での短期間展示の後、彼の剥製は、エクアドル軍用機によってチャールズ・ダーウィン研究所に移送され、専用のスペースで展示されることとなった。
 その存在は、ガラパゴスの現地住民やエクアドル国民にも愛され、絶滅危惧種(或いは絶滅種)に纏わる問題を象徴するものとして、多くの人々に対し、今なお声なき問いかけを発し続けている。



幕間の物語「ダーウィンへの叫び」クリアで解放

【人物・性格】

 大変豪快且つ陽気で、多少の困難程度は笑って受け止めるナイス・ガイ……いやナイス・カメ。
 普段はゾウガメらしくのっそりとした動きだが、何事にも動じない巌の如き在り方を自然と取る。
 その視点は大変大きく、小さいことを気にせず、何につけても大きいことを好む。
 具体的には身長とか体重とか。胸だの尻だのには興味はないが、そっちも大きい方がいいととりあえず言ってみる。
 が、あんまりにも視点が大きい為、個人の悩みについては「地球やら宇宙と比べればちっちぇえ事だ、気にすんな!」とか悪気なく言ってしまう。
 この為、悩みの相談相手には向かないが、それとは無関係に雑談の一つでもしてみれば、言っていることがデカすぎて本当に悩みがアホらしく思えるかもしれない。

 しかし、一度スイッチが入ると途端に二足歩行を始め、何処からともなく取り出したモヒカンカツラをつけてテンションが爆上がりする。
 やりたいことは何でもやると豪語し、サーヴァントとして得た二足歩行可能な頑健な肉体を最大限活用して、人間さながらに振る舞う。
 例えば、えっちらおっちら子供の全速力程度のスピードで疾走してみたり。例えば、ちょっと高いところにある植物を大回りせずに直接食べてみたり。
 また、サーヴァント化したことで人間と同様の発声機能を得ており、その声を用いたスキルや宝具を持つことから、カラオケにも興味津々。
 デスボイスとまではいかないものの、一度体験した一室を借り切っての全力シャウトが齎した爽快感に魅入られ、状況が許すのならば何処ででも叫びたがる。

 絶滅した種を証明する最後の個体、独りぼっちロンサムと呼ばれたその過去から、彼は在る種の諦観に囚われている。
 滅びは誰にでも訪れる。それは個体としての死だけではなく、同胞全てが死に絶えるという形でも、現実に起こり得るものだと、彼は語る。
 人間に捕獲され、食肉として運び出されては殺される。肉が不要となれば、その辺の海に捨てられ、多くがそのまま溺れ死ぬ。
 人類史に「希少種絶滅の象徴」として刻まれたことで、彼はそれが、人類によって引き起こされた、あまりにも有り触れた光景であると理解している。

 故に、彼は終わりすらも笑って受け入れる。仕方がないと、豪快に笑いながら寂しさを吐露する。
 それは、星の霊長としての人類から切り離せない宿痾であり、例えその被害者であろうと、最早終わった事に、死者たる自分は文句をつけられない。
 ならば、せめて、これ以上親戚筋にもあたる他のゾウガメ達が……否、それでは視点がまだまだ小さい。
 この星に棲まう全生命、自分達を滅ぼした人間も、滅ぼされる動物や植物達も、みんなまとめて守ってやると、気炎を上げるのだ。
 大言壮語と笑わば笑え。それこそが、ロンサム・ジョージの心意気なのである。

イメージカラー:よく干されて乾燥した亀の甲羅色
特技:でっかいことをやり遂げること
好きなもの:でかいもの、豪快なもの、やりたいことに全力投球していくバカ
嫌いなもの:小さくまとまってしまっているもの、自分の哲学とか経験にこだわるもの
天敵:甲羅もぶち割るパワー自慢、人間
願い:生き物全部を守る!聖杯には態々願わねえ!

【一人称】俺 【二人称】テメェ、人間(マスターに対して) 【三人称】アイツ

因縁キャラ

キャラ名:関係性

【FGO風セリフ】


【コメント】

ビッグな亀。

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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