最終更新: nevadakagemiya 2023年10月22日(日) 04:11:28履歴
【元ネタ】史実・ケルト神話
【CLASS】ルーラー
【真名】聖ブリギット
【異名・別名・表記揺れ】キルデアのブリギット(ブリジット)
【性別】女
【身長・体重】141cm・36kg
【肌色】色白 【髪色】アッシュブロンド 【瞳色】青
【スリーサイズ】67/50/69
【外見・容姿】ミニマムだが幼い顔立ちではない大人の女性
【地域】アイルランド
【年代】5世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・聖人
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:EX
【CLASS】ルーラー
【真名】聖ブリギット
【異名・別名・表記揺れ】キルデアのブリギット(ブリジット)
【性別】女
【身長・体重】141cm・36kg
【肌色】色白 【髪色】アッシュブロンド 【瞳色】青
【スリーサイズ】67/50/69
【外見・容姿】ミニマムだが幼い顔立ちではない大人の女性
【地域】アイルランド
【年代】5世紀
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性・聖人
【ステータス】筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:EX
直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。
あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。
また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。
あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。
また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となる。
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
(ただしモザイク市においては聖杯戦争ではない以上、効果は変更されている)
(ただしモザイク市においては聖杯戦争ではない以上、効果は変更されている)
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
アイルランドの地母神的存在である女神ブリギットと高いレベルで融合し、なおかつ安定した霊基を保つブリギットは本来神とは関係のない存在でありながら高ランクの神性を持つ。
アイルランドの地母神的存在である女神ブリギットと高いレベルで融合し、なおかつ安定した霊基を保つブリギットは本来神とは関係のない存在でありながら高ランクの神性を持つ。
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。C-ランクでは国家運営は出来ないが、志を共にする仲間とは死を厭わない強固な繋がりを持つ。
生前よりも死後に与えた影響力からブリギットは所有している。彼女が人を諭す際につい聞き入ってしまうという形で発揮されている。
生前よりも死後に与えた影響力からブリギットは所有している。彼女が人を諭す際につい聞き入ってしまうという形で発揮されている。
聖人として認定された者であることを表す。
サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
ブリギットは『聖骸布の作成が可能』を選択することが多い。
サーヴァントとして召喚された時に“秘蹟の効果上昇”、“HP自動回復”、“カリスマを1ランクアップ”、“聖骸布の作成が可能”から、ひとつ選択される。
ブリギットは『聖骸布の作成が可能』を選択することが多い。
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ブリギットがアイルランドにおけるケルト神話の女神ブリギットと混同され同列化されるようになったことで発生したもの。
人格はそのままに霊基を変質させ、聖ブリギットとしての存在から女神ブリギットとしての存在へと一時的に昇華する。女神へと『成る』宝具。
『神性:B』は『女神の神核:EX』へと変化し、全てのステータスが大幅に向上。更に女神ブリギットの火の女神としての側面からA相当の『魔力放出(炎)』を獲得する。
また、真名解放前から治癒や解呪といった治癒・豊穣の女神としての能力をブリギットに発揮させる。
後世において紐付けられたとはいえブリギットと女神ブリギットは異なる教えの存在であり、本来は相容れないもの。
しかしアイルランドにおいては『土着の信仰を排斥せず同化する』という独自の手法が取られたために全く違う宗教の関係でありながら並び立てるという稀有な例となっている。
このためブリギットと女神ブリギットは互いの性質の共通性も相まって非常に仲が良い。ほとんどマブダチ。
非常に強力な神霊を無理なくブリギットが自身の霊基と同化し、その上で乗っ取られていないのはブリギットと女神ブリギットの互いの協力あってこそのものである。
ブリギットがアイルランドにおけるケルト神話の女神ブリギットと混同され同列化されるようになったことで発生したもの。
人格はそのままに霊基を変質させ、聖ブリギットとしての存在から女神ブリギットとしての存在へと一時的に昇華する。女神へと『成る』宝具。
『神性:B』は『女神の神核:EX』へと変化し、全てのステータスが大幅に向上。更に女神ブリギットの火の女神としての側面からA相当の『魔力放出(炎)』を獲得する。
また、真名解放前から治癒や解呪といった治癒・豊穣の女神としての能力をブリギットに発揮させる。
後世において紐付けられたとはいえブリギットと女神ブリギットは異なる教えの存在であり、本来は相容れないもの。
しかしアイルランドにおいては『土着の信仰を排斥せず同化する』という独自の手法が取られたために全く違う宗教の関係でありながら並び立てるという稀有な例となっている。
このためブリギットと女神ブリギットは互いの性質の共通性も相まって非常に仲が良い。ほとんどマブダチ。
非常に強力な神霊を無理なくブリギットが自身の霊基と同化し、その上で乗っ取られていないのはブリギットと女神ブリギットの互いの協力あってこそのものである。
説明不要。主の哀しみを表現するのに武器など必要あろうか。いやない。
高水準のステータスや高めの神性も相まって一流のサーヴァント相手でもこれだけで互角に立ち回る。
宝具発動時は『魔力放出(炎):A』も相まって手に負えないものと化す。
高水準のステータスや高めの神性も相まって一流のサーヴァント相手でもこれだけで互角に立ち回る。
宝具発動時は『魔力放出(炎):A』も相まって手に負えないものと化す。
聖ブリギット。あるいはキルデアのブリギット。ケルト神話の偉大な女神の名を授かって生まれた。
アイルランドに主の教えを広めた聖パトリックによって洗礼を受け司教の資格を持った女性。多くの宗派から聖人としての認定を受けている、アイルランドの守護聖人。
同じく聖パトリックの手で教化したピクト人の母を持つ彼女は成長するにつれ敬虔な信者となった。古きケルトの価値観を持つ父からすれば行き過ぎるほどに。
家に訪れる多くの貧者へ施しを与える彼女に手を焼いた父は、彼女を修道院へと預けることにした。
望み通り修道女となったブリギットは頭角を現し、若くして修道院の長となることになる。女性でありながら修道院長の座に納まるというのは当時では考えられないことであった。
その後、ブリギットは大変な労苦の果てにアイルランド中に修道院を設立して回り、主の教えを広めることに貢献していく。
彼女の興した修道院は男女や貧富の区別なく万人を暖かく迎え入れ、必要な施しを与え、貴重な写本を与え、芸術などの文化に触れさせたという。
そうして彼女が貧者たちに行った献身の影響は、彼女の人生の飛距離を大幅に飛び越えていった。
死後、『ゲールのマリア』と呼ばれるようになった彼女は信仰の対象となり、ブリギット信仰として西洋全体にすら広まっていく。
もともとアイルランドの土着信仰と類を見ないほど穏やかに習合したのも手伝い、ブリギットはケルト神話の女神ブリギットの要素を引き継いで大地母神としての側面を持つようになっていった。
元来は女神ブリギットのための祭りである春祭 がブリギットのための祝祭になっていたり、その際に使う神具が聖ブリギットの十字架と呼ばれていたり。
豊穣や治癒の聖女として万病を癒す聖水の湧き出る『聖ブリギットの泉』が存在したりと、その影響力は今日にあっても留まることを知らない。
一念岩をも通す。ただ苦しむ民を癒やしたいと己の生の全てを擲って駆け抜けた聖女の面影は、連綿と紡がれ続けている。
アイルランドに主の教えを広めた聖パトリックによって洗礼を受け司教の資格を持った女性。多くの宗派から聖人としての認定を受けている、アイルランドの守護聖人。
同じく聖パトリックの手で教化したピクト人の母を持つ彼女は成長するにつれ敬虔な信者となった。古きケルトの価値観を持つ父からすれば行き過ぎるほどに。
家に訪れる多くの貧者へ施しを与える彼女に手を焼いた父は、彼女を修道院へと預けることにした。
望み通り修道女となったブリギットは頭角を現し、若くして修道院の長となることになる。女性でありながら修道院長の座に納まるというのは当時では考えられないことであった。
その後、ブリギットは大変な労苦の果てにアイルランド中に修道院を設立して回り、主の教えを広めることに貢献していく。
彼女の興した修道院は男女や貧富の区別なく万人を暖かく迎え入れ、必要な施しを与え、貴重な写本を与え、芸術などの文化に触れさせたという。
そうして彼女が貧者たちに行った献身の影響は、彼女の人生の飛距離を大幅に飛び越えていった。
死後、『ゲールのマリア』と呼ばれるようになった彼女は信仰の対象となり、ブリギット信仰として西洋全体にすら広まっていく。
もともとアイルランドの土着信仰と類を見ないほど穏やかに習合したのも手伝い、ブリギットはケルト神話の女神ブリギットの要素を引き継いで大地母神としての側面を持つようになっていった。
元来は女神ブリギットのための祭りである
豊穣や治癒の聖女として万病を癒す聖水の湧き出る『聖ブリギットの泉』が存在したりと、その影響力は今日にあっても留まることを知らない。
一念岩をも通す。ただ苦しむ民を癒やしたいと己の生の全てを擲って駆け抜けた聖女の面影は、連綿と紡がれ続けている。
紛うことなき聖人。そうなるべくして生まれたような尊き人物。
非常に小柄。青みがかった金髪を腰まで伸ばしている。一見は子供のようだが、その顔立ちには幼さは無く凛とした大人のもの。太眉。
信心深く清廉潔白。折れることを知らない強靭な精神。その心は慈愛や博愛の精神に満ち、施しこそが最も贅沢な幸福であると心の底から謳う。
曰く、施しによって満たされる己の幸福は施した以上に飛躍するものなのだから礼を言わねばならないのはむしろこちらの方だと。
無償有償に関わらず、人のためになる奉仕活動は積極的に行い、また困っている人や問題を抱えている人物は決して見放さない。
相手が吐き出した弱さをまっすぐ受け止め、柔らかく共感を返してあげられる限りない優しさを持つ。
ただし、何でも無条件に受け入れてくれる母性の象徴と思ったら大間違い。その本質は独り立ちを急かして尻を叩く苛烈な母性のそれである。
世話好きではあるが、その助けが必要ないほどに立ち直ったと判断した瞬間に容赦なく突き放す。
干渉の仕方も一から十まで手助けするのではなく、必要最低限まで手を貸した後は後方から発破をかけながらなるべく見守る姿勢を取る。
本当に参っているが故ではなく口半分で言っているような弱音は即座に看破し、てきめんに叱り飛ばしてくる。これら“強い母”としての側面もまた彼女なりの優しさの表れである。
行動力の化身。思い立ったら即行動。誰かに制止をかけられない限り、その間のシークタイムはほぼゼロ。
小柄な身体のどこにこれほどの馬力が詰まっているのかと思わせるほどエネルギッシュな女性。折れないし、めげないし、挫けないし、諦めない。
それは必要なことだ、と自身で判断したなら恐るべきしつこさで追求してくる。根比べで勝負してまともに勝てるとは思わないこと。
修道女ではあるが徹底した禁欲を自他共に要求することはなく、意外と寛容。ケルティック・カトリックが持つおおらかさの体現者。三大欲求には弱めで人間臭い。
私生活では家庭的なことを好む。特に料理。彼女が生きた当時のアイルランドに華やかな食文化は無かったはずだが、どこで身につけたのか美味しいものを提供できる。
向上心も強いため、現界するなり料理本を手にして自主的に研究しだす。一月もしないうちに和洋中問わずの家庭料理が食卓へ並ぶことになるだろう。
何もかも小さな肉体だがそれ自体は何ら気にしていない。サーヴァントとしての性能に加え、女神との融合で身体能力にも不便はない。
揶揄する言葉には呆れた調子で適当にあしらう。ただ、子供扱いされるのにはさすがにむっとした表情と態度を示す。肉体は小さいが幼いわけではなく、心も大人の人物だ。
タフな精神性を持つブリギットではあるが、一方で照れ屋な一面があり、褒められるのは大の苦手。
礼を言われるくらいなら普通に対応できるが、何であれ称賛されると照れ臭くてすぐに真っ赤になってしまう。取り繕おうと平常を装おうとするが全く隠しきれていない。
感受性の高さから涙脆い。ちょっとしたことで感動するとついぽろぽろと涙を零してしまう。本人はこれを恥ずかしいことだと思っているが、全く自分では制御できない。
悪癖としてお酒、特にビールに目がない。豊穣の女神としての属性が付与されたことで余計に悪化している。酒乱は悪いことです、とか言いつつあれこれ理由をつけて結局飲む。酔う。
加えて極度の方向音痴なのだが、ただの方向音痴ではない。迷う時は必ず『ブリギットの存在を求めている者の元へ辿り着く』。
特に何か特殊なスキルが関わっているということはない。彼女の人徳が手繰り寄せる運命の妙である。生前もこの不思議な力によって修道院の必要な場所へ辿り着いたらしい。
イメージカラー:艶消しされた眩しくない純白
特技:家事全般
好きなもの:施し、料理、お酒(ビール)
嫌いなもの:他者の不幸
天敵:褒められること
願い:なるべく多くの人々が幸福であること
【一人称】小生 【二人称】君、あなた 【三人称】彼ら(彼女たち)
非常に小柄。青みがかった金髪を腰まで伸ばしている。一見は子供のようだが、その顔立ちには幼さは無く凛とした大人のもの。太眉。
信心深く清廉潔白。折れることを知らない強靭な精神。その心は慈愛や博愛の精神に満ち、施しこそが最も贅沢な幸福であると心の底から謳う。
曰く、施しによって満たされる己の幸福は施した以上に飛躍するものなのだから礼を言わねばならないのはむしろこちらの方だと。
無償有償に関わらず、人のためになる奉仕活動は積極的に行い、また困っている人や問題を抱えている人物は決して見放さない。
相手が吐き出した弱さをまっすぐ受け止め、柔らかく共感を返してあげられる限りない優しさを持つ。
ただし、何でも無条件に受け入れてくれる母性の象徴と思ったら大間違い。その本質は独り立ちを急かして尻を叩く苛烈な母性のそれである。
世話好きではあるが、その助けが必要ないほどに立ち直ったと判断した瞬間に容赦なく突き放す。
干渉の仕方も一から十まで手助けするのではなく、必要最低限まで手を貸した後は後方から発破をかけながらなるべく見守る姿勢を取る。
本当に参っているが故ではなく口半分で言っているような弱音は即座に看破し、てきめんに叱り飛ばしてくる。これら“強い母”としての側面もまた彼女なりの優しさの表れである。
行動力の化身。思い立ったら即行動。誰かに制止をかけられない限り、その間のシークタイムはほぼゼロ。
小柄な身体のどこにこれほどの馬力が詰まっているのかと思わせるほどエネルギッシュな女性。折れないし、めげないし、挫けないし、諦めない。
それは必要なことだ、と自身で判断したなら恐るべきしつこさで追求してくる。根比べで勝負してまともに勝てるとは思わないこと。
修道女ではあるが徹底した禁欲を自他共に要求することはなく、意外と寛容。ケルティック・カトリックが持つおおらかさの体現者。三大欲求には弱めで人間臭い。
私生活では家庭的なことを好む。特に料理。彼女が生きた当時のアイルランドに華やかな食文化は無かったはずだが、どこで身につけたのか美味しいものを提供できる。
向上心も強いため、現界するなり料理本を手にして自主的に研究しだす。一月もしないうちに和洋中問わずの家庭料理が食卓へ並ぶことになるだろう。
何もかも小さな肉体だがそれ自体は何ら気にしていない。サーヴァントとしての性能に加え、女神との融合で身体能力にも不便はない。
揶揄する言葉には呆れた調子で適当にあしらう。ただ、子供扱いされるのにはさすがにむっとした表情と態度を示す。肉体は小さいが幼いわけではなく、心も大人の人物だ。
タフな精神性を持つブリギットではあるが、一方で照れ屋な一面があり、褒められるのは大の苦手。
礼を言われるくらいなら普通に対応できるが、何であれ称賛されると照れ臭くてすぐに真っ赤になってしまう。取り繕おうと平常を装おうとするが全く隠しきれていない。
感受性の高さから涙脆い。ちょっとしたことで感動するとついぽろぽろと涙を零してしまう。本人はこれを恥ずかしいことだと思っているが、全く自分では制御できない。
悪癖としてお酒、特にビールに目がない。豊穣の女神としての属性が付与されたことで余計に悪化している。酒乱は悪いことです、とか言いつつあれこれ理由をつけて結局飲む。酔う。
加えて極度の方向音痴なのだが、ただの方向音痴ではない。迷う時は必ず『ブリギットの存在を求めている者の元へ辿り着く』。
特に何か特殊なスキルが関わっているということはない。彼女の人徳が手繰り寄せる運命の妙である。生前もこの不思議な力によって修道院の必要な場所へ辿り着いたらしい。
イメージカラー:艶消しされた眩しくない純白
特技:家事全般
好きなもの:施し、料理、お酒(ビール)
嫌いなもの:他者の不幸
天敵:褒められること
願い:なるべく多くの人々が幸福であること
【一人称】小生 【二人称】君、あなた 【三人称】彼ら(彼女たち)
ブリギットを教化したまさにその人。大恩人中の大恩人。アイルランドの歴史を語る上で絶対に欠かせないもうひとりの聖人。
当然、最大限の敬意を払う。が、そこはブリギット。誰に対しても遠慮がなくパワフルなのが持ち味。
それが大恩人であろうが突っ込むときは容赦なく突っ込むし、言いたいことははっきりと言う。
身の丈45cm差、大人と子供を通り越して壁を見上げるような相手であろうとそれは変わらない。
生前に会ったことがある………らしい。ブリギット自身も実はよく覚えていない。
パリキウス、即ち聖パトリックと共にオシアンが謳うフィオナ騎士団の物語を聞き入った記憶があるんだかないんだか、とブリギットは語る。
そうして、「ただ、」と彼女は付け加えた。
「もしこの記憶が本当にあったことだったなら、ややお恥ずかしい姿をお見せしたはずです。
きっとお聞かせくださる物語にはしたなく目を輝かせ、身を乗り出すようにして続きをせがんだはずですから」
同じアイルランドの聖人として後輩と呼べる人物。メランゲル側からすればブリギットは教えそのものをアイルランド中を行脚して伝えた大偉人だろう。
サーヴァントとして並び立った時、お世辞にも高いとは言えない身長のメランゲルより更に低い体格のブリギットではあるが、態度はというと“一応”先輩風を吹かせる。
本来そういうことに頓着しないブリギットだが『互いに聖人』『聖人として自分のほうが先達』という要素が合わさったことでメランゲル側の接しやすさを鑑みてあえてそういう姿勢を取る。
「ええ、私がブリギット。あなたにとっては先輩にあたりますね。その活躍は聞き及んでいます。共に神の愛を伝えるため、邁進しましょう!」
本心では格を比べること自体おこがましいと感じており、メランゲルも自分も後に聖人と認められただけで神の愛を皆に伝える身として同じ立場。自分が偉ぶる理由はひとつもないと断じている。
「ことアイルランドにおいては私はまるで大聖母のような扱いですが、私はそんな人間ではないのです。先輩のように窘めたりするのは、私がそうあることを彼女が望んでいるから……というのが思い上がりでないとよいのですが」
当然、最大限の敬意を払う。が、そこはブリギット。誰に対しても遠慮がなくパワフルなのが持ち味。
それが大恩人であろうが突っ込むときは容赦なく突っ込むし、言いたいことははっきりと言う。
身の丈45cm差、大人と子供を通り越して壁を見上げるような相手であろうとそれは変わらない。
生前に会ったことがある………らしい。ブリギット自身も実はよく覚えていない。
パリキウス、即ち聖パトリックと共にオシアンが謳うフィオナ騎士団の物語を聞き入った記憶があるんだかないんだか、とブリギットは語る。
そうして、「ただ、」と彼女は付け加えた。
「もしこの記憶が本当にあったことだったなら、ややお恥ずかしい姿をお見せしたはずです。
きっとお聞かせくださる物語にはしたなく目を輝かせ、身を乗り出すようにして続きをせがんだはずですから」
同じアイルランドの聖人として後輩と呼べる人物。メランゲル側からすればブリギットは教えそのものをアイルランド中を行脚して伝えた大偉人だろう。
サーヴァントとして並び立った時、お世辞にも高いとは言えない身長のメランゲルより更に低い体格のブリギットではあるが、態度はというと“一応”先輩風を吹かせる。
本来そういうことに頓着しないブリギットだが『互いに聖人』『聖人として自分のほうが先達』という要素が合わさったことでメランゲル側の接しやすさを鑑みてあえてそういう姿勢を取る。
「ええ、私がブリギット。あなたにとっては先輩にあたりますね。その活躍は聞き及んでいます。共に神の愛を伝えるため、邁進しましょう!」
本心では格を比べること自体おこがましいと感じており、メランゲルも自分も後に聖人と認められただけで神の愛を皆に伝える身として同じ立場。自分が偉ぶる理由はひとつもないと断じている。
「ことアイルランドにおいては私はまるで大聖母のような扱いですが、私はそんな人間ではないのです。先輩のように窘めたりするのは、私がそうあることを彼女が望んでいるから……というのが思い上がりでないとよいのですが」
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