kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】林崎甚助
【性別】男性
【身長・体重】171cm・60kg
【髪色】黒色　【瞳色】黒色
【外見・容姿】涼やかな雰囲気を纏った着物姿の青年
【地域】日本
【年代】16世紀
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型
【ステータス】筋力：C　耐久：D　敏捷：A+　魔力：C　幸運：C　宝具：C

サーヴァントとしての気配を絶つ。
生粋の暗殺者ではないが、殺しの為の技を学ぶために剣の道を志した名残か、武術に関わるアサシンとしては高いランクを持つ。

文字通り、居合にどれだけ精通しているかを示すスキル。
間合い、呼吸、仕掛けといった総合的な要素を組み合わせ後の先を取ることに長けている。
超常の速度による加速や瞬間移動(ワープ)ではなく、経験によって得た剣の一つの境地。

直感・第六感による危険回避。

神によって武の極意を授けられたという逸話から。
アサシンとしての側面は復讐を完遂し、剣の道を歩む求道者としての側面が強調されているため、啓示のランクは減少し心眼のランクが上昇している。
なぜならば神に与えられた情報をしっかりと整理し、自らの技術としたうえで弟子たちに伝えられるようになったからだ。

ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：1　最大捕捉1人：
死後神格化され、林崎居合神社に祀られるまでに至った剣技への信仰。それがかつて自身に武芸を教えた神霊に捧げた太刀に注がれることによって得た『鞘の中の勝』を実現しうる剣気による威圧。
刀を抜かせるまでに威圧によって戦意を喪失させ、戦う前に勝つという生前から考えていた境地は、英霊化によって宝具として顕現した。
この威圧それ自体が相手を傷つけることは無いが、目前にあたかも神霊が出現したとも錯覚しうるプレッシャーはサーヴァントであろうと戦闘の経験が無い、あるいは恐怖に対する耐性が弱い存在に対しては直接斬りかかるよりも効果的な場面を生み出しうる。

その性質上基本的には格下限定の使用しか出来ず、また知名度によっては全く効果を出さずあるいは所持すら出来ず、場合によっては相手を激昂させるだけの逆効果となってしまうため、アサシンとしての唯一の宝具であるこれを、林崎甚助はあくまでも立ち回りの手段の一つとしてとしか考えていない。

ランク：　種別：対人魔剣　レンジ：1〜5　最大捕捉：5人
精神統一の後、加速。自らの意識、世界の認識すら置き去りにする神速の抜刀術。
一度鞘から剣が抜き放たれたのならば視覚や直感といった『認識』による手段での回避・防御を不可能のものとする居合の極意。
自らの意識すら置き去りにするという性質上、一度発動の態勢を整えた場合は半ば自動的に発動し、どのような体勢、足場であろうと林崎甚助を中心とした八方全てに斬撃を放つことが出来る。

一撃必殺の魔剣であると誤解されがちだがその一太刀で立ち合う相手の守勢を潰し二の太刀(追撃)で止めを刺すまでが目的の二撃必殺の剣術である。
もっとも、初太刀によって深手を負い、防御すらもままならない相手。ともすれば初太刀によって絶命した相手に対して二の太刀を入れる必要があるのかは疑問であるが。

林崎明神に奉納されたとされる太刀。英霊化によって武装として所持するようになった。

出羽国(現在で言う山形県)に産まれた居合の開祖とされる剣豪。本名は浅野甚助。
5歳の時に父が暗殺され、その復讐を遂げるべく剣の道へと進んだ天才。
楯岡城武術師範こと東根刑部大夫に幼くして弟子入りし、頭角を現し、ついに15歳の頃、神霊から抜刀術の極意を教えてもらったといい、その神が林崎熊野明神に奉られていた事から名を林崎甚助とし、仇を探すための旅に出る。
齢が20となったとき、ついに復讐相手の男を見つけ、見事復讐を達成する。一度帰郷した後、再び修行の為に諸国を巡り、多数の門下生を育てた。

厳密に言えば彼自身が名乗っていたわけでは無いが、彼が立てた流派こと林崎夢想流抜刀術の技術体系は加藤清正をはじめとして武将や兵たちに学ばれ、重厚な鎧を付けた敵兵や海を渡り大陸へと至ろうとした無謀な大戦の時にも結果を残したそうな。
諸国を巡った時期に塚原卜伝のもとへ訪れ、新当流を学んだという逸話も残る柔軟さが戦場においても結果を残し、現在でも居合という一つの技術体系を見出す結果につながったのかもしれない。

余談だが、柔術の祖とされることもあり、無手でも刀に対抗できる技術の集合こそが居合道ともされ、後の時代に沖縄空手と柔術、そして居合道という複数の武術の集合が現在に伝わる空手…となったらしい。
そのためか、本人は非常に嫌がるが無手の争いにおいても身体能力はともかくとして技術面においては一流の英雄達と遜色ない力量を発揮する。

常に自然体、気負うことなく戦場のただ中であろうといつも通りの雰囲気を出す青年。
口を開けば真面目な口調で可能な限り手短に要件をすませようとする。本人としては無愛想にしているつもりもなければ、戦う場所で日常のように気を抜いているつもりもないのだが、周囲にはなかなかそれが理解されない。
面倒見はよく、嘘は言わず、マスターを基本的に裏切ることは無いが、割と気分屋のため近くにいると手綱を握る必要がある。第一印象のままに接し続けているとだんだんと認識のズレが大きくなってしまうタイプの性格。

自らの最初の目的である復讐は完遂し、道は弟子たちに伝え、死の間際まで道を求め続けたとして聖杯に関する願いは持たないが現代の生活には興味津々。
今の人が住む街並みを見る暇がない異常事態に呼ばれたのならばサーヴァントという武力装置として可能な限り力を尽くすが、通常の聖杯戦争ではかなりのエンジョイ勢。現代の文化に割とすぐにかぶれるタイプ。
基本的には善人のため、人の道理を通すマスターとならば相性はよく、典型的魔術師に使役されたとしてもそれもまた良しと受け入れはする比較的扱いやすいサーヴァント。
ただしいずれ復讐を産むであろう行為を命令した場合、かなりの頻度で命令違反をするため、何が許せて何を許せないのかを互いにしっかりと対話をしなければ重要な場面で致命的な齟齬からの悲劇を生みかねないため注意。

イメージカラー：濃緑
特技：昼寝
好きなもの：剣、酒、花、月
嫌いなもの：睡眠不足
天敵：
願い：現代の生活を見る

【一人称】俺　【二人称】お前／〇〇(呼び捨て)　【三人称】お前たち／〇〇(呼び捨て)

足利義輝?；兄弟子…にあたるんだろうな。斬り裂こうとする道の先には何があるのやら

洞窟のアサシン