ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。




「キョ! キョキョキョキョキョキョキョキョキョッ!
神の国は近づいたァ!! 神、神は我らを見ている! 見ておられる〜〜〜ッ!」



【基本情報】

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】Dr.ノン・ボーン
【真名】隠者ピエール
【異名・別名・表記揺れ】司祭ピエール
【性別】男性
【身長・体重】122cm・41kg
【肌色】枯木【髪色】灰【瞳色】白
【外見・容姿】焦点の合わない狂気に染まった目をした、不気味な老人
       腰が曲がった姿勢の悪い状態で杖を突き、長い顎鬚を蓄えている
【地域】フランス?
【年代】11世紀末
【属性】混沌・狂
【天地人属性】人
【その他属性】人型・キリスト教
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:D 幸運:A+ 宝具:A

【クラス別スキル】

騎乗:D

乗り物を乗りこなす能力。
「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
人がのるために訓練された動物ならば万全に乗りこなせる。

【保有スキル】

扇動:A+

数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。
個人に対して使用した場合は、ある種の精神攻撃として働く。
彼が民衆に対して演説を働きかけ、民衆十字軍を率いたことに由来するスキル。
その発する言葉は民衆を動かし、それがキリスト教徒ならばボーナスが入る。

信仰の加護:A+

一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
それがが偶然にせよ、思い込みにせよ、彼は数多の命の危機を乗り越えて十字軍本隊に参加した。
彼はそれを主の加護であると信じて疑わない。ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。

貧者の見識:B

相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙される事がない。
シオン修道会に所属し続け、孤独に身を置き続けたことで得た、相手の本質を掴む力を表すスキル。
神の神託を得るに相応しき存在を見抜く為に民衆十字軍を率い、「無産公」ゴーティエなどを見出した。

自己保存:C+

自身はまるで戦闘力がない代わりに、周囲に立つ味方が無事な限りは殆どの危機から逃れることができるスキル。
民衆十字軍において発起人でありながら無事に生き延び、本隊十字軍に参加したことが由来。
周囲に立つ味方がキリスト教徒ならばランク補正がかかる。

【宝具】

『無一文の王(ナイツロード・クリエイター)』

ランク:B 種別:対人 レンジ:1 最大捕捉:1人
当時はまだ主も家臣もいなかった下級騎士である男である『無産公』、
ゴーティエ・サンザヴォワールを後に聖地騎士団の模範となる指導者として見出したことに由来するスキル。
彼を民衆十字軍の導き手として旗印にしたことに由来し、数多くの人間の心を惑わしそして扇動する"幻影の王"を作り出す。
その幻影の姿は、見るものが最も憧れる存在、あるいは英霊の姿として映り、全ての人間に対してDランクのカリスマを発揮する。
これをピエールは、盾に使ったり間接的な扇動に用いたり、あるいは援護して攻撃に用いたりと多種多様に用いる。

『民衆は儚き信仰が為に(ヘルプレス・クルセイダース)』

ランク:A 種別:対軍 レンジ:500 最大捕捉:1000人
彼が扇動し、狂信の渦へと民衆をたたき込み多くの死者を出した悲劇、民衆十字軍を召喚する宝具。
正しくエルサレムを奪還した十字軍ではなく、何の力もない農具などで武装した民衆の亡霊を多数召喚する。
1人1人の力は通常のマスターにも劣るが、その数は非常に多く湧いて出てくる為厄介この上ない宝具。
加えて召喚される亡霊は、総て狂信:Eスキルが付与されているため、自爆特攻などの非人道的戦術
をためらいなく行ってくる。

【解説(史実)】

生年不詳、出生不詳の老師。
11世紀末にフランス北部のアミアンにいた司祭で、第1回十字軍における重要人物。
十字軍本隊に先立ち、民衆十字軍を率いてエルサレムを目指し、その壊滅後は第1回十字軍にも参加した男である。

十字軍と言えば知らぬ人は少ない、11世紀末に欧州にて起こった第一回をはじめとする聖地エルサレムへの遠征である。
通常は1096年〜1099年にエルサレムを奪還した十字軍遠征を第一回として数え、そこから大きく分け8回に渡り行われた。
だがその出発の数か月前に、貴族や騎士のいない民衆だけの十字軍があったことはあまり知られていない。
其の名を民衆十字軍と言い、それを扇動し束ね挙げた男こそが老師ピエールであった。

1095年、クレルモン公会議におけるウルバヌス2世によるエルサレム奪回の演説はフランスを沸かせた。
その遠征に備えヨーロッパ各地の諸侯や騎士は遠征の準備を始めたが、その熱狂は民衆にも伝染していた。
各地ではキリスト教徒以外の信徒の差別が熱気により発生し、民衆の興奮は日々高まり続けた。
そんな中一人の老人が民衆に対し声を上げた。それこそが宣教師を行ったいた老師ピエールだ。

彼は民衆に、声高々に道徳の立て直しを叫んだ。
その姿は情熱的な信仰復興運動家としてたちまち熱狂的な人気を集めた。
ピエールは常に裸足で、質素な羊毛のチュニックと頭巾のあるケープを着てロバに乗り、
そして集まった多数の喜捨を貧者に施し、各地でいさかいを鎮めて聖者の如く崇められたという。
演説は怪しく人々の心を揺らし、司教や貴族から農民や商人、盗賊や人殺しに至るまで多くの人の心を動かしたと言われている。

やがて彼は民衆を束ね聖地を目指さんとする。その集まりは留まることを知らなかった。
何千人もの庶民が武器をとり十字架を背負い、フランス各地から聖地への行進に加わった。
貴族階級に属さない裕福な自作農や商人、聖職者ではない俗人まで分け隔てなくその巡礼に加わった。
その数は男女総勢4万人ほどとも言われており、彼の扇動スキルの高さがわかる。

当時一切の領地を持たなかった騎士、無産公ゴーティエを先導として彼らはエルサレムを目指した。
だがその道中は混沌と破滅、そして廃頽に塗れているものであった。食べるものがなく隣人を喰らうものが現れた。
辿り着かないストレスから仲間割れが起きた。フラストレーションのはけ口として道すがら多くの異教徒が虐殺された。
それでも彼らは進み続けたが、そのほとんどは引き返す、あるいは攫われ奴隷として売り払われ、彼らはばらばらとなった。
残った僅かなる民衆と共に引き返し、エルサレムへと彼らがたどり着くことは無かった。

だがそれでもピエールの神への信仰は消え去らなかったようであり、
この敗残から数か月後の本隊十字軍にも参加している記録が残っている。
その十字軍の結末は歴史に残る通り、騎士ゴドフロワ他多くの活躍により多くの聖遺物を奪還し、
最終的に彼らはエルサレムを奪還したのだった。

【解説(泥に於いて)】

フランス、アミアンにおいて生まれた熱心なるキリスト教徒であり、宣教師となる。
その後聖地へ赴きキリストが残したと言われる始まりの聖杯をはじめとする聖遺物をその手に掴まんと理想を抱き、
民衆十字軍の数年前に単身でエルサレムへと向かう。……が、道中にイスラム教徒に捕まり激しい拷問を受けた。

この出来事以降、彼は神の存在に対して疑問を抱く。
が、そのような疑いがあってはならないという狂信にも近い思考で掻き消し続け、
その思考はやがて『他者の破滅を以てして、逆説的に自身への神の加護を証明しよう』という形に歪み果てる。
歪んだ信仰心の下に彼は宣教を続け、一時期シオン修道会と呼ばれる組織に身をひそめる。
この間の活動は一切の記録が残されていない。

その後クレルモン公会議におけるウルバヌス2世によるエルサレム奪回の演説が起きる。
フランス中、ひいてはヨーロッパ中に熱気が広がる中、大いなる信仰を試すチャンスであるとピエールは考え、
シオン修道会において育んだ人心掌握術を以てして民衆を束ね挙げ、十字軍としてエルサレムを目指した。

結果は失敗に至ったが、その集った4万人の信徒の中で彼は一人の少年と出会う。
その少年は危機に何度も瀕死ながらも死ぬことは無く、最後の最後まで自分と共にフランスへと帰った。
これをピエールは自分と同じ神の加護であると考え、その少年を本隊十字軍へ推薦し共にエルサレムへ向かう。
そしてエルサレム奪還によりソロモン神殿へ踏み入れたその時、その少年が受けた神託を見て神の存在を確信。
狂喜乱舞をして己の持っていた歪みは間違いだったと納得したうえで天寿を全うした。

その少年の名は、ザックライアス・オリジンストーンと呼ばれていた。

【人物・性格】

『全ての人間は唯一なる神に愛されている。故に必ずや神の国へたどり着ける』という独自の理論を持つ男。
危機を引き起こす、あるいはその渦に飛び込むことで神の存在を証明せんとする破滅主義者(カタストロフィリア)
その理論の下に数多くの人間を危機に立たせ、死んだ者は『信仰が足りなかった』と切り捨てる生粋の邪悪である。

だが、その民衆十字軍の中で一人の生き残った青年と出会ったことで神の加護は存在すると信じ、
その生き残った青年と共に十字軍本体に参加した。邪悪な狂った信念を抱いているが、神に対する信仰だけは本物である。

【因縁キャラ】

ゴーティエ・サンザヴォワール
彼が見出した王。とはいった物の、他よりも優れた信仰心を抱いていたがために、
都合のいい旗印として掲げただけの事。そこに尊敬の念もなければ敬意もまたない。

ゴドフロワ・ド・ブイヨン
本隊十字軍にてその活躍を目の当たりにした類稀なる騎士。
その姿にはまさしく神の加護があると見たが、彼は声を掛けなかった。
シオン修道会が関係しているとも言われているが実態は不明。

ザックライアス・オリジンストーン
神を見出した少年。

【その他情報】

イメージカラー:ドブ色
特技:扇動、洗脳
好きなもの:神
嫌いなもの:人
天敵:異教徒
願い:神の存在を証明する

【一人称】ワタシ【二人称】チミ、アナタ【三人称】○○サン、クン、チャン、異教徒(ゴミ)

【台詞】

自己紹介:「ワタシの名はピエール……隠者ピエ〜〜〜〜〜ル!
      神の国……神の国は近づいた……! おお今こそエルサレムの扉は開かれる!!
      汝が信仰はここに試される!! いざ往かん黄昏の彼方へと!! 我らが神の導きなり〜〜〜〜!!!」
戦闘開始:「愚かなる神々の怨敵にぃ……懲罰をぉ〜〜!!」
アタック:「カァ!」「ケェェ!!」「キョキョキョッ!!!」
スキル:「偉大なる民衆をここに束ねよう……」
宝具:「我らが往くは大いなるや神の国、我らが開くは安寧たるや安住の地!
    さぁ道を切り開け!! 我らが幸福はその手の内にィ! 『民衆は儚き信仰が為に(ヘルプレス・クルセイダース)』!!!」
ダメージ:「キョ!?」
大ダメージ:「キェェェェェエエエエエエエ!!!!」
消滅:「神……神はどこにおわすか……!?」「見捨てたか…我を見捨てたのかぁ神よ!!」
勝利:「当然の帰結……そうだ至極当然の終わりだったのだ……」

【コメント】

Q.何でライダー?
A.どこかでライダーは指揮官のクラスも兼ねるって聞いたので……。

Q.指揮官じゃなくて扇動者じゃね? 
A.民衆に乗るという意味で……。


































『正義とは、最も恐るべき"悪"である』


1096年、その人類史に於いて、十字軍は唯一にして究極の遠征が行われた。
4万人の民衆が武器を手に取り、信仰の名の下に他民族を、異教徒を虐殺して回り、エルサレムを奪還した。
そして彼らはとうとう見つけた。キリストが遺した"聖杯"を!

「我らの苦しむ原因をどうか取り除いてくれ……!!」

その叫びは世界を変えた。彼らは暴走を開始した。


イスラム教徒が死んだ。ユダヤ教徒が死んだ。ヒンドゥー教徒が死んだ。
仏教徒が死んだ。ゾロアスター教徒が死んだ。マニ教徒が死んだ。ジャイナ教徒が死んだ。
この世界中から、ありとあらゆる思想が、歴史が、英霊が、信仰が死に絶えた。
あるのはただ一つ。絶対なりし神の子への信仰────
  ・・・・・・・・
否、信仰を騙った虐殺のみだ。


ここは、歴史が喪われた世界。
英霊への信仰が、過去が、歴史が、総て喪われた異聞帯(せかい)
停滞した地獄に一人のクリプターが現れる時、民衆の消え果てていた熱気(さつい)が脈動を開始する。

「お前たちに、奇跡を与えてやろう。エルサレムへと来るがいい」

「レコンキスタの再来だ。お前たちに"奇跡"の力をくれてやる」

「"奇跡"を得た民衆共、お前たちは────アルターエゴとでも名乗るがいい」


BC.1196
  ロストベルトNo.∞「終末契約の履行」
◇                  ◇
     英霊絶滅都市 エルサレム
               異聞深度:A




────────────────────────
────────────────────
────────────────
────────────
────────
────




『ああ……ほうか。この歴史は、間違うとったんやなぁ……』

『自分もどっか、おかしい思っとったんです。心のどこかで、こら違う。有り得ん。
いや……有り得ちゃいけんと、日々聞こえとったんです』

『ほんなら、自分が選ぶべき道は、歴史に携わってたもんとして、ただ一つと思います』

『協力さしてください。見知らぬ世界、見知らぬ歴史の方々』

『こんな木っ端の歴史教師でよかれァ、なにとぞよろしくお願いします』

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