ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。



「とりあえず、跪くか死ぬかお選びになって?」


基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】アサシン
【真名】馮太后
【異名・別名・表記揺れ】文成文明皇后
【性別】女性
【身長・体重】169cm・60kg
【肌色】健康的 ツヤツヤ
【髪色】黒 サラサラ
【瞳色】紫 キラキラ
【スリーサイズ】113/62/99
【外見・容姿】扇情的な衣服を纏った、ものすごく偉そうな美女
【地域】中国・北魏
【年代】442年〜490年
【属性】中立・悪
【天地人属性】人
【ステータス】筋力:D 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:C++

【クラス別スキル

気配遮断:C

サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
基本的に目立ちたがりなので使いたがらないが、いざ本気を出すとそこそこの性能を発揮する。

【保有スキル】

先の先(政):A+

謀反や反乱の芽を事前に察知し、不穏な動きを見せた臣下を事が起きる以前に処刑した逸話と、北魏を一気に建て直したと言える卓越した政治技能がスキル化したもの。
他人の能力や性格から割り出す、擬似的な未来予知。相手が次に何をするか、また将来に何をしようとするかを容易く見抜く天性の才能。内政最強の女。
ただし、相手の一挙手一投足に即座に反応しなければならない直接戦闘中では精度が下がるため注意が必要。

荼毘の躯:B

固有スキル。
夫であった文成帝が火葬された際に、悲しみからその炎に身を投げるも無事に救出された逸話がスキルとなったもの。
常に炎と即死に対する耐性を向上し、幸運パラメータをランクアップする。

また、もう一つの使い方として任意でこのスキルを無効化することで身体に炎を纏うことが可能。
魔力放出などには遠く及ばない火力であるものの、直接攻撃手段に乏しいアサシンにとっては貴重な攻撃リソース。

毒物知識:C

毒物、毒殺に関わる判定に有利補正。
また、道具作成ないしそれに類するスキルを持たない場合でも魔力を帯びた(=霊体に通用する)毒を精製可能。
アサシンは、義理の息子である献文帝を毒殺している。

垂簾聴政:B

カリスマ・皇后特権・魅了などの複合/類似スキル。
皇后として国を仕切る才能。垂簾の奥から幼い権力者を傀儡とする手腕。
また、自身の身分や名を明かさずして、特権系スキル同様の効果を行使できる。ただしその効果量は純粋なものに比べ控えめ。

【宝具】

凡人死愛およそひとはあいにしす

ランク:C++ 種別:対人宝具 レンジ:0〜50 最大捕捉:5人
レンジ内の狙った男性を自らの領域である宮殿に封じ込め、スキルや宝具といった能力の発動を封印した挙げ句、身体能力や精神状態ごと13才程度の幼い姿へと変貌させる宝具。
それ以下の年齢の相手に対してはスキルと宝具の封印のみが発動。
また、この効果は肉体変化への抵抗力で防御可能だが、魔術には分類されないため対魔力では防げない。
時に優れた容姿の家臣を寵愛するために、時に他国からの美男子の使者を幽閉するために、時に義理の息子と子を作るためにと使われた、アサシンの欲望の具現たる宮殿(と寝所)が宝具となったもの。
本来が宮殿という性質上、対人宝具としてはレンジに優れる。

この宝具によって力を喪失した相手に対し、アサシンが要求するのは二択。即ち、「奉仕か死か」。
奉仕を選択すれば、事が済めば一切の害を加えられることなく宮殿から解放される。しかし、その頃には対象の心には深くアサシンへの依存心が刷り込まれており、解放された後も暫くはアサシンの手駒となってしまう。
そして奉仕を拒めば、アサシンは一切の容赦なく対象を殺める。いかに非力なアサシンクラスとはいえ、能力も記憶も経験も奪われた相手を仕留める程度なら造作もない。

決まりさえすれば非常に強力な宝具ではあるが、「女性に対してはそもそも領域に引き込むだけで何もできない」、「全盛期が幼いサーヴァント相手にはステータス勝負になるだけなので不利」、「いざ引き込んでみてスキル等で効果を弾かれたらそのまま返り討ちにされる」、「よしんば成功してもサーヴァント数人がかりで反抗されたら相手がショタでも割と普通に死ぬ」など欠点が多い。
幸いにもアサシンは発動すべき相手の見極めは得意だが、決め札であるこの宝具が通用しない相手にどうやって立ち向かえばいいのかという問題はいずれにせよ解決しないだろう。

【Weapon】

『暗器』

胸の間とか色々な所から取り出す暗器。
そんなに量はないので投げたりはあまりしない。
当然のように毒が塗ってあるので、特殊な耐性を持たない相手にとっては厄介な武器となる。

一部、アサシンの生きた時代にはなさそうなものが混じっているがそれは「中華の神秘」だそう。

【解説】

文成文明皇后。馮太后ふうたいごうと称される。
中国南北朝時代、北魏にて実権を握った皇后。
事実上の女帝であり、中国史初の女性の頂点権力者とも言われる。

元々は北魏によって滅ぼされた北燕の皇族、馮の家系であったが、実父が誅殺されるなどの経緯を経て北魏皇帝の文成帝の皇后となる。当時15歳。
しかし、間もなく文成帝は崩御。馮太后は悲しみのあまり文成帝の火葬*1の際にその炎に身投げするも助け出される。

さて、当時の中国では皇帝の跡継ぎを生んだ母親は命を断つという制度(子貴母死)があった。
そのため、馮太后にとっては義理の息子である献文帝(文成帝と別の皇后の間の子)が皇帝となると、唯一の母として政治に口出しができるようになる。
しかし、献文帝が成長するにつれて対立が深まると、馮太后は献文帝を脅して義理の孫である孝文帝への譲位を認めさせる。
その報復に献文帝が馮太后のお気に入りだった家臣を殺害すると、そのまた報復として献文帝を毒殺した。




ちなみに、孝文帝は献文帝と李皇后の子であるとされるが、実際には献文帝(当時13)と馮太后(当時25)の子であったのではないか、という説が濃厚である。
様々な証拠があるものの、決定的なのは馮太后が死去する時に孝文帝は自らの生まれを知った、という逸話。
実母だと判明すれば子貴母死制によって死を賜る羽目になる馮太后は、自らの死までそれを隠し通した後に最後に息子の孝文帝に明かしたのではないか、というわけである。*2




義理の息子を毒殺し、義理の孫(or息子との間に生まれた息子)を傀儡とすることに成功した馮太后は、事実上の北魏の女帝として君臨。
政権欲の異常に強い烈女、と評されるだけあり、当時の女性としては間違いなく最も偉く、そして政治的にも優秀だった。
献文帝毒殺から8年後の484年までに同姓不婚・俸禄制・均田制・三長制・租調制といった政治改革を執り行い、孝文帝の代に続く(名義上は当時も孝文帝の代ではあるが)北魏の全盛期をもたらした。
また、それらの改革と平行して北魏内の政敵や不穏分子を片っ端から排除。その甲斐あってか、馮太后の生きている内に大きな反乱は起きていない。

晩年は寵愛する家臣らを宮殿で囲う生活を送り、斉からの使者が美男子だったという話を聞くと手元に呼び寄せたあげく帰還を許さないなどのちょっとした横暴*3を働いていたが、490年に49歳で死去。

その跡を継いだ孝文帝は、馮太后の政策を引き継いで北魏の全盛期を継続(しつつ北魏分裂の要因も作るが)する。
これが平城から洛陽への遷都など、後世に大きな影響をもたらすことになる孝文帝の時代の幕開けであった。

【人物・性格】

史実の評価通りの権勢欲の塊。自分が一番偉くないと気がすまないおばさん。
いかなる相手に対しても挨拶のノリで服従か死かを迫る。例えその相手がいずこかの神だろうとマスターだろうと絶対にへりくだらない。
自分の立場が(能力は別)相手より下だと認めるくらいなら速やかに命を断つと公言するほどであり、相手によっては精神汚染や狂化を疑われるレベル。
また、権力を持っている者ならば当然他の欲求も満たされるべし、として美食と美少年もこよなく愛する。
基本的に実力のない者には興味がないが、美少年は別。例え一人では何もできないような幼子であっても、美しければ寵愛し、貪る。そしてもし図に乗って叛意を見せたら即座に殺す。

彼女は、決して実力を伴わずしてそれらの欲求を持っている訳ではない。
立場に自信があるだけあって舌戦と政戦では無類の強さを誇り、軍団の指揮においても一国の王にひけを取らないほど。
普段は直接戦闘自体は避けようとするが、もし挑発を受ければ例え負けると理解していてもプライドのために殴りに行ったりする戦士のごとき矜持も持つ。
むしろ、これほどまでに自信と力を持て余しているからこその欲求の暴走であると言える……かもしれない。

ちなみに、半ば女帝として生きたがゆえにこの性格、というわけではなく元からこんな性格。
生来、才能のように生まれ持った王の気質である。


イメージカラー:ラメ入りの紫陽花
特技:毒殺、処刑
好きなもの:権力、美食、美少年
嫌いなもの:女帝、レズ
天敵:武則天(唯一格上と認めざるを得ない相手)
願い:世界統一

【一人称】わたくし
【二人称】貴方、など
【三人称】あの方、など

【台詞例】

「サーヴァント、アサシン。通る名で言えば馮太后、ね。ところで貴方、頭が高くてよ。今すぐ跪くか死ぬか、お選びになって?」

「……はぁ、馬鹿ね。この状況で自分から戦場に出るなんて愚策も愚策よ。貴方に期待したわたくしが悪かったわ」

「あら、可愛らしいお顔……。今すぐわたくしの軍門に降るなら、この肉体で寵愛して差し上げてよ?……断る?あらそう。なら殺してあげる。美しいままに死になさい」

「は?……はぁ。よもやわたくしに、妾になれなどと言う輩が居るとは思わなかったわ。……答え?当然、断るに決まっているでしょう。どうしてもと言うのならば、引き倒して無理矢理にでも奪ってみせなさいな」

「欲こそは人の摂理。流れ着く終わりが同じなら、愛に塗れて溺れましょう。『凡人死愛およそひとはあいにしす』……さぁ、選びなさい?」

【因縁キャラ】

武則天(公式):自分より後の時代に、同じような地域で実権を握った中国唯一の「女帝」。
肩書きで勝てないのが死ぬほど悔しい。
だからといって、蹴落とそうとかそういうことも考えられない。唯一、素直に上として認めるしかない相手。

【コメント】

義理の息子とおねショタからのはい毒殺がエキセントリックすぎて練らざるを得なかった

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https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
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http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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