私的卓上ゲームWiki

I	II	III	IV

• 初期手札
  • 光明×１
  • 水晶×４
• 初期デッキ
  • スパーク×１
  • 水晶×４

チャージ５必要

自分のメインフェイズ中に有効

任意のサプライの山札からカード１枚を得る。 自分が４枚の破孔全てを開放状態であれば、仲間１人は任意のサプライの山札からカード１枚を得て、そのカードをそのプレイヤーのデッキの上に置く。

基本はサプライからカード１枚を獲得できる能力。エーテルは不要だが５チャージ必要なので、累計で１０エーテルぶんとなる。
ただ、１度にターンに１０エーテルではないので決して損ではない。
追加効果で使用者＝ヤン・マグダの破孔が全て開放状態であれば、仲間がサプライからカードを得られ、しかもデッキに獲得できるのでそのプレイヤーの次のターンにすぐに引くことが出来る。
注意点として、破孔が破壊されるなどして破孔が３枚以下になった場合、追加効果は発動しなくなる。

コスト０

セット中：自分のターン中に、自分の破孔を強化・開放するたびに、１ダメージを与える。 キャスト：１ダメージを与える。

フレーバー欄

ヤン・マグダの固有カード。セット中に破孔を強化すればダメージを飛ばせる。

コンクラーベが私に睡眠刑を宣告した日のことは忘れない。
ああ、彼らは死刑を、他のすべての生物や信条に対してほどには必要なものとはみなしていなかったのだ。

私の最大の罪は、彼らのやり方の本質に疑問をもったこと｡
それに対する罰が、永遠に停止された私の肉体に、私の意識を封印することだったのさ。彼らは「黒の霊廟」刑と呼んでいた。

かくして私は石の棺に横たわり、長かった一生の最後の一意識ある状態での息を引き取ったというわけだ。
周囲の光は絶え果て、それとともに夢という琥珀の中に私は閉じ込められた。

眠りという墓室の中でどれだけの時間を過ごしたのかは判らない。闇と静寂だけがいつまでも続いていた。
ところが、顔に光を浴びる日が来た。残忍そうな男が、私を昏睡から呼び戻したのだ。
周囲には無数の奇妙な光の触手が無限の螺旋を形作り、そのひとつひとつがミニチュアの世界のように輝いていた。
その繊細な光をひとつ、無から摘み取ったのをまだ覚えている。自分がひとつの世界をまるごと消滅させたのだとは気付かずにね。

そのうち、われら孤児の集団は、人数も、奇妙さも増していった。その途中で多くの仲間を失ったよ。
螺旋の中の光のように消えていった。彼らの信頼が、旅路を進む力を私にくれたのだ。
もっとも、私の心の中では、それは私を駆り立てる復讐心だった。

ある日、螺旋が崩れ落ち、突然冷気に包まれた。
足の下でがさつく地面にガルの激しい呼吸が響いた。
この日が、本当に目覚めたのだということを初めて知った日、インディラと会い、真実を学んだ日なのだ。
そして私は、自分が再び、異世界の暗黒と静寂の中に葬られていることを知った。

• War Eternal / 終わりなき戦い