kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】エセックス
【異名・別名・表記揺れ】USS Essex, CV/CVA/CVS-9
【性別】女性
【身長・体重】181cm・79kg
【髪色】赤寄りのブロンド　【瞳色】藍色
【スリーサイズ】98/60/89
【外見・容姿】金のロングヘア、軍装の上に黒のデッキジャケットを着用する地味目(自己申告)な女性。
【地域】アメリカ合衆国
【年代】太平洋戦争〜戦後
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・艦船・空母
【ステータス】筋力：B　耐久：B+　敏捷：C　魔力：E-　幸運：C　宝具：C

後述の保有スキルと、自分自身が乗騎という観点から効果を失っている。

魔術に対する守り。
無効化は出来ずダメージ数値を多少削減する。

「船」と認識されるものを駆る才能を示す。
船員・船団を対象とする集団のリーダーも表すため、「軍略」、「カリスマ」も兼ね備える特殊スキル。

天性の肉体の亜種スキル。洗練された設計に基づく、生まれながらの傑作。
エセックス級は過去の空母設計の反省を活かした理想の空母として完成し、戦後の大幅な改装にも対応し得る余力を残していた。
弱体効果への耐性を有し、一時的に筋力のパラメーターをランクアップさせることが出来る。

高ランクの気配感知能力。
電子装備により遠距離の気配を察知することが可能であり、近距離ならば同ランクまでの気配遮断を無効化することができる。
米軍初の実用型レーダーに始まりエセックス級の搭載された電測類は極めて多種多様かつ高性能であり、
サーヴァントとなった現在は魔力反応にも対応する高精度の索敵・捕捉能力を有する。

ランク：D　種別：対艦宝具　レンジ：0　最大捕捉：1隻（自分）
米海軍史上最多の正規空母。隔月1隻のペースで戦後も含めて24隻を建造した、米国の大量生産能力に由来する宝具。
非戦闘時に魔力を消費することで、エセックス級空母の部品を生産できる。これをストックし、霊基の損傷部分と交換する事で修理を行える。
一度にストック可能な部品は全体の4割が上限で、それ以上の損壊は修理したとしてもダメージが残ってしまう。
また、他にエセックス級空母の英霊または幻霊が召喚されている場合は、ストックを分け与える形で効果を適用できる。

ランク：C　種別：対軍宝具　レンジ：40〜80　最大捕捉：400人
マリアナ沖海戦において、多数の敵航空機を撃ち落とし味方を守り抜いた姉妹達との記憶。
5隻のエセックス級空母(ホーネット、ヨークタウン、バンカー・ヒル、ワスプ、レキシントン)を幻霊として召喚、ライダーを合わせた6隻編成で迎撃を行う。
単純に数が増えるだけでなく、発艦した戦闘機と対空装備には「飛来するもの」への特効状態が付与され、近づくもの一切を叩き落としていく。
同時に、味方陣営全体にこれらの対象からの特防状態を付与し、迎撃を抜けた攻撃への対策としている。
さらに、各艦が気配感知によって取得した情報はライダーに集約処理された上で味方陣営全体に共有される。これにより陣営の全員が反撃時の命中率とクリティカル判定に大きな補正を得られる。

太平洋戦争中にライダーに搭載された艦載機。
過去の戦訓から迎撃用の戦闘機を多めに配備しており、いずれも性能、練度共に高水準。

こちらも戦中の装備。開発されたばかりのレーダーと連携する両用砲、対空機銃の構成。
接近する敵や投射攻撃を正確に捕捉し、針鼠のように密集した対空砲火を放って撃ち落とす。

エセックス。米海軍史上最も量産された正規空母にして、太平洋戦争における米海軍の理想を具現化した傑作空母と名高いエセックス級1番艦。
一時期は設計の遅れからヨークタウン級4番艦として建造する計画もあったが、日米開戦間近になんとかエセックス級としての設計が完了。急ピッチで建造が進められた。
設計では条約による排水量制限の撤廃を念頭に船体を大型化。過去の空母設計の反省点を踏まえつつ、最新式の装備をふんだんに詰め込んだ高性能空母として完成した。
就役後、日本の機動部隊を相手取るべく第58任務部隊に配備。
特にマリアナ沖の海戦では同部隊の正規空母7隻中6隻をエセックス級が占め、多数の迎撃機と対空砲火で日本の航空隊を圧倒して味方の被害を最小限に留める戦果を挙げた。
搭載機数確保のために飛行甲板の装甲化を断念したことで、特攻機の直撃により大きな被害を受けるなど問題もあったが、姉妹共々一隻も欠けることなく戦争後期を支え続けた。
戦後は予備役として保存されていたが、朝鮮戦争がきっかけで現役に復帰。ジェット機の運用能力を獲得し、改装を続けながら古株の空母となって戦後の後輩たちを見守ってきた。
最後に、NASAのアポロ計画の一環で宇宙に飛び立ち帰還したアポロ7号司令船を回収する任務に就き、これを遂行した後に退役した。
彼女が取得した従軍星章は13個、戦後の活躍で更に4個が与えられた。

おっとりとした態度で、これといった癖のない優等生といった趣。率直に言えば普通の女性。
本来は人理の危機において召喚に応じる英霊の一つだが、あえて兵器の英霊を選ぶ酔狂さがあれば通常の聖杯戦争でも召喚可能。
どちらの場合においてもマスターの善性にこそ忠実であり、与えられた任務を確実に遂行していく。
戦いにおいては冷静沈着な合理主義者の顔を見せ、味方全体をカバーしながら堅実にアドバンテージを確保していく。
一方で、先輩や先輩のライバルや妹などの個性的な艦船系サーヴァントに囲まれていて、その中では自分は個性がないのではと気にしている一面もある。

イメージカラー：ネイビーブルー
特技：遠くのものを見つけること
好きなもの：コーヒー、自分探し
嫌いなもの：特に無し
天敵：特殊攻撃
願い：マスターの願いのままに。ワガママを言うのであれば、少し個性的になりたいでしょうか。

【一人称】私　【二人称】君、あなた　【三人称】

「戦いであれば如何様にも。もちろんそれ以外でもお付き合い致しますよ。何でも言ってくださいね？」
「まぁまぁ、コーヒーをどうぞ。砂糖とミルクはいくつになさいますか？」
「攻撃多数。余裕を失して本気を出してきたようですね。こちらも手数を増やして、動きが雑になる隙を狙いましょう」
「―――行きますよ、皆！いつものように、眼に映る全てを撃ち落として！『綻び無き線が空を分断つ』！」
「時にマスター。私ってエンタープライズ先輩や瑞鶴さんやレックスとかと比べてこう、地味じゃないでしょうか？」

エンタープライズ：伝説の空母。超えられない相手。
戦争初期の苦しい戦況を支え、傷ついて尚戦い続けた憧れの先輩。エセックスにとっての無二のヒーロー像でもある。
兵器としての完成度では勝るだろうが、恐らく自分は彼女のように単艦での奮戦はできないと感じ、その不可能を可能にしたが故に彼女は英霊足り得るのだろうと認識している。
そして、自分がそういった特異性を持たない、ただ優秀なだけの兵器であるが故に、英霊としての在り方に思い悩む遠因となっている。
「お久しぶりです、エンタープライズ先輩！再び同じ部隊で戦えることを何よりも嬉しく思います」
「今回の戦闘はどうだったでしょうか？先輩の足を引っ張っていなければ良いのですが……」
「……大したことはありませんよ、先輩。私はただ恵まれていた。沢山の仲間とアメリカという力の一部だっただけなんです。先輩みたいに、一人でも戦い抜くような、本物ではないんです」

レキシントン：同じエセックス級の妹。同時に大先輩のCV-2レキシントンでもある、複雑な相手。
幻想的と現実的、割と対象的な相手だが、少なくともエセックス視点では姉妹仲は良好。
そのため、彼女に対してはプライベートに近い相談や談話を行うことも。
「ホーネットもヨークタウンもだけど、たまに先輩が混じったり混じらなかったりするのは不思議な感覚ね。それも個性だと思うけれど」
「私も、レックスみたいに不思議な雰囲気を出してみたいのだけれど……歌の練習でもしたらいいのかしら？」

瑞鶴：先輩のライバルであり、どこか通ずる一面を感じる相手。実際に敵同士として戦った間柄でもある。
エンタープライズと同様に非凡な生き様を示した猛者と認識しており、畏怖と憧れが混ざり合った感情を向けている。
戦後を知る身として、自分からかつての敵国への悪感情は薄れているが、もしかしたら相手からは嫌われているかもしれないと気にしている。
「ひとまず、ひとまず今は味方ということでお願いしてもよろしいでしょうか？何よりもマスターが迷惑してしまいます」
「ただ私は瑞鶴さんの艦載機の扱いとか、そういった話をしてみたいと思いまして。相席よろしいでしょうか？」
「そうですね、後は……戦後の空の話を、少しだけ」

更新予定

無個性正統派後輩キャラ