最終更新:ID:a6vJTAMSjA 2019年06月02日(日) 04:02:11履歴
「私の言葉を以って言うならば、”魔術”とは…」
「”不全科学”だ」
発動とともに白く発光する格子状の帯が、等曲率の漏斗のような形を取って空間内に出現する。
『漏斗』を通った物体は一時的に、量子力学において波が有する確率と同等な「波動現象」になる。
そうなった物体は、空間内の漏斗の先が向いている方向一直線を軸とする螺旋に沿って「存在確率の濃度」として在り、螺旋状のいかなる場所でも「実体化」する事が可能となる。
要するには、一方向に向けての線形テレポーテーション。螺旋の長さは無限大であり、然るにテレポート距離にも制限は存在しない。…無論だが、対策なしに無闇に宙高くに実体化したり、宇宙空間で実体化すれば、そのまま死亡するだろう。
実体化のタイミングは、意思を持つ有機的存在であれば入った本人が、意識を持たなければシュレーディンガーが権利を持つ。
なお、他の物体が存在する場所で実体化した場合、存在と存在が重なりあって”埋まる”。
“埋まった”状態は、「二つの物体が同一座標に存在している」という”分子レベルでは有り得ない状態”が起こっているため、二物体が同化するわけでも、別物体として干渉し合って相互破壊が起こるわけでもない。
そのため、もがけば”埋まった”状態からは抜け出す事ができる。ただし存在干渉でブルブル振動したり、抜け出す瞬間に弾き飛ばされる危険性が高い。(要するにhavokムーブ)
万が一地中などに完全に埋没した場合、窒息する前になんとか抜け出すしかない。実体化座標は任意であるため滅多に起こる事態ではないが、慣れていないと危険。
古典力学と現代物理学を分かつ命題、「状態の重ね合わせ」という問題に踏み込んだこの実験の本質は、「コペンハーゲン解釈の否定」にある。
自身を中心として“匣”を展開。その内部に容れた(入った)物体はその時点で、いかなる分子的な存在にとっても”観測不可能”な状態になる。
観測不可能状態のときは外界からの干渉も不可能になり、視覚、聴覚による認識、ひいては素粒子線や重力波を用いた測定すらもできなくなる。ただし、”匣”ごと位置を移動する事は可能。
発動時点で、分子的存在である限り内部の一切の観測が不可能となる点において、非常に高度な気配遮断、及び回避能力として働く。
但し単なる”匣”である以上、何らかの手段で内側に潜り込まれるなどすれば意味をなさず、また次元を超越しての干渉に対しては無力である。
ただしそれを除けば“匣”に対してはいかなる干渉も不可能であり、そこから出れば、入った時と全くもって同一の状態の存在として現れる事になる。
これはかの思考実験とは異なり、「状態を確定させたまま保持する」宝具。
其を以って彼は、満を持してこう言うのだ。「神は賽子を振らない」と。
事象が「可能性」として何通りもの結果を起こし、その結果は”多世界”として分岐して行くとする捉え方。
結果が分岐した世界の観測者の主観では、その分岐のみが観測可能な世界であって、他の分岐に干渉したり観測したりする事はできないとする解釈。
発動者の関与する事象が起こる直前、”原因”の段階で発動可能な宝具。
「結果に合わせて原因(発動者の行動に限る)を捻じ曲げる」事で望む結果へと分岐させる、因果順行の宝具。
具体的な例としては、通常の反射神経では回避不可能な攻撃に対して、”避ける”という動作を強制的に行う事で被害を最小限に止める。
あるいはくじ引きでも、当たりのくじを引く動作を強制的に行う事で当たりを引く、と言うもの。
デメリットとしてはその結果が現実離れしていればいるほど、肉体への負担として返ってくる事にある。また、あまりに結果分岐が大量に存在する場合も、その分処理に大量の魔力を要して発動自体が不可能となる事もある。
また、因果逆転の効果を持つ宝具とかち合った場合、双方が相殺されて単なる”現象”としての帰結しかもたらさない。
この解釈はパラレルワールド…並行世界の運営たる第二魔法や、編纂事象などの世界的な運命選択と関連するものではない。
これらはあくまで「分岐後の世界」を問題にしているのであって、本来それらを認識したり、観測する事など絶対に不可能、故に魔法なのだ。
それは、すべての現象に共通の事。因→果の流れは無数に存在するが、果→因を遡行する際には一つの流れしか有り得ない───
この主張するところは、ただそれだけの事である。
「”不全科学”だ」
【出典】史実
【クラス】キャスター
【真名】エルヴィン・シュレーディンガー
【別名】”形而上”のキャスター
【性別】男性
【全長・体重】80cm・4kg
【毛色】灰色 【瞳色】琥珀色
【外見・容姿】黒縁の丸眼鏡をかけた灰色の猫。常に不機嫌そうな表情をしている。
【地域】オーストリア
【年代】19世紀〜20世紀
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具: B
【クラス】キャスター
【真名】エルヴィン・シュレーディンガー
【別名】”形而上”のキャスター
【性別】男性
【全長・体重】80cm・4kg
【毛色】灰色 【瞳色】琥珀色
【外見・容姿】黒縁の丸眼鏡をかけた灰色の猫。常に不機嫌そうな表情をしている。
【地域】オーストリア
【年代】19世紀〜20世紀
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:C 宝具: B
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作る能力。
ただし彼は研究者としての側面が強いためそこまで陣地の作成に秀でてはいない。
研究所として、大学の一部屋分を実験に最適化可能、程度のものである。
ただし彼は研究者としての側面が強いためそこまで陣地の作成に秀でてはいない。
研究所として、大学の一部屋分を実験に最適化可能、程度のものである。
量子(波動)力学に基づいた、様々な機器(SFメカ)を作成可能。本人は絶対に「礼装」とは呼ばない。
材料があれば、現代科学では不可能な思考実験上の器具も再現できるが、そのようにして出来た”説明がつかないモノ”を、彼は非常に嫌う。
材料があれば、現代科学では不可能な思考実験上の器具も再現できるが、そのようにして出来た”説明がつかないモノ”を、彼は非常に嫌う。
生前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられている。
彼は猫の姿をしているが、これは「シュレーディンガーの猫」の知名度によるもの。
ただし影響力は弱く、”猫の姿も取れる”程度のものであり、すなわちこの姿は自分から選んでいると言うことになるが…
彼は猫の姿をしているが、これは「シュレーディンガーの猫」の知名度によるもの。
ただし影響力は弱く、”猫の姿も取れる”程度のものであり、すなわちこの姿は自分から選んでいると言うことになるが…
並ぶ者なき天性の叡智を示すスキル。
肉体面での負荷や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、Cランクの習熟度で発揮可能。
また学術に纏わるものであれば、A〜Bランクの習熟度を発揮する事も可能。
肉体面での負荷や英雄が独自に所有するものを除く多くのスキルを、Cランクの習熟度で発揮可能。
また学術に纏わるものであれば、A〜Bランクの習熟度を発揮する事も可能。
波動方程式を以て量子の状態を把握し、制御する事が出来る。
物理法則を無視した行動を行えるようにもなり、量子のビームを利用し極めて正確かつピンポイントな“指定”が可能となる。
質量を持たせて攻撃に転用したり、量子を断つ壁にしたりといろいろ万能。
波動方程式はシュレーディンガー方程式とも呼ばれ、彼が発案したものである。
意のままに量子状態の確認及び制御、攻撃転用を行うが、本人は”物理法則に即していない”時点でこのスキルを嫌っている。
物理法則を無視した行動を行えるようにもなり、量子のビームを利用し極めて正確かつピンポイントな“指定”が可能となる。
質量を持たせて攻撃に転用したり、量子を断つ壁にしたりといろいろ万能。
波動方程式はシュレーディンガー方程式とも呼ばれ、彼が発案したものである。
意のままに量子状態の確認及び制御、攻撃転用を行うが、本人は”物理法則に即していない”時点でこのスキルを嫌っている。
ランク:A 種別:非在宝具 レンジ:- 最大捕捉:-空間上に展開される、漏斗状の特異現象。
発動とともに白く発光する格子状の帯が、等曲率の漏斗のような形を取って空間内に出現する。
『漏斗』を通った物体は一時的に、量子力学において波が有する確率と同等な「波動現象」になる。
そうなった物体は、空間内の漏斗の先が向いている方向一直線を軸とする螺旋に沿って「存在確率の濃度」として在り、螺旋状のいかなる場所でも「実体化」する事が可能となる。
要するには、一方向に向けての線形テレポーテーション。螺旋の長さは無限大であり、然るにテレポート距離にも制限は存在しない。…無論だが、対策なしに無闇に宙高くに実体化したり、宇宙空間で実体化すれば、そのまま死亡するだろう。
実体化のタイミングは、意思を持つ有機的存在であれば入った本人が、意識を持たなければシュレーディンガーが権利を持つ。
なお、他の物体が存在する場所で実体化した場合、存在と存在が重なりあって”埋まる”。
“埋まった”状態は、「二つの物体が同一座標に存在している」という”分子レベルでは有り得ない状態”が起こっているため、二物体が同化するわけでも、別物体として干渉し合って相互破壊が起こるわけでもない。
そのため、もがけば”埋まった”状態からは抜け出す事ができる。ただし存在干渉でブルブル振動したり、抜け出す瞬間に弾き飛ばされる危険性が高い。(要するにhavokムーブ)
万が一地中などに完全に埋没した場合、窒息する前になんとか抜け出すしかない。実体化座標は任意であるため滅多に起こる事態ではないが、慣れていないと危険。
ランク:C 種別:対観測宝具 レンジ:1〜5 最大捕捉:8人おそらく世界でもっとも有名な思考実験のひとつ、「シュレーディンガーの猫」。
古典力学と現代物理学を分かつ命題、「状態の重ね合わせ」という問題に踏み込んだこの実験の本質は、「コペンハーゲン解釈の否定」にある。
自身を中心として“匣”を展開。その内部に容れた(入った)物体はその時点で、いかなる分子的な存在にとっても”観測不可能”な状態になる。
観測不可能状態のときは外界からの干渉も不可能になり、視覚、聴覚による認識、ひいては素粒子線や重力波を用いた測定すらもできなくなる。ただし、”匣”ごと位置を移動する事は可能。
発動時点で、分子的存在である限り内部の一切の観測が不可能となる点において、非常に高度な気配遮断、及び回避能力として働く。
但し単なる”匣”である以上、何らかの手段で内側に潜り込まれるなどすれば意味をなさず、また次元を超越しての干渉に対しては無力である。
ただしそれを除けば“匣”に対してはいかなる干渉も不可能であり、そこから出れば、入った時と全くもって同一の状態の存在として現れる事になる。
これはかの思考実験とは異なり、「状態を確定させたまま保持する」宝具。
其を以って彼は、満を持してこう言うのだ。「神は賽子を振らない」と。
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:0 最大捕捉:-「エヴェレット多世界解釈(ヴィールヴェルテン・インタープレテーション)」。
事象が「可能性」として何通りもの結果を起こし、その結果は”多世界”として分岐して行くとする捉え方。
結果が分岐した世界の観測者の主観では、その分岐のみが観測可能な世界であって、他の分岐に干渉したり観測したりする事はできないとする解釈。
発動者の関与する事象が起こる直前、”原因”の段階で発動可能な宝具。
「結果に合わせて原因(発動者の行動に限る)を捻じ曲げる」事で望む結果へと分岐させる、因果順行の宝具。
具体的な例としては、通常の反射神経では回避不可能な攻撃に対して、”避ける”という動作を強制的に行う事で被害を最小限に止める。
あるいはくじ引きでも、当たりのくじを引く動作を強制的に行う事で当たりを引く、と言うもの。
デメリットとしてはその結果が現実離れしていればいるほど、肉体への負担として返ってくる事にある。また、あまりに結果分岐が大量に存在する場合も、その分処理に大量の魔力を要して発動自体が不可能となる事もある。
また、因果逆転の効果を持つ宝具とかち合った場合、双方が相殺されて単なる”現象”としての帰結しかもたらさない。
この解釈はパラレルワールド…並行世界の運営たる第二魔法や、編纂事象などの世界的な運命選択と関連するものではない。
これらはあくまで「分岐後の世界」を問題にしているのであって、本来それらを認識したり、観測する事など絶対に不可能、故に魔法なのだ。
それは、すべての現象に共通の事。因→果の流れは無数に存在するが、果→因を遡行する際には一つの流れしか有り得ない───
この主張するところは、ただそれだけの事である。
20世紀を代表する物理学者のひとり。現代物理学、量子力学(波動力学)を発見した。
オーストリア=ハンガリー帝国で生まれ、ウィーン大学で物理学を専攻。
ルートヴィヒ・ボルツマンの学説に強く惹かれた彼は、WW1に兵士として参加する中で恩師を失うなどの不運に見舞われながらも物理学を追い続け、各大学の教授職を転々とした。
その中で、アインシュタインやニールス・ボーアの提唱した量子論に興味を持ち、ド・ブロイ波の研究を通して波動方程式を解き、波動力学を展開。
このシュレーディンガーの波動力学とハイゼンベルグの行列力学が、ポール・ディラックやジョン・フォン・ノイマンなどの手によって等価であるとして統一化がなされ、「量子力学」はここに成立したのである。
その功績を認められ、ノーベル物理学賞を賞与された。その後はナチス・ドイツの併合(アンシュルス)に悩まされ、住処を多く転々としていたとされる。
生前から二人の妻を持とうとするなど結婚や性に関してはかなり奔放であり(ブルジョア価値観への反発もあったが)、関係を持った女性の中には、10代の少女も含まれていたという。
またインド哲学にも傾倒しており、波動力学の発見と東洋思想を結びつけ、宗教は科学により支持されるなどの独特な思想を抱いてもいた。
1961年、結核のため死去。73歳没。物理学の道を途中で外れたものの、彼は最後まで、物理学を愛し続けていた。
オーストリア=ハンガリー帝国で生まれ、ウィーン大学で物理学を専攻。
ルートヴィヒ・ボルツマンの学説に強く惹かれた彼は、WW1に兵士として参加する中で恩師を失うなどの不運に見舞われながらも物理学を追い続け、各大学の教授職を転々とした。
その中で、アインシュタインやニールス・ボーアの提唱した量子論に興味を持ち、ド・ブロイ波の研究を通して波動方程式を解き、波動力学を展開。
このシュレーディンガーの波動力学とハイゼンベルグの行列力学が、ポール・ディラックやジョン・フォン・ノイマンなどの手によって等価であるとして統一化がなされ、「量子力学」はここに成立したのである。
その功績を認められ、ノーベル物理学賞を賞与された。その後はナチス・ドイツの併合(アンシュルス)に悩まされ、住処を多く転々としていたとされる。
生前から二人の妻を持とうとするなど結婚や性に関してはかなり奔放であり(ブルジョア価値観への反発もあったが)、関係を持った女性の中には、10代の少女も含まれていたという。
またインド哲学にも傾倒しており、波動力学の発見と東洋思想を結びつけ、宗教は科学により支持されるなどの独特な思想を抱いてもいた。
1961年、結核のため死去。73歳没。物理学の道を途中で外れたものの、彼は最後まで、物理学を愛し続けていた。
物理学を愛し、愛するが故に頑固な性格。
“理論的説明がつかないもの”を非常に嫌い、説明できないが実現可能、というものがあっても、自分が納得できない限り決してやろうとしない。
これは逆に言えば、魔術という一見突拍子のないものでも、理論に基づいていれば認めるという事であり、事実サーヴァントとして召喚された現在においては、物理学と結びつけた魔術の研究にも足を伸ばしつつある。
だが突拍子もない”魔法”の存在や、「ありえるが存在しない」、「ありえないが物質化する」という虚数属性や無属性の存在をして、魔術という学問は未だ彼の中で「不全科学」という評価である。
彼は英霊の座に存在する時点からサーヴァントとしての召喚に対しても納得しておらず、「それについて考え続けると気が狂いそうになる」という。
そのために召喚の際は必ず、彼についての著名な逸話…「シュレーディンガーの猫」を元に、現実逃避のために猫としての姿で召喚される。
なお本人の区別ができるよう、召喚時点から黒縁眼鏡を掛けている。
【一人称】私 【二人称】オマエ 【三人称】彼/彼女
“理論的説明がつかないもの”を非常に嫌い、説明できないが実現可能、というものがあっても、自分が納得できない限り決してやろうとしない。
これは逆に言えば、魔術という一見突拍子のないものでも、理論に基づいていれば認めるという事であり、事実サーヴァントとして召喚された現在においては、物理学と結びつけた魔術の研究にも足を伸ばしつつある。
だが突拍子もない”魔法”の存在や、「ありえるが存在しない」、「ありえないが物質化する」という虚数属性や無属性の存在をして、魔術という学問は未だ彼の中で「不全科学」という評価である。
彼は英霊の座に存在する時点からサーヴァントとしての召喚に対しても納得しておらず、「それについて考え続けると気が狂いそうになる」という。
そのために召喚の際は必ず、彼についての著名な逸話…「シュレーディンガーの猫」を元に、現実逃避のために猫としての姿で召喚される。
なお本人の区別ができるよう、召喚時点から黒縁眼鏡を掛けている。
【一人称】私 【二人称】オマエ 【三人称】彼/彼女
・ジョン・フォン・ノイマン
「意識が波動関数の崩壊を起こすだと!!!?11??1!1方程式は絶対だ!!11!!そんなバカな話があってたまるくァ!11!!状態の同時存在など有り得んァァア!!11!」
ノイマンはコペンハーゲン解釈を拡張したノイマン=ウィグナー解釈を提唱し、これに対抗してシュレーディンガーが掲げた否定の思考実験こそ、「シュレーディンガーの猫」である。
故に、観測という点に関しては、両者とも譲らないだろう。上のように、顔を真っ赤にした口論も辞さないのである。
対して量子論というものに対しては互いに理解を示しており、そこについては共に追求していきたいと考えている。
・エレナ・ブラヴァツキー
「貴女はウパニシャッド哲学に詳しいと聞いた。是非、神智学の粋を御教授賜りたいものだ」
インド哲学に傾倒したシュレーディンガーは、故にこの神智学の祖に対しても興味を示す。
ただしオカルトチックな話題に対しては微塵も興味を示さないので、彼女側からも説明の仕方がわからず話がし辛いという状態になってしまっている。
・リチャード・P・ファインマン
「人智の匣とは興味深い。情報を量子化とは考えたものだ。加えて量子の殻とはな。…いやいや、そうはならんだろう。説明してくれ給え。」
遠い世の量子力学に携わる者。リスペクトしている。
サーヴァントとしての利点はこうした交流が出来ることだと感じているが、流石に量子パワーで女体化までは理解が追い付いていない。
彼に教わった情報量子化のノウハウは、後に別の場所で生きることになる。
・アドルフ・ヒトラー、ヨーゼフ・メンゲレ、他ナチス・ドイツ関係者
「オマエ達の何が英霊なんだ?笑わせるな」
ナチスに色々と苦しめられた経験から、ナチス・ドイツ関連のことは聞くだけで毛並みが逆立つ。
特にユダヤ教授への迫害を嫌ってベルリン大学を辞職した経験や、故郷がアンシュルスで併合された事もあり、今なお嫌う相手。
「意識が波動関数の崩壊を起こすだと!!!?11??1!1方程式は絶対だ!!11!!そんなバカな話があってたまるくァ!11!!状態の同時存在など有り得んァァア!!11!」
ノイマンはコペンハーゲン解釈を拡張したノイマン=ウィグナー解釈を提唱し、これに対抗してシュレーディンガーが掲げた否定の思考実験こそ、「シュレーディンガーの猫」である。
故に、観測という点に関しては、両者とも譲らないだろう。上のように、顔を真っ赤にした口論も辞さないのである。
対して量子論というものに対しては互いに理解を示しており、そこについては共に追求していきたいと考えている。
・エレナ・ブラヴァツキー
「貴女はウパニシャッド哲学に詳しいと聞いた。是非、神智学の粋を御教授賜りたいものだ」
インド哲学に傾倒したシュレーディンガーは、故にこの神智学の祖に対しても興味を示す。
ただしオカルトチックな話題に対しては微塵も興味を示さないので、彼女側からも説明の仕方がわからず話がし辛いという状態になってしまっている。
・リチャード・P・ファインマン
「人智の匣とは興味深い。情報を量子化とは考えたものだ。加えて量子の殻とはな。…いやいや、そうはならんだろう。説明してくれ給え。」
遠い世の量子力学に携わる者。リスペクトしている。
サーヴァントとしての利点はこうした交流が出来ることだと感じているが、流石に量子パワーで女体化までは理解が追い付いていない。
彼に教わった情報量子化のノウハウは、後に別の場所で生きることになる。
・アドルフ・ヒトラー、ヨーゼフ・メンゲレ、他ナチス・ドイツ関係者
「オマエ達の何が英霊なんだ?笑わせるな」
ナチスに色々と苦しめられた経験から、ナチス・ドイツ関連のことは聞くだけで毛並みが逆立つ。
特にユダヤ教授への迫害を嫌ってベルリン大学を辞職した経験や、故郷がアンシュルスで併合された事もあり、今なお嫌う相手。
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