kagemiya@ふたば

【元ネタ】ヘルヴォールとヘイズレク王のサガ
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】スウァフルラーメ
【異名・別名・表記揺れ】Svafrlami、スヴァフルラーミ
個人的にはスヴァフルラーミがいいとは思うのだが日本で一般的なスウァフルラーメ表記に準ずる。
【性別】男
【身長・体重】153cm・44kg
【肌色】白 【髪色】麻 【瞳色】金
【スリーサイズ】
【外見・容姿】王冠かぶったちっこい少年。
【地域】北欧
【年代】
【属性】秩序・悪
【天地人属性】天
【その他属性】人型・王・神性
【ステータス】筋力：B　耐久：B　敏捷：C　魔力：A　幸運：E　宝具：A+（（ステータスはティルフィングによる補正含む））
【イメージカラー】
【特技】脅迫、恫喝、ゴリ押し
【好きなもの】家族
【嫌いなもの】ティルフィング
【天敵】ティルフィング
【願い】現代でも未だ存在するはずの吸血魔剣ティルフィングから呪いを解く。あるいは消滅させる。
【一人称】俺様
【二人称】貴様
【三人称】

オーディンの孫とされるため高ランクの神性を有する。

オーディンの孫であるがゆえに原初のルーンを持つ。

オーディンの血を色濃く受け継ぐ者。
「魔力放出(霧氷)」と「属性耐性(霧氷)」の複合スキル。
霧氷の魔力を魔術に上乗せすることで魔術のランクアップ、凍結効果、減速効果の付与が可能。
氷系・炎系・雷系属性のダメージ及び炎上、感電、凍結、時間凍結系特殊効果に対して強い耐性を持つ。

魔剣の担い手、そして魔剣を受け渡すものとしての証明。
すなわち、魔剣ティルフィングが与えたスキル。
このスキルを持つサーヴァントが魔剣によって斬られたならば、
その霊器を吸収し、このサーヴァントが消滅しようとも魔剣ティルフィングはなおも現界しつづける。
新たなる嵐の運び手と共に……。

ランク：A+　種別：対人宝具　レンジ：1〜4　最大捕捉：300
闇の中でも火のように輝き、傷つけられたものはその日を超えて生きることはできず、
一度抜いたならば血に染めなければ鞘に収まらなかったという魔剣です。
作らせた張本人であるため、純粋な剣技においては後の所持者に劣るかもしれませんが、
この剣の仕様に詳しいので様々なギミックを使いこなせます。
もっともこの魔剣には邪悪な意思が有り、彼も主導権を奪われる危険性は高いです。
伝承どおり、この宝具で少しでも傷つけられれば、呪いの影響により明日までに死ぬでしょう。
またこの剣は斬った相手から生命力を吸収し、強化されます。
所有者にとって大切な人であればあるほど、所有者の絶望や苦しみを糧としてこの魔剣は強くなれます。
条件次第では神すら殺し得る可能性を秘めています。
しかし、その力は強大な呪いとなり、所有者へと降りかけるためのものであります。
この剣を3回使用した場合、この魔剣は敵に回り、所有者に最悪の形での破滅をもたらすでしょう。

もしも、彼が愛する娘をこの剣に捧げればアルングリムに対しても勝てていた……かもしれません。

ランク：A++　種別：対軍宝具　レンジ：1〜99　最大捕捉：300
魔剣ティルフィングの眷属にして影である無数の黒き剣を召喚し、死の嵐として敵軍を襲わせます。
黒き剣はティルフィングと同じ特性を持っているため斬りつけられれば致命傷となりえます。
そして同時に、制御は不可能であるため所有者の護るべき人、大切な人を殺しつくそうとするでしょう。
ただしこれを使うためにもティルフィングに良質な血を吸わせる必要があるため、大切な人などすでに尽く死んでいるかもしれませんね。

ルーンカタナ。
彼はオーディンの子孫である。
故に未来で生み出され地域も違う東洋の刀のようなもの持っていても不思議ではないだろう。
魔剣を使わずともルーンを刻みし鋭利なる刀とルーン魔術による戦闘力はあなどれない。

雹を意味するルーン。スウァフルラーメは水と氷結系のルーンを得意とし戦に取り入れている。
もっとも使い方は基本的に出力の高さによるゴリ押ししか出来ない。

ヘルヴォールとヘイズレク王のサガに登場する人物。
オーディンの子孫として紹介される。
ある時、彼が狩りに出かけると夕暮れ時に一人で崖を通り掛かりました。
すると、二人の小人が座っていたのでルーン文字が刻まれた刀で脅し名を聴きます。
小人達はドワーフのドヴァリンとドゥリンだと名乗り、二人は必死に命乞いをします。
そこでスヴァフルラーメは提案します。
「もしお前たちが最高の剣を一振り作ってくれるなら命は助けてやろう。
柄は黄金で剣は鉄をたやすく斬り、決して錆びつかず、持ち主が誰であろうと必ず勝利をもたらす剣をな」
ドワーフ達は渋々承諾します。

約束の日、王が会いに行くとドワーフ達は剣を差し出しますが、渡すや否や急いで岩山の中に隠れてしまいます。
しかしドヴァリンは戸口で立ち止まり、王にこう言い残しました。
「剣は抜くたびに一人の男の命を奪う。そして3度までは悪しき望みを果たすことができるが、その後は破滅をもたらすであろう」

スウァフルラーメ王は翌日、この剣をティルフィングと名付けました。
ティルフィングにより傷つけられた者は、その日を超えて生きることはできませんでした。
そしてその剣は一度鞘から抜くと、闇の中でも光り輝き、人の血に染まらぬ限り鞘に収まることはありませんでした。

魔剣ティルフィングによりスウァフルラーメ王は数々の戦を勝利しますが、
ボルセム島の戦いにて巨人と人間の間に生まれたアルングリムとの戦いにて殺され魔剣は彼のものとなります。
そして栄光と悲劇をもたらすこの魔剣はその後も人々の手を渡りゆくことになるのです……。

短気で、いかなる時でも自らの意思を押し通そうとする横暴なる王。
しかし、その勝利を求める根底は神の血を引く者としてのプレッシャーと国を守る王の責務によるもの。
「持ち主が誰であろうと」という条件こそ、彼の本質である自信のなさの裏返しである。
いずれ破滅する呪いに怯えながらも、使い続けるしかなかったのだ。
だが、魔剣は彼にとって最悪の状況で裏切った。

アルングリム：自身の命と魔剣を奪っただけでなく、娘であるユウフラを連れ去り、12人の子供を産ませた。その後は別の話。

マスター：英霊として自身が呼ばれたことに対して深く驚いており、同時にプレッシャーともなっている。
生まれながらに神の血を引く王の宿命を背負っていきていたため、従者となることに慣れておらず
生前の性格を変えることは出来ない。しかし、内心はマスターの期待に答えようとしており、いざというとき魔剣を解き放つことに躊躇はない。
それが破滅につながる事は知っている。
知っていても、そうすることしか彼には出来ないのだから……。


ドヴァリン：「貴様のようなチビでもサーヴァントになれるとはな？俺様が作らせた剣のおかげであろうな、感謝せよ」

ヘルヴォール：「俺様の曾孫、か……。フン、この剣を掘り出した時点で貴様の利用価値は終わったのだろうな。
そして呪われるのはどうやら俺様の血を引く男だけ、か……いや……」

トールヴ・ベルセルキル：「俺様の愛しい娘から産まれた醜悪なる化物共、か……。ああ、愛しきユウフラよ……お前に会うことは叶わぬが愚かな父を憎んだろう……」

アンガンチュール（3代目）：「この世に伝わる最後の所持者、か。だが、この魔剣を貴様がどうにかできたとは思えない。
未だこの世に存在し続け世界を呪い続けていることだろう、よ」

ガグンラーズ他主神：「お祖父様、神クイズは卑怯ではないですか？」

ティルフィング：ちなみにこいつの所持者は、血統的に全てこの王の血筋のみとなる。ドワーフの呪い執念深すぎ。
「この魔剣は、もしかすると俺様の血筋が無くてはならぬのではなかろうか？
本来魔剣は俺様を死なせば役割を終えるはずであった。そういう呪いのはずだ。しかしその運命を魔剣は自身で捻じ曲げた。
『スウァフルラーメ王の血を引く者が存在する。だから役目を果たしていないので私はまだまだ生きる』とでもな。
故に、ベルセルクへと変える精神操作や担い手を破滅させても子孫を残す……。
するとヘルヴォールがなぜ、この剣を持っても死ななかったかも簡単だ。
当時、彼女は未婚であった。そして嫁いだあとは当然、剣を捨てたのだから関わることはない。
ならばこの剣が現代においてもなお残っているならばその担い手は……
あるいは……力を蓄え続け、吸血種へとでも至ったか……？
フン……仮定が当たっているにせよ。外れているにせよ。
この身に英霊の資格あるというならば、英霊として後始末をつけるまで！！」

突然、魔剣の呪いで仲良くなった人を殺したりするぞ。


斬烈剣＝中国語でのティルフィング（提尔锋）の愛称（斩裂剑）。Ripperの意。ジャックザリッパーとか人斬り大好き野郎みたいな感じなんだろう。
嵐＝ストーム＝ルーン文字だとハガラズ
運ぶ＝ブリング＝ルーン文字だとラド
ガウト＝生贄になるもの、主神の別名