最終更新:ID:lG4GnjV3fQ 2020年09月11日(金) 19:47:47履歴
「私は、選ばれし者である」
【氏名】ゼノン・ヴェーレンハイト
【性別】男
【年齢】50歳
【身長・体重】195cm・88kg
【髪色】白金
【瞳色】灰青
【外見・容姿】短髪の壮年男性。眼鏡。
【令呪の位置】右手
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】信仰(独自)
【魔術特性】加護
【魔術回路】質:B++ 量:C++ 編成:正常?
【起源】『選別』
【契約サーヴァント】アサシン
【性別】男
【年齢】50歳
【身長・体重】195cm・88kg
【髪色】白金
【瞳色】灰青
【外見・容姿】短髪の壮年男性。眼鏡。
【令呪の位置】右手
【属性】秩序・中庸
【魔術系統】信仰(独自)
【魔術特性】加護
【魔術回路】質:B++ 量:C++ 編成:正常?
【起源】『選別』
【契約サーヴァント】アサシン
年の割には皺が少ない壮年の男性。
顔立ちは整っているが、非生物的なまでの無表情が色気のようなものを全く感じさせない。
軍服は着用しておらず、灰色のコートの上に特殊な地位を示す幾つかの勲章を着けている。
顔立ちは整っているが、非生物的なまでの無表情が色気のようなものを全く感じさせない。
軍服は着用しておらず、灰色のコートの上に特殊な地位を示す幾つかの勲章を着けている。
イギリスにルーツを持つが、特定の拠点を持たず旅をしながら転々と代を繋いでいく魔術師の家系、イレクト家に生まれた。
彼らは在住する地方流の偽姓を名乗る場合が多く、ヴェーレンハイトという姓もその一つ。ドイツには父の代から住んでいる。
第一次大戦当初は父と共にいざこざに紛れ潜伏し事なきを得たが、第二次大戦が始まったことで今度はやり過ごすことが不可能だと察したゼノンは、神秘の収集を行っているというアーネンエルベ機関に自ら投降。
心理操作の魔術や弁舌、実力の誇示を用い、表立っての機関や親衛隊のメンバーではない、「協力者」としての独自の立ち位置を手に入れた。
同時期にカール・エルンスト・ハウスホーファーやカール・マリア・ヴィリグートといった人物から信頼を得ていたことも、この立場に就けたことに大きな影響を及ぼしている。
以後は第三帝国の裏の協力者として、大戦での実用化を目指し神秘と兵器を掛け合わせる研究をしていた……が、比較的早い時期に「既に第三帝国に勝利の道はない」と内心で確信。
そうなるやいなやすぐさま聖杯の作成と、それを用いた儀式の実行による一か八かの作戦の実行を提唱。これを実行に移すこととなる。
……無論、今の彼が狙っているのは第三帝国の勝利ではない。
魔術師ならば目指すべきである根源への到達。
それに限りなく近い、自らの願いの成就。ただ、それだけである。
彼らは在住する地方流の偽姓を名乗る場合が多く、ヴェーレンハイトという姓もその一つ。ドイツには父の代から住んでいる。
第一次大戦当初は父と共にいざこざに紛れ潜伏し事なきを得たが、第二次大戦が始まったことで今度はやり過ごすことが不可能だと察したゼノンは、神秘の収集を行っているというアーネンエルベ機関に自ら投降。
心理操作の魔術や弁舌、実力の誇示を用い、表立っての機関や親衛隊のメンバーではない、「協力者」としての独自の立ち位置を手に入れた。
同時期にカール・エルンスト・ハウスホーファーやカール・マリア・ヴィリグートといった人物から信頼を得ていたことも、この立場に就けたことに大きな影響を及ぼしている。
以後は第三帝国の裏の協力者として、大戦での実用化を目指し神秘と兵器を掛け合わせる研究をしていた……が、比較的早い時期に「既に第三帝国に勝利の道はない」と内心で確信。
そうなるやいなやすぐさま聖杯の作成と、それを用いた儀式の実行による一か八かの作戦の実行を提唱。これを実行に移すこととなる。
……無論、今の彼が狙っているのは第三帝国の勝利ではない。
魔術師ならば目指すべきである根源への到達。
それに限りなく近い、自らの願いの成就。ただ、それだけである。
物静かで無感情。笑わず、泣かず、怒らない男。
自分の力に絶対的な自信を持ち、自らの企てが全て上手くいくことを当然のことだと認識している。
そこに一片の傲りはなく、しかし喜びもない。
彼にとって自身は『選ばれし存在』であり、あらゆる面において他の万象全てより優れた存在なのである。
……というような内面ではあるが、表立って誰彼構わず見下すようなことはせず、友軍や協力者に対しては言葉の節々に思想が垣間見える程度。
少なくともドイツの同胞相手では、(上から目線で)評価していることも相まってだいぶ口調が柔らかい。顔は代わらないが。
一方で敵対した者に対しては見下し全開だが、それも「相手は下であることが当然」といった風な認識であるため特に煽ろうとする意思はない。
それが逆に相手の逆鱗に触れることもままあるだろうが。
また、後述する魔術のための誓約として自身だけの『神』を思考内に保持しており、その『神』に誓ったルールに従わない行いはしない。
そのため酒や煙草は一切摂取せず、魔術師でありながら健全な肉体を目指し身体を鍛えているなど意外な一面も。
自分の力に絶対的な自信を持ち、自らの企てが全て上手くいくことを当然のことだと認識している。
そこに一片の傲りはなく、しかし喜びもない。
彼にとって自身は『選ばれし存在』であり、あらゆる面において他の万象全てより優れた存在なのである。
……というような内面ではあるが、表立って誰彼構わず見下すようなことはせず、友軍や協力者に対しては言葉の節々に思想が垣間見える程度。
少なくともドイツの同胞相手では、(上から目線で)評価していることも相まってだいぶ口調が柔らかい。顔は代わらないが。
一方で敵対した者に対しては見下し全開だが、それも「相手は下であることが当然」といった風な認識であるため特に煽ろうとする意思はない。
それが逆に相手の逆鱗に触れることもままあるだろうが。
また、後述する魔術のための誓約として自身だけの『神』を思考内に保持しており、その『神』に誓ったルールに従わない行いはしない。
そのため酒や煙草は一切摂取せず、魔術師でありながら健全な肉体を目指し身体を鍛えているなど意外な一面も。
人間より上の優秀な戦力として見ており、使い魔としてしか見ていない、というほど態度が悪いわけでもない。
そもそもサーヴァントだろうが何だろうがゼノンは他人のことをナチュラルに見下しているため分かりづらいが。
上記の反応はサーヴァント全般へのもの。
自身のサーヴァントについては因縁欄。
そもそもサーヴァントだろうが何だろうがゼノンは他人のことをナチュラルに見下しているため分かりづらいが。
上記の反応はサーヴァント全般へのもの。
自身のサーヴァントについては因縁欄。
既存の魔術体系に神への信仰の要素を取り入れることで独自に編み出された、異端の魔術。
自身の思想の中に『自分だけの神』を堅固に作り出すことで新たなる神秘を産み出し、その神からの加護を一身に受け取る事ができる……というもの。
本来ならば単なる思い込み、言ってしまえばイマジナリーフレンドのようなものであるはずである。
だが、基礎に『神』という普遍的な概念の力を借りているためか、もしくはプラシーボ効果による魔術回路の強化なのか、あるいはそれ以外の何かであるのか、その詳細は不明ながらに、実際に彼の身には常人離れした能力が備わってしまっている。
特筆すべきは幸運による攻撃のオート回避や常勝と言っていい資産運用といった運命を選び取る力の強化、そして思考能力の拡充による見聞の広さと魔術師らしからぬ時代への適応力であろう。
だがもちろん純粋な身体能力の向上率も高く、不意討ちかつ十分な神秘を備えた武器さえあればサーヴァント相手にも有効打を与えうるほどである。
非常に強力な魔術である反面、彼の持つ高いポテンシャルはほぼ全てがこの魔術によるもの。
またこの魔術は「自身が『神』を知覚している、選ばれし存在である」という絶対的自信から来るものであるため、何らかの要因でそれらのバランスが崩れると一気に並以下の魔術師へと成り下がる欠点も持つ。
自身の思想の中に『自分だけの神』を堅固に作り出すことで新たなる神秘を産み出し、その神からの加護を一身に受け取る事ができる……というもの。
本来ならば単なる思い込み、言ってしまえばイマジナリーフレンドのようなものであるはずである。
だが、基礎に『神』という普遍的な概念の力を借りているためか、もしくはプラシーボ効果による魔術回路の強化なのか、あるいはそれ以外の何かであるのか、その詳細は不明ながらに、実際に彼の身には常人離れした能力が備わってしまっている。
特筆すべきは幸運による攻撃のオート回避や常勝と言っていい資産運用といった運命を選び取る力の強化、そして思考能力の拡充による見聞の広さと魔術師らしからぬ時代への適応力であろう。
だがもちろん純粋な身体能力の向上率も高く、不意討ちかつ十分な神秘を備えた武器さえあればサーヴァント相手にも有効打を与えうるほどである。
非常に強力な魔術である反面、彼の持つ高いポテンシャルはほぼ全てがこの魔術によるもの。
またこの魔術は「自身が『神』を知覚している、選ばれし存在である」という絶対的自信から来るものであるため、何らかの要因でそれらのバランスが崩れると一気に並以下の魔術師へと成り下がる欠点も持つ。
協力関係を結んだカール・エルンスト・ハウスホーファーにこの魔術の存在が知られたことにより、ゼノンはアーリヤ人であり、ヴリル・パワーを扱うヴリル・ヤの末裔だということになってしまう。
しかしゼノンはその認識を許容。
『神』の異名の一つこそがヴリルである、という解釈をすることで、この魔術の効果を下げずに、適用範囲を自身のみならずカールにも伝搬させることに成功する。
カールはそれにより無限とも言える魔力(あくまで魔力のみであり、自身の魔術としては使えない)を生産できるようになり、それを用いてアーネンエルベ機関は人造英霊兵団ヘルト・クリーガーの限定的な実用化に漕ぎ着けることとなる。
しかしゼノンはその認識を許容。
『神』の異名の一つこそがヴリルである、という解釈をすることで、この魔術の効果を下げずに、適用範囲を自身のみならずカールにも伝搬させることに成功する。
カールはそれにより無限とも言える魔力(あくまで魔力のみであり、自身の魔術としては使えない)を生産できるようになり、それを用いてアーネンエルベ機関は人造英霊兵団ヘルト・クリーガーの限定的な実用化に漕ぎ着けることとなる。
大鎌の形をした礼装。アーネンエルベ機関にて試作された神秘を利用した兵器の一つ。
魔術師そのものを加工した杖を基礎に、炎の属性を帯びて対象を溶断する折り畳み式の刃が取り付けられたもの。
当然ながら、元が杖であるため魔術の触媒としても有用である。
……本来は魔術による防壁や結界を破壊するために取り回し度外視で出力特化の設計がなされたものであり、銃が主軸の白兵戦では使いようがないはずのもの。
それをむざむざ正面切っての戦闘でも用いるあたりに、彼なりの魔術師らしさが垣間見える。
ラスボスっぽい設定の武器
魔術師そのものを加工した杖を基礎に、炎の属性を帯びて対象を溶断する折り畳み式の刃が取り付けられたもの。
当然ながら、元が杖であるため魔術の触媒としても有用である。
……本来は魔術による防壁や結界を破壊するために取り回し度外視で出力特化の設計がなされたものであり、銃が主軸の白兵戦では使いようがないはずのもの。
それをむざむざ正面切っての戦闘でも用いるあたりに、彼なりの魔術師らしさが垣間見える。
ベルトのバックルに仕込まれた護身用の銃。
本来の歴史においては辛うじて実用に耐える試作品が作られた程度だったが、魔術的な改良を施された結果として射程内であれば十分な殺傷能力を得るに至っている。
弾丸には強力な呪詛が刻まれており、さらに毒ガス研究の成果でもある致死毒も内包されている。
これらは貫通力の不足を逆手に取って相手を内側から殺すための仕掛けであり、弾が体内に残留してしまえば魔術師であれそれ以外であれほぼ確実に致命傷となる。
主に魔術師同士の戦闘において奇襲的に使うことが想定されているものであるが、これに頼るのはゼノンにとっては最終手段に近い。
勝てるぞ!って流れの時に突然使って主人公サイドの味方に致命傷負わせて逃げるムーヴのための武器
本来の歴史においては辛うじて実用に耐える試作品が作られた程度だったが、魔術的な改良を施された結果として射程内であれば十分な殺傷能力を得るに至っている。
弾丸には強力な呪詛が刻まれており、さらに毒ガス研究の成果でもある致死毒も内包されている。
これらは貫通力の不足を逆手に取って相手を内側から殺すための仕掛けであり、弾が体内に残留してしまえば魔術師であれそれ以外であれほぼ確実に致命傷となる。
主に魔術師同士の戦闘において奇襲的に使うことが想定されているものであるが、これに頼るのはゼノンにとっては最終手段に近い。
ドイツ第三帝国が存亡をかけて送り出した秘匿魔道兵器。
聖杯戦争における英霊召喚を、大聖杯を介さずに実現させた超魔術で、生体部品の使用によってサーヴァントの霊核を仮想再現し、「擬似英霊」とでも言うべきものを生成する。
構想から無理のある魔術で、実際問題としてこのような計画を実現するのは不可能だったのだが、ゼノンとカール・エルンスト・ハウスホーファーの協力によるヴリル・パワーの限定的実用化により、本来の想定よりも少数ながら生産されてしまっている。
作り出された英霊兵は親衛隊により運用されているが、その中でも超重戦車やその技術を利用し特別な改良を施された数体の個体はゼノンの実質的な私兵として扱われている。
それら直属英霊兵の中に一際威容を放つ個体が存在することがあるが、これは実際には英霊兵ではなく、ゼノンのサーヴァントであるアサシンに英霊兵技術を用いた強化外装を装着したアーマード・アサシンである。
これによりアサシンは本来のステータスから敏捷と幸運を除く全てのステータスが大きく向上する。
また、この外装は内部に「予備の霊核」を持つことにより、本来ならば現界が危ぶまれる致命傷を受けても、一度のみ魂喰いの要領で外装の霊核を取り込んで復活することが可能となっている。
ただでさえ復活スキルを持つアサシンには本来過剰な機能であるが、最終的にはこの機能のおかげでアサシンは一度一命をとりとめることとなる。
聖杯戦争における英霊召喚を、大聖杯を介さずに実現させた超魔術で、生体部品の使用によってサーヴァントの霊核を仮想再現し、「擬似英霊」とでも言うべきものを生成する。
構想から無理のある魔術で、実際問題としてこのような計画を実現するのは不可能だったのだが、ゼノンとカール・エルンスト・ハウスホーファーの協力によるヴリル・パワーの限定的実用化により、本来の想定よりも少数ながら生産されてしまっている。
作り出された英霊兵は親衛隊により運用されているが、その中でも超重戦車やその技術を利用し特別な改良を施された数体の個体はゼノンの実質的な私兵として扱われている。
それら直属英霊兵の中に一際威容を放つ個体が存在することがあるが、これは実際には英霊兵ではなく、ゼノンのサーヴァントであるアサシンに英霊兵技術を用いた強化外装を装着したアーマード・アサシンである。
これによりアサシンは本来のステータスから敏捷と幸運を除く全てのステータスが大きく向上する。
また、この外装は内部に「予備の霊核」を持つことにより、本来ならば現界が危ぶまれる致命傷を受けても、一度のみ魂喰いの要領で外装の霊核を取り込んで復活することが可能となっている。
ただでさえ復活スキルを持つアサシンには本来過剰な機能であるが、最終的にはこの機能のおかげでアサシンは一度一命をとりとめることとなる。
イメージカラー:雲海
特技:銃弾の雨の中を無傷で歩く
好きなもの:『神』
苦手なもの:なし
天敵:なし
願い:『神』を召喚する
【一人称】私
【二人称】君、○○君 など
【三人称】あの男、あの女 など
登場当初は戦力を小出しにしつつ主人公サイドの戦力を測ってくるため実力を確認しづらいが、サーヴァントや直属英霊兵を率いて現れたあたりから存分なラスボスっぷりを発揮。
サーヴァントから飛んできた流れ弾を難なく弾いたり、他のマスターから浴びせかけられた銃弾の掃射を無傷かつ棒立ちにしか見えない状態で全回避したりする。
アサシンとマウス、英霊兵を用いた別動隊作戦を用いて主人公サイドの行動範囲を狭めるなど、戦争らしい追い詰め方も実行に移す。
それでも後半になるにつれ主人公サイドの協力者が増え戦力差が現れ始めると、わかりきった劣勢になるよりも早く、と直接決戦の実行を決断することとなる。
本編の後半において、彼のサーヴァントであるアサシンが試製魔術髄液と強化外装を併用しその反動を第三スキルで打ち消した超強化状態、通称A.D.C. が強力な敵として立ち塞がる。
しかし、最終局面より前にオットー・スコルツェニーらの暗躍によりスキルの維持に使っていた捕虜を開放された上に、その隙を突かれて外装を大破させられてしまう。
外装の予備霊核を用いることで撤退には成功するものの、この際の後遺症により、アサシンは戦闘は愚かまともに活動することすらできなくなってしまう。
最終局面では自分が『神』に選ばれた存在であることを証明するため、もはや使い物にならなくなったアサシンを令呪で自害させ、聖杯とラインの黄金を用いて自らに『神』を降ろそうとする(後にこれやらずにアサシンを令呪で回復させてればワンチャン勝ててたんじゃね?と言われることになる)。
しかし彼の言う『神』は言うなれば個人の持つ幻想に過ぎず、所詮は形を持たぬ『信仰』の概念の一部でしかなかった。
そのため、彼に降ろされようとした形の無い偶像にはラインの黄金の性質が色濃く反映されてしまい、その肉体は『神』ではなく「悪竜現象」へと変貌する。
それでも自分のことを『神』の選民であると信じるゼノンは生き残ったマスターやサーヴァントらに牙を剥くが、誰かによって自分が悪竜へと変化したこと、『神』を降臨させることはできなかったことを突き付けられ、魔術の発動が出来なくなったことで理性なき悪竜へと変貌。
そのまま敗北し、意識を取り戻すことなく消滅することとなる。
サーヴァントから飛んできた流れ弾を難なく弾いたり、他のマスターから浴びせかけられた銃弾の掃射を無傷かつ棒立ちにしか見えない状態で全回避したりする。
アサシンとマウス、英霊兵を用いた別動隊作戦を用いて主人公サイドの行動範囲を狭めるなど、戦争らしい追い詰め方も実行に移す。
それでも後半になるにつれ主人公サイドの協力者が増え戦力差が現れ始めると、わかりきった劣勢になるよりも早く、と直接決戦の実行を決断することとなる。
本編の後半において、彼のサーヴァントであるアサシンが試製魔術髄液と強化外装を併用しその反動を第三スキルで打ち消した超強化状態、通称
しかし、最終局面より前にオットー・スコルツェニーらの暗躍によりスキルの維持に使っていた捕虜を開放された上に、その隙を突かれて外装を大破させられてしまう。
外装の予備霊核を用いることで撤退には成功するものの、この際の後遺症により、アサシンは戦闘は愚かまともに活動することすらできなくなってしまう。
最終局面では自分が『神』に選ばれた存在であることを証明するため、もはや使い物にならなくなったアサシンを令呪で自害させ、聖杯とラインの黄金を用いて自らに『神』を降ろそうとする(後にこれやらずにアサシンを令呪で回復させてればワンチャン勝ててたんじゃね?と言われることになる)。
しかし彼の言う『神』は言うなれば個人の持つ幻想に過ぎず、所詮は形を持たぬ『信仰』の概念の一部でしかなかった。
そのため、彼に降ろされようとした形の無い偶像にはラインの黄金の性質が色濃く反映されてしまい、その肉体は『神』ではなく「悪竜現象」へと変貌する。
それでも自分のことを『神』の選民であると信じるゼノンは生き残ったマスターやサーヴァントらに牙を剥くが、誰かによって自分が悪竜へと変化したこと、『神』を降臨させることはできなかったことを突き付けられ、魔術の発動が出来なくなったことで理性なき悪竜へと変貌。
そのまま敗北し、意識を取り戻すことなく消滅することとなる。
シャルロッテ:自身のサーヴァント。アサシン。
戦闘時以外は各地での諜報に向かわせている場合が多く、直接従えているタイミングは少ない。
情報収集の成功率が高いことを評価しており、ゼノンとしては珍しくその功績に称賛を与える場面も。
戦闘向きではないサーヴァントであることは重々承知の上であるが、それでも奥の手として試製魔術髄液や英霊兵技術応用強化外装、スキルの維持用に魅了された状態で自殺を禁じた捕虜などを準備しており、アサシンのことを最初から最後まで徹底的に使い潰すつもりでいる。
反面、彼女に対して様々な強化を施すこともあって、最強状態の彼女へと向けている信頼自体はかなりのもの。
もし全ての強化を施した状態で撃破されるようなことがあれば、珍しく狼狽する様子を見せる。
「君には諜報活動を頼みたい。……なに、心配は要らん。……下世話な話だが、戦時中の兵士は女に飢えているからな。君のような女性ならば、微笑み一つで何処へでも潜入できるだろうさ」
「人を殺めた経験のあるなしは、戦争においては言い訳にならない。実際に戦場に出るまで、人を撃ち殺したことのない兵士などごまんといる。……例え君にその意志がなかろうと、戦争において手を血で汚さないことは決して不可能だ。君も、分かっているだろうが、ね」
「確かに君は、英霊としての格が高い訳ではない。だが、現状の私にとってはこれ以上なく優秀な手駒だ。引き続き、期待させてもらう。…………何だ、私が他人を褒めるのがそんなに珍しいかね」
「外装の調子はどうだ?……そうか。……それは君に向いた仕事ではないかもしれんが、だが君にしかできない仕事だ。覚悟を持って、やり遂げてみせてくれたまえよ」
「────令呪を以て命ずる。アサシン。その命を我が神の血肉とすべく、聖杯へと捧げよ」
超重戦車:英霊兵で護衛しつつ運用している魔改造戦車。
アサシンが直接戦闘に出てくる以前は、マウスを操縦しているのがサーヴァントだと見せかけつつ戦う。
また、アサシンが前線に出てきた後にも別動隊として動かし他マスターの拠点を破壊しようとするなど地味に厄介な活躍を見せる。
最終的にはA.D.C.と接続して某恐竜戦車のような状態となる(通称パンツァーシャルロッテ)が、最後はアサシンの強化外装共々破壊されることとなる。
カール・エルンスト・ハウスホーファー:協力者。ハウスホーファー氏。
彼の持つ「ヴリル」の概念が自らの魔術と共振した事で、様々な神秘を用いた兵器の開発が可能となった。
それらの功績もあり、共にアーネンエルベ機関の協力者として動いている。
地理を活かした作戦立案などの面で知恵を貸してもらうこともあり、関係は良好。
しかし、だからと言って互いに信頼し合っているかと言えばまた別の問題である(主に第三帝国への忠誠心関連で怪しまれていたりする)。
実際、彼とゼノンの聖杯にかける願いは似ているようでいて別のものであり、それを薄々察しているゼノンは聖杯戦争中はほぼ彼と別行動を取っている。
「私は私の役目を果たす。君も選ばれた者としての指名を全うしたまえ、ハウスホーファー氏」
オットー・スコルツェニー:総統の命令を受けた「見届け役」。スコルツェニー氏、スコルツェニー。
前線にいた筈の彼が呼び戻されたという時点で、第三帝国側からも儀式の実行が怪しまれていることを理解した。
同時に、彼は当初は味方ではあろうと最終的には敵になるだろう、とも。
だが、それでも「対峙したところで自分の相手にはならないだろう」と危険視するには至っていなかったことから、後に足元を掬われることとなる。
「ふむ、総統閣下からのお目付け役、か。……いや、致し方あるまい。魔術を深く知らぬ人間にとって、この儀式がひどく怪しく見えるのは当然のことだ。……ただ、一つだけ忠告するのならば……迂闊に死にたくないのなら、こちらでの身の振り方には気を付けるといい」
「……残念だよスコルツェニー。私が『神』となれば、この国を救ってやることもできたものを。君ならば、それを理解していると。……まさか、よりによってこの国そのものと敵対するとはな。どうやら私は君を、侮りすぎていたようだ」
のこりあとで すまぬ
戦闘時以外は各地での諜報に向かわせている場合が多く、直接従えているタイミングは少ない。
情報収集の成功率が高いことを評価しており、ゼノンとしては珍しくその功績に称賛を与える場面も。
戦闘向きではないサーヴァントであることは重々承知の上であるが、それでも奥の手として試製魔術髄液や英霊兵技術応用強化外装、スキルの維持用に魅了された状態で自殺を禁じた捕虜などを準備しており、アサシンのことを最初から最後まで徹底的に使い潰すつもりでいる。
反面、彼女に対して様々な強化を施すこともあって、最強状態の彼女へと向けている信頼自体はかなりのもの。
もし全ての強化を施した状態で撃破されるようなことがあれば、珍しく狼狽する様子を見せる。
「君には諜報活動を頼みたい。……なに、心配は要らん。……下世話な話だが、戦時中の兵士は女に飢えているからな。君のような女性ならば、微笑み一つで何処へでも潜入できるだろうさ」
「人を殺めた経験のあるなしは、戦争においては言い訳にならない。実際に戦場に出るまで、人を撃ち殺したことのない兵士などごまんといる。……例え君にその意志がなかろうと、戦争において手を血で汚さないことは決して不可能だ。君も、分かっているだろうが、ね」
「確かに君は、英霊としての格が高い訳ではない。だが、現状の私にとってはこれ以上なく優秀な手駒だ。引き続き、期待させてもらう。…………何だ、私が他人を褒めるのがそんなに珍しいかね」
「外装の調子はどうだ?……そうか。……それは君に向いた仕事ではないかもしれんが、だが君にしかできない仕事だ。覚悟を持って、やり遂げてみせてくれたまえよ」
「────令呪を以て命ずる。アサシン。その命を我が神の血肉とすべく、聖杯へと捧げよ」
超重戦車:英霊兵で護衛しつつ運用している魔改造戦車。
アサシンが直接戦闘に出てくる以前は、マウスを操縦しているのがサーヴァントだと見せかけつつ戦う。
また、アサシンが前線に出てきた後にも別動隊として動かし他マスターの拠点を破壊しようとするなど地味に厄介な活躍を見せる。
最終的にはA.D.C.と接続して某恐竜戦車のような状態となる(通称パンツァーシャルロッテ)が、最後はアサシンの強化外装共々破壊されることとなる。
カール・エルンスト・ハウスホーファー:協力者。ハウスホーファー氏。
彼の持つ「ヴリル」の概念が自らの魔術と共振した事で、様々な神秘を用いた兵器の開発が可能となった。
それらの功績もあり、共にアーネンエルベ機関の協力者として動いている。
地理を活かした作戦立案などの面で知恵を貸してもらうこともあり、関係は良好。
しかし、だからと言って互いに信頼し合っているかと言えばまた別の問題である(主に第三帝国への忠誠心関連で怪しまれていたりする)。
実際、彼とゼノンの聖杯にかける願いは似ているようでいて別のものであり、それを薄々察しているゼノンは聖杯戦争中はほぼ彼と別行動を取っている。
「私は私の役目を果たす。君も選ばれた者としての指名を全うしたまえ、ハウスホーファー氏」
オットー・スコルツェニー:総統の命令を受けた「見届け役」。スコルツェニー氏、スコルツェニー。
前線にいた筈の彼が呼び戻されたという時点で、第三帝国側からも儀式の実行が怪しまれていることを理解した。
同時に、彼は当初は味方ではあろうと最終的には敵になるだろう、とも。
だが、それでも「対峙したところで自分の相手にはならないだろう」と危険視するには至っていなかったことから、後に足元を掬われることとなる。
「ふむ、総統閣下からのお目付け役、か。……いや、致し方あるまい。魔術を深く知らぬ人間にとって、この儀式がひどく怪しく見えるのは当然のことだ。……ただ、一つだけ忠告するのならば……迂闊に死にたくないのなら、こちらでの身の振り方には気を付けるといい」
「……残念だよスコルツェニー。私が『神』となれば、この国を救ってやることもできたものを。君ならば、それを理解していると。……まさか、よりによってこの国そのものと敵対するとはな。どうやら私は君を、侮りすぎていたようだ」
のこりあとで すまぬ
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