最終更新: nevadakagemiya 2017年10月04日(水) 19:39:31履歴
【元ネタ】北欧神話(特に『シドレクスサガ』)
【CLASS】キャスター
【真名】ミーミル
【表記揺れ】ミーメ、ミーミング、ミミングス
【性別】男性
【身長・体重】212cm(フード含)・95kg
【肌色】灰 【髪色】 【瞳色】
【外見・容姿】鎖帷子の上に外套とフードを被った大男。首から上の頭部は完全に喪失しているためフードの下に隠している。
【地域】北欧
【年代】AD400年付近?
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜・水霊
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:A+
【CLASS】キャスター
【真名】ミーミル
【表記揺れ】ミーメ、ミーミング、ミミングス
【性別】男性
【身長・体重】212cm(フード含)・95kg
【肌色】灰 【髪色】 【瞳色】
【外見・容姿】鎖帷子の上に外套とフードを被った大男。首から上の頭部は完全に喪失しているためフードの下に隠している。
【地域】北欧
【年代】AD400年付近?
【属性】中立・中庸
【天地人属性】地
【その他属性】人型・竜・水霊
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:A+
ミーミル流鍛冶術の極意のひとつ。
人型の生物や霊基を材料に強力な物品を作り出すことに長けている。
弟子のヴェルンドはこの禁断の絶技を用いて、頭蓋から金杯を、目玉から宝石を作成したとされる。
人間の持つ魔力のみならず、生命力・霊体・肉体・感情・特質・起源・記憶などあらゆるものをリソースとして物品を製作可能。
魂喰いなどとは比較にならない外道行為。使用前には必ずマスターに許可を問い合わせ、任意では使用しない。
人型の生物や霊基を材料に強力な物品を作り出すことに長けている。
弟子のヴェルンドはこの禁断の絶技を用いて、頭蓋から金杯を、目玉から宝石を作成したとされる。
人間の持つ魔力のみならず、生命力・霊体・肉体・感情・特質・起源・記憶などあらゆるものをリソースとして物品を製作可能。
魂喰いなどとは比較にならない外道行為。使用前には必ずマスターに許可を問い合わせ、任意では使用しない。
北欧の大神オーディンが星の内奥にて編み出した原初の魔術。
この際キャスターがオーディンに奪われた肉体の一部が活用されたために、キャスター自身も逆説的に会得している。
フル活用できるわけではないが、それでも現代の魔術師は圧倒できる。
この際キャスターがオーディンに奪われた肉体の一部が活用されたために、キャスター自身も逆説的に会得している。
フル活用できるわけではないが、それでも現代の魔術師は圧倒できる。
最強の幻想種である竜が放つマナの奔流。
ミーミルはシグルド/ジークフリートが退治した竜 ──つまりFateにおける悪竜現象 の候補の1人である。
出力こそBランクに留まるが、職人として繊細な技術を持つキャスターは単純な攻撃以外に製造したアイテムへのエネルギー注入、水の癒しの力の放出による回復、頭部が無いことにより困難な発声能力の代用など幅広く活用する。
ミーミルはシグルド/ジークフリートが退治した
出力こそBランクに留まるが、職人として繊細な技術を持つキャスターは単純な攻撃以外に製造したアイテムへのエネルギー注入、水の癒しの力の放出による回復、頭部が無いことにより困難な発声能力の代用など幅広く活用する。
ランク:A+ 種別:対錬宝具 レンジ:_ 最大捕捉:_ |
弟子のヴェルンドの作成した剣がヴェルンド本人ではなく師ミーミルに由来する"ミームング"("ミーメの記憶"/"ミーメに捧げるもの"などの意*1 )の銘を持つ理由は、これが師ミーミルの技術の模倣に過ぎないためである。
例として以下のような物品を作成できる。(物品の性能は消費した魔力、材料、工房の状態、その他支払ったコストなどにより上下する)
無窮の麗剣 - ヴェルンドの息子ヴィテゲやその指導者ディートリヒが使用したとされるあらゆるものを切り裂く剣ミームングの原典。
原典のほうはデンマーク人の事績 によるとホテルスがミーミルから奪い、バルドルを倒すのに使用した。
ランク以下の耐性を無視する能力があり、"あらゆるものに傷付けられない"概念防御に守られたバルドル、悪竜の血鎧 に守られたジークフリートを真っ向から貫いたとされる。
前述の通り製作コストなどで性能は上下するため、必ずしも伝説の通りの性能を発揮するとは限らないが、伝承で打ち破った両者に対しては特攻効果があるため多少雑に作っても有利に働く。
鋼防ぐ外衣 - ベオウルフが身に付けたヴェルンド製の強力な鎖帷子の原典。
原典のほうはデンマーク人の事績 によるとホテルスがミーミルから奪って装備している。*2
トールの槌を含む神々の攻撃を寄せ付けなかったとされ、神性への特防効果を持つが、ホテルスを倒したヴァーリに対しては防御効果が落ちる。
白鳥の衣 - ヴェルンドが監禁から脱出するため製作した飛行装備。
これはヴェルンドが以前娶った戦乙女の所有していた白鳥の衣を参考に製作したものだが、ミーミル流鍛冶術による作品として伝承に逆流しているため師ミーミルも製作可能である。
その飛行能力を引き出すにはある程度の超常の力が必要(本来の使い手の戦乙女は勿論、ヴェルンドも北欧の巨人と妖精の血を濃く継いでいる)であるため、ミーミル本人は勿論使用可能だが誰にでも貸せるものではない。マスターが着用した場合は飛行は困難。
フレイヤの持つ鷹の衣 を原典とする。
- 弓矢
- ヴェルンドの兄エギルが長距離精密射撃に用いた精密な弓矢の原典。
腕のいい射手が味方にいなければ製作しても宝の持ち腐れとなるだろう。
北欧のサガに登場するフナランド*3の鍛冶職人。闇の森 に隠遁している。
幼いシグルド/ジークフリートとヴェルンドを弟子兼養子に迎え入れて養うが、シグルド/ジークフリートはヴェルンドら他の弟子に暴力を振るって追い出し*4、糧食を食い尽くすなど暴虐の限りを尽くす。
ミーミルは彼を諌めるため竜に変身して脅かそうとしたが、シグルド/ジークフリートは素手あるいは棍棒でこれを撲殺。腹も減っていたので全身を血で塗り硬質の皮膚となってから、竜の肉体と内臓も食べた。……というのが一般的なシドレクスサガの伝承におけるミーミルである*5が、Fate時空においては特別な意味を持っている。
Fateにおけるジークフリートはシグルドと別人であると同時にファヴニールを討伐した竜殺しの英雄とされるが、シグルド名義の伝承とジークフリート名義の伝承を切り分けると、ジークフリート名義の伝承における竜退治はエピソードではなく基本設定……それも名無しのオルムを倒したという噂がハーゲンなどの口から語られるのみに留まるのが大半である。
そんな中で唯一ジークフリート名義でネームドの竜殺しの具体的なエピソードが存在するのが、このシドレクスサガにおける竜殺しである。(ディートリヒ伝説群は広い地域にバリエーションが残っているため、ほぼ同じ内容でシグルド(古ノルド語:シグルズ)とジークフリート(中高ゲルマン語:ジーフリト)の両方の表記パターンが存在する)
━━━つまり、Fateにおいてジークフリートが倒した竜を伝承から探すなら、彼以外にはなりえないのだ。
Fateにおいて人格者であるはずのジークフリートが暴力を振るった理由については「人体精錬」のスキルを見れば一目瞭然。本当にヤバいのはミーミルと弟子ヴェルンド達のほうであった。
鍛冶士のミーミルと神のミーミルを同一視するのは突飛な発想のように見えるが、鍛冶ミーミルの弟子ヴェルンド作の剣"ミームング"とデンマーク人の事績 における神ミーミル──"ミーミング製の剣"の、名前と性能描写の類似性、デンマーク人の事績 において神ミーミル所有のアイテムとして選ばれた剣と鎖帷子という組み合わせ*6がヴェルンドにおいても(複数の伝承をまたにかけてではあるが)踏襲されている点、神ミーミルの別名に数多くの物品の排出者としての側面を連想させる財宝を開陳するもの があることなど、ヒントは多数残っている。
むしろオーディン級に北欧神話の中核を成すミーミルの名前が、特に意図なく他の人物の名前に流用されたと考えるほうが不自然ともいえる。
幼いシグルド/ジークフリートとヴェルンドを弟子兼養子に迎え入れて養うが、シグルド/ジークフリートはヴェルンドら他の弟子に暴力を振るって追い出し*4、糧食を食い尽くすなど暴虐の限りを尽くす。
ミーミルは彼を諌めるため竜に変身して脅かそうとしたが、シグルド/ジークフリートは素手あるいは棍棒でこれを撲殺。腹も減っていたので全身を血で塗り硬質の皮膚となってから、竜の肉体と内臓も食べた。……というのが一般的なシドレクスサガの伝承におけるミーミルである*5が、Fate時空においては特別な意味を持っている。
Fateにおけるジークフリートはシグルドと別人であると同時にファヴニールを討伐した竜殺しの英雄とされるが、シグルド名義の伝承とジークフリート名義の伝承を切り分けると、ジークフリート名義の伝承における竜退治はエピソードではなく基本設定……それも名無しのオルムを倒したという噂がハーゲンなどの口から語られるのみに留まるのが大半である。
そんな中で唯一ジークフリート名義でネームドの竜殺しの具体的なエピソードが存在するのが、このシドレクスサガにおける竜殺しである。(ディートリヒ伝説群は広い地域にバリエーションが残っているため、ほぼ同じ内容でシグルド(古ノルド語:シグルズ)とジークフリート(中高ゲルマン語:ジーフリト)の両方の表記パターンが存在する)
━━━つまり、Fateにおいてジークフリートが倒した竜を伝承から探すなら、彼以外にはなりえないのだ。
Fateにおいて人格者であるはずのジークフリートが暴力を振るった理由については「人体精錬」のスキルを見れば一目瞭然。本当にヤバいのはミーミルと弟子ヴェルンド達のほうであった。
鍛冶士のミーミルと神のミーミルを同一視するのは突飛な発想のように見えるが、鍛冶ミーミルの弟子ヴェルンド作の剣"ミームング"と
むしろオーディン級に北欧神話の中核を成すミーミルの名前が、特に意図なく他の人物の名前に流用されたと考えるほうが不自然ともいえる。
この泥ミーミルはオーディンに首と神性を奪われた抜け殻である。
隠遁し無心に腕を振るううちに稀代の名工として知られるようになった。
確たる中核を持たない抜け殻である自身がいずれ悪竜現象の依代となることを悟り、丁度預けたいと申し入れがあったヴェルンドとジークフリートを対策として育成することを思い立ち、養子として受け入れる。
ヴェルンドを自身を上回る武器の作り手として、ジークフリートを武器の使い手として育成し、悪竜となった自身を殺せる戦力として育成する……という計画である。
だがその計画は集められた"材料"達の願いを聞き届けたジークフリートにより破綻することになる……かと思えたが、ジークフリートはミーミルの願いをも受け入れた。
ミーミル達が今後人間を材料に武装を作らないと誓うことと引き換えに、自分で悪竜を倒せる武器を見付けてくると誓い……以降は原作の通り、ニーベルンゲン族の財産分配の仲裁を引き受けた際に結果として1人だけ生き残り所有品となった剣バルムンクを手に、悪竜を討ち果たすこととなる。
隠遁し無心に腕を振るううちに稀代の名工として知られるようになった。
確たる中核を持たない抜け殻である自身がいずれ悪竜現象の依代となることを悟り、丁度預けたいと申し入れがあったヴェルンドとジークフリートを対策として育成することを思い立ち、養子として受け入れる。
ヴェルンドを自身を上回る武器の作り手として、ジークフリートを武器の使い手として育成し、悪竜となった自身を殺せる戦力として育成する……という計画である。
だがその計画は集められた"材料"達の願いを聞き届けたジークフリートにより破綻することになる……かと思えたが、ジークフリートはミーミルの願いをも受け入れた。
ミーミル達が今後人間を材料に武装を作らないと誓うことと引き換えに、自分で悪竜を倒せる武器を見付けてくると誓い……以降は原作の通り、ニーベルンゲン族の財産分配の仲裁を引き受けた際に結果として1人だけ生き残り所有品となった剣バルムンクを手に、悪竜を討ち果たすこととなる。
抜け殻であることを自覚しており、職人としての製作作業を継続すること以外への目的意識が薄い。
製作活動そのものは精力的だが、言動は全体的に無気力で、製作物のクオリティにもこだわりはない。
製作アイテムの方針についてはマスターからのオーダーを優先し善悪にも頓着しないため、マスターの方針に役どころが大きく左右されるサーヴァント。
「人体精錬」を使用しないと宝具の効率が大きく低下するため、悪寄りのマスター以外では弱体化する。
マスターへの認識は"顧客"。
大雑把でもきっちりしていてもいいから欲しいアイテムのオーダーが無ければ本格的に活動しない。
不可能な注文であった場合ならはっきり無理と断って代案を提案する。
納期を指定せずに「とにかく強力なのを」と指定したりすると年単位で1品完成させるような遠大な計画を建てはじめるのでその点は注意。
イメージカラー:濁った水
特技:鍛冶・ルーチンワーク
好きなもの:静寂・惰性
嫌いなもの:喧騒・野次
天敵:オーディン・ジークフリート
願い:死ぬまで惰性のままに作業し続けたい(聖杯は活動維持のための単純な魔力タンクとしてのみ使いたい)
【一人称】私 【二人称】君、(呼び捨て) 【三人称】彼、彼女
製作活動そのものは精力的だが、言動は全体的に無気力で、製作物のクオリティにもこだわりはない。
製作アイテムの方針についてはマスターからのオーダーを優先し善悪にも頓着しないため、マスターの方針に役どころが大きく左右されるサーヴァント。
「人体精錬」を使用しないと宝具の効率が大きく低下するため、悪寄りのマスター以外では弱体化する。
マスターへの認識は"顧客"。
大雑把でもきっちりしていてもいいから欲しいアイテムのオーダーが無ければ本格的に活動しない。
不可能な注文であった場合ならはっきり無理と断って代案を提案する。
納期を指定せずに「とにかく強力なのを」と指定したりすると年単位で1品完成させるような遠大な計画を建てはじめるのでその点は注意。
イメージカラー:濁った水
特技:鍛冶・ルーチンワーク
好きなもの:静寂・惰性
嫌いなもの:喧騒・野次
天敵:オーディン・ジークフリート
願い:死ぬまで惰性のままに作業し続けたい(聖杯は活動維持のための単純な魔力タンクとしてのみ使いたい)
【一人称】私 【二人称】君、(呼び捨て) 【三人称】彼、彼女
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