ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 「────ああ、何かを「殺す」なら私の役目だ」

基本情報

【元ネタ】北欧神話、『デンマーク人の事績』
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】ホテルス

本当の名前

【性別】男性
【身長・体重】153cm・44kg
【肌色】白人 【髪色】黒 【瞳色】灰色
【外見・容姿】フードを目深に被った十代前半程度の外観の少年。表情のない顔と空ろな瞳が不気味。
【地域】北欧、デンマーク
【属性】中立・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】人型・神性
【ステータス】筋力:B 耐久:D 敏捷:B 魔力:A 幸運:E 宝具:A++

【クラス別スキル】

対魔力:B-

魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
ロキに騙された逸話の存在により、相手の持つ神性ランクが高いほど耐性が低下してしまう。

単独行動:A

マスター不在でも行動できる。
ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。

【保有スキル】

神性:A

神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
アーチャーは本来は北欧神話における軍神であり神霊であるが、『デンマーク人の事績』に登場する人間の英雄ホテルスと逸話が混濁されたことによりサーヴァントの枠内に収まっている。
一方でこの召喚形態により、能力は低下している。

心眼(真・心):A

修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理”。
逆転の可能性がゼロではないなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。
また、文字通り「心の眼」の効果もあり、後述の盲目スキルのデメリットが低減されている。

神殺し:D

光の神バルドルを誤って殺してしまった逸話がスキル化したもの。
神性スキルを持つ相手に対しての攻撃力が上昇する。
本人はこのスキルを嫌っている。

盲目:C

目が見えない。
光学的な認識が不可能であるため、気配遮断時のサーヴァントなど、目視以外の認識手段が存在しない対象に対しての認識がほぼ不可能になる。
一方で目眩ましや容姿に由来するスキルなど、目視することによって生じる影響を完全にシャットアウトすることが可能。
このスキルは外せない。

【宝具】

宣誓されざる直死の矢ミストルテイン

ランク:A++ 種別:対点宝具 レンジ:0-99 最大捕捉:1点
バルドルを殺害したヤドリギの矢。
絶対殺害の矢。不死者をも射貫き死を与える文字通り必殺の一撃。
狙いを定めた先の存在に概念の「綻び」を作りだし、そこを正確に射貫くことで対象の存在限界を強制的に発現させる。
発生した「綻び」の位置に矢が命中しさえすれば、その対象が生命体であろうと物体であろうと魔術であろうと概念であろうと、防御力や寿命、強度、継続時間その他全てを無視して強制的に「死」へと至らしめる。
ゆえにこの「綻び」は「死の点」とも呼ばれる。「生きているのなら、神様だって殺」すことが可能な一撃必殺の宝具である。
ただし、あくまでもこれは命中すれば、の話。
狙い通りのところへ命中しなければ通常時の射撃攻撃と変わらない威力のみしか発生しない。
また、不死殺しが発動するのはあくまでも後天的に付与された完全防御や無限回復といったものが限度であり、元来完全な存在としてある吸血鬼の真祖や、メソポタミアの命の海などを殺害することはできない。
また、この「死の点」は鏃と同じ幅程度の極小の点として現れ、しかもそこを正確に射抜かなければ一撃必殺は発動しないため、動くものに死を与えるのは現実的には不可能といえる。
そのため、基本的には敵サーヴァントの設置型の巨大な宝具などの、大きくて静止している物体の破壊に使用するのが適切。
単純な破壊力で考えると、通常攻撃には勝るが一発ものの宝具と呼ぶには物足りない程度に留まる。

【Weapon】

『ミミングの剣』

黒曜石のような黒く透明感のある材質で作られた細身の剣。
ホテルスとして呼ばれた際はこちらが宝具となり不死殺しの効果を発現するのだが、ホズルの持ち物ではないためにその能力は失われている。
とはいえミョルニルをも断ち切ったといわれるその切れ味は健在で、軍神であるアーチャーの戦闘スキルと相俟って高い攻撃力をもたらしている。
宝具は一撃必殺の強力な一発である一方で、連射性に欠ける乾坤一擲の攻撃である面があるため、通常時はこちらを用いた近接戦闘を主体としている。
刃渡りが短いため、逆手に持って使用する。

『無銘・弓』

矢の逸話はあるものの、それを射出する武器の逸話が存在しないために、アーチャークラスとして現界するにあたって付与されたシンプルな黒色の無銘の弓。
宣誓されざる直死の矢ミストルテイン』の他に通常の矢も射ることができるが、特別な効果はない普通の弓矢である。

【解説】

北欧神話における軍神であり、主神オーディンの息子、光の神バルドルの弟。
主神オーディンの息子である光の神バルドルは、その母にしてオーディンの妻フリッグの見た予知夢により若くして死ぬ運命にあると言われていた。
それを恐れたフリッグは、世界に存在するあらゆる物に命じて、決してバルドルを傷つけないことを誓わせた。
唯一、あまりにも柔らかいためにどうやっても傷つけることのできないと思われた、ヤドリギの木を除いて。
やがて時を経て、誰よりも美しく、優しく、愛される神に成長したバルドルと他の神たちは、ある遊びに夢中になっていた。
バルドルに物を投げつける、という遊びである。
世界中のあらゆる存在を用いても傷つけることのできない彼は、どんな物を投げつけられても傷一つつかなかったのだ。
だが、そんな彼をよく思わない存在がいた。
悪神ロキである。
彼は美の女神フリッグがうっかり口を滑らせたために、ヤドリギが誓いを果たしていないことを知っていたのだ。
ロキはバルドルの弟である盲目の軍神ホズルに目をつけた。
彼は軍神でありながら盲目であるために、神としての役目を果たせず、また遊びにも参加されず爪弾き者にされていた。
ロキは彼に自分が狙いを定めてやると誘いをかけ、物を投げる遊びにホズルを誘った。
そして彼の持つ弓に、ヤドリギの矢を番えたのである。
果たしてホズルの矢はバルドルを貫き、彼は予言通りに殺されてしまったのであった。
このことで父オーディンの怒りを買ってしまい、彼の命を受けた弟ヴァーリの手にかかり復讐として殺害される。
やがて「神々の黄昏ラグナロック」にて全ての神が滅び去った後にバルドルと共に復活し、彼と和解してわずかな生き残りとともに新世界を治めることになると言われている。

【人物・性格】

黒髪のストレートセミロングヘアの、中性的な印象を与える十代前半程度の外観の少年。
丈の短い麻製のチュニックとハーフパンツ姿に、肘当てと膝当て、胸当てをつけ、その上から厚手の黒いローブを纏っている。
フードは基本的に目深に被っており、自分の顔を表に出したがらない。
装飾に欠ける服装ゆえに少年じみた華奢な身体がよく映え、それゆえにどこか脆い印象を受ける。
フードを外した顔立ちはとても美しく男女共に見とれるほどであるが、過去の悔恨からその表情は重苦しく、また厚い隈を纏った目つきも悪い。
その上盲目であるが故の焦点の定まらぬ瞳も相俟って、第一印象では美しさよりも辛気くささや薄気味悪さの方が強い。
多くの者は彼の顔を見たら賞賛するどころか萎縮してしまうだろう。
それを自覚しているためか、人前に顔を晒したがらない面がある。

軍神なだけあり戦闘スキルに非常に長け、策略や裏工作といった前準備から遠距離狙撃、近接戦闘の白兵戦まで平均以上の実力を持つ。
アーチャーでありながらその剣技は並のセイバーを超える。
ただし、自己嫌悪からくる自身を省みない戦闘方法と他者と協力する気が皆無な自己完結した戦法をとるため、共闘を行うには非常に難がある。
足の引っ張り合いに繋がることさえあるため、集団戦には不向きなサーヴァント。
口数は少ないが口が悪く、露悪的で悲観的。
自身を卑下する発言が多く、言葉足らずに歯にものを着せぬ物言いをするため、相手の神経を逆撫でしがち。
全体的に辛気臭く、他者と関わることを避けようとするきらいがある。

その内心はどこまでも心優しく、とてもナイーヴで傷つきやすい少年。
軍神として生まれながらも盲目であったためその役目を果たせず、神々から爪弾き者扱いを受けているうちにネグレクトを受けて育った子供のような性格に育ってしまった。
自分を誰も見てくれずに育った中、唯一相手からこちらへ話しかけてくれたのがロキだった。
そのロキにすら騙され利用された彼は、敬愛する兄バルドルを殺めてしまう。
自責の念と周囲を取り巻く憎悪の視線に耐えきれなくなった彼は、自らの存在に絶望し、抵抗することなくヴァーリの刃をその胸に受け入れて果てるのだった。

北欧神話において「神々の黄昏ラグナロック」はあくまでも未来に起きる出来事の予言とされており、彼はヴァーリに殺害された後の存在として召喚されているため、その心は折れた状態にある。
このため、聖杯に賭ける望みは「目の見える者として生まれ直す」こと。
自身のあらゆる不幸・不運は盲目に由来するものであると認識しており、またバルドルも自分が盲目でなければ死ぬことはなかったのではないかと思っている。
神々の黄昏ラグナロック」の後の予言は聖杯から得た知識として持ってはいるが、少なくとも自分はバルドルと和解などできない、自分が許されるはずがないと信じ込んでいる。
また、サーヴァントとして聖杯戦争に召喚するということは即ち自分を自らの欲望のための殺戮機械として呼ぶということであると理解しているため、マスターには反抗的であり、憎悪の対象にすらなり得る。
一方で自分は他者に使い潰されて棄てられる運命であると諦めきっているため、好感度は皆無であるがマスターを裏切ることはなく、「命令」という形を取ればロボットのように無感情に忠実に指示を実行する。
ただし、憎まれ口と皮肉は欠かさないが。
本来は神霊であるため通常召喚は不可能だが、人間の英雄ホテルスと神霊ホズルが同一視されていることを利用し、「英雄ホテルス」の霊基に神霊を当てはめ、その格を落とすことで召喚を可能としている。
そのため、そのステータスはホテルスのものであり、また真名もあくまで「ホテルス」として扱われる。
つまり、サーヴァントとしては「アーチャークラスで召喚されたホテルス」ということになる。

イメージカラー:グラファイト
特技:戦闘、挑発、人間観察
好きなもの:静かな場所、夜、うたた寝
嫌いなもの:自己中、馴れ馴れしい奴、苦いもの
天敵:ロキ
願い:盲目の治癒

【一人称】私 【二人称】お前 【三人称】あいつ
基本的にぶっきらぼう。口は悪いが、育ちがいいために汚い言葉は使用しない。

【台詞例】

「サーヴァント、アーチャーだ。せいぜい使い潰すがいいさ」
「おい、お前の作戦だろ? 私を責めるのはお門違いだ」
「うるさい。戦闘でもないのに呼ぶな」
「手っ取り早く殺してやるよ」
「ああ、私だって聖杯は欲しいさ。だからこうやって手を汚してるんじゃないか」
「無い……! 無いんだよ! 私の居場所なんて初めからなかったんだ! アズガルズにも! ここにだって! もう嫌だ! これ以上私に関わるな!」
「かわまないさ。なにせ、私はもともと光明を殺した存在なんだぜ?」
「ああ。私は私なりに、上手くやってみせるさ。じゃあな、マスター。これからもずっと、良い夜を」

【因縁キャラ】

オーディン
父親であるが親子の情などはほぼ皆無に等しく、どこまでも恐ろしい畏怖の対象。
父親と呼ぶこともなく、本人の前では「オーディン様」と呼び、いないところでは「オーディン」と呼び捨てにする。
話題を聞くだけで表情を歪める憎悪の対象だが、本人に面と向かって反抗する気概はない。
召喚されうるが、基本的に彼への態度は変わらない。
しかし、アーチャーが応対していたオーディンは主神としての厳めしい存在が主であったため、その召喚パターンによっては面食らって頑なな態度が崩れることもある。
アーチャーが彼とよりを戻せる可能性があるとしたらその一点に尽きるだろう。
敬愛する兄であり尊敬すべき存在。
それ故にロキの策中に嵌まりその命を奪ってしまったことをひどく後悔している。
ラグナロクの後に共に新世界を統治するという予言は知っているが、バルドルは自身を怨みながら死んでいったと思い込んでいるため、その予言を信じられず、仲直りすることはできないと思い込んでいる。
バルデルスとして召喚されていた場合、ホテルスの霊基が彼への対立心を煽るため、顔を合わせても素直になれなくなる可能性が高い。めんどくさいタイプのツンデレになることは間違いないだろう。
自身を罠に嵌め、兄を殺害するようにし向けた張本人。
それゆえに非常に強い憎悪の対象であり、もし顔を合わせればその瞬間には殺しにかかることだろう。
一方で孤独であった自分に声をかけてくれた数少ない存在であり、裏切られるまでは唯一の友とすら思っていたため、完全に憎みきれないでいる。
とにかく心をかき乱される相手であり、天敵と呼べる存在。
えぇ……何やってんの叔父さん……。
基本的にアズガルズの神々とは気まずい関係ゆえ、敵視こそしないにしろ彼らを避けがちなアーチャーであるが、彼は別の意味で避ける。
こういうことには本気で引くタイプである。

ワルキューレなど、その他北欧神話の登場人物たち

神として生を受けてからヴァーリに殺害されるまでの間の彼の生涯は常に孤立していたものであったため、オーディン、バルドル、ロキと少数のアズガルズの神々以外とはほぼ繋がりを持っていない。
同じ場所に住んでいたゆえの面識がある者はいなくはないが、盲目であったことも相俟って彼の側から把握している存在は皆無に等しい。

【コメント】

元々は泥を使って書こうと思っていた長編SSのヒロインの予定だった子。
北欧神話はそこまで詳しくないのとパカり度が高いので原典からの正確性はあまり期待しないでほしい
wiki登録にあたって微修正

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計算式ソース:
https://www9.atwiki.jp/f_go/pages/1341.html
Java Scriptソース:
http://www.hajimeteno.ne.jp/dhtml/dist/js06.html

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