ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

「ただいまなのです、人類」
「クーニャは帰還かえって来たのです」

基本情報

【元ネタ】史実+???
【CLASS】フォーリナー
【マスター】
【真名】ライカ
【異名・別名・表記揺れ】クドリャフカ、ムトニク
【性別】メス
【体長・体重】60cm(尻尾含む、ライカ自身は25cm弱程度)・7kg(尻尾含む。ライカ自身の体重は5kg程度)
【体毛】ブラック・アンド・ホワイト 【瞳色】虹彩を秘めた青金
【外見・容姿】体長以上にふさふさと肥大化し、火を噴き出す尻尾を持つ小型犬。背中の毛は興奮すると羽根のように逆立つ。
【地域】ロシア+???
【年代】20世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】犬、神性、宇宙
【ステータス】筋力:C 耐久:A 敏捷:Ex 魔力:C 幸運:D 宝具:Ex

【クラス別スキル】

領域外の生命:Ex
人類の知覚領域の外より現れた生命体であることを示すスキル。
その犬は見た。孤独な宇宙の先より顕れた者を。
その神は見た。孤独な宇宙を彷徨う小さき者を。
そして犬は神の触手ゆびさきを受け容れた。

騎乗:A
騎乗の才能。
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
宇宙船に乗った犬は、その巧みな肉球捌きでハンドルすら握る。

対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

神性:D
神性を持つかどうか。
ライカは外宇宙存在を受け容れたが、与えられた力は眷属のものである為ランクは低い。

【保有スキル】

星の開拓者:Ex
人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
あらゆる難航、難行が“不可能なまま”“実現可能な出来事”になる。
彼女はこの地球上において初めて、純粋な科学力のみで地球周回軌道に到達した生き物であり…有人宇宙飛行の可能性を拓いた偉大なる礎である。

星屑の棺:A
地球を飛び出し、人類を星の海へと導く科学力の礎となった事を示すスキル。
このスキルによりライカは母なる地球を由来とする神秘に対しては、それを拒絶する力を。
そして、星海の先…外宇宙そとがわの理による神秘に対しては、それを受け容れる力を得ている。

星海を往くもの:A
ライカに融合した外宇宙存在の持つ強靭な生存能力を示すスキル。
このスキルにより、ライカの肉体は小型犬とは思えない程の驚異的なタフネス持ち、加えて真空状態での生存が可能となる。
故に、彼女は生身による宇宙遊泳が可能である。

【宝具】

星海往く金色の尾フーン・ラキエータ
ランク:B+ 種別:対犬(自己)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ライカの大きな尻尾に融合したスプートニク2号を打ち上げたロケットと、彼女に宿る外宇宙存在の持つ特殊器官…それを宝具としたもの。常時発動型。
通常のロケットの推進力に加えて磁気を操る能力を持ち、その人知では理解出来ない力によって推進力を得る事が出来る。
この宝具による二重の加速により、ライカは大気圏内においても尋常ならざるスピードを発揮。その速度は気圧が下がれば下がる程に増加していく。
宇宙空間ともなれば人間の視力では文字通り目にも止まらぬ規格外の速さとなり、傍目から見ればワープしている様にしか見えなくなるだろう。*1

また、感情と共に逆立つ背中の毛も実は宝具の一部であり、方向転換用の補助翼としての役目を持っている。


この宝具には、ある特殊な機能が存在するが…それは、第二宝具を解放しなければ発動出来ない。


Спутникそらのかぎ
ランク:Ex 種別:対界宝具 レンジ:1 最大捕捉:1
ライカ自身の身に、かつて自分を乗せて宇宙へと飛び立ったスプートニク2号を融合させ、一機(或いは一騎)の飛翔体として飛び立つ宝具。
全身を昆虫のような装甲が覆い、その背中の毛は大型の蝙蝠の羽根の様な形に変化。第一宝具である尻尾は大型の磁気ロケットブースターに強化される。
この第一宝具の強化によって秘められた特殊能力が解禁され、周囲の空間を変質させ、更なる加速を得る事が出来る。
この姿となったライカは大気圏内ですらも、まるで極小サイズのミサイルと見紛うばかりの衝撃を伴うスピードで飛翔。
仮に宇宙空間ともなれば、どれだけの速度となるだろうか…。

けれども…

【Weapon】

『牙』
『爪』
小さくても犬には爪と牙がある。
そこに外宇宙存在の力が加わる事で、魔獣の如き鋭さで敵を切り裂く。

『尻尾』
地球と外宇宙の二種類のブースターが融合した大きな尻尾。
推進力として使うだけでなく、そこから噴出す磁気混じりの炎を直接浴びせて攻撃手段とする事も出来る。

【解説】

ライカ…或いは、クドリャフカ。野良犬
旧ソ連の人工衛星計画であり、宇宙開発競争の幕開けとなったスプートニク計画。
その計画により打ち上げられた二号機ロケットに史上初の乗組員として搭乗させられ、そして初めて地球周回軌道へと到達した一匹の小型犬。
1957年11月、彼女を乗せた宇宙船スプートニク2号はR-7ロケットにより打ち上げられる。
ロケット切り離し不可能と言うトラブルに見舞われながらも地球周回軌道へと到達し、彼女は史上初の地球周回軌道に到達した生物となった。
その、帰還能力の無い片道切符の宇宙船によって、である。

彼女が宇宙に旅立って、どれだけ生き長らえたのかを正確に伝える情報は無いが、その旅路は限りなく短いものだった。
当初、ソ連政府は「十日後に毒入りの餌を食べた事による安楽死」と伝えた。
けれども、後々に明らかにされた情報では長くても4日。短ければ五時間程度。
予測された死因は、キャビンの欠陥やトラブルによる宇宙船内部の気温上昇。そしてストレスである。
…これが史上初めて宇宙を旅し、人類を宇宙へと導いた一匹の犬の孤独な最期である。


そして、その孤独は最期に、彼女に狂気にも似た帰還の願いを抱かせた。


熱せられた鉄の棺の中で恐怖と苦しみ、そして孤独に苛まれて命を終えた一匹の犬。
彼女が世界に遺した狂おしい程の「かえりたい」と言う願いを、一柱の外なる神が見つけたのは、砂浜に落ちたコインを見つけ出すかの如き必然だった。
この世界と繋がってしまった外宇宙そとがわの神は、死した彼女の遠吠えに応え、そして問い掛ける。

「帰りたいか?」と。

そして彼女は返す。

「かえりたい」と。

たったそれだけの単純な問い掛けと答え。
けれども、その答え一つだけで彼女は外なる神の触手ゆびさきを受け入れ、その身はかの邪神の眷属と混じり合った。
外なる神の名は、ハスター。名状しがたき者とも呼ばれる黄色き王にして羊飼いの神。
眷属の名は、バイアクヘー。ビヤーキーとも呼ばれる星海を渡る翼。

ハスターは、ライカの持つ星海へ至る道を拓いたものとしての証明を、門を開く為の鍵とした。
ライカは、ハスターより授けられた眷属の力を故郷への帰還する為の道とした。
そして、一つの小さき命の願いと、外なる神の囁きにより、ここに一騎の降臨者フォーリナーが世界へと刻み込まれた。

【人物・性格】

人懐っこく甘えん坊で、何かに集中し出したら止まらず、独りぼっちを何より嫌う。その姿は、どこにでも居るような犬そのもの。
ワンワンと吠えて愛嬌を振りまきながら、マスターにじゃれ付き構って貰おうと片時も離れようとしない。
もし独りで留守番を頼めば途端に部屋中を忙しなくうろつき、怯えたように何度も吠え、そしてマスターが帰ってくると一目散に飛び付き、普段以上にじゃれ付く。
その姿は、テレビなどで良く見られる可愛らしい愛玩動物のそれ。
加えて、元々温厚な性質でもあるのかマスターに親しい人間に対しても同じように愛想良く振る舞い、構って貰えればその倍以上に自分もじゃれ付き返す。
サーヴァントとしては兎も角、パートナーとして付き合うのには少し大変だが申し分ない犬である。

けれども、その身に宿らされた外宇宙存在よって知性を得、人語を理解し、人語を話すだけの知能も持つ。
加えて野良犬だった頃の経験や、厳しい訓練の記憶、自身の死、そして座の知識によって自分の死の意味も理解した事などから、どこか達観している部分もある。
彼女の目をじっと見詰めれば、その奥には普段の様子からは想像出来ないような静かな光が見て取れる。
…その光の更に奥には、時として恐怖から生まれた狂気にも似た何かが見えるやもしれない。

ライカは、宇宙へと向かった者や宇宙に辿り着いた者に対しては敬意を示す傾向がある。
彼らの結果がどうであれ彼らを尊敬し、そして彼らを侮辱する者に対しては牙を剥くだろう。
また、作戦(特に宇宙にまつわるもの)に対して部下の人命を軽視する相手に対しては強い嫌悪感と敵対感情を露にする。
その様な相手に対しては、普段の愛玩動物然とした姿から一転し、背中の毛を翼のように逆立たせながら獰猛な唸り声を上げて見せる。
マスターの許しがあれば、いつでもその喉笛を噛み千切ってやると言わんばかりに…。

余談ながら、公式名称として与えられたライカと言う名前が英霊として刻み込まれているが、彼女はクドリャフカの方の名前を好んでいる。
その為、自分の事をクーニャと呼び、人にもそう呼んで貰おうとする。


イメージカラー:星色
特技:帰巣本能
好きなもの:鼻へのキス、広い場所、家族、ヤズドフスキー博士
嫌いなもの:熱い場所、狭い場所、独りぼっち、ニキータ・フルシチョフ
天敵:孤独、ニキータ・フルシチョフ
願い:いつか、人類が星海の向こうに辿り着いた時、決して孤独でありませんように

【一人称】クーニャ 【二人称】相手の名前。人類(対人間)、種族名もしくは外見的特長。ごしゅじん(マスター)、神様(■■■■)、蜂(■■■■■■) 【三人称】人類(対人間)、他種族名もしくは外見的特長

【因縁キャラ】

ウラジーミル・コマロフ
「クーニャはコマロフに敬意を表するのです」
「コマロフはコマロフの命を犠牲にする覚悟でガガーリンを救ったのです」
「クーニャのように誰かの意思ではなく、コマロフがコマロフ自身の覚悟と意思で、それを選択したのです」
「それは、きっと人類を宇宙へと導く事よりも、とてもとても…大切な事だったとクーニャは信じるのです」
「だからクーニャはコマロフに敬意を表するのです」

ユーリイ・ガガーリン
「おめでとうなのです、ガガーリン。ガガーリンはクーニャ達が積み上げてきた道をゴールへと繋いだのです」
「あの時、あの燃える鉄の中でクーニャは自分の死の意味が理解出来なかったのです」
「けど、今ならクーニャの死は意味があったと言えるのです。それはガガーリンのおかげでなのです」
「そう!ガガーリンは、クーニャ達のしかえしを見事にしてやってくれたのです!えらいのです!」
「ところで…ガガーリンの見た宇宙に、本当に神様は居なかったのですか?」

ウラジミール・ヤズドフスキー博士
「ヤズドフスキーがくれた一日は、今も忘れていないのです」
「たった一日だけの家族の思い出。炎の中で、苦しみの中で、燃え尽きてしまいそうな記憶だったのです」
「けど、それでもクーニャは覚えているのです。忘れられるはずが無いのです」

フォン・ブラウン
「宇宙に往く道のために多くのいきものロケットに乗せられて、少なくない犠牲になったのです」
「けど、それはロケットを造り続けたブラウンやコロリョフの罪ではないのです」
「罪は自分達の都合で飛ばせるのに飛ばさなかったり、飛べないのに飛ばしたえらい人類達にあるのです」
「ブラウンやコロリョフが作ろうとした宇宙への道を、えらい人類達は正しく進もうとしなかった事が罪だとクーニャは思うのです」

王冨
「クーニャは王冨を哂わないのです」
「クーニャの他にも多くのいきもの達が、彼らの意思とは関係無く空へと打ち上げられました」
「けど、王冨はいきもの達ではなく王冨が王冨自身の意思で宇宙へと飛び立ったのです」
「それは、とても無謀な事なのです。でも、同時に偉大で高貴な黄金色の意志の表れなのです」
「何時だって星に最初の一歩を刻むのは嘲笑う人類達でもなく、踏ん反り返るえらい人類達でもなく、無謀と知ってなお挑む黄金の意思を持つ人類なのです」
「だから他の誰かが哂っても、クーニャは王冨を哂わないのです」

キニチ・ハナーブ・パカル1世
「人類はきっと、かつては神秘の力で宇宙へと至り、でもその事を忘れ去ってしまったのです」
「けれど、人類は科学の力で再び宇宙へと辿り着く事が出来たのです」
「だから、クーニャは断言するのです。パカルが宇宙に置き忘れてしまった神秘を、いつか再び人類は取り戻すと」
「そして、その神秘を科学に変えてパカル達の見た場所に人類は再び辿り着くと」

ラバン・シュリュズベリィ
「クーニャはクーニャの中に居る蜂からシュリュズベリィの事は色々聞いているのです」
「姿を見ただけで蜂に似た使い魔を作れたのは凄いと思うのです。でも…」
「タコの神様達をやっつけるなら、神様は本物の蜂を貸してくれると思うのです。お話の中と同じように…なのです」

アビゲイル・ウィリアムズ(原作)
「アビゲイルは犬は苦手ですか。クーニャも黙らされるのは、とても怖いのです」
「…アビゲイルの方の神様は、クーニャの神様より断然やべーやつなんで間違いなくクーニャは黙らされるのです」

葛飾北斎(原作)
「力は借りるけど、信仰しないのは良い心がけだ…とクーニャの神様も言ってるのです」
「それはそれとして、そのタコよりもこっちに乗り換えない?触手の量はウチの方が多いよ?…とも神様は言ってるのです」
「何言ってるのです、神様…」

隠遁者ヘルマン
「クーニャの中に居る蜂から伝言なのです」
「『何やってんですか、ボス』」
「…何やってるんですか、神様、」

前島密
「密の人類だけじゃなく、蜘蛛の神様も助ける姿は嫌いじゃないのです」
「きっと、クーニャを地球に還してくれた神様と同じぐらい良い人なのです」
(ヘルマンの隣のトカゲさんを見る)
「神様も、良い神様なのです…良い神様なのです、あれでも。 なのです」

千日太夫
「クーニャはサトリとかそういうのは良く分からないのです」
「けど多分、太夫が思っているほどクーニャは凄くはないと思うのです」
「ただクーニャは自分の死に意味があった事に安心しているだけなのです」
「それはきっと、普通の事だと思うのです」

イグ
「蛇の神様…は多分、そこまで悪い神様じゃないとクーニャは思うのです」
「リングの上で友情に目覚めて体がぽわーって光るタイプだと思うのです」
「…多分、なのです」

レミュエル・ガリヴァー
「ガリヴァーの中の神様は、クーニャの神様とは仲が良くなさそうなのです」
「正直、クーニャはどっちの神様が正しくて、どっちの神様が悪いのかは分からないのです」
「でも、神様はそういうものだと思うのです。ガリヴァーの神様が言うように、どんな神様だって偶には良い事をするし、偶には悪い事をするのです」
「きっと、そういうものだとクーニャは思うのです」

トリスタン(原作)
「クーニャの中の蜂曰く、親戚の知り合いの友達…だそうなのです」
「正直眉唾なのです。ぶっちゃけ本当でも蜂との距離は他人なのです」

「最後に…」


【コメント】

わふーとは言いません。擬人化すらされてません。

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