最終更新:ID:Xu2xplwGIQ 2019年11月30日(土) 03:19:53履歴
「…… …… …… ……」
【通り名】『リンドウ』
【真名】『ヘルトロレル』*1
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】不明
【身長・体重】140cm・35kg
【肌色】色白 【髪色】錆びついた白 【瞳色】淀んだ空色
【スリーサイズ】B80/W55/H75
【外見・容姿】ボロボロに擦り切れたHCUの社旗を巻き付けた痩せぎすの少女
【令呪の位置】不明
【属性】中立・悪
【魔術系統】水流魔術、縮地
【魔術属性】水、風
【魔術回路】質:B 量:A 編成:正常
【起源】『■■』
【所属】不明
【階位・称号・二つ名】『瓦礫の姫』、『ゴミ山の大将』
【契約サーヴァント】“獅子”のバーサーカー
【真名】『ヘルトロレル』*1
【性別】女性
【年齢】不明
【出身】不明
【身長・体重】140cm・35kg
【肌色】色白 【髪色】錆びついた白 【瞳色】淀んだ空色
【スリーサイズ】B80/W55/H75
【外見・容姿】ボロボロに擦り切れたHCUの社旗を巻き付けた痩せぎすの少女
【令呪の位置】不明
【属性】中立・悪
【魔術系統】水流魔術、縮地
【魔術属性】水、風
【魔術回路】質:B 量:A 編成:正常
【起源】『■■』
【所属】不明
【階位・称号・二つ名】『瓦礫の姫』、『ゴミ山の大将』
【契約サーヴァント】“獅子”のバーサーカー
空間位相。僅かに異なる次元へ身を移し、再度出現する疑似空間転移魔術。
ある程度物理法則を無視して移動が可能で、その特性を含めて『縮地』の一種としても数えられる。
攻撃にも逃走にも一時的な退避にも利用出来、戦闘面では高い汎用性を発揮する。
一方で扱い方を間違えると身体が物理的に埋まってしまったり、逆に攻撃を見切られやすくなるというデメリットも存在する。
ある程度物理法則を無視して移動が可能で、その特性を含めて『縮地』の一種としても数えられる。
攻撃にも逃走にも一時的な退避にも利用出来、戦闘面では高い汎用性を発揮する。
一方で扱い方を間違えると身体が物理的に埋まってしまったり、逆に攻撃を見切られやすくなるというデメリットも存在する。
見切りの突き。培われた実力と経験を持って、瞬間的に相手の判定値のひとつ上の数値を叩き出す。
言い換えれば「必ず先手を取ることが出来る」技能で、戦闘が始まって最初の判定時のみ、彼女はその刃を真っ先に相手へと突きつけられる。
対人ではなく対物用。一定のルーチン、定められたプログラムにより行動する機械に相手を絞る事で、その行使を確実なものとした。
自分の実力を上を行くものに対しては効果が薄く、所謂『隙の無い』相手には発動出来ない。
言い換えれば「必ず先手を取ることが出来る」技能で、戦闘が始まって最初の判定時のみ、彼女はその刃を真っ先に相手へと突きつけられる。
対人ではなく対物用。一定のルーチン、定められたプログラムにより行動する機械に相手を絞る事で、その行使を確実なものとした。
自分の実力を上を行くものに対しては効果が薄く、所謂『隙の無い』相手には発動出来ない。
水の刃に風を纏わせ、瞬間的に切れ味を増幅させる。
また風の刃を切り離し「放出」する事で、遠距離に斬撃を届かせるという芸当も可能。
指向性を持った圧縮鎌鼬、と捉えるのが分かりやすいか。その風は空気を、時には床や壁を伝い、衝撃となって相手へ届く。
射程範囲は「視界の届く範囲」。距離により威力が下がることは無いが、斬撃自体の威力が低めなため決定打とはなり難い。
また風の刃を切り離し「放出」する事で、遠距離に斬撃を届かせるという芸当も可能。
指向性を持った圧縮鎌鼬、と捉えるのが分かりやすいか。その風は空気を、時には床や壁を伝い、衝撃となって相手へ届く。
射程範囲は「視界の届く範囲」。距離により威力が下がることは無いが、斬撃自体の威力が低めなため決定打とはなり難い。
水流魔術により編み上げられた長刀。
常に流れ続ける刃はウォーターカッターの原理により、強固な鋼すらも切断する切れ味を発揮する。
また自由に形状・全長を変化させられるという特徴もあり、臨機応変な攻撃を可能とする。
常に流れ続ける刃はウォーターカッターの原理により、強固な鋼すらも切断する切れ味を発揮する。
また自由に形状・全長を変化させられるという特徴もあり、臨機応変な攻撃を可能とする。
体の表面を覆っている極めて薄い水の膜。
流水により細かな粒子を洗い流し、体に害を成すような排気の類をシャットアウトしている。
過酷な環境の中でも活動できているのはこの特性のおかげで、嵐の中でも難なく活動可能。
流水により細かな粒子を洗い流し、体に害を成すような排気の類をシャットアウトしている。
過酷な環境の中でも活動できているのはこの特性のおかげで、嵐の中でも難なく活動可能。
ロングヘア、またはツインテールを乱雑に切ったようなボブヘアー。
兵器から飛び散った油や煤、排気で汚れ、美しかったであろう白髪も今では見る影もない。
HCUのロゴが刻まれている擦り切れた社旗をマントのように羽織っており、荒々しくどこか寂れた雰囲気を感じさせる。
小柄で細身ではあるが、漂わせる気配も相まって幼気さは一切感じられず、ある種の威圧すら与える風貌。
兵器から飛び散った油や煤、排気で汚れ、美しかったであろう白髪も今では見る影もない。
HCUのロゴが刻まれている擦り切れた社旗をマントのように羽織っており、荒々しくどこか寂れた雰囲気を感じさせる。
小柄で細身ではあるが、漂わせる気配も相まって幼気さは一切感じられず、ある種の威圧すら与える風貌。
神戸にてHCUや回収業者、盗賊などの派閥にも属さず、ただ目に付いた兵器類を『破壊』して回る殺人機。
誰にも寄り付かず、目的もなく、闇雲に破壊行為を続けるその振る舞いから、神戸に属するあらゆる勢力から疎まれている存在。
一方でそのアナキストな行為、反体制的とも取れる活動を称える“信者”も少なからず存在し、そういった者達の存在も含め「ゴミ山の大将」と揶揄されている。
ただしそういった存在を率いているわけではなく、彼女はあくまで単独で『破壊』を行っているだけに過ぎない。
イメージカラー:黒ずんだ白
特技:わからない
好きなもの:忘れてしまった
苦手なもの:怖がられること
天敵:ピアニスト、グーラ
願い:もう一度グーラに会いたい
【一人称】わたし 【二人称】あなた、きみ、おまえ(敵対者) 【三人称】あのひと、あのこ
誰にも寄り付かず、目的もなく、闇雲に破壊行為を続けるその振る舞いから、神戸に属するあらゆる勢力から疎まれている存在。
一方でそのアナキストな行為、反体制的とも取れる活動を称える“信者”も少なからず存在し、そういった者達の存在も含め「ゴミ山の大将」と揶揄されている。
ただしそういった存在を率いているわけではなく、彼女はあくまで単独で『破壊』を行っているだけに過ぎない。
イメージカラー:黒ずんだ白
特技:わからない
好きなもの:忘れてしまった
苦手なもの:怖がられること
天敵:ピアニスト、グーラ
願い:もう一度グーラに会いたい
【一人称】わたし 【二人称】あなた、きみ、おまえ(敵対者) 【三人称】あのひと、あのこ
人間味の感じられない……というより、擦り切れたような人格の少女。
冷徹ではなく無味。人に対する感情を持たず、興味も持たない。彼女が会話を行うことは極めて希。
立ちふさがるものを打ち倒し、目に見えたものを破壊する。その行動に最早理由など無く、矜持もなく力を振るう。
その瞳からは光が失われ、生気も欠けた。慣性だけで動き続けているようなその姿を見て……人は彼女を「瓦礫 の姫」と呼んだ。
唯一、彼女は他人に「怖がられる」「怯えられる」事を嫌っている。
その無骨な風貌に、多くの人―――特に回収業者として出会う者―――は好戦的な、刺々しい感情を抱く。
そういった感情であれば、彼女もまた相応の「力」を奮って返すことが出来る……だが、恐怖や畏怖、怯懦は別だ。
震え、竦み、自分が「恐怖の象徴」として認識されることこそが、彼女にとって何よりの恐怖。耐え難い苦痛なのである。
自分の前に進んで立ち塞がるものを「悪」として、蔓延る敵性存在を「悪」として捌き続けてきた彼女にとっては―――――
自分がそのような「悪」に。誰かにとっての、明確な「悪」になることが怖いのだ。
もし誰かに怯えられるようなことがあれば、彼女は珍しく取り乱し、苦痛に顔を歪めながらその場から逃げ出す。
だがそれが避けられない戦いであった場合……悲鳴ともつかぬ叫びとともに、その刃を振り下ろすことだろう。
冷徹ではなく無味。人に対する感情を持たず、興味も持たない。彼女が会話を行うことは極めて希。
立ちふさがるものを打ち倒し、目に見えたものを破壊する。その行動に最早理由など無く、矜持もなく力を振るう。
その瞳からは光が失われ、生気も欠けた。慣性だけで動き続けているようなその姿を見て……人は彼女を「
唯一、彼女は他人に「怖がられる」「怯えられる」事を嫌っている。
その無骨な風貌に、多くの人―――特に回収業者として出会う者―――は好戦的な、刺々しい感情を抱く。
そういった感情であれば、彼女もまた相応の「力」を奮って返すことが出来る……だが、恐怖や畏怖、怯懦は別だ。
震え、竦み、自分が「恐怖の象徴」として認識されることこそが、彼女にとって何よりの恐怖。耐え難い苦痛なのである。
自分の前に進んで立ち塞がるものを「悪」として、蔓延る敵性存在を「悪」として捌き続けてきた彼女にとっては―――――
自分がそのような「悪」に。誰かにとっての、明確な「悪」になることが怖いのだ。
もし誰かに怯えられるようなことがあれば、彼女は珍しく取り乱し、苦痛に顔を歪めながらその場から逃げ出す。
だがそれが避けられない戦いであった場合……悲鳴ともつかぬ叫びとともに、その刃を振り下ろすことだろう。
明確な目的は持たない。
人の寄り付きにくい区画、汚染された地下プラントを彷徨い、立ち塞がる無人兵器を破壊して回っている。
その中にはロストHCU、またはそれに準ずる価値の機器が含まれているため、直営個人違法回収業者を問わず「異常なテロリスト」として認識されている。
基本、誰かと行動を共にすることはない。「信者」と呼ばれる者達にも一切干渉せず、単独行動を貫いている。
人の寄り付きにくい区画、汚染された地下プラントを彷徨い、立ち塞がる無人兵器を破壊して回っている。
その中にはロストHCU、またはそれに準ずる価値の機器が含まれているため、直営個人違法回収業者を問わず「異常なテロリスト」として認識されている。
基本、誰かと行動を共にすることはない。「信者」と呼ばれる者達にも一切干渉せず、単独行動を貫いている。
契約を交わしているわけではないが、彼女のサーヴァントとして振る舞っている。
バーサーカー故に意思を持たず、破壊のみを根底に生きる彼女の「手駒」としてその行為に加担する。
獅子を思わせる毛皮の付いた無骨な鎧、顔の見えぬ兜を被り、クラシカルなマスケット銃を手にした甲冑の男。
その振る舞いは、バーサーカーのクラスと聞いて想像される「荒々しい獣」とは真逆であり……極めて冷静で「理性的に狂っている」ようである。
単独よりも対多戦、それも軍と軍が衝突するような「戦争」を得意としており、既存の戦術を塗り替えた彼は、多くの軍師に肩を並べる戦略スキルを有する。
だが今となってはその強みも発揮されず……無機に、けれど何処か苦しげに振る舞う彼女に“妻”の面影を重ね、彼女の傀儡に甘んじている。
バーサーカー故に意思を持たず、破壊のみを根底に生きる彼女の「手駒」としてその行為に加担する。
獅子を思わせる毛皮の付いた無骨な鎧、顔の見えぬ兜を被り、クラシカルなマスケット銃を手にした甲冑の男。
その振る舞いは、バーサーカーのクラスと聞いて想像される「荒々しい獣」とは真逆であり……極めて冷静で「理性的に狂っている」ようである。
単独よりも対多戦、それも軍と軍が衝突するような「戦争」を得意としており、既存の戦術を塗り替えた彼は、多くの軍師に肩を並べる戦略スキルを有する。
だが今となってはその強みも発揮されず……無機に、けれど何処か苦しげに振る舞う彼女に“妻”の面影を重ね、彼女の傀儡に甘んじている。
- 下村カグヤ
- 唯一、明確な認識を持っている相手。
その姿に言い知れぬ感情を覚え―――――――乾いた笑みを浮かべながら、絞り出すように漏らす。
「…… …… おそいよ、おかあさん」
- 石上ツバメ
- カグヤの側に付き従う執事。
恐らくは―――――彼女に抱いているのは羨望。ああなれたなら、と。彼女への憧れと己の未熟さに、黒い感情が渦巻いてしまう。
「…… …… あなたは……あなたみたいになれたら……なんてね。」
「わたしはもう、前には進めない……また捨てられるのが怖いから……わたしを連れ出すって言うなら……手を握ってよ……捨てられないように……ずっとそばに居てよ!ねえ!」
この地上に堕ちてから、あらゆる感覚器が錆びついていた。
何を聞こうと、何を見ようと、何に触れても、心が弾むことはなかった。
しかし……その顔を、その声を耳にして
「――――――グーラ?」
錆びついたはずの心から、そんな言葉が漏れていた。
別人だと理解している。彼女がこの場所にいるはずはないのだと、そんなことは他でもない自分が一番理解していた。
それでも。その姿を捉えた時、彼女の心は……枯れきった土に水を垂らしたように。その姿を、一滴も逃すまいと取り入れて
その期待は程なく消える。
込み上げてきた感情を、如何としようか。
誰よりも知っているはずの彼女だが、彼女は私のことを知るはずもない。
そも、自分が知っている彼女とは別人であって……自分の期待は、単なる勘違いに過ぎなかったのだ。
思い過ごしであると気がつけば、ふつふつと込み上げてくるのは落胆。或いは悔恨、失望?……いや、きっとそのどれでもなくて。
……そんな思いがぐるぐるしているから、彼女に名前を尋ねられた時、言い淀んでしまったのだ。
ネーナ。見知った顔で聞き慣れぬ名を口にする彼女にとてつもない違和感を覚えながら、リンドウは己の腕を抱きかかえる。
名前。リンドウ。この地上に堕ちた時、捨てられた自分を直視したくなくて、とっさに名乗った偽りの名前。
だから、そんな名前を答えたくはなかった。彼女には……別人とわかってはいても……本当の名前を知って欲しい。
けれど「彼女」でない彼女に、自分の名前がどれほどの価値を持つというのか?
抱えた腕に力を込める。
首元まで込み上げた感情を抑えるように、唇を強く噛み締める。
「わたし…… …… …… ……っ …… ……わたし、は」
……こんなときだと言うのに、遠い昔のことを思い出した。
そうだ。あの月に迎え入れられる前。その時も、この地上で……ただ漠然と、空を眺めていた。
消え去りそうなほど、今となっては遥か遠い昔の記憶。
だからこそ……その名前を引き摺り出した。月での自分でも、この地上での自分でもなくて。
本当の……本当の意味での、自分の名前を。
「…… …… …… ……サラ。サラ、って呼んで」
瓦礫の姫が、ガラクタ細工の微笑みを零す。
もう出会うことのない、失ってしまった彼女のために。
……今度こそ失うまいと。精一杯明るく、そして優しく振る舞うと決めたのだ。
最近カタログの湿度が高かったので泥の湿度も高めにいきたい
「やだ。そんな目で、わたしを見ないで。」
「どうしてわたしを怖がるの……どうして、わたしから離れていくの……どうして、わたしを捨てるの……」
「初めて出来た友達だったのに。あなたがわたしを見る目は、まるで……悪に怯える、子供みたいだった」
「…… …… ほんとは全部覚えてる。あなたの目も。あなたの声も。あなたの感触も……突き刺した刃から感じた、あの感覚も」
「だから、わたしはこの場所でやり直したんだ」
「あなたが怖がらないように。今度はちゃんと……みんなを守る正義の味方になれるように」
「だから……だから、もうそんな目で見ないでよ。また、わたしと一緒にご飯を食べようよ…… ……」
「…… …… あなたが怖がらないように、わるものは全員こわしておくから」
「いつでもまってるよ…… …… グーラ。」
「やだ。そんな目で、わたしを見ないで。」
「どうしてわたしを怖がるの……どうして、わたしから離れていくの……どうして、わたしを捨てるの……」
「初めて出来た友達だったのに。あなたがわたしを見る目は、まるで……悪に怯える、子供みたいだった」
「…… …… ほんとは全部覚えてる。あなたの目も。あなたの声も。あなたの感触も……突き刺した刃から感じた、あの感覚も」
「だから、わたしはこの場所でやり直したんだ」
「あなたが怖がらないように。今度はちゃんと……みんなを守る正義の味方になれるように」
「だから……だから、もうそんな目で見ないでよ。また、わたしと一緒にご飯を食べようよ…… ……」
「…… …… あなたが怖がらないように、わるものは全員こわしておくから」
「いつでもまってるよ…… …… グーラ。」
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