kagemiya@ふたば

【元ネタ】dice
【CLASS】アルターエゴ
【真名】ロードランジア
【基体】渦廻うねり
【付随真名】“幻想歩き”アルトリウス
【付随真名】エギル・エルルーナル
【付随真名】静御前
【性別】女性
【身長・体重】155cm・42kg
【容姿】目深に被ったフード、なびくマフラー、無骨なブーツとグローブ。全てが漆黒に統一され、その他は一糸纏わぬ裸体。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力：A+　耐久：C　敏捷：A++　魔力：B　幸運：A+　宝具：A++

『正義』のアルターエゴ

複数の神話エッセンスを合成して作られた人工サーヴァント。
彼女の内包するクラスは三つ。「セイバー」、「ランサー」、「アーチャー」である。
神性は含まないものの三騎士のクラスの複合体であり、それぞれに強力な英霊を取り込んでいる為、戦闘面に於いては規格外の性能を有する。

三騎士のクラススキル。
その身に宿す神秘によりあらゆる魔術を遮断する、不可視にして不毀の鎧。

アーチャーのクラススキル。
マスター不在での行動を可能とする。

アルトリウスの有するスキル「奮起の英雄」を合法的に改造したスキル。
正義と言う己に課した使命を遂げるまで、如何なる傷、如何なる苦難を持ってしても折れる事なく、命を繋ぎ止める事が出来る。

エギルの有するスキル「鷹の目」を合法的に改造したスキル。
静止視力、動体視力の向上に加え、悪性、或いは己が見出した悪の芽を如何なる距離、如何なる居所にあっても見つけ出し捉える事が出来る。

静御前の有するスキル「天下の舞」を合法的に改造したスキル。
悪を挫き、邪を砕く為の近接格闘術。

ランク：D+++　種別：対人宝具　レンジ：1　最大捕捉：1人
本来世界の裏側へと通ずる筈の鍵を、ただこの世界を渡る為のみに特化させた改造宝具。ロードランジア自身の身体に収納、一体化され、彼女の肉体そのものに能力を宿す。
即ち、世界の遍くに瞬時に到達する事を可能とする、空間移動能力。
ただし発動には多大な魔力を要し、魔力供給の無い状態では、使用に大きな制限がかかる。
世界そのものを渡り、平行世界に至る可能性をも秘めるが、それには常を上回る膨大な魔力量が必要となる為、特殊な状況下においてしか発動の機会を持たない。

ランク：A++　種別：対軍宝具　レンジ：1~50　最大捕捉：100人
薪木の鋼たる巨剣を矢として番え、無窮の弓にて放つ必中必倒の一射。
全霊を込めた突きと共に打ち放たれる光の矢は、その破壊力と正確さを以て標的を確実に破壊する。
ロードランジアの有する最大火力であると共に、唯一の遠距離攻撃手段でもあるものの、彼女はこれを密着状態からの零距離射撃として用いる事を好む。

ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：1~2　最大捕捉：1人
渦巻く怨念、その全てを物理的攻撃に転化、負の力を正へと転じる、正道にして正鵠を射る正義の三射一撃。
一射にて対象の肉体的、物理的な防御を破り、二射にて精神的、魔術的な防御を突破。三射にて対象を確実に破壊せしめる。この三発を、拳撃として全く同時に対象へと叩き込む、必倒必殺の打撃。

巨剣の破壊力と、弓の正確さ、薙刀の柔軟さを併せ持つ肉体。
徒手にて悪を討つことこそが正義と信じるロードランジアは、本来有する筈の武器達の能力を身体能力と体技によって現出する。

平行世界のとある人物を基体として、月の主催者によって作られた試作体アルターエゴの一つ。我欲の権化から零れ落ちた一滴の善性。
正義を行動原理とし、正義の為にのみ動くが、基体の極小の感情から作られた為に知性と理性を失っており、行動は無軌道を極める。
早々に制御不能と判断され製造者によって廃棄されたものの、月の主催者の手によってさえ破壊出来なかった為に復活、単独行動を開始した。
ロードランジアにとっての正義とは何か。
それは即ち、悪を滅ぼす事である。
では、悪とは？
悪とは、欲望である。
その成り立ちからして、欲望に塗れた基体に対する自浄作用とも呼ぶべき性質を有する為に、ロードランジアはあらゆる欲を悪とみなし憎む。
何かを得たいと願う欲、失いたくないと足掻く欲、誰かを救いたいと願う欲、愛されたいと願う欲。それら全ては彼女にとって等しく悪であり、滅ぼすべき敵である。
限りなく真っ直ぐな心でもって、無差別にマスターとサーヴァントを襲う危険度A級のエネミー。人は彼女を、『正義』のアルターエゴと呼ぶ。
ちなみにその特異な服装スタイルは、正義の為に必要な装備のみを追究し、無駄を削ぎ落とした完璧なる姿である。繰り返すが、彼女は知性を失っていた。