kagemiya@ふたば

【元ネタ】
【CLASS】アルターエゴ
【マスター】
【真名】泥新宿の処刑機械
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】女性型(無性)
【身長・体重】260cm・500kg
【肌色】銀色　【髪色】銀色　【瞳色】赤
【スリーサイズ】120/120/310
【外見・容姿】頭に牛のような角、胴体と思わしき部分に観音開き状の扉、体の各部に鋭い刃のついた金属製の女性型ロボット。両腕に鋸状の刃を出す機能を有する。
【地域】様々
【年代】様々
【属性】秩序・中立
【天地人属性】人
【その他属性】人型・金属・無生物
【ステータス】筋力：B　耐久：B　敏捷：C　魔力：D　幸運：E　宝具：A

サーヴァントとしての気配を断つ。
彼女の場合システムなので生物的気配は存在しないも同然なのだが、
如何せん駆動音がうるさい。

騎乗の才能だが、アルターエゴの場合乗るのではなく“乗せる”スキルとなっている。

複数の相反する命題(プログラム)を抱えるがゆえに発生する矛盾。
意志ある人間であれば臨機応変に状況に応じて命題を選択できるものの、
機械的なシステムである彼女はこれらの矛盾に優先順位を付けられない。
ゆえに、彼女が抱える命題の一つと同質の命令が新しく入力された時、
それを「優先すべきプログラム」と認識して実行するのだ。
それ以外の場合は一切の行動を行えない。

卓越した拷問の技術。
機械的なシステムである彼女は拷問に罪悪感も快楽も抱かないがゆえに、
『命令通りに』『的確な苦痛を与える』ことが可能となる。
命令がないと拷問しない。

機械的なシステムなので処刑“人”という表現は少々違うが、
『悪』と定義される存在――罪人に対して特攻ダメージを与える力。
ただし、彼女は善悪の定義づけをすることができない。
故に命令者が「誰が悪であるか」を入力しなければならない。
命令しさえすれば的確に罪人を処刑する。
実行可能な刑罰は二種類。『苦しめて殺すか』『苦しめず殺すか』。

自身を増やす機能。
同時に複数の命令者に呼ばれた場合、
その分だけ自身を増やすことで対応する。
それ以外の状況で使用することはできない。

ランク：A　種別：対人宝具　レンジ：1〜10　最大捕捉：1人
可能な限り罪人を“苦しめずに殺せ”“人道的な処刑を”という命題の実行。
身体からギロチンの刃が飛び出し、対象を斬首する。
効果はシャルル＝アンリ・サンソンの宝具と全く同じだが、
命令者がギロチンの宝具を持たない場合、ランクが落ちる。

ランク：B　種別：対人宝具　レンジ：―　最大捕捉：―
罪人にその罪を噛みしめされるため、また見物人に罪を忌避させるため、“可能な限り苦しめろ、そして最終的には殺せ”という命題の実行。
鋸の機構や猛毒の分泌などにより、対象を拷問する。
武則天の宝具と同一の効果だが、例によって彼女以外の人物に命令された場合はランクが落ちる。

ランク：B+　種別：対人宝具　レンジ：1〜40　最大捕捉：1〜20人
王の快楽のため、聴衆の娯楽のために、とにかく“最大限の苦痛を伴って殺せ”という命題の実行。
スカート部が開き、対象を収納。蒸し焼きにする。
ファラリス王の宝具と同様の効果だが、やはり彼女以外が命令した場合ランクが落ちる。

ランク：C　種別：対人宝具　レンジ：1、1〜10、1〜40、―　最大捕捉：1人
血を得るために、そしてこの頭痛を癒すために、悲鳴を伴う“最大限の苦痛と恥辱を与えろ”という命題の実行。
胴体が開き、対象を収納。対象には釘などが刺さる。
カーミラの宝具と同一の効果だが、これもカーミラ及びエリザベート・バートリー以外が命令者だった場合ランクが落ちる。

このサーヴァントそのものが武器である。

彼女を構成する幻霊は以下の四騎。
一つ目はギヨティーヌ――正確にはギロチンによる処刑というシステムそのもの。
とにかく迅速に。とにかく機械的に。とにかくシステマティックに。――とにかく苦痛を排除して殺す。
人間の手が加わる要素を徹底的なまでに排除した、最大限に機械的で最大限に人道的――であれ、と願われて生み出されたシステム。
二つ目は武則天の敷いた恐怖政治。告密をよしとし、罪人として告発された者に最大限の苦痛を与えた末に殺す凌遅刑などを内包した一連のシステムそのもの。
罪の再発を防ぐためには。王への忠誠を高めるためには。――国の秩序の為には。罪人は最大限に苦しめ、罪を噛みしめさせ――そうでない人間は恐怖させ、罪なきよう努めさせるべきである、という信条の元生み出されたシステム。

三つめはファラリスの雄牛。ファラリス王が実行した快楽のための処刑というシステムそのもの。
死にゆく者こそ美しい。悲鳴を。香りを。輝きを。骨の手触りを。死肉の味を。
とにかくその人間の生を凝縮し、それを最大限に輝かせて、苦痛と共に殺す。
どこまでも人間の欲望にまみれた、どこまでも非人道的なシステム。

四つ目は鉄の処女。
エリザベート・バートリーが行ったとされる拷問の数々。
少女の悲鳴を聞けば頭痛が治まる。少女の血を浴びれば肌が若返る。
だからもっと悲鳴を、もっと血を！　相手が罪人だろうと何だろうと関係ない。若い少女の悲鳴と血が欲しい！
……という叫びと共に実行され続けてきたシステム。

以上の四騎はどれも単体では英霊足りえない。ゆえに幻霊であるが、以上の四騎はいずれも英霊、反英霊の作ったシステムであり、宝具である。
宝具とはすなわちその英霊の半生の具現であり、半身――存在の一部にも等しい。
故にこそ、彼女は幻霊の融合体でありながら“英霊の一面の融合体”に等しく。そんな彼女のクラスは“アルターエゴ”が最も相応しいのだ。

存在そのものが宝具のようなものなので、主人が命令すればすぐに現れるのも当然である。

性格と呼べるものは存在しない。
命令がなければ動くことができず、
命令があればただただ機械的にそれを遂行する。

イメージカラー：銀色
特技：処刑、拷問
好きなもの：なし
嫌いなもの：なし
天敵：水(錆びるから)
願い：なし

【一人称】本システム　【二人称】貴方、マスター、〜様　【三人称】フルネーム、〜様

泥新宿の機械男：機械仲間。シンパシーを感じる機能は実装されていない。
処刑人系サーヴァント：命令を入力してください
泥新宿のセイバー：彼女もまた処刑人なので、呼ばれれば駆け付け命令入力を求める。
……呼ばれるかどうかはまた別の話。

ヨハン・ライヒハート：彼は自動的にマスターに登録されているため、呼ばれれば駆け付け命令入力を求める。
自身とほぼ同じ幻霊を宿しているため、シンパシーを……感じたいところだがそんな機能はない。
ちなみに彼の命令であれば『命題実行・処刑の為の処刑』は本来のAランクの性能を発揮できる。

地獄の刑罰というシステムを担う閻魔王と、ヨハンに憑いた幻霊のうちのひとつ、ルイゼット。
この二騎が呼び水となり、処刑というシステムや拷問器具、処刑器具の集合体たるアルターエゴが召喚されるに至った。

ファラリス王：主人。彼女の命令ならば『命題実行・拷問の為の処刑』は本来のB+ランクの性能を発揮できる。
不夜城のアサシン：生みの親。彼女の命令ならば『命題実行・処刑の為の拷問』は本来のBランクの性能を発揮できる。
カーミラ、エリザベート・バートリー：主人。彼女らの命令ならば『命題実行・拷問の為の拷問』は本来のCランクの性能を発揮できる。
エリザベート・バートリー[ハロウィン]、エリザベート・バートリー[ブレイブ]：無論彼女らの命令でも同様である。
メカエリチャン、メカエリチャン二号機：同じ機械同士シンパシーを感じる機能はやはりないが、彼女らの命令でも同様。

泥新宿のアヴェンジャー(4)
なぜ彼女らが本特異点にいもしないはずのファラリス王の宝具を(勝手に)借りられたのか？
その理由が彼女である。