最終更新: nevadakagemiya 2024年02月28日(水) 15:43:50履歴
「間違いを正し、真に導くことが私の役割ですから!」
【元ネタ】日本神話
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】八咫烏
【性別】女性
【身長・体重】144cm・39kg
【肌色】色白 【髪色】濡烏色 【瞳色】深い赤色
【スリーサイズ】82/54/84
【外見・容姿】和装のシルエットをデザインとして落とし込んだタイトなスーツに勾玉の首飾りをぶら下げた少女
【地域】日本
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天・地・人(後述参照)
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:A
◆完全フリー素材◆
この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】八咫烏
【性別】女性
【身長・体重】144cm・39kg
【肌色】色白 【髪色】濡烏色 【瞳色】深い赤色
【スリーサイズ】82/54/84
【外見・容姿】和装のシルエットをデザインとして落とし込んだタイトなスーツに勾玉の首飾りをぶら下げた少女
【地域】日本
【年代】神代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天・地・人(後述参照)
【その他属性】人型・
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:B 宝具:A
◆完全フリー素材◆
この泥はどなたでも自由に加筆・修正・追記していただいて構いません。
性能を変えたり解説を正しくしたり因縁欄を更新したりなど、ご自由にどうぞ。
全体的にまるっと書き換えてしまっても全然大丈夫です!
天照大神より携わる光の加護。
魔力放出(光)と同等の効果を持ち、不浄を清め行く末を指し示す。
善性には正しき道を照らす光として、悪性には精神自体を煮え繰り返すような眩い光として現れる。
魔力放出(光)と同等の効果を持ち、不浄を清め行く末を指し示す。
善性には正しき道を照らす光として、悪性には精神自体を煮え繰り返すような眩い光として現れる。
太陽が出ている間、フィールド上で行われる判定に際してクリティカル確率が上昇する。
燦々と輝く太陽に住まうとされた霊鳥が持つ特別な加護。こちらは神ではなく「星」そのものが持つ権能の先触れに近い。
Aランクではほぼ全ての攻撃がクリティカルになるレベル。但し、元の攻撃力が低いのであまり効果はない。
燦々と輝く太陽に住まうとされた霊鳥が持つ特別な加護。こちらは神ではなく「星」そのものが持つ権能の先触れに近い。
Aランクではほぼ全ての攻撃がクリティカルになるレベル。但し、元の攻撃力が低いのであまり効果はない。
ランク:D 種別:対自己宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
八咫烏という存在は天属性に位置するが、同時に「地」及び「人」の属性も持ち合わせる。
これは彼女が三本脚であること――――全ての存在は太陽より生まれ、三本脚はそれぞれ神 、自然 、定命 を表す――――に因む。
英霊としてみた場合、極めて特異な性質ではあるものの、戦闘において何か特殊な効果を持つわけではない。
左足が「天」を。右足が「地」を。そして左手が「人」を表すようで、それぞれに属性を示す紋様が刻まれている。
八咫烏という存在は天属性に位置するが、同時に「地」及び「人」の属性も持ち合わせる。
これは彼女が三本脚であること――――全ての存在は太陽より生まれ、三本脚はそれぞれ
英霊としてみた場合、極めて特異な性質ではあるものの、戦闘において何か特殊な効果を持つわけではない。
左足が「天」を。右足が「地」を。そして左手が「人」を表すようで、それぞれに属性を示す紋様が刻まれている。
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1-99 最大捕捉:1000人
東征に於いて、神武天皇を導いたのは八咫烏であるが、日本書紀によれば戦いに伴ったのは「金鵄」と呼ばれる霊鳥である。
しかし時が経つにつれて八咫烏と金鵄は同一視されるようになり、古事記に於いて「金鵄」は登場すらしていなかった。
この事から、本来は「金鵄」が成し遂げたもの――――稲妻の如き閃光を放ち敵軍の目を眩ませた、という事象が宝具となった。
レンジ内全域に目を劈く光を放ち、強制的に相手のアクションを決定する。
敵は「目を瞑る」という行為を余儀なくされ、5ターン*1の間行動不能とし自陣営に有利な状況を作り上げる。
魔術ではなく物理的な現象であるため、対魔力スキルや精神干渉スキルでは防ぐことが出来ない。
遮蔽物があったとしても、光点に近ければその障害を乗り越えて届いてしまうため、防ぐには完全に遮光されるような状況が必須となる。
とはいえ、どちらにせよアーチャー側のアプローチで受け手側のアクションが固定されてしまう。この一点こそが肝要であり、この宝具を対軍宝具足らしめている。
平時における5秒といえば悠長なものだが……戦時、それも相手に狙われているような一刻を争う状況で「5秒」を奪われるのは死の宣告に等しい。
事実、伝承に於いて視界を奪われた長髄彦軍は、神武天皇の弓によって射抜かれ敗した……そんな「戦いの一瞬」を手にする宝具である。
欠点として、この宝具は単独では全く意味を成さない。
目が眩んだ敵に攻撃を加える者がいて初めて意味を成すのであり……単独では、ただピカピカと光るだけに過ぎない。
東征に於いて、神武天皇を導いたのは八咫烏であるが、日本書紀によれば戦いに伴ったのは「金鵄」と呼ばれる霊鳥である。
しかし時が経つにつれて八咫烏と金鵄は同一視されるようになり、古事記に於いて「金鵄」は登場すらしていなかった。
この事から、本来は「金鵄」が成し遂げたもの――――稲妻の如き閃光を放ち敵軍の目を眩ませた、という事象が宝具となった。
レンジ内全域に目を劈く光を放ち、強制的に相手のアクションを決定する。
敵は「目を瞑る」という行為を余儀なくされ、5ターン*1の間行動不能とし自陣営に有利な状況を作り上げる。
魔術ではなく物理的な現象であるため、対魔力スキルや精神干渉スキルでは防ぐことが出来ない。
遮蔽物があったとしても、光点に近ければその障害を乗り越えて届いてしまうため、防ぐには完全に遮光されるような状況が必須となる。
とはいえ、どちらにせよアーチャー側のアプローチで受け手側のアクションが固定されてしまう。この一点こそが肝要であり、この宝具を対軍宝具足らしめている。
平時における5秒といえば悠長なものだが……戦時、それも相手に狙われているような一刻を争う状況で「5秒」を奪われるのは死の宣告に等しい。
事実、伝承に於いて視界を奪われた長髄彦軍は、神武天皇の弓によって射抜かれ敗した……そんな「戦いの一瞬」を手にする宝具である。
欠点として、この宝具は単独では全く意味を成さない。
目が眩んだ敵に攻撃を加える者がいて初めて意味を成すのであり……単独では、ただピカピカと光るだけに過ぎない。
左手を覆う無骨な「義足」。小柄な少女の身体には似つかわしくない、物々しき「第三の足」。
曰く、人が造り出した科学こそが人を象徴するものであり、その具現としてこのような異様になったとのこと。
筋力面のボーナスはなく、ただ見た目が機械的になっているだけ。そして彼女の振る舞いを見るに、それは義手と言うよりは――――
……その中にあるものを「封じる」拘束具のようにも見える。
曰く、人が造り出した科学こそが人を象徴するものであり、その具現としてこのような異様になったとのこと。
筋力面のボーナスはなく、ただ見た目が機械的になっているだけ。そして彼女の振る舞いを見るに、それは義手と言うよりは――――
……その中にあるものを「封じる」拘束具のようにも見える。
日本神話にて伝えられる三本足の霊鵄。
古事記に於いては高皇産霊尊に、日本書紀に於いては天照大御神の使いとして現れる。
共に日向の国を出発し、大和の討伐に向かう神武天皇の元に現れ、東征軍を導くキーパーソンとしての役割を担う。
八咫烏に導かれたことで東征軍は大和へと辿り着き、征伐を成して新たな都――――即ち「日本」の礎を築き上げた。
この事から八咫烏は導きの神として神格化され、現代にまで伝えられる霊鳥となったのである。
日本書紀では八咫烏と同様の立ち位置である「金鵄」が存在する。
厳密に言えば別の存在ではあるが、共に神武天皇の助けとなり、同じ役割を担っていた頃から混合、同一視されることが多い。
アーチャーとして現界する八咫烏もその例に漏れず、基本的には『日本書紀』での八咫烏、金鵄を核としている様子。
本来ならばサーヴァントの霊基には収まらない神獣だが、自身を「人」という器に落とし込む事で霊格を維持している。
これは仏教、ヒンドゥー教などに伝わる「化身」、アヴァターラの一種ともされ、より明確な目的がある場合に限り成立される。
八咫烏にとっての目的とは、召喚者を正しい道へと「導く」こと。物事を打破するための標、目的を示すための案内人として現代に喚び出されるのである。
そういった都合上、よほど特別な事情がない限り召喚されることはなく、召喚されたとしても「導く」以外の機能は持たない。
……アーチャーというよりは「ナビゲーター」、或いは「ガイド」のサーヴァントと言える。
古事記に於いては高皇産霊尊に、日本書紀に於いては天照大御神の使いとして現れる。
共に日向の国を出発し、大和の討伐に向かう神武天皇の元に現れ、東征軍を導くキーパーソンとしての役割を担う。
八咫烏に導かれたことで東征軍は大和へと辿り着き、征伐を成して新たな都――――即ち「日本」の礎を築き上げた。
この事から八咫烏は導きの神として神格化され、現代にまで伝えられる霊鳥となったのである。
日本書紀では八咫烏と同様の立ち位置である「金鵄」が存在する。
厳密に言えば別の存在ではあるが、共に神武天皇の助けとなり、同じ役割を担っていた頃から混合、同一視されることが多い。
アーチャーとして現界する八咫烏もその例に漏れず、基本的には『日本書紀』での八咫烏、金鵄を核としている様子。
本来ならばサーヴァントの霊基には収まらない神獣だが、自身を「人」という器に落とし込む事で霊格を維持している。
これは仏教、ヒンドゥー教などに伝わる「化身」、アヴァターラの一種ともされ、より明確な目的がある場合に限り成立される。
八咫烏にとっての目的とは、召喚者を正しい道へと「導く」こと。物事を打破するための標、目的を示すための案内人として現代に喚び出されるのである。
そういった都合上、よほど特別な事情がない限り召喚されることはなく、召喚されたとしても「導く」以外の機能は持たない。
……アーチャーというよりは「ナビゲーター」、或いは「ガイド」のサーヴァントと言える。
誠実で謙虚。丁寧な物腰から察せられる通り、秩序だった性格の少女。
それでいて堅苦しさは感じさせず、その朗らかな笑顔や声色はまさに「太陽」の化身に相応しい明るさを持つ。
人を導き、案内するという立場から分析能力も高く、常に物事の先を見定めていなければならない。優れた並列処理能力の持ち主。
相手が誰であろうと礼節を以て、一定の敬意を以て接することの出来る対人能力の持ち主。クレーマーが相手だろうが顔色一つ変えずに対応する。
また本人は意識していないだろうが、あくまで「導き手」という役割であるためか、あまり前には出ず裏方、脇役に徹する癖がある。
一方で、明確に「障害」であると判断した相手には冷たい瞳を向けることがある。
人間としての器を与えられ、それに相応しいだけの人格も育んでいるが……その根底は神の使い。太陽の化身。
太陽とは暖かく人々を照らすのみならず、淡々と焼き尽くす業火でもある。そういった側面を伺わせる、二面性の持ち主でもある。
背中には身体を覆うほどの大きな黒い翼を持つ。
また赤い六角錐の髪飾りなど、現代的な服装であると同時に山伏のような和の意匠も取り込まれている。
全体的に見ればキチッとした着こなしの受付嬢。初見では難しいが、よくよく姿を噛み砕けば「八咫烏」という真名に結び付く出で立ち。
ちなみに144cmという身長は「八咫」が表す長さに準ずる。尚、本来の「八咫」は特定の数字を表すものでなく、単純に「大きいもの」を表す言葉である。
イメージカラー:輝く黒
特技:道案内、窓口対応
好きなもの:太陽、迷いなく突き進む人、お豆腐
嫌いなもの:高圧的な態度の人、疑い深い人、こってり系ラーメン
天敵:天照大神、神武天皇
願い:なし
【一人称】私 【二人称】あなた、○○さん 【三人称】あの人、彼/彼女
それでいて堅苦しさは感じさせず、その朗らかな笑顔や声色はまさに「太陽」の化身に相応しい明るさを持つ。
人を導き、案内するという立場から分析能力も高く、常に物事の先を見定めていなければならない。優れた並列処理能力の持ち主。
相手が誰であろうと礼節を以て、一定の敬意を以て接することの出来る対人能力の持ち主。クレーマーが相手だろうが顔色一つ変えずに対応する。
また本人は意識していないだろうが、あくまで「導き手」という役割であるためか、あまり前には出ず裏方、脇役に徹する癖がある。
一方で、明確に「障害」であると判断した相手には冷たい瞳を向けることがある。
人間としての器を与えられ、それに相応しいだけの人格も育んでいるが……その根底は神の使い。太陽の化身。
太陽とは暖かく人々を照らすのみならず、淡々と焼き尽くす業火でもある。そういった側面を伺わせる、二面性の持ち主でもある。
背中には身体を覆うほどの大きな黒い翼を持つ。
また赤い六角錐の髪飾りなど、現代的な服装であると同時に山伏のような和の意匠も取り込まれている。
全体的に見ればキチッとした着こなしの受付嬢。初見では難しいが、よくよく姿を噛み砕けば「八咫烏」という真名に結び付く出で立ち。
ちなみに144cmという身長は「八咫」が表す長さに準ずる。尚、本来の「八咫」は特定の数字を表すものでなく、単純に「大きいもの」を表す言葉である。
イメージカラー:輝く黒
特技:道案内、窓口対応
好きなもの:太陽、迷いなく突き進む人、お豆腐
嫌いなもの:高圧的な態度の人、疑い深い人、こってり系ラーメン
天敵:天照大神、神武天皇
願い:なし
【一人称】私 【二人称】あなた、○○さん 【三人称】あの人、彼/彼女
戦闘には加わらないメニュー画面とかのナビゲーター役
「…………多くの人間を見てきました」
「人は、人間という種族は、一言では括れないほどに十人十色です」
「善い人もいる。悪い人もいる。どちらにもつかず、己を貫く人もいる」
「だから……争いは絶えないんでしょうね。きっと善悪の彼岸など何処にもなくて、あるのはただ、各々が抱く正義だけ」
「あの人だってそうでした。けれど私は……主は、それでもと彼らを信じ、導いた」
「……その結果が、この末路だというのなら」
「奪い、奪われ、破壊し、破壊され、互いにその輪廻を繰り返すのが人の選んだ道だというのなら」
「…………もう一度だけ、私はあなたたち人類を導きましょう」
「向かう先はあの時とは逆ですが……それもまた、あなた達が選んだ事ですから」
「人間は十人十色。けど、これだけは変わりません」
「いつの世も、どの国も、あらゆる世界でも―――――――――」
「――――――――人は、過ちを繰り返す」
「…………多くの人間を見てきました」
「人は、人間という種族は、一言では括れないほどに十人十色です」
「善い人もいる。悪い人もいる。どちらにもつかず、己を貫く人もいる」
「だから……争いは絶えないんでしょうね。きっと善悪の彼岸など何処にもなくて、あるのはただ、各々が抱く正義だけ」
「あの人だってそうでした。けれど私は……主は、それでもと彼らを信じ、導いた」
「……その結果が、この末路だというのなら」
「奪い、奪われ、破壊し、破壊され、互いにその輪廻を繰り返すのが人の選んだ道だというのなら」
「…………もう一度だけ、私はあなたたち人類を導きましょう」
「向かう先はあの時とは逆ですが……それもまた、あなた達が選んだ事ですから」
「人間は十人十色。けど、これだけは変わりません」
「いつの世も、どの国も、あらゆる世界でも―――――――――」
「――――――――人は、過ちを繰り返す」
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1-80 最大捕捉:1000人
第三の足の解放。人という種族が持つ――――「太陽」。即ち、核融合炉の始動。
科学の象徴を表すのが第三の足であるならば、その中に包み隠されているものが科学の極地、「核融合」であるのは当然の帰結であろう。
天の化身として現れたなら神格化された太陽を、地の化身として現れたなら自然としての太陽を。そして、人の身を得て現れたなら……人が造り出した太陽を。
八咫烏という存在は、人を正しい道へ導くものであると同時に――――過ちを正す、或いは滅する存在でもある。
真名開放時には左手の「拘束」が外れ、青い光を帯びた黒塗りの腕が露となる。
腕そのものが炉心であり、覆っていた義足はいわば「制御棒」。厳重な制御から解き放たれた融合炉は、再現無しにエネルギーを生み出し続ける。
それは宛ら太陽の如く。そこに在るだけで周囲を焼き、熱気はあらゆるものを燃やし尽くす。まさしく人が作り上げた「人工太陽」。
人の叡智を以て人を導く。人が過ちを繰り返し、間違った方向へと舵をとったなら、そのセーフティとして八咫烏という存在が喚び出される。
或いは事前に、人々を見定める役割を与えられて現界する。導くに値するか、或いは過ちを終えさせるべきか。その全てが八咫烏の裁量に委ねられる。
……新たなる太陽が人を傷つけ、世界を穢す事となるならば、その陽を以て焼き尽くす。それこそが人々を「導く」ということなのだと。
それは時に、相棒と信じ寄り添っていた者を焼く事となるのかもしれない。
それでも、信じていた者に刃を向けられ、敵対することになるのだとしても、その陽を止めることはしない。
「私一人で出来ることなんて、たかが知れています」
「だから、あなただけは……あなたの過ちだけは、ここで食い止めてみせる」
「一緒に焼かれましょう、マスターさん。あなたが犯したその罪を……私が、一緒に背負ってあげます」
第三の足の解放。人という種族が持つ――――「太陽」。即ち、核融合炉の始動。
科学の象徴を表すのが第三の足であるならば、その中に包み隠されているものが科学の極地、「核融合」であるのは当然の帰結であろう。
天の化身として現れたなら神格化された太陽を、地の化身として現れたなら自然としての太陽を。そして、人の身を得て現れたなら……人が造り出した太陽を。
八咫烏という存在は、人を正しい道へ導くものであると同時に――――過ちを正す、或いは滅する存在でもある。
真名開放時には左手の「拘束」が外れ、青い光を帯びた黒塗りの腕が露となる。
腕そのものが炉心であり、覆っていた義足はいわば「制御棒」。厳重な制御から解き放たれた融合炉は、再現無しにエネルギーを生み出し続ける。
それは宛ら太陽の如く。そこに在るだけで周囲を焼き、熱気はあらゆるものを燃やし尽くす。まさしく人が作り上げた「人工太陽」。
人の叡智を以て人を導く。人が過ちを繰り返し、間違った方向へと舵をとったなら、そのセーフティとして八咫烏という存在が喚び出される。
或いは事前に、人々を見定める役割を与えられて現界する。導くに値するか、或いは過ちを終えさせるべきか。その全てが八咫烏の裁量に委ねられる。
……新たなる太陽が人を傷つけ、世界を穢す事となるならば、その陽を以て焼き尽くす。それこそが人々を「導く」ということなのだと。
それは時に、相棒と信じ寄り添っていた者を焼く事となるのかもしれない。
それでも、信じていた者に刃を向けられ、敵対することになるのだとしても、その陽を止めることはしない。
「私一人で出来ることなんて、たかが知れています」
「だから、あなただけは……あなたの過ちだけは、ここで食い止めてみせる」
「一緒に焼かれましょう、マスターさん。あなたが犯したその罪を……私が、一緒に背負ってあげます」
このページへのコメント
アルターエゴの構成要素としてお借りしたいのですがよろしいでしょうか
ちょっと詳細は省きますがややアレなエゴになる予定なので不安だと感じたら質問等下さい