街中 | |
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聖來 | カッワイ〜!! |
優 | |
聖來 | うんうんっ! すっごくカワイイっ♪ まさに百獣のアッキーって感じ! |
優 | やぁん☆ 聖來ちゃん、天才〜♪ アッキー、カワイすぎてびっくり! |
アッキー | …………。 |
凛 | お待たせ。 ハナコ、いい子にしてた? |
優 | うんっ♪ アッキーたちといい子にしてたよぉ♪ |
わんことハナコが、 ペット用のサングラスなどのアイテムを着用している…… | |
わんこ | わんっ! |
ハナコ | |
わんことハナコは嬉しそうだ…… | |
アッキー | …………。 |
アッキーはもの言いたげに、こちらを見つめている…… | |
凛 | ……ぷっ。 いくら試着用だからって、 遊びすぎ……ふふっ。 |
聖來 | でも、わんこたちも楽しそうだよ。 こんなに尻尾フリフリしてるし? ね、優ちゃん♪ |
優 | ねー♪ アッキーも嬉しいってー☆ |
凛 | ふふっ。でも、買い物も終わったし…… そろそろファッションショーはおしまい。 ハナコ、取るからジッとしてて。 |
聖來 | もう取っちゃうの? せっかくカワイくできたのになー。 まあ、ご主人様が言うんだからしょうがないか。 |
優 | 大丈夫☆ 写真はいっぱい撮ったし♪ あとでふたりにも送るねぇ☆ |
凛 | ありがとう。 ふふっ、なんだか同世代の子と話してるみたい。 あ、ごめん……。私、年下なのに。 |
優 | ううんっ、そんなことないよぉ♪ JKみたいなんて……あはっ♪ 嬉し〜♪ |
聖來 | そうだねっ♪ ……って、喜んでちゃダメだよねー。 |
優ちゃんはまだ21だけど、アタシはもう23だし……。 そろそろ、オトナっぽくならないとマズいかも……。 | |
凛 | えっと……ごめん。 変なこと言って。 |
優 | あぁんっ、気にしないでぇ。 そーゆーお年頃ってだけだからぁ♪ |
touch:それなら、こうしよう | |
聖來 | えっ? |
翌日 | |
聖來 | アタシたちふたりに、 LIVEのお仕事? |
touch:うなずく | |
○○P | コンセプトは…… 情熱的なオトナセクシー! |
聖來 | 情熱的な……! |
優 | オトナセクシー……? |
○○P | ふたりがオトナだっていうことを、 前面に押し出してみよう! |
優 | ええっ!? |
聖來 | |
聖來 | 情熱的なオトナセクシーかー。 |
優 | 難しいよねぇ。 10代にしか見えないあたしたちにはぁ。 うふふっ、若く見えるってツミだねぇ♪ |
あとはぁ…… 情熱的っていうのも難しくなぁい? | |
聖來 | あ、それは大丈夫だと思う。 アタシ、ダンスに情熱あるし。 |
優 | えー、ずるーい! じゃあじゃあ、あたしだって アッキーに情熱あるもんっ。 |
聖來 | ずるいって…… まあ、いっか。 とにかく、要はどう魅せるかってことだよね。 |
優 | そうそうっ。 オトナっぽく、セクシーにね♪ うっふーん☆ |
聖來 | んー……。 でも、それなら優ちゃんは大丈夫じゃない? 充分セクシーだもん。 |
優 | うふふっ、ありがと☆ でもぉ、あたしはどっちかっていうと小悪魔系だしぃ。 オトナっぽいのとは、ちょーっと違うかもぉ。 |
聖來 | あー、そっか。 セクシーって言っても、いろいろあるもんね。 |
沙理奈 | ふたりとも、遅いわねー。 プロデューサーからの話、 長引いてるのかしら。 |
千枝 | あっ、沙理奈さんっ。 |
みりあ | こんにちはーっ。 |
沙理奈 | あら、千枝ちゃんとみりあちゃん。 こんにちは。 これからレッスン? |
千枝 | はい。 でもちょっとだけ早く来ちゃったので、 どうしようかって話してたんです。 |
みりあ | あっ! 沙理奈さん、時間大丈夫? 大丈夫なら、みりあたちとおしゃべりしよっ? |
沙理奈 | ウフフっ、もちろんいいわよ♪ オトナのおしゃべり、してあげるわ♪ |
優 | あっ! それなら、沙理奈さんに教えてもらおーよぉ。 ちょうど、これからお茶会だし☆ |
聖來 | うーん……それは考えたんだけどね。 ここで沙理奈に聞いたら、 この先ずっとネタにされそうじゃない? |
優 | あぁ〜。 それちょっとわかるかも。 |
聖來 | だったら、沙理奈には内緒にしておいたほうが 面白そうじゃない? いきなりオトナセクシーになって! |
優 | あはっ♪ それ、おもしろそ〜☆ さんせ〜い! |
沙理奈 | くしゅんっ! ううっ、ちょっと冷房効きすぎね……。 |
千枝 | 沙理奈さん、大丈夫ですか? |
沙理奈 | ええ、大丈夫よ。 それで、セクシーについてなんだけどね……。 |