あらすじ 
りあむが心にママみを見出していた頃、茄子、響子、
瑞樹は買い出しにきていた。3人は買ったものを他の
アイドルに渡すと、今日は気遣いなしで遊ぼうと、
まずは波打ち際まで競争。負けた茄子は、海定番の
体を砂で埋める罰ゲームに。ナス形に埋められて
いると、他のアイドルたちも集まってきたのだった。
瑞樹は買い出しにきていた。3人は買ったものを他の
アイドルに渡すと、今日は気遣いなしで遊ぼうと、
まずは波打ち際まで競争。負けた茄子は、海定番の
体を砂で埋める罰ゲームに。ナス形に埋められて
いると、他のアイドルたちも集まってきたのだった。
コミュ
| 心がりあむを見つけたのと同じ頃 | |
|---|---|
| 瑞樹 | リクエストがあったものと、追加で適当に見繕ったもの、 全部そろってる？ |
| 響子 | はい、オッケーです♪ |
| 茄子 | けっこうな量になっちゃいましたね。 3人で来て良かったです。 |
| 響子 | ビーチバレー大会、盛り上がってますもんね。 応援してる人も増えて、けっこうな人数でしたから！ 今は確か、穂乃香ちゃん柚ちゃんペアが4連勝中でしたっけ？ |
| 瑞樹 | あのふたり、息が合ってるのよねえ。 ミズキスパイクが、まさかふたりがかりで防がれるなんて。 私も、まだまだ磨きをかけないと。 |
| よいしょっと…… さ、みんなのところに戻りましょ。 | |
| 茄子 | ふふっ。なんだか私たち、 午前中も午後もお買いものしてばっかりですねー。 |
| 響子 | 午前中は……。 瑞樹さんにも、茄子さんにも、ご迷惑をおかけしました。 |
| 瑞樹 | ご迷惑って……ああ、アレのこと？ 別に、気にしてないわよ！ |
| 数時間前 | |
| 茄子 | なんとなく、このあたりに……あ！ 響子ちゃん、見つけました〜！ |
| 瑞樹 | さっすが茄子ちゃん！ 響子ちゃん、こんなところにいたのね〜！ |
| 響子 | え？ あれ？ 卯月ちゃん？ 美穂ちゃん……？ |
| 瑞樹 | ふたりとも、探してたわよ〜。 響子ちゃんとはぐれちゃって、 どこを探しても見つからないんです〜って。 |
| 響子 | へ？ あっ、本当だ……たくさん連絡来てる！ 私、全然気づかなくって……。 |
| 茄子 | いいんですよー。 なにはともあれ、見つかってよかったです〜。 |
| 瑞樹 | 響子ちゃんがそんなに夢中になるなんて、なにを見ていたの？ ……あら、可愛いアクセサリー♪ |
| ふふっ、だから卯月ちゃんたち、見つけられなかったのね。 食品コーナーとか、香辛料なんかのスペースを ずっと探してたって言ってたわ。 | |
| 響子 | ご……ごめんなさいっ！ つい、みとれちゃって……。 |
| 瑞樹 | いいわよいいわよ♪ むしろ、響子ちゃんの年相応なところが見られて、 ちょっと安心したわ♪ |
| 茄子 | せっかくですし、 このまま、私たちでアクセサリーを見てまわりませんか？ |
| 瑞樹 | いいわね！いきましょ！ |
| 茄子 | 響子ちゃんは、いっつもお姉さんしてますから。 こういうときぐらい、はしゃいじゃえばいいんですよ♪ |
| 瑞樹 | そうよ♪ 私たちや、プロデューサー君だっているんだし！ |
| それに、茄子ちゃんもよ！ さりげなーく気配りしてるの、ミズキにはお見通しなんだから☆ | |
| 茄子 | 気配りなんて、そんな。 それに、それを言うなら、瑞樹さんだって気配りしていませんか？ |
| 響子 | ふふっ…… なんだか私たち、ちょっと似てるのかも♪ |
| 瑞樹 | 気配り三姉妹、長女のミズキでぇす♪ |
| 響子 | はーい、みなさん、冷たいものを買ってきましたよ〜！ |
| 茄子 | ここに置いておくので、取っていってくださいね！ |
| 瑞樹 | ……ねぇ、響子ちゃん、茄子ちゃん。 一緒に遊ばない？ 気遣いっこなしで、海を満喫しちゃいましょう！ |
| 茄子 | ふふっ♪ なにして遊びましょう？ 泳いじゃいます？ |
| 瑞樹 | そうねぇ……。 じゃあまず、波打ち際まで競争よ！ 一番遅かった子が、砂に埋められちゃう、アレ！ |
| 早速いくわよ！よーい、ドン！ | |
| 響子 | わ、わわっ！ |
| 茄子 | み、瑞樹さんズルいです〜っ！ |
| 響子 | はぁっ、はぁっ……か、勝ちました〜っ♪ |
| 瑞樹 | はぁっ、はぁっ……響子ちゃん、若いわね……。 純粋な……若さに……負けたわ……。 |
| 茄子 | はぁっ、はぁっ…… わ、私、瑞樹さんより、わか……。 |
| 瑞樹 | わかったわっ！ 響子ちゃん、埋めるわよっ！ |
| 響子 | おーっ！ |
| 茄子 | お、思ったより容赦がないっ！ だいぶしっかり埋められちゃってっ！ |
| 瑞樹 | うーん、もう一工夫欲しいわ。 落書きでもすればいいのかしら？ |
| 響子 | あ、それなら、こんな感じでどうでしょう？ ごにょごにょ……。 |
| 瑞樹 | いいわね！それでいきましょう！ |
| 茄子 | えっ、なんですか？ なにされちゃうんですか、私っ！？ |
| ……あ、待ってください？ なんかちょっと、わかってきましたよ。 これって、アレですよね。アレでしょう？ | |
| 瑞樹 | 最後に、茄子ちゃんの胸元にヘタの部分を作って……完成ね！ |
| 響子 | やっぱり、夏といえばこれですよね！ カレーにしたり、揚げ浸しにしたり……。 |
| 茄子 | ナスですか〜〜〜〜〜〜〜っ！！ |
| 茄子 | わ、わぁ……砂が思ったより熱くて…… 蒸されちゃいそうです……。 |
| 志希 | ……すんすん、すんすん。 かぐわしいこの匂いは……。 |
| 蒸しナスだーっ！！ | |
| 愛海 | え、茄子さんのおナスが食べ放題！？ |
| 茄子 | もうっ！！ |
| 響子 | 志希さん、愛海ちゃん！ |
| 志希 | これはなに？ 埋まればいいの？ じゃあみんな、面白い感じによろしく〜。 |
| 愛海 | ハードルを上げつつ、自分から埋まりにいく！？ |
| 瑞樹 | よーし、手加減しないわよ！ |
| 響子 | じゃあ……志希さんは、ネコちゃん形の砂山にしちゃいます！ |
| 愛海 | 響子さんの作ったネコちゃんが、頭から離れない……。 なんだろう、あの……なに……？ |
| 志希 | ……ネコは概念だよ。 おや、あれは……。 |
| 唯 | あ、みんないるじゃん！ おーいっ！ |
| 心 | はぁとたちも、遊びにきたぞーっ☆ |
