凸凹スピードスター > 第3話 襲来!エスパー怪人ユッコ
悪の秘密結社・ダークエイジング帝国の刺客、
マッドエスパー・ユッコのサイキック光線から人々を
守るため、魔法少女に変身する菜々と心。
だがマッドエスパー・ユッコを浄化したふたりの下に
さらなる魔の手が迫る!?女の子はいくつに
なっても魔法少女!ふたりの闘いはまだまだ続く!
マッドエスパー・ユッコのサイキック光線から人々を
守るため、魔法少女に変身する菜々と心。
だがマッドエスパー・ユッコを浄化したふたりの下に
さらなる魔の手が迫る!?女の子はいくつに
なっても魔法少女!ふたりの闘いはまだまだ続く!
菜々 | 『人々の心を絶望に染め上げ、 意のままに操ろうとする悪の秘密結社・ダークエイジング帝国。 今日もまた恐るべき怪人が地上へ送り込まれたようです……!』 |
裕子*1 | ムムムーン! サイキック・アクムムムーン光線ーっ! |
あーっはっはっはー! 人々よ、夢を捨てよ!つらい現実という悪夢を見よー! 絶望に目を曇らせ、我らの支配を受け入れるのだーっ! | |
菜々 | そこまでですよっ! マッドエスパー・ユッコちゃん! |
心 | 悪の秘密結社・ダークエイジング帝国めっ! おまえたちの好きにはさせないぞ☆ |
裕子 | ムムムッ! お前たちはまさかっ!? |
菜々 | そのまさかですっ! さぁシンちゃん、変身しますよ! 変身カプセル、『超強力ウサビタミン7』ごっくん! |
(説明しよう!ごく普通の少女ナナは、 『超強力ウサビタミン7』によって活力を取り戻し、 メルヘン☆ウサミンに変身するのだ!) | |
心 | おっけー、ナナ先輩! 変身ドリンコ、『超激甘スウィートシロップハニー』ごっくん! |
(説明しよう!ごく普通の少女シンは、 『超激甘スウィートシロップハニー』によって活力を取り戻し、 スウィート☆シュガーに変身するのだ!) | |
菜々 | ミミミミンッ!ウサミンパワーでメルヘンチェーンジ! みんなの夢を守る魔法少女・メルヘン☆ウサミン! お呼びとあらば、ピピッと参上! |
心 | キュンキュンはぁとでスウィーティー☆メタモルフォーゼ♪ あまぁ〜いラブを伝える魔法少女・スウィート☆シュガー! 悪いコは、ぶっとばすぞぅ☆ |
菜々 | 凸凹道もなんのその! 夢に向かってスピードまっくす! 魔法少女・しゅがしゅが☆み〜んっ! |
心 | |
観客A | うわ……。 |
観客B | キツ……。 |
裕子 | お前たちが、ウワサの魔法少女かっ! |
我らダークエイジング帝国にたてつく愚か者には、 現実の厳しさを教えるのみっ! 食らえっ!サイキック・アクムムムーン光線っ! | |
菜々 | シュガーちゃん、ここはまかせてッ! ミミミンッ!メルヘン☆ハピネスビーーームッ! |
裕子 | なっ、なにぃーっ! 私のアクムムムーン光線が返されて……うわあーっ! |
心 | やったやったぁ♪ さっすがウサミン先輩っすね☆ |
菜々 | ぜぃ、ぜぃ……ゆ、油断しないでください、シュガーちゃん! まだ、マッドエスパー・ユッコちゃんを浄化しきれてないですっ! |
裕子 | ぐぅぅ……やりますね! こうなったら最後の手段!サイキック力技っ! とおりゃー! |
菜々 | ま、まだこんな力がっ!? ……はぐぅッ! メルヘン☆ウサミンはさっきのビームの反動で、腰がぁッ……! |
心 | 今度はシュガーにまかせて、ウサミン先輩☆ 力技にはパワーで対抗♪ はぁとふる・物理あたーっく☆ |
裕子 | きゃああーっ! こんな非現実的な……少女かどうかもわからない魔法少女たちに、 このマッドエスパー・ユッコが負けるなんてぇ〜っ! |
心 | 浄化☆完了っ♪ ふっふんっ☆ 女の子はいくつになったって、魔法少女なんだぞ☆ |
菜々 | はいっ! ナナは永遠の17歳だから、永遠に魔法少女なんですよ! |
心 | それじゃあ休憩後もこの調子でっ、しゅがしゅが〜? |
菜々 | みーんっ☆ |
観客たち | ……な、なんてキツさだ……! |
休憩中 | |
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菜々 | あいたたた……。 変身や必殺技のときの決めポーズって、腰にくるんですよねぇ。 練習の段階から、わかってはいたんですけど……。 |
心 | おーい菜々パイセン、キツいのはこっからだぞイロんなイミで☆ 瑞樹ちゃんたちがステージあっためてくれてる間に、 舞台裏でぱぱっと、ぱわーチャージしなくっちゃ! |
菜々 | うぅっ、ですよね……。 ……ごめんなさいはぁとちゃん。 シップ、もう一枚追加でオネガイシマス……。 |
心 | おっけおっけ☆ ついでに気合もちゅーにゅーしたげる♪ そぉれ、ぱっちーん☆ |
菜々 | ふひゃあぁああッ!? は、はぁとちゃんっ! ウサミン星人の腰にサプライズアタックするのはノウですよッ!? |
心 | あははっ、ごめんちゃーい☆ でも、気合は入ったっしょ? はぁとたち、残りはずっとステージに出ずっぱりだけど…… 力を合わせてがんばろーな☆ |
菜々 | はいっ! 最後まで駆け抜けましょう! |
菜々 | ……普通の魔法少女ものとはちょっと違って、 ナナたちのリアルな要素も取り入れているので、 戸惑ってるお客さんもいるみたいですけど……。 |
でも、これが、ナナたちの選んだ道。 ナナたちなりの、『魔法少女・オン・ステージ』ですから! ここからのお芝居で、かならずみんなを盛り上げてみせますっ! | |
心 | その意気その意気☆ そんじゃー菜々パイセン…… はぁとにもシップと、気合ちゅーにゅーオネガイ☆ |
菜々 | えっ!? はぁとちゃんもですか? |
心 | だぁってぇ、はぁとのボディも限界ギリギリだし……。 最後まで突っ走るためには、なりふり構ってられないんだもん☆ 瑞樹ちゃんたちがステージから戻ってくる前に、はやくはやく☆ |
??? | はぁ……マッドエスパー・ユッコも、情けないわね。 あんな魔法少女ごときにやられてしまうなんて。 ねぇマッドドクター・アラーキー、そうは思わないこと? |
比奈*2 | デビル☆ミズキ総統……お言葉でスが、 あの魔法少女たちを甘く見ちゃダメっスよ。 我が組織の誇る怪人たちが、何度も返り討ちにあってまスからね。 |
瑞樹*3 | ふん、わずらわしいコト。 ……でも、彼女たちが調子に乗っていられるのも今日まで。 そうでしょう? アラーキー。 |
比奈 | フフフ……そういうコトになりまスね。 なにせ、遂に完成してしまったのでスから…… 魔法少女たちを駆逐する、最終兵器が! |
??? | ……。 ……。 |
??? | |
瑞樹 | あのナマイキな小娘……なのかしら? ……たちに、 わからせてあげるわ!真の現実というものをね! オーッホッホッホ! |