2ちゃんねるオカルト板「心霊ちょっといい話」のまとめwiki

196  03/07/14 00:50
従兄弟の話なんだけど
ヤシは幼い頃、リンパ線が腫れるという病気になった。
(俺も同じ年だった。多分消防3.4年くらい)
連日の検査と点滴とで、とても辛い日々を送っていたらしい。
ある日、親が見舞いに来て帰り、ふと外を見た。
その日は小春日和でとてもあたたかな日だったらしい。
ヤシは窓際のベッドに寝ていて、カーテンがゆらゆらと揺れていた。
こんないい天気なのに、外に出て遊びたいなあ、と
悲しくなる気持ちを抱きつつ、彼はカーテンを少し開けた。
すると、氏んだはずのじいさんが窓ぎりぎりの所にいたらしい。
顔だけのぞかせて笑って、「大丈夫か。元気か。」と、ヤシに語りかけてきたという。
ヤシは何だか不思議な光景だが、恐ろしいとかそういう感情にはならず
「大丈夫だよ。俺はがんばるよ。」と、じいさんに言ったらしい。
そしたらじいさんは「そうか。そうか。」といって消えてしまったという。
その直後、母親がなぜか知らないが病室に戻ってきたので
ヤシは母親に「今おじいちゃんがここに来てた。」と語った。ありのままに。
そしたら母親は泣き崩れ、そんな事ない、そんな事はありえない、と
興奮したまま、ただ泣いていたという。

その後、ヤシは悪性と言われた病気なのにも関わらず完治した。
夏休みに俺の家に遊びに来たときにその話しをして、俺の母を泣かせていた(w

じいさんは、俺の母と、そいつの母親の父親だからだ。
今も元気に社会人をしています。

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