最終更新:ID:OGUctPy90Q 2022年04月09日(土) 12:42:48履歴
「抵抗するか……まだ生きたいと吼えるのか」
「それは決して無駄じゃない。ただ、全て踏み砕いて俺が勝つだけだ」
「それは決して無駄じゃない。ただ、全て踏み砕いて俺が勝つだけだ」
【氏名】カローラ・ブカティーニ
【性別】男性
【年齢】17歳
【出身】イタリア
【身長・体重】170cm・59kg
【肌色】白【髪色】真紅【瞳色】紫
【外見・容姿】上下黒で揃えたスーツを着用している。身綺麗に整えてはいるものの、その分ハネ気味の真赤い髪が特徴。
【属性】混沌・中庸
【魔術系統】魔術+熱力学
【魔術属性】火
【魔術特性】流体操作/強化
【魔術回路】質:C 量:A 編成:正常
【起源】踏破
【所属】『荊』
![](https://image02.seesaawiki.jp/k/a/kagemiya/byQkNtAjKs.PNG)
(趣味丸出しメーカー様で作成)
【性別】男性
【年齢】17歳
【出身】イタリア
【身長・体重】170cm・59kg
【肌色】白【髪色】真紅【瞳色】紫
【外見・容姿】上下黒で揃えたスーツを着用している。身綺麗に整えてはいるものの、その分ハネ気味の真赤い髪が特徴。
【属性】混沌・中庸
【魔術系統】魔術+熱力学
【魔術属性】火
【魔術特性】流体操作/強化
【魔術回路】質:C 量:A 編成:正常
【起源】踏破
【所属】『荊』
(趣味丸出しメーカー様で作成)
『物体を急加熱、膨張させる』魔術。火属性の中でもかなり単純な「加熱」を基盤に置いた魔術だが、それ故に移動に於ける加減速、銃弾のブースト、風圧による物体の操作、水場を干上がらせ無理やり渡るなど非常に応用が利く。カローラはこれに関して只管に研鑽し、圧倒的な効率と精度で使用するに至っている。
尚、非常に単純な原理のコレに専用の名前を付けている理由として詠唱を短縮する意図があり、基本的にスピード偏重な戦闘スタイルに併せて加熱・偏向・膨張の操作を1〜2節の名前で済ませるという無茶苦茶な手段を取っている。
尚、非常に単純な原理のコレに専用の名前を付けている理由として詠唱を短縮する意図があり、基本的にスピード偏重な戦闘スタイルに併せて加熱・偏向・膨張の操作を1〜2節の名前で済ませるという無茶苦茶な手段を取っている。
上述の魔術の中で一際「これだけは使いたくない」としつつ用意されている謂わば『奥の手』。
自身を中心に360°全方位に超高音の風を吹き下ろし、熱波の壁を作り出す守りの手。魔術的な防御方法でありながら物理的な攻撃に対しても『物体を溶かす』『風圧で減退させる』事で圧倒的な防御力を見せる。
欠点はその性質上急激に魔力を消費する事に加え吸い込めば気管が灼ける程に周囲の空気を加熱する事。
自身を中心に360°全方位に超高音の風を吹き下ろし、熱波の壁を作り出す守りの手。魔術的な防御方法でありながら物理的な攻撃に対しても『物体を溶かす』『風圧で減退させる』事で圧倒的な防御力を見せる。
欠点はその性質上急激に魔力を消費する事に加え吸い込めば気管が灼ける程に周囲の空気を加熱する事。
『アビー・ロード』と同じ理論で運用されながら、全く真逆の性質を見せる魔術。物体が持つ熱を吸収し奪うことで『冷却』する。元々瞬間的な加熱を得意としていただけに急速冷却も可能。性質上空気なども冷却できるため、魔術的な防御能力のあるなしに関わらず……生物に対しては一定以上の効果が期待できる。が、実際に血の通った生物から熱を奪うのは無機物から奪うより消費が大きく付くため主な使い道は行動妨害や止血など。それに加えて単純に寒いためその強力さの割に多用はしない。
吸った熱は短時間の間にならそのまま『アビー・ロード』での放熱に転用が可能であり、その面では省エネ志向のドレイン技でもある。むしろ素早くやらないと自身の体内が焼け、その分治癒の必要が出てくるため二度手間。
他「荊」メンバーの能力から考案された次なる能力。
吸った熱は短時間の間にならそのまま『アビー・ロード』での放熱に転用が可能であり、その面では省エネ志向のドレイン技でもある。むしろ素早くやらないと自身の体内が焼け、その分治癒の必要が出てくるため二度手間。
他「荊」メンバーの能力から考案された次なる能力。
基本的な治癒の魔術。こちらもそれなり以上に修めており、負傷したメンバーの治療も行っていたりいなかったりする。上記のデメリットを筆頭に火傷や生傷を負いやすい戦闘方法のリカバリのために習得したものだが、軸に置いている能力の荒々しさと言動から使った際には驚かれる。
新たに習得した凍結魔術と相性が良く、可能なことが増えている。
新たに習得した凍結魔術と相性が良く、可能なことが増えている。
走る、跳ぶ、空中で方向転換をかける、壁を登る等何処までもターゲットを追いかけるために使われる運動能力。特に柔軟性、バランス感覚に優れており、魔術や火器、小道具と組み合わせて無茶苦茶とも言える機動力を実現する。実は普通に走らせると短距離ではさほど速くなく、持久力があるため長距離走向き。速さ自体は魔術で補えるため、ローラーシューズ抜きでも侮れない速さで動く。
カローラが着用するシューズ。底面にローラーが3つずつ仕込まれており、上述の魔術と併せて対象を凄まじい速度で追跡する。用途の関係上耐久性を確保する必要があり、ローラーを中心に素材も特殊なものが使用された専用のものとなっている。
その特性上装身具としてカウントされているのもコレであり、施された荊の装飾は魔力を通すことで励起、接地しスパイクとしての役割も果たす。
その特性上装身具としてカウントされているのもコレであり、施された荊の装飾は魔力を通すことで励起、接地しスパイクとしての役割も果たす。
減速手段かつ加速手段。銃型の基部のトリガーを引くことでワイヤーが結え付けられたフックが飛んでいくアレ。
実はフックには追尾の呪 いがかかっており、一度着弾させた場所を連続で狙うと多少軌道を曲げてでも向かっていく。
実はフックには追尾の
『荊』の構成員に刻まれる呪印。ある種の連絡手段兼専用GPSでもある。
能力上単独先行しがちになるカローラ(及び彼と組まされる相方)にとって必須であり、これがあるからこそ任務中の先行がギリギリ許されている面が大きい。
能力上単独先行しがちになるカローラ(及び彼と組まされる相方)にとって必須であり、これがあるからこそ任務中の先行がギリギリ許されている面が大きい。
やや幼さを残しながらも、男性としての力強さを見せる顔つき。やや冷徹さを感じさせる表情からあまり変わることが無い。真紅の髪を小さく編んで垂らしている。この髪がどう整えようとしてもハネてくる事を少し気にしている。
服装は決められたスーツを着用しているがスーツ裏及びベルトにストックされた武器を隠すためにジャケットはやや長めのものを選んでいる。
装身具でもあるシューズは専用のものであり、荊の装飾にも折角だからと機能が持たせてあるためそこそこ特徴的。
服装は決められたスーツを着用しているがスーツ裏及びベルトにストックされた武器を隠すためにジャケットはやや長めのものを選んでいる。
装身具でもあるシューズは専用のものであり、荊の装飾にも折角だからと機能が持たせてあるためそこそこ特徴的。
非認可組織『荊』の構成員。メンバーの中でも(恐らく)若い方に入る。
その経歴から他人に対して冷ややかな態度を見せるが、実際の行動ではかなり組織…身内思いな面が窺える。
イメージカラー:冷めた鉛色
特技:アクロバット、買い物
好きなもの:家具、料理、組織のメンバー、スナック菓子、変な言い回し
苦手なもの:家族、寒いところ
天敵:『魔術師殺し』
願い:居場所が欲しい
【一人称】俺(オレ) 【二人称】お前、○○サン、呼び捨て 【三人称】アイツ、奴さん
その経歴から他人に対して冷ややかな態度を見せるが、実際の行動ではかなり組織…身内思いな面が窺える。
イメージカラー:冷めた鉛色
特技:アクロバット、買い物
好きなもの:家具、料理、組織のメンバー、スナック菓子、変な言い回し
苦手なもの:家族、寒いところ
天敵:『魔術師殺し』
願い:居場所が欲しい
【一人称】俺(オレ) 【二人称】お前、○○サン、呼び捨て 【三人称】アイツ、奴さん
カローラ・ブカティーニ……と後に名乗る少年は、21世紀初頭のイタリアで生まれる。彼の生家は代々パララララ機関という組織に属し、信仰と魔術の合わさった秘術の研究をしており、彼もまたそれに沿った教育を受けていたのが、9歳くらいまでの話である。
実際のところパララララ機関と呼ばれていた組織はその頃かあるいは一昔前には表向き壊滅しており、彼の親族たちは所謂『残党』と呼ばれる立場にあった。そんな中でいよいよ追手が迫るかどうかと言う状況になり、何を間違ったか唯一の子であったカローラ少年を1人置き去りにし、夜逃げ。
いつも通りに朝目を覚ました少年が見たものは、自分以外には誰もいない、まさしくもぬけの殻となった屋敷であった。しかしその光景に驚くのも束の間、屋敷に侵入者が現れる。子ども1人でこれに対応できるわけもなく、侵入者と正面から遭遇。しかし侵入者は少年を攻撃するでもなく、かと言って逃げるわけでもなく、少年が魔術師の子である事を見抜くと、また来るとだけ言い残して去っていった。
それから、その『侵入者』は毎日現れた。1日1時間だけ屋敷に居座り、少年の魔術の修練に付き合う。何かを持っていくでもなく、ただ少年に魔術の使い方を教えた。少年側からは『侵入者』の素性を聞くことはないまま、そんな生活が凡そ4…5年ほど続いた。だが、その生活の終わりもまた唐突だった。
その日は、珍しく来客が多かった。いつもの侵入者に加え、似たような全身黒スーツの人間が2人…合計3人。いつもと同じような余裕を崩さない『侵入者』に、険しい剣幕で迫る追加の2人組。何が何だか分からず聞いている事しかできなかった少年だったが、やがて『侵入者』は少年の後ろに周り、その首にナイフを立てて……つらつらと語り始めた。
黒スーツの侵入者は、5年かけて屋敷に居た人物が何だったのか、何をしていたのかを調べ上げた。それだけの年月の中で、屋敷を自分のものにする算段も仕込んでいた。少年に色々と教えたのはただの気まぐれだったのだ、と。
また裏切られたのか、と少年は思った。
確かに歪んではいたかもしれないが、この5年間は充実していたと感じたし、悪くないとも思っていた。その終わりは、また何も知らないまま大人に裏切られるものになるのかと悟り、半ば受け入れていた。しかし、『侵入者』がその目的に触れた時、少年はふと我に帰った。
ソイツは『パララララ機関』と口にした。自分の属する組織と同じ、魔術協会でも聖堂教会でもない、爪弾きにされた集団……今のままでは自分は道具として使い捨てられるのみだが、機関ならばきっとと思い立ったのだと。数年前に依頼が入ったものの、着いたときには既に対象の消えていたこの屋敷のものを手土産に、自分も機関に迎え入れられるのだと。
ソイツは余裕綽々で語る。子どもを盾に取られているからか、大人2人は手を出せないでいる。この場の誰もが、自分を『戦えないガキ』だと思っている。
無性に腹が立った。思想も立場も中途半端な連中に、人生の始まりから終わりまで全部決められるのかと。この半端者が自分に技術を教えたのも、半端者の家の生まれの自分を侮っていたからなのかと。このままでは、今までの5年どこへも行けずここで鍛えたものが無駄だと断じられる事になる。ならばここで自分が教えられた事を実践して見せれば、自分が半端者なんかではないと……そして何よりその技術を教えたこの男が半端者ではなかったと証明される。それを、今までの自分の使った時間とこの男へのせめてもの手向けにするべきだと。
そう思った少年は自らナイフに首を押し当てて、刃を灼き溶かし 、同時に片腕を振り上げて侵入者の片眼を潰した。そこからはもう、少年の独壇場だった。
顎を下から殴打し、のけぞった腹に膝を入れ、倒れ込んだ体を支えるために接地した手を的確に蹴り潰し、残る脚も叩き折った。少年は彼を裏切った大人を、ほぼ一方的に殺害した。
事の真相としては『荊』の構成員の1人、チフラ・サイファーが組織を裏切り、子どもを逃亡の人質としようとしたもののその子供に完膚なきまでに蹴り殺され……その子どもに戦闘技術を与えたのが裏切り者であるサイファー本人だった、というだけの話である。だがその結果として無事裏切り者は始末され、一つ出来た空席を埋めるように新顔が1人組織に入る事になった。
裏切り者の殺害に居合わせた2人の構成員は『あの場で始末するか否か迷った』『その上で殺害時の手腕を見て引き込んだ』と少年に告白した。少年は特に、それについては何とも思わず居場所をくれた2人に礼を告げた。
生家の名を出せば無くなったはずのパララララ機関の残党狩りに遭う。そもそも名付けた親ももう居なければ、昔の名などに意味はない。だから適当に『カローラ・ブカティーニ』と名乗る事にした。先に見せた通り対人戦闘の才能があったカローラは、それからその実力を発揮して多くの依頼を取り、成功させた。魔術を使う身でありながらそれに拘らず、持ち出せるものは全て使う……その在り方は、かつて『魔術師殺し』として恐れられた男に通じるものもあった。
それから3年。少年は車よりも速く、鳥のように空を舞い、どこまでも獲物を追い掛ける……『熱 』の名で恐れられていた。
実際のところパララララ機関と呼ばれていた組織はその頃かあるいは一昔前には表向き壊滅しており、彼の親族たちは所謂『残党』と呼ばれる立場にあった。そんな中でいよいよ追手が迫るかどうかと言う状況になり、何を間違ったか唯一の子であったカローラ少年を1人置き去りにし、夜逃げ。
いつも通りに朝目を覚ました少年が見たものは、自分以外には誰もいない、まさしくもぬけの殻となった屋敷であった。しかしその光景に驚くのも束の間、屋敷に侵入者が現れる。子ども1人でこれに対応できるわけもなく、侵入者と正面から遭遇。しかし侵入者は少年を攻撃するでもなく、かと言って逃げるわけでもなく、少年が魔術師の子である事を見抜くと、また来るとだけ言い残して去っていった。
それから、その『侵入者』は毎日現れた。1日1時間だけ屋敷に居座り、少年の魔術の修練に付き合う。何かを持っていくでもなく、ただ少年に魔術の使い方を教えた。少年側からは『侵入者』の素性を聞くことはないまま、そんな生活が凡そ4…5年ほど続いた。だが、その生活の終わりもまた唐突だった。
その日は、珍しく来客が多かった。いつもの侵入者に加え、似たような全身黒スーツの人間が2人…合計3人。いつもと同じような余裕を崩さない『侵入者』に、険しい剣幕で迫る追加の2人組。何が何だか分からず聞いている事しかできなかった少年だったが、やがて『侵入者』は少年の後ろに周り、その首にナイフを立てて……つらつらと語り始めた。
黒スーツの侵入者は、5年かけて屋敷に居た人物が何だったのか、何をしていたのかを調べ上げた。それだけの年月の中で、屋敷を自分のものにする算段も仕込んでいた。少年に色々と教えたのはただの気まぐれだったのだ、と。
また裏切られたのか、と少年は思った。
確かに歪んではいたかもしれないが、この5年間は充実していたと感じたし、悪くないとも思っていた。その終わりは、また何も知らないまま大人に裏切られるものになるのかと悟り、半ば受け入れていた。しかし、『侵入者』がその目的に触れた時、少年はふと我に帰った。
ソイツは『パララララ機関』と口にした。自分の属する組織と同じ、魔術協会でも聖堂教会でもない、爪弾きにされた集団……今のままでは自分は道具として使い捨てられるのみだが、機関ならばきっとと思い立ったのだと。数年前に依頼が入ったものの、着いたときには既に対象の消えていたこの屋敷のものを手土産に、自分も機関に迎え入れられるのだと。
ソイツは余裕綽々で語る。子どもを盾に取られているからか、大人2人は手を出せないでいる。この場の誰もが、自分を『戦えないガキ』だと思っている。
無性に腹が立った。思想も立場も中途半端な連中に、人生の始まりから終わりまで全部決められるのかと。この半端者が自分に技術を教えたのも、半端者の家の生まれの自分を侮っていたからなのかと。このままでは、今までの5年どこへも行けずここで鍛えたものが無駄だと断じられる事になる。ならばここで自分が教えられた事を実践して見せれば、自分が半端者なんかではないと……そして何よりその技術を教えたこの男が半端者ではなかったと証明される。それを、今までの自分の使った時間とこの男へのせめてもの手向けにするべきだと。
そう思った少年は自らナイフに首を押し当てて、
顎を下から殴打し、のけぞった腹に膝を入れ、倒れ込んだ体を支えるために接地した手を的確に蹴り潰し、残る脚も叩き折った。少年は彼を裏切った大人を、ほぼ一方的に殺害した。
事の真相としては『荊』の構成員の1人、チフラ・サイファーが組織を裏切り、子どもを逃亡の人質としようとしたもののその子供に完膚なきまでに蹴り殺され……その子どもに戦闘技術を与えたのが裏切り者であるサイファー本人だった、というだけの話である。だがその結果として無事裏切り者は始末され、一つ出来た空席を埋めるように新顔が1人組織に入る事になった。
裏切り者の殺害に居合わせた2人の構成員は『あの場で始末するか否か迷った』『その上で殺害時の手腕を見て引き込んだ』と少年に告白した。少年は特に、それについては何とも思わず居場所をくれた2人に礼を告げた。
生家の名を出せば無くなったはずのパララララ機関の残党狩りに遭う。そもそも名付けた親ももう居なければ、昔の名などに意味はない。だから適当に『カローラ・ブカティーニ』と名乗る事にした。先に見せた通り対人戦闘の才能があったカローラは、それからその実力を発揮して多くの依頼を取り、成功させた。魔術を使う身でありながらそれに拘らず、持ち出せるものは全て使う……その在り方は、かつて『魔術師殺し』として恐れられた男に通じるものもあった。
それから3年。少年は車よりも速く、鳥のように空を舞い、どこまでも獲物を追い掛ける……『
基本的にはドライで感情の変動が読み取りにくい人物。
凡そ何が起こってもほぼ表情を変えず冷静に対処し、そのために非常に良く頭が回る。
表情こそあまり変わらないものの決して無口というわけではなく普通に喋る。それどころか思考速度が限界域まで達すると、口からの出力も含めて処理しようとするため考えている内容がダダ漏れになる。ノってくると饒舌になるタイプでもある。
これは任務の際も全く同様であり、通常であれば淡々と寡黙に遂行するのみであるものの、何らかの戦闘行為に発展、抵抗される事で段々とヒートアップし口数が増えていくという、暗殺者というよりもミュージシャンや役者のような面もある。
上記の通り冷徹ではあるものの、決して冷酷ではない。20年も無い人生において2度の裏切りに遭った事で他人を拠り所とし難くなっていた彼だったが、3年の時を経て唯一の居場所である組織と、そこに属する人間達にそれなりに愛着を持っている。そのため組織……というよりもメンバーを第一にした行動を取ることもあるものの、その想いを表情や言語として出す事をしない(というよりも出し方を知らない)ためぶっきらぼうに思われがち。
更に言うと育ちの関係で対人経験に乏しいため、感情を表に出すのが下手。『楽しい』『苦しい』『好ましい』『嫌』といった感覚は人並みに覚えているものの、それがあまり顔に出ない。ただ『伝えるべき』と判断した事であれば口にするし、そうでなければ内に秘めたまま済ませる。例えばだが、何かをされれば礼はきちんと告げる。
意外にも現在は多趣味であり、基地内に家具を持ち込んでは組み立てたり、料理を作ったりと色々やっている。加えてスナック菓子も好むなど現状の生活を満喫している節はある。
さらに寒いところが苦手であり、基地にストーブ持ち込みの許可を取ろうとしたほど。ガス線が引けなかったため結局エアコンで妥協した。
凡そ何が起こってもほぼ表情を変えず冷静に対処し、そのために非常に良く頭が回る。
表情こそあまり変わらないものの決して無口というわけではなく普通に喋る。それどころか思考速度が限界域まで達すると、口からの出力も含めて処理しようとするため考えている内容がダダ漏れになる。ノってくると饒舌になるタイプでもある。
これは任務の際も全く同様であり、通常であれば淡々と寡黙に遂行するのみであるものの、何らかの戦闘行為に発展、抵抗される事で段々とヒートアップし口数が増えていくという、暗殺者というよりもミュージシャンや役者のような面もある。
上記の通り冷徹ではあるものの、決して冷酷ではない。20年も無い人生において2度の裏切りに遭った事で他人を拠り所とし難くなっていた彼だったが、3年の時を経て唯一の居場所である組織と、そこに属する人間達にそれなりに愛着を持っている。そのため組織……というよりもメンバーを第一にした行動を取ることもあるものの、その想いを表情や言語として出す事をしない(というよりも出し方を知らない)ためぶっきらぼうに思われがち。
更に言うと育ちの関係で対人経験に乏しいため、感情を表に出すのが下手。『楽しい』『苦しい』『好ましい』『嫌』といった感覚は人並みに覚えているものの、それがあまり顔に出ない。ただ『伝えるべき』と判断した事であれば口にするし、そうでなければ内に秘めたまま済ませる。例えばだが、何かをされれば礼はきちんと告げる。
意外にも現在は多趣味であり、基地内に家具を持ち込んでは組み立てたり、料理を作ったりと色々やっている。加えてスナック菓子も好むなど現状の生活を満喫している節はある。
さらに寒いところが苦手であり、基地にストーブ持ち込みの許可を取ろうとしたほど。ガス線が引けなかったため結局エアコンで妥協した。
自分にとってから他人にとってかを問わず、意味がある事、価値がある事を好む。
趣味嗜好に関わる事であれば「自分にとって」意味があるし、任務としての行動であれば「他人にとって」価値のある事にあたる。価値の判断基準に必ずしも道義的な正しさが付随するわけでもなく、情で決めることもあるため頼まれれば色々やる面もある一方で、その理由を自身でも考えて行動するため『何でも』『忠実に』やってくれるわけでもない。
趣味嗜好に関わる事であれば「自分にとって」意味があるし、任務としての行動であれば「他人にとって」価値のある事にあたる。価値の判断基準に必ずしも道義的な正しさが付随するわけでもなく、情で決めることもあるため頼まれれば色々やる面もある一方で、その理由を自身でも考えて行動するため『何でも』『忠実に』やってくれるわけでもない。
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