kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実・ゾロアスター教の神話
【CLASS】セイヴァー
【マスター】
【真名】ゾロアスター
【異名・別名・表記揺れ】ザラシュトラ・ゾロアシュトラ・ザラトゥシュト・ツァラトゥストラ 他多数
【性別】男性
【身長・体重】0.1mm〜180cm・3/1000000g〜80kg
【肌色】褐色　【髪色】黒　【瞳色】銀
【スリーサイズ】
【外見・容姿】全身を純白の装甲でくまなく覆い、その上から白いマントを羽織った人物。頭部の装甲には顔面部に縦に一本の光を放つ線が走っている。
【地域】ペルシア
【年代】古代
【属性】秩序・中庸
【天地人属性】天
【その他属性】非人型〜人型
【ステータス】筋力：A(B)　耐久：A(B)　敏捷：B(C)　魔力：A+　幸運：A　宝具：EX

軍団を指揮する天性の才能。
カリスマは稀有な才能で、一国の王でさえBランクで十分と言われている。
人というより救済をもたらす装置であるゾロアスターは、極端に高いランクでは所持していない。

英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
Bランクの場合、英雄であれば2ランク、反英雄であれば1ランク低下する。

光として表されるアフラ・マズダの威光、権能がスキルとなったもの。
最高ランクの魔力放出(光)が可能となる。
そして、放たれる光輝の清浄さによってほとんどの状態異常を防ぎ、光が届く範囲内の存在をあまねく知覚することができる。

ゾロアスター教における、善としての最高神であるアフラ・マズダの意志を世界に実現するための存在である証。
A+ランク相当の啓示に加え、攻撃を悪しき存在にのみ限定できる*1効果を持つ
また、アフラ・マズダが善という存在の頂点であることから、善なる存在から受けるダメージを大幅に軽減し、悪しき存在に対して与えるダメージが大幅に増加する。

記憶・経験・知識等、己の一切を引き継ぐことができる。
自身の情報が第3宝具内の大神殿にバックアップされており、次の自分はそれを受けた状態で誕生する。
一度でも受けた攻撃に対しては耐性を得ることでダメージカットをし、攻撃を見切る際の判定にプラス補正を得られる。

ランク：B+　種別：対人宝具　レンジ：0　最大捕捉：1人
ゾロアスターが身にまとう純白の装甲。
堅牢性と柔軟性を兼ね備えた天の金属によって作られており、Aランク相当の対魔力を持ち、並の攻撃であれば容易に防ぎ切る。
装備者の筋力・耐久・敏捷値を常時1ランクアップさせ、状況に応じて形状が最適なものへと変化していく。
背中のカートリッジには「時間」が半ば魔力化した特殊な状態で充填されている。
それを純粋な魔力として消費することも、時間として消費することも可能。
時間として消費する場合は、自身の行動の高速化、対象の到達の遅延等の時間干渉が可能となる。
外部への時間干渉をする場合は、消費時間が大幅に増加する。

ランク：A++　種別：対界宝具　レンジ：1〜99　最大捕捉：1000人
原初創造ブンダヒシュンの際に、アフラ・マズダによって世界を守護するために作られた3の光輪にして炎が宝具となったもの。
あらゆる物を「形を成す以前の状態」へと還す、単純な破壊ではなく時間的に干渉する力を持つ3個の巨大な光輪を出現させる。
光輪に触れた物は物質であれば素粒子に、魔術であれば指向性を持たない純粋な魔力と化して霧散する。
攻撃に使えば、あらゆる防御を切り裂く無双の矛となる。
防御に使えば、直接的な攻撃であれば例外なく無効化する絶対の盾となる。
真名開放すると、収束した魔力を光輪から光輝ビームとして放つことができる。
この光輝は光輪と同じ性質を持つため、どれほど強力な防御であろうとも物質・魔力で構成されていれば貫通する。
そのため、最高度の概念防御でなければ防ぐことはできない。

ランク：EX　種別：結界宝具　レンジ：距離としての表記は不能　最大捕捉：1000年
ゾロアスターが「ある」、この世界とは距離ではなく時間的に隔絶した空間に存在する結界。
中心に建つ大神殿内には人としてのゾロアスターとなる受精卵が保管されている。
その時点で行動するゾロアスターが死亡や行動不能となると、培養・育成装置として神殿が起動し、新たなゾロアスターが誕生する。
ゾロアスター教では、終末の3つの千年紀において1000年ごとに1人の救世主サオシュヤントが生まれるとされる。
その信仰により、宝具であろうとも救世主ゾロアスターは1000年を経なければ誕生できない。
そこで1000年という時間を、ゾロアスターが装備する天鎧のカートリッジに装填することにより、「救世主の誕生に1000年を要した」と定義する。
それにより、本来の時間的制限を無視してゾロアスターを誕生させることを可能とする。
この結界は侵入自体が非常に困難であるが、仮に入ることができたとしても周縁から中心までは「1000年」あるため神殿への干渉はさらに難しい。
それは、大神殿までの距離が時間的に定められており、いかなる存在であろうとも1000年をかけないと到達できないため。
世界最速の存在であろうと、最遅の存在であろうと、空間転移をしようとそれは等しく変わらない。
逆に、中心から外部へはわずかな時間で到達できる。
神殿は9万9999柱の守護神フラワシに守護されており、フラワシ1柱は宝具を行使するA級サーヴァント数体相当の力を持つ。

両前腕部の装甲から射出される針。
「天の中心の針」と呼ばれる北極星の力を小規模に再現しており、空間を縫い留める効果を持つ。
当たれば行動不能になり、当たらなくとも空間を縫い留めることにより相手の行動を止めることができる。
宝具には含まれていないが、宝具相当の強力な武器。

ゾロアスター教の開祖。
推定される生年すら紀元前1200〜600年と幅があり、実像は不明な部分が多い。
普通の赤子は生まれると泣くのに対して、ゾロアスターは生まれるとすぐに笑ったという。
青年時代には名士を訪ねてまわり、20歳になると父母に別れを告げて放浪の旅に出た。
30歳になって出会ったアフラ・マズダの使者ワフマンに導かれ、光の精霊たちに出会い、ついにアフラ・マズダの前にたどり着く。
そこで10年の対話をし、確固たる信仰を得て、その教えを広めることを誓う。
この対話をゾロアスターが書き記したのが「アヴェスター」。
布教は困難を極めたが、ついにはウィスタースパ王の改宗に成功する。ゾロアスター42歳の時だった。
その後は王宮の神官となり、宰相と血縁関係を結び、他部族の攻撃を撃退するなど、政治的にも成功をした。
ゾロアスターの死後、その精子はカンス海の海中で9万9999柱*2のフラワシによって守護されており、終末の3つの千年紀にそれぞれ1人の救世主サオシュヤントが現れるとという。

以下泥設定。

救世主となる資格を持つ稀有な人間の誕生を知った善なる神々が作り上げた、世界救済装置ゾロアスター。
保管されたゾロアスターとなる受精卵、それを保管し育成する大神殿、世に出て活動する人間。
どれが真のゾロアスターというわけではなく、それぞれが、そしてその再生産の過程まで含めてゾロアスターといえる。
受精卵が保管された大神殿はこの世界とは隔絶した空間にあり、テクスチャの消失にも影響されずに存在し続けている。
そして世界や人類の破滅が迫った時、救世主ゾロアスターをこの世に産み落とす。
人間としての最初のゾロアスターは存在し、おおむね史料に近い生涯を送った。
アフラ・マズダとの対話の中で己の運命を知ったゾロアスターは、人としての生を全うし、死後は救済装置に統合されることを受け入れた。

なお、ゾロアスターとして召喚されるのは受精卵、神殿、人間のセットであり、宝具である時の果てに再誕する救済サオシュヤント・ズルヴァーンにある大神殿は、それ自体が本物の神殿の劣化コピーである。

言葉遣いは丁寧で、穏やかで語りかけるような口調で話す。
寛容で忍耐強く、人類に対する尽きることのない愛情を持っている。
とはいえそれは神霊に近い巨視的なものであり、人間が個人に対すして抱くものとは異なる。
それゆえ、人間的な価値観からはズレた行動を取ることも多い。
顔まで完全に覆っているのは個人を捨てた証であり、個としての己にこだわる傾向は非常に弱い。
必要があれば、なんのためらいもなく自身を犠牲にする。
このように超然とした性格をしているが、意外にも小動物や子供のようにかわいいものを好む。
また、絶望的な状況にも屈することなく悪に立ち向かうといった、人間の魂の善なる輝きには心を打たれるようで、「素晴らしい」と口に出すことも多い。

戦闘スタイルはかなりアクティブで、「時間」を消費して超高速で移動しながら近接戦闘を行うのが主軸となる。
原初へと還す光輪アードゥル・ブンダヒシュンを使用してからは、距離が開けば光輝ビームを放ち、近ければ光輪を直接当てるように戦う。

イメージカラー：汚れのない白
特技：献身
好きなもの：かわいいもの・愛・人類
嫌いなもの：悪
天敵：なし
願い：世界の救済

【一人称】私　【二人称】あなた、君、皆さん　【三人称】彼、彼女

「（好きな名前を入れよう）はかわいいですね」
「素晴らしい…人間は本当に素晴らしい」
「おやおやおやおや」
「さあ、次の3000年へと踏み入る準備はできました。共に善なる神の勝利を見届けましょう」
「ああ…これが…神の『祝福』なのですね…」

ロスタム：我が神の教えを信じる者の中でも、もっとも素晴らしい戦士の一人でしょう。
タフムーラス：人の身でありながら、悪神アンラ・マンユを縛るとは素晴らしい。
ウルスラグナ：おやおや、私の知るものと違い随分と可愛らしいお姿ですね。
クルサースパ？：おやおやおやおや。
アジ・ダハーカ：おやおやおやおや。
フリードリヒ・ニーチェ：狂気に触れるほど知性を磨き上げる研鑽、素晴らしい。

ゾロアスター卿。
ゾロアスター教では白が神聖な色なので色々と白くなった。