kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実、民間伝承
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】祢々切丸
【性別】男性
【身長・体重】340cm・22.5kg
【属性】秩序・中庸
【ステータス】筋力：C　耐久：C　敏捷：B　魔力：A　幸運：C　宝具：A

対魔力：B
　魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
　大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗：−
　観音菩薩による一種の憑依。神刀を乗りこなしている。

千里眼：A
　千手千眼、千とは無限。逃げる獲物をどこまでも追う天上の瞳。
　動体視力の向上も含む。

透化：EX
　無私なる境地。精神面への干渉を無効化する精神防御。
　元来の明鏡止水に加え、器物という器を得たセイバーの心に揺らぐ余地は存在しない。

真言：B
　マントラ。聖句を用いた魔術体系。
　セイバーの場合浄化に特化。洗礼詠唱に近い性質を持つ。

心眼(真)：EX
　修行・鍛錬によって培った洞察力。俯瞰の絶視。
　天地一指の境地は不知さえ看破し、あらゆる状況から勝機を生み出す。
　現代に至ってすら“正体不明”とされる怪異を屠った、神仏クラスの戦闘論理である。

ランク：A　種別：対人(自身)宝具　レンジ：0　最大捕捉：1人
　千手救世。蓮華王の限定降臨。
　一振りに収斂された千手は一振りこそが千の斬撃。魔力の限り、セイバーのSTR値は
　1000倍して扱われる。
　本来一腕にて二十五の宇宙を救う一太刀であるが、分霊の身ゆえに大きく劣化している。

『菩体・蓮華王(パドマ・アーサナ)』
　鞘を素体に魔力で編んだ2m越えのアバター。武者鎧のような操り人形。
　観音剣舞を駆使する場合に使用されるが、これを動かす分の魔力消費はそれなりに重いので
　コストパフォーマンスはよろしくない。基本的に無い物と思ってよい程度の代物。

怪異殺しの刀。別名、山金造波文蛭巻大太刀(やまがねづくりはもんひるまきのおおだち)。
国宝級の刀剣を幾つも収める「二荒山神社」に祀られている最上級の御神刀。
人々を悩ます『祢々』なる正体不明の怪異を“ひとりでに”斬り、退治したことがその通称の由来となる。

人々の祈りを受けた観音の端末。霊峰・二荒(フタラ)山とは千手観音菩薩の分霊であり、
千手観音菩薩は遍く衆生を救わんとする観音の王である。
かの観音は二荒山を祀る神社に奉納されていたこの神刀を介して俗世に干渉。人の世を乱す
怪異を祓い、民の憂いを断ち切ったのだった。

即ち、祢々切丸とは日光権現の化身にして観音様の分け御霊となる。
とはいえ『祢々切丸』名義である以上彼個人としての信仰は成立済み。そのため人格は
千手観音のものから乖離・独立している。
救いを求むる民草の声がそのルーツ。ゆえに彼には、“菩薩”というしがらみは存在しない。
善なる意志にて人々を助く、純粋なる『弱者の味方』が祢々切丸という英霊である。

ただし口調が固いせいで勘違いされやすかったりする。

・祢々切丸
「刀剣そのものなる枝葉か。仏力抜きでよくやれたものだ」
並行世界の自分。
刀の域を出ないままに菩薩の分霊たる自身と同じ道を辿ったことに驚き、称賛している。

・ハバキリ
「神剣にしては迷いが多い。大義は我が受け持とう」
その在り方は自分には真似出来るものではなく尊いものだと思う。だから剣としての仕事は
こちらに任せて満喫するといい、の意。

・姫鶴一文字
「汝とは相容れぬ。衆生にも似た弱きつるぎよ」
危ないから下がっててね、の意。

・役小角
「理念は上々。しかし若い。今現在なる我にさえ及ばぬ未熟者よ」
迷い・苦しむうちはまだまだ人間なんだから肩筋張らなくてもいいんだよ、の意。

・足利義輝
「刀剣なるは匠の魂を打ち込む刃。下賤なる理念にて抱える所業は罪である」
討伐対象。

自己紹介：「セイバー・祢々切。汝ら衆生の苦難を雪ぐため参った。此方は勝手にやらせてもらう」
戦闘開始：「状況開始。一刀にて斬り屠る」
アタック：「ふっ」「はっ」「ぬえぃっ！」「圧し斬り祓う！」
スキル：「オン・バザラ・タラマ・キリク──」
宝具：「煩悩菩提、感応道交！　衆生の旅路をいざ斬り拓かん！　『日光千手・山金造波文蛭巻(サハスラ・ブジャ)』！」
ダメージ：「ぬうっ」
大ダメージ：「見抜けなんだか……！」
勝利：「討滅完遂。次なる無道を示すがよい」
消滅：「次なる掌よ……どうかこの世を……」
好きなこと：「衆生の安寧こそ我が至福。嗜好なる物は持たざるゆえ」
嫌いなこと：「世乱す悪鬼こそ我が獲物。この在り方なるは平定ゆえ」
マイルーム：「世を知れど俗世は彼方。快楽(けらく)の心得を我より悟るか？」
放置：「斯様なる間に怪異は蔓延る。汝に速やかなる出動を求むる」
会話：「我が身なるは多弁ならず。刀剣の任は斬り屠るのみ」

カルナさんの同類。とはいえあれよりかはまだ分かりやすいと思う。