戦艦ティルピッツ
最終更新：ID:fSHsXG6t0w 2020年04月28日(火) 02:56:45履歴
『……へーい、そこの根暗サイボーグガール』
「……」
『……まだ生きてるでしょ？ 私、中にいるから分かるのよ』
「今更何の用だ、貴様は私を拒んだ。 私になど用はない筈だ」
『……大したことじゃないけど最期に聞きたいことが合ってね。 で質問、なんであそこで礼装を奪わなかったの？』
「兄、といっても実の兄ではないし私がそう呼んでいるだけだけど。兄に、言われたの。 王でないなら生きたいように生きろって、だから私は私の誇りに従って死を選んだ」
『……ふーん、ちょっとは見所あるじゃない」
「は？」
『……融合の時は10点だったけど、今なら70点。 私はなんとしてでも生き残る！だったら90点だったけど』
『それは私にはないもの、私が出来なかったこと。 姉やんや大洋艦隊の先達が見せた誇り。 だからいいわ。 貴方にとっては今更かもしれないけど二度目の人生を上げる」
『……本来ならこんなことはしないんだけど、姉やんがオスカーに力貸してあげたみたいだし？ まぁ、今回は特別サービスってことで』
「何を言ってるんだ？」
『……鈍いわね。 我が力、北海の女王、孤高の女王……戦艦ティルピッツの力、貴女に貸してあげるって言ってるのよ』
「……」
『……フリーズした？ まぁ、いいわ。後で座に情報上げてね、楽しみにしてるから』
そこで私は目を覚まし、二度目の生の始まりを迎えた。
戦艦ティルピッツ、抜錨！……まぁ抜錨はしないのだけど。
フリー素材
基本情報
【クラス別スキル】
対魔力：C
単独行動：B
【保有スキル】
砲撃：B
北海の野獣
戦闘続行：C
5tの超大型爆弾トールボーイを使用したパラヴェーン作戦を経たカテキズム作戦でようやく転覆戦闘不能になったことから得たスキル。
【宝具】
『
【Weapon】
『38cm連装砲』
サブ兵装
【解説】
【人物・性格】
【因縁キャラ】
【コメント】
「……」
『……まだ生きてるでしょ？ 私、中にいるから分かるのよ』
「今更何の用だ、貴様は私を拒んだ。 私になど用はない筈だ」
『……大したことじゃないけど最期に聞きたいことが合ってね。 で質問、なんであそこで礼装を奪わなかったの？』
「兄、といっても実の兄ではないし私がそう呼んでいるだけだけど。兄に、言われたの。 王でないなら生きたいように生きろって、だから私は私の誇りに従って死を選んだ」
『……ふーん、ちょっとは見所あるじゃない」
「は？」
『……融合の時は10点だったけど、今なら70点。 私はなんとしてでも生き残る！だったら90点だったけど』
『それは私にはないもの、私が出来なかったこと。 姉やんや大洋艦隊の先達が見せた誇り。 だからいいわ。 貴方にとっては今更かもしれないけど二度目の人生を上げる」
『……本来ならこんなことはしないんだけど、姉やんがオスカーに力貸してあげたみたいだし？ まぁ、今回は特別サービスってことで』
「何を言ってるんだ？」
『……鈍いわね。 我が力、北海の女王、孤高の女王……戦艦ティルピッツの力、貴女に貸してあげるって言ってるのよ』
「……」
『……フリーズした？ まぁ、いいわ。後で座に情報上げてね、楽しみにしてるから』
そこで私は目を覚まし、二度目の生の始まりを迎えた。
戦艦ティルピッツ、抜錨！……まぁ抜錨はしないのだけど。
フリー素材
基本情報 
【元ネタ】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】戦艦ティルピッツ[ティニー/II]
【異名・別名・表記揺れ】孤高の女王、北海の女王、ビスマルク級戦艦二番艦、海の何でも屋フィヨルド代表取締役
【性別】女性
【身長・体重】175cm・50kg
【肌色】白い【髪色】灰色【瞳色】薄い蒼
【スリーサイズ】98/65/85
【外見・容姿】黒い軍服の上から白いロングコートを羽織った両腕、両足が義肢のショートヘアの女性。
【地域】ドイツ
【年代】1940年台
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・艦船・疑似サーヴァント
【ステータス】筋力：C 耐久：B 敏捷：E 魔力：C 幸運：B 宝具：C
【CLASS】アーチャー
【真名】戦艦ティルピッツ[ティニー/II]
【異名・別名・表記揺れ】孤高の女王、北海の女王、ビスマルク級戦艦二番艦、海の何でも屋フィヨルド代表取締役
【性別】女性
【身長・体重】175cm・50kg
【肌色】白い【髪色】灰色【瞳色】薄い蒼
【スリーサイズ】98/65/85
【外見・容姿】黒い軍服の上から白いロングコートを羽織った両腕、両足が義肢のショートヘアの女性。
【地域】ドイツ
【年代】1940年台
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・艦船・疑似サーヴァント
【ステータス】筋力：C 耐久：B 敏捷：E 魔力：C 幸運：B 宝具：C
【クラス別スキル】
対魔力：C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
疑似サーヴァントとティニー/IIの魔術回路や魔術刻印が修復、疑似サーヴァントとなったことで反映された。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
疑似サーヴァントとティニー/IIの魔術回路や魔術刻印が修復、疑似サーヴァントとなったことで反映された。
単独行動：B
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
孤高の女王と呼ばれ単独で英海軍に驚異と見られていたティルピッツから来たスキルであり、決してティルピッツがコミュ力のない引き篭もりというわけではない。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
孤高の女王と呼ばれ単独で英海軍に驚異と見られていたティルピッツから来たスキルであり、決してティルピッツがコミュ力のない引き篭もりというわけではない。
【保有スキル】
砲撃：B
軍艦としての攻撃スキル。火器を用いた攻撃時は筋力ではなくこのスキルのランクを参照して各種判定を行う。
一般的な銃、弓と比べると火力、射程、攻撃範囲に秀でているが、代わりに発射音が大きく隠密行動や狙撃には向かない。
一般的な銃、弓と比べると火力、射程、攻撃範囲に秀でているが、代わりに発射音が大きく隠密行動や狙撃には向かない。
北海の野獣
カリスマと威嚇の複合スキル。
艦隊作戦にも通商破壊にも使われないまま数年間に亘ってノルウェーのフィヨルドに息を潜めていたにも関わらずイギリスから脅威と見做されたこととティニー/IIの王威継承が合わさり得たスキル。
味方へはカリスマのバフ効果を、敵へは行動を起こす事なく、周囲に自身の実力を理解させる。
現在のアーチャーは戦闘に関わるものが見た瞬間、容易には手を出せない相手と理解できる気配を持つ。
艦隊作戦にも通商破壊にも使われないまま数年間に亘ってノルウェーのフィヨルドに息を潜めていたにも関わらずイギリスから脅威と見做されたこととティニー/IIの王威継承が合わさり得たスキル。
味方へはカリスマのバフ効果を、敵へは行動を起こす事なく、周囲に自身の実力を理解させる。
現在のアーチャーは戦闘に関わるものが見た瞬間、容易には手を出せない相手と理解できる気配を持つ。
戦闘続行：C
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。超小型のX級潜水艦による攻撃作戦ソース作戦、空母6隻、戦艦2隻を中心とした艦隊による航空攻撃タングステン作戦でも生き延び。
5tの超大型爆弾トールボーイを使用したパラヴェーン作戦を経たカテキズム作戦でようやく転覆戦闘不能になったことから得たスキル。
【宝具】
『北の孤独な女王 』
ランク：C 種別：対艦宝具 レンジ：1 最大捕捉：1
戦艦ティルピッツの生涯、戦艦ティルピッツそのものが宝具として結実したもの。
戦艦ティルピッツの武装や装甲をサイズなどを可変させ自由に出し入れ出来、自身のいる場所、船に霊子装甲をまとわせる事で戦艦ティルピッツとする。
またティルピッツが自身の陣地と定めた場所から動かない限り動かない時間に応じて各ステータスを1〜2段階強化する。
ざっくり言えば限度はあるが引きこもれば引きこもるほど強くなる。
戦艦ティルピッツの生涯、戦艦ティルピッツそのものが宝具として結実したもの。
戦艦ティルピッツの武装や装甲をサイズなどを可変させ自由に出し入れ出来、自身のいる場所、船に霊子装甲をまとわせる事で戦艦ティルピッツとする。
またティルピッツが自身の陣地と定めた場所から動かない限り動かない時間に応じて各ステータスを1〜2段階強化する。
ざっくり言えば限度はあるが引きこもれば引きこもるほど強くなる。
【Weapon】
『38cm連装砲』
正式名称は「38cm SK C/34 L/47」。
要塞の沿岸砲にも用いられた第三帝国が誇る主砲であり、その装甲貫徹力と砲撃精度の前にはあらゆる装甲が無為に帰す。
近距離砲撃戦に於いては大西洋一と言っても過言ではないスペックを誇るものの、砲弾重量の都合上長距離での撃ち合いは苦手。
アーチャーの場合は背後に人間大サイズに縮小したA砲塔アントン(第一砲塔)B砲塔ブルーノ(第二砲塔)を出現させての攻撃をメインとし、 C砲塔ツェーザル(第三砲塔)、D砲塔ドーラ(第四砲塔)は緊急時の奥の手として隠している。
要塞の沿岸砲にも用いられた第三帝国が誇る主砲であり、その装甲貫徹力と砲撃精度の前にはあらゆる装甲が無為に帰す。
近距離砲撃戦に於いては大西洋一と言っても過言ではないスペックを誇るものの、砲弾重量の都合上長距離での撃ち合いは苦手。
アーチャーの場合は背後に人間大サイズに縮小したA砲塔アントン(第一砲塔)B砲塔ブルーノ(第二砲塔)を出現させての攻撃をメインとし、 C砲塔ツェーザル(第三砲塔)、D砲塔ドーラ(第四砲塔)は緊急時の奥の手として隠している。
サブ兵装
SK C/28 15cm（55口径）連装速射砲、
SK C/33 10.5cm（65口径）連装高角砲
SK C/30 3.7cm（83口径）連装機関砲
C/38 2cm（65口径）四連装機関砲
38cm連装砲が取り回しにくい場所で用いる。
SK C/33 10.5cm（65口径）連装高角砲
SK C/30 3.7cm（83口径）連装機関砲
C/38 2cm（65口径）四連装機関砲
38cm連装砲が取り回しにくい場所で用いる。
【解説】
かつてドイツ海軍に存在したビスマルク級戦艦二番艦、そしてドイツ最後の戦艦、戦艦ティルピッツ。
当初は姉妹艦であるビスマルク、シャルンホルスト級戦艦と共に通商破壊作戦に投入することを想定していたが、ドイツ海軍の想定していなかった早期開戦と建造の遅れにより、共に行動することはなかった。
戦力化し海軍編入した直後にビスマルクは失われ、艦隊行動に随伴する駆逐艦、巡洋艦も不足していたことから、単艦で残されたティルピッツはバルト海やノルウェーの港で良く言えば現存艦隊主義的な運用、悪く言えば出撃しないまま死蔵された。
しかし、かのマイティフッドを撃沈させたビスマルクの姉妹艦が北海に存在し、何時出撃するか分からないという状況は敵対していたイギリス海軍にとっては常に監視や対抗できる戦力を温存しておかねばならないという戦力の一部を常に割いておかねばならない目の上のたんこぶであった。
そのため、イギリス首相ウィンストン・チャーチルは戦艦ティルピッツをいつ牙をむくかもわからない厄介な野獣と称し、イギリス海軍は皮肉を込め北海の孤独な女王と呼んだ。
出撃回数は僅かであり1943年9月シチリア作戦における巡洋戦艦シャルンホルスト、駆逐艦9隻と共にスピッツベルゲン島の連合軍基地施設を艦砲射撃したのは数少ない実戦経験である。
その後は母港であったノルウェーのアルタ・フィヨルド敵潜水艦の攻撃や爆撃機からこの攻撃にひたすら耐える日々だったが1944年9月、ソ連ヤゴドニスク経由から発進したイギリスランカスター爆撃機の5t爆弾を舷前部へと受け、キールが曲がり速力も数ノットしか出ない致命傷を受けた。
これによりティルピッツを浮砲台と化す判断をしたドイツ海軍は同艦を10月、ハーコイ島へ曳航。
その最期は浮き砲台への設置工事中に再度ランカスター爆撃機から5ｔ爆弾での攻撃を受け三発が命中、転覆した。
戦艦ティルピッツはただ一隻を持ってイギリス海軍と戦った存在、英霊として座へと挙げられた。
そして、座に上がった戦艦ティルピッツは何者かに呼ばれた気配を感じて召喚に応じた。
継承の王、絶対的な能力を持つ優れた「王」による統一支配を目論むなんとも時代錯誤な組織。
その継承の王によって作られた確固たる自我を持たない存在ティニー/IIへの融合が目的と知ったティルピッツは融合を拒否した。
ティニー/IIが確固たる目的を持っていれば融合を受け入れただろう、目的がなくとも生きたいという強烈な生存本能が合っても妥協した。だが、この時のティニー/IIにはそれらが何もなかった。
自由に、自分の生き方を選ぶ事の出来る人間であるのに、作ったものの望んだ通りに動く自分に似た兵器のような存在。
それがこの時のティニー/IIだった。
ティルピッツはそれが何より許せず、融合直前に自ら自害した。
融合実験は失敗に終わったが、ティニー/IIは死にはしなかった。
良心の呵責か、霊基の核とでも言える部分をティニー/IIの中に残していたからである。
その後ティニー/IIの行動を密かに見続けていたティルピッツだったが、遂にティニー/IIは寿命を迎える。
死の瞬間、戦艦ティルピッツはティニー/IIの在り方を認め、第二の人生を与えるためにその力を常渡した。
こうして疑似サーヴァント戦艦ティルピッツ[ティニー/II]は誕生した。
性格の大半はティニー/IIをベースとしたものであり、不足している知識などをティルピッツが補っている形になっている。
蘇生したティニー/IIは継承の王の死体安置室で目を覚ました。
懇意だった技術部の連中を疑似サーヴァントとしての観測データと引き換えに抱き込むと継承の王から脱出。
一先ず技術部から貰った2万円でコンビニ弁当を食べて海で泳いだり体を洗ったりして壊れた漁船で寝て自由を感じた。
これからを考えてみるもサーヴァントであり、出自の怪しい自分がカレンシリーズによる監視が厳しいモザイク都市に入れるはずもなくしばらくはその浜辺で過ごした。
それからしばらくして寝床にしていた壊れた漁船を直すと海へと漕ぎ出した。
場所は違えどティルピッツの見た光景を見たくなったからだ。
海に出てからは難破して放棄された船を勝手に修理したり、偶々出くわした海賊を撃退したりと自由と第二の人生を謳歌していたアーチャーはいつの間にか海の何でも屋と呼ばれていた。
やがてアーチャーを慕ったり、職を求めたり、他に行き場のない連中が集まり、漁船兼タグボート兼高速哨戒艇3隻、仮想工作艦に改造した中型貨物船1隻、タンカー2隻、戦艦1隻のそこそこの規模の船団を率いる立場になっており、ティルピッツは海の何でも屋フィヨルドを立ち上げる。
それは皮肉にも継承の王に与えられた王としての素質によるものか。
海の何でも屋として日々を過ごしていたアーチャーはある時、巨大な船団に出会う。
シーランド＝佐賀と呼ばれる独立国家に接触したアーチャーは元から行き場のない部下たちや自分が腰を落ち着ける場所を確保したいと考えていた事もあり、自分の船団のタンカー2隻をシーランド＝佐賀政府へと送り、功績として伯爵の地位を得ると溜まっていた資金で部下の爵位も購入し、シーランド＝佐賀を拠点とすることにした。
現在では旧時代の空母の船体をベースとして宝具による霊子装甲と武装を被せた前衛打撃護衛艦ティルピッツを準自治領兼シーランド＝佐賀の前衛として航行しながら時折海の何でも屋フィヨルドの仕事をするのんびりとした日々を過ごしている。
一応、継承の王の動向には注意を払っており、積極的には関わろうとしないものの場合によっては王器同士の戦いの敗北者を自身の船団に匿おうと思っている。
当初は姉妹艦であるビスマルク、シャルンホルスト級戦艦と共に通商破壊作戦に投入することを想定していたが、ドイツ海軍の想定していなかった早期開戦と建造の遅れにより、共に行動することはなかった。
戦力化し海軍編入した直後にビスマルクは失われ、艦隊行動に随伴する駆逐艦、巡洋艦も不足していたことから、単艦で残されたティルピッツはバルト海やノルウェーの港で良く言えば現存艦隊主義的な運用、悪く言えば出撃しないまま死蔵された。
しかし、かのマイティフッドを撃沈させたビスマルクの姉妹艦が北海に存在し、何時出撃するか分からないという状況は敵対していたイギリス海軍にとっては常に監視や対抗できる戦力を温存しておかねばならないという戦力の一部を常に割いておかねばならない目の上のたんこぶであった。
そのため、イギリス首相ウィンストン・チャーチルは戦艦ティルピッツをいつ牙をむくかもわからない厄介な野獣と称し、イギリス海軍は皮肉を込め北海の孤独な女王と呼んだ。
出撃回数は僅かであり1943年9月シチリア作戦における巡洋戦艦シャルンホルスト、駆逐艦9隻と共にスピッツベルゲン島の連合軍基地施設を艦砲射撃したのは数少ない実戦経験である。
その後は母港であったノルウェーのアルタ・フィヨルド敵潜水艦の攻撃や爆撃機からこの攻撃にひたすら耐える日々だったが1944年9月、ソ連ヤゴドニスク経由から発進したイギリスランカスター爆撃機の5t爆弾を舷前部へと受け、キールが曲がり速力も数ノットしか出ない致命傷を受けた。
これによりティルピッツを浮砲台と化す判断をしたドイツ海軍は同艦を10月、ハーコイ島へ曳航。
その最期は浮き砲台への設置工事中に再度ランカスター爆撃機から5ｔ爆弾での攻撃を受け三発が命中、転覆した。
戦艦ティルピッツはただ一隻を持ってイギリス海軍と戦った存在、英霊として座へと挙げられた。
そして、座に上がった戦艦ティルピッツは何者かに呼ばれた気配を感じて召喚に応じた。
継承の王、絶対的な能力を持つ優れた「王」による統一支配を目論むなんとも時代錯誤な組織。
その継承の王によって作られた確固たる自我を持たない存在ティニー/IIへの融合が目的と知ったティルピッツは融合を拒否した。
ティニー/IIが確固たる目的を持っていれば融合を受け入れただろう、目的がなくとも生きたいという強烈な生存本能が合っても妥協した。だが、この時のティニー/IIにはそれらが何もなかった。
自由に、自分の生き方を選ぶ事の出来る人間であるのに、作ったものの望んだ通りに動く自分に似た兵器のような存在。
それがこの時のティニー/IIだった。
ティルピッツはそれが何より許せず、融合直前に自ら自害した。
融合実験は失敗に終わったが、ティニー/IIは死にはしなかった。
良心の呵責か、霊基の核とでも言える部分をティニー/IIの中に残していたからである。
その後ティニー/IIの行動を密かに見続けていたティルピッツだったが、遂にティニー/IIは寿命を迎える。
死の瞬間、戦艦ティルピッツはティニー/IIの在り方を認め、第二の人生を与えるためにその力を常渡した。
こうして疑似サーヴァント戦艦ティルピッツ[ティニー/II]は誕生した。
性格の大半はティニー/IIをベースとしたものであり、不足している知識などをティルピッツが補っている形になっている。
蘇生したティニー/IIは継承の王の死体安置室で目を覚ました。
懇意だった技術部の連中を疑似サーヴァントとしての観測データと引き換えに抱き込むと継承の王から脱出。
一先ず技術部から貰った2万円でコンビニ弁当を食べて海で泳いだり体を洗ったりして壊れた漁船で寝て自由を感じた。
これからを考えてみるもサーヴァントであり、出自の怪しい自分がカレンシリーズによる監視が厳しいモザイク都市に入れるはずもなくしばらくはその浜辺で過ごした。
それからしばらくして寝床にしていた壊れた漁船を直すと海へと漕ぎ出した。
場所は違えどティルピッツの見た光景を見たくなったからだ。
海に出てからは難破して放棄された船を勝手に修理したり、偶々出くわした海賊を撃退したりと自由と第二の人生を謳歌していたアーチャーはいつの間にか海の何でも屋と呼ばれていた。
やがてアーチャーを慕ったり、職を求めたり、他に行き場のない連中が集まり、漁船兼タグボート兼高速哨戒艇3隻、仮想工作艦に改造した中型貨物船1隻、タンカー2隻、戦艦1隻のそこそこの規模の船団を率いる立場になっており、ティルピッツは海の何でも屋フィヨルドを立ち上げる。
それは皮肉にも継承の王に与えられた王としての素質によるものか。
海の何でも屋として日々を過ごしていたアーチャーはある時、巨大な船団に出会う。
シーランド＝佐賀と呼ばれる独立国家に接触したアーチャーは元から行き場のない部下たちや自分が腰を落ち着ける場所を確保したいと考えていた事もあり、自分の船団のタンカー2隻をシーランド＝佐賀政府へと送り、功績として伯爵の地位を得ると溜まっていた資金で部下の爵位も購入し、シーランド＝佐賀を拠点とすることにした。
現在では旧時代の空母の船体をベースとして宝具による霊子装甲と武装を被せた前衛打撃護衛艦ティルピッツを準自治領兼シーランド＝佐賀の前衛として航行しながら時折海の何でも屋フィヨルドの仕事をするのんびりとした日々を過ごしている。
一応、継承の王の動向には注意を払っており、積極的には関わろうとしないものの場合によっては王器同士の戦いの敗北者を自身の船団に匿おうと思っている。
海の何でも屋フィヨルド艦隊構成。
【人物・性格】
かつての鉄のような女と言われた状態からティルピッツの影響もあってか大分感情表現も豊かになり、苛烈な罵倒も潜めている。
ティルピッツの影響か、サボりぐせを得てしまい時折、無意識の内にサボっておち、その度にり困惑している。
船団の主人として部下を得た自覚からか懐が深くなり冗談や許容するようになった。
相変わらず自身以降に作られた継承の王の王器達に血の繋がらない弟妹のような感情を抱いており、彼らが争い合う運命にあることに胸を痛めている。
イメージカラー：くすんだ白銀
特技：機械いじり、だらけること
好きなもの：船団の部下
嫌いなもの：継承の王
天敵：継承の王
願い：シーランド＝佐賀の平穏。
【一人称】私【二人称】貴方、貴女 【三人称】名前に敬称、王器(兄妹と認識)は数字で名前で呼ぶ。
ティルピッツの影響か、サボりぐせを得てしまい時折、無意識の内にサボっておち、その度にり困惑している。
船団の主人として部下を得た自覚からか懐が深くなり冗談や許容するようになった。
相変わらず自身以降に作られた継承の王の王器達に血の繋がらない弟妹のような感情を抱いており、彼らが争い合う運命にあることに胸を痛めている。
戦艦ティルピッツ
イメージカラー：くすんだ白銀
特技：機械いじり、だらけること
好きなもの：船団の部下
嫌いなもの：継承の王
天敵：継承の王
願い：シーランド＝佐賀の平穏。
【一人称】私【二人称】貴方、貴女 【三人称】名前に敬称、王器(兄妹と認識)は数字で名前で呼ぶ。
セリフ集
【因縁キャラ】
ギリガン/I：自身を形作ってくれた恩人。
疑似サーヴァントとなった今でも兄と思っている。
日向ココノ：自身を形作ってくれた恩人。
シーランド＝佐賀が関西に寄港した際にはこっそり様子を見に行ってるとか
継承の王
ユタカ／V:弟…とは言っても年齢も近い為あくまでティニー/IIがそう主張しているだけである、No.5或いはユタカと呼ぶ。
天王寺で議員をしている事と未だに継承の王と繋がりがある事を知っている為、死人である自分が現れることで迷惑をかけないように会いには行っていない。
関西に寄港した際にはユタカの活躍を聞き、ユタカが頑張っていて私も鼻が高いわ…と後方姉面する。
もし再会出来たなら、またあの頃のように他愛のない話をもう一度、何度でもしてみたい。
No-name/VI：兄？姉？、��6、再開した後は兄さんか姉さんかカドムかハルと呼ぶ。
��6、兄さん……!? 貴方は確かに死んで遺体は例の組織に……！ ……そう、兄さんも色々あったんですね。
いえ、本当に嬉しいですよ。 第1世代は��5、ユタカしか生きてはいないと思っていましたから。
……ところでこれからは兄さんと姉さんどちらでお呼びしたら？
ライカ/VIII:妹と勝手に思っている、出会ったならNo.8或いはライカと呼ぶ。
初期の王器ではあるが面識はなく、実父が開発チームのリーダーと言う話を聞き勝手に箱入り娘のような印象を持っており、積極的に関わろうとはしなかった。
今にして考えればきっとあれは実父から期待を込められている事に対する羨望や嫉妬だったのだろうとティニー/IIは思う。
だから廃棄処分が下されたと知り、激しく後悔した。
もし御苑で生存している事を知り、出会えたなら躊躇いなく妹と呼んで抱き締めて上げ、会話をしてみたい。
自分のような怪物交じりの存在が妹と呼ばれていいのか…？私を見なさい、手足は機械だし、英霊、戦艦が混じって今は人間じゃないのよ。貴女と対して変わらないわ。
アルス/XVI：妹、��16、或いはアルス、アーテルと呼ぶ。
廃棄されたと聞いていたが元気そう……でも無いわね。
貴女の人生だから自由に生きるといいけど固執するのはオススメしないわ。
気が向いたらうちに来たら？歓迎するわよ
ヒガナ/XVII：妹、��17、或いはヒガナと呼ぶ。
多分おそらくきっと自分のデータが幾分か流用された後継機、シーランド＝佐賀では同僚。
航空技術の封じられた世界で空母とかアホなの？ アホね！
シーランド＝佐賀に現れた時は相当驚いた。サーヴァントにしてシーランド＝佐賀の伯爵ティルピッツとして面識があるが継承の王王器2号だとは言い出せていない。
向こうにはもうバレてるかもしれないが。
やっぱりバレてた
R/XXVII：妹……じゃないわね。
……貴女、誰？
正体がア・ル・リムかどうかはともかく継承の王もまた胡乱なのをベースにしたわね。
彼女が意識を上書きしたアールとは開発部と雑務で面識が合ったため、割と気に入らない、相当気に入らない。
ヴァイス/XXIX：弟、��29或いはヴァイスと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
脱落した身で言うことではないが、��29貴方は王には向いていない。
だから佐賀に来てうちの広報やりなさい、お姉さんが爵位好きなの買ってあげるから
ガイス/XXX：弟、��30、或いはガイスと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
ありえない話ではないけれど王器のモデルに出会うとはね……正直継承の王はざまぁ見なさいって感じだけれど。
眼の前に超えるべきオリジナルがいると言う悩みはガイスにしか分からない。
だから、考え学び鍛えなさい。 モデルにした存在がモデル元には勝てないなんて、そんな道理は存在しないのだから。
……超えるのではなく、別の道を探すなら喜んで協力するのだけれど。
アルス/XXXI：末弟、��31、或いはアルスくんと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
自身の王道が見えないのであれば探し続けなさい。
迷うことも探し続けることも決して間違いではないのだから。
ドイツ海軍(ティルピッツ視点)
泥新宿のガンナー：姉？
姉やん！……おっと！姉やんじゃなくて貴方が噂の黒猫オスカー？
はじめましてかな？ まぁ姉やんのことよろしくね！
戦艦ビスマルク：姉
姉やん(真)！まぁ私が召喚されるんだから当！然！姉やんは召喚されるに決まってるもんね！
イタリアやフランスの地中海番長やイギリスの戦艦のようなものなんて歯牙にも掛けないドイツ、いや欧州最強の戦艦！それが姉やんだもん！
確かに戦うのはあんまり好きじゃないけど、姉やんと一緒に戦えるなら私も戦うよ！ビスマルク級の力見せてやろうよ！
“黒犬”のアサシン：同僚？
ん……？ もしかしてシャルちんにグーやん？ シャルちんはシチリア作戦ぶりかぁ……あの時はごめんね。
は？二人の意志がない？……なによ、なんか恥ずかしいじゃない
"シャルンホルスト"：同僚
わーい！本物のシャルちんだぁ！
……へ？ゲルハルト・フォン・シャルンホルスト！？あぁ中身にシャルちんもいるんですね！
戦うのは嫌いだけど、またいつかシャルちんと一緒に戦えたらいいなぁ。
U-96：同僚
おー！Uボートの子もサーヴァントになってたのね！ 貴方をモデルにした映画見たわよ！
……一人だけ人間だな？ 仕方ないでしょ疑似サーヴァントなんだから！
それに私が動物になるとしたら十中八九アレになる*1だろうから嫌なのよ……。
赤城：同盟国の空母
アカギ……？ヤーパンの空母の？……ああ！うちのグラーフの元になったとかエレベーターの設計流用したとかその節はお世話に！
疑似サーヴァントとなった今でも兄と思っている。
日向ココノ：自身を形作ってくれた恩人。
シーランド＝佐賀が関西に寄港した際にはこっそり様子を見に行ってるとか
継承の王
ユタカ／V:弟…とは言っても年齢も近い為あくまでティニー/IIがそう主張しているだけである、No.5或いはユタカと呼ぶ。
天王寺で議員をしている事と未だに継承の王と繋がりがある事を知っている為、死人である自分が現れることで迷惑をかけないように会いには行っていない。
関西に寄港した際にはユタカの活躍を聞き、ユタカが頑張っていて私も鼻が高いわ…と後方姉面する。
もし再会出来たなら、またあの頃のように他愛のない話をもう一度、何度でもしてみたい。
No-name/VI：兄？姉？、��6、再開した後は兄さんか姉さんかカドムかハルと呼ぶ。
��6、兄さん……!? 貴方は確かに死んで遺体は例の組織に……！ ……そう、兄さんも色々あったんですね。
いえ、本当に嬉しいですよ。 第1世代は��5、ユタカしか生きてはいないと思っていましたから。
……ところでこれからは兄さんと姉さんどちらでお呼びしたら？
ライカ/VIII:妹と勝手に思っている、出会ったならNo.8或いはライカと呼ぶ。
初期の王器ではあるが面識はなく、実父が開発チームのリーダーと言う話を聞き勝手に箱入り娘のような印象を持っており、積極的に関わろうとはしなかった。
今にして考えればきっとあれは実父から期待を込められている事に対する羨望や嫉妬だったのだろうとティニー/IIは思う。
だから廃棄処分が下されたと知り、激しく後悔した。
もし御苑で生存している事を知り、出会えたなら躊躇いなく妹と呼んで抱き締めて上げ、会話をしてみたい。
自分のような怪物交じりの存在が妹と呼ばれていいのか…？私を見なさい、手足は機械だし、英霊、戦艦が混じって今は人間じゃないのよ。貴女と対して変わらないわ。
アルス/XVI：妹、��16、或いはアルス、アーテルと呼ぶ。
廃棄されたと聞いていたが元気そう……でも無いわね。
貴女の人生だから自由に生きるといいけど固執するのはオススメしないわ。
気が向いたらうちに来たら？歓迎するわよ
ヒガナ/XVII：妹、��17、或いはヒガナと呼ぶ。
多分おそらくきっと自分のデータが幾分か流用された後継機、シーランド＝佐賀では同僚。
航空技術の封じられた世界で空母とかアホなの？ アホね！
シーランド＝佐賀に現れた時は相当驚いた。サーヴァントにしてシーランド＝佐賀の伯爵ティルピッツとして面識があるが継承の王王器2号だとは言い出せていない。
向こうにはもうバレてるかもしれないが。
やっぱりバレてた
R/XXVII：妹……じゃないわね。
……貴女、誰？
正体がア・ル・リムかどうかはともかく継承の王もまた胡乱なのをベースにしたわね。
彼女が意識を上書きしたアールとは開発部と雑務で面識が合ったため、割と気に入らない、相当気に入らない。
ヴァイス/XXIX：弟、��29或いはヴァイスと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
脱落した身で言うことではないが、��29貴方は王には向いていない。
だから佐賀に来てうちの広報やりなさい、お姉さんが爵位好きなの買ってあげるから
ガイス/XXX：弟、��30、或いはガイスと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
ありえない話ではないけれど王器のモデルに出会うとはね……正直継承の王はざまぁ見なさいって感じだけれど。
眼の前に超えるべきオリジナルがいると言う悩みはガイスにしか分からない。
だから、考え学び鍛えなさい。 モデルにした存在がモデル元には勝てないなんて、そんな道理は存在しないのだから。
……超えるのではなく、別の道を探すなら喜んで協力するのだけれど。
アルス/XXXI：末弟、��31、或いはアルスくんと呼ぶ。
面識はないが独自の情報網で情報を常に集めている。
自身の王道が見えないのであれば探し続けなさい。
迷うことも探し続けることも決して間違いではないのだから。
ドイツ海軍(ティルピッツ視点)
泥新宿のガンナー：姉？
姉やん！……おっと！姉やんじゃなくて貴方が噂の黒猫オスカー？
はじめましてかな？ まぁ姉やんのことよろしくね！
戦艦ビスマルク：姉
姉やん(真)！まぁ私が召喚されるんだから当！然！姉やんは召喚されるに決まってるもんね！
イタリアやフランスの地中海番長やイギリスの戦艦のようなものなんて歯牙にも掛けないドイツ、いや欧州最強の戦艦！それが姉やんだもん！
確かに戦うのはあんまり好きじゃないけど、姉やんと一緒に戦えるなら私も戦うよ！ビスマルク級の力見せてやろうよ！
“黒犬”のアサシン：同僚？
ん……？ もしかしてシャルちんにグーやん？ シャルちんはシチリア作戦ぶりかぁ……あの時はごめんね。
は？二人の意志がない？……なによ、なんか恥ずかしいじゃない
"シャルンホルスト"：同僚
わーい！本物のシャルちんだぁ！
……へ？ゲルハルト・フォン・シャルンホルスト！？あぁ中身にシャルちんもいるんですね！
戦うのは嫌いだけど、またいつかシャルちんと一緒に戦えたらいいなぁ。
U-96：同僚
おー！Uボートの子もサーヴァントになってたのね！ 貴方をモデルにした映画見たわよ！
……一人だけ人間だな？ 仕方ないでしょ疑似サーヴァントなんだから！
それに私が動物になるとしたら十中八九アレになる*1だろうから嫌なのよ……。
赤城：同盟国の空母
アカギ……？ヤーパンの空母の？……ああ！うちのグラーフの元になったとかエレベーターの設計流用したとかその節はお世話に！
【コメント】
脳内設定だけあった残骸の再利用だったり
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nevadakagemiya
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